株式会社デジタルハーツホールディングス 臨時報告書
提出書類 | 臨時報告書 著しい影響 特別損失 |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社デジタルハーツホールディングス |
カテゴリ | 臨時報告書 |
EDINET提出書類
株式会社デジタルハーツホールディングス(E27655)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年11月9日
【会社名】 株式会社デジタルハーツホールディングス
【英訳名】 DIGITAL HEARTS HOLDINGS Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 CEO 二宮 康真
【本店の所在の場所】 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号
【電話番号】 03(3373)0081
【事務連絡者氏名】 執行役員 CFO 伊丹 英人
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号
【電話番号】 03(3373)0081
【事務連絡者氏名】 執行役員 CFO 伊丹 英人
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/2
EDINET提出書類
株式会社デジタルハーツホールディングス(E27655)
臨時報告書
1【提出理由】
当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したた
め、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定
に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2【報告内容】
(1) 当該事象の発生年月日
2023年11月9日(取締役会決議日)
(2) 当該事象の内容
① のれん等の減損損失の計上(連結)
エンタープライズ事業を展開する当社の米国子会社であるLOGIGEAR CORPORATION(以下、「LGUS」)は、米国
の企業向けにソフトウェアテストサービスの提供を長年続けてまいりましたが、米国でのコロナ影響が長引いた
ことによる新規受注の遅れ等が生じ、売上高が想定を下回る状況が続き収益性が悪化いたしました。さらに、
DEVELOPING WORLD SYSTEMS LIMITED(以下、「DWS」)やMK Partners, Inc.( 以下、「MKP」)の子会社化等その他
の海外事業においても、買収時に想定したほどの業績拡大やシナジーを創出することができず、当期上期は計画
を下回る業績となりました。
こうしたなか、当社では中長期での業績改善に向けてエンタープライズ事業の海外事業について、経営体制や
営業戦略の大幅な見直しを行いました。具体的には、従来欧米顧客向けサービスに活用していた、LGUSが有する
エンジニアリソースやDWS及びMKPが有する独自のツールを、今後はエンタープライズ事業の中核子会社である株
式会社AGEST(以下、「AGEST」)の強力な営業力のもと、日本国内顧客向けサービスに積極活用する方針に転換
いたしました。これに伴い、LGUSのCEOの交代も含む大幅な経営体制の刷新や、LGUS等を当社の100%子会社から
AGESTの100%子会社とする資本構成の変更を決定いたしました。
このような直近の業績動向及び事業戦略の転換により、前提としていたキャッシュ・フロー見込みから大幅な
変更が生じたため、この度、LGUS、DWS及びMKPの株式取得時に発生したのれん等の減損を行い、これらの減損損
失を特別損失として計上いたしました。
② 関係会社株式評価損の計上(個別)
LGUSにおける収益性の悪化に伴う純資産の棄損を要因として、当社が保有する株式に係る関係会社株式評価損
を計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結業績への影響はありませ
ん。
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2024年3月期第2四半期の連結決算において、LGUSに関する減損損失584百万円、DWS及
びMKPに関する減損損失446百万円、計1,030百万円を特別損失として計上し、また個別決算においては関係会社株式
評価損1,714百万円を特別損失として計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結業績への影響はありません。
以 上
2/2