藤倉化成株式会社 四半期報告書 第113期第3四半期(2023/04/01-2023/12/31)
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年2月8日
【四半期会計期間】 第113期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 藤倉化成株式会社
【英訳名】 FUJIKURA KASEI CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 加藤 大輔
【本店の所在の場所】 東京都板橋区蓮根三丁目20番7号
(本店所在の場所は登記上の住所であり、実際上の本社業務は本社事務所で
行なっております。)
【電話番号】 該当事項はありません。
【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。
【最寄りの連絡場所】 東京都港区芝公園二丁目6番15号黒龍芝公園ビル
藤倉化成株式会社本社事務所
【電話番号】 03(3436)1101(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 土谷 豊弘
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
藤倉化成株式会社本社事務所
(東京都港区芝公園二丁目6番15号黒龍芝公園ビル)
(注) 上記の当社本社事務所は金融商品取引法の規定による縦覧場所ではありませんが株主等の便宜のため備え置き
ます。
1/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第112期 第113期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第112期
累計期間 累計期間
自2022年4月1日 自2023年4月1日 自2022年4月1日
会計期間
至2022年12月31日 至2023年12月31日 至2023年3月31日
38,709,858 39,920,795 50,843,232
売上高 (千円)
544,325 1,327,783 533,510
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
196,437 718,143 9,901
(千円)
期)純利益
3,089,727 3,079,353 2,122,869
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
40,630,232 41,526,605 39,598,285
純資産額 (千円)
56,900,720 57,729,348 54,907,667
総資産額 (千円)
6.25 23.29 0.32
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
66.1 67.3 66.8
自己資本比率 (%)
第112期 第113期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2022年10月1日 自2023年10月1日
会計期間
至2022年12月31日 至2023年12月31日
2.02 11.16
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指数等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判
断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調であるものの、原材料価格、エネルギー
価格の高騰に伴う物価上昇は継続しており、引き続き予断を許さない状況が続くものと思われます。海外経済にお
きましては、長期化するウクライナ情勢に加え、中東情勢の緊迫化や、世界的な金融引締めに伴う影響、中国経済
の先行き懸念などもあり、今後も先行き不透明な状況で推移するものと思われます。
このような環境の下、当第3四半期連結累計期間の売上高は399億21百万円(前年同期比3.1%増)となり、営業
利益は9億79百万円(同165.3%増)、経常利益は13億28百万円(同143.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利
益は7億18百万円(同265.6%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① コーティング
プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』など)を取扱うコーティングセグメントに
おきましては、主力の自動車向け塗料の販売につきましては、国内では自動車生産台数の回復などもあり、堅調
に推移いたしました。海外では、北米、アセアン諸国の販売が堅調に推移した一方、中国では電気自動車の急速
な普及により日系メーカーの販売が苦戦する中、新規採用獲得の活動を行ったものの低調に推移いたしました。
自動車以外の分野では化粧品容器、ホビー用塗料の販売は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は222億52百万円(同10.4%増)となり、営業利益は9億6百万円(同672.8%増)となりまし
た。
② 塗料
建築用塗料を取扱う塗料セグメントにおきましては、主要顧客の受注減少が続いており、新築用塗料、リ
フォーム用塗料ともに販売が低調に推移いたしました。
この結果、売上高は86億7百万円(同6.1%減)となり、営業利益は1億64百万円(同58.8%減)となりました。
③ 電子材料
導電性樹脂素材(『ドータイト』)などを取扱う電子材料セグメントにおきましては、自動車の安全装置用の
電子部品やセンサー基板の販売が堅調に推移した一方、PC、スマホ向け製品の販売が低調に推移いたしました。
この結果、売上高は24億63百万円(同3.7%減)となり、営業損失は1億10百万円(前年同四半期は営業損失98
百万円)となりました。
④ 化成品
トナー関連材料、粘・接着剤ベース(『アクリベース』)やメディカル材料を取扱う化成品セグメントにおき
ましては、トナー関連材料の販売については、海外での販売に回復が見られましたが低調に推移しました。粘着
剤関連の販売については、壁紙用粘着剤を中心に好調に推移いたしました。メディカル材料分野では主力の糖尿
病診断薬の販売が海外を中心に堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は31億76百万円(同0.8%増)となり、営業利益は7百万円(同73.9%減)となりました。
⑤ 合成樹脂
子会社藤光樹脂株式会社などが取扱う、樹脂製品の仕入・販売を行う合成樹脂セグメントにおきましては、液
晶テレビ用のレンズキャップや樹脂原料の販売が低調に推移した一方で、リチウムイオン電池向け製品の販売が
好調に推移いたしました。
この結果、売上高は34億23百万円(同6.9%減)となり、営業利益は12百万円(前年同四半期は営業損失75百万
円)となりました。
3/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(2)財政状態の状況
