マラヤン・バンキング・ベルハッド 半期報告書
提出書類 | 半期報告書 |
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提出者 | マラヤン・バンキング・ベルハッド |
カテゴリ | 半期報告書 |
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
【表紙】
【提出書類】 半期報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023 年9月 29 日
【中間会計期間】 自 2023 年1月1日 至 2023 年6月 30 日
【会社名】 マラヤン・バンキング・ベルハッド
(Malayan Banking Berhad )
【代表者の役職氏名】 リー・イー・ホワン
(Lee Yih Hwan)
グループ企業財務担当者
(Group Corporate Treasurer)
【本店の所在の場所】 マレーシア クアラルンプール 50050
ジャラン・トゥン・ペラック 100
メナラ・メイバンク 14 階
(Level 14, Menara Maybank, 100, Jalan Tun Perak,
50050 Kuala Lumpur, Malaysia)
【代理人の氏名又は名称】 弁護士 吉井 一浩
【代理人の住所又は所在地】 東京都千代田区大手町 一丁目1番1号
大手町パークビルディング
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業
【電話番号】 03-6775-1061
【事務連絡者氏名】 弁護士 安西 明毅
弁護士 伊藤 雄太
弁護士 岡田 英里香
【連絡場所】 東京都千代田区大手町 一丁目1番1号
大手町パークビルディング
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業
【電話番号】 03-6775-1744
【縦覧に供する場所】 該当事項なし。
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注記:
( 注 1) 「 ASEAN 」とは、 東南アジア諸国連合をいう。
「マレーシア中央銀行」又は「 BNM 」とは、 マレーシアの中央銀行であるバンク・ネガラ・マレー
シアを意味する。
「カガマス」とは、 「第一部 第6-1 中間財務書類」において、以下の
通り意味する。
( ⅰ ) カガマスへ売却した貸出金及びその他の債権に
関するリコース義務に関する場合にはカガマス・ベル
ハッドをいう。
( ⅱ ) カガマス債に関する場合にはカガマス・ベルハッ
ド又はカガマス・エムビーエス・ベルハッドが発行し
た債券をいう。
「メイバンク」又は「当行」とは、 マレーシアにおいて設立され、マレーシア、クアラル
ンプール 50050 、ジャラン・トゥン・ペラック 100 、メ
ナラ・メイバンク 14 階にその登記上の事務所を置く会
社であるマラヤン・バンキング・ベルハッド (会社登
録番号: 196001000142 ) をいう。
「メイバンク・グループ」又は「当行グループ」とは、 マラヤン・バンキング・ベルハッド及びその子会社全
体をいう。
「タカフル」とは、 シャリアにおける保険概念であり、複数の加入者がタ
カフルにタバッル( tabarru )又は寄付の形で資金提供
することにより、そのいずれかが確定した損失又は損
害により債務を負うことになった場合に互いに保証す
ることを相互間で合意するものである。これにより加
入者の結束及び協調が高められる。
( 注 2) 別段の記載がある場合を除き、「 RM 」、「マレーシア・リンギット」及び「セン」(1マレーシア・リンギット
= 100 セン)はマレーシアの法定通貨を指し、「円」は日本の法定通貨を指す。 2023 年9月1日現在(日本時
間)、株式会社三菱 UFJ 銀行が提示した現地参考為替相場の仲値は、1マレーシア・リンギット= 31.42 円で
あった。
( 注 3) 本書中の表における数値が四捨五入されている場合、合計欄の数値は必ずしも関連する各数値の合計と一致しな
い。
( 注 4) 本書には「予定である」、「企図している」、「目指す」、「目指している」、「期待できる」、「起こりう
る」、「確信している」、「予測している」、「期待している」、「継続する」、「予期している」、「見積
もっている」、「推定している」、「意向である」、「計画している」、「試みる」、「将来」、「目標とす
る」、「はずである」、「可能性がある」、「あり得る」、「場合がある」及びその他の類似の用語又はその変
化形を含む用語又は表現を使用した将来の見通しに関する記述が含まれている。
当行又は当行グループの予想される財政状態、事業、戦略、計画、見通し及び目標に関するすべての記述は将来
の見通しに関する記述である。実際の結果は、当行のその戦略を成功裏に実行する能力、近年又は将来の合併、
又は事業に組込むための取得を行うための能力、不良資産及び再構築資産の将来の水準、その成長と拡大、貸倒
損失及び投資損失に対する引当金の適切性、技術的変化、投資収入、新商品を売込む能力、キャッシュ・フロー
予測、当事者である又は当事者となる法的、規制上の訴訟の結果、新たな会計基準の将来における影響、配当金
支払能力、短期資金源を繰越す能力並びに運用、市場、与信、金利及び通貨リスクのエクスポージャー、イン
ターネット・バンキング・サービスの市場浸透度及び需要(ただしこれらに限られない。)に関する当行の想定
に関連した特定のリスク又は不確実性により、将来の見通しに関する記述において記載されたものとは大幅に異
なることがある。
すべての将来の見通しに関する記述は、本書日付現在におけるものである。当行又は当行グループの実際の将来
の業績、成績又は実績が、本書の将来の見通しに関する記述において予測、記載又は暗示されたものと大幅に異
なる原因となるリスク及び不確実性があることを前提として、本社債への投資を予定する投資家は、これらの記
述に過剰に依存しないようにするべきである。当行は、本書に含まれる将来の見通しに関する記述に関し、記載
された当行の予測のいかなる変更又はかかる記述の基盤となった事象、状況又は環境の変化を反映した更新又は
修正を公的に行う義務又は保証を有さないことを明示する。
( 注 5) 当行は、いかなる場合においても、本書において税制上、法律上又は規制上の助言を行うものではない。
( 注 6) 当行グループ及び当行の事業年度は暦年である。
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第一部【企業情報】
第1【本国における法制等の概要】
当該半期中において、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項に重要な変更はなかっ
た。
第2【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)下記は直近の3中間会計期間及び2事業年度における当行グループの主な経営指標等の推移を表した
ものである。
( 別段の記載のある場合を除き、千マレーシア・リンギット )
2022 年6月 30 日に 2021 年 12 月 31 日に 2022 年 12 月 31 日に
2021 年6月 30 日に 終了した期間 2023 年6月 30 日に 終了した 終了した
終了した期間 ( 修正再表示 )(*) 終了した期間 事業年度 事業年度
23,555,409 21,362,177 31,321,320 45,959,475 50,913,872
営業総収益 ( 740,110,951 (671,199,601 (984,115,874 (1,444,046,705 (1,599,713,858
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
5,820,688 5,181,968 6,294,118 10,700,412 12,022,416
営業利益 ( 182,886,017 (162,817,435 (197,761,188 ( 336,206,945 (377,744,311
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
関連会社及びジョイ 76,867 93,016 131,528 186,183 130,850
ント・ベンチャーの ( 2,415,161 ( 2,922,563 (4,132,610 ( 5,849,870 (4,111,307
利益持分 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
1,890,160 1,290,475 7,927,407 5,437,082 5,901,560
包括利益合計 ( 59,388,827 (40,546,725 (249,079,128 ( 170,833,116 (185,427,015
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
1株当たり純利益
38.00 30.65 38.19 69.66 68.80
( 基本的 )( 単位:セ
( 1,194 円 ) ( 963 円 ) (1,200 円 ) ( 2,189 円 ) (2,162 円 )
ン )
1株当たり純利益
38.00 30.65 38.19 69.66 68.80
( 希薄化後 )( 単位:
( 1,194 円 ) (963 円 ) (1,200 円 ) ( 2,189 円 ) (2,162 円 )
セン )
2022 年
2021 年 2022 年 2023 年 2021 年 12 月 31 日現在
6月 30 日現在 6月 30 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在 ( 修正再表示 )(*)
86,887,986 87,385,227 93,342,378 88,552,421 89,130,601
純資産 ( 2,730,020,520 ( 2,745,643,832 (2,932,817,517 ( 2,782,317,068 (2,800,483,483
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
879,353,197 923,379,890 987,522,788 888,172,393 944,076,342
資産合計 ( 27,629,277,450 ( 29,012,596,144 (31,027,965,999 ( 27,906,376,588 (29,662,878,666
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
株主資本利益率 ( % ) 10.5 9.0(*) 10.9 9.8 10.0
1株当たり純資産
7.20 7.08 7.49 7.22 7.14
( 単位:マレーシ
( 226 円 ) ( 222 円 ) (235 円 ) ( 227 円 ) (224 円 )
ア・リンギット )
従業員数 ( 名 ) 41,949 42,533 43,942 42,168 43,360
注記:
* 2022 事業年度の数値は、 MFRS 第 17 号への移行を反映して修正再表示されている。
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2021 年 12 月 31 日に 2022 年 12 月 31 日に
2021 年6月 30 日に 2022 年6月 30 日に 2023 年6月 30 日に 終了した 終了した
終了した期間 終了した期間 終了した期間 事業年度 事業年度
営業活動から生じ
22,418,033
8,030,868 (5,609,176) 13,078,288 8,907,691
た/(に使用した)
( 252,329,873 ((176,240,310) ( 410,919,809 (279,879,651
( 704,374,597
正味キャッシュ・フ
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
千円 )
ロー
投資活動から生じ
(80,133) (94,205) (244,445) (294,404) (463,394)
た/(に使用した)
( (2,517,779) (( 2,959,921) ((7,680,462) ( (9,250,174) ((14,559,839)
正味キャッシュ・フ
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
ロー
財務活動から生じ
(3,525,058) (7,494,096) (6,790,833) (5,375,374) (10,024,509)
た/(に使用した)
( (110,757,322) (( 235,464,496) ((213,367,973) ( (168,894,251) ((314,970,073)
正味キャッシュ・フ
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
ロー
63,230,850 52,838,237 39,011,588 51,882,143 50,830,482
期末現在の現金及び
( 1,986,713,307 ( 1,660,177,407 (1,225,744,095 ( 1,630,136,933 (1,597,093,744
現金同等物
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
(2)下記は直近の3中間会計期間及び2事業年度における当行の主な経営指標等の推移を表したものであ
る。
( 別段の記載のある場合を除き、千マレーシア・リンギット )
2021 年 12 月 31 日に 2022 年 12 月 31 日に
2021 年6月 30 日に 2022 年6月 30 日に 2023 年6月 30 日に 終了した 終了した
終了した期間 終了した期間 終了した期間 事業年度 事業年度
11,659,023 12,432,750 17,178,893 23,181,109 26,611,664
営業総収益 (366,326,503 ( 390,637,005 (539,760,818 ( 728,350,445 (836,138,483
千円 ) 千 円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
3,864,377 4,102,662 5,476,842 7,743,960 8,639,365
営業利益 ( 121,418,725 ( 128,905,640 (172,082,376 ( 243,315,223 (271,448,848
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
3,286,099 3,365,479 4,681,244 6,877,902 6,970,919
当期利益 ( 103,249,231 ( 105,743,350 (147,084,686 ( 216,103,681 (219,026,275
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
2021 年 2022 年 2023 年 2021 年 2022 年
6月 30 日現在 6月 30 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在 12 月 31 日現在
51,713,981 53,913,584 54,619,344 53,156,473 54,619,344
株式資本 ( 1,624,853,283 ( 1,693,964,809 (1,716,139,788 ( 1,670,176,382 (1,716,139,788
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
発行済株式総数 11,693,338 11,970,013 12,054,127 11,878,513 12,054,127
71,436,880 72,096,289 75,302,218 73,108,440 73,070,800
純資産 ( 2,244,546,770 ( 2,265,265,400 (2,365,995,690 ( 2,297,067,185 (2,295,884,536
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
479,102,244
512,574,258 550,320,650 489,350,689 522,676,425
資産合計 ( 16,105,083,186 (17,291,074,823 ( 15,375,398,648 (16,422,493,274
( 15,053,392,506
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
千円 )
1株当たり純資産
6.11 6.02 6.25 6.15 6.06
( 単位:マレーシ
( 192 円 ) ( 189 円 ) (196 円 ) ( 193 円 ) (190 円 )
ア・リンギット )
従業員数 ( 名 ) 20,982 21,078 21,545 20,998 21,286
2021 年 12 月 31 日に
2022 年 12 月 31 日に
終了した
2021 年6月 30 日に 2022 年6月 30 日に 2023 年6月 30 日に 終了した
終了した期間 終了した期間 終了した期間 事業年度 事業年度
1株当たり純利益
28.7 28.2 38.8 59.2 58.2
(基本的) ( 単位:セ
(902 円 ) ( 886 円 ) (1,219 円 ) ( 1,860 円 ) (1,829 円 )
ン )
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1株当たり純利益 ( 希 28.7 28.2 38.8 59.2 58.2
薄化後 )( 単位:セン ) ( 902 円 ) (886 円 ) (1,219 円 ) ( 1,860 円 ) (1,829 円 )
1株当たり配当 ( 単 28.0 28.0 29.0 58.0 58.0
位:セン ) ( 880 円 ) (880 円 ) (911 円 ) ( 1,822 円 ) (1,822 円 )
株主資本利益率 ( % ) 9.3 9.5 12.9 9.7 10.0
18,846,766
営業活動から生じ 8,143,661 (4,073,805) 12,494,040 16,431,718
た/(に使用した) ( 255,873,829 ((127,998,953) ( 392,562,737 (516,284,580
( 592,165,388
キャッシュ・フロー 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
千円 )
投資活動から生じ 852,868 1,867,469 1,545,280 1,589,207 2,706,327
た/(に使用した) ( 26,797,113 ( 58,675,876 (48,552,698 ( 49,932,884 (85,032,794
キャッシュ・フロー 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
財務活動から生じ (6,962,392) (7,824,154) (4,691,412) (7,296,603) (11,404,267)
た/(に使用した) ( (218,758,357) (( 245,834,919) ((147,404,165) ( (229,259,266) ((358,322,069)
キャッシュ・フロー 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
41,057,606 37,581,685 36,557, 751 35,122,120 43,210,287
期末/年末現在の現
( 1,290,029,981 ( 1,180,816,543 (1,148,644,536 ( 1,103,537,010 (1,357,667,218
金及び現金同等物
千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 ) 千円 )
2【事業の内容】
以下の事項を除き、当該半期中において、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項に
重要な変更はなかった。有価証券報告書に記載された事項から変更された箇所には下線を付す。
当行は主に、商業銀行業務及び関連する金融サービスのあらゆる側面に携わっている。当行の子会社は、
主に銀行業務及び金融業務、イスラム・バンキング業務、投資銀行業務(株式仲介を含む。)、保険及びタ
カフル並びに資産運用に従事している。
シンガポール
当行グループは、その子会社であり、 2018 年に フルライセンスを持つ適格銀行 ( QFB ) として 設立され、 国
内のシステム上重要な銀行(以下「 D-SIB 」という。)として認められている メイバンク・シンガポール・リ
ミテッド ( MSL )を通じて拠点を置く。メイバンク・シンガポール・リミテッドは、シンガポールの 18 の支店
においてリテール事業及び商業事業を展開しており、 QFB 6行間のシンガポール唯一の共通 ATM ネットワーク
である atm5 の一部として、国内 200 超の ATM を利用できる。 MSL を通じて提供される事業のほか 、メイバンクの
シンガポール 事業 は 、 9の支店において 提供される 法人事業及び機関投資家事業 も含む 。メ イバンクの シン
ガポール 事業全体 は、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間 において、当行グループの税引前利益及び貸出金
*
総額 にそれぞれ 20.7 %及び 26.4 %寄与した。
インドネシア
当行グループは、その子会社であり、インドネシアの商業銀行で、インドネシア証券取引所に上場してい
るメイバンク・インドネシアを通じて、拠点を置く。メイバンク・インドネシアは、 345 の支店( 19 のシャリ
ア支店及び1のムンバイの海外支店を含む。)のネットワーク、 895 の ATM ( 26 のキャッシュ・リサイクリン
グ・マシーンを含む。)並びにモバイル・バンキング・サービス及びインターネット・バンキング・サービ
スを通じて、リテール、非リテール、グローバル・バンキングの商品及びサービスを提供している。メイバ
ンク・インドネシアは、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間 において、 当行グループの税引前利益及び貸出
金総額 ( * ) にそれぞれ 5.7 %及び 5.8 %寄与した。
注記:
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* 税引前利益及び貸出金総額の当行グループへの貢献は、国別に集計されており、銀行業務、投資銀行業務、保険及
びタカフル業務並びに資産運用業務を含む。開示されている貸出金総額は、振戻し利息及び実効金利率の純額であ
る。
その他の国際拠点
1960 年に設立した当行グループはマレーシア最大の金融サービスグループであり、 ASEAN 地域において確立
した地位を有している。当行グループは、マレーシア、シンガポール及びインドネシアを本国市場としてい
る ASEAN 諸国 10 カ国すべてと、中国、インド、パキスタン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦( UAE) 、英国
( UK )、 USA 及びウズベキスタン等の ASEAN 非加盟国を含む 18 カ国で営業している。当行グループはまた、ロ
ンドン、ニューヨーク、香港及びドバイ等の国際金融センターにも拠点を有している。当行グループは、世
界中に約 2,610 のリテール支店と 38 の投資銀行支店を有している。
当行グループは、事業の3つの柱であるグループ地域金融サービス、グループ・グローバル・バンキング
並びにグループ保険及びタカフルによる各種金融サービスを提供している。当行グループはかかる3つの柱
にわたってその商品及びサービスを提供する際に当行グループの現在のインフラ及びネットワークを、イス
ラム金融のためにも利用させるというレバレッジモデルを採用している。それと同時に、当行グループの国
際的な事業運営は各事業の柱に組み込まれている。
グループ地域金融サービス( GCFS )
GCFS は、マレーシアにおける個人消費者、リテール中小企業顧客及び中堅企業に向けたリテール・ファイ
ナンシャル・サービスの主要な提供者の1つである。資産管理、住宅ローン、自動車ローン、クレジット
カード、短期信用及び長期事業融資等のリテール・バンキング・サービスを提供している。 GCFS は、 2023 年
6月 30 日に終了した6カ月間 において当行グループの PBT の 45.6 %に寄与した。
グループ・グローバル・バンキング( GGB )
GGB は、トランザクション・バンキング、投資銀行、コーポレート・バンキング、グローバル・マーケッ
ツ・アンド・トレジャリー及び資産運用等のホールセール・バンキング・サービスを提供している。大企業
及び機関等、様々な顧客にサービスを提供している。 GGB は、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間 において当
行グループの PBT の 43.1 %に寄与した。
グループ保険及びタカフル(エティカ)
当行グループの保険及びタカフルは、ブランド名であるエティカの名の下で個人及び法人に向けてサービ
スを提供している。エティカは、 ASEAN における主要な保険及びタカフル事業会社であり、 10,000 を超える代
理店、 46 の支店及び 17 の事務所を通じて長期貯蓄並びに投資商品を含むあらゆる種類の損害保険並びにイス
ラム保険(タカフル)ソリューションを提供している。エティカは、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間 に
おいて当行グループの PBT の 7.6 %に寄与した。
メイバンク・グループ・イスラム・バンキング( MGIB )
MGIB は、その資産において ASEAN 最大のイスラム・バンキング・グループである。この地位を支えているの
は、シャリア適格の商品及びサービスを標準提供するイスラム第一の手法である。 MGIB は、当行グループの
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システム、 IT インフラ及びマレーシア内のメイバンクの 352 の顧客との接点となる販売ネットワークを活用し
て業務を行っており、インドネシア、シンガポール、香港、 UK 及び UAE にも拠点を有している。
当行グループは、シャリア適格の商品及びサービスを標準の商品として顧客に提供するイスラム第一の手
法を採用している。 MGIB の融資及び預金総額は、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間において メイバンク・
グループの貸出金及び預金総額のそれぞれ 43.3 %及び 37.4 %に寄与した。
当行グループの構造
本書日付現在の当行グループの経営陣の構造は以下の通りである。
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3【関係会社の状況】
当該半期中に新たに関係会社となった、関係会社ではなくなった、又は清算された会社の情報は、以下の
通りである。
(a) 新たに関係会社となった会社
2023 年6月 30 日現在
当行グループが
設立国/
2023 年6月 30 日現在 保有する実質持分割合
名称 主な事業内容 事業拠点 資本金 ( % )
エクイティ・
メイバンク・ダナ・エクイタス インドネシア 36,482,236( 注 1) 76.33
ファンド
注記:
1 インドネシア・ルピア( IDR )
(b) 関係会社ではなくなった会社
設立国/
名称 主な事業内容 事業拠点
シンガポール・ユニット・トラスツ・リミテッド 休眠中 シンガポール
(c) 清算された会社
設立国/
名称 主な事業内容 事業拠点
エムエーエム・ディーピー・リミテッド 子会社の解散 マレーシア
アジアン・フォーラム・インク ( 注 1) 会社の清算 マレーシア
注記:
1 子会社を通じて保有する関連会社
4【従業員の状況】
(1)提出会社の従業員数
2023 年6月 30 日現在の当行グループの従業員数は 43,942 名である。
(2)非常勤従業員の割合
非常勤従業員はいない。
(3)従業員数の変動
2023 年6月 30 日現在の当行グループの従業員数は、 2022 年 12 月 31 日現在の 43,360 名から増加し、 43,942 名
である。
(4)労働組合に関する特記事項
2023 年6月 30 日現在、当行グループはすべての組合と快適かつ習熟した関係性を築いている。
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第3【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)経営方針、経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
上記「第2-2 事業の内容」、下記「第3-2 事業等のリスク」及び「第3-3(3) 財政状態、経営
成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」を参照のこと。
(2)経営環境
下記「第3-2 事業等のリスク」及び「第3-3(3) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの
状況の分析」を参照のこと。
(3)対処すべき課題
下記「第3-2 事業等のリスク」を参照のこと。
2【事業等のリスク】
以下の事項を除き、当該半期中において、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項に
重要な変更はなかった。有価証券報告書に記載された事項から変更された箇所には下線を付す。
当行グループに関する検討事項
当行グループは、その事業活動を行う上で、主に信用リスク、市場リスク、非金融リスク、流動性リス
ク 、 金利リスク 及び ESG リスク を含む様々なリスクにさらされている。当行グループは、さらされているリス
クを効果的に管理及び軽減するために、そのリスク管理のアプローチ及びリスク管理能力を継続的に適合及
び強化することにより、当行グループのリスク管理の枠組み、実務及びプロセスが引続き強固なものである
ことを確保する。当行グループは、これらのリスクを管理及び軽減するために適切な方針、体制及びプロセ
スを導入していると考えているが、投資家は、当行グループがこれらのリスクを十分に管理できないことが
予想以上に多く、その結果当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望及び/又はレピュテーションに
悪影響が及ぶ可能性があることに留意すべきである。
非金融リスク
非金融リスクとは、社内手続、人材、システムの不備又は機能不全及び/又はブランド価値及びステーク
ホルダーの当行グループに対する認識に対し金銭的損失又は悪影響をもたらす可能性のある外的事象に起因
する損失のリスクを指す。これは、サービス拒否攻撃、データ盗難又はオンライン詐欺の形での市場操作、
IT 及びサイバー・リスク並びに運用上の課題等、様々な行為やコンプライアンスに関連する事象に起因して
いる。
非金融リスクの管理は、全体的な原則及び目的を示す確立されたリスク戦略に基づいており、非金融リス
クに対する当行グループの許容レベルを反映したリスク選好が定義されている。当行グループの非金融リス
クの管理を推進するためには、3種の防御構造を前提とした健全なリスク・ガバナンス・モデル及び強固な
リスク文化が不可欠である。非金融リスクの管理をさらに強化するために、 リスク方法論 及びツールを導入
し、プロセスに統合することで、インシデントの発見時点から解決までビジネスをサポートしている。リス
ク方法論及びツールは、非金融リスクのエクスポージャーを適時に識別、評価及び測定、管理、監視及び報
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告する効果的なプロセスのために相互に補完し合い、当行グループに対する経済的損失やレピュテーショ
ン・リスクを最小限に抑える。
当行グループは、潜在的なサイバー脅威及びテクノロジーの回復力と同様に、配信チャネル、ビジネス
サービス、通信及び当行グループのデジタル・アジェンダ全体に影響を及ぼす可能性のあるデータの損失/
盗難及び混乱にも引続き焦点を当てた。 IT インフラ及びシステムの詳細な分析に加え、サイバーリスクの世
界的な傾向から、 IT セキュリティチームは潜在的な脅威やセキュリティ違反を特定し、オンライン取引量の
増加に伴い当行グループのシステムの回復力を維持することができた。サイバー・ディフェンス能力は、組
織化及び自動化を通じて、サイバー事象のエンドツーエンドの検知、調査及び対応を可能にする技術、人
員、プロセスを総合的にカバーすることを重点に置き、サイバーセキュリティ態勢の強化、拡大、向上を重
要視して急設された。
当行グループは、関連するリスク・コントロール及び損失軽減戦略を実施していると考えている。しか
し、非金融リスクを完全に排除できるという保証はない。当行グループの非金融リスクを管理できない場
合、当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望及び/又は評判に悪影響を及ぼす可能性がある。
ESG リスク
ESG に関する懸念事項に対処できないことによって生じる ESG リスクは、事業運営の持続可能性、財務状
態、経営成績、展望、資産及び負債の価値、並びに ESG に関する懸念事項に対処できないというレピュテー
ションを生じる可能性がある。メイバンク・グループの ESG リスク管理の枠組みにも織り込まれている ESG リ
スク管理の基本原則に基づき、当行グループは持続可能な事業活動を推進するため、ステークホルダーと協
力して ESG の取組みを継続的に見直し、強化している。
メイバンク・グループの ESG リスク管理の枠組みの拡充及び支援として、メイバンク・グループ気候リスク
方針が策定され、当行グループが直面する気候リスクを管理するためのアプローチが定められた。この方針
は、気候リスクの管理が日常の業務及び運営に統合されるよう、原則に基づいた最小限の基準及び要件を提
供する。これは、当行グループの気候変動への耐性、すなわち気候変動に伴う課題を克服し、機会を捉える
ための能力を実現するための当行グループの目標を強化することを意図している。
当行グループの ESG の取組みの強化の一環として、当行グループは 、 ESG の考慮事項 が顧客評価に組み込ま
れる ESG 審査書類を用意しており、リレーションシップ・マネージャー、リスク・マネージャー及び/又は意
思決定権者が、顧客の持続可能性に係る道筋及び/又はイニシアチブの力強さを測定できるようになる 。 こ
の ESG 審査は、実施されるすべての取引に対して実行され、取引に対して実施される商業評価を補完するため
の顧客レベルの ESG の評価である。 ESG 審査書類には、 BNM の気候変動及び基本分類( CCPT )の要件も組み込ま
れている。さらに、当行グループはまた、信用及び ESG の考慮事項両方を取り入れた リスク許容基準 を設定し
ていることから、 ESG の考慮事項を部門レベルの評価に組み込んでいる。 これは、当行グループの持続可能性
に基づくサステナブル・ビジネス・チーム 及びグループ・リスク が率いる業種別ワーキング・グループを通
じて管理されており、当行グループのビジネス・チーム、業界関係者や顧客と協力して、 ESG の影響に対する
理解を促進し、顧客のビジネス慣行に持続可能性を組み込む機会を特定する。当行グループは、 ESG リスクに
対応するために、リスク管理活動における ESG の考慮事項の統合を継続的に強化している。当社グループは、
健全なリスク 及び 管理方針 並びに プロセスを採用しているが、これらが将来にわたって有効又は適切である
という保証はない。 したがって、可能な限り最良の市場慣行を採用するため、当行グループは継続的に/漸
進的にスタンス、立場、書類及び/又はプロセスを見直すことに責任があり、状況及びエコシステムが変化
し続けるにつれて、当行グループはさらなる探求及び改善を継続する。 当行グループの ESG リスクを管理でき
ない場合、当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望及び/又は評判に悪影響を及ぼす可能性があ
る。
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海外市場へのエクスポージャーは、当行グループのリスク特性を増大させる可能性がある。
当行グループは、確立された事業を行っている ASEAN 加盟国 10 カ国すべてを含み、 18 カ国で事業を展開して
いる。
これは、当行グループがまた、各地域において銀行及び金融サービスに係る各種法令より生じる規制・監
督に服していることを意味する。これらの法令を遵守しない場合、罰金が賦課され及び/又は当該 各 管轄区
域において当行グループが事業を遂行するために必要な免許、認可若しくは許可の取消しが課されることと
なる、又は当行グループに民事責任若しくは刑事責任が問われる可能性がある。かかるエクスポージャー
が、当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望及びレピュテーションに重大な悪影響を及ぼすことが
なく、又は当行グループの信用方針及び引当金繰入方針がかかるリスクに関連して適切であると保証するこ
とはできない。
当行グループの事業は、本質的に市場変動のリスクにさらされている。
当行グループの事業は、金融市場及びより広域な経済において、為替レート、金利、インフレ率、クレ
ジット・スプレッド、商品、株式、債券及び不動産価格の変化並びにボラティリティの上昇を含むリスク、
並びに顧客が当行グループの事業、取引条件及びヘッジの想定に相反する方法で行為するリスクに本質的に
さらされている。当行グループは、為替エクスポージャーを回避するために為替ヘッジ取引を行っている
が、他の通貨に対するリンギットの価格変動は、当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望及び/又
はレピュテーションに影響を及ぼす可能性がある。
当行グループがリスク管理体制を運営又は継続して実行することができない場合、その事業に影響が及ぶ
可能性が ある 。
将来、自己資本比率が低下した場合又は新たな自己資本比率の規制枠組みへの対応のため、新たな自己資本
の調達を迫られる可能性がある。
2020 年 12 月9日に発行されたマレーシア中央銀行の自己資本比率の規制枠組み(資本構成)(以下「自己
資本比率規制枠組み」という。)は、当行グループを含むマレーシアの銀行機関がリスクアセットに対する
以下の最低自己資本比率を維持することを要求している。
(a) 普通株式等 Tier1 (以下「 CET1 」という。)自己資本比率 4.5 %以上
(b) Tier1 自己資本比率 6.0 %以上
(c) 自己資本比率 8.0 %以上
さらに D-SIB に指定された銀行については、 CET1 資本が資本保全バッファー(以下「 CCB 」という。)、カ
ウンターシクリカル資本バッファー(以下「 CCYB 」という。)及び高い損失吸収要件(以下「 HLA 要件」とい
う。)の形で、上記に記載されている最低 CET1 自己資本比率、 Tier1 自己資本比率及び自己資本比率を上回る
追加の自己資本バッファーを維持することを要求されている。
マレーシア中央銀行は 2020 年2月5日、 D-SIB に関する政策文書を公表し、メイバンクを D-SIB に分類され
る銀行の1行として選定した。 D-SIB の枠組みの下では、メイバンクは HLA 要件のバケット2に分類され、
2021 年1月 31 日以降、メイバンクは規制上の最低要件に加え、 CET1 資本比率 1.0 %を上乗せして維持すること
が求められている。
銀行がかかる比率を維持することができない場合、マレーシア中央銀行は、かかる銀行に対して罰金から
銀行免許の取消しまでの罰則を科す可能性がある。「第1-1 ( 1 ) 提出会社の属する国・州等における会社
制度」の「銀行規制及び監督」を参照のこと。
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2023 年6月 30 日 現在において、当行グループ及び当行の 初回 中間配当控除前 CET1 自己資本比率はそれぞれ
16.010 %及び 15.384 %、 初回 中間配当控除前 Tier1 自己資本比率はそれぞれ 16.693 %及び 16.137 %、 初回 中間
配当控除前自己資本比率は 19.354 %及び 18.707 %であった。
当行グループの資本ベース及び自己資本比率は、その経営成績又は財政状態が何らかの理由で悪化した場
合、減少する可能性がある。当行グループの自己資本比率が低下した場合、適用ある自己資本比率規制ガイ
ドラインを遵守するために、追加の CET1 資本、追加の Tier1 資本又は Tier2 資本を取得することが求められる
可能性がある。追加資本の可能性は、予定した資金調達活動の時点における市場の状況及び環境次第であ
る。
マレーシア中央銀行がマレーシアの銀行に関連する自己資本要件に影響を与えるような自己資本比率規制
の枠組みの修正を行う可能性がある。バーゼルⅢの規則のアプローチ及び導入は、様々な形で当行グループ
に潜在的な影響を及ぼす可能性のあるマレーシア中央銀行の命令次第である。当行グループは、常に最適な
資本構成を確保し、確固たる資本基盤を常に維持しているものの、 規制要件が引続き強化される場合、 当行
グループが圧力の増大に直面する可能性がある。その場合当行グループの事業、財政状態、経営成績、展望
及び/又はレピュテーションに悪影響が及ぶ可能性がある。
マレーシアに関する検討事項
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間 において、当行グループの純営業収益の約 66.5 %がマレーシアにおけ
る事業より生じたものである。マレーシアのマクロ経済の状況に重大な影響又は悪影響を及ぼす要因又はマ
レーシアの社会政治環境におけるあらゆる好ましくない展開は、当行グループの事業、財政状態又は経営成
績、展望及び/又はレピュテーションに同様の影響を及ぼす可能性がある。
当行グループは、慎重な財務管理及び効率的な業務手続等の効率的な対策を継続的に講じるよう努めてい
るが、政治的及び経済的に不利な要因が当行グループに重大な影響を与えないとの保証はないことに、潜在
的投資家は留意すべきである。
2023 年上半期の不均等な経済成長
2022 年の世界的な経済成長は、+ 3.5 %( 2021 年は+ 6.3 %)に減速した。これは主に、ロシアとウクライ
ナ間の戦争がコモディティ価格の急騰を招いたコストプッシュ型のインフレに端を発したインフレの高まり
に対応して、世界各国の中央銀行が利上げしたことによる金融及び財政引締めの影響並びにパンデミック後
の全面的な経済再開に伴う、サービス業を中心とした支出の増加による需要主導型のインフレの影響を反映
している。
世界的な金融政策の引締めの中、 2022 年の世界的な経済成長の減速は、 2023 年上半期の世界的な経済後退
には変化しなかった。これは、製造業が低迷する中、逆風(たとえば、昨年以降のインフレの高まりに対応
した世界的な金融政策の引締めが製造業の経済に及ぼす悪影響は、パンデミック後の商品への支出減少にも
影響される。)と順風(すなわち、パンデミックの終了及びその後の経済再開が世界的な観光及び旅行の回
復を刺激し、飲食、文化、スポーツ、レクリエーション及び娯楽サービス等のその他のサービスに対する需
要及び支出を促進する。)の相反する流れを反映したサービスの拡大によるものである。
また、主要国と地域経済の成長率にもばらつきが見られた。米連邦準備制度理事会が 70 年代後半から 80 年
代前半以降最も積極的な利上げを実施したにもかかわらず、個人消費を支える底堅い雇用市場の中で、米国
の経済成長の勢いは損なわれていない( 2023 年上半期は+ 2.2 %、 2022 年は+ 2.1 %)。
対照的に、欧州中央銀行及びイングランド銀行は、ロシアとウクライナ間の戦争によるエネルギーコスト
を中心としたインフレの急激な高まりを受けて同様に積極的な利上げを実施したため、ユーロ圏( 2023 年上
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半期は+ 0.8 %、 2022 年は+ 3.5 %)及び英国( 2023 年上半期は+ 0.3 %、 2022 年は+ 4.1 %)の経済は停滞し
ている。
一方、中国( 2023 年上半期は+ 5.5 %、 2022 年は+ 3.0 %)及び日本( 2023 年上半期は+ 1.8 %、 2022 年は+
1.1 %)の経済成長は、パンデミック後のこの時期に経済が全面的に再開したため、より堅調になった。
しかし、韓国( 2023 年上半期は+ 0.9 %、 2022 年は+ 2.6 %)、台湾( 2023 年上半期は- 1.0 %、 2022 年は+
2.4 %)、シンガポール( 2023 年上半期は+ 0.4 %、 2022 年は+ 3.6 %)及びベトナム( 2023 年上半期は+
3.7 %、 2022 年は+ 8.0 %)のような製造業輸出志向の地域経済は、世界的な製造業の後退に悪影響を受けて
いる。 ASEAN のその他の主要経済国は、インドネシア( 2023 年上半期は+ 5.1 %、 2022 年は+ 5.3 %)及びタイ
( 2023 年上半期は+ 2.2 %、 2022 年は+ 2.6 %)の持続的な伸びとマレーシア( 2023 年上半期は+ 4.2 %、 2022
年は+ 8.7 %)及びフィリピン( 2023 年上半期は+ 5.3 %、 2022 年は+ 7.6 %)の減速的な成長の「ごたまぜ」
であった。これは、経済開放、底堅い内需及び観光の回復による昨年の急成長のベース効果並びにその影響
の消滅の組み合わせを反映している。
米ドル高が続く中、リンギット安が進行した
2022 年にリンギットは対米ドルで大幅に下落し、 2021 年末の1米ドル= 4.17 マレーシア・リンギットから
2022 年 11 月4日には1米ドル= 4.75 マレーシア・リンギットまで下落し、数十年ぶりの最低水準となった。
他の ASEAN の新興国の通貨も、米連邦準備理事会が積極的な利上げを実施したため、同様の対米ドル圧力を受
けた。その後、 2022 年末には1米ドル= 4.40 マレーシア・リンギットまで回復した。 しかし、米連邦準備理
事会がマレーシア中央銀行を上回る利上げを継続し、米国とマレーシアの金利差が拡大したため、 2023 年上
半期にリンギットは再び圧力を受け、 2023 年6月末には 4.67 マレーシア・リンギットで取引を終えた。
通貨安並びに金利上昇及びその他の要因等は、マレーシア及びその経済に悪影響を及ぼし、その結果、メ
イバンク・イスラミック・ベルハッド(以下「メイバンク・イスラミック」という。)の事業、財政状態及
び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、マレーシアにおけるソブリン及び当行の信用格付、労
働コスト、インフレ、金利、税制、その他政治又は経済の動向に起因するその他の不利な変動及び一般的な
景気減速が、当行の事業、財政状態、経営成績及びコマーシャル・ペーパー( CP )/ミディアム・ターム・
ノート( MTN )プログラムに基づく支払義務に悪影響を及ぼす可能性がある。
マレーシアにおけるインフレ圧力及びマレーシア経済に対する潜在的な影響
マレーシアの実質国内総生産(以下「 GDP 」という。)成長率の勢いは、上記のように 2022 年と比較して
2023 年上半期は鈍化したが、持続的な景気拡大及びインフレの持続( 2023 年上半期は+ 3.3 %、 2022 年も+
3.3 %)により、マレーシア中央銀行は、金融政策を慎重かつ段階的に正常化し、 2022 年5月 10 日- 11 日、
2022 年7月5日-6日、 2022 年9月7日-8日、 2022 年 11 月2日-3日及び 2023 年5月2日-3日にかけて
開催された金融政策委員会( MPC )の会合の後、翌日物政策金利を、 25 ベーシスポイントの引上げを5回行う
ことを通じて、記録的低率の 2022 年5月の 1.75 %から 2023 年5月の 3.00 %まで、合計 125 ベーシスポイントの
引上げを行った。
2023 年上半期の「粘り強い」インフレ率は、特に 米ドル高による輸入価格上昇のコストへの影響、全面的
な経済再開に伴う、サービス業を中心とした需要及び支出の増加、堅調な景気回復に伴う失業率の低下、外
国人労働者を中心とした労働者の不足、労働市場の規制遵守コストの上昇に伴う賃金及び給与の上昇によ
る、労働コストの上昇等、複数の要因を反映している。
マレーシア経済におけるインフレ圧力の発生は、当行及び当行グループの事業、財政状態、展望及び経営
成績又はレピュテーションに悪影響を及ぼす可能性がある。
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世界経済及びマレーシア経済の見通しに影響を及ぼし、当行グループに重大な影響及び悪影響を及ぼす可能
性があるいくつかの主要なリスク
一方、世界経済の見通しに影響を与える可能性があるいくつかの主要なリスクがある。現在の主要な懸念
は中国である。中国の四半期の実質 GDP 成長率は、経済開放後の 2023 年第2四半期には前年度比+ 6.3 %
( 2023 年第1四半期は前年度比+ 4.5 %、 2022 年は+ 3.0 %)に上昇したが、これは当時の再度のロックダウ
ンにより経済が事実上停滞した前年同期の低水準( 2022 年第2四半期は前年度比+ 0.4 %)によって「誇張」
されたものである。最近の経済指標、特に対外貿易(すなわち輸出及び輸入)及び個人消費(例えば小売)
は期待外れで、中国の経済成長の勢いが失われていることを示している。この傾向は、不動産セクターの低
迷が長期化し、不動産デベロッパーの財務上の問題を引き起こしていること並びに消費者でもある住宅所有
者/住宅購入者の富及び信頼の喪失によって悪化している。また、 COVID-19 対策として中国の経済活動及び
人々の移動を長期的に制限していることから、若者の高い失業率及び家計貯蓄の増加、すなわち、中国の消
費者は、完全な経済開放後に他の経済のように貯蓄を取り崩し、消費をしていないという点で、経済に「パ
ンデミックの傷跡」がある。
2018 年に世界の2大経済大国の間で貿易戦争が始まって以来、米中間の地政学的緊張が続いており、台湾
と南シナ海をめぐる緊張に加え、技術戦争に発展しているため、状況はさらに複雑化している。
中国経済が予想を下回る下振れリスクは、貿易面で中国へのエクスポージャーが高いことを反映し、特に
マレーシア及びシンガポールにとって重要である。注目すべきは、中国の政策立案者は、金利引下げ、住宅
ローン規制及び融資の緩和、政府支出の迅速化等の措置を通じて、経済を刺激し、不動産セクターを活性化
させ、消費者心理及び景況感を回復させるべく対応していることである。
中国経済の見通しへの下振れリスクとその世界経済及びマレーシア経済への影響のほか、もう1つの主要
なリスク要因は、世界的に月次インフレ率が低下していることを示す最近のデータにもかかわらず、インフ
レの上方サプライズのリスクと結びついた「長期的に高い」金利環境の可能性である。これは、その国特有
の要因(最低賃金及び消費税の引上げ等)だけでなく、地政学及び気候等の非経済的要因(ロシアとウクラ
イナ間の紛争の激化及びエルニーニョ気象現象による農業生産及び輸出の混乱、ひいては食料供給の混乱に
よる食料価格のインフレ等)による場合もある。
同様に、気候変動による自然災害及び異常気象の発生頻度は世界中で上昇しており、工業の生産高及び輸
出高の低下のみならず、インフラの損壊を引き起こしている。
これらのシナリオは、特に新興市場国経済において、金融環境の引締めが長期化し、借入コストが上昇
し、金融市場及び通貨のボラティリティが増大することにより、経済成長の下振れリスクを高める可能性が
ある。これがどの程度継続するかは依然として不確実性が高く、予測することはできない。
これらの事象又は進展の結果として、インフレ、金利及び為替レートといった主要なマクロ変数並びに金
融市場の状況、ひいてはマレーシア経済又は当行グループが事業を行っている国若しくは地域の経済の見通
しに重大な変化が生じた場合、当行グループの事業、展望、財政状態、経営成績及び/又はレピュテーショ
ンに重大な悪影響を及ぼす可能性がある。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)業績等の概要
下記「第3-3(3) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」を参照のこと。
(2)生産、受注及び販売の状況
該当事項なし。
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(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
下記「第6-1 中間会計期間財務書類」の中間財務書類への注記B-1を参照のこと。
4【経営上の重要な契約等】
該当事項なし。
5【研究開発活動】
該当事項なし。
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第4【設備の状況】
1【主要な設備の状況】
当該半期中において、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項に重要な変更はなかっ
た。
2【設備の新設、除却等の計画】
該当事項なし。
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第5【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
(2023 年6月 30 日現在 )
授権株数 ( 株 ) 発行済株式総数 ( 株 ) 未発行株式数 ( 株 )
(注) 12,054,127,092 (注)
注記: 会社法上、未発行の授権株式という概念はない。
②【発行済株式】
(2023 年6月 30 日現在 )
記名・無記名の別及び 上場金融商品取引所名又は
額面・無額面の別 種類 発行数 ( 株 ) 登録認可金融商品取引業協会名 内容
記名式 マレーシア 1株当たり
普通株式 12,054,127,092
無額面 証券取引所 1議決権
計 - 12,054,127,092 - -
(2)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項なし。
(3)【発行済株式総数及び資本金の推移】
株式資本増減額 株式資本残高
発行済株式総数 発行済株式総数 ( マレーシア・ ( マレーシア・
年月日 増減数 ( 株 ) 残高 ( 株 ) リンギット ) リンギット ) 摘要
2022 年 12 月 31 日 - 12,054,127,092 - 54,619,765,629 -
2023 年1月1日 - 配当金再投資プラン
(422,164 ) 54,619,343,465
2023 年6月 30 日 費用の資本化
2023 年6月 30 日 - 12,054,127,092 - 54,619,343,465 -
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(4)【大株主の状況】
(2023 年6月 30 日現在 )
直接持分 間接持分 合計
発行済株式 発行済株式 発行済株式
総数に 総数に 総数に
対する所有 対する所有 対する所有
所有 株式数の 所有 株式数の 所有 株式数の
名称 住所 株式数(株) 割合 (% ) 株式数(株) 割合 (% ) 株式数(株) 割合 (% )
アマナラ
ヤ・トラス
ティーズ・
ベルハッド
マレーシア 3,817,562,193 31.67 - - 3,817,562,193 31.67
(B/O :アマ
ナ・サハ
ム・ブミプ
テラ )
シティグ
ループ・ノ
ミニーズ
( テンパタ
ン ) ス ン
ディリア マレーシア 1,605,911,528 13.32 - - 1,605,911,528 13.32
ン・ベル
ハ ッ ド
(B/O :従業
員積立基
金 )
パーモダラ
ン・ナショ
マレーシア 830,818,262 6.89 - - 830,818,262 6.89
ナル・ベル
ハッド
ヤヤサン・
ペラブラ
マレーシア - - 830,818,262(*) 6.89 - -
ン・ブミプ
テラ
クムプラ
ン・ワン・
ペルサラー
マレーシア 563,290,804 4.67 43,698,052 0.36 606,988,856 5.03
ン ( ディペ
ルバダンカ
ン )
合計 6,817,582,787 56.55 874,516,314 7.25 6,861,280,839 56.91
注記:
* ヤヤサン・ペラブラン・ブミプテラ(以下「 YPB 」という。)の間接持分は、パーモダラン・ナショナル・ベルハッ
ドが保有する株式の総体と同じであるため、所有株式数及び発行済株式総数に対する所有株式数の割合合計の計算
から除外されている。 YPB は、 2016 年会社法第8条 (4) に基づき、持分 100 %に相当する株式から1株を差し引いた
パーモダラン・ナショナル・ベルハッドの株式を保有することにより、間接持分を有するものとみなされる。
2【役員の状況】
本書提出日現在、グループ経営委員会の委員は以下の通りである。
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男性委員: 11 名
女性委員:2名
( 女性委員の割合 15 % )
(1) 新任取締役/役員
氏名、生年月日、役職 略歴
ダトゥク・ハムザ・ビン・バチー 着任:
(1964 年 8 月 8 日生 )
・ 2023 年7月1日
グループ最高リスク責任者
資格:
・マレーシアプトラ大学理学士号 ( アグリビジネス専攻 )
・マラ工科大学応用科学の学位
関連性のある職歴:
銀行業界において 30 年超の輝かしいキャリアを有し、商業事業及び法人事業に
おける豊富な経験並びにリスク管理の専門家としての実績も有する。
キャリアの転機は、ペナン、ケダ、ペルリス及びペラックの業務を監督する北
部地域ビジネス・バンキングを任されたことから始まった。
その後、商業銀行部門長に昇進し、続けてコーポレート・バンキングのマネー
ジング・ディレクターに就任した。グループ最高リスク責任者 (GCRO) に任命さ
れる前は、副最高リスク責任者 (DGCRO) 及びグループ最高信用責任者室 (GCCO) に
就任していた。
(2) 取締役/役員 の異動
氏名
( 生年月日 ) 旧役職名 新役職名 異動年月日
アドバイザー兼
ギルバート・コンケ
