B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 四半期報告書 第51期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)
提出書類 | 四半期報告書-第51期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30) |
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提出日 | |
提出者 | B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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B-R サーティワン アイスクリーム株式会社(E00474)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年11月8日
【四半期会計期間】 第51期第3四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
【会社名】 B-R サーティワン アイスクリーム株式会社
【英訳名】 B-R 31 ICE CREAM CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役会長 兼 社長 CEO ジョン・キム
【本店の所在の場所】 東京都品川区上大崎三丁目1番1号
【電話番号】 03(3449)0331
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 白井 康平
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区上大崎三丁目1番1号
【電話番号】 03(3449)0331
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 白井 康平
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第50期 第51期
回次 第3四半期 第3四半期 第50期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年1月1日 自 2023年1月1日 自 2022年1月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日 至 2022年12月31日
売上高 (千円) 16,663,609 18,810,280 22,038,471
経常利益 (千円) 1,915,803 1,976,061 1,691,416
親会社株主に帰属する
(千円) 1,258,872 1,281,885 1,232,943
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 1,414,633 1,434,644 1,255,321
純資産額 (千円) 11,557,659 12,495,737 11,398,347
総資産額 (千円) 19,848,049 20,992,517 19,960,721
1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 130.64 133.03 127.95
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 58.2 59.5 57.1
第50期 第51期
第3四半期 第3四半期
回次
連結会計期間 連結会計期間
自 2022年7月1日 自 2023年7月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 53.88 75.25
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると
認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要
な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものでありま
す。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2023年1月~9月)における日本国内の経済環境は、新型コロナウイルス感染症
対策の緩和による経済活動の本格的な再開が加速したことに加えて、水際対策の緩和によるインバウンド需要の
回復も消費の回復を後押しする結果となりました。その一方で、人手不足の問題の深刻化、資源価格や為替の変
動による物価の上昇、人件費の高騰などが与える様々な価格への影響も懸念されており、社会全体が依然として
先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは“We make people happy.”「アイスクリームを通じて、人々に幸せを
お届けします。」を企業理念に、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しい
こと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンを目指すとともに、
企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めております。
また、引き続き、先ずお客様や従業員の安全を第一に考えた衛生管理の徹底として工場・店舗における感染防
止に取り組むとともに、当社グループの長期経営計画(4本の柱:ブランドパワー強化・デジタル化・スマート
31・販売拠点拡大)を推進しています。
<ブランドパワー強化>
ブランドパワー強化として、お客様のデマンドに合わせたマーケティング、サーティワンらしいプロモーショ
ンを行いました。具体的には、毎月の「新作フレーバー」として専門店ならではの魅力的なアイスクリームを新
発売し、選ぶ楽しさを提供するとともに、商品ラインナップを強化いたしました。また、お子様をターゲットに
した「サーティワンパスポート」、日本上陸50周年を記念した「サーティワン BOX」、テイクアウト需要に応え
る「フレッシュパック」も「Happiness Box」と合わせて発売しました。コラボレーションにおいては、当社同
様に日本上陸50周年の「キットカット」、お客様から高い評価を受けている「スプラトゥーン3」「ポケモ
ン」、そして「スーパーマリオ」との初のコラボレーション実現にも成功しました。
新店舗デザインでは「F1(Flavor 1st)」、「MOMENTS」導入による店舗イメージの刷新を進めるため、店舗
の全面改装を当第3四半期末時点では102店実施し、新店舗を含め新デザインの導入店舗数を395店舗としまし
た。また、新デザインに合わせて新ユニフォームも導入しました。
<デジタル化>
デジタル化施策としては、予約受付も取り入れたモバイルオーダーを推進するとともに、全店のPOSシステムの
リニューアルも実施したことで、お客様の利便性向上に努めています。また、コミュニケーションツールの会員
制アプリ「31Club」の会員数が、710万人を超えました。会員の購入額は売上全体の33%を占めており、会員でな
い方に比べ購入額も30%以上多くなっています。
<スマート31>
スマート31施策として、サプライチェーン・マネジメントの最適化で昨今のコスト上昇を抑制し、お客様がお
買い求めになり易い価格での提供に努めています。組織に関しては、引き続きリモートによる就業やペーパーレ
ス、従業員福利厚生の拡充など働き方改革による最適化を行っています。また、オフィスや生産工場、そして店
舗でも、エネルギーの効率的な使用に努めております。店舗においては、包装材料の見直しによるスプーンの軽
量化を実施いたしました。
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<販売拠点拡大>
店舗戦略として、新規商業施設への出店強化を継続するとともに、立地や利用シーンの多様化に着目した持ち
帰り専門店『To Go 専門店』を昨年3月に出店し、現在、主要都市を中心に10店舗出店しております。また、大
学のカフェテリア、野球場や行楽地、水族館やサービスエリアへの出店など、消費者の購入機会を増やすよう積
