愛三工業株式会社 四半期報告書 第122期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
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愛三工業株式会社(E02162)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年2月9日
【四半期会計期間】 第122期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 愛三工業株式会社
【英訳名】 AISAN INDUSTRY CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 取締役社長 野 村 得 之
【本店の所在の場所】 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1
【電話番号】 (0562)47-1131(代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 猪 飼 英 人
【最寄りの連絡場所】 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1
【電話番号】 (0562)47-1131(代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 猪 飼 英 人
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第121期 第122期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第121期
累計期間 累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日 至 2023年3月31日
売上高 (百万円) 172,387 233,425 240,806
経常利益 (百万円) 10,460 15,959 14,083
親会社株主に帰属する
(百万円) 6,844 11,506 8,504
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 15,549 18,869 12,226
純資産額 (百万円) 114,183 125,393 110,382
総資産額 (百万円) 241,572 248,886 225,762
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 108.67 183.63 135.01
潜在株式調整後1株当たり
(円) 108.67 183.44 134.98
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 45.40 48.47 47.13
第121期 第122期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自 2022年10月1日 自 2023年10月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日
1株当たり四半期純利益 (円) 49.03 63.80
(注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について重要な変更はありません。
また、主要な関係会社に異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識
している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変
更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、各国の政策金利引き上げや中国経済の先行き懸念などがあり、回復の
ペースに鈍化の傾向がありました。自動車業界においては、新型コロナウイルスの影響および半導体等の部品供給
制約により生じた市場バックオーダーの解消に向け、自動車メーカー各社の稼働状況は好調に推移しました。一
方、原材料・エネルギー価格の高止まりや賃金上昇などによるインフレ、為替の変動、国際的な緊張の高まりによ
る影響など、依然として不透明な状況が継続しております。
このような中、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は 233,425百万円 (前年同期比35.4%
増)となりました。利益につきましては、営業利益は 14,661百万円 (前年同期比56.2%増)、経常利益は 15,959百
万円 (前年同期比52.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 11,506百万円 (前年同期比68.1%増)となり
ました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
[日本]
売上高は、販売数量の増加により85,713百万円(前年同期比22.7%増)となりましたが、営業利益は諸経費の増
加により1,699百万円(前年同期比47.7%減少)となりました。
[アジア]
売上高は、為替の影響および販売数量の増加により101,838百万円(前年同期比26.8%増)となり、営業利益は
8,361百万円(前年同期比58.8%増)となりました。
[米州]
売上高は、譲受事業を含む販売数量の増加により51,867百万円(前年同期比79.5%増)となり、営業利益は3,647
百万円(前年同期比3.6倍)となりました。
[欧州]
売上高は、為替の影響により11,225百万円(前年同期比24.2%増)となり、営業利益は499百万円(前年同期は営
業損失366百万円)となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の増加および円安による海外子会社資産の増加等によ
り、前連結会計年度末に比べ23,123百万円増加し、 248,886百万円 となりました。負債は、買掛債務の増加等によ
り、前連結会計年度末に比べ8,112百万円増加し、 123,492百万円 となりました。
また、純資産は、円安による為替換算調整勘定の増加および利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比
べ15,010百万円増加し、 125,393百万円 となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変
更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9,421百万円であります。
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(5) 生産、受注および販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの生産が50,249百万円、販売が61,038百万円増加しておりま
す。
これは主に米州において、2022年9月にアイサンインダストリーケンタッキー㈲を連結子会社化したためであり
ます。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 190,000,000
計 190,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年12月31日 ) (2024年2月9日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
プライム市場