グループ最高リスク責任者 2023 年 7 月 1 日
(1958 年 6 月 20 日 )
エグゼクティブ・コーチ
上記を除き、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項について、本書提出日現在まで
重要な変更はなかった。
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第6【経理の状況】
当行グループ及び当行の 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の原文(英文)の連結中間財務書類及び個別
中間財務書類は、マレーシア財務報告基準( Malaysian Financial Reporting Standards 、以下「 MFRS 」とい
う。)及び国際財務報告基準( International Financial Reporting Standards 、以下「 IFRS 」という。)に
従って作成されたものである。当該中間財務書類の和訳は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に
関する規則」 ( 昭和 52 年大蔵省令第 38 号、以下「中間財務諸表等規則」という ) 第 76 条第1項の適用を受けて
いる。当行が採用する会計原則、慣行、表示方法及び開示要件と日本のそれらとの相違のうち、連結及び個
別中間財務書類の作成に関わるもので重要なものは、中間財務諸表等規則第 77 条及び第 78 条第2項の規定に
準拠して、「第6-3 MFRS 及び IFRS と日本における会計原則及び会計慣行の主要な相違」でその内容を説明
している。
原文(英文)の連結中間財務書類及び個別中間財務書類は監査を受けていない。
当行がマレーシアにおいて発行した原文の半期報告書に含まれる中間財務書類は、マレーシア・リンギッ
トで表示されている。円換算額は、中間財務諸表等規則第 79 条の規定に基づいて便宜のため表示されたもの
であり、1マレーシア・リンギット= 31.42 円で換算されている。千円単位未満の端数は四捨五入されてい
る。上記の為替相場は、 2023 年9月1日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の公表する現地参考為替相場の仲値に基
づいて算定したものである。円換算額は、四捨五入のため合計欄の数値が総数と一致しない場合がある。
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1【中間財務書類】
要約財務書類
未監査損益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行グループ 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示 修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
受取利息 A20 7,395,406 4,962,307 14,312,764 9,506,135
(4,187,850) (1,451,371) (7,876,798) (2,668,425)
支払利息 A21
受取利息純額 3,207,556 3,510,936 6,435,966 6,837,710
イスラム金融業務からの収益 A40a 1,850,892 1,765,504 3,642,051 3,435,968
保険 /タカフル事業に係る損益 A22 220,152 219,777 212,109 191,896
2,505,788 294,055 4,225,229 1,317,120
その他の営業収益 A24
営業収益合計 7,784,388 5,790,272 14,515,355 11,782,694
保険 /タカフル事業による金融投資に係
(474,615) 516,217 (881,270) 776,464
る純損益 A25
純営業収益 7,309,773 6,306,489 13,634,085 12,559,158
(3,420,418) (2,894,055) (6,472,584) (5,624,015)
一般管理費 A26
減損損失前営業利益 3,889,355 3,412,434 7,161,501 6,935,143
貸出金及びその他の債権に対する減損損
失引当金繰入、純額 A27 (561,684) (837,527) (921,748) (1,280,939)
金融投資に係る減損損失引当金戻入 /( 繰
入 )、純額 A28 2,898 (320,873) 78,726 (448,464)
その他の金融資産に対する減損損失引当
(15,732) 2,275 (24,361) (23,772)
金 (繰入 )/ 戻入、純額 A29
営業利益 3,314,837 2,256,309 6,294,118 5,181,968
関連会社及びジョイント・ベンチャーの
54,960 43,501 131,528 93,016
利益持分
税金及びザカート前利益 3,369,797 2,299,810 6,425,646 5,274,984
(972,344) (750,880) (1,695,597) (1,636,617)
税金及びザカート B5
2,397,453 1,548,930 4,730,049 3,638,367
当期利益
当期利益の帰属 :
当行株主 2,338,555 1,608,372 4,603,960 3,655,232
58,898 (59,442) 126,089 (16,865)
非支配持分
2,397,453 1,548,930 4,730,049 3,638,367
一株当たり利益当行株主帰属分
19.40 セン 13.44 セン 38.19 セン 30.65 セン
基本的 /希薄化後 B12
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査損益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行グループ 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示 修正再表示
注記 千円 千円 千円 千円
受取利息 A20 232,363,657 155,915,686 449,707,045 298,682,762
(131,582,247) (45,602,077) (247,488,993) (83,841,914)
支払利息 A21
受取利息純額 100,781,410 110,313,609 202,218,052 214,840,848
イスラム金融業務からの収益 A40a 58,155,027 55,472,136 114,433,242 107,958,115
保険 /タカフル事業に係る損益 A22 6,917,176 6,905,393 6,664,465 6,029,372
78,731,859 9,239,208 132,756,695 41,383,910
その他の営業収益 A24
営業収益合計 244,585,471 181,930,346 456,072,454 370,212,245
保険 /タカフル事業による金融事業に係
(14,912,403) 16,219,538 (27,689,503) 24,396,499
る純損益 A25
純営業収益 229,673,068 198,149,884 428,382,951 394,608,744
(107,469,534) (90,931,208) (203,368,589) (176,706,551)
一般管理費 A26
減損損失前営業利益 122,203,534 107,218,676 225,014,361 217,902,193
貸出金及びその他の債権に対する減損
損失引当金繰入、純額 A27 (17,648,111) (26,315,098) (28,961,322) (40,247,103)
金融投資に係る減損損失引当金戻入 /
(繰入 )、純額 A28 91,055 (10,081,830) 2,473,571 (14,090,739)
その他の金融資産に対する減損損失引
(494,299) 71,481 (765,423) (746,916)
当金 (繰入 )/ 戻入、純額 A29
営業利益 104,152,179 70,893,229 197,761,188 162,817,435
関連会社及びジョイント・ベンチャー
1,726,843 1,366,801 4,132,610 2,922,563
の利益持分
税金及びザカート前利益 105,879,022 72,260,030 201,893,797 165,739,997
(30,551,048) (23,592,650) (53,275,658) (51,422,506)
税金及びザカート B5
75,327,973 48,667,381 148,618,140 114,317,491
当期利益
当期利益の帰属 :
当行株主 73,477,398 50,535,048 144,656,423 114,847,389
1,850,575 (1,867,668) 3,961,716 (529,898)
非支配持分
75,327,973 48,667,381 148,618,140 114,317,491
一株当たり利益当行株主帰属分
6.10 円 4.22 円 12.00 円 9.63 円
基本的 /希薄化後 B12
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査包括利益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行グループ 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示 修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2,397,453 1,548,930 4,730,049 3,638,367
当期利益
その他の包括利益 /( 損失 ):
純損益にその後に振り替えられることのない項目:
確定給付制度の年金数理 (利得 )/ 損失 9,902 3,000 4,748 (1,953)
税効果 103 (626) 103 (626)
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融
13,102 (3,769) 10,689 (4,111)
商品の公正価値の変動に係る正味利得 /( 損失 )
23,107 (1,395) 15,540 (6,690)
純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融
232,958 (1,627,698) 1,122,640 (2,849,351)
商品に係る正味利得 /( 損失 )
-公正価値の変動からの正味利得 /( 損失 ) 257,125 (2,230,077) 1,326,265 (4,190,155)
-予想信用損失の変動 19,615 (99,034) 62,444 135,157
(43,782) 701,413 (266,069) 1,205,647
-税効果
外国為替換算に係る正味利得 1,787,499 580,565 2,426,404 701,508
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 (391) 2,613 (12,934) 2,742
資本準備金に係る正味 (損失 )/ 利得 (60) 694 (120) 727
再評価準備金に係る正味利得 51 - 494 -
関連会社準備金の変動に係る持分 32,701 (52,735) (320,706) (189,944)
(11,726) 6,884 (33,960) (6,884)
保険事業による金融投資に係る純損益
2,041,032 (1,089,677) 3,181,818 (2,341,202)
2,064,139 (1,091,072) 3,197,358 (2,347,892)
税引後当期のその他の包括利益 /( 損失 )
4,461,592 457,858 7,927,407 1,290,475
当期の包括利益合計
当期のその他の包括利益 /( 損失 )の帰属:
当行株主 2,017,915 (1,060,734) 3,122,402 (2,266,985)
46,224 (30,338) 74,956 (80,907)
非支配持分
2,064,139 (1,091,072) 3,197,358 (2,347,892)
当期の包括利益合計の帰属:
当行株主 4,356,470 547,638 7,726,362 1,388,247
105,122 (89,780) 201,045 (97,772)
非支配持分
4,461,592 457,858 7,927,407 1,290,475
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
要約財務書類
未監査包括利益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行グループ 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示 修正再表示
千円 千円 千円 千円
75,327,973 48,667,381 148,618,140 114,317,491
当期利益
その他の包括利益 /( 損失 ):
純損益にその後に振り替えられることのない項目:
確定給付制度の年金数理 (利得 )/ 損失 311,121 94,260 149,182 (61,363)
税効果 3,236 (19,669) 3,236 (19,669)
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融
411,665 (118,422) 335,848 (129,168)
商品の公正価値の変動に係る正味利得 /( 損失 )
726,022 (43,831) 488,267 (210,200)
純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融
7,319,540 (51,142,271) 35,273,349 (89,526,608)
商品に係る正味利得 /( 損失 )
-公正価値の変動からの正味利得 /( 損失 ) 8,078,868 (70,069,019) 41,671,246 (131,654,670)
-予想信用損失の変動 616,303 (3,111,648) 1,961,990 4,246,633
(1,375,630) 22,038,396 (8,359,888) 37,881,429
-税効果
外国為替換算に係る正味利得 56,163,219 18,241,352 76,237,614 22,041,381
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 (12,285) 82,100 (406,386) 86,154
資本準備金に係る正味 (損失 )/ 利得 (1,885) 21,805 (3,770) 22,842
再評価準備金に係る正味利得 1,602 - 15,521 -
関連会社準備金の変動に係る持分 1,027,465 (1,656,934) (10,076,583) (5,968,040)
(368,431) 216,295 (1,067,023) (216,295)
保険事業による金融投資に係る純損益
64,129,225 (34,237,651) 99,972,722 (73,560,567)
64,855,247 (34,281,482) 100,460,988 (73,770,767)
税引後当期のその他の包括利益 /( 損失 )
140,183,221 14,385,898 249,079,128 40,546,725
当期の包括利益合計
当期のその他の包括利益 /( 損失 )の帰属:
当行株主 63,402,889 (33,328,262) 98,105,871 (71,228,669)
1,452,358 (953,220) 2,355,118 (2,542,098)
非支配持分
64,855,247 (34,281,482) 100,460,988 (73,770,767)
当期の包括利益合計の帰属:
当行株主 136,880,287 17,206,786 242,762,294 43,618,721
3,302,933 (2,820,888) 6,316,834 (3,071,996)
非支配持分
140,183,221 14,385,898 249,079,128 40,546,725
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査損益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
受取利息 A20 5,189,908 3,290,451 10,098,256 6,225,127
(3,347,880) (1,109,850) (6,388,160) (1,982,146)
支払利息 A21
受取利息純額 1,842,028 2,180,601 3,710,096 4,242,981
子会社からの配当金 A23 566,566 332,507 2,201,196 1,911,527
1,930,369 970,518 2,993,389 1,883,354
その他の営業収益 A24
2,496,935 1,303,025 5,194,585 3,794,881
純営業収益 4,338,963 3,483,626 8,904,681 8,037,862
(1,645,812) (1,360,133) (3,050,923) (2,528,980)
一般管理費 A26
減損損失前営業利益 2,693,151 2,123,493 5,853,758 5,508,882
貸出金及びその他の債権に対する減損
損失引当金繰入、純額 A27 (180,551) (999,969) (374,890) (1,333,132)
金融投資に対する減損損失引当金 (繰
入 )/ 戻入、純額 A28 (2,648) (19,910) 1,685 (53,176)
その他の金融資産に対する減損損失引
(2,503) (2,272) (3,711) (19,912)
当金繰入、純額 A29
税金及びザカート前利益 2,507,449 1,101,342 5,476,842 4,102,662
(468,026) (258,480) (795,598) (737,183)
税金及びザカート B5
2,039,423 842,862 4,681,244 3,365,479
当期利益
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査損益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
注記 千円 千円 千円 千円
受取利息 A20 163,066,909 103,385,970 317,287,204 195,593,490
(105,190,390) (34,871,487) (200,715,987) (62,279,027)
支払利息 A21
受取利息純額 57,876,520 68,514,483 116,571,216 133,314,463
子会社からの配当金 A23 17,801,504 10,447,370 69,161,578 60,060,178
60,652,194 30,493,676 94,052,282 59,174,983
その他の営業収益 A24
78,453,698 40,941,046 163,213,861 119,235,161
純営業収益 136,330,217 109,455,529 279,785,077 252,549,624
(51,711,413) (42,735,379) (95,860,001) (79,460,552)
一般管理費 A26
減損損失前営業利益 84,618,804 66,720,150 183,925,076 173,089,072
貸出金及びその他の債権に対する減損
損失引当金繰入、純額 A27 (5,672,912) (31,419,026) (11,779,044) (41,887,007)
金融投資に対する減損損失引当金 (繰
入 )/ 戻入、純額 A28 (83,200) (625,572) 52,943 (1,670,790)
その他の金融資産に対する減損損失引
(78,644) (71,386) (116,600) (625,635)
当金繰入、純額 A29
税金及びザカート前利益 78,784,048 34,604,166 172,082,376 128,905,640
(14,705,377) (8,121,442) (24,997,689) (23,162,290)
税金及びザカート B5
64,078,671 26,482,724 147,084,686 105,743,350
当期利益
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査包括利益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2,039,423 842,862 4,681,244 3,365,479
当期利益
その他の包括利益 /( 損失 ):
純損益にその後に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融
24,760 160 29,006 1,217
商品の公正価値の変動に係る正味利得
純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融
(24,065) (1,126,243) 587,576 (1,870,635)
商品に係る正味 (損失 )/ 利得
-公正価値の変動からの正味 (損失 )/ 利得 (62,641) (1,535,586) 654,803 (2,906,228)
-予想信用損失の変動 25,656 (97,287) 66,169 124,119
12,920 506,630 (133,396) 911,474
-税効果
外国為替換算に係る正味利得 425,768 210,869 521,746 259,627
(391) 2,613 (12,934) 2,742
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
401,312 (912,761) 1,096,388 (1,608,266)
426,072 (912,601) 1,125,394 (1,607,049)
税引後当期のその他の包括利益 /( 損失 )
2,465,495 (69,739) 5,806,638 1,758,430
当期の包括利益合計
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査包括利益計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
当行 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千円 千円 千円 千円
64,078,671 26,482,724 147,084,686 105,743,350
当期利益
その他の包括利益 /( 損失 ):
純損益にその後に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融
777,959 5,027 911,369 38,238
商品の公正価値の変動に係る正味利得
純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融
(756,122) (35,386,555) 18,461,638 (58,775,352)
商品に係る正味 (損失 )/ 利得
-公正価値の変動からの正味 (損失 )/ 利得 (1,968,180) (48,248,112) 20,573,910 (91,313,684)
-予想信用損失の変動 806,112 (3,056,758) 2,079,030 3,899,819
405,946 15,918,315 (4,191,302) 28,638,513
-税効果
外国為替換算に係る正味利得 13,377,631 6,625,504 16,393,259 8,157,480
(12,285) 82,100 (406,386) 86,154
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
12,609,223 (28,678,951) 34,448,511 (50,531,718)
13,387,182 (28,673,923) 35,359,879 (50,493,480)
税引後当期のその他の包括利益 /( 損失 )
77,465,853 (2,191,199) 182,444,566 55,249,871
当期の包括利益合計
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査財政状態計算書 2023 年6月 30 日現在
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日現在 12 月 31 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在
修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
資産
現金及び短期資金 33,731,640 37,573,869 29,486,400 29,590,431
金融機関預け金 11,449,282 16,095,978 21,331,924 28,358,259
売戻条件付買入金融資産 16,484,341 14,968,762 15,273,693 14,330,476
当初認識時に純損益を通じて公正価値
で測定するものとして指定された金融
資産 A10( ⅰ ) 13,010,890 12,822,800 - -
純損益を通じて公正価値で測定する金
融投資 A10( ⅱ ) 34,442,544 25,143,208 20,600,277 13,978,475
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融投資 A10( ⅲ ) 134,397,652 121,366,990 80,884,135 73,551,480
償却原価で測定する金融投資 A10( ⅳ ) 71,593,595 71,756,942 48,031,474 46,234,128
金融機関向貸出金及びその他の債権 A11( ⅰ ) 1,326,948 1,361,712 36,894,620 31,304,965
顧客向貸出金及びその他の債権 A11( ⅱ ) 593,306,246 573,765,662 222,294,269 213,831,963
デリバティブ資産 A36 27,342,880 24,686,755 27,032,003 24,293,832
保険 /再保険契約資産及びタカフル /再
タカフル証書資産 A12( ⅰ ) 4,560,990 4,561,651 - -
その他の資産 A13 14,325,730 11,458,151 6,376,861 7,229,657
投資不動産 989,521 988,895 - -
中央銀行への法定預け金 15,416,080 13,777,324 4,451,989 2,728,211
子会社への投資 - - 34,490,119 33,860,627
関連会社及びジョイント・ベンチャー
に対する持分 1,983,845 2,207,244 438,859 438,859
有形固定資産 2,214,357 2,142,065 866,493 869,693
使用権資産 1,635,468 1,176,776 504,687 550,311
無形資産 7,225,938 6,747,125 450,124 425,796
2,084,841 2,374,433 912,723 1,099,262
繰延税金資産
987,522,788 944,976,342 550,320,650 522,676,425
資産合計
負債
顧客の資金:
-顧客預金 A14 628,070,181 614,895,094 280,552,940 274,854,161
1
26,691,916 24,500,981 - -
-顧客の投資口座 A40g
金融機関預り金 A15 50,017,588 51,893,780 58,197,498 66,794,444
買戻条件付売渡金融資産 に関する債務 36,169,361 15,585,836 52,265,031 26,290,296
デリバティブ負債 A36 28,889,805 27,874,325 28,205,609 27,190,450
純損益を通じて公正価値で測定する金
融負債 A16 8,784,335 8,317,084 8,784,335 8,317,084
支払手形及び銀行引受手形 1,218,771 1,810,954 650,402 1,212,731
保険契約負債 /タカフル証書負債 A12( ⅱ ) 41,972,405 39,364,029 - -
その他の負債 A18 26,385,685 25,992,601 9,910,066 9,801,242
税金及びザカート引当金 415,279 372,176 - -
繰延税金負債 603,076 435,668 - -
借入金 A17( ⅰ ) 31,991,385 31,736,007 23,796,229 22,486,167
劣後債務 A17( ⅱ ) 10,141,786 10,238,389 9,827,485 9,830,233
2,828,837 2,828,817 2,828,837 2,828,817
資本性証券 A17( ⅲ )
894,180,410 855,845,741 475,018,432 449,605,625
負債合計
1
顧客の投資口座は、注記 A40e に開示されているその他の債権の資金調達に利用されている。
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要約財務書類
未監査財政状態計算書 2023 年6月 30 日現在
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日現在 12 月 31 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在
修正再表示
注記 千円 千円 千円 千円
資産
現金及び短期資金 1,059,848,129 1,180,570,964 926,462,688 929,731,342
金融機関預け金 359,736,440 505,735,629 670,249,052 891,016,498
売戻条件付買入金融資産 517,937,994 470,318,502 479,899,434 450,263,556
当初認識時に純損益を通じて公正価
値で測定するものとして指定された
金融資産 A10( ⅰ ) 408,802,164 402,892,376 - -
純損益を通じて公正価値で測定する
金融投資 A10( ⅱ ) 1,082,184,732 789,999,595 647,260,703 439,203,685
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融投資 A10( ⅲ ) 4,222,774,226 3,813,350,826 2,541,379,522 2,310,987,502
償却原価で測定する金融投資 A10( ⅳ ) 2,249,470,755 2,254,603,118 1,509,148,913 1,452,676,302
金融機関向貸出金及びその他の債権 A11( ⅰ ) 41,692,706 42,784,991 1,159,228,960 983,602,000
顧客向貸出金及びその他の債権 A11( ⅱ ) 18,641,682,249 18,027,717,100 6,984,485,932 6,718,600,277
デリバティブ資産 A36 859,113,290 775,657,842 849,345,534 763,312,201
保険 /再保険契約資産及びタカフル /
再タカフル証書資産 A12( ⅰ ) 143,306,306 143,327,074 - -
その他の資産 A13 450,114,437 360,015,104 200,360,973 227,155,823
投資不動産 31,090,750 31,071,081 - -
中央銀行への法定預け金 484,373,234 432,883,520 139,881,494 85,720,390
子会社への投資 - - 1,083,679,539 1,063,900,900
関連会社及びジョイント・ベン
チャーに対する持分 62,332,410 69,351,606 13,788,950 13,788,950
有形固定資産 69,575,097 67,303,682 27,225,210 27,325,754
使用権資産 51,386,405 36,974,302 15,857,266 17,290,772
無形資産 227,038,972 211,994,668 14,142,896 13,378,510
65,505,704 74,604,685 28,677,757 34,538,812
繰延税金資産
31,027,965,999 29,691,156,666 17,291,074,823 16,422,493,274
資産合計
負債
顧客の資金:
-顧客預金 A14 19,733,965,087 19,320,003,853 8,814,973,375 8,635,917,739
1
838,660,001 769,820,823
-顧客の投資口座 A40g - -
金融機関預り金 A15 1,571,552,615 1,630,502,568 1,828,565,387 2,098,681,430
買戻条件付売渡金融資産 に関する債 1,136,441,323 489,706,967 1,642,167,274 826,041,100
務
デリバティブ負債 A36 907,717,673 875,811,292 886,220,235 854,323,939
純損益を通じて公正価値で測定する
金融負債 A16 276,003,806 261,322,779 276,003,806 261,322,779
支払手形及び銀行引受手形 38,293,785 56,900,175 20,435,631 38,104,008
保険契約負債 /タカフル証書負債 A12( ⅱ ) 1,318,772,965 1,236,817,791 - -
その他の負債 A18 829,038,223 816,687,523 311,374,274 307,955,024
税金及びザカート引当金 13,048,066 11,693,770 - -
繰延税金負債 18,948,648 13,688,689 - -
借入金 A17( ⅰ ) 1,005,169,317 997,145,340 747,677,515 706,515,367
劣後債務 A17( ⅱ ) 318,654,916 321,690,182 308,779,579 308,865,921
88,882,059 88,881,430 88,882,059 88,881,430
資本性証券 A17( ⅲ )
28,095,148,482 26,890,673,182 14,925,079,133 14,126,608,738
負債合計
1
顧客の投資口座は、注記 A40e に開示されているその他の債権の資金調達に利用されている。
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未監査財政状態計算書 2023 年6月 30 日現在
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日現在 12 月 31 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在
修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
当行株主に帰属する資本
株式資本 54,619,344 54,619,344 54,619,344 54,619,344
信託保有株式 (198) (198) (198) (198)
利益剰余金 31,041,044 29,908,176 15,922,557 14,936,379
4,595,381 1,577,107 4,760,515 3,515,275
準備金
90,255,571 86,104,429 75,302,218 73,070,800
3,086,807 3,026,172 - -
非支配持分
93,342,378 89,130,601 75,302,218 73,070,800
987,522,788 944,976,342 550,320,650 522,676,425
負債及び株主資本合計
1,894,581,990 1,526,306,198 1,774,229,013 1,422,559,344
コミットメント及び偶発事象 A34
自己資本充実度 A35
当行グループ及び当行の自己資本比率は以下の通りである。
普通株式等 Tier1 自己資本比率 16.010% 15.669% 15.384% 15.264%
Tier1 自己資本比率 16.693% 16.376% 16.137% 16.045%
19.354% 19.080% 18.707% 18.635%
総自己資本比率
マレーシア・ マレーシア・ マレーシア・ マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
7.49 7.14 6.25 6.06
当行株主に帰属する一株当たり純資産
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
要約財務書類
未監査財政状態計算書 2023 年6月 30 日現在
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日現在 12 月 31 日現在 6月 30 日現在 12 月 31 日現在
修正再表示
注記 千円 千円 千円 千円
当行株主に帰属する資本
株式資本 1,716,139,788 1,716,139,788 1,716,139,788 1,716,139,788
信託保有株式 (6,221) (6,221) (6,221) (6,221)
利益剰余金 975,309,602 939,714,890 500,286,741 469,301,028
144,386,871 49,552,702 149,575,381 110,449,941
準備金
2,835,830,041 2,705,401,159 2,365,995,690 2,295,884,536
96,987,476 95,082,324 - -
非支配持分
2,932,817,517 2,800,483,483 2,365,995,690 2,295,884,536
31,027,965,999 29,691,156,666 17,291,074,823 16,422,493,274
負債及び株主資本合計
59,527,766,126 47,956,540,741 55,746,275,588 44,696,814,588
コミットメント及び偶発事象 A34
自己資本充実度 A35
当行グループ及び当行の自己資本比率は以下の通りである。
普通株式等 Tier1 自己資本比率 16.010% 15.669% 15.384% 15.264%
Tier1 自己資本比率 16.693% 16.376% 16.137% 16.045%
19.354% 19.080% 18.707% 18.635%
総自己資本比率
円 円 円 円
当行株主に帰属する一株当たり純資
235.34 224.34 196.38 190.41
産
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット ンギット リンギット リンギット
当行グループ
2023 年1月1日現在
- 修正再表示前
54,619,344 (198) 429,303 2,465,059 (1,630,719) 499,269
- MFRS 第 17 号適用の影響
- - - - (42,515) (3,296)
( 注記 A41)
2023 年1月1日現在、修正再表示 54,619,344 (198) 429,303 2,465,059 (1,673,234) 495,973
当期利益 - - - - - -
その他の包括利益 /( 損失 ) - - - - 1,035,658 2,117,840
確定給付制度の年金数理利得 /( 損
失 ) - - - - - -
関連会社準備金に係る持分 - - - - (33,560) (287,146)
外国為替換算に係る正味利得 - - - - - 2,404,986
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正味
利得 - - - - 1,069,218 -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - - - - - -
資本準備金に係る正味損失 - - - - - -
再評価準備金に係る正味利得 - - - - - -
保険事業による金融投資に係る純
- - - - - -
損益
- - - - 1,035,658 2,117,840
当期包括利益 /( 損失 )合計
次頁への繰越額 54,619,344 (198) 429,303 2,465,059 (637,576) 2,613,813
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ
ンギット ンギット リンギット リンギット ンギット ンギット
当行グループ
2023 年1月1日現在
- 修正再表示前
89,687 (220,172) 29,705,461 85,957,034 2,960,106 88,917,140
- MFRS 第 17 号適用の影響
- (9,509) 202,715 147,395 66,066 213,461
( 注記 A41)
2023 年1月1日現在、修正再表示 89,687 (229,681) 29,908,176 86,104,429 3,026,172 89,130,601
当期利益 - - 4,603,960 4,603,960 126,089 4,730,049
その他の包括利益 /( 損失 ) - (31,096) - 3,122,402 74,956 3,197,358
確定給付制度の年金数理利得 /( 損
失 ) - 4,856 - 4,856 (5) 4,851
関連会社準備金に係る持分 - - - (320,706) - (320,706)
外国為替換算に係る正味利得 - - - 2,404,986 21,418 2,426,404
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正味
利得 - - - 1,069,218 64,111 1,133,329
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - (12,934) - (12,934) - (12,934)
資本準備金に係る正味損失 - (116) - (116) (4) (120)
再評価準備金に係る正味利得 - 489 - 489 5 494
保険事業による金融投資に係る純
- (23,391) - (23,391) (10,569) (33,960)
損益
- (31,096) 4,603,960 7,726,362 201,045 7,927,407
当期包括利益 /( 損失 )合計
次頁への繰越額 89,687 (260,777) 34,512,136 93,830,791 3,227,217 97,058,008
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ============================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
当行グループ 千円 千円 千円 千円 千円 千円
2023 年1月1日現在
- 修正再表示前
1,716,139,788 (6,221) 13,488,700 77,452,154 (51,237,191) 15,687,032
- MFRS 第 17 号適用の影響
- - - - (1,335,821) (103,560)
( 注記 A41)
2023 年1月1日現在、修正再表示 1,716,139,788 (6,221) 13,488,700 77,452,154 (52,573,012) 15,583,472
当期利益 - - - - - -
その他の包括利益 /( 損失 ) - - - - 32,540,374 66,542,533
確定給付制度の年金数理利得 /( 損
失 ) - - - - - -
関連会社準備金に係る持分 - - - - (1,054,455) (9,022,127)
外国為替換算に係る正味利得 - - - - - 75,564,660
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正味
利得 - - - - 33,594,830 -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - - - - - -
資本準備金に係る正味損失 - - - - - -
再評価準備金に係る正味利得 - - - - - -
保険事業による金融投資に係る純
- - - - - -
損益
- - - - 32,540,374 66,542,533
当期包括利益 /( 損失 )合計
次頁への繰越額 1,716,139,788 (6,221) 13,488,700 77,452,154 (20,032,638) 82,126,004
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余 金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
当行グループ 千円 千円 千円 千円 千円 千円
2023 年1月1日現在
- 修正再表示前
2,817,966 (6,917,804) 933,345,585 2,700,770,008 93,006,531 2,793,776,539
- MFRS 第 17 号適用の影響
- (298,773) 6,369,305 4,631,151 2,075,794 6,706,945
( 注記 A41)
2023 年1月1日現在、修正再表示 2,817,966 (7,216,577) 939,714,890 2,705,401,159 95,082,324 2,800,483,483
当期利益 - - 144,656,423 144,656,423 3,961,716 148,618,140
その他の包括利益 /( 損失 ) - (977,036) - 98,105,871 2,355,118 100,460,988
確定給付制度の年金数理利得 /( 損
失 ) - 152,576 - 152,576 (157) 152,418
関連会社準備金に係る持分 - - - (10,076,583) - (10,076,583)
外国為替換算に係る正味利得 - - - 75,564,660 672,954 76,237,614
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正味
利得 - - - 33,594,830 2,014,368 35,609,197
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - (406,386) - (406,386) - (406,386)
資本準備金に係る正味損失 - (3,645) - (3,645) (126) (3,770)
再評価準備金に係る正味利得 - 15,364 - 15,364 157 15,521
保険事業による金融投資に係る純
- (734,945) - (734,945) (332,078) (1,067,023)
損益
- (977,036) 144,656,423 242,762,294 6,316,834 249,079,128
当期包括利益 /( 損失 )合計
次頁への繰越額 2,817,966 (8,193,613) 1,084,371,313 2,948,163,453 101,399,158 3,049,562,611
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット ンギット ンギット リンギット
当行グループ(続き)
前頁からの繰越額 54,619,344 (198) 429,303 2,465,059 (637,576) 2,613,813
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - - - 6,235 -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 - - - - - -
当行グループの組織体制の変更に
よる影響 - - - - - -
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - - -
法定準備金への振替 - - 4,676 - - -
規制準備金からの振替 - - - (156,057) - -
- - - - - -
支払配当金(注記 A9(a) 及び (b) )
株主との取引 /その他の持分変動
- - 4,676 (156,057) 6,235 -
合計
54,619,344 (198) 433,979 2,309,002 (631,341) 2,613,813
2023 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 845.3 百万マレーシア・リンギット(税引後)
が含まれる。この分配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額で
のみ株主へ分配可能である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ
ンギット ンギット リンギット リンギット ンギット ンギット
当行グループ(続き)
前頁からの繰越額 89,687 (260,777) 34,512,136 93,830,791 3,227,217 97,058,008
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - (6,235) - - -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 41,018 - - 41,018 - 41,018
当行グループの組織体制の変更に
よる影響 - - - - 231 231
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - (6,625) (6,625)
法定準備金への振替 - - (4,676) - - -
規制準備金からの振替 - - 156,057 - - -
- - (3,616,238) (3,616,238) (134,016) (3,750,254)
支払配当金(注記 A9(a) 及び (b) )
株主との取引 /その他の持分変動
41,018 - (3,471,092) (3,575,220) (140,410) (3,715,630)
合計
130,705 (260,777) 31,041,044 90,255,571 3,086,807 93,342,378
2023 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 845.3 百万マレーシア・リンギット(税引後)
が含まれる。この分配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額で
のみ株主へ分配可能である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
当行グループ(続き) 千円 千円 千円 千円 千円 千円
前頁からの繰越額 1,716,139,788 (6,221) 13,488,700 77,452,154 (20,032,638) 82,126,004
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - - - 195,904 -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 - - - - - -
当行グループの組織体制の変更に
よる影響 - - - - - -
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - - -
法定準備金への振替 - - 146,920 - - -
規制準備金からの振替 - - - (4,903,311) - -
- - - - - -
支払配当金(注記 A9(a) 及び (b) )
株主との取引 /その他の持分変動
- - 146,920 (4,903,311) 195,904 -
合計
1,716,139,788 (6,221) 13,635,620 72,548,843 (19,836,734) 82,126,004
2023 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 26,559 百万円(税引後)が含まれる。この分
配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額でのみ株主へ分配可能
である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
39/198
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
当行グループ(続き) 千円 千円 千円 千円 千円 千円
前頁からの繰越額 2,817,966 (8,193,613) 1,084,371,313 2,948,163,453 101,399,158 3,049,562,611
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - (195,904) - - -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 1,288,786 - - 1,288,786 - 1,288,786
当行グループの組織体制の変更に
よる影響 - - - -
7,258 7,258
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - (208,158) (208,158)
法定準備金への振替 - - (146,920) - - -
規制準備金からの振替 - - - - -
4,903,311
- - (113,622,198) (113,622,198) (4,210,783) (117,832,981)
支払配当金(注記 A9(a) 及び (b) )
株主との取引 /その他の持分変動
1,288,786 - (109,061,711) (112,333,412) (4,411,682) (116,745,095)
合計
4,106,751 (8,193,613) 975,309,602 2,835,830,041 96,987,476 2,932,817,517
2023 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 26,559 百万円(税引後)が含まれる。この分
配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額でのみ株主へ分配可能
である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット ンギット リンギット リンギット
当行グループ
2022 年1月1日現在
- 修正再表示前
53,156,473 (1,274) 332,372 1,315,261 1,234,705 351,277
- MFRS 第 17 号適用の影響
- - - - (14,228) -
( 注記 A41)
2022 年1月1日現在、修正再表示 53,156,473 (1,274) 332,372 1,315,261 1,220,477 351,277
当期利益 - - - - - -
その他の包括 (損失 )/ 利益 - - - - (2,746,820) 484,370
確定給付制度の年金数理 (損失 )/
利得 - - - - - -
関連会社準備金に係る持分 - - - - 41,354 (231,298)
外国為替換算に係る正味利得 /( 損
失 ) - - - - - 715,668
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正
味損失 - - - - (2,788,174) -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - - - - - -
資本準備金に係る正味利得 - - - - - -
保険事業による金融投資に係る純
- - - - - -
損益
- - - - (2,746,820) 484,370
当期包括 (損失 )/ 利益合計
次頁への繰越額 53,156,473 (1,274) 332,372 1,315,261 (1,526,343) 835,647
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ
ンギット ンギット リンギット ンギット ンギット ンギット
当行グループ
2022 年1月1日現在
- 修正再表示前
94,006 (301,124) 29,629,726 85,811,422 2,740,999 88,552,421
- MFRS 第 17 号適用の影響
- (24,973) 389,526 350,325 157,024 507,349
( 注記 A41)
2022 年1月1日現在、修正再表示 94,006 (326,097) 30,019,252 86,161,747 2,898,023 89,059,770
当期利益 - - 3,655,232 3,655,232 (16,865) 3,638,367
その他の包括 (損失 )/ 利益 - (4,535) - (2,266,985) (80,907) (2,347,892)
確定給付制度の年金数理 (損失 )/
利得 - (3,216) - (3,216) 637 (2,579)
関連会社準備金に係る持分 - - - (189,944) - (189,944)
外国為替換算に係る正味利得 /( 損
失 ) - - - 715,668 (14,160) 701,508
