ダイトウボウ株式会社 四半期報告書 第204期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
提出書類 | 四半期報告書-第204期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | ダイトウボウ株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年2月6日
【四半期会計期間】 第204期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 ダイトウボウ株式会社
【英訳名】 Daitobo Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山内 一裕
【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋本町1丁目6番1号
【電話番号】 (03)6262-6565
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員経営管理本部長 三枝 章吾
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋本町1丁目6番1号
【電話番号】 (03)6262-6565
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員経営管理本部長 三枝 章吾
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄3丁目8番20号)
1/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第203期 第204期
回次 第3四半期 第3四半期 第203期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日 至 2023年3月31日
3,021,636 2,906,553 3,997,466
売上高 (千円)
21,777 103,359 22,526
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
18,816 85,350 69,124
(千円)
期)純利益
132,831 118,128 138,652
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
4,783,418 4,881,261 4,790,346
純資産額 (千円)
20,563,883 20,243,340 20,433,587
総資産額 (千円)
0.63 2.82 2.29
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
潜在株式調整後1株当たり四半期
0.62 2.82 2.29
(円)
(当期)純利益
23.2 24.1 23.4
自己資本比率 (%)
第203期 第204期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2022年10月1日 自 2023年10月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日
0.55 1.22
1株当たり四半期純利益 (円)
(注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していな
い。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はない。
また、主要な関係会社についても異動はない。
2/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識し
ている主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更は
ない。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、政府のデフレ脱却のための
総合経済対策等、各種政策の効果もあって、景気は緩やかな回復が続いた。また、円安に伴う輸入物価の上昇を含
む消費者物価の上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に注意を要する状況であった。
このような中で、当社グループは、「中期経営計画ブレークスルー2024 ~PROGRESS IN THE NEW NORMAL~」の
最終年度となることを踏まえ諸課題達成に向けて取り組んだ。
商業施設事業においては、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」において、ハロウィンやクリ
スマス等のイベントで、引き続き来館誘致の強化に取り組んだ。ヘルスケア事業においては、冬場の繁忙期に入り
一般寝具や健康寝具ともに緩やかに市況が回復しつつある中、西日本・東日本の取引先担当を地域ごとに集約を進
めるなどの営業効率を高めることに注力した。せんい事業においては、撤退方針とした中国現地法人の営業をほぼ
ストップしたため衣料部門において大幅な減収となったものの、防衛産業の一端を担う官需ユニフォームの受注が
順調に推移していることに加え、アパレル関係の市況も徐々に回復しているため、一段の国内営業活動強化に取り
組んだ。
なお、当社は先般開示したとおり、2024年1月5日付で中国の連結子会社の清算を結了し、全ての海外事業から
撤退した。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は29億6百万円(前年同期比3.8%減)の減収となっ
た。ただし、これは中国の連結子会社の営業をストップしていたことが響いたものであり、海外を除く国内売上高
は、国内市況の回復に伴い、前年同期比5.2%増加となった。損益面では、各事業とも粗利率が向上した結果、営
業利益は2億37百万円(前年同期比46.4%増)、支払利息などを加味した経常利益は1億3百万円(前年同期比
374.6%増)となり、これに、法人税等の負担を考慮した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は85百万円
(前年同期比353.6%増)の前年同期比増益の決算となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
(商業施設事業)
商業施設事業については、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」において、春先に区画工事期
間中の一部区画閉鎖の影響があったものの、ゴールデンウィーク前に開業した大型テナントGUの効果やゴールデ
ンウィーク・夏休み・クリスマス・年末年始などの各種季節ごとの販促イベントの強化等により、売上高は前年同
期を上回った。損益面では、物価高に伴う資産除去コストの上昇を踏まえ資産除去債務を見直すこととし、減価償
却費の追加等で約14百万円を計上したことや設備更新の前倒し実施に伴う経費増があったものの、コロナ明けの市
況回復もあり、営業利益は前年同期を上回った。
この結果、商業施設事業の売上高は16億27百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は6億27百万円(前年同期比
5.0%増)と前年同期比増益となった。
(ヘルスケア事業)
健康ビジネス部門については、夏用の当社独自技術のバイオ麻販売の伸び悩みに加え、最盛期の冬場における暖
冬などの影響による健康寝具全般の販売が伸び悩むなど苦戦しつつも、コロナ明けの市況回復効果で、売上高は前
年同期を上回った。一般寝装品部門については、冬物商材が暖冬で伸び悩みながらも、夏物商材が順調であった効
