名糖産業株式会社 四半期報告書 第82期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
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名糖産業株式会社(E00376)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2024年2月13日
【四半期会計期間】 第82期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 名糖産業株式会社
【英訳名】 Meito Sangyo Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 三 矢 益 夫
【本店の所在の場所】 名古屋市西区笹塚町二丁目41番地
【電話番号】 052(521)7111
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長・関係会社担当 山 崎 潔
【最寄りの連絡場所】 名古屋市西区笹塚町二丁目41番地
【電話番号】 052(521)7111
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長・関係会社担当 山 崎 潔
【縦覧に供する場所】 名糖産業株式会社 東京支店
(東京都千代田区神田錦町一丁目16番地1)
名糖産業株式会社 大阪支店
(大阪市福島区福島六丁目13番7号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第81期 第82期
回次 第3四半期 第3四半期 第81期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日 至 2023年3月31日
売上高 (百万円) 16,549 18,236 22,727
経常利益 (百万円) 901 1,349 1,132
親会社株主に帰属する四半期(当期)
(百万円) 583 957 700
純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 463 4,746 361
純資産額 (百万円) 44,740 48,964 44,637
総資産額 (百万円) 70,187 76,688 70,276
1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 34.54 56.64 41.47
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 63.7 63.8 63.5
第81期 第82期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2022年10月1日 自 2023年10月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 10.93 28.95
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について重要
な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が
判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気の一部に足踏みがみられるものの、新型コロナウイルス
感染症対策の緩和に伴い経済活動の緩やかな回復が続き、雇用や所得環境の改善がみられました。一方、世界的な
金融引締めや中国経済の先行き懸念、中東情勢の影響などによる海外景気の下振れが国内景気を下押しするリスク
となり、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社グループの中核事業の一つである菓子・食品の市場におきましては、個人消費に持ち直しの動きがみられる
ものの、原材料価格・エネルギーコストの高騰などに起因する商品価格の上昇が続き、消費者の生活防衛意識が高
まるなど、企業にとって厳しい経営環境が続きました。
こうした情勢のもと、当社グループは、商品の安全性確保と品質の向上に引き続き注力するとともに、おいし
さ・たのしさ・健康を追求した高付加価値商品の提供、テレビCMや増量企画などの販売促進策を推進してまいり
ました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比べて10.2%増の18,236百万円となりました。
営業利益につきましては、売上高の増加や商品の内容量変更・価格改定を実施したことなどにより、258百万円と
なりました。なお、前年同期は7百万円の営業損失でありました。また、経常利益は、営業利益の改善に加えて受
取配当金が増加したことなどにより、前年同期と比べて49.6%増の1,349百万円となりました。親会社株主に帰属
する四半期純利益につきましては、前年同期の特別損失に投資有価証券評価損115百万円を計上したことなどもあ
り、前年同期と比べて64.1%増の957百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
食品事業
当第3四半期連結累計期間におきましては、原材料価格やエネルギーコストの高騰などにより、一部商品の内容
量の変更や価格改定を行いましたが、主力の菓子部門は、継続してテレビCMなどの販売施策に取り組みましたと
ころ、売上が大幅に伸びて増収となりました。チョコレート類は、主力ブランドの「アルファベットチョコレー
ト」などのファミリーサイズ(大袋)の商品や人気キャラクター“ちいかわ”とコラボした「ちびさく」などのポ
ケットサイズ(個食)の商品も好調に推移したことに加え、受託商品の売上も大きく伸びて増収となりました。ま
た、キャンディ類は、自社商品・受託商品ともに売上が拡大して、前年同期を大きく上回りました。そのほか、連
結子会社の株式会社エースベーカリーは、主力のバウムクーヘン類は液卵の供給制限により売上を大きく落としま
したが、ゼリー類の売上が大幅に伸長したことなどにより前年同期並みの売上となりました。
粉末飲料部門についても、一部商品の内容量の変更や価格改定を行いましたが、テレビCMや増量企画などの販
売促進活動を実施しました結果、分包アソートタイプの「スティックメイト」シリーズやココア類などが順調に売
上を伸ばしたことにより増収となりました。
主として九州地区で製造・販売している冷菓部門は、自社商品の売上が減少しましたが、受託商品の売上が大き
く伸びて増収となりました。
これらの結果、食品事業の売上高は前年同期に比べ11.3%増の15,786百万円となりました。営業利益につきまし
ては、売上高の増加や商品の内容量変更・価格改定を実施したことにより第3四半期にて収益性が大幅に改善した
結果、前年同期に比べ106.9%増の366百万円となりました。
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化成品事業
酵素部門につきましては、海外を主な市場としており、円安の追い風を受けるなかで精力的な営業活動を展開し
ました。その結果、脂肪分解酵素「リパーゼ」の売上は減少しましたが、チーズ用凝乳酵素「レンネット」が海外
市場で売上を伸ばしたことにより前年同期並みの売上となりました。
また、薬品部門につきましては、医療機器材料等で使用される「デキストラン硫酸」の売上が伸長したことなど
により増収となりました。
これらの結果、化成品事業の売上高は前年同期に比べ4.0%増の2,238百万円となりました。営業利益につきまし
