高千穂交易株式会社 四半期報告書 第73期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年11月8日
【四半期会計期間】 第73期第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
【会社名】 高千穂交易株式会社
【英訳名】 TAKACHIHO KOHEKI CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 井出 尊信
【本店の所在の場所】 東京都新宿区四谷一丁目6番1号
(YOTSUYA TOWER内)
【電話番号】 03-3355-1111
【事務連絡者氏名】 管理部長 岩本 昌也
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区四谷一丁目6番1号
(YOTSUYA TOWER内)
【電話番号】 03-3355-1111
【事務連絡者氏名】 管理部長 岩本 昌也
【縦覧に供する場所】 高千穂交易株式会社 大阪支店
(大阪市北区梅田三丁目3番20号
(明治安田生命大阪梅田ビル内))
高千穂交易株式会社 名古屋支店
(名古屋市中村区名駅南一丁目21番19号
(名駅サウスサイドスクエア内))
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第72期 第73期
回次 第2四半期 第2四半期 第72期
連結累計期間 連結累計期間
自2022年4月1日 自2023年4月1日 自2022年4月1日
会計期間
至2022年9月30日 至2023年9月30日 至2023年3月31日
11,118,576 12,729,123 23,360,960
売上高 (千円)
894,283 1,057,390 1,588,099
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
657,474 717,924 1,205,328
(千円)
期)純利益
925,133 1,085,583 1,698,468
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
15,585,036 16,531,902 16,432,378
純資産額 (千円)
21,319,236 22,383,742 22,133,322
総資産額 (千円)
73.54 79.17 134.69
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
潜在株式調整後1株当たり四半期
73.30 78.86 134.21
(円)
(当期)純利益
73.1 73.8 74.2
自己資本比率 (%)
営業活動による
1,262,934
(千円) △ 732,264 △ 1,387,967
キャッシュ・フロー
投資活動による
522,651
(千円) △ 248,560 △ 79,315
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 372,825 △ 986,838 △ 303,475
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末
4,387,451 4,867,352 4,509,225
(千円)
(期末)残高
第72期 第73期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結
会計期間 会計期間
自2022年7月1日 自2023年7月1日
会計期間
至2022年9月30日 至2023年9月30日
38.03 35.77
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.当社は業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」を導入しており、それらが保有する下記の当社
株式を、「1株当たり四半期(当期)純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益」の
算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(第72期第2四半期連結累計期
間64,094株、第73期第2四半期連結累計期間57,900株、第72期61,005株、第72期第2四半期連結会計期間
60,230株、第73期第2四半期連結会計期間57,900株)。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかに回復しております。先行きについては、雇用・所得
環境が改善する下で、各種政策の効果により緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、世界的な金融引締
めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっておりま
す。また、資材価格の高騰、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。
当社グループの市場環境は引き続き競争激化の状況にありますが、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を見
据え、コア領域における高収益事業の拡大及びサービスビジネスの成長や新事業・新ビジネスモデルの創出を図っ
ております。
具体的には、クラウドサービス&サポートセグメントでは、MSPサービスの拡大及びクラウド型サービス等の
新たな市場開拓や保守サービスの拡大を図っております。
システムセグメントでは、主要商品である商品監視システム、CCTVや入退室管理システムの付加価値強化、
クラウド型無線LANやクラウドセキュリティ商品の販売強化、RFIDシステム、省人化システムなどのリテー
ルソリューションの拡大を図っております。
他方、デバイスセグメントでは、エレクトロニクス事業においては主に通信インフラ市場・通信機器市場、Io
Tを主とした産業機器市場、アミューズメント市場への拡販及びソリューションビジネスの拡大、またメカトロニ
クス事業では、半導体製造装置等の産業機器市場や通信機器市場、アミューズメント市場、北米、ASEAN諸
国、中国への住宅設備向け機構部品の販売、国内外における自動車内装部品市場の開拓やユニット商品の開発など
に注力しております。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は、エレクトロニクス商品類で受注残の
取り込みが進み、産業機器向け電子部品の販売が好調に推移したこと等により、前年同期比14.5%増の127億29百万
円となりました。
損益につきましては、営業利益は上記理由により、前年同期比22.2%増の7億13百万円、経常利益は前年同期比
18.2%増の10億57百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比9.2%増の7億17百万円
となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(クラウドサービス&サポートセグメント)
クラウドサービス&サポートセグメントは、売上高は前年同期比9.6%増の11億92百万円、営業利益は前年同期
比1.3%減の2億25百万円となりました。これは、入退室管理システムの保守収入やMSPサービスの契約数、及
びクラウドサービス収入の増加により売上高は順調に推移したものの、円安によるメーリングシステム保守部品
の仕入れコスト増加が営業利益に影響したことによるものです。
(※MSPサービス:クラウド製品の保守運用・稼働監視をサブスクリプション型で行う当社独自のサービス)
(システムセグメント)
システムセグメントの売上高は、前年同期比2.5%減の46億13百万円、営業利益は前年同期と比較して1億29百
万円減少し、マイナス83百万円となりました。