果もあり、売上高は前年同期を上回った。損益面では、製造子会社がコスト高に苦しむなか、販売面では一部コス
ト増を販売単価に転嫁できたことによる粗利率の向上があった。
この結果、ヘルスケア事業の売上高は9億円(前年同期比11.3%増)と前年同期比増収となり、営業損失は12百
万円(前年同期は営業損失24百万円)と前年同期比改善した。
3/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(せんい事業)
衣料部門については、国内アパレルOEMの売上高は前年同期を上回ったものの、撤退方針とした中国現地法人
の営業をほぼストップしたため、全体としては前年同期比で2億43百万円の減収となった。ユニフォーム部門につ
いては、官需ユニフォームが順調に推移し、売上高は前年同期を上回った。
この結果、せんい事業の売上高は3億78百万円(前年同期比36.9%減)となったものの、販売面では一部コスト増
を販売単価に転嫁できたことにより粗利率が向上した結果、営業利益7百万円(前年同期は営業損失22百万円)の黒
字を確保した。
(財政状態の状況)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は202億43百万円で、前期末比1億90百万円減少した。その
内、流動資産は24億10百万円で、前期末比52百万円増加した。その主な要因は、売掛債権の回収により受取手形及
び売掛金が79百万円減少したこと、商品の仕入増により棚卸資産が1億6百万円増加したことである。また、固定
資産は178億33百万円で、前期末比2億42百万円減少した。その主な要因は、有形及び無形固定資産がリース資産
の取得などにより1億32百万円増加した一方で、減価償却費の計上などにより3億74百万円減少したことである。
負債の残高は153億62百万円で、前期末比2億81百万円減少した。その内、流動負債は43億96百万円で、前期末
比28億66百万円増加した。その主な要因は、商品の仕入増により支払手形及び買掛金が1億11百万円増加したこ
と、一年以内に返済期限が到来する借入金を固定負債から流動負債へ振り替えたことにより短期借入金が27億92百
万円増加したことである。固定負債は109億65百万円で、前期末比31億47百万円減少した。その主な要因は、約定
弁済及び流動負債へ振り替えたことにより長期借入金が32億10百万円減少したことである。
純資産の残高は48億81百万円で、前期末比90百万円増加した。その主な要因は、配当金の支払いにより30百万円
減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益85百万円の計上により利益剰余金が55百万円増加したこと、
保有株式の株価上昇によりその他有価証券評価差額金が25百万円増加したことである。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。
(3)研究開発活動
該当事項なし。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。
4/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 96,000,000
計 96,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在発行数 上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) (株) 又は登録認可金融商品 内容
(2023年12月31日) (2024年2月6日) 取引業協会名
東京証券取引所
スタンダード市場
30,360,000 30,360,000
普通株式 単元株式数 100株
名古屋証券取引所
プレミア市場
30,360,000 30,360,000
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項なし。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項なし。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項なし。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2023年11月8日
49,000 30,360,000 - 100,000 - -
(注)
(注) 新株予約権の行使による増加である。また、これにより増加した資本金2,539千円及び資本準備金2,539千円を
会社法第447条及び第448条の規定に基づき、その他資本剰余金へ振り替えている。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はない。
5/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2023年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしてい
る。
①【発行済株式】
2023年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
- -
68,800
普通株式
完全議決権株式(自己株式等)
(相互保有株式)
- -
93,000
普通株式
30,128,500 301,285
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
20,700
単元未満株式 普通株式 - -
30,311,000
発行済株式総数 - -
301,285
総株主の議決権 - -
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、㈱証券保管振替機構名義の株式が7,000株含まれている。また、
「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数70個が含まれている。
2.当第3四半期会計期間に行われた新株予約権の行使により、当第3四半期会計期間末日現在における発行済
株式総数は49,000株増加し、30,360,000株となっている。
②【自己株式等】
2023年12月31日現在
発行済株式総数
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 に対する所有
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 株式数の割合
(株) (株) (株)
(%)
(自己保有株式) 東京都中央区日本橋本町
68,800 68,800 0.22
-
ダイトウボウ㈱ 1-6-1
(相互保有株式) 静岡県浜松市北区初生町
93,000 93,000 0.30
-
宝繊維工業㈱ 1255-2
161,800 161,800 0.53
計 - -
2【役員の状況】
該当事項なし。
6/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成している。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、シンシア監査法人による四半期レビューを受けている。
7/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
1,011,144 1,051,321
現金及び預金
※2 481,905
561,203
受取手形及び売掛金
724,191 830,966
棚卸資産
62,144 47,100
その他
△ 1,270 △ 1,180
貸倒引当金
2,357,414 2,410,114
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
7,951,635 7,777,134