普通株式 63,251,379 63,267,379 単元株式数100株
名古屋証券取引所
プレミア市場
計 63,251,379 63,267,379 ― ―
(注) 「提出日現在発行数」欄には、2024年2月1日以降当四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行
された株式数は含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2023年10月1日~
2023年12月31日 35,000 63,251,379 17 10,792 17 12,794
(注1)
(注1) 新株予約権の行使による増加であります。
(注2) 2024年1月1日から2024年1月31日までに、新株予約権の行使により、発行済株式総数が16,000株、資本金
および資本準備金が、それぞれ7百万円増加しております。
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(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載することが
できないため、直前の基準日である2023年9月30日の株主名簿により記載しております。
① 【発行済株式】
2023年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 685,000
普通株式 62,503,200
完全議決権株式(その他) 625,032 ―
普通株式 28,179
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 63,216,379 ― ―
総株主の議決権 ― 625,032 ―
② 【自己株式等】
2023年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
愛知県大府市共和町一丁目
(自己保有株式)
685,000 ― 685,000 1.08
愛三工業株式会社
1番地の1
計 ― 685,000 ― 685,000 1.08
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年
12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表に
ついて、有限責任監査法人トーマツにより四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 42,555 58,129
受取手形及び売掛金 30,664 39,313
電子記録債権 4,027 5,205
有価証券 3,418 2,027
商品及び製品 7,820 8,304
仕掛品 5,153 5,305
原材料及び貯蔵品 21,803 19,162
その他 5,916 6,668
△ 33 △ 47
貸倒引当金
流動資産合計 121,326 144,069
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 20,639 20,720
機械装置及び運搬具(純額) 42,337 39,559
土地 7,121 8,496
建設仮勘定 3,682 4,703
6,122 5,396
その他(純額)
有形固定資産合計 79,903 78,877
無形固定資産
2,229 2,260
投資その他の資産
投資有価証券 5,331 6,842
退職給付に係る資産 10,222 10,750
繰延税金資産 5,158 4,630
その他 1,637 1,499
△ 45 △ 45
貸倒引当金
投資その他の資産合計 22,303 23,678
固定資産合計 104,436 104,816
資産合計 225,762 248,886
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 27,390 32,346
電子記録債務 2,733 7,819
短期借入金 2,909 1,614
1年内返済予定の長期借入金 6,273 10,156
未払費用 9,424 8,643
未払法人税等 1,093 1,359
製品保証引当金 2,949 4,624
役員賞与引当金 93 69
事業構造改善引当金 176 168
5,838 8,061
その他
流動負債合計 58,881 74,864
固定負債
長期借入金 39,646 31,516
繰延税金負債 1,040 942
役員退職慰労引当金 48 52
退職給付に係る負債 15,144 15,519
617 597
その他
固定負債合計 56,498 48,628
負債合計 115,380 123,492
純資産の部
株主資本
資本金 10,714 10,792
資本剰余金 12,541 12,619
利益剰余金 73,957 82,484
△ 56 △ 1,032
自己株式
株主資本合計 97,155 104,864
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,745 3,676
為替換算調整勘定 5,407 11,283
1,099 800
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 9,252 15,759
新株予約権
86 39
3,888 4,730
非支配株主持分
純資産合計 110,382 125,393
負債純資産合計 225,762 248,886
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
売上高 172,387 233,425
149,470 201,529
売上原価
売上総利益 22,916 31,895
販売費及び一般管理費 13,529 17,234
営業利益 9,386 14,661
営業外収益
受取利息 159 210
受取配当金 135 150
為替差益 1,010 1,005
199 335
その他
営業外収益合計 1,504 1,701
営業外費用
支払利息 190 148
固定資産除売却損 200 217
38 37
その他
営業外費用合計 429 403
経常利益 10,460 15,959
特別利益
19 24
新株予約権戻入益
特別利益合計 19 24
特別損失
808 ―
北米子会社資金流出事案に伴う見積損失
特別損失合計 808 ―
税金等調整前四半期純利益 9,672 15,983
法人税、住民税及び事業税
2,592 3,375
△ 193 498
法人税等調整額
法人税等合計 2,399 3,874
四半期純利益 7,273 12,109
非支配株主に帰属する四半期純利益 428 602
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,844 11,506
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
四半期純利益 7,273 12,109
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 603 932
為替換算調整勘定 9,287 6,142
△ 407 △ 315
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 8,275 6,759
四半期包括利益 15,549 18,869
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 14,673 18,013
非支配株主に係る四半期包括利益 875 855
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(連結子会社の事業年度等に関する事項の変更)
