株式会社ヴィア・ホールディングス 有価証券報告書 第83期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
提出書類 | 有価証券報告書-第83期(平成30年4月1日-平成31年3月31日) |
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提出者 | 株式会社ヴィア・ホールディングス |
カテゴリ | 有価証券報告書 |
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株式会社ヴィア・ホールディングス(E00705)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年6月27日
【事業年度】 第83期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
【会社名】 株式会社ヴィア・ホールディングス
【英訳名】 VIA Holdings,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 横川 紀夫
【本店の所在の場所】 東京都文京区関口一丁目43番5号
【電話番号】 03-5155-6801(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役兼常務執行役員 楠元 健一郎
【最寄りの連絡場所】 東京都文京区関口一丁目43番5号
【電話番号】 03-5155-6801(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役兼常務執行役員 楠元 健一郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第79期 第80期 第81期 第82期 第83期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (百万円) 25,634 30,351 29,586 28,340 26,778
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 533 548 666 18 △ 812
親会社株主に帰属する
当期純利益
(百万円) 238 272 246 △ 2,266 △ 2,841
又は親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
包括利益 (百万円) 149 278 256 △ 2,134 △ 2,836
純資産額 (百万円) 4,501 6,891 6,163 5,338 2,946
総資産額 (百万円) 18,473 21,480 20,831 19,758 16,530
1株当たり純資産額 (円) 71.35 207.50 211.34 170.55 92.23
1株当たり当期純利益又は
(円) 9.80 10.39 8.45 △ 75.85 △ 89.64
1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後
(円) 9.35 10.18 8.45 - -
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 24.4 32.1 29.6 27.0 17.8
自己資本利益率 (%) 4.8 4.8 3.8 △ 39.4 △ 68.7
株価収益率 (倍) 83.5 83.7 131.4 - -
営業活動による
(百万円) 1,727 1,896 2,698 989 262
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 673 △ 2,385 △ 1,205 △ 619 △ 1,160
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 3,126 2,095 △ 1,643 683 △ 228
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 1,261 2,868 2,717 3,770 2,643
期末残高
516 618 642 604 550
従業員数
(名)
(ほか、平均臨時雇用者数)
( 2,251 ) ( 2,672 ) ( 2,607 ) ( 2,554 ) ( 2,441 )
(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第80期より資産除去債務の会計方針の変更をしたため、第79期の数値は遡及処理後の数値を記載しておりま
す。
3.第82期および第83期の親会社株主に帰属する当期純利益の大幅な減少は、固定資産に係る多額の減損損失の
計上等によるものであります。
4.第82期および第83期における、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するもの
の、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
5.第82期および第83期については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため、株価収益率は記載
しておりません。
6.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第83期の期
首から適用しており、第82期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第79期 第80期 第81期 第82期 第83期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (百万円) 1,362 1,330 1,592 1,631 1,034
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 268 107 347 506 △ 272