建物及び構築物(純額)
9,265,726 9,265,726
土地
216,851 162,062
その他(純額)
17,434,213 17,204,923
有形固定資産合計
無形固定資産
142,481 131,675
のれん
19,987 14,504
その他
162,469 146,179
無形固定資産合計
投資その他の資産
337,804 374,638
投資有価証券
83,256 83,256
破産更生債権等
100,237 59,922
繰延税金資産
38,420 44,534
その他
△ 80,228 △ 80,228
貸倒引当金
479,490 482,123
投資その他の資産合計
18,076,173 17,833,226
固定資産合計
20,433,587 20,243,340
資産合計
8/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
※2 364,535
253,240
支払手形及び買掛金
※1 561,324 ※1 3,353,868
短期借入金
4,297 628
未払法人税等
37,539 17,809
賞与引当金
28,000
株主優待引当金 -
645,445 659,276
その他
1,529,846 4,396,117
流動負債合計
固定負債
※1 9,915,306 ※1 6,705,102
長期借入金
1,370,427 1,341,777
長期預り保証金
2,476,495 2,476,495
再評価に係る繰延税金負債
267,039 274,746
退職給付に係る負債
55,644 71,761
資産除去債務
28,482 96,078
その他
14,113,394 10,965,961
固定負債合計
15,643,241 15,362,079
負債合計
純資産の部
株主資本
100,000 100,000
資本金
25,901 30,979
資本剰余金
15,030 70,139
利益剰余金
△ 9,784 △ 9,791
自己株式
131,147 191,326
株主資本合計
その他の包括利益累計額
24,661
その他有価証券評価差額金 △ 984
繰延ヘッジ損益 △ 28,544 △ 20,514
4,664,864 4,664,864
土地再評価差額金
13,556 12,657
為替換算調整勘定
4,648,890 4,681,669
その他の包括利益累計額合計
10,307 8,265
新株予約権
4,790,346 4,881,261
純資産合計
20,433,587 20,243,340
負債純資産合計
9/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
3,021,636 2,906,553
売上高
2,151,618 1,992,346
売上原価
870,017 914,206
売上総利益
707,866 676,856
販売費及び一般管理費
162,150 237,350
営業利益
営業外収益
68 432
受取利息
5,930 6,442
受取配当金
10,035
固定資産売却益 -
2,049 3,282
その他
8,048 20,192
営業外収益合計
営業外費用
142,895 148,893
支払利息
405 1,853
持分法による投資損失
5,121 3,437
その他
148,421 154,184
営業外費用合計
21,777 103,359
経常利益
21,777 103,359
税金等調整前四半期純利益
2,645 787
法人税、住民税及び事業税
315 17,221
法人税等調整額
2,961 18,009
法人税等合計
18,816 85,350
四半期純利益
18,816 85,350
親会社株主に帰属する四半期純利益
10/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
18,816 85,350
四半期純利益
その他の包括利益
25,182 25,645
その他有価証券評価差額金
80,085 8,030
繰延ヘッジ損益
8,747
△ 898
為替換算調整勘定
114,015 32,778
その他の包括利益合計
132,831 118,128
四半期包括利益
(内訳)
132,831 118,128
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
11/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
【注記事項】
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(重要な会計上の見積り)に記載した新型コロナウイルス感染症の今後の広
がり方や収束時期等を含む仮定について重要な変更はない。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 財務制限条項
(1)借入金(2018年8月29日締結のシンジケートローン契約)については、以下の財務制限条項が付されてい
る。
① 2019年3月期決算以降、各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額を2018
年3月決算期末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額の75%以上に維持すること。
② 2019年3月期決算以降の決算期を初回の決算期とする連続する2期について、各年度の決算期における
連結の損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすること。なお、本号の遵守
に関する最初の判定は、2020年3月決算期およびその直前の期の決算を対象として行われる。
(2)借入金(2020年12月30日締結のシンジケートローン契約)については、以下の財務制限条項が付されてい
る。
① 2021年3月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結の貸借対照表に記載される純資産の部の
合計金額を、2020年3月期末日における連結の貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75%に相
当する金額以上に維持すること。
② 2021年3月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結の損益計算書に記載される経常損益を2
回連続して損失としないこと。
※2 四半期連結会計期間末日満期手形
四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理している。なお、
当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が、
四半期連結会計期間末残高に含まれている。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
受取手形 -千円 5,254千円
支払手形 -千円 38,223千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。なお、第3四半期連
結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のと
おりである。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
減価償却費 406,849千円 363,911千円
のれんの償却額 10,806千円 10,806千円
12/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.配当金支払額
該当事項なし。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間