極的に取り組んだ結果、当第3四半期末販売拠点数は国内外合わせて1,356ヶ所と、前年同期末に比べ63ヶ所増加
となっています。
当社グループにおける当第3四半期連結累計期間の売上高は、同期間過去最高の小売売上高の伸長に牽引さ
れ、188億10百万円(前年同期比112.9%)となりました。小売売上高は長期経営計画の4本の柱に加え、お客様
が購入し易い価格での提供をしたことで、同期間過去最高を記録しました。併せて、下記の4つのことを成し遂
げることが出来ました。
・一店舗当たりの小売売上高が過去最高を記録。
・25ヶ月連続既存店売上高増を達成。
・月間小売売上高を2ヶ月連続過去最高を達成。
・当社グループの卸売上高が過去最高を記録。
売上原価は90億62百万円(前年同期比116.9%)となりました。原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価
の増加がありましたが、サプライヤーと協働して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製
造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、前年同期間と比較して3億円ほど
のコスト増に留めることが出来ました。その結果、売上の伸長に比べて売上原価の抑制が図られ、売上総利益は
97億47百万円(前年同期比109.4%)となりました。
販売費及び一般管理費については、まん延防止等重点措置発令下にあった2022年第3四半期累計期間と比較し
て積極的な売上獲得のためデジタル広告の出稿を増加したこと、さらに日本上陸50周年記念のキャンペーンを展
開したことにより、広告宣伝費が増加しましたが、その効果もあり小売売上高を前年比114.4%と伸ばすことが出
来ております。また、売上が増加したことによる物流費等の販売費の増加、販売拠点拡大のための活動費の増
加、新規に出店した直営店の管理費の増加など、将来の売上獲得につながる活動も行い、前年同期間と比べて8
億18百万円増加の78億10百万円となりました。
以上の結果、営業利益は19億37百万円(前年同期比101.0%)となりました。これは、外的要因とビジネス成長
に伴うコスト上昇を加味した連結業績予想に沿うものです。
また、経常利益は19億76百万円(前年同期比103.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億81百万円
(前年同期比101.8%)となり、こちらも連結業績予想に沿っております。
なお、当社グループはアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の
記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ10億31百万円増加の209億92百万円とな
りました。これは主に、売掛金及び未収入金が減少し、現金及び預金が増加したことによるものであります。
総負債は前連結会計年度末に比べ65百万円減少の84億96百万円となりました。これは主に、未払金の減少6億
16百万円、未払法人税等の増加1億97百万円及び契約負債の増加1億85百万円によるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べ10億97百万円増加の124億95百万円となりました。これは主に、親会社株主に
帰属する四半期純利益の計上が12億81百万円あったことによるものであります。
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(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当社は、バスキン・ロビンス・フランチャイジング エルエルシーと“ライセンスおよび技術援助契約”を締
結しており、アイスクリーム研究開発については同社で実施しているため、研究開発費は発生しておりません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 38,003,000
計 38,003,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年9月30日 ) (2023年11月8日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 9,644,554 9,644,554 単元株式数100株
スタンダード市場
計 9,644,554 9,644,554 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2023年7月1日~
― 9,644,554 ― 735,286 ― 241,079
2023年9月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 8,700
普通株式 9,633,900
完全議決権株式(その他) 96,339 ―
普通株式 1,954
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 9,644,554 ― ―
総株主の議決権 ― 96,339 ―
(注) 1 当第3四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2023年6月30日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
2 「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式17株が含まれております。
② 【自己株式等】
2023年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都品川区上大崎
B-R サーティワン
8,700 ― 8,700 0.09
三丁目1番1号
アイスクリーム株式会社
計 ― 8,700 ― 8,700 0.09
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年12月31日) (2023年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,797,136 6,687,955
売掛金 1,849,505 1,399,664
製品 959,041 1,439,600
原材料 519,109 525,257
貯蔵品 369,375 539,937
前払費用 300,837 403,945
未収入金 632,582 492,037
未収消費税等 45,082 -
その他 187,245 216,632
△ 9 △ 7
貸倒引当金
流動資産合計 10,659,905 11,705,025
固定資産
有形固定資産
建物 4,227,882 4,255,484
△ 2,259,215 △ 2,373,458
減価償却累計額
建物(純額) 1,968,666 1,882,025
構築物
444,950 444,950
△ 288,774 △ 302,659
減価償却累計額
構築物(純額) 156,175 142,290
機械及び装置
4,239,534 4,249,653
△ 3,491,375 △ 3,649,715
減価償却累計額
機械及び装置(純額) 748,158 599,938
賃貸店舗用設備
4,438,045 4,393,051
△ 2,945,172 △ 2,647,544
減価償却累計額
賃貸店舗用設備(純額) 1,492,873 1,745,506
直営店舗用設備
655,711 711,972
△ 113,718 △ 151,271
減価償却累計額
直営店舗用設備(純額) 541,992 560,701
車両運搬具
62,259 64,026
△ 35,841 △ 42,965
減価償却累計額
車両運搬具(純額) 26,417 21,061
工具、器具及び備品
710,369 741,165
△ 606,112 △ 632,136
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 104,256 109,028
土地
695,362 695,362
3,018 47,651