ては、売上高の増加や輸出運賃などの販売費が減少したこともあり前年同期に比べ55.2%増の433百万円となりま
した。
不動産事業
不動産事業につきましては、売上高は前年同期に比べ0.3%減の212百万円となり、営業利益は減価償却費等の営
業費用の増加などにより前年同期に比べ3.0%減の74百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6,412百万円増加し、76,688百万円とな
りました。これは主に、投資有価証券が株価の上昇により増加したことや機械装置及び運搬具が新小牧工場の稼働
により増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ、2,085百万円増加し、27,724百万円となりました。これは主に、繰延税金
負債が増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ4,326百万円増加し、48,964百万円となりました。これは主に、その他有価証
券評価差額金が増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、63.8%(前連結会計年度末63.5%)となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は604百万円であります。
3 【経営上の重要な契約等】
当社は、2023年12月25日開催の取締役会において、株式会社おいもや、株式会社平松商店の株式を取得し、子会社
化することについて決議いたしました。また、同日付で株式譲渡契約を締結し、2024年2月9日付で株式を取得した
ことにより子会社化いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(重要な後発事象)をご参照ください。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 50,000,000
計 50,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
( 2023年12月31日 ) (2024年2月13日) 取引業協会名
東京証券取引所
(プライム市場)
単元株式数は100株
普通株式 17,277,683 17,277,683
名古屋証券取引所
であります。
(プレミア市場)
計 17,277,683 17,277,683 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2023年10月1日~
― 17,277 ― 1,323 ― 86
2023年12月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載する
ことができませんので、直前の基準日である2023年9月30日現在で記載しております。
① 【発行済株式】
2023年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― 単元株式数は100株であります。
360,400
普通株式
完全議決権株式(その他) 168,682 同上
16,868,200
普通株式
単元未満株式 ― ―
49,083
発行済株式総数 17,277,683 ― ―
総株主の議決権 ― 168,682 ―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」および「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式がそ
れぞれ1,800株(議決権18個)および90株含まれております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式44株が含まれております。
② 【自己株式等】
2023年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 名古屋市西区笹塚町二丁
360,400 ― 360,400 2.09
名糖産業株式会社 目41番地
計 ― 360,400 ― 360,400 2.09
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年
12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表に
ついて、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,251 5,877
※1 5,281 ※1 6,859
受取手形及び売掛金
有価証券 3,000 550
商品及び製品 1,317 1,323
仕掛品 539 660
原材料及び貯蔵品 1,434 1,719
その他 1,211 258
△ 2 △ 9
貸倒引当金
流動資産合計 17,033 17,241
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 9,257 9,250
機械装置及び運搬具(純額) 4,739 6,763
4,906 4,426
その他(純額)
有形固定資産合計 18,903 20,441
無形固定資産
83 126
投資その他の資産
投資有価証券 33,815 38,432
その他 468 475
△ 28 △ 28
貸倒引当金
投資その他の資産合計 34,255 38,879
固定資産合計 53,242 59,447
資産合計 70,276 76,688
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
※1 3,138 ※1 3,309
支払手形及び買掛金
短期借入金 100 1,050
1年内返済予定の長期借入金 765 765
未払法人税等 14 124
※1 3,850
3,413
その他
流動負債合計 7,868 8,662
固定負債
長期借入金 9,844 9,270
繰延税金負債 4,678 6,490
役員退職慰労引当金 21 9
固定資産撤去費用引当金 92 92
退職給付に係る負債 2,752 2,856
380 341
その他
固定負債合計 17,770 19,062
負債合計 25,639 27,724
純資産の部
株主資本
資本金 1,313 1,323
資本剰余金 76 86
利益剰余金 28,931 29,449
△ 687 △ 688
自己株式
株主資本合計 29,633 30,171
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,928 18,773
74 18
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 15,003 18,792
純資産合計 44,637 48,964
負債純資産合計 70,276 76,688
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
売上高 16,549 18,236
12,778 14,228
売上原価
売上総利益 3,771 4,008
販売費及び一般管理費
販売促進費 22 23
運送費及び保管費 1,353 1,342
給料手当及び賞与 1,180 1,214
退職給付費用 75 30
役員退職慰労引当金繰入額 2 3
貸倒引当金繰入額 15 7
減価償却費 67 63
1,061 1,064
その他
販売費及び一般管理費合計 3,778 3,749
営業利益又は営業損失(△) △ 7 258
営業外収益
受取利息 8 2