(資産・負債・純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ28億22百万円(前連結会計年度末比5.1%)
増加し、577億29百万円となりました。
① 流動資産
受取手形や売掛金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ18億93百万円(同6.0%)増加し、333億19百
万円となりました。
② 固定資産
有形固定資産や無形固定資産の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ9億29百万円(同4.0%)増加し、
244億10百万円となりました。
③ 流動負債
支払手形及び買掛金の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ8億59百万円(同7.2%)増加し、127億74
百万円となりました。
④ 固定負債
退職給付に係る負債の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ34百万円(同1.0%)増加し、34億29百万
円となりました。
⑤ 純資産
為替換算調整勘定の増加などの結果、前連結会計年度末と比べ19億28百万円(同4.9%)増加し、415億27百
万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の66.8%から67.3%へと0.5ポイント増加となり、1株当たり純
資産額は、前連結会計年度末より71円91銭増加し、1,261円4銭となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、21億37百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 84,000,000
計 84,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2024年2月8日)
(2023年12月31日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
30,850,000 30,850,000
普通株式
スタンダード市場 100株
30,850,000 30,850,000
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日 総数増減数 数残高 減額 高
(株) (株) (千円) (千円) (千円) (千円)
2023年11月24日
△1,866,878 30,850,000 - 5,352,121 - 5,039,624
(注)
(注)自己株式の消却による減少であります 。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2023年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2023年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
1,887,700
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
30,821,600 308,216
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
7,578
単元未満株式 普通株式 - -
32,716,878
発行済株式総数 - -
308,216
総株主の議決権 - -
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,000株(議決権の数10個)含
まれております。
2.「完全議決権株式(自己株式等)」の欄はすべて当社保有の自己株式です。
3.2023年11月10日開催の取締役会決議に基づき、2023年11月24日付で自己株式1,866,878株を消却したこと
により、当第3四半期会計期間末日現在の発行済株式総数は30,850,000株となっております。
②【自己株式等】
2023年12月31日現在
発行済株式総数に
所有者の氏名又 自己名義所有株 他人名義所有株 所有株式数の合
所有者の住所 対する所有株式数
は名称 式数(株) 式数(株) 計(株)
の割合(%)
東京都板橋区蓮根
藤倉化成㈱ 1,887,700 1,887,700 5.77
-
三丁目20番7号
1,887,700 1,887,700 5.77
計 - -
(注)2023年11月10日開催の取締役会決議に基づき、2023年11月24日付で自己株式1,866,878株を消却したことによ
り、当第3四半期会計期間末日現在の自己株式数は20,836株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合は
0.06%)となっております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務
諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
7/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
12,212,104 12,076,755
現金及び預金
※3 1,380,399
944,375
受取手形
8,960,375 10,329,710
売掛金
4,737,535 4,900,710
商品及び製品
94,007 178,253
仕掛品
3,606,475 3,461,643
原材料及び貯蔵品
1,038,075 1,164,621
その他
△ 166,924 △ 173,019
貸倒引当金
31,426,022 33,319,072
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
13,783,855 14,604,720
建物及び構築物
△ 7,981,122 △ 8,471,743
減価償却累計額
5,802,733 6,132,977
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具 16,273,403 17,405,436
△ 13,566,547 △ 14,539,949
減価償却累計額
2,706,856 2,865,487
機械装置及び運搬具(純額)
工具、器具及び備品 5,398,735 5,646,861
△ 4,684,511 △ 4,950,905
減価償却累計額
714,224 695,956
工具、器具及び備品(純額)
土地 4,624,739 4,727,458
1,129,669 1,186,200
リース資産
△ 439,556 △ 467,258
減価償却累計額
690,113 718,942
リース資産(純額)
751,258 736,362
建設仮勘定
15,289,923 15,877,182
有形固定資産合計
無形固定資産
264,404 472,963
ソフトウエア
931,074 1,016,634
その他
1,195,478 1,489,597
無形固定資産合計
投資その他の資産
3,566,679 3,782,048
投資有価証券
184,707 132,960
長期貸付金
460,316 292,748
繰延税金資産
2,922,865 2,974,064