建設仮勘定
有形固定資産合計 5,736,921 5,803,566
無形固定資産
のれん 209,046 221,166
411,737 445,330
その他
無形固定資産合計 620,784 666,497
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年12月31日) (2023年9月30日)
投資その他の資産
破産更生債権等 27,499 23,218
長期前払費用 404,267 263,124
繰延税金資産 255,945 225,124
敷金及び保証金 2,156,976 2,191,875
その他 113,686 127,988
△ 15,265 △ 13,903
貸倒引当金
投資その他の資産合計 2,943,110 2,817,428
固定資産合計 9,300,816 9,287,492
資産合計 19,960,721 20,992,517
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年12月31日) (2023年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 656,560 777,516
1年内返済予定の長期借入金 230,012 230,012
未払金 2,887,302 2,270,708
未払法人税等 260,760 457,925
未払消費税等 - 33,830
契約負債 1,657,709 1,842,897
預り金 204,983 236,838
賞与引当金 67,473 136,213
役員賞与引当金 42,200 63,975
225,987 236,167
その他
流動負債合計 6,232,989 6,286,085
固定負債
長期借入金 744,082 571,573
退職給付に係る負債 74,021 86,381
役員退職慰労引当金 59,600 37,094
資産除去債務 150,200 166,561
長期預り保証金 1,290,854 1,337,106
10,626 11,977
繰延税金負債
固定負債合計 2,329,384 2,210,694
負債合計 8,562,373 8,496,779
純資産の部
株主資本
資本金 735,286 735,286
資本剰余金 241,079 241,079
利益剰余金 10,390,557 11,335,188
△ 17,519 △ 17,519
自己株式
株主資本合計 11,349,403 12,294,034
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △ 2,579 △ 489
繰延ヘッジ損益 △ 60,710 7,034
112,234 195,158
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 48,944 201,703
純資産合計 11,398,347 12,495,737
負債純資産合計 19,960,721 20,992,517
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(2) 【四半期連結損益及び包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
売上高 16,663,609 18,810,280
7,753,757 9,062,641
売上原価
売上総利益 8,909,852 9,747,639
販売費及び一般管理費 6,992,321 7,810,553
営業利益 1,917,530 1,937,085
営業外収益
受取利息 433 71
為替差益 17,753 10,667
受取ロイヤリティー 15,726 30,697
受取報奨金 - 16,950
14,560 7,186
その他
営業外収益合計 48,474 65,574
営業外費用
支払利息 8,142 7,003
店舗設備除去損 42,032 19,466
25 128
その他
営業外費用合計 50,200 26,598
経常利益 1,915,803 1,976,061
特別利益
157 -
固定資産売却益
特別利益合計 157 -
特別損失
18,491 20,207
固定資産廃棄損
特別損失合計 18,491 20,207
税金等調整前四半期純利益 1,897,470 1,955,854
法人税等
638,597 673,969
1,258,872 1,281,885
四半期純利益
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,258,872 1,281,885
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,873 2,090
繰延ヘッジ損益 17,341 67,744
135,546 82,924
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 155,760 152,759
四半期包括利益 1,414,633 1,434,644
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,414,633 1,434,644
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第3四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
(1) 連結の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(2) 持分法適用の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
税金費用の計算
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期連結損益及び包括利益計算書関係)
売上の季節的変動
当第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
当社では、主として夏季に需要が伸びる製品の製造・販売を行っているため、第2、第3四半期連結会計期間
の販売実績が、他の四半期連結会計期間に比べて高くなっております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間における減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及び、のれんの償却
額は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
減価償却費 1,067,629千円 1,098,872千円
のれんの償却額 14,010 14,471
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年3月16日
普通株式 144,538 15.00 2021年12月31日 2022年3月17日 利益剰余金
定時株主総会
2022年7月22日
普通株式 144,537 15.00 2022年6月30日 2022年9月2日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
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当第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2023年3月15日
普通株式 144,537 15.00 2022年12月31日 2023年3月16日 利益剰余金
定時株主総会
2023年7月21日
普通株式 192,716 20.00 2023年6月30日 2023年9月4日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、アイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、記載を省略しておりま
す。
(収益認識関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:千円)
収益認識の時期
一時点で移転される財及びサービス 12,963,162