受取配当金 792 924
投資有価証券売却益 - 121
持分法による投資利益 40 41
企業立地奨励金 106 95
40 47
その他
営業外収益合計 988 1,232
営業外費用
支払利息 28 26
固定資産除売却損 43 110
7 5
その他
営業外費用合計 79 142
経常利益 901 1,349
特別利益
関係会社株式売却益 - 29
130 -
投資有価証券売却益
特別利益合計 130 29
特別損失
投資有価証券評価損 115 -
※1 98
減損損失 -
31 -
固定資産撤去費用引当金繰入額
特別損失合計 244 -
税金等調整前四半期純利益 787 1,378
法人税、住民税及び事業税
42 248
161 172
法人税等調整額
法人税等合計 203 420
四半期純利益 583 957
親会社株主に帰属する四半期純利益 583 957
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
四半期純利益 583 957
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 124 3,844
5 △ 56
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 △ 119 3,788
四半期包括利益 463 4,746
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 463 4,746
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【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。
なお、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形
が、四半期連結会計期間末残高に含まれております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2023年3月31日 ) ( 2023年12月31日 )
受取手形 2百万円 5百万円
支払手形 21百万円 39百万円
設備関係支払手形 5百万円 ―
(四半期連結損益計算書関係)
※1 減損損失
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
資産グループ 場所 用途 種類
本社 愛知県名古屋市 事務所 建物及び構築物等
当社グループは、管理会計上の単位を資産グループの基礎とし、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小
単位でグルーピングをしております。
本社社屋については、現敷地内に建替えを決定したことにより、今後の使用見込みがなくなることから、帳簿
価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(98百万円)として特別損失に計上いたしました。減損
損失の内訳は、建物及び構築物97百万円等であります。
なお、回収可能価額は使用価値により測定しております。使用価値は使用が見込まれる期間の減価償却費相当
額として算定しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3
四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
減価償却費 1,195百万円 1,333百万円
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(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1. 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年6月28日
普通株式 236 14.00 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
2022年11月7日
普通株式 219 13.00 2022年9月30日 2022年12月5日 利益剰余金
取締役会
2. 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
1. 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2023年6月27日
普通株式 219 13.00 2023年3月31日 2023年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
2023年11月10日
普通株式 219 13.00 2023年9月30日 2023年12月4日 利益剰余金
取締役会
2. 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
食品事業 化成品事業 不動産事業 計
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 14,185 2,151 212 16,549 ― 16,549
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 14,185 2,151 212 16,549 ― 16,549
セグメント利益 177 279 76 533 △ 540 △ 7
(注) 1 セグメント利益の調整額は、各セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
各報告セグメントに配分していない全社資産において、固定資産の減損損失を認識しております。なお、当該
減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においては98百万円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
食品事業 化成品事業 不動産事業 計
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 15,786 2,238 212 18,236 ― 18,236
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 15,786 2,238 212 18,236 ― 18,236
セグメント利益 366 433 74 874 △ 615 258
(注) 1 セグメント利益の調整額は、各セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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(収益認識関係)
当社グループの売上高は、主に顧客との契約から生じる収益であり、当社グループの報告セグメントを財又は
サービスの種類別に分解した場合の内訳は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
財又はサービスの種類別の内訳
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
食品事業 化成品事業 不動産事業 計
菓子 10,390 ― ― 10,390 10,390
粉末飲料 1,894 ― ― 1,894 1,894
冷菓 1,648 ― ― 1,648 1,648
その他食品 251 ― ― 251 251
薬品 ― 745 ― 745 745