その他
△ 138,323 △ 138,323
貸倒引当金
6,996,244 7,043,497
投資その他の資産合計
23,481,645 24,410,276
固定資産合計
54,907,667 57,729,348
資産合計
8/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
※3 6,607,832
5,527,803
支払手形及び買掛金
3,067,154 3,076,749
短期借入金
165,991 206,318
リース債務
91,122 82,793
未払法人税等
1,168,364 1,392,587
未払費用
612,076 362,760
賞与引当金
※3 1,044,665
1,281,919
その他
11,914,429 12,773,704
流動負債合計
固定負債
398,364 373,852
リース債務
66,025 75,057
繰延税金負債
2,453,323 2,605,013
退職給付に係る負債
108,938 9,102
長期未払金
368,303 366,015
その他
3,394,953 3,429,039
固定負債合計
15,309,382 16,202,743
負債合計
純資産の部
株主資本
5,352,121 5,352,121
資本金
5,040,199 5,047,512
資本剰余金
23,764,100 23,031,879
利益剰余金
△ 968,361 △ 10,688
自己株式
33,188,059 33,420,824
株主資本合計
その他の包括利益累計額
833,452 1,030,715
その他有価証券評価差額金
2,713,802 4,575,248
為替換算調整勘定
△ 75,308 △ 149,897
退職給付に係る調整累計額
3,471,946 5,456,066
その他の包括利益累計額合計
2,938,280 2,649,715
非支配株主持分
39,598,285 41,526,605
純資産合計
54,907,667 57,729,348
負債純資産合計
9/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
38,709,858 39,920,795
売上高
27,944,930 28,265,023
売上原価
10,764,928 11,655,772
売上総利益
10,396,068 10,677,268
販売費及び一般管理費
368,860 978,504
営業利益
営業外収益
48,861 79,739
受取利息
71,462 90,083
受取配当金
49,851 50,035
固定資産賃貸料
40,191 37,602
持分法による投資利益
7,379 214,492
投資有価証券売却益
91,981 72,992
その他
309,725 544,943
営業外収益合計
営業外費用
48,594 97,268
支払利息
44,415 79,452
為替差損
18,889 5,360
固定資産除却損
22,362 13,584
その他
134,260 195,664
営業外費用合計
544,325 1,327,783
経常利益
544,325 1,327,783
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 285,553 287,439
90,171
△ 41,860
法人税等調整額
243,693 377,610
法人税等合計
300,632 950,173
四半期純利益
104,195 232,030
非支配株主に帰属する四半期純利益
196,437 718,143
親会社株主に帰属する四半期純利益
10/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
300,632 950,173
四半期純利益
その他の包括利益
169,909 199,835
その他有価証券評価差額金
2,744,132 2,011,134
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額 △ 39,773 △ 74,589
△ 85,173 △ 7,200
持分法適用会社に対する持分相当額
2,789,095 2,129,180
その他の包括利益合計
3,089,727 3,079,353
四半期包括利益
(内訳)
2,768,684 2,702,263
親会社株主に係る四半期包括利益
321,043 377,090
非支配株主に係る四半期包括利益
11/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務
連結会社以外の会社の金融機関からの借入に対し、債務保証を行っております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
東北藤光㈱ 80,000千円 東北藤光㈱ 80,000千円
2 受取手形裏書譲渡高
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
受取手形裏書譲渡高 30,374 千円 40,424 千円
※3 四半期連結会計期間末日満期手形
四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当四半
期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が四半期連結会計期間末日残
高に含まれております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
受取手形 -千円 225,118千円
支払手形 - 206,096
その他(設備関係支払手形) - 34,413
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結
累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
減価償却費 1,103,242千円 1,159,613千円
12/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2022年6月29日
普通株式 254,633 8 2022年3月31日 2022年6月30日 利益剰余金
定時株主総会
2022年11月11日
普通株式 250,315 8 2022年9月30日 2022年12月5日 利益剰余金
取締役会
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は 、 2022年5月13日開催の取締役会決議に基づき 、 当第3四半期連結累計期間において自己株式938,000株を
417,493千円で取得しました 。
この自己株式の取得により 、 当第3四半期連結会計期間末における自己株式は942,469千円となっております 。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2023年6月27日
普通株式 246,633 8 2023年3月31日 2023年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
2023年11月10日
普通株式 246,633 8 2023年9月30日 2023年12月4日 利益剰余金
取締役会
