三和油化工業株式会社 四半期報告書 第55期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
提出書類 | 四半期報告書-第55期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30) |
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提出者 | 三和油化工業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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三和油化工業株式会社(E37157)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2023年11月10日
【四半期会計期間】 第55期第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
【会社名】 三和油化工業株式会社
【英訳名】 SANWAYUKA INDUSTRY CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員 柳 均
【本店の所在の場所】 愛知県刈谷市一里山町深田15番地
【電話番号】 0566-35-3021
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員経営管理部長 熊﨑 聡
【最寄りの連絡場所】 愛知県刈谷市一里山町深田15番地
【電話番号】 0566-35-3021
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員経営管理部長 熊﨑 聡
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第54期 第55期
回次 第2四半期 第2四半期 第54期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日 至 2023年3月31日
売上高 (千円) 9,004,982 8,011,995 17,367,350
経常利益 (千円) 1,015,335 787,641 1,936,974
親会社株主に帰属する
(千円) 651,894 527,502 1,325,080
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 589,240 685,246 1,334,420
純資産額 (千円) 10,228,805 11,563,457 11,033,985
総資産額 (千円) 20,761,674 20,279,396 20,842,495
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 150.97 122.16 306.87
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 49.3 56.8 52.8
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,025,045 1,252,301 2,623,390
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △ 1,483,124 △ 513,014 △ 1,881,896
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △ 338,834 △ 1,094,597 △ 983,563
現金及び現金同等物の
(千円) 2,422,690 2,622,223 2,977,533
四半期末(期末)残高
第54期 第55期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2022年7月1日 自 2023年7月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 72.71 60.52
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容に
ついて、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は薄れた一方、依然として緊
張状態にある米中関係及びウクライナ・ロシア情勢の長期化に伴う地政学リスクに加え、中国不動産市場の不振や
世界的な金融引き締め等を背景とした景気後退も懸念されるなど、先行き不透明な状況が継続しております。
国内経済においては、経済活動の正常化が進むとともに賃上げが実施されたこと等により、企業の設備投資や個
人消費に持ち直しの動きが見られるなど、全体としては緩やかに景気回復していくことが期待される状況となりま
した。しかしながら、円安の継続により原材料及びエネルギーコストは高水準で推移し、サプライチェーンの在庫
調整などにより、半導体や化学業界の一部では稼働回復に遅れが見られ、稼働低迷の影響は当初の見通しよりも長
期化するとの見方が強まるなど、今後の動向には十分に留意する必要があります。
このような状況下において、当社グループは環境を軸とした事業活動を展開し、サステナブルな社会の実現に貢
献することを通じて、社会から必要とされる環境リーディングカンパニーとなることを目指し、2030年度を見据え
た長期ビジョン「グランドビジョン2030」を策定いたしました。また、当連結会計年度を初年度とする中期経営計
画では、確実性の高い安定的な事業成長・業績拡大を進めるとともに、2030年度に向けて事業規模を倍増させると
いう目標を実現するため、次期大型設備投資の準備を進める期間と位置付けております。当第2四半期連結累計期
間においては、今後の成長ドライバーとなる産業廃棄物の有効利用やエレクトロニクス業界向けの製品供給等に注
力いたしましたが、半導体や化学業界の一部をはじめとする顧客の稼働回復遅れや在庫の消費待ち等、外部環境の
影響を大きく受ける状況となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高 8,011 百万円(前年同四半期比 11.0%減 )、営業利
益 769 百万円(前年同四半期比 22.6%減 )、経常利益 787 百万円(前年同四半期比 22.4%減 )、親会社株主に帰属す
る四半期純利益 527 百万円(前年同四半期比 19.1%減 )となりました。
当社グループは、環境関連事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載を省略しておりますが、主な
事業は5つに区分しており、事業種類別の業績は次のとおりです。
①リユース
当事業は、廃棄物の再資源化に対する社会的ニーズが年々高まる中、サーキュラーエコノミーの形成に貢献して
いくことを目指し、有機溶剤、リン酸及び希少金属等のマテリアルリサイクル推進とその付加価値向上に注力して
おります。資源価格及び各種コスト上昇分の価格転嫁を進めてきたことから、再生製品の販売価格は前年同期比で
上昇した一方、半導体業界等の一部で顧客の工場稼働が低迷していることから、取扱数量は減少しました。その結
果、売上高は1,471百万円(前年同四半期比7.5%減)となりました。
②リサイクル
当事業は、これまでに東西工場拠点において投資をしてきたリサイクル施設の稼働率を向上させるため、新規顧
客開拓による取扱数量の増加に注力しております。当社茨城事業所(茨城県稲敷市)及び連結子会社であるサンワ
南海リサイクル株式会社(和歌山県和歌山市)において、廃油・廃酸・廃アルカリ等の液体廃棄物と、汚泥・廃プ
ラスチック類等の固形廃棄物のいずれも取扱数量が増加しました。その結果、売上高は2,793百万円(前年同四半期
比8.7%増)となりました。
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③化学品
当事業は、次世代自動車の台頭やIT技術・情報通信技術の高度化に伴い、半導体・電池等のマーケット拡大が期