リテールソリューション商品類は、アパレル向けにRFIDを応用した商品管理ソリューションやセキュリ
ティシステムが増加したことに加え、GMS向け顔認証システム等が好調に推移したものの、ホームセンター向
けの商品監視システムが減少したことにより、売上高は前年同期比1.9%減の16億13百万円となりました。
ビジネスソリューション商品類は、物流システム向けRFIDや外資オフィス向け入退室管理システムが堅調
だったものの、メーリングシステムの販売が一部第3四半期以降にスライドしたことにより、売上高は前年同期
比1.7%減の15億92百万円となりました。
グローバル商品類は、タイのアパレル店舗向けのセキュリティシステムが好調に推移したものの、発電所建設
計画遅延により防火システムが減収となり、売上高は前年同期比4.0%減の14億7百万円となりました。
3/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(デバイスセグメント)
デバイスセグメントの売上高は、前年同期比30.6%増の69億23百万円、営業利益は前年同期比84.7%増の5億
71百万円となりました。
エレクトロニクス商品類では、前期末の受注残の取り込みが進み、産業機器向け等の電子部品の販売が好調に
推移しました。加えて、2021年に代理店契約を締結したNTCJ社製品の販売が好調に推移したことや、民生機
器やアミューズメント向けに新規採用が増加したことにより、売上高は前年同期比46.6%増の46億38百万円とな
りました。
(※NTCJ:ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社)
メカトロニクス商品類では、新紙幣改刷による銀行端末向け機構部品の販売や新商材「スパイラルシャフト」
等の直動製品がスマート遊技機に採用されたことによりアミューズメント向けの販売が好調に推移し、売上高は
前年同期比6.9%増の22億85百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ2億50百万円増加し、223億83百万円
となりました。これは受取手形が1億80百万円、契約資産が1億58百万円、商品及び製品が1億9百万円減少し
た一方で、現金及び預金が3億58百万円、投資有価証券が3億52百万円増加したことなどによるものです。
他方、負債は、前連結会計年度末と比べ1億50百万円増加し、58億51百万円となりました。これは支払手形及
び買掛金が2億57百万円減少した一方で、未払法人税等が2億19百万円、契約負債が2億7百万円増加したこと
などによるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ99百万円増加し、165億31百万円となりました。これは親会社株主に帰属する
四半期純利益7億17百万円、配当金の支払9億94百万円などにより、利益剰余金が2億76百万円減少したこと
や、その他有価証券評価差額金が2億27百万円、為替換算調整勘定が1億44百万円増加したことなどによるもの
です。自己資本比率は前連結会計年度末から0.4ポイント下降し、73.8%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ3億58百万円(7.9%)増
加し、48億67百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間と比べ
19億95百万円増加し、12億62百万円のプラスとなりました。これは、税金等調整前四半期純利益が10億64百万円
となる中、売上債権の減少額2億38百万円、契約資産の減少額2億2百万円、契約負債の増加額2億2百万円が
あった一方で、仕入債務の減少額3億83百万円があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間と比べ
1億69百万円増加し、79百万円のマイナスとなりました。これは、投資有価証券の取得による支出49百万円、有
形固定資産の取得による支出26百万円があったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間と比べ
6億14百万円減少し、9億86百万円のマイナスとなりました。これは、配当金の支払9億95百万円があったこと
などによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重
要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方
針について重要な変更はありません。
4/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、25百万円(売上高比0.2%)であります。なお、当第2四半
期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社グループの事業運営は、特定の分野や顧客、サプライヤーに依存しているのが実情です。従って、そうし
た特定の分野や顧客の市況・業況や、サプライヤーとのパートナーシップ如何によっては、当社の業績に大きな
影響が及ぶ可能性があります。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの当第2四半期連結累計期間における資金状況は、当第2四半期連結会計期間末の現金及び預金
が、前連結会計年度末と比べ3億58百万円増加し、48億67百万円となりました。これは、受取手形が1億80百万
円減少し、未払法人税等が2億19百万円、契約負債が2億7百万円増加した上に、親会社株主に帰属する四半期
純利益が7億17百万円となった一方で、配当金の支払いが9億94百万円あったことなどによるものです。運転資
金の需要増については手許流動資金(現預金)で賄っております。
商社活動の中では、一時的にまとまった運転資金が必要となる場合がありますが、現在の資金残高は、当面の
事業活動を考慮しても、流動性が確保できております。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 36,000,000
計 36,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末現 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2023年11月8日)
(2023年9月30日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数は100株
10,171,800 10,171,800
普通株式
プライム市場 であります。
10,171,800 10,171,800
計 - -
(注)提出日現在発行数には、2023年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された
株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
年月日 数増減数 減額
数残高(株) (千円) (千円) 高(千円)
(株) (千円)
2023年7月1日~
- 10,171,800 - 1,209,218 - 1,171,672
2023年9月30日
6/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(5)【大株主の状況】
2023年9月30日現在
発行済株式(自己
所有株式数 株式を除く。)の
氏名又は名称 住所
(千株) 総数に対する所有
株式数の割合(%)
東京都新宿区新宿1-10-7 804 8.80
株式会社マースグループホールディングス
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
東京都港区浜松町2-11-3 469 5.13
(信託口)
東京都渋谷区神宮前1-5-1 450 4.92
セコム株式会社
東京都千代田区大手町1-5-5 300 3.29