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正
味損失 - - - (2,788,174) (65,288) (2,853,462)
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - 2,742 - 2,742 - 2,742
資本準備金に係る正味利得 - 692 - 692 35 727
保険事業による金融投資に係る純
- (4,753) - (4,753) (2,131) (6,884)
損益
- (4,535) 3,655,232 1,388,247 (97,772) 1,290,475
当期包括 (損失 )/ 利益合計
次頁への繰越額 94,006 (330,632) 33,674,484 87,549,994 2,800,251 90,350,245
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未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
当行グループ 千円 千円 千円 千円 千円 千円
2022 年1月1日現在
- 修正再表示前
1,670,176,382 (40,029) 10,443,128 41,325,501 38,794,431 11,037,123
- MFRS 第 17 号適用の影響
- - - - (447,044) -
( 注記 A41)
2022 年1月1日現在、修正再表示 1,670,176,382 (40,029) 10,443,128 41,325,501 38,347,387 11,037,123
当期利益 - - - - - -
その他の包括 (損失 )/ 利益 - - - - (86,305,084) 15,218,905
確定給付制度の年金数理 (損失 )/
利得 - - - - - -
関連会社準備金に係る持分 - - - - 1,299,343 (7,267,383)
外国為替換算に係る正味利得 /( 損
失 ) - - - - - 22,486,289
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正
味損失 - - - - (87,604,427) -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - - - - - -
資本準備金に係る正味利得 - - - - - -
保険事業による金融投資に係る純
- - - - - -
損益
- - - - (86,305,084) 15,218,905
当期包括 (損失 )/ 利益合計
次頁への繰越額 1,670,176,382 (40,029) 10,443,128 41,325,501 26,256,029
(47,957,697)
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
当行グループ 千円 千円 千円 千円 千円 千円
2022 年1月1日現在
- 修正再表示前
2,953,669 (9,461,316) 930,965,991 2,696,194,879 86,122,189 2,782,317,068
- MFRS 第 17 号適用の影響
- (784,652) 12,238,907 11,007,212 4,933,694 15,940,906
( 注記 A41)
2022 年1月1日現在、修正再表示 2,953,669 (10,245,968) 943,204,898 2,707,202,091 91,055,883 2,798,257,973
当期利益 - - 114,847,389 114,847,389 (529,898) 114,317,491
その他の包括 (損失 )/ 利益 - (142,490) - (71,228,669) (2,542,098) (73,770,767)
確定給付制度の年金数理 (損失 )/
利得 - (101,047) - (101,047) 20,015 (81,032)
関連会社準備金に係る持分 - - - (5,968,040) - (5,968,040)
外国為替換算に係る正味利得 /( 損
失 ) - - - 22,486,289 (444,907) 22,041,381
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資に係る正
味損失 - - - (87,604,427) (2,051,349) (89,655,776)
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 - 86,154 - 86,154 - 86,154
資本準備金に係る正味利得 - 21,743 - 21,743 1,100 22,842
保険事業による金融投資に係る純
- (149,339) - (149,339) (66,956) (216,295)
損益
- (142,490) 114,847,389 43,618,721 (3,071,996) 40,546,725
当期包括 (損失 )/ 利益合計
次頁への繰越額 2,953,669 (10,388,457) 1,058,052,287 2,750,820,811 87,983,886 2,838,804,698
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット ンギット ンギット リンギット
当行グループ(続き)
前頁からの繰越額 53,156,473 (1,274) 332,372 1,315,261 (1,526,343) 835,647
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - - - 1,999 -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 - - - - - -
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - - -
法定準備金への振替 - - 90,961 - - -
規制準備金への振替 - - - 811,784 - -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく
株式の発行 757,111 - - - - -
- - - - - -
支払配当金
株主との取引 /その他の持分変動
757,111 - 90,961 811,784 1,999 -
合計
53,913,584 (1,274) 423,333 2,127,045 (1,524,344) 835,647
2022 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 801.1 百万マレーシア・リンギット(税引後)
が含まれる。この分配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額で
のみ株主へ分配可能である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ
ンギット ンギット ンギット リンギット ンギット ンギット
当行グループ(続き)
前頁からの繰越額 94,006 (330,632) 33,674,484 87,549,994 2,800,251 90,350,245
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - (1,999) - - -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 35,862 - - 35,862 - 35,862
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - (5,386) (5,386) 9,076 3,690
法定準備金への振替 - - (90,961) - - -
規制準備金への振替 - - (811,784) - - -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく
株式の発行 - - - 757,111 - 757,111
- - (3,563,554) (3,563,554) (88,526) (3,652,080)
支払配当金
株主との取引 /その他の持分変動
35,862 - (4,473,684) (2,775,967) (79,450) (2,855,417)
合計
129,868 (330,632) 29,200,800 84,774,027 2,720,801 87,494,828
2022 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 801.1 百万マレーシア・リンギット(税引後)
が含まれる。この分配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額で
のみ株主へ分配可能である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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半期報告書
要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ======================== 当行株主に帰属 ===========================
< ====================== 分配不能部分 =====================
FVTOCI 評価 外国為替
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金 換算準備金
当行グループ(続き) 千円 千円 千円 千円 千円 千円
前頁からの繰越額 1,670,176,382 (40,029) 10,443,128 41,325,501 (47,957,697) 26,256,029
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - - - 62,809 -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 - - - - - -
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - - - - -
法定準備金への振替 - - 2,857,995 - - -
規制準備金への振替 - - - 25,506,253 - -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく
株式の発行 23,788,428 - - - - -
- - - - - -
支払配当金
株主との取引 /その他の持分変動
23,788,428 - 2,857,995 25,506,253 62,809 -
合計
1,693,964,809 (40,029) 13,301,123 66,831,754 (47,894,888) 26,256,029
2022 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 25,171 百万円(税引後)が含まれる。この分
配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額でのみ株主へ分配可能
である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査連結持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============ 当行株主に帰属 ================== >
==== 分配不能部分 ==== >
その他の
1 2
ESGP 準備金 準備金 利益剰余金 株主資本合計 非支配持分 資本合計
当行グループ(続き) 千円 千円 千円 千円 千円 千円
前頁からの繰越額 2,953,669 (10,388,457) 1,058,052,287 2,750,820,811 87,983,886 2,838,804,698
その他の包括利益を通じて公正価
値で測定する金融投資の処分に
係る正味損失 - - (62,809) - - -
メイバンク・グループ従業員株式
付与制度(「 ESGP 」)に基づく
株式報酬 1,126,784 - - 1,126,784 - 1,126,784
非支配持分からの取得 /への売却
による正味の影響 - - (169,228) (169,228) 285,168 115,940
法定準備金への振替 - - (2,857,995) - - -
規制準備金への振替 - - (25,506,253) - - -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく
株式の発行 - - - 23,788,428 - 23,788,428
- - (111,966,867) (111,966,867) (2,781,487) (114,748,354)
支払配当金
株主との取引 /その他の持分変動
1,126,784 - (140,563,151) (87,220,883) (2,496,319) (89,717,202)
合計
4,080,453 (10,388,457) 917,489,136 2,663,599,928 85,487,567 2,749,087,496
2022 年6月 30 日現在
1 その他の準備金の内訳及び変動の詳細は注記 A19 に開示されている。
2 当行グループの利益剰余金には、保険子会社の分配不能な生命保険ファンドの 25,171 百万円(税引後)が含まれる。この分
配不能な生命保険ファンドは、金融サービス法( 2013 年)に従って選任された数理人が推奨する金額でのみ株主へ分配可能
である。
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併
せて読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ==================== 当行株主に帰属 =====================
< ================ 分配不能部分 ================
FVTOCI 評価
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット リンギット リンギット
当行
2023 年1月1日現在 54,619,344 (198) 79,003 1,549,033 (1,180,242)
当期利益 - - - - -
その他の包括利益 /( 損失 ) - - - - 616,582
外国為替換算に係る正味利得 - - - - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味利得 - - - - 616,582
- - - - -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
- - - - 616,582
当期包括利益 /( 損失 )合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資の処分に係る正味利得 - - - - (176)
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - - - - -
法定準備金への振替 - - 4,676 - -
規制準備金への振替 - - - 74,328 -
- - - - -
支払配当金 (注記 A9(a) )
- - 4,676 74,328 (176)
株主との取引 /その他の持分変動合計
54,619,344 (198) 83,679 1,623,361 (563,836)
2023 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
て読まれるべきである。)
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半期報告書
要約財務書類
未監査持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============= 当行株主に帰属 ================ >
========== 分配不能部分 ========== >
外国為替 公正価値 分配可能な
換算準備金 ESGP 準備金 ヘッジ準備金 利益剰余金 資本合計
千マレーシア・ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・ 千マレーシア・リ
リンギット ンギット ンギット リンギット ンギット
当行
2023 年1月1日現在 2,921,100 89,687 56,694 14,936,379 73,070,800
当期利益 - - - 4,681,244 4,681,244
その他の包括利益 /( 損失 ) 521,746 - (12,934) - 1,125,394
外国為替換算に係る正味利得 521,746 - - - 521,746
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味利得 - - - - 616,582
- - (12,934) - (12,934)
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
521,746 - (12,934) 4,681,244 5,806,638
当期包括利益 /( 損失 )合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資の処分に係る正味利得 - - - 176 -
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - 41,018 - - 41,018
法定準備金への振替 - - - (4,676) -
規制準備金への振替 - - - (74,328) -
- - - (3,616,238) (3,616,238)
支払配当金 (注記 A9(a) )
- 41,018 - (3,695,066) (3,575,220)
株主との取引 /その他の持分変動合計
3,442,846 130,705 43,760 15,922,557 75,302,218
2023 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
て読まれるべきである。)
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未監査持分変動計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ==================== 当行株主に帰属 =====================
< ================ 分配不能部分 ================
FVTOCI 評価
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金
当行 千円 千円 千円 千円 千円
2023 年1月1日現在 1,716,139,788 (6,221) 2,482,274 48,670,617 (37,083,204)
当期利益 - - - - -
その他の包括利益 /( 損失 ) - - - - 19,373,006
外国為替換算に係る正味利得 - - - - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味利得 - - - - 19,373,006
- - - - -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
- - - - 19,373,006
当期包括利益 /( 損失 )合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資の処分に係る正味利得 - - - - (5,530)
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - - - - -
法定準備金への振替 - - 146,920 - -
規制準備金への振替 - - - 2,335,386 -
- - - - -
支払配当金 (注記 A9(a) )
- - 146,920 2,335,386 (5,530)
株主との取引 /その他の持分変動合計
1,716,139,788 (6,221) 2,629,194 51,006,003 (17,715,727)
2023 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
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2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============= 当行株主に帰属 ================ >
========== 分配不能部分 ========== >
外国為替 公正価値 分配可能な
換算準備金 ESGP 準備金 ヘッジ準備金 利益剰余金 資本合計
当行 千円 千円 千円 千円 千円
2023 年1月1日現在 91,780,962 2,817,966 1,781,325 469,301,028 2,295,884,536
当期利益 - - - 147,084,686 147,084,686
その他の包括利益 /( 損失 ) 16,393,259 - (406,386) - 35,359,879
外国為替換算に係る正味利得 16,393,259 - - - 16,393,259
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味利得 - - - - 19,373,006
- - (406,386) - (406,386)
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
16,393,259 - (406,386) 147,084,686 182,444,566
当期包括利益 /( 損失 )合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資の処分に係る正味利得 - - - 5,530
-
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - 1,288,786 - - 1,288,786
法定準備金への振替 - - - (146,920) -
規制準備金への振替 - - - (2,335,386) -
- - - (113,622,198) (113,622,198)
支払配当金 (注記 A9(a) )
- 1,288,786 - (116,098,974) (112,333,412)
株主との取引 /その他の持分変動合計
108,174,221 4,106,751 1,374,939 500,286,741 2,365,995,690
2023 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
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2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ==================== 当行株主に帰属 =====================
< ================ 分配不能部分 ================
FVTOCI 評価
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・
ンギット ンギット ンギット ンギット リンギット
当行
2022 年1月1日現在 53,156,473 (1,274) 74,696 1,180,201 930,283
当期利益 - - - - -
その他の包括 (損失 )/ 利益 - - - - (1,869,418)
外国為替換算に係る正味利得 - - - - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味損失 - - - - (1,869,418)
- - - - -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
- - - - (1,869,418)
当期包括 (損失 )/ 利益合計
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - - - - -
法定準備金への振替 - - 427 - -
規制準備金への振替 - - - 326,945 -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく株式の発行 757,111 - - - -
- - - - -
支払配当金
757,111 - 427 326,945 -
株主との取引 /その他の持分変動合計
53,913,584 (1,274) 75,123 1,507,146 (939,135)
2022 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
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2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============= 当行株主に帰属 ================ >
========== 分配不能部分 ========== >
外国為替 公正価値 分配可能な
換算準備金 ESGP 準備金 ヘッジ準備金 利益剰余金 資本合計
千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ 千マレーシア・リ
ンギット ンギット ンギット ンギット ンギット
当行
2022 年1月1日現在 2,430,642 94,006 6,995 15,236,418 73,108,440
当期利益 - - - 3,365,479 3,365,479
その他の包括 (損失 )/ 利益 259,627 - 2,742 - (1,607,049)
外国為替換算に係る正味利得 259,627 - - - 259,627
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味損失 - - - - (1,869,418)
- - 2,742 - 2,742
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
259,627 - 2,742 3,365,479 1,758,430
当期包括 (損失 )/ 利益合計
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - 35,862 - - 35,862
法定準備金への振替 - - - (427) -
規制準備金への振替 - - - (326,945) -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく株式の発行 - - - - 757,111
- - - (3,563,554) (3,563,554)
支払配当金
- 35,862 - (3,890,926) (2,770,581)
株主との取引 /その他の持分変動合計
2,690,269 129,868 9,737 14,710,971 72,096,289
2022 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
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2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
< ==================== 当行株主に帰属 =====================
< ================ 分配不能部分 ================
FVTOCI 評価
株式資本 信託保有株式 法定準備金 規制準備金 差額準備金
当行 千円 千円 千円 千円 千円
2022 年1月1日現在 1,670,176,382 (40,029) 2,346,948 37,081,915 29,229,492
当期利益 - - - - -
その他の包括 (損失 )/ 利益 - - - - (58,737,114)
外国為替換算に係る正味利得 - - - - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味損失 - - - - (58,737,114)
- - - - -
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
- - - - (58,737,114)
当期包括 (損失 )/ 利益合計
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - - - - -
法定準備金への振替 - - 13,416 - -
規制準備金への振替 - - - 10,272,612 -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく株式の発行 23,788,428 - - - -
- - - - -
支払配当金
23,788,428 - 13,416 10,272,612 -
株主との取引 /その他の持分変動合計
1,693,964,809 (40,029) 2,360,365 47,354,527 (29,507,622)
2022 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
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2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
============= 当行株主に帰属 ================ >
========== 分配不能部分 ========== >
外国為替 公正価値 分配可能な
換算準備金 ESGP 準備金 ヘッジ準備金 利益剰余金 資本合計
当行 千円 千円 千円 千円 千円
2022 年1月1日現在 76,370,772 2,953,669 219,783 478,728,254 2,297,067,185
当期利益 - - - 105,743,350 105,743,350
その他の包括 (損失 )/ 利益 8,157,480 - 86,154 - (50,493,480)
外国為替換算に係る正味利得 8,157,480 - - - 8,157,480
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融投資に係る正味損失 - - - - (58,737,114)
- - 86,154 - 86,154
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用
8,157,480 - 86,154 105,743,350 55,249,871
当期包括 (損失 )/ 利益合計
メイバンク・グループ従業員株式付与制度
(「ESGP 」)に基づく株式報酬 - 1,126,784 - - 1,126,784
法定準備金への振替 - - - (13,416) -
規制準備金への振替 - - - (10,272,612) -
配当金再投資制度 (DRP) に基づく株式の発行 - - - - 23,788,428
- - - (111,966,867) (111,966,867)
支払配当金
- 1,126,784 - (122,252,895) (87,051,655)
株主との取引 /その他の持分変動合計
84,528,252 4,080,453 305,937 462,218,709 2,265,265,400
2022 年6月 30 日現在
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せ
て読まれるべきである。)
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未監査キャッシュ・フロー計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金及びザカート前利益 6,425,646 5,274,984 5,476,842 4,102,662
調整 :
関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分 (131,528) (93,016) - -
有形固定資産の減価償却費 149,256 140,782 39,172 39,102
使用権資産の減価償却費 285,250 215,747 58,558 56,141
無形資産の償却費 119,331 129,700 34,877 37,450
有形固定資産の処分益 (1,776) (2,944) (545) (442)
子会社の清算に係る正味損失 163 - - -
子会社の資本返還に係る超過 - - (50,706) -
みなし支配ストラクチャード・エンティティの一部処分に係る正
味利得 - - (1,450) -
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産の処分に係る正味
(利得 )/ 損失 (95,255) 195,340 (171,676) 122,023
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資の処分に
係る正味利得 (112,972) (3,133) (173,298) (7,706)
償却原価で測定する金融投資の償還に係る正味損失 - 1,610 - 1,610
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及びデリバティブの
再評価に係る未実現損失 316,398 3,155,388 250,614 1,897,631
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債の再評価に係る未実
現利得 (686,260) (2,334,807) (686,260) (2,334,807)
貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入、純額 1,226,537 1,497,124 535,898 1,452,718
その他の債務に対する減損損失引当金繰入 /( 戻入 ) 5,243 1,010 1,268 (583)
金融投資に対する減損損失引当金 (戻入 )/ 繰入、純額 (78,726) 448,464 (1,685) 53,176
その他の金融資産に対する減損損失引当金繰入、純額 24,361 23,772 3,711 19,912
受取配当金 (100,620) (95,401) (2,205,507) (1,915,714)
ESGP 費用 44,154 43,976 27,817 25,049
103,902 164,002 (130,642) (15,033)
営業外項目及び非現金項目に係るその他の調整
運転資本増減前営業利益 7,493,104 8,762,598 3,006,988 3,533,189
現金及び当初の満期が3カ月超となる短期資金の増減 (2,129,441) 3,564,603 (1,774,750) 60,675
当初の満期が3カ月超となる預金及び金融機関預け金の増減 (1,210,925) 24,599 2,253,512 2,071,206
金融投資ポートフォリオの増減 (20,349,690) (13,375,793) (14,555,390) (10, 138 ,221)
貸出金及びその他の債権の増減 (4,407,692) (20,374,192) (7,898,935) (7,758,096)
保険 /再保険契約資産及びタカフル /再タカフル証書資産の増減 2,472,813 3,876,595 - -
中央銀行への法定預け金の増減 (1,637,981) (178,876) (1,723,778) (283,783)
顧客預金の増減 2,288,136 17,835,910 1,998,624 3,699,310
顧客の投資口座の増減 2,190,936 214,298 - -
金融機関預り金の増減 (1,876,192) 10,736,238 (8,596,946) 9,693,421
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債の増減 (17,568) 132,133 (17,568) 132,133
保険契約負債 /タカフル証書負債の増減 57,655 (4,143,948) - -
13,171,765 2,203,640 24,041,247 7,545,708
その他営業活動に係る増減
営業活動 (に使用した )/ から生じたキャッシュ (3,955,080) 9,277,805 (3,266,996) 8,555,542
(1,654,096) (1,246,937) (806,809) (411,881)
税金及びザカート支払額
(5,609,176) 8,030,868 (4,073,805) 8,143,661
営業活動 (に使用した )から生じた正味キャッシュ
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未監査キャッシュ・フロー計算書
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示
千円 千円 千円 千円
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金及びザカート前利益 201,893,797 165,739,997 172,082,376 128,905,640
調整 :
関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分 (4,132,610) (2,922,563) - -
有形固定資産の減価償却費 4,689,624 4,423,370 1,230,784 1,228,585
使用権資産の減価償却費 8,962,555 6,778,771 1,839,892 1,763,950
無形資産の償却費 3,749,380 4,075,174 1,095,835 1,176,679
有形固定資産の処分益 (55,802) (92,500) (17,124) (13,888)
子会社の清算に係る正味損失 5,121 - - -
子会社の資本返還に係る超過 - - (1,593,183) -
みなし支配ストラクチャード・エンティティの一部処分に係る
正味利得 - - (45,559) -
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産の処分に係る正味
(利得 )/ 損失 (2,992,912) 6,137,583 (5,394,060) 3,833,963
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資の処分
に係る正味利得 (3,549,580) (98,439) (5,445,023) (242,123)
償却原価で測定する金融投資の償還に係る正味損失 - 50,586 - 50,586
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及びデリバティブ
の再評価に係る未実現損失 9,941,225 99,142,291 7,874,292 59,623,566
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債の再評価に係る未
実現利得 (21,562,289) (73,359,636) (21,562,289) (73,359,636)
貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入、純額 38,537,793 47,039,636 16,837,915 45,644,400
その他の債務に対する減損損失引当金繰入 /( 戻入 ) 164,735 31,734 39,841 (18,318)
金融投資に対する減損損失引当金 (戻入 )/ 繰入、純額 (2,473,571) 14,090,739 (52,943) 1,670,790
その他の金融資産に対する減損損失引当金繰入、純額 765,423 746,916 116,600 625,635
受取配当金 (3,161,480) (2,997,499) (69,297,030) (60,191,734)
ESGP 費用 1,387,319 1,381,726 874,010 787,040
3,264,601 5,152,943 (4,104,772) (472,337)
営業外項目及び非現金項目に係るその他の調整
運転資本増減前営業利益 235,433,328 275,320,829 94,479,563 111,012,798
現金及び当初の満期が3カ月超となる短期資金の増減 (66,907,036) 111,999,826 (55,762,645) 1,906,409
当初の満期が3カ月超となる預金及び金融機関預け金の増減 (38,047,264) 772,901 70,805,347 65,077,293
金融投資ポートフォリオの増減 (639,387,260) (420,267,416) (457,330,354) (318,542,904)
貸出金及びその他の債権の増減 (138,489,683) (640,157,113) (248,184,538) (243,759,376)
保険 /再保険契約資産及びタカフル /再タカフル証書資産の増減 77,695,784 121,802,615 - -
中央銀行への法定預け金の増減 (51,465,363) (5,620,284) (54,161,105) (8,916,462)
顧客預金の増減 71,893,233 560,404,292 62,796,766 116,232,320
顧客の投資口座の増減 68,839,209 6,733,243 - -
金融機関預り金の増減 (58,949,953) 337,332,598 (270,116,043) 304,567,288
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債の増減 (551,987) 4,151,619 (551,987) 4,151,619
保険契約負債 /タカフル証書負債の増減 1,811,520 (130,202,846) -
413,856,856 69,238,369 755,375,981 237,086,145
その他営業活動に係る増減
営業活動 (に使用した )/ から生じたキャッシュ (124,268,614) 291,508,633 (102,649,014) 268,815,130
(51,971,696) (39,178,761) (25,349,939) (12,941,301)
税金及びザカート支払額
(176,240,310) 252,329,873 (127,998,953) 255,873,829
営業活動 (に使用した )から生じた正味キャッシュ
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要約財務書類
未監査キャッシュ・フロー計算書
2023 年6月 30 日に 終了した中間会計期間
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
投資活動によるキャッシュ・フロー
受取配当金の内訳 :
-金融投資ポートフォリオ 100,620 95,401 4,311 4,187
-子会社 - - 2,201,196 1,911,527
有形固定資産の購入 (176,629) (96,943) (24,066) (21,038)
無形資産の購入 (166,831) (103,385) (59,370) (22,857)
投資不動産の購入 (334) (129) - -
既存の子会社の普通株式の追加取得 - - (627,962) (4,460)
有形固定資産の処分による収入 5,123 7,161 545 1,924
みなし支配ストラクチャード・エンティティの一部処分による収入 - - 11,235 -
みなし支配ストラクチャード・エンティティの株式の購入 - - (11,315) -
非支配持分との取引による正味影響額 (6,394) 3,690 - -
関連会社の体制変更による正味影響額 - - - (1,814)
- - 50,706 -
子会社の資本返還による正味影響額
(244,445) (94,205) 1,545,280 1,867,469
投資活動 (に使用した )/ から生じた正味キャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式発行による収入 - 757,111 - 757,111
借入の返済、純額 (2,791,502) (4,498,022) (1,050,978) (4,980,542)
劣後債務の償還 (93,390) - - -
リース負債の返済 (155,687) (101,105) (24,196) (37,169)
支払配当金 (3,616,238) (3,563,554) (3,616,238) (3,563,554)
(134,016) (88,526) - -
非支配持分への支払配当金
(6,790,833) (7,494,096) (4,691,412) (7,824,154)
財務活動に使用した正味キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の正味増加額 (12,644,454) 442,567 (7,219,937) 2,186,976
期首現在の現金及び現金同等物 50,830,482 51,882,143 43,210,287 35,122,120
825,560 513,527 567,401 272,589
外国為替換算レートの変動による影響
39,011,588 52,838,237 36,557,751 37,581,685
期末現在の現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳:
現金及び短期資金 33,760,362 41,993,902 29,493,665 30,744,463
11,454,667 12,928,270 21,335,556 26,807,991
金融機関預け金
45,215,029 54,922,172 50,829,221 57,552,454
控除:
現金並びに当初の満期が3カ月超となる短期資金及び金融機関
(6,203,441) (2,083,935) (14,271,470) (19,970,769)
預け金
39,011,588 52,838,237 36,557,751 37,581,685
期末現在の現金及び現金同等物
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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要約財務書類
未監査キャッシュ・フロー計算書
2023 年6月 30 日に 終了した中間会計期間
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示
千円 千円 千円 千円
投資活動によるキャッシュ・フロー
受取配当金の内訳 :
-金融投資ポートフォリオ 3,161,480 2,997,499 135,452 131,556
-子会社 - - 69,161,578 60,060,178
有形固定資産の購入 (5,549,683) (3,045,949) (756,154) (661,014)
無形資産の購入 (5,241,830) (3,248,357) (1,865,405) (718,167)
投資不動産の購入 (10,494) (4,053) - -
既存の子会社の普通株式の追加取得 - - (19,730,566) (140,133)
有形固定資産の処分による収入 160,965 224,999 17,124 60,452
みなし支配ストラクチャード・エンティティの一部処分による収入 - - 353,004 -
みなし支配ストラクチャード・エンティティの株式の購入 - - (355,517) -
非支配持分との取引による正味影響額 (200,899) 115,940 - -
関連会社の体制変更による正味影響額 - - - (56,996)
- - 1,593,183 -
子会社の資本返還による正味影響額
(7,680,462) (2,959,921) 48,552,698 58,675,876
投資活動 (に使用した )/ から生じた正味キャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式発行による収入 - 23,788,428 - 23,788,428
借入の返済、純額 (87,708,993) (141,327,851) (33,021,729) (156,488,630)
劣後債務の償還 (2,934,314) - - -
リース負債の返済 (4,891,686) (3,176,719) (760,238) (1,167,850)
支払配当金 (113,622,198) (111,966,867) (113,622,198) (111,966,867)
(4,210,783) (2,781,487) - -
非支配持分への支払配当金
(213,367,973) (235,464,496) (147,404,165) (245,834,919)
財務活動に使用した正味キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の正味増加額 (397,288,745) 13,905,455 (226,850,421) 68,714,786
期首現在の現金及び現金同等物 1,597,093,744 1,630,136,933 1,357,667,218 1,103,537,010
25,939,095 16,135,018 17,827,739 8,564,746
外国為替換算レートの変動による影響
1,225,744,095 1,660,177,407 1,148,644,536 1,180,816,543
期末現在の現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳:
現金及び短期資金 1,060,750,574 1,319,448,401 926,690,954 965,991,027
359,905,637 406,206,243 670,363,170 842,307,077
金融機関預け金
1,420,656,211 1,725,654,644 1,597,054,124 1,808,298,105
控除:
現金並びに当初の満期が3カ月超となる短期資金及び金融機
(194,912,116) (65,477,238) (448,409,587) (627,481,562)
関預け金
1,225,744,095 1,660,177,407 1,148,644,536 1,180,816,543
期末現在の現金及び現金同等物
(これらの未監査要約期中財務書類は、 2022 年 12 月 31 日に終了した事業年度の監査済年次財務書類及び同財務書類に添付の注記と併せて
読まれるべきである。 )
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パート A: マレーシア財務報告基準第 134 号(「 MFRS 第 134 号」)期中財務報告に準拠した注記
A1. 作成の基礎
当行グループ及び当行の未監査要約期中財務書類は、取得原価主義で作成される。ただし、公正価値で計上さ
れる資産及び負債であるその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、純損益を通じて公正価値で測
定する金融資産及び負債、デリバティブ金融商品及び投資不動産を除く。
未監査要約期中財務書類はブルサ・マレーシア証券取引所の上場基準第9章パート K 、 MFRS 第 134 号「期中財務
報告」及び IAS 第 34 号「期中財務報告」の要求事項に準拠して作成されている。
未監査要約期中財務書類は、監査済年次財務書類に必要とされるすべての情報や開示を含んでいないため、
2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度の監査済年次財務書類と併せて読まれるべきである。未監査要約期中財務書
類に添付される注記は、 2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度以降の当行グループ及び当行の財政状態及び経営成
績の変動の理解にとって重要な事象や取引の説明を与えるものである。
当行グループの未監査要約期中財務書類は、イスラム銀行業務及び保険事業の業務を含んでいる。イスラム銀
行業務は、一般にシャリア原則に基づく預金の受入れ、貸付及びイスラム証券の取引を指している。保険事業の
業務は、損害保険及び生命保険事業の引受け、ジェネラル・タカフル及びファミリー・タカフル事業の管理や投
資関連業務を指している。
当行グループ及び当行が採用する重要な会計方針及び計算方法は、 2023 年1月1日以降に開始される会計年度
に適用される以下のマレーシア財務報告基準(「 MFRS 」)及び MFRS の改訂の適用を除き、直近の 2022 年 12 月 31 日
に終了した会計年度の監査済年次財務書類に採用したものと一貫している。
・ MFRS 第 17 号 「保険契約」
・ MFRS 第 101 号の改訂 「財務諸表の表示 - 会計方針の開示」
・ MFRS 第 101 号の改訂 「負債の流動負債又は非流動負債への分類」
・ MFRS 第 108 号の改訂 「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬 - 会計上の見積りの定義」
・ MFRS 第 112 号の改訂 「法人所得税 - 単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金」
下記に開示する MFRS 第 17 号の適用を除き、上記の MFRS の改訂の適用による、当行グループ及び当行の財務書類
に与える重要な財務上の影響はない。
MFRS 第 17 号 「保険契約」
2023 年1月1日以降に開始する年度より、 MFRS 第 17 号は MFRS 第4号 「保険契約」 に置き換わっている。当行グ
ループは、 2023 年1月1日以降に開始する年度から適用される MFRS 第 17 号「保険契約」を適用した。従って、当
行グループは、 MFRS 第 17 号の移行措置規定を適用し、 2022 年1月1日現在の期首残高を含む 2022 年 12 月 31 日に終
了した事業年度の比較情報を修正再表示している。 MFRS 第 17 号の適用による財務上の影響は注記 A41 に開示され
ている。会計方針の変更内容の概要は以下の通りである。
( ⅰ ) 分類及び測定の変更
MFRS 第 17 号の適用による当行グループの保険契約 / タカフル証書の分類の変更はない。
MFRS 第 17 号では、当行グループに以下が求められている。
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- 保険契約者 / 加入者が特定の不確実な将来の事象(保険事故)により不利な影響を受ける場合に、保険契
約者 / 加入者に補償することに同意することで、当行グループが他の当事者(保険契約者 / 加入者)から
重要な保険 / タカフル・リスクを受け入れる契約を、保険契約 / タカフル証書として特定する。
- 保険契約 / タカフル証書から、特定の組込デリバティブ、別個の投資要素及び別個の非保険の財又はサー
ビスを分離し、他の基準に従い会計処理する。
- 保険契約 / タカフル証書及び再保険契約 / 再タカフル証書を、認識し測定するグループに分割する。
- 保険契約 / タカフル証書グループを、将来キャッシュ・フローのリスク調整後の現在価値(履行キャッ
シュ・フロー)で認識し測定する。この履行キャッシュ・フローとは、観察可能な市場情報と整合的な
方法により、履行キャッシュ・フローに関するすべての入手可能な情報に、当該契約 / 証書グループの未
稼得利益を表す金額(契約上のサービス・マージン又は「 CSM 」)を加えたものである。
- 保険契約 / タカフル証書グループからの利益を、当行グループが保険を提供する期間にわたって認識す
る。契約グループが残存カバー期間にわたって不利な契約(損失が発生する)となることが予想される
場合、当行グループは直ちにその損失を認識する。
- 関連する保険契約 / タカフル証書グループを認識する前に支払われた、又は発生した契約獲得キャッ
シュ・フローについて、保険 / タカフル契約獲得キャッシュ・フローに係る資産を認識する。かかる資産
は、保険獲得キャッシュ・フローが関連する保険契約 / タカフル証書グループの測定に含まれるように
なった時点で認識を中止する。
当行グループは、裁量権付有配当投資契約を含む、発行済保険契約 / タカフル証書及び保有再保険契約 / 再
タカフル証書に下記の測定モデルを適用することを決定した。
(a) 一般測定モデル ( 「 GMM 」 )
当モデルは、履行キャッシュ・フロー(予想キャッシュ・フローの現在価値にリスク調整を加えた金
額)を用いて評価する保険契約 / タカフル証書のデフォルト測定モデルであり、履行キャッシュ・フロー
は当行グループが契約 / 証書に基づいてサービスを提供する際に認識する未稼得利益を表す契約上のサー
ビス・マージン( CSM )で相殺される。
(b) 保険料配分アプローチ ( 「 PAA 」 )
当モデルは、契約 / 証書の境界線(カバー期間)が1年未満の保険のほか、契約 / 証書の境界は1年であ
るものの、 PAA の適格テストを満たす保険に適用される。
(c) 変動手数料アプローチ ( 「 VFA 」 )
VFA は、保険契約者への支払いが契約上、基礎となる項目と連動し、その変動する部分が重要な有配当
保険契約 / 証書に適用する。
当行グループは、保有するすべての再保険契約 / 再タカフル証書に対し、各契約 / 証書の境界線に応じて PAA 又
は GMM を適用している。
( ⅱ ) 表示及び開示の変更
表示上、当行グループは保険契約 / タカフル証書及び保有再保険契約 / 再タカフル証書をそれぞれ集計し、下
記の通り財政状態計算書に個別に表示している。
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- 発行済保険契約 / タカフル証書のポートフォリオ