待される中、そのようなエレクトロニクス業界向けの製品供給に注力しております。電池向けの製品需要は堅調に
伸長した一方、原材料の主要品目が大きく価格低下していることに加え、半導体関連顧客の生産調整に伴う需要低
下により、溶剤販売数量が減少しております。その結果、売上高は2,126百万円(前年同四半期比34.6%減)となり
ました。
④自動車
当事業は、従来からの部品加工分野は需要が縮小していくことが見込まれます。さらに、自動車完成車メーカー
の稼働は回復に向かう一方、サプライチェーンの川上である部品加工メーカー等では積み上がった在庫の消費局面
が継続しており、金属加工油や潤滑油等の販売数量は伸び悩みました。しかしながら、売価への価格転嫁が進んだ
ことに加え、顧客工場の生産ライン改廃に伴う設備の撤去・移設や清掃作業などの新たな顧客ニーズへの対応に努
めてまいりました。その結果、売上高は1,290百万円(前年同四半期比6.5%増)となりました。
⑤PCB
当事業は、PCB特別措置法で定められた2027年の処理期限に向けて、適切に処理を進めるためのソリューション
提 供を通じて顧客の信頼を獲得し、他の事業での取引へ展開していく活動に注力しております。顧客ニーズに的
確に対応しておりますが、想定の範囲内で徐々に市場は縮小しております。その結果、売上高は330百万円(前年同
四半期比13.1%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は 20,279百万円 と前連結会計年度末に比べ 563百万円減少 いたしました。こ
れは主に投資有価証券が213百万円増加したものの、現金及び預金が355百万円、受取手形及び売掛金が121百万円減
少したこと等によります。負債は 8,715百万円 と前連結会計年度末に比べ 1,092百万円減少 いたしました。これは主
に長期借入金が761百万円減少したこと等によります。純資産は 11,563百万円 と前連結会計年度末に比べ、 529百万
円増加 いたしました。その主な要因は、利益剰余金が372百万円、その他有価証券評価差額金が147百万円増加した
こと等によります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ 355百万円減少 し 2,622百万
円 となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払 238百万円 があった
ものの、税金等調整前四半期純利益 787百万円 や減価償却費 505百万円 を源泉とした収入等により 1,252百万円 の収
入(前年同四半期連結累計期間比 227百万円の収入増加 )になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出 534
百万円 等により、 513百万円 の支出(前年同四半期連結累計期間比 970百万円の支出減少 )となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済額 931百万円 等に
より、 1,094百万円 の支出(前年同四半期連結累計期間比 755百万円の支出増加 )となりました。
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(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略について重要な変更はあり
ません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は189百万円であります。なお、当第2四
半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 17,272,000
計 17,272,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年9月30日 ) (2023年11月10日) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、権利内
東京証券取引所
容に何ら限定のない当社におけ
(スタンダード市場)
普通株式 4,318,000 4,318,000 る標準となる株式であります。
名古屋証券取引所
なお、単元株式数は100株であり
(メイン市場)
ます。
計 4,318,000 4,318,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2023年9月30日 - 4,318,000 - 1,588,320 - 1,512,264
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(5) 【大株主の状況】
2023年9月30日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
有限会社エムエムエス 愛知県名古屋市中区錦二丁目7番7号 900,000 20.8
柳 均 愛知県名古屋市瑞穂区 501,000 11.6
柳 至 愛知県名古屋市名東区 401,000 9.3
三和油化社員持株会 愛知県刈谷市一里山深田15番地 361,032 8.4
豊田通商株式会社 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目9番8号 336,000 7.8
柳 忍 愛知県名古屋市緑区 196,000 4.5
碧海信用金庫 愛知県安城市御幸本町15番1号 168,000 3.9
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町二丁目11番3号 157,000 3.6
株式会社(信託口)
株式会社日本カストディ銀行
東京都中央区晴海一丁目8番12号 108,800 2.5
(信託口)
株式会社十六銀行 岐阜県岐阜市神田町八丁目26番地 80,000 1.9
計 ― 3,208,832 74.3
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
完全議決権株式(自己株式等) ― ― ―
権利内容に何ら限定のない当社にお
普通株式
完全議決権株式(その他) 43,148 ける標準となる株式であります。な
4,314,800
お、単元株式数は100株であります。
単元未満株式 3,200 ― ―
発行済株式総数 4,318,000 ― ―
総株主の議決権 ― 43,148 ―
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社保有の自己株式83株が含まれています。
② 【自己株式等】
該当事項はありません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,977,533 2,622,223
※ 2,711,686
受取手形及び売掛金 2,833,045
※ 504,071
電子記録債権 467,585
商品及び製品 329,774 332,503
仕掛品 142,963 121,943
原材料及び貯蔵品 500,695 391,088
255,030 209,881
その他
流動資産合計 7,506,629 6,893,398
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,237,358 4,141,490
機械装置及び運搬具(純額) 2,475,686 2,366,974
土地 4,846,542 4,853,992
リース資産(純額) 14,810 7,112
建設仮勘定 112,769 168,056
307,167 321,663
その他(純額)
有形固定資産合計 11,994,334 11,859,288
無形固定資産 50,275 47,067
投資その他の資産
投資有価証券 647,300 860,472
退職給付に係る資産 242,483 243,924
繰延税金資産 34,737 34,712
366,733 340,531
その他
投資その他の資産合計 1,291,255 1,479,642
固定資産合計 13,335,865 13,385,998
