サイボウズ株式会社 四半期報告書 第27期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年11月13日
【四半期会計期間】 第27期第3四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
【会社名】 サイボウズ株式会社
【英訳名】 Cybozu, Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 青 野 慶 久
【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋二丁目7番1号
【電話番号】 03-6671-9525
【事務連絡者氏名】 経営支援本部長 林 忠 正
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋二丁目7番1号
【電話番号】 03-6671-9525
【事務連絡者氏名】 経営支援本部長 林 忠 正
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
連結経営指標等
第26期 第27期
回次 第3四半期 第3四半期 第26期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年1月1日 自 2023年1月1日 自 2022年1月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日 至 2022年12月31日
売上高 (百万円) 16,193 18,736 22,067
経常利益 (百万円) 1,291 3,306 987
親会社株主に帰属する
(百万円) 487 2,369 66
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 172 2,628 △ 427
純資産額 (百万円) 5,230 11,162 4,630
総資産額 (百万円) 16,190 18,500 15,907
1株当たり四半期(当期)
(円) 10.62 49.78 1.45
純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 32.3 60.3 29.1
第26期 第27期
回次
第3四半期連結会計期間 第3四半期連結会計期間
自 2022年7月1日 自 2023年7月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 7.75 17.30
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については
記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載して
おりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な
変更はありません。
なお、第2四半期連結会計期間において、サイボウズ・コネクトシー株式会社を設立し、連結の範囲に含めており
ます。
2/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フ
ロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関
する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間末現在において判断したものであります。また、当
社グループ(当社及び連結子会社)の報告セグメントは「ソフトウェアの開発、販売」のみであり、その他の事業セグ
メントは開示の重要性が乏しいため、セグメントごとの記載を省略しております。
(1) 経営成績
前第3四半期
当第3四半期
連結累計期間
連結累計期間 対前年同期比 対前年同期比
(自 2023年1月1日
(自 2022年1月1日
(増減額) (増減率)
至 2023年9月30日 )
至 2022年9月30日 )
連結売上高
16,193百万円 18,736百万円 2,542百万円 15.7%
営業利益
853百万円 3,124百万円 2,270百万円 266.1%
経常利益 1,291百万円 3,306百万円 2,015百万円 156.1%
親会社株主に帰属
487百万円 2,369百万円 1,882百万円 386.4%
する四半期純利益
2011年11月に提供を開始したクラウドサービスは、ご利用いただいている契約社数が59,000社、契約ユーザーラ
イセンス数が270万人を突破し堅調に推移しております。
このような状況下において、当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、クラウド上で提供するサー
ビスの売上が引き続き積み上がり、連結売上高は 18,736百万円 (前年同期比 15.7%増 )となりました。このうち、ク
ラウド関連事業の売上高は 16,364百万円 (前年同期比 20.2%増 )となっております。利益項目につきましては、従業
員数増加等により人件費が増加した一方、前期の積極的な広告宣伝投資に対して当期は認知度維持のための投資に
抑えていることにより広告宣伝費が減少した影響等から、営業利益は 3,124百万円 (前年同期比 266.1%増 )となり、
為替予約に係る為替差益が減少した影響等から、経常利益は 3,306百万円 (前年同期比 156.1%増 )となりました。ま
た、法人税等計上後の親会社株主に帰属する四半期純利益については 2,369百万円 (前年同期比 386.4%増 )となりま
した。
3/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
(2) 財政状態
当第3四半期
対前年比
前連結会計年度
連結会計期間
(増減額)
( 2022年12月31日 )
( 2023年9月30日 )
資産合計
15,907百万円 18,500百万円 2,592百万円
負債合計
11,277百万円 7,337百万円 △3,939百万円
純資産合計 4,630百万円 11,162百万円 6,532百万円
資産合計につきましては、現金及び預金や売掛金が増加、クラウドサービス用のサーバー増設等により工具、器
具及び備品が増加、上場株式の株価上昇により投資有価証券が増加した影響等から、前連結会計年度末に比べ 2,592
百万円増加 し、 18,500百万円 となりました。
負債合計につきましては、金融機関からの借入返済により借入金が減少した影響等から、前連結会計年度末に比
べ 3,939百万円減少 し、 7,337百万円 となりました。
純資産合計につきましては、剰余金配当 596 百万円を実施した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益 2,369百
万円 の計上により利益剰余金が増加、第三者割当による自己株式処分により資本剰余金が4,045百万円増加、自己株
式が454百万円減少した影響等から、前連結会計年度末に比べ 6,532百万円増加 し、 11,162百万円 となり、自己資本
比率は 60.3% となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は 486百万円 です。
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更は、次のとおりであります。
当社は、2022年10月1日付で「New Business Division」を新設いたしました。新本部として、国内外のメンバー
増員など組織基盤を強化するとともに、グローバルを見据えた長期的な研究開発活動を活性化しており、新規事業
の創出を目指します。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 193,428,000
計 193,428,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年9月30日 ) (2023年11月13日) 商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 52,757,800 52,757,800
プライム市場 100株
計 52,757,800 52,757,800 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2023年7月1日~
― 52,757,800 ― 613 ― 976
2023年9月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載するこ
とができませんので、直前の基準日である2023年6月30日現在の株主名簿により記載しております。
① 【発行済株式】
2023年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 5,139,400
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 47,588,900
完全議決権株式(その他) 475,889 ―
普通株式 29,500
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 52,757,800 ― ―
総株主の議決権 ― 475,889 ―
(注) 「単元未満株式」には、当社所有の自己株式78株を含んでおります。
② 【自己株式等】
2023年6月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
総数に対する
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都中央区日本橋
サイボウズ株式会社 5,139,400 - 5,139,400 9.74
2丁目7番1号
計 ― 5,139,400 - 5,139,400 9.74
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
6/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けております。
7/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年12月31日) (2023年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,124 5,680
売掛金 2,821 3,296
未収入金 738 693
仕掛品 0 2
原材料及び貯蔵品 31 40
その他 546 792
△ 4 △ 3
貸倒引当金
流動資産合計 9,257 10,502
固定資産
有形固定資産
建物 1,220 1,249
△ 525 △ 595
減価償却累計額
建物(純額) 695 654
工具、器具及び備品
7,337 9,418
△ 4,437 △ 5,640
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 2,900 3,778
建設仮勘定 0 -
有形固定資産合計 3,596 4,432
無形固定資産
ソフトウエア 122 158
ソフトウエア仮勘定 15 47
19 25
その他
無形固定資産合計 156 231
投資その他の資産
投資有価証券 1,291 1,614
敷金及び保証金 877 864
繰延税金資産 700 769
その他 29 86
△ 0 △ 0
貸倒引当金
投資その他の資産合計 2,897 3,333