- 資産として計上される保有再保険契約 / 再タカフル証書のポートフォリオ及び
- 負債として計上される保有再保険契約 / 再タカフル証書のポートフォリオ
上記のポートフォリオは、 MFRS 第 17 号の要求事項に従い当初認識時に設定される。
MFRS 第 17 号の適用により、当行グループは損益計算書に以下の項目を表示する。
- 保険 / タカフル事業に係る損益、及び
- 保険 / タカフル事業による金融投資に係る純損益
( ⅲ ) 移行措置
導入された改訂を含む MFRS 第 17 号は、 2023 年1月1日以降に開始する会計年度から適用される。早期適用
は認められているが、 MFRS 第 17 号を最初に適用する日若しくはそれより前に、 MFRS 第9号及び MFRS 第 15 号を
適用している場合に限られる。当行グループは遡及アプローチを適用して移行日現在の CSM を見積もる必要が
ある。ただし、保険契約グループについて、 MFRS 第 108 号 「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」 が定
められているとおり、 CSM を見積る完全遡及アプローチの適用が実務上不可能な場合には、修正遡及アプロー
チ又は公正価値アプローチのいずれかを選択することが求められている。
移行日である 2023 年1月1日に、当行グループは
- 保険契約 / タカフル証書及び再保険契約 / 再タカフル証書の各グループを、 MFRS 第 17 号が常に適用されて
いたかのようにして識別し、認識し、測定した(ただし実務上不可能な場合を除く。注記( b )修正遡及
アプローチ及び( c )公正価値アプローチを参照のこと。)
- 常に MFRS 第 17 号が適用されていたかのように、保険 / タカフルの契約獲得キャッシュ・フローに係る資産
を識別し、認識し、測定した
- MFRS 第 17 号が常に適用されていたならば存在しなかったであろう既存の残高の認識を中止した、及び
- その結果正味の差額を資本に計上した。
完全遡及アプローチ ( 「 FRA 」 ) が実務上不可能な場合、当行グループは修正遡及アプローチ ( 「 MRA 」 ) 及び
公正価値アプローチ ( 「 FVA 」 ) を適用している。これらの詳細は以下に記載している。
(a) 完全遡及アプローチ
移行日現在、契約 / 証書グループに対して FRA の適用が実務上不可能かどうかは、必要な情報を収集する
ため、又は必要なデータが入手できない場合に情報を作成するために必要なコストや労力(過去のシステ
ム移行、データ保持方針、及び MFRS 第 17 号により導入された要求事項の変更のいずれかによる)、及び過
年度の見積りを決定するために後知恵が必要かどうかを検討した後に判断される。
(b) 修正遡及アプローチ
MRA は当行グループが過度なコストや労力を掛けずに入手可能で、合理的かつ裏付け可能な情報に基づ
き適用される。 FRA が不可能な場合には、可能な範囲でこれに最も近い結果を達成することを目的とし
て、特定の修正が適用される。
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(c) 公正価値アプローチ
FVA では、 CSM は MFRS 第 13 号「公正価値測定」に従って算定された公正価値と履行キャッシュ・フローの
正の差額として算定される(負の場合には、移行日時点の利益剰余金に認識される)。
MFRS 第 17 号の適用に伴う MFRS 第9号の改訂
当行グループは、 2018 年から MFRS 第9号のオーバーレイ・アプローチを適用しており、同改訂により、当行グ
ループは金融資産について、純損益を通じて公正価値で測定(「 FVTPL 」)からその他の包括利益を通じて公正
価値で測定(「 FVOCI 」)に分類変更することが認められていた。 MFRS 第 17 号は、割引率の変動の影響につい
て、純損益を通じて認識するか、その他の包括利益を通じて認識するかについて選択を認めている。従って、当
行グループは、貸借対照表の管理戦略及びその戦略に使用された資産の MFRS 第9号に基づく会計処理について、
当行グループの包括利益計算書に影響を与えることを認識する必要がある。また、選択は損益計算書及び純資産
のボラティリティに影響を与える。
MFRS 第 101 号の改訂「 財務諸表の表示 - 会計方針の開示 」
本改訂は、企業に対し、重要な( significant) 会計方針でなく、重要性のある (material) 会計方針を開示する
ことを求めている。企業には企業固有の会計方針の開示が求められており、 MFRS 適用に関する一般的な開示が求
められているのではない。
本改訂は、会計方針がなければ財務諸表の利用者が財務諸表上の他の重要性のある情報を理解することができ
ない場合、又は / 及び企業の財務諸表に含まれている他の情報と合わせて考えた際に、一般目的財務諸表の主要
な利用者が当該財務諸表に基づいて行う意思決定に影響を与えると合理的に想定される場合には、当該会計方針
に「重要性がある」と説明している。重要性のない会計方針は開示する必要はない。ただし、開示された場合
は、重要性のある会計情報を覆い隠すものであってはならない。
本改訂は、 2023 年1月1日以降に開始する会計年度から将来に向かって適用され、早期適用も認められてい
る。本改訂が当行グループ及び当行の財務諸表に与える重要な影響はない。
MFRS 第 101 号の改訂「 負債の流動負債又は非流動負債への分類 」
本改訂により以下が明確化されている。
・ 決済を延期する権利が意味するもの。
・ 延期する権利は、報告期間の末日時点で存在していなければならないこと。
・ 延期する権利を企業が行使するかについての見込みは、負債の分類に影響しないこと。
・ 転換負債に組み込まれたデリバティブ自体が資本性金融商品である場合にのみ、その契約条件が分類に影響し
ないこと。
本改訂は、 2023 年1月1日以降に開始する会計年度から遡及適用され、早期適用も認められている。本改訂
が当行グループ及び当行の財務諸表に重要な影響を与えることはない。
MFRS 第 108 号の改訂「 会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬‐会計上の見積りの定義 」
本改訂は、会計上の見積りを「測定上の不確実性にさらされる財務諸表上の金額」と再定義している。本改訂
では、会計方針の変更と会計上の見積りの変更を明確に区別している。本改訂は、会計上の見積りを行うために
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用いるインプットの変更又は測定技法の変更による影響は、この変更が過年度の誤謬の訂正から生じたものでな
い場合には会計上の見積りの変更に該当することを明確化している。
会計上の見積りの変更は将来に向かって適用される一方で、会計方針の変更は遡及的に適用されることから、
この区別は重要である。本改訂は、 2023 年1月1日以降に開始する会計年度から将来に向かって適用され、早期
適用も認められている。本改訂が当行グループ及び当行の財務書類に重要な影響を与えることはない。
MFRS 第 112 号の改訂「 法人所得税‐単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金 」
本改訂はリースや廃棄義務に関わる取引に係る繰延税金の会計処理を規定している。本改訂は、 MFRS 第 112 号
で規定された当初認識の除外規定が、同額の将来加算一時差異と将来減算一時差異が生じる取引には適用されな
いことを明確化している。本改訂の目的は、リースや廃棄義務に係る繰延税金の計上におけるばらつきを減らす
ことにある。
本改訂は、表示されている最も古い比較期間の期首以降に生じる取引に適用される。本改訂が当行グループ及
び当行の財務諸表の作成に重要な影響を与えることはない。
A2. 重要な会計方針
当行グループ及び当行の 2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度の監査済年次財務書類は、 MFRS 及び国際財務報告
基準(「 IFRS 」)及び 2016 年マレーシア会社法の要件に従って作成された。当未監査要約期中財務書類の作成に
おいて採用された重要な会計方針は、注記 A1 に開示の通り、 2023 年1月1日以降に開始する事業年度から適用さ
れる MFRSs の改訂及び BNM の方針文書の新しい要求事項の適用を除き、 2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度の監査
済年次財務書類に採用された重要な会計方針と一致している。
A3. 重要な会計上の見積り及び判断
未監査要約期中財務書類を作成するに当たり、経営者には会計方針の適用並びに収益、費用、資産、負債の報
告金額及びその開示、並びに偶発債務の開示の報告金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求
される。これらの見積りや判断は、現在の事象や活動に関して経営者が知る限りの知識に基づいているが、実際
の結果は異なる可能性がある。
当未監査要約期中財務書類の作成に当たり、当行グループ及び当行の会計方針の適用のために経営者が行った
重要な判断及びその見積りの不確実性の主要な要素は、 2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度の監査済年次財務書
類に適用されたものと一貫していた。
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A4. 前期の監査済年次財務書類に関する監査人の報告書
2022 年 12 月 31 日に終了した監査済年次財務書類に関する監査人の報告書は無限定適正意見であった。
A5. 季節的又は周期的要素
当行グループ及び当行の業務に対し、 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、季節的要素と周期的
要素のどちらによる重要な影響もなかった。
A6. 性質、規模又は発生による異常項目
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間においては、下記の注記 A8 に開示したものを除いて、当行グループ及
び当行の資産、負債、資本、純利益及びキャッシュ・フローに影響を与える異常項目はなかった。
A7. 見積りの変更
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、見積りの重要な変更はなかった。
A8. 負債性証券及び資本性証券の変動
(i) 下記を除き、 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間には、当行グループ及び当行による新規株式の発行、
消却、株式の買戻しあるいは買い戻した株式の再売り出しはなかった。
(a) 借入金
当行によるミディアム・ターム・ノートの発行 / 償還
通貨 債券の種類 額面価額総額
ミディアム・ターム・ノートの発行
米ドル 変動利付債 213.0 百万米ドル
米ドル 固定利付債 95.0 百万米ドル
香港ドル 固定利付債 2,735.0 百万香港ドル
マレーシア・リンギット 固定利付債 24.0 百万マレーシア・リンギット
ミディアム・ターム・ノートの償還
米ドル 固定利付債 20.0 百万米ドル
米ドル 変動利付債 235.0 百万米ドル
人民元 固定利付債 200.0 百万人民元
香港ドル 固定利付債 701.0 百万香港ドル
日本円 固定利付債 ( サムライ債 ) 46,700.0 百万円
当行による仕組債の償還
通貨 債券の種類 額面価額総額
仕組債の償還
豪ドル 変動利付コリドー債 12.0 百万豪ドル
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A8. 負債性証券及び資本性証券の変動(続き)
(i) 下記を除き、 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間には、当行グループ及び当行による新規株式の発行、
消却、株式の買戻しあるいは買い戻した株式の再売り出しはなかった。(続き)
(a) 借入金(続き)
ピーティー・バンク・メイバンク・インドネシア・ティービーケー及びその子会社による債券の発行 /
償還
通貨 債券の種類 額面価額総額
債券の発行
インドネシア・ルピア 固定利付債 1,000,000.0 百万インドネシア・ルピア
債券の償還
インドネシア・ルピア 固定利付債 1,113,300.0 百万インドネシア・ルピア
当行によるコマーシャル・ペーパーの発行
2023 年6月 30 日現在の、当行が発行したコマーシャル・ペーパーの額面ベースの発行残高総額は以下
の通りである。
通貨 債券の種類 額面価額総額
マレーシア・リンギット ゼロクーポン債 231.0 百万マレーシア・リンギット
*
シンガポール・ドル 106.3 百万シンガポール・ドル
固定利付債
*
米ドル 7.1 百万米ドル
固定利付債
*
延長可能なマネーマーケット証券
メイバンク・シンガポール・リミテッドによるコマーシャル・ペーパーの発行
2023 年6月 30 日現在の、メイバンク・シンガポール・リミテッドが発行したコマーシャル・ペーパー
の額面ベースの発行残高総額は以下の通りである。
通貨 債券の種類 額面価額総額
米ドル ゼロクーポン債 383.8 百万米ドル
(b) 劣後債務
ピーティー・バンク・メイバンク・インドネシア・ティービーケーによる劣後債の償還
償還 満期日 額面価額 詳細 期間
シェルフ劣後債 II バンク‐メイ
800.0 十億
償還 2023 年6月 10 日 バ ン ク イ ン ド ネ シ ア 7年
インドネシア・ルピア
Year2016 ‐トランシェ II
( ⅱ )2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の財務書類に反映されなかった、 2023 年6月 30 日に終了した中間会
計期間後の当行グループ及び当行の負債性証券の変動は以下の通りである。
(a) 借入金
当行によるミディアム・ターム・ノートの発行 / 償還
通貨 債券の種類 額面価額総額
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ミディアム・ターム・ノートの発行
マレーシア・リンギット 固定利付債 27.0 百万マレーシア・リンギット
通貨 債券の種類 額面価額総額
ミディアム・ターム・ノートの償還
米ドル 変動利付債 295.0 百万米ドル
香港ドル 固定利付債 300.0 百万香港ドル
ピーティー・バンク・メイバンク・インドネシア・ティービーケー及びその子会社による債券の償還
通貨 債券の種類 額面価額総額
債券の償還
インドネシア・ルピア 固定利付債 400,000.0 百万インドネシア・ルピア
A9. 支払配当金
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の支払配当金は以下の通りである。
(a)2023 年2月 27 日に当行は、 2022 年 12 月 31 日に終了した会計年度に係る、普通株式一株当たり 30.0 マレーシ
ア・センの第2回シングル Tier 中間現金配当を宣言した。
30.0 マレーシア・センの第2回シングル Tier 中間配当( 3,616,238,128 マレーシア・リンギット)は
2023 年3月 24 日に支払われた。
(b)2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、メイバンクの子会社から非支配持分へ 134,016,000 マ
レーシア・リンギットの配当金が支払われた。
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A10. 金融投資ポートフォリオ
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
注記
修正再表示
当初認識時に純損益を通じて公正
価値で測定するものとして指定さ
(ⅰ )
れた金融資産 13,010,890 12,822,800 - -
純損益を通じて公正価値で測定す
(ⅱ )
る金融投資 34,442,544 25,143,208 20,600,277 13,978,475
その他の包括利益を通じて公正価
(ⅲ )
値で測定する金融投資 134,397,652 121,366,990 80,884,135 73,551,480
71,593,595 71,756,942 48,031,474 46,234,128
(ⅳ )
償却原価で測定する金融投資
253,444,681 231,089,940 149,515,886 133,764,083
( ⅰ ) 当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定するもの (FVTPL) として指定された金融資産
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で計上
マネーマーケット商品 :
マレーシア政府証券 440,498 407,092 - -
382,806 468,099 - -
マレーシア政府投資証券
823,304 875,191 - -
上場証券 :
マレーシア国内 :
ユニット・トラスト 3,932 3,932 - -
マレーシア国外 :
1,178 18,790 - -
株式、ワラント、ローン・ストック
5,110 22,722 - -
非上場証券 :
マレーシア国内 :
社債及びスクーク 12,025,696 11,764,213 - -
マレーシア国外 :
156,780 160,674 - -
社債及びスクーク
12,182,476 11,924,887 - -
当初認識時に FVTPL として指定された金
13,010,890 12,822,800 - -
融資産合計
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅱ ) 純損益を通じて公正価値で測定する (FVTPL) 金融投資
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
公正価値で計上
マネーマーケット商品 :
マレーシア政府証券 2,881,980 1,563,979 2,827,881 1,523,469
マレーシア政府投資証券 1,509,280 317,298 1,322,325 275,496
カガマス債 250,125 - 250,125 -
外国政府証券 4,943,296 4,631,204 4,239,884 4,493,485
マレーシア政府短期証券 5,732,614 1,648,435 5,003,366 1,648,435
3,756,720 241,757 3,656,943 241,757
マレーシア中央銀行手形
19,074,015 8,402,673 17,300,524 8,182,642
上場証券 :
マレーシア国内 :
株式、ワラント、投資信託、ローン・
ストック 2,393,427 2,910,063 - -
ユニット・トラスト 365,649 328,970 254,508 240,453
マレーシア国外 :
株式、ワラント、投資信託、ローン・
ストック 3,891,849 4,255,594 298 66
ユニット・トラスト 1,496,498 1,273,604 292,726 274,087
社債及びスクーク 2,213,632 1,236,259 - -
670,265 57,922 - -
政府債
11,031,320 10,062,412 547,532 514,606
非上場証券 :
マレーシア国内 :
株式 953,265 972,960 733,325 715,908
ユニット・トラスト 120,284 29,003 - -
社債及びスクーク 1,228,696 1,768,316 491,601 1,079,658
仕組預金 328,812 155,582 - -
マレーシア国外 :
株式 2,159 369 - -
投資信託 136,878 92,814 - -
社債及びスクーク 682,816 2,906,292 642,996 2,732,874
884,299 752,787 884,299 752,787
政府債
4,337,209 6,678,123 2,752,221 5,281,227
34,442,544 25,143,208 20,600,277 13,978,475
FVTPL 金融投資合計
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅲ ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する (FVOCI) 金融投資
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
公正価値で計上
マネーマーケット商品 :
マレーシア政府証券 12,894,292 11,745,562 12,488,081 11,327,132
マレーシア政府投資証券 20,136,477 21,835,585 8,202,451 8,531,351
譲渡性預金商品 13,363 4,991 - -
外国政府証券 19,372,199 19,531,047 7,145,454 9,125,421
マレーシア政府短期証券 298,411 - - -
外国政府短期証券 14,340,436 4,778,217 7,608,625 2,155,557
カザナ債 58,564 55,874 58,564 55,874
542,840 166,245 542,840 166,245
カガマス債
67,656,582 58,117,521 36,046,015 31,361,580
上場証券 :
マレーシア国内 :
株式、ワラント、ローン・ストック 372,997 194,460 30,298 18,029
マレーシア国外 :
社債及びスクーク 4,951,607 4,445,570 - -
政府債 2,180,646 2,375,552 - -
- 177,957 - -
政府短期証券
7,505,250 7,193,539 30,298 18,029
非上場証券 :
マレーシア国内 :
株式及びローン・ストック 375,818 353,597 359,042 341,113
政府債 1,696,918 1,343,430 1,696,918 1,343,430
社債及びスクーク 28,522,416 27,063,652 16,526,657 15,286,933
マレーシア国外 :
株式 4,063 3,806 - -
政府債 17,283,587 15,704,130 16,657,110 15,118,709
11,353,018 11,587,315 9,568,095 10,081,686
社債及びスクーク
59,235,820 56,055,930 44,807,822 42,171,871
134,397,652 121,366,990 80,884,135 73,551,480
FVOCI 金融投資合計
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅲ ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する (FVOCI) 金融投資 ( 続き )
(a) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資に対する減損損失引当金の変動は以下の通りであ
る。
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 29,462 8,344 149,600 187,406
ステージ2への移動 1,843 (1,843) - -
ステージ3への移動 - (1,414) 1,414 -
引当金の再測定純額 (205) (485) (1,865) (2,555)
新たに組成又は購入した金融資産 6,264 - - 6,264
認識が中止された金融資産 (2,463) - (39,040) (41,503)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (3,579) 1,566 - (2,013)
保険契約負債 / タカフル契約負債に関連
した金額 - - 40,038 40,038
貸倒償却額 - - (1,336) (1,336)
323 (82) - 241
為替換算差額
31,645 6,086 148,811 186,542
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 31,279 1,766 124,367 157,412
ステージ2への移動 (990) 990 - -
引当金の再測定純額 (1,384) 2,193 147,379 148,188
新たに組成又は購入した金融資産 9,434 3,395 - 12,829
認識が中止された金融資産 (9,103) - (154) (9,257)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (45) - - (45)
保険契約負債 / タカフル契約負債に関連
した金額 - - (96,741) (96,741)
貸倒償却額 - - (26,037) (26,037)
271 - 786 1,057
為替換算差額
29,462 8,344 149,600 187,406
2022 年 12 月 31 日現在
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅲ ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する (FVOCI) 金融投資 ( 続き )
(a) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資に対する減損損失引当金の変動は以下の通りで
ある。(続き)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 16,928 3,210 139,919 160,057
ステージ2への移動 (9) 9 - -
引当金の再測定純額 (294) 136 (452) (610)
新たに組成又は購入した金融資産 3,209 - - 3,209
認識が中止された金融資産 (1,096) - - (1,096)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (1,950) 1,566 - (384)
407 - - 407
為替換算差額
17,195 4,921 139,467 161,583
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 17,448 204 96,718 114,370
ステージ2への移動 (35) 35 - -
引当金の再測定純額 (2,341) (57) 43,201 40,803
新たに組成又は購入した金融資産 4,381 3,028 - 7,409
認識が中止された金融資産 (2,765) - - (2,765)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (6) - - (6)
246 - - 246
為替換算差額
16,928 3,210 139,919 160,057
2022 年 12 月 31 日現在
73/198
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅳ ) 償却原価で測定する金融投資
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
マネーマーケット商品 :
マレーシア政府証券 12,239,274 12,357,726 12,239,172 12,357,624
マレーシア政府投資証券 24,684,103 24,691,751 9,250,262 9,254,337
外国政府証券 3,571,620 3,488,456 284,793 270,289
カザナ債 601,199 592,145 47,355 46,262
173,645 175,710 50,259 50,242
カガマス債
41,269,841 41,305,788 21,871,841 21,978,754
非上場証券 :
マレーシア国内 :
社債及びスクーク 28,001,969 28,496,001 22,724,101 21,158,007
マレーシア国外 :
社債及びスクーク 1,252,943 1,208,594 2,386,175 2,270,632
2,529,119 2,244,819 1,065,864 846,006
政府債
31,784,031 31,949,414 26,176,140 24,274,645
(1,460,277) (1,498,260) (16,507) (19,271)
減損損失引当金
71,593,595 71,756,942 48,031,474 46,234,128
償却原価で測定する金融投資合計
(a) 償却原価で測定する金融投資に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 60,775 3,801 1,433,684 1,498,260
ステージ2への移動 (425) 425 - -
ステージ3への移動 - (850) 850 -
引当金の再測定純額 (1,963) 5,725 (34,506) (30,744)
新たに組成又は購入した金融資産 2,563 - - 2,563
認識が中止された金融資産 (3,470) - - (3,470)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (7,268) - - (7,268)
936 - - 936
為替換算差額
51,148 9,101 1,400,028 1,460,277
2023 年6月 30 日現在
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A10. 金融投資ポートフォリオ ( 続き )
( ⅳ ) 償却原価で測定する金融投資(続き)
(a) 償却原価で測定する金融投資に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。 ( 続き )
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 63,701 3,043 1,060,783 1,127,527
ステージ1への移動 46 (46) - -
ステージ2への移動 (608) 608 - -
引当金の再測定純額 1,597 241 509,887 511,725
新たに組成又は購入した金融資産 6,923 - - 6,923
認識が中止された金融資産 (9,381) (45) (136,986) (146,412)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (567) - - (567)
(936) - - (936)
為替換算差額
60,775 3,801 1,433,684 1,498,260
2022 年 12 月 31 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 19,271 - - 19,271
引当金の再測定純額 (367) - - (367)
新たに組成又は購入した金融資産 2,539 - - 2,539
認識が中止された金融資産 (3,035) - - (3,035)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (1,941) - - (1,941)
40 - - 40
為替換算差額
16,507 - - 16,507
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 24,769 91 136,986 161,846
ステージ1への移動 46 (46) - -
ステージ2への移動 (222) 222 - -
引当金の再測定純額 (1,645) (222) - (1,867)
新たに組成又は購入した金融資産 4,569 - - 4,569
認識が中止された金融資産 (7,762) (45) (136,986) (144,793)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (543) - - (543)
59 - - 59
為替換算差額
19,271 - - 19,271
2022 年 12 月 31 日現在
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A11. 貸出金及びその他の債権
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
(ⅰ)
金融機関向貸出金及びその他の債権 1,326,948 1,361,712 36,894,620 31,304,965
593,306,246 573,765,662 222,294,269 213,831,963
(ⅱ)
顧客向貸出金及びその他の債権
594,633,194 575,127,374 259,188,889 245,136,928
(ⅰ )金融機関向貸出金及びその他の債
権 ^:
(A) 償却原価で測定する金融機関向
貸出金及びその他の債権 1,207,130 1,250,070 38,070,319 32,798,507
(B) その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融機関向貸出金及びそ
124,490 117,597 450,616 440,406
の他の債権
金融機関向貸出金及びその他の債権総
額 1,331,620 1,367,667 38,520,935 33,238,913
貸出金及びその他の債権に対する
貸倒引当金 :
-ステージ1 -12 カ月 ECL (4,564) (5,868) (42,528) (18,972)
-ステージ2 -全期間 ECL( 信用減損な
し ) (108) (87) (45,556) (1,228)
-ステージ3 -全期間 ECL( 信用減損あ
- - (1,538,231) (1,913,748)
り )
金融機関向貸出金及びその他の債権純
1,326,948 1,361,712 36,894,620 31,304,965
額
(ⅱ )顧客向貸出金及びその他の債権:
(A) 純損益を通じて公正価値で測定する
顧客向貸出金及びその他の債権 - 1,668 - 1,668
(B) その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する顧客向貸出金及びその他
の債権 31,378,132 29,898,744 32,640,271 26,414,713
(C) 償却原価で測定する顧客向貸出金及
648,963,683 633,504,864 195,902,051 194,236,286
びその他の債権
680,341,815 663,405,276 228,542,322 220,652,667
(75,838,182) (77,911,147) (772,407) (808,629)
前受利息及び前受収益
顧客向貸出金及びその他の債権総額 604,503,633 585,494,129 227,769,915 219,844,038
貸出金及びその他の債権に対する
貸倒引当金:
-ステージ1 -12 カ月 ECL (1,986,424) (2,000,435) (827,577) (883,584)
-ステージ2 -全期間 ECL( 信用減損な
し ) (3,505,534) (3,329,902) (1,245,430) (1,343,859)
-ステージ3 -全期間 ECL( 信用減損あ
(5,705,429) (6,398,130) (3,402,639) (3,784,632)
り )
593,306,246 573,765,662 222,294,269 213,831,963
顧客向貸出金及びその他の債権純額
(ⅰ )及び
594,633,194 575,127,374 259,188,889 245,136,928
(ⅱ)
貸出金及びその他の債権純額
^ 当行の金融機関向貸出金及び債権には、当行の子会社であるメイバンク・イスラミック・ベルハッド
(「 MIB 」)に対する、 COVID-19 のパンデミックに対応するための政府支援策の一環としての、中小企業向け融
資を目的とした政府融資制度の 1,018.8 百万マレーシア・リンギット (2022 年 12 月 31 日現在: 1,003.5 百万マ
レーシア・リンギット ) に加え、制限付利益分配投資口座(「 RPSIA 」)に基づく融資が、予想信用損失控除後で
35,727.4 百万マレーシア・リンギット含まれている( 2022 年 12 月 31 日: 30,138.8 百万マレーシア・リンギッ
ト)。 RPSIA はムダラバの原則に基づき融資を行うために二者間で締結される契約であり、当該契約におい
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て、当行は MIB に資本を提供する投資家としての役割を果たし、 MIB の経営は事業者としての MIB が行う。 MIB の
利益は事前に合意した割合に基づき両者間で分配される。損失が発生した場合は当行が負担する。
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A11. 貸出金及びその他の債権(続き)
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
( ⅲ ) 金融機関及び顧客向貸出金及びその他
の債権:
金融機関向貸出金及び債権 1,331,620 1,367,667 38,520,935 33,238,913
当座貸越 / キャッシングローン 17,893,425 17,756,331 5,654,550 5,834,436
タームローン:
- 住宅ローン 198,124,890 193,701,007 45,957,972 46,344,789
- シンジケートローン 53,389,336 56,349,988 47,341,510 46,756,972
- 分割払債権 88,614,601 83,038,247 9,438,386 9,846,496
- リース債権 2,715,813 2,034,794 - -
- その他の貸出金及び債権 209,973,817 205,466,209 57,195,134 54,836,583
クレジットカード債権 10,858,071 10,517,219 6,897,172 6,872,769
受取手形 6,665,842 5,969,774 6,094,126 5,370,263
貨物貸渡 5,423,374 4,345,917 4,679,393 3,660,378
為替引受信用状 12,112,913 11,452,266 4,937,813 5,065,436
リボルビングクレジット 63,267,677 62,208,363 37,319,335 33,162,108
株式信用取引 7,233,486 6,531,112 2,485,931 2,361,531
従業員向貸出 4,005,410 3,961,950 538,901 538,960
貸出金:
- 当行取締役向貸出 4,586 5,101 1,929 1,770
- 子会社取締役向貸出 7,114 6,761 159 175
51,460 60,237 11 1
その他
681,673,435 664,772,943 267,063,257 253,891,580
(75,838,182) (77,911,147) (772,407) (808,629)
前受利息及び前受収益
貸出金及びその他の債権総額 605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権に対する
貸倒引当金:
- ステージ1 -12 カ月 ECL (1,990,988) (2,006,303) (870,105) (902,556)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損なし ) (3,505,642) (3,329,989) (1,290,986) (1,345,087)
(5,705,429) (6,398,130) (4,940,870) (5,698,380)
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あり )
594,633,194 575,127,374 259,188,889 245,136,928
貸出金及びその他の債権純額
(ⅳ) 顧客種類別に分析された貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
国内金融機関 1,223,180 1,343,013 38,530,496 33,092,908
国内ノンバンク金融機関 29,301,323 19,762,607 22,580,513 13,139,759
国内事業会社:
- 中小企業 91,093,163 71,922,930 33,298,374 24,495,849
- その他 106,352,950 127,808,720 60,863,246 72,728,290
政府及び特殊法人 16,568,046 16,583,958 56,510 60,405
個人 299,783,261 292,854,226 63,933,850 64,927,922
その他の国内企業 15,321,987 13,368,408 4,725,124 4,688,532
46,191,343 43,217,934 42,302,737 39,949,286
外国企業
605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権総額
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A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅴ ) 地域別に分析された貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
マレーシア 363,706,989 364,003,666 158,350,219 155,189,402
シンガポール 156,838,977 144,695,517 69,927,195 62,449,296
インドネシア 35,333,278 31,670,365 - -
ラブアン オフショア 11,032,755 10,259,682 11,032,755 10,259,682
香港 18,746,464 17,324,297 18,379,722 16,999,129
米国 515,138 493,813 515,138 493,813
中国 5,361,130 4,892,403 5,361,130 4,892,403
ベトナム 1,782,804 1,636,999 1,110,380 1,152,433
英国 1,019,519 1,052,385 1,019,519 1,052,385
ブルネイ 486,188 487,659 486,188 487,659
カンボジア 4,817,651 4,541,390 - -
フィリピン 4,101,516 3,748,979 - -
タイ 1,984,240 1,947,892 - -
ラオス 31,959 36,921 31,959 36,921
76,645 69,828 76,645 69,828
ミャンマー
605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権総額
( ⅵ ) 金利 / 利益率感応度別に分析された貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
固定金利 :
- 住宅ローン 25,671,178 26,736,931 408,000 401,843
- 分割払債権 64,898,122 61,128,825 7,774,761 8,209,430
- その他の固定金利貸出金及び債権 74,357,101 74,359,077 62,853,808 56,183,519
変動金利 :
- 基準金利型貸出 224,291,310 223,618,388 75,378,137 75,825,992
- スプレッド型貸出 38,354,390 39,087,461 18,402,435 20,938,621
178,263,152 161,931,114 101,473,709 91,523,546
- その他の変動利率
605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権総額
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A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅶ ) 経済目的別に分析された貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
証券の購入 35,519,414 38,039,719 6,502,127 6,952,551
輸送車両の購入 79,009,372 74,233,906 7,085,568 7,663,122
不動産の購入 :
- 住宅 171,766,269 164,810,326 46,331,278 46,115,807
- 住宅以外 42,934,072 41,281,360 14,870,009 14,971,398
固定資産の購入(不動産を除く) 3,308,834 3,204,664 2,149,325 2,141,348
個人 9,060,880 9,075,444 3,373,176 3,557,514
クレジットカード 10,940,200 10,610,731 6,919,447 6,893,291
耐久消費財の購入 5,220 5,637 4,689 5,162
建設 14,068,625 14,689,441 6,834,774 7,716,731
合併・買収 2,862,653 2,722,043 2,415,475 2,249,790
運転資金 192,423,038 191,823,359 133,675,336 125,137,198
43,936,676 36,365,166 36,129,646 29,679,039
その他
605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権総額
( ⅷ ) 貸出金及びその他の債権の満期構成は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
1年以内 135,957,032 129,189,210 86,169,339 79,080,550
1年超3年以内 66,671,764 62,679,135 44,232,072 40,540,022
3年超5年以内 78,761,233 78,094,060 47,337,445 43,925,512
324,445,224 316,899,391 88,551,994 89,536,867
5年超
605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
貸出金及びその他の債権総額
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半期報告書
A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅸ ) 減損した貸出金及びその他の債権(「減損貸出金等」)の変動は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
1月1日現在 9,204,859 11,043,533 8,205,103 10,103,703
期中減損額 2,194,324 4,310,636 811,324 2,001,356
非減損に分類変更された金額 (227,536) (792,624) (62,638) (433,128)
回収額 (441,689) (2,817,825) (118,525) (1,867,027)
貸倒償却額 (2,151,188) (3,078,763) (1,555,267) (2,130,955)
333,289 539,902 143,556 531,154
為替換算差額
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の
減損貸出金等総額 8,912,059 9,204,859 7,423,553 8,205,103
控除:ステージ3 - 全期間 ECL
(5,896,444) (6,590,207) (5,131,886) (5,890,457)
(信用減損あり)
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の
3,015,615 2,614,652 2,291,667 2,314,646
減損貸出金等純額
減損貸出金等純額の割合の算出 :
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現
在の減損貸出金等総額
*
(投資口座による調達 を除く) 8,791,461 9,145,242 7,423,553 8,205,103
控除:ステージ3 - 全期間 ECL
(5,896,444) (6,590,207) (5,131,886) (5,890,457)
(信用減損あり)
2,895,017 2,555,035 2,291,667 2,314,646
減損貸出金等純額
貸出金及びその他の債権総額 605,835,253 586,861,796 266,290,850 253,082,951
*
(26,691,916) (24,500,981) - -
控除:投資口座による調達
控除:償却原価で測定するその他の包
括利益を通じて公正価値で測定する貸
(11,609,237) (12,078,292) (7,503,205) (8,282,624)
出金及びその他の債権に対する引当金
567,534,100 550,282,523 258,787,645 244,800,327
貸出金及びその他の債権純額
0.51% 0.46% 0.89% 0.95%
減損貸出金等純額の割合
*
当行の完全子会社であるメイバンク・イスラミック・ベルハッドの帳簿上、 2023 年6月 30 日現在の制限のな
い投資口座(グループ企業間債権債務残高控除後)は 26,691.9 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31
日現在: 24,501.0 百万マレーシア・リンギット)であった。
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A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅹ ) 経済目的別の減損した貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
証券の購入 84,423 52,985 5,105 6,792
輸送車両の購入 384,600 291,952 61,717 51,381
不動産の購入:
- 住宅 1,083,015 751,425 430,517 216,693
- 住宅以外 681,319 509,803 227,332 198,830
固定資産の購入(不動産を除く) 84,268 67,961 59,434 43,646
個人 188,579 134,571 60,443 83,441
クレジットカード 83,753 75,784 42,585 39,515
耐久消費財の購入 3,317 3,370 3,315 3,368
建設 676,432 639,312 365,563 366,362
運転資金 5,281,419 6,489,133 5,873,179 7,048,421
360,934 188,563 294,363 146,654
その他
8,912,059 9,204,859 7,423,553 8,205,103
減損した貸出金及びその他の債権総額
( ⅹⅰ ) 地域別の減損した貸出金及びその他の債権は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
マレーシア 4,866,308 5,030,783 5,682,389 6,072,338
シンガポール 950,329 823,840 510,074 476,616
インドネシア 1,420,717 1,314,119 - -
ラブアンオフショア 223,372 11,079 223,372 11,079
香港 834,202 1,535,103 834,202 1,535,103
中国 126,818 60,218 126,818 60,218
ベトナム 18,462 16,637 17,052 16,580
ブルネイ 17,412 19,781 17,412 19,781
カンボジア 167,571 110,249 - -
フィリピン 240,863 236,939 - -
タイ 33,772 32,723 - -
ラオス 7,420 7,986 7,420 7,986
4,813 5,402 4,814 5,402
ミャンマー
8,912,059 9,204,859 7,423,553 8,205,103
減損した貸出金及びその他の債権総額
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A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅹⅱ ) 貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。
その他の包括利益を通じて公正価値で
ステージ1 ステージ2 ステージ3
測定
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 122,541 29,252 192,077 343,870
ステージ2への移動 (2,872) 2,872 - -
引当金の再測定純額 (5,894) 23,003 (2,650) 14,459
新たに組成又は購入した金融資産 28,582 2,986 - 31,568
認識が中止された金融資産 (21,962) (96) - (22,058)
モデル / リスク・パラメーターの変動 42,174 (12,927) - 29,247
6,947 1,557 1,588 10,092
為替換算差額
169,516 46,647 191,015 407,178
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 59,713 282,533 116,638 458,884
ステージ1への移動 73 (73) - -
ステージ3への移動 - (5,738) 5,738 -
引当金の再測定純額 18,233 (255,527) 160,768 (76,526)
新たに組成又は購入した金融資産 51,156 2,961 - 54,117
認識が中止された金融資産 (10,988) (3,664) (93,916) (108,568)
貸倒償却額 - - (1,834) (1,834)
4,354 8,760 4,683 17,797
為替換算差額
122,541 29,252 192,077 343,870
2022 年 12 月 31 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 115,273 29,251 192,077 336,601
ステージ2への移動 (2,872) 2,872 - -
引当金の再測定純額 (5,894) 23,003 (2,649) 14,460
新たに組成又は購入した金融資産 27,858 2,986 - 30,844
認識が中止された金融資産 (19,894) (96) - (19,990)
モデル / リスク・パラメーターの変動 42,182 (12,927) - 29,255
6,925 1,561 1,588 10,074
為替換算差額
163,578 46,650 191,016 401,244
2023 年6月 30 日現在
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半期報告書
A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅹⅱ ) 貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。(続き)
その他の包括利益を通じて公正価値で
ステージ1 ステージ2 ステージ3
測定(続き)
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 57,414 282,531 116,638 456,583
ステージ1への移動 73 (73) - -
ステージ3への移動 - (5,738) 5,738 -
引当金の再測定純額 15,349 (255,527) 160,768 (79,410)
新たに組成又は購入した金融資産 48,606 2,961 - 51,567
認識が中止された金融資産 (10,494) (3,664) (93,916) (108,074)
貸倒償却額 - - (1,834) (1,834)
4,325 8,761 4,683 17,769
為替換算差額
115,273 29,251 192,077 336,601
2022 年 12 月 31 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
償却原価で測定
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月 1 日現在 2,006,303 3,329,989 6,398,130 11,734,422
ステージ1への移動 236,429 (218,244) (18,185) -
ステージ2への移動 (98,826) 138,519 (39,693) -
ステージ3への移動 (14,793) (265,076) 279,869 -
引当金の再測定純額 (326,481) 525,888 1,260,874 1,460,281
新たに組成又は購入した金融資産 419,027 111,958 - 530,985
認識が中止された金融資産 (400,836) (157,397) (319,160) (877,393)
モデル / リスク・パラメーターの変動 146,023 (33,123) 7,326 120,226
貸倒償却額 - - (2,151,188) (2,151,188)