株式会社みずほ銀行
東京都新宿区新宿1-10-7 265 2.90
株式会社マーストーケンソリューション
東京都千代田区丸の内2-1-1 216 2.36
明治安田生命保険相互会社
東京都中央区日本橋大伝馬町7-3 200 2.18
ヒューリック株式会社
東京都新宿区四谷1-6-1 197 2.15
高千穂交易従業員持株会
NORTHERN TRUST CO.(A
50 BANK STREET CA
VFC) RE IEDP AIF CLIE
NARY WHARF LONDON
168 1.83
NTS NON TREATY ACCOU
E14 5NT, UK
NT
(東京都中央区日本橋3-11-1)
(常任代理人 香港上海銀行)
東京都千代田区丸の内3-3-1 158 1.73
SMBC日興証券株式会社
3,228 35.35
計 -
(注)1.「発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合」における自己株式には、株式給付信託
(BBT)が保有する当社株式57千株を含めておりません。
2.上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、469千株であり
ます。
7/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2023年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
1,038,300
普通株式
9,117,500 91,175
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
16,000
単元未満株式 普通株式 - -
10,171,800
発行済株式総数 - -
91,175
総株主の議決権 - -
(注)1.完全議決権株式(その他)欄の普通株式には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式57,900株(議決
権の数579個)が含まれております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が91株含まれております。
②【自己株式等】
2023年9月30日現在
発行済株式総数に
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 対する所有株式数
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
(自己保有株式) 東京都新宿区四谷
1,038,300 1,038,300 10.20
-
高千穂交易株式会社 1-6-1
1,038,300 1,038,300 10.20
計 - -
(注)株主名簿上、当社名義となっており、実質的に所有していない株式はありません。なお、株式給付信託(BB
T)が保有する当社株式57,900株は、上記自己株式等に含まれておりません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
8/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023
年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務
諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
9/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
資産の部
流動資産
4,509,225 4,867,352
現金及び預金
376,768 196,529
受取手形
5,557,382 5,602,617
売掛金
815,759 657,218
契約資産
797,438 862,534
電子記録債権
4,880,489 4,771,278
商品及び製品
195,676 187,010
原材料
981,175 1,108,772
前払費用
188,494 82,863
その他
△ 206 △ 645
貸倒引当金
18,302,203 18,335,530
流動資産合計
固定資産
446,026 418,437
有形固定資産
233,602 199,196
無形固定資産
投資その他の資産
2,586,232 2,938,439
投資有価証券
119,366 51,786
繰延税金資産
333,167 331,941
敷金及び保証金
112,733 108,421
その他
△ 9 △ 9
貸倒引当金
3,151,488 3,430,578
投資その他の資産合計
3,831,118 4,048,211
固定資産合計
22,133,322 22,383,742
資産合計
10/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
負債の部
流動負債
3,059,921 2,802,044
支払手形及び買掛金
124,106 343,483
未払法人税等
947,278 1,155,006
契約負債
387,338 258,380
賞与引当金
34,938 32,077
役員賞与引当金
398,424 447,364
その他
4,952,008 5,038,356
流動負債合計
固定負債
20,451 14,874
長期未払金
9,032 15,131
役員株式給付引当金
679,144 690,045
退職給付に係る負債
53,050
繰延税金負債 -
40,305 40,381
その他
748,934 813,483
固定負債合計
5,700,943 5,851,840
負債合計
純資産の部
株主資本
1,209,218 1,209,218
資本金
1,375,268 1,377,508
資本剰余金
13,979,615 13,702,859
利益剰余金
△ 1,085,851 △ 1,078,349
自己株式
15,478,251 15,211,235
株主資本合計
その他の包括利益累計額
691,536 919,448
その他有価証券評価差額金
227,670 372,307
為替換算調整勘定
26,869 21,980
退職給付に係る調整累計額
946,077 1,313,735
その他の包括利益累計額合計
8,050 6,930
新株予約権
0 0
非支配株主持分
16,432,378 16,531,902
純資産合計
22,133,322 22,383,742
負債純資産合計
11/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
11,118,576 12,729,123
売上高
8,358,441 9,762,935
売上原価
2,760,134 2,966,188
売上総利益
※1 2,175,846 ※1 2,252,447
販売費及び一般管理費
584,288 713,740
営業利益
営業外収益
1,574 17,843
受取利息
21,105 38,301
受取配当金
286,502 298,210
為替差益
5,781 2,397
受取保険金
7,852
持分法による投資利益 -
7,582 10,363
その他
330,399 367,116
営業外収益合計
営業外費用
6,978
事務所移転費用 -
735 767
支払手数料
12,605 22,372
投資事業組合運用損
85 325
その他
20,404 23,466
営業外費用合計
894,283 1,057,390
経常利益
特別利益
930
新株予約権戻入益 -
7,222
-
投資有価証券売却益
930 7,222
特別利益合計
特別損失
※2 12,153
-
減損損失
12,153
特別損失合計 -
883,060 1,064,613
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 256,164 321,631
25,058
△ 30,578
法人税等調整額