第1四半期連結会計期間より、㈱アイサンナスモコインダストリ、フランクリンプレシジョンインダストリー
㈱、アイサンコーポレーションオブアメリカ、アイサンインダストリーチェコ㈲、アイサンコーポレーションヨー
ロッパ㈱は決算日を12月31日から3月31日に変更し、連結決算日と同一となっております。
アイサンオートパーツメキシコ㈱、愛三(天津)汽車部件有限公司、愛三(佛山)汽車部件有限公司、愛三貿易(広
州)有限公司は、連結決算日である3月31日に仮決算を行い、連結する方法に変更しております。
なお、当該子会社の2023年1月1日から2023年3月31日までの3ヶ月の損益については利益剰余金で調整する方
法を採用しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)およびのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
減価償却費 8,816百万円 10,893百万円
のれんの償却額 45 88
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年4月27日
普通株式 881 14 2022年3月31日 2022年5月30日 利益剰余金
取締役会
2022年10月27日
普通株式 945 15 2022年9月30日 2022年11月25日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2023年4月26日
普通株式 1,260 20 2023年3月31日 2023年5月29日 利益剰余金
取締役会
2023年10月30日
普通株式 1,688 27 2023年9月30日 2023年11月27日 利益剰余金
取締役会
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1. 報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 アジア 米州 欧州
(注)2
売上高
(1) 外部顧客に対する売上高 55,115 79,394 28,859 9,017 172,387 ― 172,387
(2) セグメント間の内部売上高
14,729 897 42 21 15,690 △ 15,690 ―
又は振替高
計 69,844 80,292 28,902 9,039 188,077 △ 15,690 172,387
セグメント利益又は損失(△) 3,248 5,265 1,006 △ 366 9,153 232 9,386
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額232百万円は、主にセグメント間未実現利益の調整額であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
(事業譲受 による資産の著しい増加 )
第2四半期連結会計期間において、事業譲受に伴い固定資産などを計上したことにより、前連結会計年度の末
日に比べ「日本」のセグメント資産が24,153百万円増加しております。
また、第2四半期連結会計期間において、KYOSAN DENSO MANUFACTURING KENTUCKY,LLCの持分を取得し連結の
範囲に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ「米州」のセグメント資産が17,909百万円増加しており
ます。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失およびのれん等に関する事項
(のれんの金額の重要な変動)
「日本」セグメントおよび「アジア」セグメントにおいて、事業譲受によるのれんを計上しております。当該
事象によるのれんの増加額は、当第3四半期連結累計期間においては1,630百万円であります。
なお 、 のれんの金額 は取得原価の配分が完了していないため、 暫定的に算定 された金額です。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
1. 報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 アジア 米州 欧州
(注)2
売上高
(1) 外部顧客に対する売上高 69,530 100,942 51,757 11,194 233,425 ― 233,425
(2) セグメント間の内部売上高
16,182 896 109 31 17,219 △ 17,219 ―
又は振替高
計 85,713 101,838 51,867 11,225 250,645 △ 17,219 233,425
セグメント利益 1,699 8,361 3,647 499 14,208 452 14,661
(注) 1 セグメント利益の調整額452百万円は、主にセグメント間未実現利益の調整額であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
(事業譲受 による資産の著しい増加 )
該当事項はありません。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失およびのれん等に関する事項
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社グループは主として、自動車メーカー向けの部品供給事業を中心に事業活動を行っております。
得意先別に分解した売上高は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 アジア 米州 欧州
トヨタグループ(関連会社含む) 41,581 35,775 19,325 6,363 103,044
その他 7,385 43,005 9,424 2,574 62,390
自動車メーカー向け部品供給事業 小計 48,966 78,780 28,749 8,937 165,434
その他 6,148 614 110 79 6,952
合計 55,115 79,394 28,859 9,017 172,387
(注)連結グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 アジア 米州 欧州
トヨタグループ(関連会社含む) 49,494 45,482 32,006 8,431 135,415
その他 13,610 54,248 19,602 2,709 90,170
自動車メーカー向け部品供給事業 小計 63,104 99,731 51,609 11,141 225,586
その他 6,426 1,211 148 53 7,839
合計 69,530 100,942 51,757 11,194 233,425
(注)連結グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
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製品別に分解した売上高は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 アジア 米州 欧州
燃料系製品 11,916 49,000 8,168 4,140 73,226
燃料ポンプモジュール 9,245 47,237 7,632 4,140 68,256
インジェクタ 848 1,763 ― ― 2,611
その他 1,822 0 535 ― 2,358
吸排気系製品 20,278 16,223 9,885 3,651 50,038
スロットルボデー 9,597 9,448 6,811 2,967 28,825
EGRバルブ 8,093 3,752 3,018 684 15,548