当期純利益又は当期純損失
(百万円) 314 155 376 △ 3,606 △ 1,961
(△)
資本金 (百万円) 1,601 3,696 3,697 4,707 4,931
発行済株式総数
普通株式 24,332 29,165 29,168 31,707 32,359
(千株)
A種優先株式 1 0 - - -
B種優先株式 1 - - - -
純資産額 (百万円) 5,715 7,984 7,387 5,215 3,700
総資産額 (百万円) 15,424 18,286 17,165 14,470 12,583
1株当たり純資産額 (円) 121.29 244.99 253.30 166.62 115.84
1株当たり配当額
普通株式 2.5 5.0 7.5 - -
(うち1株当たり
( -) ( -) ( -) ( -) ( -)
中間配当額)
A種優先株式 50,000 50,000 - - -
(円)
(うち1株当たり
( -) ( -) ( -) ( -) ( -)
中間配当額)
B種優先株式 85,000 - - - -
(うち1株当たり
( -) ( -) ( -) ( -) ( -)
中間配当額)
1株当たり
(円) 12.92 5.91 12.91 △ 120.69 △ 61.88
当期純利益金額(△は損失)
潜在株式調整後
(円) 12.32 5.79 12.91 - -
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 37.1 43.7 43.0 36.0 29.4
自己資本利益率 (%) 5.2 2.3 4.9 △ 57.3 △ 44.1
株価収益率 (倍) 63.4 147.3 86.1 - -
配当性向 (%) 19.4 84.7 58.1 - -
31 30 37 37 38
従業員数
(名)
(ほか、平均臨時雇用者数)
( 7 ) ( 7 ) ( 7 ) ( 7 ) ( 8 )
株主総利回り
(%) 97.6 104.3 133.9 89.3 82.9
(比較指標:TOPIX(配当込
(%) ( 130.7 ) ( 116.5 ) ( 133.7 ) ( 154.9 ) ( 147.1 )
み))
最高株価 (円) 869 1,243 1,212 1,137 750
最低株価 (円) 807 813 838 636 583
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(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.配当性向は、普通株式に係る1株当たり配当額を1株当たりの当期純利益で除して算出しております。
3.第82期および第83期の配当性向については、普通株式に対して無配であったため記載しておりません。
4.第80期より資産除去債務の会計方針の変更をしたため、第79期の数値は遡及処理後の数値を記載しておりま
す。
5.第81期の普通株式1株当たり配当額7.5円には、東証一部上場記念配当2.5円を含んでおります。
6.第82期および第83期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株
当たり当期純損失であるため記載しておりません。
7.第82期および第83期については、当期純損失を計上しているため、株価収益率は記載しておりません。
8.最高・最低株価は、2016年12月8日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであ
ります。なお、2016年12月9日に東京証券取引所市場第一部へ市場変更したことにより、2016年12月9日以
降は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
9.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第83期の期
首から適用しており、第82期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
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2 【沿革】
1934年3月 初代社長中内佐光が東京市神田区神保町に新開社活版印刷所を独立開業。これが当社の前身であ
る。翌年神田区三崎町及び四ツ谷駅前に各分工場を開設。
1944年3月 第二次大戦の東京戦災により全工場設備を焼失。
(当社の沿革)
1948年2月 東京都千代田区飯田橋1の2の18に暁印刷株式会社を設立。
1960年1月 東京都文京区大塚6の2の5に大塚工場を開設。
1963年6月 日本証券業協会に店頭登録。
1964年9月 東京都千代田区飯田橋1の2の5に九段工場を開設。
1971年3月 飯田橋本社及び九段工場を売却し新たに東京都文京区関口1の24の8に本社及び本社工場開設。
1982年6月 大塚工場を売却し新たに埼玉県入間郡三芳町に埼玉工場を開設。
1988年1月 本社工場印刷機設備を埼玉工場に集約移設。
1988年4月 本社及び本社工場を東京都文京区関口1の44の4に移転。
1996年1月 米国企業Pier1Imports社と業務提携。
1996年4月 ホームファッションストア「Pier1Imports」第1号店を東京都目黒区碑文谷に出店。
1999年7月 商号をあかつきビーピー株式会社に変更。
2000年3月 東洋工芸株式会社より流通事業の営業を譲受け。
2001年7月 ピアワン事業を営業譲渡し、インテリア小売事業からは完全撤退。
2001年9月 焼鳥居酒屋チェーン「備長扇屋」のフランチャイズ1号店を開店。外食サービス事業に参入。
2003年9月 大阪風お好み焼き「ぼちぼち」の加盟店1号店を開店。
2003年12月 株式会社ビルディより大阪風お好み焼き「ぼちぼち」のコンセプト及び同社の直営5店舗の営業
を譲受け。
2004年4月 株式会社扇屋コーポレーション(現・連結子会社)の株式取得。
2004年12月 株式会社エンゼルフードシステムズ(2005年2月21日付にて、株式会社フードリームに商号変更)
