株式会社MORESCO 四半期報告書 第66期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)
提出書類 | 四半期報告書-第66期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31) |
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提出者 | 株式会社MORESCO |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社MORESCO(E01083)
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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2023年10月12日
【四半期会計期間】 第66期第2四半期(自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)
【会社名】 株式会社 MORESCO
【英訳名】 MORESCO Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 両角 元寿
【本店の所在の場所】 神戸市中央区港島南町五丁目5番3号
【電話番号】 078-303-9010
【事務連絡者氏名】 取締役 上席執行役員 藤本 博文
【最寄りの連絡場所】 神戸市中央区港島南町五丁目5番3号
【電話番号】 078-303-9220
【事務連絡者氏名】 取締役 上席執行役員 藤本 博文
【縦覧に供する場所】 株式会社MORESCO 東京支店
(東京都港区西新橋一丁目8番1号)
株式会社MORESCO 大阪支店
(大阪市中央区備後町三丁目2番15号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第65期 第66期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結 第65期
累計期間 累計期間
自 2022年3月1日 自 2023年3月1日 自 2022年3月1日
会計期間
至 2022年8月31日 至 2023年8月31日 至 2023年2月28日
売上高 (百万円) 14,523 15,386 30,333
経常利益 (百万円) 846 933 1,046
親会社株主に帰属する
(百万円) 504 569 615
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 1,647 1,338 1,353
純資産額 (百万円) 21,717 22,381 21,240
総資産額 (百万円) 31,092 32,208 32,017
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 53.94 61.68 66.19
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 60.9 60.3 57.9
営業活動による
(百万円) 535 1,004 515
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 718 △ 1,305 △ 1,172
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) 487 △ 115 1,227
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 4,096 3,686 4,186
四半期末(期末)残高
第65期 第66期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結
会計期間 会計期間
自 2022年6月1日 自 2023年6月1日
会計期間
至 2022年8月31日 至 2023年8月31日
1株当たり四半期純利益 (円) 20.04 37.44
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、
重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済が正常化するなか、物価の上昇により、個人消費は緩や
かに拡大しました。世界経済においては、インフレは鈍化傾向にありますが、米国経済は引き続き堅調で金利差が
拡大し、為替は円安方向に推移しました。また、中国での不動産問題や景気の先行きに不安が見られました。
このような状況のもと当社グループにおいては、海外での販売数量増加および全般的な販売価格の上昇により 売
上高は15,386百万円 (前年同期比 5.9%増 )となり、 営業利益は528百万円 (前年同期比 78.8%増 )と大幅に増加しまし
たが、為替差益の減少により、 経常利益は933百万円 (前年同期比 10.4%増 )、 親会社株主に帰属する四半期純利益は
569百万円 (前年同期比 13.0%増 )となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 日本
経済はゆるやかな回復基調の下、特殊潤滑油は主力のダイカスト用油剤の販売数量は前年同期を上回りました
が、難燃性作動液や冷熱媒体が数量減となったことから部門全体の販売数量は前年同期を下回りました。ホット
メルト接着剤は衛生材料向けが好調で数量増となりましたが、素材および合成潤滑油は主要顧客での需要減によ
り数量減となりました。日本セグメント全体で販売数量は前年同期を下回ったものの、製品価格是正により利益
率は改善が進んできました。
この結果、当セグメントの 外部顧客への売上高は9,966百万円 (前年同期比 3.6%増 )となり、 セグメント利益は
216百万円 (前年同期比 50.4%増 )となりました。
② 中国
不動産問題や、雇用回復の遅れによる消費抑制等が内需回復の重石となっている状況の中、特殊潤滑油は日系
自動車部品メーカーの稼働率低下の影響を受け、ホットメルト接着材は空気清浄機用フィルター用途での出荷減
により、共に減収となりました。
この結果、当セグメントの 外部顧客への売上高は1,522百万円 (前年同期比 12.4%減 )となり、 セグメント利益は
80百万円 (前年同期比 15.4%減 )となりました。
③ 東南/南アジア
特殊潤滑油はインドおよびインドネシアでの自動車生産台数の増加による数量増と販売価格の上昇により、
ホットメルト接着剤は同地域での拡販により、共に増収となりました。
この結果、当セグメントの 外部顧客への売上高は3,313百万円 (前年同期比 21.5%増 )となり、 セグメント利益は
149百万円 (前年同期比 265.0%増 )となりました。
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④ 北米
自動車生産台数の増加による数量増により特殊潤滑油は大幅増収となりました。また中でも少量塗布型離型剤
等の高付加価値品の出荷が順調に推移しました。
この結果、当セグメントの 外部顧客への売上高は584百万円 (前年同期比 34.1%増 )となり、 セグメント利益は80
百万円 (前期比 151.1%増 )となりました。
財政状態は、次のとおりです。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて 191百万円増加 し、 32,208百万円 とな