24,142 73,128 287,456 384,726
為替換算差額
1,990,988 3,505,642 5,705,429 11,202,059
2023 年6月 30 日現在
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半期報告書
A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅹⅱ ) 貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。(続き)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
償却原価で測定(続き)
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 1,895,232 3,695,513 6,309,928 11,900,673
ステージ1への移動 379,282 (358,894) (20,388) -
ステージ2への移動 (89,233) 291,116 (201,883) -
ステージ3への移動 (21,269) (432,157) 453,426 -
引当金の再測定純額 (333,933) 214,470 3,216,070 3,096,607
新たに組成又は購入した金融資産 585,174 227,333 - 812,507
認識が中止された金融資産 (391,624) (327,526) (430,457) (1,149,607)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (29,367) (14,751) (85,144) (129,262)
貸倒償却額 - - (3,076,929) (3,076,929)
為替換算差額 12,041 34,885 233,507 280,433
2022 年 12 月 31 日現在 2,006,303 3,329,989 6,398,130 11,734,422
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 902,556 1,345,087 5,698,380 7,946,023
ステージ1への移動 60,279 (56,914) (3,365) -
ステージ2への移動 (26,989) 43,561 (16,572) -
ステージ3への移動 (4,020) (168,666) 172,686 -
引当金の再測定純額 (126,556) 125,668 576,123 575,235
新たに組成又は購入した金融資産 140,493 48,099 - 188,592
認識が中止された金融資産 (190,526) (35,567) (117,252) (343,345)
モデル / リスク・パラメーターの変動 138,568 (31,579) 3,440 110,429
貸倒償却額 - - (1,555,267) (1,555,267)
為替換算差額 (23,700) 21,297 182,697 180,294
2023 年6月 30 日現在 870,105 1,290,986 4,940,870 7,101,961
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半期報告書
A11. 貸出金及びその他の債権 ( 続き )
( ⅹⅱ ) 貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。(続き)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
償却原価で測定(続き)
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 805,617 1,414,643 5,368,659 7,588,919
ステージ1への移動 127,069 (121,722) (5,347) -
ステージ2への移動 (38,730) 209,024 (170,294) -
ステージ3への移動 (5,776) (158,470) 164,246 -
引当金の再測定純額 35,157 25,063 2,525,097 2,585,317
新たに組成又は購入した金融資産 165,434 75,437 - 240,871
認識が中止された金融資産 (168,614) (108,434) (168,655) (445,703)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (17,104) (25,024) (77,717) (119,845)
貸倒償却額 - - (2,129,121) (2,129,121)
(497) 34,570 191,512 225,585
為替換算差額
902,556 1,345,087 5,698,380 7,946,023
2022 年 12 月 31 日現在
A12. 保険契約 / タカフル証書
( ⅰ ) 保険 / 再保険契約資産及びタカフル / 再タカフル証書資産
当行グループ
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット
修正再表示
残存カバーに係る資産 701,132 638,042
3,859,858 3,923,609
発生保険金に対する回収可能額
4,560,990 4,561,651
(ⅱ) 保険契約負債 / タカフル証書負債
当行グループ
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット
修正再表示
32,940,421 32,490,007
残存カバーに係る負債
- 損失要素以外 32,788,203 31,961,262
152,218 528,745
- 損失要素
発生保険金に係る負債 9,403,372 6,687,387
(371,388) 186,635
保険 / タカフル契約獲得キャッシュ・フローに係る資産
41,972,405 39,364,029
86/198
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
A13. その他の資産
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
その他の債務者、減損損失引当金控除後 7,790,115 7,227,573 5,678,701 6,592,721
ブローカー及び顧客からの未収金 3,758,693 2,421,721 - -
前払金及び保証金 1,839,925 983,587 306,233 326,216
未収還付税 502,394 416,790 363,427 282,220
434,603 408,480 28,500 28,500
差押不動産
14,325,730 11,458,151 6,376,861 7,229,657
A14. 顧客預金
(i) 預金種類別
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
定期預金及び譲渡性預金商品
- 1年以内 335,635,410 288,829,538 162,008,407 147,069,267
6,606,184 8,678,151 885,696 1,360,535
- 1年超
342,241,594 297,507,689 162,894,103 148,429,802
市場金利連動型預金 62,791,635 76,894,298 13,277,182 10,175,820
貯蓄預金 90,936,113 91,065,792 33,995,319 34,263,311
132,100,839 149,427,315 70,386,336 81,985,228
要求払預金
628,070,181 614,895,094 280,552,940 274,854,161
( ⅱ ) 顧客種類別
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
事業会社 275,995,432 277,008,600 162,889,726 158,132,250
個人 246,525,722 230,613,145 83,977,829 83,639,653
政府及び特殊法人 48,719,508 52,219,059 14,589,939 13,797,858
56,829,519 55,054,290 19,095,446 19,284,400
その他
628,070,181 614,895,094 280,552,940 274,854,161
( ⅲ ) 定期預金及び譲渡性預金商品の満期構成は以下の通りである。
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当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
6カ月以内 267,901,868 230,952,662 138,064,971 125,929,702
6カ月超1年以内 67,733,542 57,876,876 23,943,436 21,139,565
1年超3年以内 6,495,677 8,561,099 820,390 1,297,992
110,507 117,052 65,306 62,543
3年超5年以内
342,241,594 297,507,689 162,894,103 148,429,802
A15. 金融機関預り金
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
認可銀行 47,174,853 49,139,318 56,247,678 65,244,035
認可金融会社 47,894 55,217 47,894 55,217
認可投資銀行 1,066,180 878,171 1,066,180 878,171
1,728,661 1,821,074 835,746 617,021
その他の金融機関
50,017,588 51,893,780 58,197,498 66,794,444
金融機関からの預り金及び満期に関する情報は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
1年以内 45,924,435 49,454,866 54,930,511 65,351,189
4,093,153 2,438,914 3,266,987 1,443,255
1年超
50,017,588 51,893,780 58,197,498 66,794,444
A16. 純損益を通じて公正価値で測定する(「 FVTPL 」)金融負債
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
192,648 209,827 192,648 209,827
仕組預金
借入金
無担保
ミディアム・ターム・ノート
- 返済期限が1年超のもの
通貨:
8,591,687 8,107,257 8,591,687 8,107,257
- 米ドル
8,784,335 8,317,084 8,784,335 8,317,084
FVTPL 金融負債合計
当行グループ及び当行の FVTPL に指定された仕組預金及び借入金双方の帳簿価額は、 2023 年6月 30 日現在、そ
れぞれ 193,451,000 マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 211,019,000 マレーシア・リンギット)及び
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13,913,095,000 マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 12,742,015,000 マレーシア・リンギット)で
あった。自己の信用リスクの変動に起因する、 FVTPL 金融負債の公正価値の変動は重要ではない。
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A17. 借入金、劣後債務及び資本性証券
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
( ⅰ ) 借入金
有担保
(a) 借入金
- 返済期限が1年未満のもの
通貨 :
- インドネシア・ルピア 850,114 636,894 - -
850,114 636,894 - -
- 返済期限が1年超のもの
通貨 :
- インドネシア・ルピア 1,463,371 1,308,473 - -
1,463,371 1,308,473 - -
有担保借入金合計 2,313,485 1,945,367 - -
無担保
(a) 借入金
- 返済期限が1年未満のもの
通貨 :
- 米ドル 466,427 552,842 466,427 221,002
- 人民元 54,679 378,352 54,679 378,352
- シンガポール・ドル 3,679,856 3,874,228 1,105,942 388,752
- タイ・バーツ 1,427,330 1,422,339 - -
- 香港ドル 244,174 98,517 - -
- インドネシア・ルピア 843,103 1,667,064 - -
- フィリピン・ペソ 4,238 3,960 - -
- 日本円 458,610 422 - -
- マレーシア・リンギット 28,000 - 28,000 -
7,206,417 7,997,724 1,655,048 988,106
- 返済期限が1年超のもの
通貨 :
- 米ドル 230,146 214,925 230,146 214,925
- インドネシア・ルピア 330,302 294,855 - -
- 人民元 322,783 220,592 322,783 220,592
- マレーシア・リンギット(注記
2,532,386 2,507,594 2,532,386 2,507,594
(a ))
3,415,617 3,237,966 3,085,315 2,943,111
(注記( a )):借入金には、 COVID-19 のパンデミックに対応するための政府支援策の一環として、期間6
年で 2026 年6月 17 日を返済期限とした、市中金利よりも低率の中小企業向け融資に充てるために、政府融
資制度に基づいて当行グループ及び当行が受領した金額 1,684,394,000 マレーシア・リンギット( 2022 年 12
月 31 日現在: 1,659,006,000 マレーシア・リンギット)が含まれている。この政府制度による資金調達は、
中小企業向けの優遇利率での貸出と、 COVID-19 関連の救済措置を目的としたものである。
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A17. 借入金、劣後債務及び資本性証券(続き)
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
( ⅰ ) 借入金(続き)
無担保(続き)
(b) ミディアム・ターム・ノート
- 返済期限が1年未満のもの
通貨 :
- 米ドル 3,714,380 3,802,532 3,714,380 3,802,532
- 香港ドル 1,626,277 653,592 1,626,277 653,592
- シンガポール・ドル - 687 - 687
- 日本円 290,318 1,556,787 290,318 1,556,787
- 豪ドル 83,541 116,490 83,541 116,490
- オフショア人民元 811,839 533,795 811,839 533,795
227,358 179,358 227,358 179,358
- マレーシア・リンギット
6,753,713 6,843,241 6,753,713 6,843,241
- 返済期限が1年超のもの
通貨 :
- 米ドル 6,564,394 5,660,976 6,564,394 5,660,976
- 香港ドル 1,623,321 1,224,550 1,623,321 1,224,550
- 日本円 2,254,782 2,614,635 2,254,782 2,614,635
- 豪ドル 400,878 381,549 400,878 381,549
1,458,778 1,829,999 1,458,778 1,829,999
- オフショア人民元
12,302,153 11,711,709 12,302,153 11,711,709
29,677,900 29,790,640 23,796,229 22,486,167
無担保借入金合計
31,991,385 31,736,007 23,796,229 22,486,167
借入金合計
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
( ⅱ ) 劣後債務
無担保
- 返済期限が1年超のもの
通貨 :
- マレーシア・リンギット 10,141,786 10,144,534 9,827,485 9,830,233
- 93,855 - -
- インドネシア・ルピア
10,141,786 10,238,389 9,827,485 9,830,233
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A17. 借入金、劣後債務及び資本性証券(続き)
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
( ⅲ ) 資本性証券
無担保
- 返済期限が1年超のもの
通貨 :
2,828,837 2,828,817 2,828,837 2,828,817
- マレーシア・リンギット
2,828,837 2,828,817 2,828,837 2,828,817
A18. その他の負債
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
注記 リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示
ブローカー及び顧客に対する債務 7,076,231 6,515,828 - -
預り金、その他の債権者に対する
債務及び未払費用 9,340,950 10,322,903 8,801,332 8,696,564
確定給付年金制度 547,026 483,374 - -
コミットメント及び偶発事象に対す
る引当金 69,494 38,880 58,694 28,080
ローン・コミットメント及び金融保
(ⅰ )
証契約に対する減損損失引当金 363,881 454,808 193,473 268,678
リース負債 1,567,099 1,139,694 502,923 543,134
7,421,004 7,037,114 353,644 264,786
仕組預金
26,385,685 25,992,601 9,910,066 9,801,242
( ⅰ ) ローン・コミットメント及び金融保証契約に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 162,152 37,846 254,810 454,808
ステージ1への移動 7,118 (6,924) (194) -
ステージ2への移動 (4,171) 4,472 (301) -
ステージ3への移動 (40) (172) 212 -
引当金の再測定純額 (16,913) 7,823 110,270 101,180
新たに組成又は購入した金融資産 53,101 85,645 - 138,746
認識が中止された信用エクスポージャー (72,876) (14,233) (239,559) (326,668)
モデル / リスク・パラメーターの変動 (4,441) (325) 58 (4,708)
4,553 663 (4,693) 523
為替換算差額
128,483 114,795 120,603 363,881
2023 年6月 30 日現在
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ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行グループ 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 127,960 68,815 90,597 287,372
ステージ1への移動 7,732 (7,604) (128) -
ステージ2への移動 (1,990) 2,011 (21) -
ステージ3への移動 (110) (7,902) 8,012 -
引当金の再測定純額 (14,554) 2,541 235,313 223,300
新たに組成又は購入した金融資産 104,771 27,330 - 132,101
認識が中止された信用エクスポージャー (73,506) (47,814) (79,166) (200,486)
モデル / リスク・パラメーターの変動 515 65 112 692
11,334 404 91 11,829
為替換算差額
162,152 37,846 254,810 454,808
2022 年 12 月 31 日現在
A18. その他の負債(続き)
( ⅰ ) ローン・コミットメント及び金融保証契約に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。(続き)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 91,147 20,107 157,424 268,678
ステージ1への移動 2,661 (2,661) - -
ステージ2への移動 (1,711) 2,011 (300) -
ステージ3への移動 (2) (15) 17 -
引当金の再測定純額 (9,229) 5,359 26,683 22,813
新たに組成又は購入した金融資産 32,326 81,353 - 113,679
認識が中止された信用エクスポージャー (53,571) (7,613) (147,146) (208,330)
モデル / リスク・パラメーターの変動 192 - - 192
1,318 35 (4,912) (3,559)
為替換算差額
63,131 98,576 31,766 193,473
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
当行 12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 67,231 44,662 72,669 184,562
ステージ1への移動 3,163 (3,163) - -
ステージ2への移動 (1,054) 1,054 - -
ステージ3への移動 (5) (1,183) 1,188 -
引当金の再測定純額 (14,684) (1,374) 146,211 130,153
新たに組成又は購入した金融資産 65,828 14,215 - 80,043
認識が中止された信用エクスポージャー (39,537) (34,685) (62,828) (137,050)
モデル / リスク・パラメーターの変動 50 - 119 169
10,155 581 65 10,801
為替換算差額
91,147 20,107 157,424 268,678
2022 年 12 月 31 日現在
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A19. その他の準備金
その他の準備金の内訳及び変動は以下の通りである。
< ======================================================= 分配不能部分
=========================================================== >
確定給付準備 保険準備金 その他の準備金
資本準備金 再評価準備金 金 ヘッジ準備金 合計
千マレーシ 千マレーシ
ア・ 千マレーシア・ ア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年1月1日現在
- 修正再表示前 13,997 (3,155) 80,034 (311,048) - (220,172)
- - - - (9,509) (9,509)
- MFRS 第 17 号適用の影響
2023 年1月1日現在 修正
13,997 (3,155) 80,034 (311,048) (9,509) (229,681)
再表示
その他の包括 (損失 )/ 利益 (116) 489 4,856 (12,934) (23,391) (31,096)
確定給付制度の年金数理利
- - 4,856 - - 4,856
得
公正価値ヘッジに係るヘッ - - - (12,934) - (12,934)
ジ費用
保険事業による金融投資に - - - - (23,391) (23,391)
係る純損益
資本準備金に係る正味利得 (116) - - - - (116)
再評価準備金に係る正味利 - 489 - - - 489
得
(116) 489 4,856 (12,934) (23,391) (31,096)
当期包括 (損失 )/ 利益合計
13,881 (2,666) 84,890 (323,982) (32,900) (260,777)
2023 年6月 30 日現在
< ======================================================= 分配不能部分
=========================================================== >
確定給付準備 保険準備金 その他の準備金
資本準備金 再評価準備金 金 ヘッジ準備金 合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
ア・ ア・ ア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年1月1日現在
- 修正再表示前 12,912 (2,712) 49,423 (360,747) - (301,124)
- - - - (24,973) (24,973)
- MFRS 第 17 号適用の影響
2022 年1月1日現在 修正
12,912 (2,712) 49,423 (360,747) (24,973) (326,097)
再表示
その他の包括利益 /( 損失 ) 692 - (3,216) 2,742 (4,753) (4,535)
確定給付制度の年金数理損
- - (3,216) - - (3,216)
失
公正価値ヘッジに係るヘッ - - - 2,742 - 2,742
ジ費用
保険事業による金融投資に - - - - (4,753) (4,753)
係る純損益
692 - - - - 692
資本準備金に係る正味利得
692 - (3,216) 2,742 (4,753) (4,535)
当期包括利益 /( 損失 )合計
13,604 (2,712) 46,207 (358,005) (29,726) (330,632)
2022 年6月 30 日現在
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
A20. 受取利息
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
貸出金及びその他の債権 5,051,216 3,362,611 9,709,931 6,446,664
コールローン及び金融機関預け金 385,293 110,110 742,123 187,268
売戻条件付買入金融資産 215,633 47,953 439,504 75,607
FVTPL 金融資産 249,852 230,642 495,674 471,657
FVOCI 金融投資 1,015,954 802,938 1,974,398 1,542,458
515,108 462,731 1,014,512 896,834
償却原価で測定する金融投資
7,433,056 5,016,985 14,376,142 9,620,488
(37,650) (54,678) (63,378) (114,353)
ディスカウントに係る増価、純額
7,395,406 4,962,307 14,312,764 9,506,135
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
貸出金及びその他の債権 3,286,741 2,095,802 6,332,096 3,958,322
コールローン及び金融機関預け金 535,798 199,976 1,029,001 352,088
売戻条件付買入金融資産 174,870 30,989 366,139 40,128
FVTPL 金融資産 56,976 46,825 118,937 108,367
FVOCI 金融投資 642,832 505,340 1,267,421 977,599
422,216 386,680 846,162 746,506
償却原価で測定する金融投資
5,119,433 3,265,612 9,959,756 6,183,010
70,475 24,839 138,500 42,117
プレミアムの償却、純額
5,189,908 3,290,451 10,098,256 6,225,127
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の受取利息に含まれる減損資産に係る利息は、当行グループにおい
ては、約 104,954,000 マレーシア・リンギット( 2022 年6月 30 日に終了した期間: 130,352,000 マレーシア・リ
ンギット)であり、当行においては、約 56,293,000 マレーシア・リンギット( 2022 年6月 30 日に終了した期
間: 92,887,000 マレーシア・リンギット)であった。
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A21. 支払利息
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
金融機関預り金 435,835 113,469 913,501 182,845
顧客預金 2,693,430 924,966 5,041,108 1,716,301
買戻条件付売渡金融資産に関する債務 272,209 27,123 433,160 40,089
借入金 360,617 177,365 699,724 342,241
劣後債務 114,217 114,550 227,961 227,112
資本性証券 28,843 28,843 57,372 57,372
仕組預金 74,615 9,035 117,335 15,496
208,084 56,020 386,637 86,969
FVTPL 金融負債
4,187,850 1,451,371 7,876,79 8 2,668,425
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
金融機関預り金 552,295 129,957 1,134,673 204,714
顧客預金 1,817,958 610,864 3,483,889 1,100,163
買戻条件付売渡金融資産に関する債務 422,036 86,048 710,901 139,879
借入金 224,754 105,614 428,596 207,946
劣後債務 91,022 91,022 181,048 181,048
資本性証券 28,843 28,843 57,372 57,372
仕組預金 2,888 1,482 5,044 4,055
208,084 56,020 386,637 86,969
FVTPL 金融負債
3,347,880 1,109,850 6,388,160 1,982,146
A22. 保険 / タカフル業務に係る損益
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
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保険 / タカフル業務に係る収益 1,924,248 1,329,832 4,033,455 2,970,549
保険 / タカフル業務に係る費用 (1,564,512) (647,097) (3,369,142) (1,802,564)
保有再保険契約 / 再タカフル証書に係る正
(139,584) (462,958) (452,204) (976,089)
味費用
220,152 219,777 212,109 191,896
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A23. 子会社からの配当金
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
受取配当金総額 :
566,566 332,507 2,201,196 1,911,527
子会社
A24. その他の営業収益
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
(a) 手数料収益 :
コミッション 306,275 317,553 615,535 609,999
サービス料及び手数料 398,511 359,131 742,737 707,428
引受手数料 18,523 9,553 44,552 18,402
仲介業務収益 57,804 82,325 145,074 193,173
貸出金及びその他の債権
41,553 82,174 78,253 143,456
に係る手数料
822,666 850,736 1,626,151 1,672,458
(b) 投資収益 :
FVTPL 金融資産の処分に係る正味利
得 /( 損失 ) 7,514 (95,211) 91,218 (196,224)
FVOCI 金融投資の処分に係る正味利
得 /( 損失 ) 78,634 (34,184) 72,066 (4,890)
償却原価で測定する金融投資の償還
に係る正味損失 - - - (1,610)
(163) - (163) -
子会社の処分 / 清算に係る正味損失
85,985 (129,395) 163,121 (202,724)
(c) 受取配当総額:
60,461 61,155 100,620 95,401
金融投資ポートフォリオ
(d) 再評価に係る未実現利得 /( 損失 ):
当初認識時に FVTPL に指定された金融
資産 157,497 (487,293) 448,966 (781,302)
FVTPL 金融投資 (4,874) (737,394) 49,537 (854,707)
FVTPL 金融負債 1,104,646 862,269 686,260 2,334,807
(216,959) (780,967) (109,547) (1,522,631)
デリバティブ
1,040,310 (1,143,385) 1,075,216 (823,833)
(e) その他の収益 :
正味外国為替換算差益 /( 損 ) 458,695 (78,575) 955,803 (56,514)
デリバティブに係る実現 ( 損失 )/ 利得 (34,957) 663,653 169,528 494,294
賃料収入 11,949 8,709 24,349 18,602
有形固定資産処分益 1,141 1,145 1,776 2,944
差押資産処分益 2,506 9,533 5,620 9,229
投資不動産に係る公正価値調整 (36) (36) (71) (72)
57,068 50,515 103,116 107,335
その他
496,366 654,944 1,260,121 575,818
2,505,788 294,055 4,225,229 1,317,120
その他の営業収益合計
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A24. その他の営業収益(続き)
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
(a) 手数料収益 :
コミッション 241,993 245,560 479,005 466,460
サービス料及び手数料 235,094 216,428 446,473 410,573
引受手数料 4,557 4,022 12,698 6,282
仲介業務収益 285 310 482 416
貸出金及びその他の債権
30,710 53,691 60,203 103,821
に係る手数料
512,639 520,011 998,861 987,552
(b) 投資収益 :
FVTPL 金融資産の処分に係る正味利
得 /( 損失 ) 81,100 (53,162) 171,676 (122,023)
FVOCI 金融投資の処分に係る正味利
得 /( 損失 ) 81,594 (13,276) 173,298 7,706
償却原価で測定する金融投資の償還に
係る正味損失 - - - (1,610)
子会社の資本返還に係る超過 - - 50,706 -
みなし支配ストラクチャード・エン
1,450 - 1,450 -
ティティの一部処分に係る正味利得
164,144 (66,438) 397,130 (115,927)
(c) 受取配当総額:
3,811 3,687 4,311 4,187
金融投資ポートフォリオ
(d) 再評価に係る未実現利得 /( 損失 ):
FVTPL 金融投資 41,024 9,093 42,136 (47,237)
FVTPL 金融負債 1,104,646 862,269 686,260 2,334,807
(304,098) (991,887) (292,750) (1,850,394)
デリバティブ
841,572 (120,525) 435,646 437,176
(e) その他の収益 :
正味外国為替換算差益 430,204 23,603 905,790 17,815
デリバティブに係る実現益 /( 損 ) (85,571) 559,642 130,192 454,327
賃料収入 15,626 14,328 30,966 29,400
有形固定資産処分益 /( 損 ) 367 403 545 442
47,577 35,807 89,948 68,382
その他
408,203 633,783 1,157,441
570,366
1,930,369 970,518 2,993,389 1,883,354
その他の営業収益合計
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
A25. 保険 / タカフル事業による金融投資に係る純損益
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
発行済保険契約 / タカフル証書に係る金融
費用 /( 収益 ) 426,831 (509,716) 885,600 (765,997)
保有再保険契約 / 再タカフル証書に係る金
47,784 (6,501) (4,330) (10,467)
融費用 /( 収益 )
保険 / タカフル事業による金融投資に係る
474,615 (516,217) 881,270 (776,464)
純損益
A26. 一般管理費
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
(a) 人件費
給料手当及び賞与 1,553,659 1,278,920 2,896,156 2,481,658
社会保険費用 13,982 11,298 27,917 22,511
退職費用 188,837 150,748 345,591 292,356
ESGP 費用 21,704 19,718 44,154 43,976
226,071 196,368 473,477 439,651
その他人件費関連費用
2,004,253 1,657,052 3,787,295 3,280,152
(b) 設備費
有形固定資産の減価償却費 76,111 71,936 149,256 140,782
使用権資産の減価償却費 144,678 109,563 285,250 215,747
無形資産の償却費 58,347 64,015 119,331 129,700
土地及び建物の賃借料 3,867 4,248 6,405 8,397
有形固定資産の保守修繕費 45,788 49,910 92,317 93,767
IT 費用 204,320 190,431 371,816 322,486
リース負債に係る金融費用 15,709 9,675 26,093 18,076
5,533 5,573 10,857 10,657
その他
554,353 505,351 1,061,325 939,612
(c) マーケティング費用
広告宣伝費 44,823 36,418 81,789 73,616
90,202 72,671 167,183 114,738
その他
135,025 109,089 248,972 188,354
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
A26. 一般管理費(続き)
第 2 四半期 6カ月間累計期間
2023年 2022年 2023年 2022年
6月30日終了 6月30日終了 6月30日終了 6月30日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ(続き)
修正再表示 修正再表示
(d) 管理費及び一般経費
手数料及び仲介手数料 334,164 286,452 653,408 543,068
管理費 158,479 149,884 289,897 266,637
一般経費 230,054 182,514 426,034 397,051
4,090 3,713 5,653 9,141
その他
726,787 622,563 1,374,992 1,215,897
3,420,418 2,894,055 6,472,584 5,624,015
一般管理費合計
コスト・インカム・レシオ ( 「 CIR 」 ) 46.8% 45.9% 47.5% 44.8%
1
1
コスト・インカム・レシオ(「 CIR 」)は純営業収益に対する総費用で算出される。収益は損益計算書上に開
示されている純営業収益である。
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A26. 一般管理費(続き)
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
(a) 人件費
給料手当及び賞与 942,780 697,708 1,680,330 1,317,502
社会保険費用 7,409 5,789 14,642 11,698
退職費用 141,774 105,242 252,547 201,360
ESGP 費用 13,744 10,818 27,817 25,049
119,715 113,748 256,243 242,572
その他人件費関連費用
1,225,422 933,305 2,231,579 1,798,181
(b) 設備費
有形固定資産の減価償却費 19,741 19,453 39,172 39,102
使用権資産の減価償却費 29,488 28,629 58,558 56,141
無形資産の償却費 17,609 18,512 34,877 37,450
土地及び建物の賃借料 2,161 1,577 3,682 2,931
有形固定資産の保守修繕費 23,371 25,301 49,716 47,171
IT 費用 337,622 278,021 648,213 499,130
リース負債に係る金融費用 3,386 3,721 7,096 6,970
6,279 2,482 8,440 5,875
その他
439,657 377,696 849,754 694,770
(c) マーケティング費用
広告宣伝費 19,700 11,924 30,915 28,077
61,171 53,089 113,516 81,579
その他
80,871 65,013 144,431 109,656
(d) 管理費及び一般経費
手数料及び仲介手数料 229,473 196,088 458,421 372,259
管理費 58,931 54,902 118,900 102,973
一般経費 106,145 74,791 193,828 143,987
700 434 1,522 2,255
その他
395,249 326,215 772,671 621,474
(e) 子会社に対する一般管理費の
(495,387) (342,096) (947,512) (695,101)
配賦額、純額
1,645,812 1,360,133 3,050,923 2,528,980
一般管理費合計
コスト・インカム・レシオ ( 「 CIR 」 )
2
37.9% 39.0% 34.3% 31.5%
2
コスト・インカム・レシオ(「 CIR 」)は純営業収益に対する総費用で算出される。
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マラヤン・バンキング・ベルハッド(E31504)
半期報告書
A27. 貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入、純額
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
貸出金及びその他の債権に対する減損損
失引当金 ( 戻入 )/ 繰入 :
- ステージ1 -12 カ月 ECL 、純額 (73,250) (51,722) (160,496) (217,481)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 131,704 (56,653) 539,202 (29,741)
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
り)、純額 652,037 1,058,564 817,159 1,705,701
不良債権償却額 21,794 16,942 30,672 38,645
不良債権回収額 (174,387) (130,305) (310,032) (217,195)
3,786 701 5,243 1,010
その他の債権に対する減損損失引当金繰入
561,684 837,527 921,748 1,280,939
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
貸出金及びその他の債権に対する減損損
失引当金 ( 戻入 )/ 繰入 :
- ステージ1 -12 カ月 ECL 、純額 (27,352) 2,934 (24,051) (36,999)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 (22,577) (23,401) 198,686 (11,931)
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
り)、純額 324,220 1,091,550 339,199 1,471,049
不良債権償却額 15,014 13,490 22,064 30,599
不良債権回収額 (109,355) (84,945) (162,276) (119,003)
その他の債権に対する減損損失引当金繰
601 341 1,268 (583)
入 /( 戻入 )
180,551 999,969 374,890 1,333,132
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A28. 金融投資に対する減損損失引当金 ( 戻入 )/ 繰入、純額
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
その他の包括利益を通じて公正価値で測
定する金融投資
- ステージ1 -12 カ月 ECL 、純額 939 1,318 17 (1,255)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 1,709 448 1,081 1,806
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
1,115 42,464 (40,905) 305,989
り)、純額
3,763 44,230 (39,807) 306,540
純額
償却原価で測定する金融投資
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額 (1,578) (1,105) (10,138) (1,686)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 4,874 (63) 5,725 596
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
(9,957) 277,811 (34,506) 143,014
り)、純額
(6,661) 276,643 (38,919) 141,924
純額
(2,898) 320,873 (78,726) 448,464
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
その他の包括利益を通じて公正価値で測
定する金融投資
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額 1,608 2,416 (131) 869
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 1,725 (26) 1,702 (8)
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
(249) 20,844 (452) 190,724
り)、純額
3,084 23,234 1,119 191,585
純額
償却原価で測定する金融投資
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額 (436) (1,073) (2,804) (1,357)
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損な
し)、純額 - (62) - (66)
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あ
- (2,189) - (136,986)
り)、純額
(436) (3,324) (2,804) (138,409)
純額
2,648 19,910 (1,685) 53,176
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A29. その他の金融資産に対する減損損失引当金繰入 /( 戻入 ) 、純額
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
現金及び短期資金
9,839 (3,068) 11,083 6,192
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
9,839 (3,068) 11,083 6,192
純額
金融機関預け金
609 873 (2,769) (8,484)
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
609 873 (2,769) (8,484)
純額
売戻条件付買入金融資産
(974) (2,861) 5,414 4,336
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
(974) (2,861) 5,414 4,336
純額
保険 / 再保険契約及びタカフル / 再タカフル
事業者の証書資産
4,845 (1,090) 7,207 1,138
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
4,845 (1,090) 7,207 1,138
純額
その他の資産
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額 (198) 1,069 (121) 1,122
- ステージ2 - 全期間 ECL( 信用減損なし) 6 (4) 13 (5)
1,659 2,752 4,309 19,097
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あり)
1,467 3,817 4,201 20,214
純額
中央銀行への法定預け金
(54) 54 (775) 376
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
(54) 54 (775) 376
純額
15,732 (2,275) 24,361 23,772
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A29. その他の金融資産に対する減損損失引当金繰入 /( 戻入 ) 、純額(続き)
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
現金及び短期資金
446 3,705 518 1,617
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
446 3,705 518 1,617
純額
金融機関預け金
196 (859) (2,366) (1,014)
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
196 (859) (2,366) (1,014)
純額
売戻条件付買入金融資産
(1,161) (3,481) 657 1,050
- ステージ1 -12 ヵ月 ECL 、純額
(1,161) (3,481) 657 1,050
純額
その他の資産
3,022 2,907 4,902 18,259
- ステージ3 - 全期間 ECL( 信用減損あり)
3,022 2,907 4,902 18,259
純額
2,503 2,272 3,711 19,912
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A30. セグメント情報
事業セグメント別状況
当行グループのオペレーティングセグメントは、グループ・地域金融サービス、グループ・グローバル・バ
ンキング及びグループ・保険及びタカフル事業部門である。当行グループでは、当行グループの取締役会及び
経営者上層部に提供される情報に基づいて、オペレーティングセグメントを決定し、公表している。
当行グループは、下記の通り、当行グループ内で提供可能なサービス及び商品に基づき、3つのオペレー
ティングセグメントで構成されている。
(a) グループ・地域金融サービス(「 CFS 」)
( ⅰ ) リテール・バンキング部門
リテール・バンキング部門は、貯蓄預金、定期預金、送金サービス、当座預金、住宅ローンや個人
ローンなどの消費者向けローン、割賦金融、ユニット・トラスト、バンカシュアランス商品、クレ
ジットカードなど、地域の個人向けのさまざまな商品及びサービスで構成されている。
( ⅱ ) 中小企業(「 SME 」)向け金融部門
中小企業向け金融部門は、地域の中小企業を対象として提供されているさまざまな商品及びサービ
スで構成されている。提供されている商品及びサービスには、プロジェクト・ファイナンスなどの長
期融資、当座貸越や貿易金融などの短期融資、キャッシュ・マネジメントやカストディアン業務など
の手数料ビジネスが含まれている。
( ⅲ ) ビジネス・バンキング部門
ビジネス・バンキング部門は、地域の事業会社を対象として提供されているさまざまな商品及び
サービスで構成されている。提供されている商品及びサービスには、プロジェクト・ファイナンスな
どの長期融資、当座貸越や貿易金融などの短期融資、キャッシュ・マネジメントやカストディアン業
務などの手数料ビジネスが含まれている。
(b) グループ・グローバル・バンキング(「 GB 」)
( ⅰ ) グループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・マーケッツ部門
グループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・マーケッツ部門は、コーポレート・バ
ンキング及びグローバル・マーケッツ事業で構成されている。
コーポレート・バンキング部門は、大企業から公共部門に至るまで、地域の法人顧客に向けた、さ
まざまな商品及びサービスで構成されている。提供している商品及びサービスには、プロジェクト・
ファイナンスなどの長期融資、当座貸越や貿易金融などの短期融資、及び手数料サービスが含まれて
いる。
グローバル・マーケッツ部門は、外国為替、マネーマーケット、デリバティブ、資本市場取引な
ど、資金取引業務やサービスに関連したさまざまな商品及びサービスで構成されている。
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A30. セグメント情報 ( 続き )
事業セグメント別状況 ( 続き )
(b) グループ・グローバル・バンキング(「 GB 」) ( 続き )
( ⅱ ) グループ・投資銀行部門
投資銀行部門は、投資銀行業務及び証券仲介業務で構成されている。このセグメントでは、主とし
て大手法人顧客及び金融機関のビジネスニーズへの対応に注力している。顧客向けに提供している商
品及びサービスには、コーポレート・アドバイザリー業務、債券発行、株式発行、シンジケート方式
の買収アドバイザリー業務、債務再編アドバイザリー業務、株式及び先物売買などがある。
( ⅲ ) グループ・資産運用部門
資産運用部門は、個人、法人及び機関投資家といった顧客に対し、さまざまな従来型の投資やイス
ラム金融型の投資におけるソリューションを提供する、資産及びファンド運用業務を手がけている。
(c) グループ・保険及びタカフル事業部門
保険及びタカフル事業部門は、すべての種目の損害保険及び生命保険の引受業務、オフショアの投資生
命保険事業、ジェネラル・タカフル及びファミリー・タカフル事業から構成されている。
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A30. セグメント情報(続き)
事業セグメント別状況(続き)
< ====================================== 事業セグメント
=========================================== >
< ========= グループ・グローバル・バンキン
グ ========= >
グループ・
コーポレート・
グループ・
バンキング
保険及び
部門及び
グループ・
グループ・ グループ・
地域金融 タカフル
グローバル・ 本部及びその
サービス部門 マーケッツ部門 投資銀行部門 資産運用部門 事業部門 他
合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
2023 年6月 30 日に終了し ア・ 千マレーシア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・