酵素 ― 1,258 ― 1,258 1,258
その他化成品 ― 147 ― 147 147
その他不動産 ― ― 143 143 143
顧客との契約から生じる収益 14,185 2,151 143 16,480 16,480
その他の収益 ― ― 69 69 69
外部顧客への売上高 14,185 2,151 212 16,549 16,549
当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
財又はサービスの種類別の内訳
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
食品事業 化成品事業 不動産事業 計
菓子 11,738 ― ― 11,738 11,738
粉末飲料 2,015 ― ― 2,015 2,015
冷菓 1,751 ― ― 1,751 1,751
その他食品 280 ― ― 280 280
薬品 ― 825 ― 825 825
酵素 ― 1,267 ― 1,267 1,267
その他化成品 ― 145 ― 145 145
その他不動産 ― ― 142 142 142
顧客との契約から生じる収益 15,786 2,238 142 18,167 18,167
その他の収益 ― ― 69 69 69
外部顧客への売上高 15,786 2,238 212 18,236 18,236
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
34円 54銭 56円 64銭
1株当たり四半期純利益金額
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 583 957
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額
583 957
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 16,900 16,912
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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(重要な後発事象)
(取得による企業結合)
当社は、2023年12月25日開催の取締役会において、株式会社おいもや、株式会社平松商店(以下、総称して「対
象会社」という)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしました。また、同日付で株式譲渡契約を
締結し、2024年2月9日付で対象会社の株式を取得いたしました。
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称およびその事業の内容
① 被取得企業の名称 株式会社おいもや
事業の内容 ・通販サイトを通じた菓子・スイーツ商品の販売
・通販サイトを通じたフラワーギフトの販売
・店舗およびイベントを通じた菓子・スイーツ商品の販売
② 被取得企業の名称 株式会社平松商店
事業の内容 ・干し芋および焼き芋の製造販売
(2) 企業結合を行った主な理由
当社は、中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2023」での成長戦略として「ブランド強化」「工場の生産性・品
質の向上」「組織・人事活性化」「M&A等による事業拡張」を掲げ事業活動を行っております。
対象会社は、「Happy Present Company」を企業理念に掲げ、さつまいもを主力品目とした菓子・スイーツ商
品のインターネット通販を中心に展開している製造販売会社であります。
この度、対象会社を連結子会社化することで、両社の強みを活かした事業展開が推進でき、将来に向けた当
社グループの更なる業容拡大および利益創出に繋がるものと判断いたしました。
(3) 企業結合日
2024年2月9日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式の取得
(5) 結合後企業の名称
名称の変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
100%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したためであります。
2.被取得企業の取得原価および対価の種類ごとの内訳
① 株式会社おいもや
取得の対価 現金 1,994百万円
取得原価 1,994百万円
② 株式会社平松商店
取得の対価 現金 705百万円
取得原価 705百万円
3.主な取得関連費用の内訳および金額
現時点では確定しておりません。
4.発生したのれんの金額、発生要因、償却方法および償却期間
現時点では確定しておりません。
5.企業結合日に受け入れた資産および引き受けた負債の額ならびにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
2 【その他】
第82期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)中間配当について、2023年11月10日開催の取締役会において、
2023年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 配当金の総額 219百万円
② 1株当たりの金額 13円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2023年12月4日
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月13日
名糖産業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
名古屋事務所
指定有限責任社員
楠 元 宏
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
内 田 宏 季
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている名糖産業株式会
社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12
月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、名糖産業株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
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当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
に おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発
見事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並び
に監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場
合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を
行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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