資産合計 20,842,495 20,279,396
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,200,220 1,138,289
※ 231,810
電子記録債務 192,513
1年内返済予定の長期借入金 1,764,392 1,594,368
リース債務 4,869 4,556
未払法人税等 259,817 246,399
賞与引当金 252,337 261,158
役員賞与引当金 45,600 25,050
※ 127,625
営業外電子記録債務 193,904
1,058,498 955,675
その他
流動負債合計 4,972,152 4,584,931
固定負債
長期借入金 4,606,534 3,845,468
リース債務 10,565 3,145
役員退職慰労引当金 198,071 198,071
21,184 84,321
繰延税金負債
固定負債合計 4,836,356 4,131,006
負債合計 9,808,509 8,715,938
純資産の部
株主資本
資本金 1,588,320 1,588,320
資本剰余金 1,542,906 1,542,906
利益剰余金 7,603,716 7,975,770
- △ 326
自己株式
株主資本合計 10,734,942 11,106,670
その他の包括利益累計額
262,287 409,921
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益累計額合計 262,287 409,921
非支配株主持分 36,756 46,866
純資産合計 11,033,985 11,563,457
負債純資産合計 20,842,495 20,279,396
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
売上高 9,004,982 8,011,995
6,516,118 5,592,936
売上原価
売上総利益 2,488,863 2,419,059
※ 1,494,936 ※ 1,649,748
販売費及び一般管理費
営業利益 993,927 769,311
営業外収益
受取利息 554 24
受取配当金 8,614 9,652
受取賃貸料 12,846 11,382
受取保険金 11,091 2,298
補助金収入 75 5,713
3,457 1,221
その他
営業外収益合計 36,638 30,292
営業外費用
支払利息 14,250 11,440
979 521
その他
営業外費用合計 15,230 11,962
経常利益 1,015,335 787,641
特別利益
6,082 -
固定資産売却益
特別利益合計 6,082 -
特別損失
351 261
固定資産除売却損
特別損失合計 351 261
税金等調整前四半期純利益 1,021,067 787,379
法人税等 369,173 249,767
四半期純利益 651,894 537,612
非支配株主に帰属する四半期純利益 - 10,109
親会社株主に帰属する四半期純利益 651,894 527,502
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
四半期純利益 651,894 537,612
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 62,654 147,634
△ 62,654 147,634
その他の包括利益合計
四半期包括利益 589,240 685,246
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 589,240 675,136
非支配株主に係る四半期包括利益 - 10,109
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,021,067 787,379
減価償却費 477,795 505,149
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,333 8,821
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 7,050 -
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △ 30,750 △ 20,550
受取利息及び受取配当金 △ 9,168 △ 9,676
支払利息 14,250 11,440
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △ 3,883 △ 1,440
受取保険金 △ 11,091 △ 2,298
売上債権の増減額(△は増加) △ 93,888 84,873
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 83,066 128,415
仕入債務の増減額(△は減少) △ 44,493 △ 22,634
固定資産売却損益(△は益) △ 6,082 -
219,886 19,976
その他
小計 1,459,959 1,489,456
利息及び配当金の受取額
8,641 9,657
利息の支払額 △ 14,232 △ 11,373
保険金の受取額 11,091 2,298
法人税等の還付額 291 983
△ 440,704 △ 238,720
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,025,045 1,252,301
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 1,560,808 △ 534,705
有形固定資産の売却による収入 65,622 -
無形固定資産の取得による支出 △ 4,353 △ 1,250
投資有価証券の取得による支出 △ 1,813 △ 2,055
18,227 24,996
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 1,483,124 △ 513,014
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) △ 200,000 -
リース債務の返済による支出 △ 3,760 △ 7,733
長期借入れによる収入 1,000,000 -
長期借入金の返済による支出 △ 1,005,534 △ 931,090
配当金の支払額 △ 129,540 △ 155,448
- △ 326
自己株式の取得による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 338,834 △ 1,094,597
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 796,912 △ 355,310
現金及び現金同等物の期首残高 3,219,603 2,977,533
※ 2,422,690 ※ 2,622,223
現金及び現金同等物の四半期末残高
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四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
税金費用の計算
当社及び連結子会社の税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利
益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計
算しています。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しています。
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 四半期連結会計期間末日満期手形等
四半期連結会計期間末日満期手形等の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理しており