の末日後となるもの
該当事項なし。
3.株主資本の著しい変動
該当事項なし。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
(千円)
(円)
2023年6月24日
普通株式 30,242 1 2023年3月31日 2023年6月26日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間
の末日後となるもの
該当事項なし。
3.株主資本の著しい変動
該当事項なし。
13/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア (注)1 計上額
商業施設事業 せんい事業 合計
事業 (注)2
売上高
顧客との契約から生じ
210,640 808,665 599,810 1,619,116 - 1,619,116
る収益
その他の収益 1,402,519 - - 1,402,519 - 1,402,519
1,613,159 808,665 599,810 3,021,636 3,021,636
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部売
342 342
- - △ 342 -
上高又は振替高
1,613,501 808,665 599,810 3,021,978 3,021,636
計 △ 342
セグメント利益又は損失
597,706 550,075 162,150
△ 24,890 △ 22,740 △ 387,924
(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△387,924千円は各報告セグメントに配分していない全社費用であ
る。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費である。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項なし。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア (注)1 計上額
商業施設事業 せんい事業 合計
事業 (注)2
売上高
顧客との契約から生じ
229,554 900,272 378,690 1,508,517 - 1,508,517
る収益
その他の収益 1,398,036 - - 1,398,036 - 1,398,036
1,627,590 900,272 378,690 2,906,553 2,906,553
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部売
342 342
- - △ 342 -
上高又は振替高
1,627,932 900,272 378,690 2,906,895 2,906,553
計 △ 342
セグメント利益又は損失
627,617 7,180 622,059 237,350
△ 12,739 △ 384,709
(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△384,709千円は各報告セグメントに配分していない全社費用であ
る。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費である。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項なし。
14/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりである。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、
以下のとおりである。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
(1)1株当たり四半期純利益 0円63銭 2円82銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 18,816 85,350
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
18,816 85,350
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 30,098,225 30,215,157
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 0円62銭 2円82銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) 85,265 85,819
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
- -
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの
の概要
(重要な後発事象)
(連結子会社の清算結了)
清算中でありました当社の連結子会社である上海大東紡織貿易有限公司は、2024年1月5日付で清算結了し
た。
1.解散及び清算の理由
2022年秋に主要取引先の資本関係が変更されたことにより受注が激減することとなり業績が急速に悪化
し、人員削減や新たな取引改革も試みたが、業績の回復に相当の長時間を要することが見込まれる状況と
なったため、同社を解散及び清算したものである。
2.当該子会社の名称、事業内容及び出資比率
名称 上海大東紡織貿易有限公司
事業内容 主としてアパレル全般・服飾雑貨の仕入れ・卸し及び輸出入等
出資比率 当社100%
3.清算結了日
2024年1月5日
4.当該解散及び清算による損益への影響
当該解散及び清算により、当連結会計年度において為替換算調整勘定の取り崩しに伴う関係会社清算益約
19百万円を特別利益に計上する予定である。
5.当該解散及び清算による営業活動等への影響
当該解散及び清算により、当社グループの営業活動等への影響はない。
15/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
2【その他】
該当事項なし。
16/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし。
17/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月6日
ダイトウボウ株式会社
取締役会 御中
シンシア監査法人
東京都千代田区
指定社員
公認会計士
金野 栄太郎
業務執行社員
指定社員
公認会計士
長田 洋和
業務執行社員
指定社員
公認会計士
小川 開三
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているダイトウボウ株
式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを
行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、ダイトウボウ株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要
な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
18/19
EDINET提出書類
ダイトウボウ株式会社(E00547)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻
害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管している。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていない。
19/19