固定資産合計 6,650 7,997
資産合計 15,907 18,500
8/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年12月31日) (2023年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2 0
短期借入金 2,200 -
1年内返済予定の長期借入金 2,480 -
未払金 1,335 681
未払費用 1,030 1,012
未払法人税等 251 828
契約負債 3,613 3,979
ポイント引当金 58 53
171 647
その他
流動負債合計 11,143 7,202
固定負債
資産除去債務 130 130
3 4
その他
固定負債合計 133 134
負債合計 11,277 7,337
純資産の部
株主資本
資本金 613 613
資本剰余金 976 5,022
利益剰余金 3,928 5,700
△ 1,800 △ 1,346
自己株式
株主資本合計 3,718 9,991
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 683 869
228 302
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 911 1,171
純資産合計 4,630 11,162
負債純資産合計 15,907 18,500
9/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
売上高 16,193 18,736
1,364 1,748
売上原価
売上総利益 14,829 16,988
販売費及び一般管理費
人件費 5,829 6,648
業務委託費 744 751
広告宣伝費 4,372 2,538
退職給付費用 29 29
研究開発費 170 486
2,828 3,410
その他
販売費及び一般管理費合計 13,975 13,864
営業利益 853 3,124
営業外収益
受取利息 1 3
受取配当金 4 12
為替差益 406 134
60 65
その他
営業外収益合計 473 216
営業外費用
支払利息 15 3
売上債権売却損 18 31
1 0
その他
営業外費用合計 35 34
経常利益 1,291 3,306
特別利益
固定資産売却益 0 0
0 26
固定資産受贈益
特別利益合計 0 27
特別損失
減損損失 5 17
2 8
固定資産除売却損
特別損失合計 8 25
税金等調整前四半期純利益 1,283 3,307
法人税、住民税及び事業税
511 1,089
284 △ 151
法人税等調整額
法人税等合計 796 938
四半期純利益 487 2,369
親会社株主に帰属する四半期純利益 487 2,369
10/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
四半期純利益 487 2,369
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 394 185
80 73
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 314 259
四半期包括利益 172 2,628
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 172 2,628
11/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第3四半期連結累計期間
(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
(1) 連結の範囲の重要な変更
第2四半期連結会計期間において、サイボウズ・コネクトシー株式会社を設立し、連結の範囲に含めており
ます。
(2) 持分法適用の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定
会計基準適用指針」という。)を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2
項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用
することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
減価償却費 1,107 百万円 1,463 百万円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年9月30日 )
1 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年3月26日
普通株式 550 12.00 2021年12月31日 2022年3月28日 利益剰余金
定時株主総会
(2) 基準日が当連結会計年度の開始の日から当四半期連結会計期間末までに属する配当のうち、配当の効力発生日
が当四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
1 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2023年3月25日
普通株式 596 13.00 2022年12月31日 2023年3月27日 利益剰余金
定時株主総会
(2) 基準日が当連結会計年度の開始の日から当四半期連結会計期間末までに属する配当のうち、配当の効力発生日
が当四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
12/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
2 株主資本の著しい変動
当社は、2023年1月5日付で、株式会社リコーから第三者割当による自己株式処分の払込を受けました。当該
自己株式処分により、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が4,045百万円増加、自己株式が454百万円
減少しております。この結果等により、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が5,022百万円、自己株
式が1,346百万円となりました。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年9月30日 )
当第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
当社グループの報告セグメントは「ソフトウェアの開発・販売」のみであり、その他の事業セグメントは開示の
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
収益認識の時期別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
なお、当社グループ(当社及び連結子会社)の報告セグメントは「ソフトウェアの開発、販売」のみであり、そ
の他の事業セグメントは開示の重要性が乏しいため、セグメントごとの記載を省略しております。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
一時点で移転される財又はサービス 562 527
一定期間にわたり移転される財又はサービス 15,631 18,209
顧客との契約から生じる収益 16,193 18,736
外部顧客への売上高 16,193 18,736
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
1株当たり四半期純利益 10円62銭 49円78銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 487 2,369
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
487 2,369
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 45,878,302 47,592,832
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
該当事項はありません。
13/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
14/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年11月13日
サイボウズ株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 成 島 徹
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 植 草 寛
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているサイボウズ株式
会社の2023年1月1日から2023年12月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、
すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、サイボウズ株式会社及び連結子会社の2023年9月30日現在の財政
状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての
重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
15/16
EDINET提出書類
サイボウズ株式会社(E05116)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠
して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に
公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が
認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期
レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四
半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表
明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいている
が、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の
作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半
期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示し
ていないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、
単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている
場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を
行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
16/16