ます。なお、当第2四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期
手形を満期日に決済が行われたものとして処理しております。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
受取手形 ― 11,161 千円
電子記録債権 ― 59,918
電子記録債務 ― 71,713
営業外電子記録債務 ― 70,160
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
給与手当及び賞与 538,765 千円 587,063 千円
賞与引当金繰入額 128,427 143,596
役員賞与引当金繰入額 31,050 25,050
役員退職慰労引当金繰入額 7,050 -
退職給付費用 19,221 24,031
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のと
おりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
現金及び預金 2,422,690 千円 2,622,223 千円
預入期間が3か月を超える定期預金 ― ―
現金及び現金同等物 2,422,690 千円 2,622,223 千円
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四半期報告書
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年5月13日
普通株式 129,540 30.00 2022年3月31日 2022年6月27日 利益剰余金
取締役会決議
(注)1株当たり配当額には記念配当5円が含まれております。
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2023年5月12日
普通株式 155,448 36.00 2023年3月31日 2023年6月26日 利益剰余金
取締役会決議
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
当社グループは、環境関連事業から構成される単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
当社グループは、環境関連事業から構成される単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
当社グループは、環境関連事業の単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は以下の
とおりであります。
(単位:千円)
処理費売上 一般売上 合計
リユース 111,474 1,478,813 1,590,288
リサイクル 2,187,276 381,647 2,568,924
化学品 1,032 3,253,246 3,254,278
自動車 203 1,211,433 1,211,636
PCB 379,688 165 379,853
外部顧客との契約から生じる収益 2,679,674 6,325,307 9,004,982
合計 2,679,674 6,325,307 9,004,982
(注) グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
当社グループは、環境関連事業の単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は以下の
とおりであります。
(単位:千円)
処理費売上 一般売上 合計
リユース 113,518 1,357,590 1,471,109
リサイクル 2,391,967 401,126 2,793,094
化学品 1,322 2,125,354 2,126,676
自動車 228 1,290,621 1,290,849
PCB 329,357 907 330,265
外部顧客との契約から生じる収益 2,836,394 5,175,600 8,011,995
合計 2,836,394 5,175,600 8,011,995
(注) グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
項目 (自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
1株当たり四半期純利益 150円97銭 122円16銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)
651,894 527,502
普通株主に帰属しない金額(千円)
- -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
651,894 527,502
四半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株)
4,318,000 4,317,961
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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四半期報告書
2 【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年11月9日
三和油化工業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
名古屋事務所
指定有限責任社員
公認会計士 中 村 哲 也
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 山 田 昌 紀
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている三和油化工業株
式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023
年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・
フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、三和油化工業株式会社及び連結子会社の2023年9月30日現在の財
政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示し
ていないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当
と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められない
かどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書に
おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注
記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められてい
る。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企
業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財
務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信
じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監
査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又
は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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