た6カ月間 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
受取利息純額
-外部 3,882,294 1,776,026 220,670 28 788,446 (231,498) 6,435,966
- - (52,750) 2,302 50,979 (531) -
-セグメント間
3,882,294 1,776,026 167,920 2,330 839,425 (232,029) 6,435,966
受取利息 /( 損失 )純額 3,882,294 1,776,026 167,920 2,330 839,425 (232,029) 6,435,966
イスラム金融業務 (IBS) か 2,657,093 1,044,376 31,452 - - (90,870) 3,642,051
らの収益 /( 損失 )
保険 /タカフル事業に係 - - - - 80,106 132,003 212,109
る損益
1,523,611 1,123,674 364,613 50,069 554,998 608,264 4,225,229
その他の営業収益
営業収益合計 8,062,998 3,944,076 563,985 52,399 1,474,529 417,368 14,515,355
保険 /タカフル事業によ
る金融融資に係る純損
- - - - (881,270) - (881,270)
益
純営業収益 8,062,998 3,944,076 563,985 52,399 593,259 417,368 13,634,085
(4,683,065) (1,102,100) (493,294) (47,305) (146,820) - (6,472,584)
一般管理費
減損損失前営業利益 3,379,933 2,841,976 70,691 5,094 446,439 417,368 7,161,501
貸出金及びその他の債権
に対する減損損失引当
金 (繰入 )/ 戻入、純額 (639,888) (281,647) (5,739) - 5,526 - (921,748)
金融投資に係る減損損失
引当金戻入、純額 15 40,095 - - 38,616 - 78,726
その他の金融資産に対 (24,361)
する減損損失引当金 105 (19,381) 2,130 1 (7,216)
-
戻入 /( 繰入 )、純額
営業利益 2,740,165 2,581,043 67,082 5,095 483,365 417,368 6,294,118
関連会社及びジョイン
ト・ベンチャーの利益
- 131,350 178 - - - 131,528
持分
税金及びザカート前利益 2,740,165 2,712,393 67,260 5,095 483,365 417,368 6,425,646
(1,695,597)
税金及びザカート
税金及びザカート控除後
4,730,049
利益
(126,089)
非支配持分
当行株主に帰属する当期
4,603,960
利益
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A30. セグメント情報(続き)
事業セグメント別状況(続き)
< ====================================== 事業セグメント
=========================================== >
< ========= グループ・グローバル・バンキン
グ ========= >
グループ・
コーポレー
ト・
バンキング
グループ・
部門及び
保険及び
グループ・
グローバル・
グループ・ グループ・
地域金融 タカフル
マーケッツ部 本部及びその
サービス部門 門 投資銀行部門 資産運用部門 事業部門 他
合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
2023 年6月 30 日に終了した ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・
6カ月間(続き) リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
その他の営業収益の主な内
訳 :
手数料収益
コミッション 630,353 44,301 27,935 10,498 - (97,552) 615,535
サービス料及び手数料 470,571 133,544 62,615 58,373 530 17,104 742,737
引受手数料 - 12,532 32,537 - - (517) 44,552
仲介業務収益 482 - 144,592 - - - 145,074
貸出金及びその他の債権 13,889 61,107 1,724 - - 1,533 78,253
に係る手数料
IBS 業務に係る手数料収 206,425 48,321 28,049 - - 3,389 286,184
益
一般管理費の主な内訳 :
有形固定資産の減価償却 (106,254) (25,448) (14,542) (199) (2,813) - (149,256)
費
使用権資産の減価償却費 (192,879) (52,675) (34,131) (1,991) (3,574) - (285,250)
(91,746) (23,694) (1,187) (23) (2,681) - (119,331)
無形資産の償却費
111/198
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A30. セグメント情報(続き)
事業セグメント別状況(続き)
< ====================================== 事業セグメント
========================================= >
< ========= グループ・グローバル・バンキン
グ ========= >
グループ・
コーポレート・
グループ・
バンキング
保険及び
部門及び
グループ・
グループ・ グループ・
地域金融 タカフル
グローバル・ 本部及びその
サービス部門 マーケッツ部門 投資銀行部門 資産運用部門 事業部門 他
合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
2022 年6月 30 日に終了 千マレーシア・ 千マレーシア・ ア・ ア・ 千マレーシア・ ア・ 千マレーシア・
した6カ月間 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示 修正再表示 修正再表示
受取利息 /( 損失 )純額
-外部 3,559,076 2,221,173 179,483 74 663,754 214,150 6,837,710
- - (13,044) 1,096 35,622 (23,674) -
-セグメント間
3,559,076 2,221,173 166,439 1,170 699,376 190,476 6,837,710
受取利息純額 3,559,076 2,221,173 166,439 1,170 699,376 190,476 6,837,710
イスラム金融業務 (IBS) 2,429,543 943,873 27,530 - 35,022 3,435,968
からの収益 -
保険 /タカフル事業に係 - - - 42,557 149,339 191,896
る損益 -
その他の営業収益 /( 損 1,528,823 1,246,251 440,123 (1,429,194) (519,891) 1,317,120
51,008
失 )
営業収益 /( 損失 )合計 7,517,442 4,411,297 634,092 52,178 (687,261) (145,054) 11,782,694
保険 /タカフル事業によ
る金融投資に係る純損
- - - - 776,464 - 776,464
益
純営業収益 /( 損失 ) 7,517,442 4,411,297 634,092 52,178 89,203 (145,054) 12,559,158
(3,918,311) (983,661) (499,888) (75,183) (146,972) - (5,624,015)
一般管理費
減損損失前営業利益 /
3,599,131 3,427,636 134,204 (57,769) (145,054) 6,935,143
(23,005)
(損失 )
貸出金及びその他の債
権に対する減損損失引
当金 ( 繰入 )/ 戻入、純
額 (55,906) (1,226,310) 1,842 - (565) - (1,280,939)
金融投資に係る減損損
失引当金繰入、純額 - (333,522) - - (114,942) - (448,464)
その他の金融資産に対す (23,772)
る減損損失引当金繰 (2,262)
(135) (21,095) (277) (3) -
入、純額
営業利益 /( 損失 ) 3,543,090 1,846,709 135,769 (23,008) (175,538) (145,054) 5,181,968
関連会社及びジョイン
ト・ベンチャーの利益
- 90,078 2,938 - - - 93,016
持分
税金及びザカート前利
3,543,090 1,936,787 138,707 (175,538) (145,054) 5,274,984
(23,008)
益 /( 損失 )
(1,636,617)
税金及びザカート
税金及びザカート控除
3,638,367
後利益
16,865
非支配持分
当行株主に帰属する当
3,655,232
期利益
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A30. セグメント情報(続き)
事業セグメント別状況(続き)
< ====================================== 事業セグメント
========================================= >
< ========= グループ・グローバル・バンキン
グ ========= >
グループ・
コーポレー
ト・
バンキング
グループ・
部門及び
保険及び
グループ・
グローバル・
グループ・ グループ・
地域金融 タカフル
マーケッツ部 本部及びその
サービス部門 門 投資銀行部門 資産運用部門 事業部門 他
合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
2022 年6月 30 日に終了した ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・
6カ月間(続き) リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示 修正再表示
その他の営業収益の主な内
訳 :
手数料収益
コミッション 644,125 52,299 39,473 16,855 - (142,753) 609,999
サービス料及び手数料 433,495 129,659 68,573 64,152 (3,195) 14,744 707,428
引受手数料 - 6,282 12,120 - - - 18,402
仲介業務収益 416 - 192,757 - - - 193,173
貸出金及びその他の債権
に係る手数料 30,586 112,873 793 - - (796) 143,456
IBS 業務に係る手数料収
175,423 59,448 25,799 - - 2,183 262,853
益
一般管理費の主な内訳 :
有形固定資産の減価償却 (4,751) (140,782)
費 (95,918) (24,207) (15,623) (283) -
使用権資産の減価償却費 (143,091) (38,762) (26,397) (1,549) (5,948) - (215,747)
(96,303) (25,646) (1,689) (317) (5,745) - (129,700)
無形資産の償却費
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A31. 再評価された資産の帳簿価額
当行グループ及び当行の有形固定資産は、減価償却累計額及び(該当する場合は)減損損失累計額控除後の取
得原価で計上されている。 2022 年 12 月 31 日に終了した前会計年度の監査済財務書類から繰り越された固定資産の
評価に変更はなかった。
A32. 後発事象
注記 A8( ⅱ ) 及び B6 に開示された事象以外に報告日後に生じた重要な後発事象はなかった。
A33. 当行グループの構成の変更
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、当行グループの構成に重要な変更はなかった。
A34. コミットメント及び偶発事象
通常の業務において、当行グループ及び当行は様々なコミットメントを行っており、顧客に対する法的リコー
スを伴う偶発債務を負うことがある。これらの取引の結果、予想される重大な損失はない。
下記の報告日現在の当行グループ及び当行のリスク・ウェイト・エクスポージャーは以下の通りである。
2023 年6月 30 日現在 2022 年 12 月 31 日現在
コミットメント合 コミットメント合
計 信用相当額 * リスク加重額 * 計 信用相当額 * リスク加重額 *
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
偶発債務
債務履行引受契約 11,608,099 8,881,871 6,576,981 12,624,792 11,792,332 6,488,154
特定の取引に係る偶発項目 15,875,273 8,271,528 4,776,827 14,534,071 7,370,135 3,999,055
短期の自己清算型貿易関
4,186,305 852,263 517,235 7,143,351 1,067,336 601,663
連偶発事象
31,669,677 18,005,662 11,871,043 34,302,214 20,229,803 11,088,872
コミットメント
取消不能の信用供与契約 :
-1年以内 149,032,280 15,911,095 4,875,617 142,217,444 13,893,627 3,697,325
73,044,125 70,070,244 30,425,392 40,319,358 64,801,259 29,833,459
-1年超
222,076,405 85,981,339 35,301,009 182,536,802 78,694,886 33,530,784
その他のコミットメン
13,377,881 3,152,466 76,899 11,205,013 1,060,766 60,300
ト及び偶発事象
信用関連コミットメント
267,123,963 107,139,467 47,248,951 228,044,029 99,985,455 44,679,956
及び偶発事象合計
デリバティブ金融商品
外国為替関連契約 :
-1年未満 629,909,746 6,254,932 5,134,942 592,564,361 8,289,850 1,540,396
-1年以上5年未満 45,469,079 1,374,156 2,281,056 31,244,650 1,791,523 1,037,341
9,985,448 878,322 871,066 7,950,665 997,186 700,553
-5年以上
685,364,273 8,507,410 8,287,064 631,759,676 11,078,559 3,278,290
金利関連契約 :
-1年未満 475,961,110 37,853 49,938 173,030,838 68,376 50,099
-1年以上5年未満 281,379,544 745,959 1,265,146 307,593,840 1,454,413 925,605
176,240,482 627,223 3,190,803 177,013,049 2,877,381 1,430,600
-5年以上
933,581,136 1,411,035 4,505,887 657,637,727 4,400,170 2,406,304
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A34. コミットメント及び偶発事象 ( 続き )
下記の報告日現在の 当行グループ及び当行のリスク・ウェイト・エクスポージャーは以下の通りである。(続
き)
2023 年6月 30 日現在 2022 年 12 月 31 日現在
コミットメント コミットメント
合計 信用相当額 * リスク加重額 * 合計 信用相当額 * リスク加重額 *
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ (続き ) リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
デリバティブ金融商品 (続
き )
エクイティ及びコモディ
ティ関連契約 :
-1年未満 6,076,584 225,206 144,703 6,551,126 406,085 112,334
2,380,570 167,202 169,355 2,246,767 166,111 47,112
-1年以上5年未満
8,457,154 392,408 314,058 8,797,893 572,196 159,446
信用関連契約 :
-1年未満 55,464 - - 57,489 - -
- - - 9,384 - -
-1年以上5年未満
55,464 - - 66,873 - -
トレジャリー関連のコミッ
トメント及び偶発事象合
1,627,458,027 10,310,853 13,107,009 1,298,262,169 16,050,925 5,844,040
計
コミットメント及び偶発事
1,894,581,990 117,450,320 60,355,960 1,526,306,198 116,036,380 50,523,996
象合計
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2023 年6月 30 日現在 2022 年 12 月 31 日現在
コミットメント コミットメント
合計 信用相当額 * リスク加重額 * 合計 信用相当額 * リスク加重額 *
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
偶発債務
債務履行引受契約 7,924,615 5,347,765 3,595,684 8,970,256 8,417,835 4,113,690
特定の取引に係る偶発項目 11,154,355 5,955,968 3,285,244 10,397,750 5,393,107 2,815,646
短期の自己清算型貿易関
3,163,826 625,734 409,965 6,278,940 879,558 506,456
連偶発事象
22,242,796 11,929,467 7,290,893 25,646,946 14,690,500 7,435,792
コミットメント
取消不能の信用供与契約 :
-1年以内 88,022,716 7,907,992 2,238,748 88,867,814 6,476,767 1,341,339
47,115,985 44,538,598 20,802,915 17,659,753 39,595,776 20,129,633
-1年超
135,138,701 52,446,590 23,041,663 106,527,567 46,072,543 21,470,972
その他のコミットメント及
10,519,884 3,312,512 99,409 9,748,609 1,426,290 117,630
び偶発事象
信用関連コミットメント
167,901,381 67,688,569 30,431,965 141,923,122 62,189,333 29,024,394
及び偶発事象合計
デリバティブ金融商品
外国為替関連契約 :
-1年未満 612,859,157 9,682,617 1,854,918 579,667,448 8,110,780 1,390,769
-1年以上5年未満 45,046,332 2,833,876 1,165,969 30,208,110 1,678,805 927,325
8,767,863 1,142,800 603,116 7,436,048 979,354 676,602
-5年以上
666,673,352 13,659,293 3,624,003 617,311,606 10,768,939 2,994,696
A34. コミットメント及び偶発事象 ( 続き )
下記の報告日現在の当行グループ及び当行のリスク・ウェイト・エクスポージャーは以下の通りである。(続
き)
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2023 年6月 30 日現在 2022 年 12 月 31 日現在
当行 (続き ) コミットメント合 コミットメント合
計 信用相当額 * リスク加重額 * 計 信用相当額 * リスク加重額 *
デリバティブ金融商品 (続
き ) 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
金利関連契約 :
-1年未満 476,734,007 52,992 18,969 171,421,796 60,216 23,752
-1年以上5年未満 281,309,421 1,506,760 465,125 309,390,096 1,426,533 604,151
176,159,023 3,274,923 1,680,118 177,013,048 2,871,441 1,427,107
-5年以上
934,202,451 4,834,675 2,164,212 657,824,940 4,358,190 2,055,010
エクイティ及びコモディ
ティ関連契約 :
-1年未満 3,015,795 140,973 43,863 3,186,036 262,117 81,430
2,380,570 263,337 88,888 2,246,767 166,111 47,112
-1年以上5年未満
5,396,365 404,310 132,751 5,432,803 428,228 128,542
信用関連契約 :
-1年未満 55,464 - - 57,489 - -
- - - 9,384 - -
-1年以上5年未満
55,464 - - 66,873 - -
トレジャリー関連のコミッ
1,606,327,632 18,898,278 5,920,966 1,280,636,222 15,555,357 5,178,248
トメント及び偶発事象合計
コミットメント及び偶発事
1,774,229,013 86,586,847 36,352,931 1,422,559,344 77,744,690 34,202,642
象合計
*
信用相当額及びリスク・ウェイト額は、それぞれ BNM の規定するクレジット・コンバージョン・ファクター(掛目)及びリスク・
ウェイトを使用して算出している。
( ⅰ ) 当行グループ及び当行のデリバティブは、以下の通り、市場リスク、信用リスク及び流動性リスクにさらさ
れている。
市場リスク
デリバティブ取引における市場リスクは、エクイティ、金利、外国為替換算レート、クレジット・スプ
レッド、コモディティ、又はその他インデックスなどの原資産の価格変動によりこれらの契約の価値が被る
潜在的損失のことである。想定元本額もしくは契約金額は、報告日における未決済の取引残高として位置付
けられているものであり、リスク量を表すものではない。市場リスクはオンバランスとオフバランスのポジ
ションが相殺されることにより軽減できる場合がある。
信用リスク
信用リスクは、当行及び特定の子会社がカウンターパーティーの債務不履行により予定の利益を回収でき
なくなる可能性から生じる。当行グループの信用リスクは、収益契約の再構築コストの観点から測定する
と、 2023 年6月 30 日現在において 27,342.9 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 24,686.8 百
万マレーシア・リンギット)であったが、この金額は契約期間にわたり主に満期日と市場レート又は価格の
変動との相関により増減する。
流動性リスク
デリバティブ取引における流動性リスクとは、デリバティブ・ポジションが適時に清算できなくなること
を指す。流動性リスクに係るエクスポージャーは、原資産が幅広く市場で取引されているデリバティブを締
結することで低減される。
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A34. コミットメント及び偶発事象 ( 続き )
( ⅱ ) 以下については、前期末からの変更はない。
(a) 締結したデリバティブ金融契約のタイプ、当該契約の締結に関する合理的性及びこれらの契約から得ら
れるであろう期待利益
(b) これらのデリバティブ金融契約に伴うリスクの軽減及び抑制のためのリスク管理方針
(c) 関連する会計方針
A35. 自己資本充実度
(a) 自己資本充実度フレームワーク
( ⅰ ) マレーシア中央銀行(「 BNM 」)は、 2020 年 12 月9日、従来型の銀行及びイスラム銀行に対し、それぞ
れ自己資本及び自己資本比率の計算に関する自己資本充実度フレームワーク(資本構成)及びイスラム
銀行向け自己資本充実度フレームワーク(資本構成)を公表した。すべての金融機関は、以下の最低所
要自己資本比率を常に維持しなければならない。
普通株式等 Tier1(CET1)
自己資本比率 Tier 1自己資本比率 総自己資本比率
*
4.5% 6.0% 8.0%
*
さらに、 BNM (マレーシア中央銀行)はリスクアセット(以下、「 RWA 」という。)合計の 2.5% の資本
保全バッファー及び RWA 合計の 0 %から 2.5 %の幅のカウンターシクリカル資本バッファーを導入し
ている。
( ⅱ ) リスクアセット合計は、 2019 年5月3日に BNM (マレーシア中央銀行)が公表した従来型の銀行向け自
己資本充実度フレームワーク(バーゼルⅡ- RWA )及びイスラム銀行向け自己資本充実度フレームワー
ク( RWA )双方に従って、信用 RWA 、市場 RWA 、オペレーショナル RWA 及び大口信用供与規制要件の合計で
算出される。
普通株式等 Tier 1自己資本、 Tier 1自己資本及び総自己資本の計算で控除されるエクスポージャー
は、 RWA 算出における資本賦課の対象とならない。
(b) 自己資本比率の遵守と適用
当行グループ及び当行の自己資本比率は、 2020 年 12 月9日に公表された BNM (マレーシア中央銀行)の自
己資本充実度フレームワーク(資本構成)及び 2019 年5月3日に公表された自己資本充実度フレームワーク
(バーゼルⅡ- RWA )に基づいて算出されている。 RWA の合計は以下の手法に基づいて算出されている。
(A) 内部格付手法及び標準的手法に従った信用リスク
(B) 標準的手法に従った市場リスク
(C) 基礎的指標手法に従ったオペレーショナル・リスク
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エンティティ・レベルでは、当行グループの銀行子会社の自己資本比率の計算は以下の通りである。
( ⅰ ) メイバンク・イスラミック・ベルハッドの自己資本比率は 2020 年 12 月9日に公表された BNM (マレーシ
ア中央銀行)のイスラム銀行向け自己資本充実度フレームワーク(資本構成)及び 2019 年5月3日に公
表されたイスラム銀行向け自己資本充実度フレームワーク( RWA )に基づいて算出されている。 RWA の合
計は以下の手法に基づいて算出されている。
(A) 内部格付手法及び標準的手法に従った信用リスク
(B) 標準的手法に従った市場リスク
(C) 基礎的指標手法に従ったオペレーショナル・リスク
2023 年 12 月 31 日に終了する当会計年度の普通株式等 Tier 1、 Tier 1、総自己資本の最低自己資本要件
は、 RWA 合計の 4.5 %、 6.0 %及び 8.0 %である( 2022 年: RWA 合計の 4.5 %、 6.0 %及び 8.0 %)。
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A35. 自己資本充実度(続き)
(b) 自己資本比率の遵守と適用(続き)
( ⅱ ) メイバンク・インベストメント・バンク・ベルハッドの自己資本比率は、 2020 年 12 月9日に公表された
BNM (マレーシア中央銀行)の自己資本充実度フレームワーク(資本構成)及び 2019 年5月3日に公表
された自己資本充実度フレームワーク(バーゼルⅡ- RWA )に基づいて算出されている。 RWA の合計は以
下の手法に基づいて算出されている。
(A) 標準的手法に従った信用リスク
(B) 標準的手法に従った市場リスク
(C) 基礎的指標手法に従ったオペレーショナル・リスク
2023 年 12 月 31 日に終了する当会計年度の普通株式等 Tier 1、 Tier 1、総自己資本の最低自己資本要件
は、 RWA 合計の 4.5 %、 6.0 %及び 8.0 %である( 2022 年: RWA 合計の 4.5 %、 6.0 %及び 8.0 %)。
( ⅲ ) ピーティー・バンク・メイバンク・インドネシア・ティービーケーの自己資本比率の算出は、バーゼル
Ⅱ資本規制に基づいた、現地における要件に基づいている。 RWA の合計は以下の手法に基づいて算出さ
れる。
(A) 標準的手法に従った信用リスク
(B) 標準的手法に従った市場リスク
(C) 基礎的指標手法に従ったオペレーショナル・リスク
2023 年 12 月 31 日に終了する会計年度のピーティー・バンク・メイバンク・インドネシア・ティービー
ケーの最低自己資本要件は、 RWA 合計の9%から 10 %未満である( 2022 年:9%から 10 %未満)。
( ⅳ ) メイバンク・シンガポール・リミテッドの自己資本比率の算出は、シンガポール金融管理局
(「 MAS 」)公表の 2012 年9月 14 日付 MAS 通達第 637 号(最新更新日は 2021 年 12 月2日)に基づいてい
る。 RWA の合計は以下の手法に基づいて算出されている。
(A) 内部格付手法及び標準的手法に従った信用リスク
(B) 標準的手法に従った市場リスク
(C) 基礎的指標手法に従ったオペレーショナル・リスク
(D)MAS 通達第 637 号に基づく RWA に対する資本フロアの調整
2023 年 12 月 31 日に終了する会計年度の普通株式等 Tier 1、 Tier 1、総自己資本の最低自己資本要件
は、 RWA 合計の 6.5 %、 8.0 %及び 10.0% である( 2022 年: RWA 合計の 6.5 %、 8.0 %及び 10.0 %)。
(c) 当行グループ及び当行の自己資本比率
2013 年6月 30 日の発効以降、 DRP における普通株式等 Tier 1自己資本の計算において控除されるべき配当
予定額は、 2013 年5月8日に公表された BNM (マレーシア中央銀行)の自己資本充実度フレームワーク(資
本構成)に係る実務指針(「実務指針」)によって決定されなければならない。当該実務指針に基づくと、
DRP の下で配当金の一部(選択可能部分)が再投資される場合、普通株式等 Tier 1自己資本の計算において
控除される配当予定額は、以下の場合に減少する可能性がある。
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( ⅰ ) 配当の選択可能部分を再投資することについて、株主から取消不能な同意を書面で入手している場合、
又は
( ⅱ ) 取消不能な同意が書面で提供されておらず、その額の対象となる直近3年間の受入率の平均が、配当の
選択可能部分の合計の 50 %を超えない場合
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A35. 自己資本充実度(続き)
(c) 当行グループ及び当行の自己資本比率(続き)
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の自己資本比率を算出するにあたって、第1回シングル
Tier 中間配当案は普通株式等 Tier 1自己資本の計算から控除されていない。
上記に基づく当行グループ及び当行の自己資本比率は以下の通りである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
普通株式等 Tier 1自己資本比率 16.010% 15.669% 15.384% 15.264%
Tier 1自己資本比率 16.693% 16.376% 16.137% 16.045%
19.354% 19.080% 18.707% 18.635%
総自己資本比率
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A35. 自己資本充実度(続き)
(d) 資本の構成
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
普通株式等 Tier 1自己資本
株式資本 54,619,344 54,619,344 54,619,344 54,619,344
1
22,818,079 22,007,168 15,923,805 14,937,554
利益剰余金
1
4,136,149 1,349,642 4,197,519 3,018,421
その他準備金
118,243 113,735 - -
適格非支配持分
規制上の調整前の普通株式等 Tier1 自己資本 81,691,815 78,089,889 74,740,668 72,575,319
控除:普通株式等 Tier 1自己資本に係る規制
(14,025,994) (14,065,528) (37,953,321) (37,380,391)
上の調整項目 :
繰延税金資産 (1,996,031) (2,169,271) (912,723) (1,099,262)
のれん (6,015,610) (5,583,795) (81,015) (81,015)
その他の無形資産 (1,040,408) (993,569) (369,108) (344,781)
「その他の包括利益を通じて公正価値で測定
するもの」に分類される金融商品に係る利得 (96,335) (61,980) (48,425) (36,096)
規制準備金 (2,309,002) (2,465,059) (1,623,361) (1,549,033)
非連結の金融機関及び保険 /タカフル事業体
2
(2,568,608) (2,791,854) (34,918,689) (34,270,204)
の普通株式への投資額
普通株式等 Tier 1自己資本合計 67,665,821 64,024,361 36,787,347 35,194,928
その他 Tier 1自己資本
資本性証券 2,800,000 2,800,000 2,800,000 2,800,000
第三者が保有する適格普通株式等 Tier 1及び
その他 Tier 1資本調達手段 83,940 90,601 - -
控除:非連結の金融機関及び保険 /タカフル事業
- - (1,000,000) (1,000,000)
体の資本調達手段への投資額
70,549,761 66,914,962 38,587,347 36,994,928
Tier 1自己資本合計
Tier 2自己資本
劣後債務 9,700,000 9,700,000 9,700,000 9,700,000
第三者の保有する適格普通株式等 Tier 1並びに
その他 Tier 1及び Tier 2資本調達手段 39,517 35,759 - -
3
406,151 273,100 147,469 36,059
一般引当金
期待損失の合計額を超える引当金合計の超過額 1,794,040 1,730,272 1,057,205 1,028,820
控除:非連結の金融機関及び保険 /タカフル事業
(691,000) (691,000) (4,757,795) (4,791,418)
体の資本調達手段への投資額
11,248,708 11,048,131 6,146,879 5,973,461
Tier 2資本合計
81,798,469 77,963,093 44,734,226 42,968,389
資本合計
1
当行グループについて、保険及びタカフル事業からの利益剰余金及びその他準備金の額は含まない。
当行について、メイバンク・インターナショナル( L) リミテッドの利益剰余金及びその他準備金の額
を含む。
2
当行について、規制上の調整項目には、子会社及び関連会社への投資原価を含むが、 (i) 事業、資産
及び負債が当行に譲渡された、ミフィン・ベルハッドの 18,994,000 マレーシア・リンギット、及び
( ⅱ ) その資産が当行の RWA に含まれている、メイバンク・インターナショナル( L) リミテッドの
10,289,000 マレーシア・リンギットを除く。当行グループについて、規制上の調整項目には、保険 / タ
カフル事業体における関連会社及び投資の簿価を含む。
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3
信用リスクの標準的手法に基づき決定された、信用減損をしないエクスポージャーに起因するものの
うち、 12 カ月及び全期間の予想信用損失モデル及び規制準備金と同額で測定された損失引当金をい
う。
当行グループの自己資本比率は、当行及び子会社の連結勘定残高から算出されるが、保険及びタカフル事
業体及び関連会社への投資は含まない。
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A35. 自己資本充実度(続き)
(d) 資本の構成(続き)
当行の自己資本比率は、当行及び完全所有の海外銀行子会社であるメイバンク・インターナショナル( L)
リミテッドから、子会社及び関連会社に対する投資(上記に開示されている、ミフィン・ベルハッド及びメ
イバンク・インターナショナル( L) リミテッドへの投資を除く)を除いたものから導出されている。
(e) 当行の銀行子会社の自己資本比率は以下の通りである。
ピーティー・バン
メイバンク・
メイバンク・ メイバンク・ ク・メイバンク・
シンガポール・
イスラミック・ インベストメント・ インドネシア・
ベルハッド バンク・ベルハッド ティービーケー リミテッド
2023 年6月 30 日現在
普通株式等 Tier 1自己資本比率
15.081% 24.803% - 13.600%
Tier 1自己資本比率
16.164% 24.803% - 13.600%
18.874% 26.838% 28.600% 17.549%
総自己資本比率
2022 年 12 月 31 日現在
普通株式等 Tier 1自己資本比率
14.100% 27.260% - 14.178%
Tier 1自己資本比率
15.171% 27.260% - 14.178%
17.844% 29.468% 26.648% 18.327%
総自己資本比率
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A35. 自己資本充実度(続き)
(f) 主要リスク・カテゴリー別のリスクアセットの内訳は以下の通りである。
2023 年6月 30 日現在
メイバンク・
ピーティー・
インベストメン
メイバンク・ バンク・メイバン メイバンク・
ト・バンク・
イスラミック・ ク・インドネシア・ シンガポール・リ
当行グループ 当行 ベルハッド ベルハッド ティービーケー ミテッド
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
標準的手法エクスポー 54,815,647 22,648,213 2,776,844 768,838 27,093,521 17,212,949
ジャー
スケーリング・ファクター
考慮後の内部格付手法エ
クスポージャー 299,006,614 176,200,758 93,080,092 - - 32,154,870
- - - - - 44,584
信用評価調整
信用リスクのリスクアセッ
ト合計 353,822,261 198,848,971 95,856,936 768,838 27,093,521 49,412,403
メイバンク及び投資口座保
有者によって吸収される信
用リスクのリスクアセット
*
合計 - - (15,975,077) - - -
市場リスクのリスクアセッ
ト合計 19,306,446 16,472,560 827,607 626,742 1,300,184 33,250
オペレーショナル・リス
クのリスクアセット合 48,651,289 22,947,895 11,607,350 971,681 3,508,119 4,225,186
計
株式保有に係る大口エク
スポージャー・リスク
855,198 855,198 - - - -
のリスクアセット
422,635,194 239,124,624 92,316,816 2,367,261 31,901,824 53,670,839
リスクアセット合計
2022 年 12 月 31 日現在
メイバンク・
ピーティー・
インベストメン
メイバンク・ バンク・メイバン メイバンク・
ト・バンク・
イスラミック・ ク・インドネシア・ シンガポール・
当行グループ 当行 ベルハッド ベルハッド ティービーケー リミテッド
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
標準的手法エクスポー 49,320,991 19,526,657 2,721,390 694,767 24,715,405 16,574,679
ジャー
スケーリング・ファク
ター考慮後の内部格付手
法エクスポージャー 288,378,632 171,470,054 89,387,080 - - 27,184,545
- - - - - 642,694
信用評価調整
信用リスクのリスクアセッ
ト合計 337,699,623 190,996,711 92,108,470 694,767 24,715,405 44,401,918
メイバンク及び投資口座保
有者によって吸収される信
用リスクのリスクアセット
*
合計 - - (10,496,635) - - -
市場リスクのリスクアセッ
ト合計 23,805,235 17,268,631 781,233 430,046 643,229 15,237
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オペレーショナル・リス
47,103,833 22,310,241 10,996,646 975,803 5,292,870 3,811,544
クのリスクアセット合計
408,608,691 230,575,583 93,389,714 2,100,616 30,651,504 48,228,699
リスクアセット合計
*
投資口座に関する BNM (マレーシア中央銀行)の方針に従って、投資口座(制限のない投資口座と制限付投資口座)による資金
に係る信用リスクのリスクアセットは、当行の自己資本比率の計算からは除外されている。
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A36. デリバティブ金融商品
下表は、トレーディング目的デリバティブとヘッジ目的保有金融商品の契約金額又は元本金額を要約したもの
である。これらの商品の元本金額又は契約金額は、報告日現在の取引残高規模を表しており、リスク金額を表し
たものではない。
デリバティブ金融商品は総額ポジションで再評価され、未実現利得又は損失は「デリバティブ金融商品」の資
産と負債にそれぞれ反映されている。
当行グループ 当行
< ----- 公正価値 ----- > < ----- 公正価値 ----- >
元本額 資産 負債 元本額 資産 負債
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
トレーディング目的デリバティ
ブ
外国為替関連契約
通貨先渡取引 :
-1年未満 64,507,518 1,222,694 (374,791) 41,025,258 829,213 (143,750)
-1年以上3年以内 2,569,452 108,794 (12,358) 2,340,271 93,396 (12,358)
3,921,589 25,316 (41,538) 2,732,437 16,482 (38,133)
-3年超
70,998,559 1,356,804 (428,687) 46,097,966 939,091 (194,241)
通貨スワップ :
-1年未満 538,694,346 5,969,638 (5,673,793) 544,863,329 6,192,875 (5,576,838)
-1年以上3年以内 1,885,286 416 (198) 1,885,286 416 (198)
67,063 310 - 55,368 335 -
-3年超
540,646,695 5,970,364 (5,673,991) 546,803,983 6,193,626 (5,577,036)
通貨スポット :
6,021,932 4,884 (13,732) 6,257,088 5,135 (4,777)
-1年未満
通貨オプション :
-1年未満 3,878,229 1,121 (700) 3,878,235 17,901 (17,523)
-1年以上3年以内 711,017 190 (332) 711,017 190 (332)
645,821 5,714 (16,513) 762,617 6,972 (12,191)
-3年超
5,235,067 7,025 (17,545) 5,351,869 25,063 (30,046)
クロスカレンシー金利スワップ
1
:
-1年未満 13,084,249 168,157 (704,736) 13,111,775 167,361 (704,361)
-1年以上3年以内 20,053,050 424,542 (593,852) 19,342,046 423,886 (571,417)
16,228,935 276,060 (554,260) 16,612,839 327,258 (599,810)
-3年超
49,366,234 868,759 (1,852,848) 49,066,660 918,505 (1,875,588)
金利関連契約
2
金利スワップ :
-1年未満 450,473,028 3,029,999 (3,047,418) 451,245,925 3,036,130 (3,045,260)
-1年以上3年以内 165,802,546 2,628,429 (2,597,387) 165,783,763 2,650,680 (2,602,221)
262,288,597 13,705,881 (14,064,501) 263,923,597 13,726,734 (14,049,275)
-3年超
878,564,171 19,364,309 (19,709,306) 880,953,285 19,413,544 (19,696,756)
金利先物 :
3,591,442 73,310 (51,669) 3,591,442 73,310 (51,669)
-1年未満
クロスカレンシー金利スワップ :
- - (42,896) - - -
-1年以上3年以内
金利オプション :
-1年未満 83,541 - - 83,541 - -
-1年以上3年以内 429,953 404 (1,987) 39,142 404 (1,987)
24,435,775 1,202,116 (2,408,392) 23,058,787 1,202,116 (2,408,392)
-3年超
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24,949,269 1,202,520 (2,410,379) 23,181,470 1,202,520 (2,410,379)
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A36. デリバティブ金融商品(続き)
当行グループ 当行
< ----- 公正価値 ----- > < ----- 公正価値 ----- >
元本額 資産 負債 元本額 資産 負債
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在(続き) リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
トレーディング目的デリバティブ
(続き)
エクイティ関連契約
指数先物 :
20,185 591 (1,131) 20,185 591 (1,131)
-1年未満
エクイティオプション :
1,580,134 83,404 (287,184) 1,774 187 -
-1年未満
エクイティスワップ :
1,482,429 166,194 (52,171) - - -
-1年未満
コモディティ関連契約
コモディティオプション :
-1年未満 2,973,065 284,492 (284,492) 2,973,065 284,492 (284,492)
2,371,668 239,244 (239,244) 2,371,668 239,244 (239,244)
-1年以上3年以内
5,344,733 523,736 (523,736) 5,344,733 523,736 (523,736)
コモディティスワップ :
-1年未満 20,771 2,374 (1,758) 20,771 2,374 (1,758)
8,902 189 (436) 8,902 189 (436)
-1年以上3年以内
29,673 2,563 (2,194) 29,673 2,563 (2,194)
信用関連契約
クレジット・デフォルト・スワッ
プ
55,464 1,448 (803) 55,464 1,448 (803)
-1年未満
ヘッジ目的デリバティブ
外国為替関連契約
1
クロスカレンシー金利スワップ :
-1年未満 3,723,472 49,015 (107,728) 3,723,472 49,015 (107,728)
-1年以上3年以内 5,605,295 119,649 (437,694) 5,605,295 119,649 (437,694)
3,767,019 134,259 (290,890) 3,767,019 134,259 (290,890)
-3年超
13,095,786 302,923 (836,312) 13,095,786 302,923 (836,312)
金利関連契約
2
金利スワップ :
-1年未満 3,590,349 93,766 (10,548) 3,590,349 93,766 (10,548)
-1年以上3年以内 2,429,700 105,506 (25,860) 2,429,700 105,506 (25,860)
2,233,455 124,568 (45,499) 2,233,455 124,568 (45,499)
-3年超
8,253,504 323,840 (81,907) 8,253,504 323,840 (81,907)
金利先物 :
18,222,750 499,383 (312,491) 18,222,750 499,383 (312,496)
-1年未満
MFRS 第 132 号に基づくネッティン
グ効果 - (3,409,177) 3,409,177 - (3,393,462) 3,393,462
1,627,458,027 27,342,880 (28,889,805) 1,606,327,632 27,032,003 (28,205,609)
合計
131/198
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半期報告書
A36. デリバティブ金融商品(続き)
当行グループ 当行
< ----- 公正価値 ----- > < ----- 公正価値 ----- >
元本額 資産 負債 元本額 資産 負債
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
トレーディング目的デリバティブ
外国為替関連契約
通貨先渡取引 :
-1年未満 49,980,916 509,697 (964,375) 29,829,360 229,277 (636,207)
-1年以上3年以内 2,225,823 35,551 (20,971) 2,035,571 35,551 (20,971)
3,847,853 1,306 (123,597) 2,823,007 1,306 (123,597)
-3年超
56,054,592 546,554 (1,108,943) 34,687,938 266,134 (780,775)
通貨スワップ :
-1年未満 521,843,673 5,358,172 (5,790,980) 526,730,325 5,336,659 (5,990,264)
-1年以上3年以内 1,491,825 14,020 (6,317) 1,491,825 14,020 (6,317)
11,134 476 - - - -
-3年超
523,346,632 5,372,668 (5,797,297) 528,222,150 5,350,679 (5,996,581)
通貨スポット :
1,594,048 13,252 (2,582) 1,471,812 9,155 (2,700)
-1年未満
通貨オプション :
-1年未満 7,012,686 148,340 (93,174) 9,303,546 148,301 (93,156)
-1年以上3年以内 2,335,033 422 (422) 2,335,033 422 (422)
767,777 10,089 (21,871) 877,911 10,089 (15,887)
-3年超
10,115,496 158,851 (115,467) 12,516,490 158,812 (109,465)
1
クロスカレンシー金利スワップ :
-1年未満 9,336,381 176,334 (300,029) 9,535,748 166,584 (297,263)
-1年以上3年以内 10,016,063 272,904 (480,426) 9,153,038 266,765 (420,499)
12,138,354 214,753 (494,662) 12,566,320 232,385 (511,466)
-3年超
31,490,798 663,991 (1,275,117) 31,255,106 665,734 (1,229,228)
金利関連契約
2
金利スワップ :
-1年未満 145,654,122 537,746 (708,436) 145,520,957 536,233 (695,354)
-1年以上3年以内 179,630,503 1,970,737 (1,799,648) 179,860,939 1,967,782 (1,778,273)
268,617,662 15,140,682 (14,749,734) 268,790,791 15,208,045 (14,732,397)
-3年超
593,902,287 17,649,165 (17,257,818) 594,172,687 17,712,060 (17,206,024)
金利先物 :
-1年未満 7,826,402 54,286 (14,638) 6,350,525 43,453 (14,638)
2,885,608 - (1,233) 2,643,300 - (1,072)
-1年以上3年以内
10,712,010 54,286 (15,871) 8,993,825 43,453 (15,710)
金利オプション :
-1年未満 80,647 11 - 80,647 11 -
-1年以上3年以内 179,416 1,575 (374) 179,415 1,201 -
22,126,744 672,898 (2,362,986) 22,126,743 673,271 (2,363,360)
-3年超
22,386,807 674,484 (2,363,360) 22,386,805 674,483 (2,363,360)
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A36. デリバティブ金融商品(続き)
当行グループ 当行
< ----- 公正価値 ----- > < ----- 公正価値 ----- >
元本額 資産 負債 元本額 資産 負債
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在(続き) リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
トレーディング目的デリバティブ(続き)
エクイティ関連契約
エクイティオプション :
1,695,322 137,271 (329,502) 3,608 201 -
-1年未満
エクイティスワップ :
1,673,376 54,526 (150,192) - - -
-1年未満
コモディティ関連契約
コモディティオプション :
-1年未満 3,111,957 205,298 (205,298) 3,111,957 205,298 (205,298)
2,229,888 234,881 (234,881) 2,229,888 234,881 (234,881)
-1年以上3年以内
5,341,845 440,179 (440,179) 5,341,845 440,179 (440,179)
コモディティスワップ :
-1年未満 70,471 8,287 (7,823) 70,471 8,287 (7,823)
16,879 401 (155) 16,879 401 (155)
-1年以上3年以内
87,350 8,688 (7,978) 87,350 8,688 (7,978)
信用関連契約
クレジット・デフォルト・スワッ
プ
-1年未満 57,489 1,720 (1,702) 57,489 1,720 (1,702)
9,384 94 (67) 9,384 94 (67)
-1年以上3年以内
66,873 1,814 (1,769) 66,873 1,814 (1,769)
ヘッジ目的デリバティブ
外国為替関連契約
1
クロスカレンシー金利スワップ :
-1年未満 2,796,657 32,966 (248,559) 2,796,657 32,966 (248,559)
-1年以上3年以内 4,382,034 49,678 (314,811) 4,382,034 49,678 (314,811)
1,979,419 130,654 (226,329) 1,979,419 130,654 (226,329)
-3年超
9,158,110 213,298 (789,699) 9,158,110 213,298 (789,699)
金利関連契約
2
金利スワップ :
-1年未満 4,493,610 51,996 (3,880) 4,493,610 51,996 (3,880)
-1年以上3年以内 3,931,469 170,162 - 3,931,469 170,162 -