225,586 346,689
法人税等合計
657,474 717,924
四半期純利益
657,474 717,924
親会社株主に帰属する四半期純利益
12/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
657,474 717,924
四半期純利益
その他の包括利益
92,878 227,911
その他有価証券評価差額金
35,971
繰延ヘッジ損益 -
143,443 144,636
為替換算調整勘定
△ 4,635 △ 4,889
退職給付に係る調整額
267,658 367,658
その他の包括利益合計
925,133 1,085,583
四半期包括利益
(内訳)
925,133 1,085,583
親会社株主に係る四半期包括利益
13/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
883,060 1,064,613
税金等調整前四半期純利益
91,370 99,153
減価償却費
12,153
減損損失 -
新株予約権戻入益 △ 930 -
12,605 22,372
投資事業組合運用損益(△は益)
受取利息及び受取配当金 △ 22,680 △ 56,144
持分法による投資損益(△は益) △ 7,852 -
投資有価証券売却損益(△は益) - △ 7,222
238,162
売上債権の増減額(△は増加) △ 481,704
電子記録債権の増減額(△は増加) △ 87,328 △ 65,096
89,646 202,796
契約資産の増減額(△は増加)
152,558
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 843,082
仕入債務の増減額(△は減少) △ 145,616 △ 383,022
74,483 202,406
契約負債の増減額(△は減少)
1,344
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 3,918
29,741
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 129,998
432
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 253
前払費用の増減額(△は増加) △ 77,220 △ 126,884
未払金の増減額(△は減少) △ 8,509 △ 23,386
39,373
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 10,418
88,038
△ 30,632
その他
1,319,496
小計 △ 527,086
22,680 56,144
利息及び配当金の受取額
△ 227,858 △ 112,706
法人税等の支払額
1,262,934
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 732,264
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 41,672 △ 26,297
投資有価証券の取得による支出 △ 150,259 △ 49,673
19,005
投資有価証券の売却による収入 -
無形固定資産の取得による支出 △ 20,267 △ 22,897
敷金及び保証金の差入による支出 △ 41,890 △ 128
4,664 675
敷金及び保証金の回収による収入
864 0
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 248,560 △ 79,315
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △ 387,121 △ 995,459
自己株式の取得による支出 △ 83 △ 282
10,472 8,904
ストックオプションの行使による収入
3,907
-
自己株式の売却による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 372,825 △ 986,838
132,283 161,345
現金及び現金同等物に係る換算差額
358,126
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 1,221,367
5,608,818 4,509,225
現金及び現金同等物の期首残高
※ 4,387,451 ※ 4,867,352
現金及び現金同等物の四半期末残高
14/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
給与・手当 697,563 千円 777,201 千円
277,475 215,432
賞与引当金繰入額
13,759 23,039
役員賞与引当金繰入額
44,046 43,688
退職給付費用
220,041 215,768
賃借料
248,680 262,838
支払手数料
※2 減損損失
前第2四半期連結累計期間において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
場所 用途 種類
東京都他 遊休資産 無形固定資産(電話加入権)
埼玉県比企郡小川町 遊休資産 無形固定資産(施設利用権)
① 減損損失を認識するに至った経緯
前第2四半期連結累計期間において、事業の用に供していない遊休資産のうち、回収可能価額が帳簿価額を
下回っている資産グループについて減損損失を計上しております。
② 減損損失の金額
電話加入権 11,133千円
施設利用権(霊園) 1,020千円
③ 資産のグルーピング方法
当社グループは、原則として、事業用資産については事業の種類を基準としてグルーピングを行っており、
遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。
④ 回収可能価額の算定方法
遊休資産の回収可能価額は、市場価格等に基づく正味売却価額により測定しております。
15/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のと
おりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
現金及び預金勘定 5,487,451千円 4,867,352千円
預入期間が3か月を超える定期預金 △1,100,000 -
現金及び現金同等物 4,387,451 4,867,352
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2022年6月28日
普通株式 387,052 43 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注)1.2022年6月28日定時株主総会決議による1株当たり配当額には、創立70周年記念配当15円を含んで
おります。
2.2022年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には、株式給付信託(BBT)が保有する当
社株式に対する配当金2,924千円が含まれております。
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末
後となるもの
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2022年11月8日
普通株式 216,253 24 2022年9月30日 2022年12月6日 利益剰余金
取締役会
(注)2022年11月8日取締役会の決議による配当金の総額には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式
に対する配当金1,389千円が含まれております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2023年6月28日