りました。これは主に、現金及び預金が500百万円、売上債権が143百万円それぞれ減少した一方で、有形固定資産
が504百万円、無形固定資産が154百万円、投資その他の資産が164百万円それぞれ増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べて 950百万円減少 し、 9,827百万円 となりました。これは主に、長期借入金が415
百万円増加した一方で、仕入債務が677百万円、短期借入金が285百万円それぞれ減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて 1,141百万円増加 し、 22,381百万円 となりました。これは主に、利益剰余金
が385百万円、為替換算調整勘定が482百万円、非支配株主持分が257百万円それぞれ増加したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて 500百万円減少
し、 3,686百万円 となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは 1,004百万円の収入 (前期は 535百万円の収入 )となりました。これは主に
税金等調整前四半期純利益等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは 1,305百万円の支出 (前期は 718百万円の支出 )となりました。これは主に
有形固定資産の取得による支出等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは 115百万円の支出 (前期は 487百万円の収入 )となりました。これは主に短
期借入金の純減等によるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重
要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、 634百万円 であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありま
せん。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。
(事業の譲受)
当社の連結子会社である MORESCO USA Inc.(米国 サウスカロライナ州、以下「MUSA」)は、CROSS
TECHNOLOGIES GROUP, INC.(米国 ミシガン州、以下「CROSS」)の行う全事業を譲り受けすることについて2023年
8月22日事業譲渡契約を締結いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであり
ます。
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(持分取得による子会社化)
当社は、当社の持分法適用関連会社である無錫德松科技有限公司(中国江蘇省無錫市)の出資持分のすべてを取
得し子会社化することについて、2023年8月28日意思決定を行いました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであり
ます。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 20,000,000
計 20,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年8月31日 ) (2023年10月12日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 9,696,500 9,696,500 単元株式数100株
プライム市場
計 9,696,500 9,696,500 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式
発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
総数残高
年月日 総数増減数 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (百万円) (百万円)
(株)
2023年6月1日~
― 9,696,500 ― 2,118 ― 1,906
2023年8月31日
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(5) 【大株主の状況】
2023年8月31日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(千株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
松村石油株式会社 大阪市北区西天満2丁目8番5号 1,067 11.5
コスモ石油ルブリカンツ株式会
東京都港区芝浦1丁目1-1 503 5.4
社
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町2丁目11番3号 429 4.6
株式会社(信託口)
MORESCO従業員持株会 神戸市中央区港島南町5丁目5-3 405 4.3
日本曹達株式会社 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 365 3.9
スターライト工業株式会社 大阪市旭区大宮4丁目23-7 326 3.5
株式会社みずほ銀行
東京都千代田区大手町1丁目5番5号
(常任代理人 日本カストディ銀 250 2.7
(東京都中央区晴海1丁目8-12)
行)
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 250 2.7
大阪中小企業投資育成株式会社 大阪市北区中之島3丁目3番23号 209 2.2
島貿易株式会社 東京都中央区銀座2丁目12番14号 165 1.7
計 ― 3,970 43.0
(注) 上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、429千株
であります。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年8月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 463,700
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式
完全議決権株式(その他) 92,226 ―
9,222,600
普通株式
単元未満株式 ― ―
10,200
発行済株式総数 9,696,500 ― ―
総株主の議決権 ― 92,226 ―
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式20株が含まれております。
② 【自己株式等】
2023年8月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
総数に対する
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称
所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
神戸市中央区港島南町5