7,235,487 437,034 (182,727) 8,870,487 460,017 (182,727)
-3年超
15,660,566 659,192 (186,607) 17,295,566 682,175 (186,607)
金利先物 :
14,976,057 254,587 (247,995) 14,976,057 254,587 (247,995)
-1年未満
MFRS 第 132 号に基づくネッティング - (2,216,051) 2,216,051 - (2,187,620) 2,187,620
効果
1,298,262,169 24,686,755 (27,874,325) 1,280,636,222 24,293,832 (27,190,450)
合計
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1
当行グループ及び当行がヘッジ目的で保有しているクロスカレンシー金利スワップの契約上の想定元本額のうち、
銀行間取引金利( IBOR )に基づく金額は、 8,298.7 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 7,171.5 百万
マレーシア・リンギット)であり、それ以外はリスク・フリー・レート( RFR )に移行している。
2
当行グループ及び当行がヘッジ目的で保有している金利スワップの契約上の想定元本額のうち、銀行間取引金利に
基づく金額はない( 2022 年 12 月 31 日現在: 806.2 百万マレーシア・リンギット)。
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A37. 金融商品の公正価値測定
評価原則
金融商品全体が分類されるヒエラルキーのレベルは、開示上、ポジションの公正価値測定に重要な最も低いレ
ベルのインプットに基づいている。
(a) レベル1 : 同一の資産及び負債の活発な市場における相場価格(未調整)
相場価格が、取引所から迅速かつ定期的に入手可能であり、独立第三者間で実際にかつ定期的に発生する
相場価格を表す場合、活発な市場で価格を提示されたとみなされる金融商品を意味する。当該金融商品に
は、活発に売買される政府証券、上場デリバティブ及び取引所で売買される現物商品が含まれる。
(b) レベル2 : 重要なインプットがすべて観察可能な市場データである、又は観察可能な市場データに基づく評価
技法
資産又は負債に対し、直接(すなわち、価格)又は間接(すなわち、価格から導かれる)的に観察可能な
レベル1に含まれる相場価格以外のインプットをいう。レベル2の金融商品の例には、店頭(「 OTC 」)デ
リバティブ、社債その他国債、非流動株式、市場における同質又は類似の特性を持つ消費者ローン及び債権
が含まれる。
(c) レベル3 : 重要なインプットが観察可能な市場データに基づかない評価技法
公正価値が重要な観察不能なインプットを使用して測定される商品をいう。この評価技法は、レベル2と
矛盾しないが当行グループ及び当行の独自の前提及びデータを取り込んでいる。レベル3商品の例には、主
に内部与信評価に基づき価格付けされる非流動市場における社債、未公開株投資、貸出金及び債権が含まれ
る。
当行グループ及び当行の、 2023 年6月 30 日現在及び 2022 年 12 月 31 日現在の公正価値で測定される非金融資産、
金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーにおける分類は、以下の表に要約される。
評価技法
市場の 観察可能な 観察不能な
相場価格 インプット インプット
当行グループ (レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で測定する金融資産 :
当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定
5,110 13,005,780 - 13,010,890
するものとして指定された金融資産
マネーマーケット商品 - 823,304 - 823,304
上場証券 5,110 - - 5,110
- 12,182,476 - 12,182,476
非上場証券
11,031,320 22,511,560 899,664 34,442,544
純損益を通じて公正価値で測定する金融投資
マネーマーケット商品 - 19,074,015 - 19,074,015
上場証券 11,031,320 - - 11,031,320
- 3,437,545 899,664 4,337,209
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測
7,505,250 126,346,545 545,857 134,397,652
定する金融投資
マネーマーケット商品 - 67,656,582 - 67,656,582
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上場証券 7,505,250 - - 7,505,250
- 58,689,963 545,857 59,235,820
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測
- - 31,502,622 31,502,622
定する貸出金及びその他の債権
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
当行グループ及び当行の、 2023 年6月 30 日現在及び 2022 年 12 月 31 日現在の公正価値で測定される非金融資産、
金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーにおける分類は、以下の表に要約される。(続き)
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
当行グループ(続き) (レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在(続き) リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で測定する金融資産 :(続き)
- 26,819,141 523,739 27,342,880
デリバティブ資産
外国為替関連契約 - 8,510,759 - 8,510,759
金利関連契約 - 21,463,362 - 21,463,362
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 252,749 523,739 776,488
信用関連契約 - 1,448 - 1,448
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効 - (3,409,177) - (3,409,177)
果
18,541,680 188,683,026 33,471,882 240,696,588
公正価値で測定する金融負債 :
- 8,784,335 - 8,784,335
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
仕組預金 - 192,648 - 192,648
- 8,591,687 - 8,591,687
借入金
- 28,366,070 523,735 28,889,805
デリバティブ負債
外国為替関連契約 - 8,823,115 - 8,823,115
金利関連契約 - 22,608,648 - 22,608,648
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 342,681 523,735 866,416
信用関連契約 - 803 - 803
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効 - (3,409,177) - (3,409,177)
果
- 37,150,405 523,735 37,674,140
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
当行グループ (レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在
修正再表示 リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で測定する金融資産 :
当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定
22,722 12,800,078 - 12,822,800
するものとして指定された金融資産
マネーマーケット商品 - 875,191 - 875,191
上場証券 22,722 - - 22,722
- 11,924,887 - 11,924,887
非上場証券
10,062,412 14,198,574 882,222 25,143,208
純損益を通じて公正価値で測定する金融投資
マネーマーケット商品 - 8,402,673 - 8,402,673
上場証券 10,062,412 - - 10,062,412
- 5,795,901 882,222 6,678,123
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測 7,193,539 113,767,318 406,133 121,366,990
定する金融投資
マネーマーケット商品 - 58,117,521 - 58,117,521
上場証券 7,193,539 - - 7,193,539
- 55,649,797 406,133 56,055,930
非上場証券
純損益を通じて公正価値で測定する貸出
- - 1,668 1,668
金及びその他の債権
その他の包括利益を通じて公正価値で測
- - 30,016,341 30,016,341
定する貸出金及びその他の債権
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
当行グループ及び当行の、 2023 年6月 30 日現在及び 2022 年 12 月 31 日現在の公正価値で測定される非金融資産、
金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーにおける分類は、以下の表に要約される。(続き)
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
当行グループ(続き) (レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在
修正再表示 リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で測定する金融資産 :(続き)
- 24,246,576 440,179 24,686,755
デリバティブ資産
外国為替関連契約 - 6,968,614 - 6,968,614
金利関連契約 - 19,291,714 - 19,291,714
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 200,485 440,179 640,664
信用関連契約 - 1,814 - 1,814
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効 - (2,216,051) - (2,216,051)
果
17,278,673 165,012,546 31,746,543 214,037,762
公正価値で測定する金融負債 :
- 8,317,084 - 8,317,084
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
仕組預金 - 209,827 - 209,827
- 8,107,257 - 8,107,257
借入金
- 27,434,146 440,179 27,874,325
デリバティブ負債
外国為替関連契約 - 9,089,105 - 9,089,105
金利関連契約 - 20,071,651 - 20,071,651
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 487,672 440,179 927,851
信用関連契約 - 1,769 - 1,769
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効 - (2,216,051) - (2,216,051)
果
- 35,751,230 440,179 36,191,409
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
当行 (レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット
公正価値で測定する金融資産 :
547,532 19,319,420 733,325 20,600,277
純損益を通じて公正価値で測定する金融投資
マネーマーケット商品 - 17,300,524 - 17,300,524
上場証券 547,532 - - 547,532
- 2,018,896 733,325 2,752,221
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測
30,298 80,315,188 538,649 80,884,135
定する金融投資
マネーマーケット商品 - 36,046,015 - 36,046,015
上場証券 30,298 - - 30,298
- 44,269,173 538,649 44,807,822
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測
- - 33,090,887 33,090,887
定する貸出金及びその他の債権
- 26,508,263 523,740 27,032,003
デリバティブ資産
外国為替関連契約 - 8,384,343 - 8,384,343
金利関連契約 - 21,512,597 - 21,512,597
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 3,337 523,740 527,077
信用関連契約 - 1,448 - 1,448
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効
- (3,393,462) - (3,393,462)
果
577,830 126,142,871 34,886,601 161,607,302
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
当行グループ及び当行の、 2023 年6月 30 日現在及び 2022 年 12 月 31 日現在の公正価値で測定される非金融資産、
金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーにおける分類は、以下の表に要約される。(続き)
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
(レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
当行(続き)
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
公正価値で測定する金融負債:
- 8,784,335 - 8,784,335
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
仕組預金 - 192,648 - 192,648
- 8,591,687 - 8,591,687
借入金
- 27,681,873 523,736 28,205,609
デリバティブ負債
外国為替関連契約 - 8,518,000 - 8,518,000
金利関連契約 - 22,553,207 - 22,553,207
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 3,325 523,736 527,061
信用関連契約 - 803 - 803
- (3,393,462) - (3,393,462)
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効果
- 36,466,208 523,736 36,989,944
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
(レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
当行
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
公正価値で測定する金融資産 :
514,606 12,747,961 715,908 13,978,475
純損益を通じて公正価値で測定する金融投資
マネーマーケット商品 - 8,182,642 - 8,182,642
上場証券 514,606 - - 514,606
- 4,565,319 715,908 5,281,227
非上場証券
その他の包括利益を通じて公正価値で測
18,029 73,135,323 398,128 73,551,480
定する金融投資
マネーマーケット商品 - 31,361,580 - 31,361,580
上場証券 18,029 - - 18,029
- 41,773,743 398,128 42,171,871
非上場証券
純損益を通じて公正価値で測定する貸出金及
- - 1,668 1,668
びその他の債権
その他の包括利益を通じて公正価値で測定す
- - 26,855,119 26,855,119
る貸出金及びその他の債権
- 23,853,653 440,179 24,293,832
デリバティブ資産
外国為替関連契約 - 6,663,812 - 6,663,812
金利関連契約 - 19,366,758 - 19,366,758
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 8,889 440,179 449,068
信用関連契約 - 1,814 - 1,814
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング効
- (2,187,620) - (2,187,620)
果
532,635 109,736,937 28,411,002 138,680,574
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
当行グループ及び当行の、 2023 年6月 30 日現在及び 2022 年 12 月 31 日現在の公正価値で測定される非金融資産、
金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーにおける分類は、以下の表に要約される。(続き)
評価技法
観察可能な 観察不能な
市場の相場価格 インプット インプット
(レベル1) (レベル2) (レベル3) 合計
当行(続き)
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
公正価値で測定する金融負債 :
- 8,317,084 - 8,317,084
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
仕組預金
- 209,827 - 209,827
- 8,107,257 - 8,107,257
借入金
- 26,750,271 440,179 27,190,450
デリバティブ負債
外国為替関連契約 - 8,908,448 - 8,908,448
金利関連契約 - 20,019,696 - 20,019,696
エクイティ及びコモディティ関連契約 - 7,978 440,179 448,157
信用関連契約 - 1,769 - 1,769
改訂 MFRS 第 132 号に基づくネッティング
- (2,187,620) - (2,187,620)
効果
- 35,067,355 440,179 35,507,534
評価技法
相場価格を参照して決定(レベル1)されない金融資産、非金融資産及び金融負債に使用される評価技法は以
下の通りである。
デリバティブ
当行グループ及び当行のデリバティブ金融商品の公正価値は、割引キャッシュ・フロー分析、オプション・プ
ライシング・モデル及びベンチマーキング・モデルを使用して決定される。
当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定された金融資産、純損益を通じて公正価値で測
定する金融投資及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資
これらの金融資産及び金融投資の公正価値は、外部のデータプロバイダー及び外部のブローカーの提示価格を
参照して決定される。社会経済上の目的で保有される非上場の資本性証券(レベル3に分類)の公正価値は、当
該企業が有する有形資産純額に基づき決定される。
純損益を通じて公正価値で測定する貸出金及びその他の債権、並びにその他の包括利益を通じて公正価値で測定
する貸出金及びその他の債権
これらの公正価値は、信用力が類似した新たな借手に対する類似の貸出に提示される、報告日現在適用可能な
実勢レートで割り引かれた、契約上の分割弁済額の将来予想キャッシュ・フローに基づき見積もられる。
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
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純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定された金融負債の公正価値は、割引キャッシュ・フローを
使用して決定される。
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3の公正価値測定の調整表
損益計算書に
損益計算書に
その他の包括
計上した
計上した
利益に計上し
その他の 購入 /発行 /
2023 年 未実現 た 2023 年
当行グループ 1月1日現在 (損失 )/ 利得 * 利得 /( 損失 )# 未実現利得 取得 売却 決済 為替換算差額 6月 30 日現在
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
純損益を通じて公正価値で測定する金
融投資
非上場証券 882,222 - 17,417 - - - - 25 899,664
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融投資
非上場証券 406,133 (1,327) - 140,930 - - - 121 545,857
純損益を通じて公正価値で測定する貸 1,668 - - - - - (1,614) (54) -
出金及びその他の債権
その他の包括利益を通じて公正価値で 30,016,341 - - 24,787 7,463,276 - (7,286,641) 1,284,859 31,502,622
測定する貸出金及びその他の債権
デリバティブ資産
エクイティ及びコモディティ関連契 440,179 127,650 47,360 - 118,597 (210,047) - - 523,739
約
31,746,543 126,323 64,777 165,717 7,581,873 (210,047) (7,288,255) 1,284,951 33,471,882
レベル3金融資産合計
デリバティブ負債
エクイティ及びコモディティ関連契 (440,179) (130,853) (46,618) - (118,597) 212,512 - - (523,735)
約
(440,179) (130,853) (46,618) - (118,597) 212,512 - - (523,735)
レベル3金融負債合計
31,306,364 (4,530) 18,159 165,717 7,463,276 2,465 (7,288,255) 1,284,951 32,948,147
レベル3金融資産 /( 負債 )純額合計
*
「その他の営業収益」、「金融投資に対する減損損失引当金戻入 /( 繰入 )」及び「イスラム金融業務からの収益」に含まれる。
#
「その他の営業収益」及び「イスラム金融業務からの収益」に含まれる。
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3の公正価値測定の調整表(続き)
その他の包括
損益計算書に 損益計算書に
利益に計上し
計上した 計上した
た
その他の 未実現
購入 /発行 /
2022 年 未実現 2022 年
* #
当行グループ 1月 1日現在 (損失 )/ 利得 利得 /( 損失 ) 利得 /( 損失 ) 取得 売却 決済 為替換算差額 12 月 31 日現在
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
千マレー
2022 年 12 月 31 日現在 シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
修正再表示 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
純損益を通じて公正価値で測定する金
融投資
非上場証券 860,645 - 21,591 - - - - (14) 882,222
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融投資
非上場証券 426,217 (794) - 6,747 - - (26,037) - 406,133
純損益を通じて公正価値で測定する貸 15,491 - - - 1,668 - (16,448) 957 1,668
出金及びその他の債権
その他の包括利益を通じて公正価値で 21,763,013 - - (18,598) 15,373,296 - (8,115,356) 1,013,986 30,016,341
測定する貸出金及びその他の債権
デリバティブ資産
エクイティ及びコモディティ関連 420,650 314,551 (117,855) - 427,949 (605,116) - - 440,179
契約
23,486,016 313,757 (96,264) (11,851) 15,802,913 (605,116) (8,157,841) 1,014,929 31,746,543
レベル3金融資産合計
デリバティブ負債
エクイティ及びコモディティ関連 (420,650) (331,369) 117,830 - (427,949) 621,959 - - (440,179)
契約
(420,650) (331,369) 117,830 - (427,949) 621,959 - - (440,179)
レベル3金融負債合計
23,065,366 (17,612) 21,566 (11,851) 15,374,964 16,843 (8,157,841) 1,014,929 31,306,364
レベル3金融資産 /( 負債 )純額合計
*
「その他の営業収益」、「金融投資に対する減損損失引当金戻入 /( 繰入 )」及び「イスラム金融業務からの収益」に含まれる。
#
「その他の営業収益」及び「イスラム金融業務からの収益」に含まれる
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3の公正価値測定の調整表(続き)
損益計算書に
損益計算書に
計上した
その他の包括
計上した
未実現
利益に計上し
その他の
利得 /( 損
購入 /発行 /
2023 年 た 2023 年
* #
当行 1月1日現在 (損失 )/ 利得 失 ) 未実現利得 取得 売却 決済 為替換算差額 6月 30 日現在
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
純損益を通じて公正価値で測定する
金融投資
非上場証券 715,908 - 17,417 - - - - - 733,325
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融投資
非上場証券 398,128 (409) - 140,930 - - - - 538,649
純損益を通じて公正価値で測定する
貸出金及びその他の債権 1,668 - - - - - (1,614) (54) -
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する貸出金及びその他の債
権 26,855,119 - - 43,116 9,330,900 - (4,415,713) 1,277,465 33,090,887
デリバティブ資産
エクイティ及びコモディティ関連 440,179 127,650 47,360 - 118,597 (210,046) - - 523,740
契約
28,411,002 127,241 64,777 184,046 9,449,497 (210,046) (4,417,327) 1,277,411 34,886,601
レベル3金融資産合計
デリバティブ負債
エクイティ及びコモディティ関連 (440,179) (130,853) (46,618) - (118,597) 212,511 - - (523,736)
契約
(440,179) (130,853) (46,618) - (118,597) 212,511 - - (523,736)
レベル3金融負債合計
27,970,823 (3,612) 18,159 184,046 9,330,900 2,465 (4,417,327) 1,277,411 34,362,865
レベル3金融資産 /( 負債 )純額合計
*
「その他の営業収益」及び「金融投資に対する減損損失引当金戻入 /( 繰入 )」に含まれる。
#
「その他の営業収益」に含まれる。
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A37. 金融商品の公正価値測定(続き)
公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3の公正価値測定の調整表(続き)
その他の包括
損益計算書に 損益計算書に
利益に計上し
計上した 計上した
た
その他の 未実現
購入 /発行 /
2022 年 未実現 2022 年
* #
当行 1月1日現在 (損失 )/ 利得 利得 /( 損失 ) 利得 /( 損失 ) 取得 売却 決済 為替換算差額 12 月 31 日現在
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
2022 年 12 月 31 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
純損益を通じて公正価値で測定する
金融投資
非上場証券 700,280 - 15,628 - - - - - 715,908
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融投資
非上場証券 392,339 (794) - 6,583 - - - - 398,128
純損益を通じて公正価値で測定する
貸出金及びその他の債権 15,491 - - - 1,668 - (16,448) 957 1,668
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する貸出金及びその他の債権 19,301,237 - - (61,596) 14,384,460 - (7,775,924) 1,006,942 26,855,119
デリバティブ資産
エクイティ及びコモディティ関連 420,650 314,551 (117,855) - 427,949 (605,116) - - 440,179
契約
20,829,997 313,757 (102,227) (55,013) 14,814,077 (605,116) (7,792,372) 1,007,899 28,411,002
レベル3金融資産合計
デリバティブ負債
エクイティ及びコモディティ関連 (420,650) (331,369) 117,830 - (427,949) 621,959 - - (440,179)
契約
(420,650) (331,369) 117,830 - (427,949) 621,959 - - (440,179)
レベル3金融負債合計
20,409,347 (17,612) 15,603 (55,013) 14,386,128 16,843 (7,792,372) 1,007,899 27,970,823
レベル3金融資産 /( 負債 )純額合計
*
「その他の営業収益」及び「金融投資に対する減損損失引当金戻入」に含まれる。
#
「その他の営業収益」に含まれる。
当行グループの会計方針では、報告期間末時点で公正価値ヒエラルキーの各レベルへの(各レベルからの)振替を認
識することとしている。
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、当行グループ及び当行ではレベル1及びレベル2間の振替はな
かった。
公正価値で測定されたレベル3金融商品の増減
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間において、当行グループ及び当行ではレベル3への振替もレベル3からの振
替もなかった。
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半期報告書
A38. 関係者との信用取引から生じる信用エクスポージャー
下記に開示する信用エクスポージャーは、マレーシア中央銀行の改訂版ガイドライン-関係者との信用取引及び
エクスポージャーの第 9.1 項の要求に基づくものである。
当行グループ 当行
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
関係者に対する信用エクスポー
ジャー残高
19,721,826 23,296,154 18,072,470 19,572,786
(千マレーシア・リンギット)
信用エクスポージャー合計額にお
ける関係者に対する信用エクス
2.0% 2.5% 3.3% 3.7%
ポージャー残高割合
*
減損 又は債務不履行となっている
関係者に対する信用エクスポー
18.5% 15.7% 20.2% 18.7%
ジャー残高割合
*
減損とは、マレーシア中央銀行の改訂版ガイドライン-関係者との信用取引及びエクスポージャーの第 9.1 項に示
されている不良債権をいう。
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半期報告書
A39. 保険及びタカフル事業に関する未監査損益計算書及び未監査財政状態計算書
2022 年4月 29 日に公表されたマレーシア中央銀行の財務報告方針文書第 11.4(f) 項に従った、保険及びタカフ
ル事業に関する未監査損益計算書及び未監査財政状態計算書の、タカフル事業の生命保険事業、ファミリー・タ
カフル事業、ジェネラル・タカフル事業、一般事業等毎の内訳は以下の通りである。
(a)2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の未監査損益計算書
ファミリー・タカフル ジェネラル・タカフル
生命保険事業 事業 事業 一般事業等 合計
当行グループ
6月 30 日に終
了した6カ 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
月間 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日 6月 30 日
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
受取利息 391,255 301,195 320,791 296,415 92,226 77,121 74,162 68,165 878,434 742,896
(9,924) (14,130) - - - - (29,085) (29,387) (39,009) (43,517)
支払利息
受取利息純額 381,331 287,065 320,791 296,415 92,226 77,121 45,077 38,778 839,425 699,379
保険 /タカフ 60,538 (240,353) (56,818) 113,852 22,255 85,239 54,131 83,818 80,106 42,556
ル事業に係
る損益
その他の営業 273,649 (1,059,171) 225,248 (387,032) 8,088 (15,696) 48,012 32,705 554,997 (1,429,194)
収益 /( 損失 )
営業収益合計 715,518 (1,012,459) 489,221 23,235 122,569 146,664 147,220 155,301 1,474,528 (687,259)
保険 /タカフ
ル事業によ
る金融投資
に係る純損
(549,692) 747,055 (331,968) 28,796 25 16 365 597 (881,270) 776,464
益
純営業収益 165,826 (265,404) 157,253 52,031 122,594 146,680 147,585 155,898 593,258 89,205
(28,831) (36,382) (3,802) (4,500) (9,532) (18,672) (99,403) (77,636) (141,568) (137,190)
一般管理費
減損損失前営
業利益 136,995 (301,786) 153,451 47,531 113,062 128,008 48,182 78,262 451,690 (47,985)
貸出金及びそ
の他の債権
に対する減
損損失引当
金 (繰入 )/ 戻
入、純額 (1,033) 437 266 (259) - - 6,291 (741) 5,524 (563)
金融投資に対
する減損損
失引当金戻
入 /( 繰入 )、
純額 37,884 (115,235) 37 (58) 39 (16) 656 367 38,616 (114,942)
その他の金融
資産に対す
る減損損失
引当金戻入 /
(繰入 )、純
859 (353) 186 (505) 118 153 (8,377) (1,558) (7,214) (2,263)
額
税金及びザ 174,705 (416,937) 153,940 46,709 113,219 128,145 46,752 76,330 488,616 (165,753)
カート前利
益
税金及びザ (44,374) 13,918 (55,130) 95,944 (35,190) (7,253) (14,768) (39,126) (149,462) 63,483
カート
130,331 (403,019) 98,810 142,653 78,029 120,892 31,984 37,204 339,154 (102,270)
当期利益
上記の未監査損益計算書は、 MFRS 第 17 号に従って作成されており、比較数値は修正再表示されている。
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半期報告書
A39. 保険及びタカフル事業に関する未監査損益計算書及び未監査財政状態計算書 ( 続き )
2022 年4月 29 日に公表されたマレーシア中央銀行の財務報告方針文書第 11.4(f) 項に従った、保険及びタカフ
ル事業に関する未監査損益計算書及び未監査財政状態計算書の、タカフル事業の生命保険事業、ファミリー・タ
カフル事業、ジェネラル・タカフル事業、一般事業等毎の内訳は以下の通りである。 ( 続き )
(b)2023 年6月 30 日現在の未監査財政状態計算書
ジェネラル・タカフル
⁂
生命保険事業 ファミリー・タカフル事業 事業 一般事業等 合計
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日 6月 30 日 12 月 31 日
千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー 千マレー
シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・ シア・
当行グループ
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
資産
現金及び短期 668,996 703,777 20,604 61,806 25,225 11,428 109,780 158,637 824,605 935,648
資金
金融機関預け 703,883 871,854 1,328,073 1,174,782 1,561,695 1,224,700 595,635 476,486 4,189,286 3,747,822
金
当初認識時に
純損益を通 6,711,387 6,486,343 6,191,282 6,196,994 13,757 18,895 35,351 35,436 12,951,777 12,737,668
じて公正価
値で測定す
るものとし
て指定した
金融資産
純損益を通じ
て公正価値
で測定する
金融投資 6,376,219 4,956,731 725,443 620,073 114,564 143,632 645,686 499,151 7,861,912 6,219,587
その他の包括
利益を通じ
て公正価値
で測定する
金融投資 9,103,846 9,174,065 6,992,134 6,758,073 2,948,666 3,013,680 1,678,308 1,648,359 20,722,954 20,594,177
償却原価で測 - - - - - 58,189 39,624 58,189 39,624
定する金融
投資 -
貸出金及びそ 21,837 34,572 10,648 11,181 272 422 66,791 57,060 99,548 103,235
の他の債権
デリバティブ 2,370 239,689 - - - - 21 43 2,391 239,732
資産
保険 /再保険
資産及びタ
カフル /再タ
カフル証書
資産 259,433 241,527 310,455 471,227 404,022 321,545 3,587,080 3,527,352 4,560,990 4,561,651
その他の資産 142,337 117,507 104,602 118,814 3,766 56,138 1,039,903 259,353 1,290,608 551,812
投資不動産 814,409 814,075 - - - - 170,319 170,265 984,728 984,340
中央銀行への 3,271 3,084 - - - - - 3,084 3,271 6,168
法定預け金
関連会社に対 - - - - - - - 152 - 152
する持分
有形固定資産 93,439 92,049 183 200 72 82 62,404 63,418 156,098 155,749
使用権資産 14,585 17,442 28 112 - - 12,853 12,363 27,466 29,917
無形資産 59,923 61,251 9,093 7,969 1,618 1,803 84,435 83,887 155,069 154,910
8,826 15,658 (23,834) 22,637 47,314 114,442 56,504 52,426 88,810 205,163
繰延税金資産
24,984,761 23,829,624 15,668,711 15,443,868 5,120,971 4,906,767 8,203,259 7,087,096 53,977,702 51,267,355
資産合計
負債
デリバティブ 145,206 20,821 - - 42,952 21,288 188,158 42,109
負債 - -
保険契約負 20,941,200 20,029,540 12,728,835 11,715,508 3,248,332 2,834,265 5,054,038 4,784,716 41,972,405 39,364,029
債 /タカフル
証書負債
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半期報告書
その他の負 1,163,646 1,128,231 280,435 1,045,220 196,058 440,938 1,090,943 458,509 2,731,082 3,072,898
#
債
税金及びザ 15,403 24,353 26,385 40,813 35,764 50,568 (22,817) (18,888) 54,735 96,846
カート引当
金
繰延税金負債 436,499 313,454 40,307 3,561 (30,737) 14,682 30,727 28,737 476,796 360,434
- - - - - - 312,051 312,051 312,051 312,051
劣後債務
22,701,954 21,516,399 13,075,962 12,805,102 3,449,417 3,340,453 6,507,894 5,586,413 45,735,227 43,248,367
負債合計
子会社の株主
に帰属する
資本
株式資本 1,440,056 1,366,371 100,000 99,999 970,001 970,000 (1,849,192) (1,775,505) 660,865 660,865
その他の剰余 842,751 946,854 2,492,749 2,538,767 701,553 596,314 3,544,557 3,276,188 7,581,610 7,358,123
金
2,282,807 2,313,225 2,592,749 2,638,766 1,671,554 1,566,314 1,695,365 1,500,683 8,242,475 8,018,988
負債及び株主
24,984,761 23,829,624 15,668,711 15,443,868 5,120,971 4,906,767 8,203,259 7,087,096 53,977,702 51,267,355
資本合計
*
当行グループレベルでは連結時に消去される、保険 /タカフル事業体内でのグループ企業間取引が含まれている。
#
その他の負債には、無担保の生命保険ファンド、ジェネラル・ファンド及び投資連動型ファンドのうち、付利の対象とならず、要求払いで払戻し可能な
ものが含まれている。
上記の未監査財政状態計算書は、 MFRS 第 17 号に従って作成されており、比較数値は修正再表示されている。
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半期報告書
A40. イスラム金融業務
A40a.2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の未監査損益計算書
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット
預金者の資金の投資から生じた収益 2,905,226 2,169,179 5,739,586 4,175,229
投資口座の資金の投資から生じた収益 291,220 279,861 564,823 540,580
イスラム金融ファンドの投資から生じた収益 187,245 126,069 371,009 251,798
その他の債権に係る減損損失引当金繰入、純額 (219,930) (82,690) (405,096) (191,473)
金融投資に係る減損損失引当金戻入 /( 繰入 )、純
額 6,152 388 9,131 (1,838)
その他の金融資産に係る減損損失引当金 (繰入 )/
(2) 265 93 1,504
戻入、純額
分配可能収益合計 3,169,911 2,493,072 6,279,546 4,775,800
投資口座からの利益分配 47,172 55,088 81,501 105,580
預金者に分配された利益 (1,527,226) (731,659) (3,011,142) (1,405,658)
(111,509) (80,268) (214,788) (154,106)
投資口座保有者に分配された利益
純収益合計 1,578,348 1,736,233 3,135,117 3,321,616
金融費用 (144,374) (101,872) (279,133) (201,365)
(654,251) (479,498) (1,274,554) (952,030)
一般管理費
税金及びザカート前利益 779,723 1,154,863 1,581,430 2,168,221
税金 (188,322) (330,316) (366,364) (718,031)
(16,210) (6,719) (30,058) (29,388)
ザカート
575,191 817,828 1,185,008 1,420,802
当期利益
従来型の銀行業務との連結及び合併のため、イスラム金融業務からの純収益は、以下の項目から構成されている。
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット
預金者の資金の投資から生じた収益 2,905,226 2,169,179 5,739,586 4,175,229
投資口座の資金の投資から生じた収益 291,220 279,861 564,823 540,580
187,245 126,069 371,009 251,798
イスラム金融ファンドの投資から生じた収益
金融資産に係る減損損失引当金及び一般管理費
前収益合計 3,383,691 2,575,109 6,675,418 4,967,607
投資口座からの利益分配 47,172 55,088 81,501 105,580
預金者に分配された利益 (1,527,226) (731,659) (3,011,142) (1,405,658)
(111,509) (80,268) (214,788) (154,106)
投資口座保有者に分配された利益
1,792,128 1,818,270 3,530,989 3,513,423
金融費用 (144,374) (101,872) (279,133) (201,365)
グループ企業間収益及び費用、純額 250,255 104,168 471,378 229,435
(47,117) (55,062) (81,183) (105,525)
当行が調達した投資口座からの利益分配
当行グループの損益計算書に計上されたイスラ
1,850,892 1,765,504 3,642,051 3,435,968
ム金融業務からの収益
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半期報告書
A41. イスラム金融業務 ( 続き )
A40b.2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の未監査包括利益計算書
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット リンギット リンギット
575,191 817,828 1,185,008 1,420,802
当期利益
その他の包括利益 /( 損失 ):
純損益にその後に振り替えられる可能性のある
項目 :
外国為替換算に係る正味損失 (1,996) (101) (3,213) (234)
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
124,363 (223,472) 268,918 (335,924)
金融投資に係る正味利得 /( 損失 )
-公正価値の変動からの正味利得 /( 損失 )
172,832 (327,418) 358,204 (490,982)
-予想信用損失の変動 (6,989) (4,102) (3,317) 1,480
-税効果 (41,480) 108,048 (85,969) 153,578
122,367 (223,573) 265,705 (336,158)
当期のその他の包括利益 /( 損失 )、税引後
122,367 (223,573) 265,705 (336,158)
当期の包括利益合計 697,558 594,255 1,450,713 1,084,644
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半期報告書
A40. イスラム金融業務 ( 続き )
A40c.2023 年6月 30 日現在の未監査財政状態計算書
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ 注記 リンギット リンギット
資産
現金及び短期資金 5,848,516 15,094,889
金融機関預け金 4,594,599 5,329,880
売戻条件付買入金融資産 2,204,309 2,121,695
純損益を通じて公正価値で測定する金融投資 963,089 309,504
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融投資 14,462,074 15,645,983
償却原価で測定する金融投資 24,352,330 27,461,699
その他の債権 A40e 214,437,083 214,379,623
デリバティブ資産 458,201 263,763
その他の資産 5,568,419 5,971,596
中央銀行への法定預け金 3,579,163 3,505,736
有形固定資産 277 341
使用権資産 5,840 7,279
209,832 288,433
繰延税金資産
276,683,732 290,380,421
資産合計
負債
顧客の資金:
-顧客預金 A40f 195,437,325 209,783,463
1
-顧客の投資口座 A40g 27,562,144 25,637,702
金融機関預り金 22,365,768 23,593,505
買戻条件付売渡金融資産に関する債務 921,584 461,081
支払手形及び銀行引受手形 14,799 32,569
デリバティブ負債 434,072 384,674
その他の負債 993,365 3,218,678
税金及びザカート引当金 62,595 150,781
期限付資金調達 A40h 10,914,667 9,421,202
劣後スクーク A40i 2,021,532 2,021,893
1,002,217 1,002,347
資本性証券 A40j
261,730,068 275,707,895
負債合計
イスラム金融資本ファンド
イスラム金融ファンド 11,681,910 11,034,955
利益剰余金 2,501,918 2,901,255
769,836 736,316
その他の準備金
14,953,664 14,672,526
276,683,732 290,380,421
負債及びイスラム金融資本ファンド合計
36,178,101 30,552,966
当行グループが運用する制限付投資口座 A40g
312,861,833 320,933,387
当行グループが保有し運用するイスラム金融資産合計
85,828,700 80,496,780
コミットメント及び偶発事象
1
顧客の投資口座は、注記 A40e に開示されているその他の債権の資金調達に利用されている。
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半期報告書
A40. イスラム金融業務(続き)
A40d. 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の未監査イスラム金融資本ファンド変動計算書
< ------------------------- 分配不能部分 -----------
---------------- >
持株会社か
FVTOCI 評価差
らの
額
イスラム金融 外国為替換算 分配可能な
1
当行グループ ファンド 規制準備金 準備金 準備金 資本拠出金 利益剰余金 合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
千マレーシア・ ア・ ア・ ア・ ア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年1月 1日現在 11,034,955 904,654 (169,847) (188) 1,697 2,901,255 14,672,526
当期利益 - - - - - 1,185,008 1,185,008
その他の包括利益 /( 損失 ) - - 268,918 (3,213) - - 265,705
外国為替換算に係る正味損失 - - - (3,213) - - (3,213)
その他の包括利益を通じて公正
価値で測定する金融投資に係
- - 268,918 - - - 268,918
る正味利得
- - 268,918 (3,213) - 1,185,008 1,450,713
当期の包括利益 /( 損失 )合計
普通株式の発行 646,955 - - - - - 646,955
従来型銀行業務への振替 - - - - - (199,141) (199,141)
規制準備金からの振替 - (232,185) - - - 232,185 -
- - - - - (1,617,389) (1,617,389)
支払配当金
11,681,910 672,469 99,071 (3,401) 1,697 2,501,918 14,953,664
2023 年6月 30 日現在
1
この持株会社からの資本拠出準備金は、関連する子会社と持株会社間のグループ企業間債権債務残高の免除に関連するものである。
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半期報告書
A40. イスラム金融業務(続き)
A40d. 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間の未監査イスラム金融資本ファンド変動計算書(続き)
< ------------------------- 分配不能部分 ----------
----------------- >
持株会社か
FVTOCI 評価差
外国為替換
らの
額
イスラム金融 算 分配可能な
1
当行グループ ファンド 規制準備金 準備金 準備金 資本拠出金 利益剰余金 合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
千マレーシア・ ア・ ア・ ア・ ア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年1月 1日現在 10,327,374 121,014 77,254 (48) 1,697 3,488,469 14,015,760