普通株式 994,680 109 2023年3月31日 2023年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2023年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株
式に対する配当金6,311千円が含まれております。
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末
後となるもの
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2023年11月7日
普通株式 484,070 53 2023年9月30日 2023年12月5日 利益剰余金
取締役会
(注)2023年11月7日取締役会の決議による配当金の総額には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式
に対する配当金3,068千円が含まれております。
16/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
クラウドサービ
システム デバイス 合計 調整額 損益計算書
ス&サポート
計上額
売上高
1,087,364 4,730,058 5,301,152 11,118,576 11,118,576
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
1,087,364 4,730,058 5,301,152 11,118,576 11,118,576
計 -
228,360 46,391 309,536 584,288 584,288
セグメント利益 -
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
クラウドサービ
システム デバイス 合計 調整額 損益計算書
ス&サポート
計上額
売上高
1,192,049 4,613,152 6,923,921 12,729,123 12,729,123
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
1,192,049 4,613,152 6,923,921 12,729,123 12,729,123
計 -
セグメント利益又は損
225,468 571,603 713,740 713,740
△ 83,332 -
失(△)
17/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を、商品類別に分解した情報は次のとおりであります。
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
区分
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
クラウドサービス&サポート商品類
1,087,364 1,192,049
クラウドサービス&サポート 計 1,087,364 1,192,049
リテールソリューション商品類
1,644,214 1,613,406
ビジネスソリューション商品類
1,620,514 1,592,320
グローバル商品類
1,465,329 1,407,425
システム 計 4,730,058 4,613,152
エレクトロニクス商品類
3,163,711 4,638,534
メカトロニクス商品類
2,137,441 2,285,386
デバイス 計 5,301,152 6,923,921
顧客との契約から生じる収益 11,118,576 12,729,123
その他の収益 - -
外部顧客への売上高 11,118,576 12,729,123
18/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
(1)1株当たり四半期純利益 73円54銭 79円17銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千
657,474 717,924
円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四
657,474 717,924
半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 8,940,118 9,068,651
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
73円30銭 78円86銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
普通株式増加数(株)
30,066 34,634
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
- -
1株当たり四半期純利益の算定に含めなかっ
た潜在株式で、前連結会計年度末から重要な
変動があったものの概要
(注) 株式給付信託(BBT)が保有する当社株式を「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(前第2四半期連結累
計期間64,094株、当第2四半期連結累計期間57,900株)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2023年11月7日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額……………………484,070千円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………53円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2023年12月5日
(注)1.2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。
2.中間配当による配当金の総額には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式に対する配当金3,068千
円が含まれております。
19/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年11月8日
高千穂交易株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
天 野 清 彦
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
伊 東 朋
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている高千穂交易株式
会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年9
月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すな
わち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算
書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、高千穂交易株式会社及び連結子会社の2023年9月30日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していない
と信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
21/22
EDINET提出書類
高千穂交易株式会社(E02927)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合
又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
22/22