株式会社MORESCO 463,700 - 463,700 4.7
丁目5-3
計 ― 463,700 - 463,700 4.7
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年6月1日から2023年
8月31日まで)および第2四半期連結累計期間(2023年3月1日から2023年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表に
ついて、太陽有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年2月28日) (2023年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,256 3,756
受取手形及び売掛金 7,595 7,453
商品及び製品 3,276 3,524
原材料及び貯蔵品 3,030 2,854
その他 675 587
△ 22 △ 21
貸倒引当金
流動資産合計 18,810 18,153
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,886 3,900
機械装置及び運搬具(純額) 1,815 1,782
土地 1,963 1,973
946 1,459
その他(純額)
有形固定資産合計 8,610 9,114
無形固定資産
のれん 92 36
498 708
その他
無形固定資産合計 589 744
※ 4,002 ※ 4,166
投資その他の資産
固定資産合計 13,202 14,024
繰延資産 6 32
資産合計 32,017 32,208
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,144 4,467
短期借入金 2,381 2,096
未払法人税等 183 123
賞与引当金 464 460
1,427 1,046
その他
流動負債合計 9,599 8,192
固定負債
長期借入金 472 887
退職給付に係る負債 498 517
208 231
その他
固定負債合計 1,179 1,635
負債合計 10,778 9,827
純資産の部
株主資本
資本金 2,118 2,118
資本剰余金 1,976 1,976
利益剰余金 13,760 14,145
△ 567 △ 561
自己株式
株主資本合計 17,287 17,678
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 74 99
為替換算調整勘定 879 1,361
293 280
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 1,246 1,739
非支配株主持分 2,706 2,963
純資産合計 21,240 22,381
負債純資産合計 32,017 32,208
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日) 至 2023年8月31日)
売上高 14,523 15,386
10,484 11,188
売上原価
売上総利益 4,039 4,197
※1 ,※2 3,744 ※1 ,※2 3,669
販売費及び一般管理費
営業利益 295 528
営業外収益
受取利息 11 7
受取配当金 14 15
持分法による投資利益 53 63
為替差益 454 268
28 56
その他
営業外収益合計 560 410
営業外費用
支払利息 4 0
デリバティブ評価損 2 1
3 3
その他
営業外費用合計 9 4
経常利益 846 933
税金等調整前四半期純利益 846 933
法人税、住民税及び事業税
296 231
△ 11 31
法人税等調整額
法人税等合計 286 262
四半期純利益 560 671
非支配株主に帰属する四半期純利益 56 102
親会社株主に帰属する四半期純利益 504 569
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日) 至 2023年8月31日)
四半期純利益 560 671
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 26 29
為替換算調整勘定 1,022 636
退職給付に係る調整額 △ 4 △ 14
42 16
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 1,086 667
四半期包括利益 1,647 1,338
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,352 1,063
非支配株主に係る四半期包括利益 294 276
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日) 至 2023年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 846 933
減価償却費 612 556
持分法による投資損益(△は益) △ 53 △ 63
有形固定資産売却損益(△は益) △ 2 △ 4
退職給付に係る資産又は負債の増減額 △ 28 △ 23
賞与引当金の増減額(△は減少) 4 △ 5
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1 △ 2
受取利息及び受取配当金 △ 24 △ 22
支払利息 4 0
売上債権の増減額(△は増加) △ 298 368
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 418 180
仕入債務の増減額(△は減少) 389 △ 797
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 97 66
26 9
その他
小計 961 1,197
利息及び配当金の受取額
108 102
利息の支払額 △ 4 △ 0
△ 530 △ 294
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 535 1,004
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 65 -
有形固定資産の取得による支出 △ 744 △ 1,062
有形固定資産の売却による収入 2 5
無形固定資産の取得による支出 △ 21 △ 213
投資有価証券の取得による支出 △ 2 △ 3
△ 18 △ 32
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 718 △ 1,305
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,031 △ 371
長期借入れによる収入 200 700
長期借入金の返済による支出 △ 238 △ 215
自己株式の取得による支出 △ 194 -
配当金の支払額 △ 188 △ 185
非支配株主への配当金の支払額 △ 111 △ 19
△ 13 △ 25
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー 487 △ 115
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 77 △ 84