その他 2,587 3,022 55 ― 5,664
排出ガス制御系製品 9,390 10,325 9,367 0 29,083
キャニスタ 7,055 8,988 9,070 0 25,114
その他 2,335 1,336 296 ― 3,969
動弁系製品(エンジンバルブ) 3,892 1,752 1,327 258 7,231
その他の自動車部品 3,487 1,479 0 886 5,853
自動車部品 小計 48,966 78,780 28,749 8,937 165,434
その他 6,148 614 110 79 6,952
合計 55,115 79,394 28,859 9,017 172,387
(注)連結グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
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当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 アジア 米州 欧州
燃料系製品 23,514 67,818 24,892 5,117 121,343
燃料ポンプモジュール 21,393 66,217 24,024 5,117 116,753
インジェクタ 136 1,600 ― ― 1,736
その他 1,985 0 867 ― 2,853
吸排気系製品 20,754 16,859 13,342 4,521 55,477
スロットルボデー 10,620 8,932 8,724 3,621 31,899
EGRバルブ 7,032 4,748 4,556 900 17,236
その他 3,101 3,178 61 ― 6,341
排出ガス制御系製品 11,682 12,413 11,796 0 35,892
キャニスタ 9,166 9,515 11,718 0 30,400
その他 2,516 2,898 77 ― 5,491
動弁系製品(エンジンバルブ) 4,162 1,762 1,477 383 7,785
その他の自動車部品 2,991 876 100 1,119 5,086
自動車部品 小計 63,104 99,731 51,609 11,141 225,586
その他 6,426 1,211 148 53 7,839
合計 69,530 100,942 51,757 11,194 233,425
(注)連結グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益および算定上の基礎ならびに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益および算定上の基礎
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
項目
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
(1)1株当たり四半期純利益 (円)
108.67 183.63
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円)
6,844 11,506
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
6,844 11,506
四半期純利益 (百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 62,987 62,660
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益(円) 108.67 183.44
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
― ―
四半期純利益調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) 1 66
(うち新株予約権(千株)) (1) (66)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株
― ―
式で、前連結会計年度末から重要な変動があった
ものの概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
中間配当に関する取締役会の決議は次のとおりであります。
・決議年月日 2023年10月30日
・中間配当金の総額 1,688百万円
・1株当たりの金額 27円
・中間配当金支払開始日 2023年11月27日
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月9日
愛三工業株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人 トーマツ
名古屋事務所
指定有限責任社員
公認会計士 今 泉 誠
業務執行社員
指定有限責任社員
水 越 徹
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている愛三工業株式会社
の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日ま
で)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半
期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、愛三工業株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要
な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
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められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正
妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認めら
れ ないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー
報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財
務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが
求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や
状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連
結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していな
いと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独
で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている
場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを 適用している 場合はその内容について報告を
行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1. 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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