一定の期間にわたり移転される財及びサービス 2,784,743
顧客との契約から生じる収益 15,747,906
その他の収益(注) 915,703
外部顧客への売上高 16,663,609
(注) 「その他の収益」は、リース取引に関する会計基準に基づく収益であります。
当第3四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:千円)
収益認識の時期
14,750,042
一時点で移転される財及びサービス
一定の期間にわたり移転される財及びサービス 3,152,457
17,902,500
顧客との契約から生じる収益
その他の収益(注) 907,780
外部顧客への売上高 18,810,280
(注) 「その他の収益」は、リース取引に関する会計基準に基づく収益であります。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日 (自 2023年1月1日
項目
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
1株当たり四半期純利益金額 130円64銭 133円03銭
(算定上の基礎)
1,281,885
親会社株主に帰属する四半期純利益 金額(千円) 1,258,872
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,258,872 1,281,885
四半期純利益金額(千円)
9,635,837
普通株式の期中平均株式数(株) 9,635,854
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
(重要な後発事象)
2023年10月20日開催の取締役会において、設備投資に関しまして、次の通り決議しました。
生産能力の拡大および新しい種類のアイスクリームケーキ生産のため、当社神戸三木工場構内に約30億円を投
資し、工場の拡張と新たな生産ラインを導入。
当該設備が生産・営業活動に及ぼす重要な影響
当該設備投資による当連結会計年度の連結業績に与える影響につきましては軽微であり、翌連結会計年度以降
につきましても、重要な影響はありません。
2 【その他】
2023年7月21日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、2023年6月30日の株主名簿に記載又は記録された
株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議し、中間配当を行いました。
① 中間配当による配当金の総額…………… 192,716千円
② 1株当たりの金額………………………… 20円00銭
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日… 2023年9月4日
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独 立 監 査 人 の 四 半 期 レ ビ ュ ー 報 告 書
2023年11月8日
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社
取 締 役 会 御 中
PwCあらた有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 五 代 英 紀
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 島 袋 信 一
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているB-R
サーティワン アイスクリーム株式会社の2023年1月1日から2023年12月31日までの連結会計年度の第3四半期連結
会計期間(2023年7月1日から2023年9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年9
月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結
包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当
と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、B-R サーティワン アイスクリーム株式会社及び連結
子会社の2023年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表
示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを
行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監
査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子
会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明
の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期
連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連
結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成するこ
とが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に
基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することに
ある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から
四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠
して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性
が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般
に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項
が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半
期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する
四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を
表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいている
が、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表
の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四
半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示
していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人
は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の
重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこ
と、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講
じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容に
ついて報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係
はない。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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