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 227 △ 500
現金及び現金同等物の期首残高 3,869 4,186
※ 4,096 ※ 3,686
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2023年2月28日 ) ( 2023年8月31日 )
投資その他の資産 0 百万円 0 百万円
(四半期連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日 ) 至 2023年8月31日 )
給料手当 1,040 百万円 1,044 百万円
賞与引当金繰入額 348 298
退職給付費用 64 59
※2 一般管理費に含まれる研究開発費
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日 ) 至 2023年8月31日 )
一般管理費に含まれる研究開発費 635 百万円 634 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日 ) 至 2023年8月31日 )
現金及び預金勘定 4,166 百万円 3,756 百万円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △70 △70
現金及び現金同等物 4,096 3,686
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(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年5月27日
普通株式 188 20.00 2022年2月28日 2022年5月30日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後と
なるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年10月13日
普通株式 185 20.00 2022年8月31日 2022年11月11日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2023年5月30日
普通株式 185 20.00 2023年2月28日 2023年5月31日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後と
なるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2023年10月12日
普通株式 185 20.00 2023年8月31日 2023年11月13日 利益剰余金
取締役会
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高および利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
東南/
日本 中国 北米 計
(注)2
南アジア
売上高
外部顧客への売上高 9,624 1,737 2,726 436 14,523 - 14,523
セグメント間の内部売上高
689 198 82 12 982 △ 982 -
又は振替高
計 10,313 1,936 2,808 448 15,505 △ 982 14,523
セグメント利益 143 95 41 32 311 △ 16 295
(注) 1.セグメント利益の調整額 △16百万円 には、セグメント間取引消去 0百万円 、棚卸資産の調整額 △16百万円
および貸倒引当金の調整額 0百万円 が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高および利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
東南/
日本 中国 北米 計
(注)2
南アジア
売上高
外部顧客への売上高 9,966 1,522 3,313 584 15,386 - 15,386
セグメント間の内部売上高
677 191 46 7 922 △ 922 -
又は振替高
計 10,643 1,714 3,359 592 16,307 △ 922 15,386
セグメント利益 216 80 149 80 525 3 528
(注) 1.セグメント利益の調整額 3百万円 には、セグメント間取引消去 △0百万円 、棚卸資産の調整額 4百万円 およ
び貸倒引当金の調整額 △0百万円 が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
東南/
日本 中国 北米
南アジア
特殊潤滑油 4,193 1,275 1,239 319 7,027
ホットメルト接着剤 2,116 379 1,233 26 3,754
その他 3,200 84 254 90 3,627
顧客との契約から生じる収益 9,509 1,737 2,726 436 14,408
その他の収益 115 - - - 115
外部顧客への売上高 9,624 1,737 2,726 436 14,523
(注) 「その他」は、素材、合成潤滑油、エネルギーデバイス材料および装置販売等であります。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
東南/
日本 中国 北米
南アジア
特殊潤滑油 4,676 1,140 1,473 446 7,736
ホットメルト接着剤 2,235 318 1,614 27 4,194
その他 2,926 64 226 111 3,327
顧客との契約から生じる収益 9,836 1,522 3,313 584 15,256
その他の収益 130 - - - 130
外部顧客への売上高 9,966 1,522 3,313 584 15,386
(注) 「その他」は、素材、合成潤滑油、エネルギーデバイス材料および装置販売等であります。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年3月1日 (自 2023年3月1日
至 2022年8月31日 ) 至 2023年8月31日 )
1株当たり四半期純利益 53円94銭 61円68銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 504 569
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
504 569
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 9,340,232 9,229,385
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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(重要な後発事象)
(事業の譲受)
当社の連結子会社である MORESCO USA Inc.(米国 サウスカロライナ州、以下「MUSA」)は、CROSS
TECHNOLOGIES GROUP, INC.(米国 ミシガン州、以下「CROSS」)の行う全事業を譲り受けすることについて2023年
8月22日事業譲渡契約を締結いたしました。
(1)事業譲受の概要
① 相手先企業の名称及び取得した事業の内容
相手先企業の名称 CROSS TECHNOLOGIES GROUP, INC.