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は 、 2023年11月10日開催の取締役会決議に基づき 、 2023年11月24日付で、自己株式1,866,878株の消却を実施
いたしました。この結果、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が575千円、利益剰余金が957,097千円、
自己株式が957,673千円減少し、当第3四半期連結累計期間末において資本剰余金が5,047,512千円、利益剰余金が
23,031,879千円、自己株式が10,688千円となっております。
13/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
コーティング
塗料 電子材料 化成品 合成樹脂 計
売上高
顧客との契約から生じ
20,159,592 9,164,674 2,558,002 3,149,907 3,677,683 38,709,858
る収益
20,159,592 9,164,674 2,558,002 3,149,907 3,677,683 38,709,858
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
133 69,294 69,427
- - -
売上高又は振替高
20,159,592 9,164,674 2,558,002 3,150,040 3,746,977 38,779,285
計
セグメント利益又
117,206 396,630 28,350 369,132
△ 97,775 △ 75,279
は損失(△)
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 369,132
セグメント間取引消去 △272
四半期連結損益計算書の営業利益 368,860
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
コーティング
塗料 電子材料 化成品 合成樹脂 計
売上高
顧客との契約から生じ
22,252,203 8,607,009 2,462,938 3,176,131 3,422,514 39,920,795
る収益
22,252,203 8,607,009 2,462,938 3,176,131 3,422,514 39,920,795
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
92 59,515 59,607
- - -
売上高又は振替高
22,252,203 8,607,009 2,462,938 3,176,223 3,482,029 39,980,402
計
セグメント利益又
905,723 163,584 7,396 12,384 978,768
△ 110,319
は損失(△)
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 978,768
セグメント間取引消去 △264
四半期連結損益計算書の営業利益 978,504
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの業績をより適切に反映させるため、一部の固定費の配賦基
準を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算定方法の変更を行っております。
14/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づき作成したものを開示して
おります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
1株当たり四半期純利益 6円25銭 23円29銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 196,437 718,143
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
196,437 718,143
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 31,441,764 30,829,164
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2023年11月10日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ) 中間配当による配当金の総額……………………… 246,633 千円
(ロ) 1株当たりの金額…………………………………… 8 円
(ハ) 支払請求の効力発生日及び支払開始日…………… 2023年12月4日
(注)2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。
15/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月8日
藤倉化成株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
池内 基明
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
表 晃靖
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は 、 金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき 、「 経理の状況 」 に掲げられている藤倉化成株式会
社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月
31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表 、 すなわ
ち 、 四半期連結貸借対照表 、 四半期連結損益計算書 、 四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った 。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて 、 上記の四半期連結財務諸表が 、 我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して 、 藤倉化成株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び
同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点に
おいて認められなかった 。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している 。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
17/18
EDINET提出書類
藤倉化成株式会社(E00832)
四半期報告書
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻
害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18