の株式取得。
2004年12月 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2005年4月 本社を東京都文京区関口1の43の5に移転。
2005年4月 商号を株式会社ヴィア・ホールディングスに変更し純粋持株会社になり、会社分割等により株式
会社暁印刷、株式会社ぼちぼち及び株式会社日本システムを加え、事業子会社5社を有する企業
集団にグループ再編。
2005年7月 株式会社ウィルコーポレーション(2005年8月1日付にて、株式会社一丁に商号変更)の株式取
得。
2006年1月 株式会社ワールドプランニングの株式取得。
2006年1月 株式会社NBKを会社設立。
2006年10月 株式会社パチャコム・ジャパンを会社設立。
2007年3月 株式会社紅とんの株式取得。
2007年10月 株式会社一源(現・連結子会社)の株式取得。
2008年2月 株式会社NBKが、セラヴィリゾート株式会社より北の家族事業を譲受。
2008年3月 株式会社いらかの株式取得。
2008年4月 株式会社パチャコム・ジャパンの商号を、株式会社ヴィア店舗開発に変更。
2008年5月 連結子会社3社(株式会社暁印刷、株式会社日本システム、株式会社ワールドプランニング)
が、株式会社暁印刷を存続会社として合併。
2008年12月 連結子会社2社(株式会社一源、株式会社いらか)が、株式会社一源を存続会社として合併。
2009年4月 連結子会社2社(株式会社フードリーム、株式会社ぼちぼち)が、株式会社フードリームを存続
会社として合併。
2010年2月 株式会社ぼちぼち及び株式会社北海道FBを会社設立。
2010年4月 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)
に株式を上場。
会社分割により、株式会社フードリームの「ぼちぼち」事業を株式会社ぼちぼちに承継。
会社分割により、株式会社扇屋コーポレーションと株式会社一丁の北海道地区の事業を、株式会
社北海道FBに承継。
2010年10月 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の
統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2010年11月 連結子会社2社(株式会社扇屋コーポレーション、株式会社ヴィア店舗開発)が、株式会社扇屋
コーポレーションを存続会社として合併。
2011年2月 株式会社R&C(現・連結子会社)の株式取得。
2011年5月 連結子会社NBKの優先株式の普通株式への転換により、連結子会社から除外。
2011年6月 連結子会社3社(株式会社扇屋コーポレーション、株式会社紅とん、株式会社ぼちぼち)が、株
式会社扇屋コーポレーションを存続会社として合併。
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2011年10月 会社分割により、株式会社北海道FBの小型飲食店事業を、株式会社扇屋コーポレーションに継
承。
連結子会社2社(株式会社北海道FB、株式会社一丁)が、株式会社一丁を存続会社として合
併。
2012年1月 連結子会社2社(株式会社一丁、株式会社R&C)が、株式会社R&Cを存続会社として合併。合
併後、株式会社R&Cは株式会社一丁と商号変更。
2013年4月 2013年4月24日付で、株式会社暁印刷の全株式を共立印刷株式会社に譲渡し、株式会社暁印刷は
連結子会社から除外。
2013年7月 株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、株式会社東京証券
取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2015年4月 連結子会社2社(株式会社扇屋コーポレーション、株式会社フードリーム)が、株式会社扇屋
コーポレーションを存続会社として合併。
会社分割により、株式会社扇屋コーポレーションの「紅とん」事業を株式会社紅とん(現・連結
子会社)に承継。
2015年6月 株式会社扇屋コーポレーションが、チタカ・インターナショナル・フーズ株式会社よりパステル
事業のうちレストラン部門を譲受。
会社分割により、株式会社扇屋コーポレーションの「ぼちぼち」事業を、株式会社紅とんに継
承。
2016年9月 株式会社扇屋コーポレーションの「扇屋」事業のうち西日本に存在する店舗を分割し、株式会社
扇屋西日本(現・連結子会社)へ継承し、「カジュアルダイニング」事業を分割し、株式会社
フードリーム(現・連結子会社)へ継承。事業分割後、株式会社扇屋コーポレーションは株式会
社扇屋東日本と商号変更。
2016年12月 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第一部へ市場変更。
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3 【事業の内容】
当社グループは当社(株式会社ヴィア・ホールディングス)と、子会社6社より構成される、飲食店を展開する外食
サービス事業の単一セグメントとしております。
当社グループの事業内容及び子会社の概要は次のとおりであります。
なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との
対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
(1)外食サービス事業グループ
・2004年4月1日 100%株式取得
① 株式会社 扇屋東日本
・小型の飲食店舗の展開
・備長扇屋、やきとりの扇屋等 直営店130店、FC58店、合計
188店
・2016年9月1日 100%子会社として設立
② 株式会社 扇屋西日本
・小型の飲食店舗の展開
・備長扇屋、やきとりの扇屋等 直営店122店
・2016年9月1日 100%子会社として設立
③ 株式会社 フードリーム
・ショッピングセンターを中心とした飲食店舗の展開
・パステル48店、双