取得する事業の内容 ダイカスト離型剤等の潤滑油および離型剤に関する製造および販売
② 事業譲受を行う主な理由
CROSS は、ダイカスト離型剤、金属加工油、ポリウレタンおよび複合材産業向けの潤滑油を製造、販売を行っ
ている会社であり、潤滑油に関する技術的知見を保有しているほか、北米、中国等に多くの顧客を持っておりま
す。また、MUSA は CROSS より、ダイカスト離型剤等に使用する原材料を購入しておりました。
今回の事業譲受は、当社が米国に新たな生産拠点を確保することにより、製品の安定供給を強化し、潤滑油に
関する原材料の内製化および開発を行い、より高性能な製品を製造、販売することを目的としております。
③ 企業結合日
2023年10月20日(予定)
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする事業譲受
⑤ 取得企業を決定するに至った主な根拠
現金を対価として事業を譲り受けるためであります。
(2)取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 1,308百万円(概算) (8,800千米ドル)
取得原価 1,308百万円(概算) (8,800千米ドル)
(3)主要な取得関連費用の内容及び金額
現時点では確定しておりません。
(4)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
(5)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
(持分取得による子会社化)
当社は、当社の持分法適用関連会社である無錫德松科技有限公司(中国江蘇省無錫市)の出資持分のすべてを取
得し子会社化することについて、2023年8月28日意思決定を行いました。
(1)持分取得の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 無錫德松科技有限公司
事業の内容 特殊潤滑油の製造
② 持分取得を行う主な理由
無錫德松科技有限公司の所在地である中華人民共和国江蘇省無錫市新呉区周辺は、都市化や商業用地化が進み
区画整理の対象となっており、無錫市当局より、2023 年9月 30 日までに現所在地からの立ち退きを要求され
ております。また、同社が行っている特殊潤滑油の生産は、現在浙江省海寧市に建設中の莫莱斯柯(浙江)功能
材料有限公司に、順次移管していく予定としております。このような中、中国における事業再編の一環として同
社を完全子会社化することといたしました。
③ 企業結合日
2023年9月28日
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする持分取得
⑤ 結合後企業の名称
変更はありません。
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⑥ 取得する議決権比率
50.0%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
現金を対価として持分を取得することによるものです。
(2)取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 463百万円 (22,640千人民元)
取得原価 463百万円 (22,640千人民元)
(3)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
(4)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
2 【その他】
2023年10月12日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)配当金の総額………………………………………185百万円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………20円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日および支払開始日………2023年11月13日
(注)2023年8月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。
(子会社間の吸収合併)
当社は、2023年10月12日開催の取締役会において、当社の連結子会社である莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司
と無錫德松科技有限公司および莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司を、莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司を存
続会社として合併することを決議いたしました。
(1)企業結合の概要
① 結合当事企業の名称及びその事業内容
結合当事企業の名称 莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司
事業内容 潤滑油、封止材の開発、製造、販売および輸出入
被結合当事企業の名称 無錫德松科技有限公司
事業内容 特殊潤滑油の製造
被結合当事企業の名称 莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司
事業内容 ダイカスト用油剤の製造
② 企業結合日 2024年6月(予定)
③ 企業結合の法的形式
莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司を存続会社、無錫德松科技有限公司および莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)
有限公司を消滅会社とする吸収合併。
④ その他取引の概要に関する事項
本件合併により、今後もさまざまな分野で成長が見込まれる中国において経営判断の迅速化を図るととも
に、特殊潤滑油生産拠点の集約による生産能力・生産効率の向上および中国子会社管理部門の業務効率化を進
めてまいります。
(2)会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分
離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取
引として会計処理を実施する予定であります。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年10月6日
株式会社MORESCO
取締役会 御中
太陽有限責任監査法人
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 古 田 賢 司 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 吉 永 竜 也 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社MOR
ESCOの2023年3月1日から2024年2月29日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年6月1日から
2023年8月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年3月1日から2023年8月31日まで)に係る四半期連結財務
諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッ
シュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社MORESCO及び連結子会社の2023年8月31日現在の
財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示
していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
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四半期報告書
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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