当期利益 - - - - - 1,420,802 1,420,802
その他の包括損失 - - (335,924) (234) - - (336,158)
外国為替換算に係る正味損失 - - - (234) - - (234)
その他の包括利益を通じて公正
価値で測定する金融投資に係る
- - (335,924) - - - (335,924)
正味損失
- - (335,924) (234) - 1,420,802 1,084,644
当期の包括 (損失 )/ 利益合計
規制準備金への振替 - 483,630 - - - (483,630) -
- - - - - (1,425,964) (1,425,964)
支払配当金
10,327,374 604,644 (258,670) (282) 1,697 2,999,677 13,674,440
2022 年6月 30 日現在
1
この持株会社からの資本拠出準備金は、関連する子会社と持株会社間のグループ企業間債権債務残高の免除に関連するものである。
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権
2023 年 2022 年
当行グループ 6月 30 日終了 12 月 31 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット
*
その他の債権 :
(A) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する融資及び貸付金 1,154,617 3,141,460
274,621,187 280,573,323
(B) 償却原価で測定する顧客向融資及び貸付金
275,775,804 283,714,783
(58,282,617) (66,345,579)
前受収益
その他の債権総額 217,493,187 217,369,204
その他の債権に対する減損引当金
(393,270) (442,735)
- ステージ1: 12 カ月 ECL
(1,455,427) (1,309,534)
- ステージ2:全期間 ECL (信用減損なし)
(1,207,407) (1,237,312)
- ステージ3:全期間 ECL (信用減損あり)
214,437,083 214,379,623
その他の債権純額
*
2023 年6月 30 日現在、 RPSIA で調達したその他の債権 28,660.6 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日
現在: 25,882.8 百万マレーシア・リンギット)は、 IBS 業務の中でオフバランスとなっている。
2023 年6月 30 日現在の顧客の投資口座(「 IA 」)による資金調達の総エクスポージャーは、 27,562.1 百万マ
レーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 25,637.7 百万マレーシア・リンギット)であった。
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権(続き)
アル・イジャラ
サンマ・アル・
その他の債権
1 2 3
当行グループ バイ ムラバハ ムシャラカ バイ (AITAB) イジャラ その他 合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
千マレーシア・ 千マレーシア・ ア・ 千マレーシア・ ア・ ア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
キャッシングローン - 6,802,528 - - - - 6,802,528
ターム・ファイナンス
91,110,068 103,859,603
- 住宅ローン 11,274,561 1,474,374 - - 600
4,215,142 4,215,142
- シンジケートローン - - - - -
13,896,625 58,161,884
- 分割払債権 - - 44,265,259 - -
2,014,721
- リース債権 - - - - 2,014,721 -
77,551,332 83,218,946
- その他のターム・
ファイナンス 5,203,943 440,226 - - 23,445
貨物貸渡 - 208,663 - - - - 208,663
引受為替手形求償権 - 6,846,289 - - - - 6,846,289
従業員向貸出 255,985 2,634,906 5,955 137,999 - 28,991 3,063,836
クレジットカード債権 - - - - - 1,916,147 1,916,147
リボルビングクレジット - 5,419,997 - - - - 5,419,997
株式信用取引 - 43,396 - - - - 43,396
その他の貸出:
2,798 265 35 3,098
- 当行の取締役向貸出 - - -
1,455 77 22 1,554
- 子会社の取締役向貸
- - -
出
16,734,489 208,733,199 1,920,555 44,403,600 2,014,721 1,969,240 275,775,804
(58,282,617)
前受収益
217,493,187
4
その他の債権総額
その他の債権に対する減
損引当金 :
(393,270)
- ステージ1- 12 カ月
ECL
- ステージ2-全期間 ECL
(信用減損なし) (1,455,427)
- ステージ3-全期間 ECL
(1,207,407)
(信用減損あり)
214,437,083
その他の債権純額
1
バイは、バイ・ビタマー・アジル、バイ・アル・イナー及びバイ・アル・ダインから構成されている。
2
当行グループが当該資産の所有者であり、資産の所有権はイジャラの終了時に売却を通じて顧客に移転される。
3
当行グループが当該資産の所有者であり、資産の所有権はイジャラの終了時に顧客が購入オプションを行使する場合に顧客に移転される。
4
その他の債権 には、 IA の原資産が含まれている。
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権(続き)
アル・イジャラ
サンマ・アル・
その他の債権
1 2 3
当行グループ バイ ムラバハ ムシャラカ バイ (AITAB) イジャラ その他 合計
千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
千マレーシア・ 千マレーシア・ ア・ 千マレーシア・ ア・ ア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在 リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
キャッシングローン - 6,837,168 - - - - 6,837,168
ターム・ファイナンス
87,570,087 100,874,744
- 住宅ローン 11,752,044 1,552,014 - - 599
7,229,950 7,229,950
- シンジケートローン - - - - -
13,349,586 54,805,043
- 分割払債権 - - 41,455,457 - -
1,735,870
- リース債権 - - - - 1,735,870 -
87,128,112 94,270,084
- その他のターム・
ファイナンス 6,507,592 483,889 - - 150,491
貨物貸渡 - 175,810 - - - - 175,810
引受為替手形求償権 - 6,024,358 - - - - 6,024,358
従業員向貸出 282,744 2,548,232 6,488 137,263 - 43,715 3,018,442
クレジットカード債権 - - - - - 1,779,342 1,779,342
リボルビングクレジット - 6,909,108 - - - - 6,909,108
株式信用取引 - 49,724 - - - - 49,724
その他の貸出:
3,293 38 3,331
- 当行の取締役向貸出 - - - -
1,638 137 34 1,809
- 子会社の取締役向貸
- - -
出
18,542,380 217,827,066 2,042,391 41,592,857 1,735,870 1,974,219 283,714,783
(66,345,579)
前受収益
217,369,204
4
その他の債権総額
その他の債権に対する減
損引当金 :
(442,735)
- ステージ1- 12 カ月
ECL
- ステージ2-全期間
ECL (信用減損なし) (1,309,534)
- ステージ3-全期間
(1,237,312)
ECL (信用減損あり)
214,379,623
その他の債権純額
1
バイは、バイ・ビタマー・アジル、バイ・アル・イナー及びバイ・アル・ダインから構成されている。
2
当行グループが当該資産の所有者であり、資産の所有権はイジャラの終了時に売却を通じて顧客に移転される。
3
当行グループが当該資産の所有者であり、資産の所有権はイジャラの終了時に顧客が購入オプションを行使する場合に顧客に移転される。
4
その他の債権 には、 IA の原資産が含まれている。
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権(続き)
( ⅰ ) 減損したその他の債権(「減損債権」)の変動は以下の通りである。
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット
1月1日現在
2,061,080 1,492,756
新規減損額
744,232 1,237,425
非減損債権への分類変更
(48,328) (65,139)
回収額
(47,495) (223,830)
(430,624) (380,132)
貸倒償却額
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の減損債権総額
2,278,865 2,061,080
控除:ステージ3‐全期間 ECL - 信用減損あり
(1,207,407) (1,237,312)
1,071,458 823,768
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の正味減損債権
正味減損債権( IA 債権を除く)の比率計算:
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の減損債権総額
2,158,268 2,001,463
控除:ステージ3‐全期間 ECL - 信用減損あり
(1,207,407) (1,237,312)
950,861 764,151
2023 年6月 30 日 /2022 年 12 月 31 日現在の正味減損債権
191,731,502
その他の債権総額
189,931,043
控除:償却原価で測定する減損したその他の債権及び FVOCI で測定する減
(2,996,850)
(3,062,040)
損したその他の債権に対する引当金
188,734,652
186,869,003
その他の債権、純額
0.40%
0.51%
その他の債権、純額に対する正味減損債権の割合
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権(続き)
( ⅱ ) その他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
当行グループ
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 7,269 - - 7,269
新たに組成又は購入した金融資産 724 - - 724
認識が中止された金融資産 (2,069) - - (2,069)
モデル /リスク・パラメーターの変動 (7) - - (7)
19 - - 19
為替換算差額
5,936 - - 5,936
2023 年6月 30 日現在
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
当行グループ
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 2,302 - - 2,302
引当金の再測定純額 2,885 - - 2,885
新たに組成又は購入した金融資産 2,550 - - 2,550
認識が中止された金融資産 (494) - - (494)
26 - - 26
為替換算差額
2022 年 12 月 31 日現在
7,269 - - 7,269
償却原価で測定
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
当行グループ
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2023 年6月 30 日現在
2023 年1月1日現在 442,735 1,309,534 1,237,312 2,989,581
ステージ1への移動 95,752 (92,152) (3,600) -
ステージ2への移動 (19,767) 33,968 (14,201) -
ステージ3への移動 (4,030) (59,379) 63,409 -
引当金の再測定純額 (84,002) 295,559 338,687 550,244
新たに組成又は購入した金融資産 75,550 26,786 - 102,336
認識が中止された金融資産 (56,272) (33,602) (16,006) (105,880)
モデル /リスク・パラメーターの変動 (57,228) (25,447) 1,659 (81,016)
貸倒償却額 - - (430,624) (430,624)
532 160 30,771 31,463
為替換算差額
393,270 1,455,427 1,207,407 3,056,104
2023 年6月 30 日現在
159/198
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40e. その他の債権(続き)
( ⅱ ) その他の債権に対する減損損失引当金の変動は以下の通りである。(続き)
償却原価で測定(続き)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
全期間 ECL 全期間 ECL
12 カ月 ECL 信用減損なし 信用減損あり 合計
当行グループ
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
2022 年 12 月 31 日現在
2022 年1月1日現在 556,209 1,678,410 709,435 2,944,054
ステージ1への移動 167,116 (162,063) (5,053) -
ステージ2への移動 (32,756) 47,143 (14,387) -
ステージ3への移動 (8,797) (250,227) 259,024 -
引当金の再測定純額 (342,559) 1,080 684,326 342,847
新たに組成又は購入した金融資産 140,955 64,426 - 205,381
認識が中止された金融資産 (56,107) (69,495) (22,596) (148,198)
モデル /リスク・パラメーターの変動 (1,738) (210) (9,655) (11,603)
貸倒償却額 - - (380,132) (380,132)
20,412 470 16,350 37,232
為替換算差額
442,735 1,309,534 1,237,312 2,989,581
2022 年 12 月 31 日現在
A40f. 顧客預金
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット
貯蓄預金
ムラバハ 27,833,225 27,711,469
1,125,892 601,896
カルド
28,959,117 28,313,365
要求払預金
ムラバハ 28,958,643 37,422,903
3,780,425 1,381,375
カルド
32,739,068 38,804,278
定期預金
ムラバハ 132,577,554 142,073,732
1,161,586 592,088
カルド
133,739,140 142,665,820
195,437,325 209,783,463
顧客預金合計
160/198
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A40g. 投資口座
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット
顧客の投資口座
1
27,562,144 25,637,702
- 制限のない投資口座
2
36,178,101 30,552,966
当行グループが運用する制限付投資口座
当行グループの財政状態計算書に計上された、制限のない投資口座(グループ企業間残高控除後)の残高は、 2023 年6月 30 日
現在、 26,691.9 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 24,501.0 百万マレーシア・リンギット)であった。
( ⅰ ) 投資口座の顧客種類別構成は以下の通りである。
当行グループが運用
1 2
当行グループ 制限のない投資口座 する制限付投資口座
千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット
事業会社 15,182,869 -
個人 10,440,988 -
政府及び特殊法人 299,027 -
認可銀行 - 35,709,575
その他 1,639,260 468,526
27,562,144 36,178,101
2022 年 12 月 31 日現在
事業会社 13,389,602 -
個人 10,342,032 -
政府及び特殊法人 246,938 -
認可銀行 - 30,123,166
その他 1,659,130 429,800
25,637,702 30,552,966
( ⅱ ) 投資口座の満期構成は以下の通りである。
当行グループが運用
1 2
当行グループ 制限のない投資口座 する制限付投資口座
千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット
- 満期の定めなし 23,519,850 -
- 満期の定めあり
6カ月以内 3,303,646 10,034,076
6カ月超1年以内 720,827 131,119
1年超3年以内 13,689 4,137,878
4,132 21,875,028
3年超5年以内
4,042,294 36,178,101
27,562,144 36,178,101
顧客の投資口座合計
161/198
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162/198
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A40g. 投資口座(続き)
( ⅱ ) 投資口座の満期構成は以下の通りである。(続き)
当行グループが運用
1 2
当行グループ 制限のない投資口座 する制限付投資口座
千マレーシア・ 千マレーシア・
2022 年 12 月 31 日現在 リンギット リンギット
- 満期の定めなし 21,160,119 -
- 満期の定めあり
6カ月以内 3,055,394 10,280,098
6カ月超1年以内 1,403,496 30,109
1年超3年以内 13,924 3,995,512
4,769 16,247,247
3年超5年以内
4,477,583 30,552,966
25,637,702 30,552,966
顧客の投資口座合計
( ⅲ ) 投資資産の配分は以下の通りである。
当行グループが運用
1 2
当行グループ 制限のない投資口座 する制限付投資口座
千マレーシア・ 千マレーシア・
2023 年6月 30 日現在 リンギット リンギット
リテール貸出金 26,562,144 -
非リテール貸出金 1,000,000 28,729,155
- 7,448,946
企業スクーク
27,562,144 36,178,101
2022 年 12 月 31 日現在
リテール貸出金 23,987,702 -
非リテール貸出金 1,650,000 25,955,010
- 4,597,956
企業スクーク
25,637,702 30,552,966
( ⅳ ) 利益分配率及び利回りは以下の通りである。
投資口座保有者(「 IAH 」)
平均利益分配率 平均利回り
当行グループ (%) (%)
2023 年6月 30 日現在
顧客の投資口座
1
38.76 1.59
- 制限のない投資口座
2
77.22 4.16
当行グループが運用する制限付投資口座
2022 年 12 月 31 日現在
顧客の投資口座
1
32.04 2.58
- 制限のない投資口座
2
76.29 4.60
当行グループが運用する制限付投資口座
163/198
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40g. 投資口座(続き)
1
マルチ・アセット投資口座( MAIA )商品への投資資金総額は 118.4 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現
在: 122.7 百万マレーシア・リンギット)であり、そのうち 3.0 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在:
59.6 百万マレーシア・リンギット)は当行グループが運用し貸借対照表上に計上した資金である。残りの資金は、投
資運用業務の一環として当行の子会社が運用する有価証券に投資されており、 2023 年6月 30 日現在の純資産価値の
115.4 百万マレーシア・リンギット( 2022 年 12 月 31 日現在: 63.1 百万マレーシア・リンギット)はオフバランスシー
ト扱いとなっている。
2
当行グループが運用する制限付投資口座には、 MIB と当行及び MIB と第三者との間の取決めが含まれており、ここでは
MIB が運用代理人として、それぞれ 35,709.6 百万マレーシア・リンギット及び 468.5 百万マレーシア・リンギット
( 2022 年 12 月 31 日現在: 30,123.2 百万マレーシア・リンギット及び 429.8 百万マレーシア・リンギット)の制限付投
資口座の運用と管理を行っている。 MIB が運用する制限付投資口座は、制限付投資口座で調達した原金融資産に対し
て求められる減損損失引当金控除後の金額で開示されている。
A40h. 期限付資金調達
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット
無担保期限付資金調達
(ⅰ ) コマーシャル・ペーパー
- 1年未満 7,892,300 6,413,953
(ⅱ ) ミディアム・ターム・ノート
- 1年超 2,003,559 2,003,796
(ⅲ ) 期限付資金調達
- 1年超(注記( a)) 1,018,808 1,003,453
10,914,667 9,421,202
期限付資金調達合計
注記 (a) : 期限付資金調達は、 COVID-19 のパンデミックに対応するための政府支援策の一環として、期間6年で 2026 年6月 17
日を返済期限とした、市中金利よりも低率の中小企業向け融資に充てるために、政府融資制度に基づいて当行グ
ループが受領した金額に関連するものである。この政府制度による資金調達は、中小企業向けの優遇利率での貸出
と、 COVID-19 関連の救済措置を目的としたものである。
A40i. 劣後スクーク
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ
リンギット リンギット
償還期限 2029 年の 1.0 十億マレーシア・リンギットのイスラム劣後
スクーク・ムラバハ 1,010,726 1,010,849
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償還期限 2031 年の 1.0 十億マレーシア・リンギットのイスラム劣後
1,010,806 1,011,044
スクーク・ムラバハ
2,021,532 2,021,893
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A40. イスラム金融業務(続き)
A40j. 資本性証券
2023 年 2022 年
6月 30 日 12 月 31 日
千マレーシア・ 千マレーシア・
当行グループ リンギット リンギット
発行額 1.0 十億マレーシア・リンギット、利益率が 4.76%
1,002,217 1,002,347
のその他 Tier 1スクーク・ワカラ
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A41. MFRS 第 17 号「保険契約」 の適用から生じた財務上の影響
( ⅰ ) MFRS 第 17 号の適用による当行グループの損益計算書への財務上の影響は以下のとおりである。
損益計算書
MFRS 第 17 号
当行グループ 2022 年6月 30 日 適用の影響 2022 年6月 30 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット
修正再表示
受取利息 9,510,560 (4,425) 9,506,135
(2,663,608) (4,817) (2,668,425)
支払利息
受取利息純額 6,846,952 (9,242) 6,837,710
イスラム金融業務からの収益 3,435,968 - 3,435,968
保険 /タカフル事業に係る損益 - 191,896 191,896
正味既経過保険料 4,624,542 (4,624,542) -
1,313,867 3,253 1,317,120
その他の営業収益
営業収益合計 16,221,329 (4,438,635) 11,782,694
保険 /タカフル事業による金融投資に係る純損益 - 776,464 776,464
保険給付金及び支払保険金純額、手数料費用純額、保険関連負債
(2,917,257) 2,917,257 -
の変動、並びに生命保険及びタカフルファンドに係る税金
純営業収益 13,304,072 (744,914) 12,559,158
(6,005,535) 381,520 (5,624,015)
一般管理費
減損損失前営業利益 7,298,537 (363,394) 6,935,143
貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入、純額 (1,280,959) 20 (1,280,939)
金融投資に係る減損損失引当金繰入、純額 (448,464) - (448,464)
(23,888) 116 (23,772)
その他の金融資産に対する減損損失引当金繰入、純額
営業利益 5,545,226 (363,258) 5,181,968
93,016 - 93,016
関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分
税金及びザカート前利益 5,638,242 (363,258) 5,274,984
(1,642,296) 5,679 (1,636,617)
税金及びザカート
3,995,946 (357,579) 3,638,367
当期利益
当期利益の帰属 :
当行株主 3,902,140 (246,908) 3,655,232
93,806 (110,671) (16,865)
非支配持分
3,995,946 (357,579) 3,638,367
一株当たり利益当行株主帰属分
32.72 セン (2.07) セン 30.65 セン
基本的 /希薄化後
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A41. MFRS 第 17 号「保険契約」 の適用から生じた財務上の影響(続き)
( ⅰ ) MFRS 第 17 号の適用による当行グループの損益計算書への財務上の影響は以下のとおりである。(続
き)
MFRS 第 17 号
当行グループ(続き) 2022 年6月 30 日 適用の影響 2022 年6月 30 日
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット
修正再表示
3,995,946 (357,579) 3,638,367
当期利益
その他の包括損失 :
純損益にその後に振り替えられることのない項目:
確定給付制度の年金数理損失 (1,953) - (1,953)
税効果 (626) - (626)
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の
(4,111) - (4,111)
公正価値の変動に係る正味損失
(6,690) - (6,690)
純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
(2,818,453) (30,898) (2,849,351)
負債性金融商品に係る正味損失
-公正価値の変動からの正味損失 (4,159,257) (30,898) (4,190,155)
-予想信用損失の変動 135,157 - 135,157
1,205,647 - 1,205,647
-税効果
外国為替換算に係る正味利得 703,895 (2,387) 701,508
公正価値ヘッジに係るヘッジ費用 2,742 - 2,742
資本準備金に係る正味利得 727 - 727
関連会社準備金の変動に係る持分 (189,944) - (189,944)
- (6,884) (6,884)
保険事業による金融投資に係る純損益
(2,301,033) (40,169) (2,341,202)
(2,307,723) (40,169) (2,347,892)
税引後当期のその他の包括損失
1,688,223 (397,748) 1,290,475
当期の包括利益 /( 損失 )合計
当期のその他の包括損失の帰属:
当行株主 (2,239,249) (27,736) (2,266,985)
(68,474) (12,433) (80,907)
非支配持分
(2,307,723) (40,169) (2,347,892)
当期の包括利益 /( 損失 )合計の帰属:
当行株主 1,662,891 (274,644) 1,388,247
25,332 (123,104) (97,772)
非支配持分
1,688,223 (397,748) 1,290,475
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A41. MFRS 第 17 号「保険契約」 の適用から生じた財務上の影響(続き)
( ⅱ ) MFRS 第 17 号の適用による当行グループの財政状態計算書への財務上の影響は以下のとおりである。
財政状態計算書
2021 年 MFRS 第 17 号 2022 年 2022 年 MFRS 第 17 号 2022 年
12 月 31 日現在 適用の影響 1月1日現在 12 月 31 日現在 適用の影響 12 月 31 日現在
当行グループ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示 修正再表示
資産
現金及び短期資金 41,483,926 - 41,483,926 37,573,869 - 37,573,869
金融機関預け金 16,037,048 - 16,037,048 16,095,978 - 16,095,978
売戻条件付買入金融資 13,491,753 - 13,491,753 14,968,762 - 14,968,762
産
当初認識時に純損益を
通じて公正価値で測定
するものとして指定さ
れた金融資産 13,181,866 - 13,181,866 12,822,800 - 12,822,800
純損益を通じて公正価 27,775,493 (1,402,813) 26,372,680 25,804,000 (660,792) 25,143,208
値で測定する金融投資
その他の包括利益を通 122,393,954 1,402,813 123,796,767 120,706,198 660,792 121,366,990
じて公正価値で測定す
る金融投資
償却原価で測定する金 60,532,190 - 60,532,190 71,756,942 - 71,756,942
融投資
金融機関向貸出金及び 1,048,566 - 1,048,566 1,361,712 - 1,361,712
その他の債権
顧客向貸出金及びその 540,839,323 (255,787) 540,583,536 574,025,785 (260,123) 573,765,662
他の債権
デリバティブ資産 12,757,475 - 12,757,475 24,686,755 - 24,686,755
保険 /再保険契約資産及 - 5,193,968 5,193,968 - 4,561,651 4,561,651
びタカフル /再タカフ
ル証書資産
再保険資産 /再タカフル 7,515,864 (7,515,864) - 7,041,010 (7,041,010) -
資産及びその他の保険
債権
その他の資産 8,644,931 (5,897) 8,639,034 11,466,678 (8,527) 11,458,151
投資不動産 975,048 - 975,048 988,895 - 988,895
中央銀行への法定預け 7,514,129 - 7,514,129 13,777,324 - 13,777,324
金
関連会社及びジョイン 2,491,435 - 2,491,435 2,207,244 - 2,207,244
ト・ベンチャーに対す
る持分
有形固定資産 2,129,989 - 2,129,989 2,142,065 - 2,142,065
使用権資産 1,170,564 - 1,170,564 1,176,776 - 1,176,776
無形資産 6,683,461 - 6,683,461 6,747,125 - 6,747,125
1,505,378 (97,561) 1,407,817 2,462,917 (88,484) 2,374,433
繰延税金資産
888,172,393 (2,681,141) 885,491,252 947,812,835 (2,836,493) 944,976,342
資産合計
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A41. MFRS 第 17 号「保険契約」 の適用から生じた財務上の影響(続き)
( ⅱ ) MFRS 第 17 号の適用による当行グループの財政状態計算書への財務上の影響は以下のとおりである。
(続き)
財政状態計算書(続き)
202 1年 MFRS 第 17 号 202 2年 2022年 MFRS 第 17 号 2022 年
12 月3 1日現在 適用の影響 1月1日現在 12月31日現在 適用の影響 12 月 31 日現在
当行グループ(続き) 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ 千マレーシ
ア・ ア・ ア・ ア・ ア・ ア・
リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット リンギット
修正再表示 修正再表示
負債
顧客の資金:
-顧客預金 588,967,633 - 588,967,633 614,895,094 - 614,895,094
1
28,720,799 - 28,720,799 24,500,981 - 24,500,981
-顧客の投資口座
金融機関預り金 36,583,073 - 36,583,073 51,893,780 - 51,893,780
買戻条件付売渡金融資 7,873,717 - 7,873,717 15,585,836 - 15,585,836
産 に関する債務
デリバティブ負債 12,638,175 - 12,638,175 27,874,325 - 27,874,325
純損益を通じて公正価 10,696,966 - 10,696,966 8,317,084 - 8,317,084
値で測定する金融負
債
支払手形及び銀行引受 1,077,986 - 1,077,986 1,810,954 - 1,810,954
手形
保険契約負債 /タカフ - 39,086,027 39,086,027 - 39,364,029 39,364,029
ル証書負債
保険契約負債 /タカフ 42,093,615 (42,093,615) - 41,914,750 (41,914,750) -
ル契約負債及びその
他の保険債務
その他の負債 21,502,096 (235,215) 21,266,881 26,527,065 (534,464) 25,992,601
税金及びザカート引当 311,385 - 311,385 372,176 - 372,176
金
繰延税金負債 539,066 54,313 593,379 400,437 35,231 435,668
借入金 35,548,352 - 35,548,352 31,736,007 - 31,736,007
劣後債務 10,239,277 - 10,239,277 10,238,389 - 10,238,389
2,827,832 - 2,827,832 2,828,817 - 2,828,817
資本性証券
799,619,972 (3,188,490) 796,431,482 858,895,695 (3,049,954) 855,845,741
負債合計
当行株主に帰属する資
本
株式資本 53,156,473 - 53,156,473 54,619,344 - 54,619,344
信託保有株式 (1,274) - (1,274) (198) - (198)
利益剰余金 29,629,726 389,526 30,019,252 29,705,461 202,715 29,908,176
準備金 3,026,497 (39,201) 2,987,296 1,632,427 (55,320) 1,577,107
85,811,422 350,325 86,161,747 85,957,034 147,395 86,104,429
非支配持分 2,740,999 157,024 2,898,023 2,960,106 66,066 3,026,172
88,552,421 507,349 89,059,770 88,917,140 213,461 89,130,601
負債及び株主資本合計
888,172,393 (2,681,141) 885,491,252 947,812,835 (2,836,493) 944,976,342
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パート B: ブルサ・マレーシア証券取引所の上場要件に係る付属書類9 B に関する注記
B1. 業績評価
( ⅰ ) 前年同期と比較した当期の業績
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の当行グループの株主に帰属する税金及びザカート控除後
利益は 4,604.0 百万マレーシア・リンギットとなり、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 948.7 百万マ
レーシア・リンギット、率にして 26.0 %増加した。
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の当行グループの受取利息純額及びイスラム金融業務から
の収益は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 195.7 百万マレーシア・リンギット、率にして 1.9 %減
少し、 10,078.0 百万マレーシア・リンギットとなった。
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の当行グループの保険 / タカフル事業に係る純損益は、
2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 20.2 百万マレーシア・リンギット、率にして 10.5 %増加し、
212.1 百万マレーシア・リンギットとなった。
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の当行グループのその他の営業収益は、 2022 年6月 30 日に
終了した前年同期の 1,317.1 百万マレーシア・リンギットから 2,908.1 百万マレーシア・リンギット、率にし
て 220.8 %増加し、 4,225.2 百万マレーシア・リンギットとなった。この増加は主に、 2022 年6月 30 日に終了
した6カ月間の会計期間には未実現時価評価損を 781.3 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間にはデリバティブの再評価に係る未実現時価評価損が
1,413.1 百万マレーシア・リンギット減少し、当初認識時に FVTPL に指定された金融資産に係る未実現時価評
価益を 449.0 百万マレーシア・リンギット経常したこと、 2022 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間に
は外国為替換算損を純額で 56.5 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した
6カ月間の会計期間には外国為替換算益を純額で 955.8 百万マレーシア・リンギット計上したこと、 2023 年
6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間には FVTPL 金融投資の再評価に係る未実現時価評価益を 49.5 百万マ
レーシア・リンギット計上したのに対し、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期には未実現時価評価損を
854.7 百万マレーシア・リンギット計上したことに加え、 2022 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間に
は純投資損失を 202.7 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間
の会計期間には純投資収益を 163.1 百万マレーシア・リンギット計上したことによる。一方で、この増加
は、 FVTPL 金融負債の再評価に係る未実現時価評価益が 1,648.5 百万マレーシア・リンギット減少したこと、
デリバティブに係る実現利得が 324.8 百万マレーシア・リンギット減少したことのほか、手数料収益が 46.3
百万マレーシア・リンギット減少したことにより相殺されている。
2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間の当行グループの一般管理費は、 2022 年6月 30 日に終了し
た前年同期に比べ 848.6 百万マレーシア・リンギット、率にして 15.1 %増加し、 6,472.6 百万マレーシア・リ
ンギットとなった。この一般管理費の増加は、主に人件費が 507.2 百万マレーシア・リンギット増加したこ
と、管理費及び一般経費が 159.1 百万マレーシア・リンギット増加したこと、設備費が 121.7 百万マレーシ
ア・リンギット増加したことに加え、マーケティング費用が 60.6 百万マレーシア・リンギット増加したこと
による。
当行グループの貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額は、 2022 年6月 30 日に終了した前
年同期に比べ、純額で 359.2 百万マレーシア・リンギット、率にして 28.0 %減少し、 921.7 百万マレーシア・
リンギットとなった。
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当行グループは、 2022 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期間に金融投資に対する減損損失引当金繰入
を純額で 448.5 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計
期 間には純額で 78.7 百万マレーシア・リンギットの戻入を計上している。
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B1. 業績評価(続き)
( ⅰ ) 前年同期と比較した当期の業績(続き)
2022 年6月 30 日に終了した6カ月間の前年同期と比較した、 2023 年6月 30 日に終了した6カ月間の会計期
間の当行グループの税金及びザカート前利益に関する当行グループの事業セグメント別の内容は以下の通り
である。
グループ・地域金融サービス(「グループ CFS 」)
2023 年6月 30 日に終了した会計期間のグループ CFS の税金及びザカート前利益は、 2022 年6月 30 日に終了
した前年同期の 3,543.1 百万マレーシア・リンギットから 802.9 百万マレーシア・リンギット、率にして
22.7 %減少し、 2,740.2 百万マレーシア・リンギットとなった。この減少は、主に一般管理費が 764.8 百万マ
レーシア・リンギット増加したこと、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額が純額で
584.0 百万マレーシア・リンギット増加したこと、並びにその他の営業収益が 5.2 百万マレーシア・リンギッ
ト減少したことによる。ただし、この減少は、受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 550.8
百万マレーシア・リンギット増加したことにより軽減されている。
グループ・グローバル・バンキング
a) グループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・マーケッツ部門
2023 年6月 30 日に終了した会計期間のグループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・
マーケッツ部門の税金及びザカート前利益は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期の 1,936.8 百万マ
レーシア・リンギットから 775.6 百万マレーシア・リンギット、率にして 40.0 %増加し、 2,712.4 百万マ
レーシア・リンギットとなった。この増加は、主に貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰
入額が純額で 944.7 百万マレーシア・リンギット減少したこと、金融投資及びその他の金融資産に対す
る減損損失引当金が純額で 354.6 百万マレーシア・リンギットの繰入から 20.7 百万マレーシア・リン
ギットの戻入に転じたことに加え、関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分が 41.3 百万マレー
シア・リンギット増加したことによるものである。ただし、この増加は、受取利息純額及びイスラム金
融業務 (IBS) からの収益が 344.6 百万マレーシア・リンギット減少したこと、その他の営業収益が 122.6
百万マレーシア・リンギット減少したことに加え、一般管理費が 118.4 百万マレーシア・リンギット増
加したことにより相殺されている。
b) グループ・投資銀行部門
2023 年6月 30 日に終了した会計期間のグループ・投資銀行部門の税金及びザカート前利益は、 2022 年
6月 30 日に終了した前年同期の 138.7 百万マレーシア・リンギットから 71.4 百万マレーシア・リンギッ
ト、率にして 51.8 %減少し、 67.3 百万マレーシア・リンギットとなった。この減少は主に、その他の営
業収益が 75.5 百万マレーシア・リンギット減少したこと、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引
当金が純額で 1.8 百万マレーシア・リンギットの戻入から純額で 5.7 百万マレーシア・リンギットの繰入
となったことに加え、関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分が 2.8 百万マレーシア・リン
ギット減少したことによる。ただし、この減少は、一般管理費が 6.6 百万マレーシア・リンギット減少
したこと及び受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 5.4 百万マレーシア・リンギット増
加したことにより軽減されている。
c) グループ・資産運用部門
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グループ・資産運用部門は、 2022 年6月 30 日に終了した会計期間の前年同期に税金及びザカート前損
失 23.0 百万マレーシア・リンギットを計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した会計期間には 5.1
百万マレーシア・リンギットの税金及びザカート前利益を計上しているが、これは主にその一般管理費
が 27.9 百万マレーシア・リンギット減少したこと及び受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの
収益が 1.2 百万マレーシア・リンギット増加したことによるものであった。ただし、これらはその他の
営業収益が 0.9 百万マレーシア・リンギット減少したことにより相殺されている。
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B1. 業績評価(続き)
( ⅰ ) 前年同期と比較した当期の業績(続き)
グループ・保険及びタカフル事業部門
グループ・保険及びタカフル事業部門は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に税金及びザカート前損失
を 175.5 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した会計期間には 483.4 百万
マレーシア・リンギットの税金及びザカート前利益を計上しているが、これは主に、 1,429.2 百万マレーシ
ア・リンギットのその他の営業費用が 555.0 百万マレーシア・リンギットのその他の営業収益に転じたこ
と、金融投資及びその他の金融資産に対する減損損失引当金が純額で 117.2 百万マレーシア・リンギットの
繰入から純額で 31.4 百万マレーシア・リンギットの戻入となったことに加え、受取利息純額が 140.0 百万マ
レーシア・リンギット増加したことによる。ただし、これらは、保険 / タカフル事業に係る投融資純損益が
1,657.7 百万マレーシア・リンギット減少したことにより相殺されている。
( ⅱ ) 前年同期と比較した当四半期の業績
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループの株主に帰属する税金及びザカート控除後当期利益は
2,338.6 百万マレーシア・リンギットとなり、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 730.2 百万マレーシ
ア・リンギット、率にして 45.4 %増加した。
当行グループの 2023 年6月 30 日に終了した四半期の受取利息純額及びイスラム金融業務からの収益は、
2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 218.0 百万マレーシア・リンギット、率にして 4.1 %減少して
5,058.4 百万マレーシア・リンギットとなった。
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループの保険 / タカフル事業に係る損益は、 2022 年6月 30 日に
終了した前年同期に比べ 0.4 百万マレーシア・リンギット、率にして 0.2 %増加し、 220.2 百万マレーシア・
リンギットとなった。
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループのその他の営業収益は、 2022 年6月 30 日に終了した前年
同期に比べ 2,211.7 百万マレーシア・リンギット増加し、 2,505.8 百万マレーシア・リンギットとなった。こ
の増加は主に、 FVTPL 金融投資の再評価に係る未実現時価評価損が 732.5 百万マレーシア・リンギット減少し
たこと、当初認識時に FVTPL に指定された金融資産に関し、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期には未実現
時価評価損を 487.3 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期には
未実現時価評価益を 157.5 百万マレーシア・リンギット計上したこと、デリバティブの再評価に係る未実現
時価評価損が 564.0 百万マレーシア・リンギット減少したこと、 2023 年6月 30 日に終了した四半期には外国
為替換算益を純額で 458.7 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、前年同期には外国為替換算損を
純額で 78.6 百万マレーシア・リンギット計上したこと、 FVTPL 金融負債の再評価に係る未実現時価評価益が
242.4 百万マレーシア・リンギット増加したことのほか、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期には投資収益
に係る損失を純額で 129.4 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半
期には投資収益に係る利得を純額で 86.0 百万マレーシア・リンギット計上したことによるものであった。た
だしこの増加は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期にはデリバティブに係る実現利得を 663.7 百万マレー
シア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期にはデリバティブに係る実現損失を
35.0 百万マレーシア・リンギット計上したこと及び手数料収入が 28.1 百万マレーシア・リンギット減少した
ことにより相殺されている。
当行グループの 2023 年6月 30 日に終了した四半期の一般管理費は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に
比べ 526.3 百万マレーシア・リンギット、率にして 18.2 %増加し、 3,420.4 百万マレーシア・リンギットと
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なった。この一般管理費の増加は主に、人件費が 347.2 百万マレーシア・リンギット、管理費及び一般経費
が 104.2 百万マレーシア・リンギット、設備費が 49.0 百万マレーシア・リンギット、並びにマーケティング
費 用が 25.9 百万マレーシア・リンギットそれぞれ増加したことによるものであった。
当行グループの 2023 年6月 30 日に終了した四半期の貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入
額は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に比べ 275.8 百万マレーシア・リンギット、率にして 32.9 %減少
し、 561.7 百万マレーシア・リンギットとなった。
当行グループは、 2022 年6月 30 日に終了した四半期に金融投資に対する減損損失引当金の繰入を純額で
320.9 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期には 2.9 百万マレー
シア・リンギットの戻入を計上している。
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B1. 業績評価(続き)
( ⅱ ) 前年同期と比較した当四半期の業績(続き)
2022 年6月 30 日に終了した前年同期と比較した 2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループの税金及
びザカート前利益に関する、当行グループの事業セグメント別の内容は以下の通りである。
グループ・地域金融サービス(「グループ CFS 」)
2023 年6月 30 日に終了した四半期のグループ CFS の税金及びザカート前利益は、 2022 年6月 30 日に終了し
た前年同期の 1,880.3 百万マレーシア・リンギットから 566.3 百万マレーシア・リンギット、率にして 30.1 %
減少し、 1,314.0 百万マレーシア・リンギットとなった。この減少は主に、一般管理費が 450.2 百万マレーシ
ア・リンギット増加したこと、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額が純額で 11.7 百万マ
レーシア・リンギットの戻入から 325.7 百万マレーシア・リンギットの繰入に転じたことのほか、その他の
営業収益が 41.8 百万マレーシア・リンギット減少したことによるものであった。ただしこの減少は、受取利
息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 262.8 百万マレーシア・リンギット増加したことにより軽減
されている。
グループ・グローバル・バンキング
a) グループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・マーケッツ部門
2023 年6月 30 日に終了した四半期のグループ・コーポレート・バンキング部門及びグローバル・マー
ケッツ部門の税金及びザカート前利益は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期の 600.3 百万マレーシ
ア・リンギットから 799.6 百万マレーシア・リンギット増加し、 1,399.9 百万マレーシア・リンギットと
なった。この増加は主に、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額が純額で 614.3 百万
マレーシア・リンギット減少したこと、金融投資及びその他の金融資産に対する減損損失引当金繰入額
が純額で 291.2 百万マレーシア・リンギット減少したこと、その他の営業収益が 106.6 百万マレーシア・
リンギット増加したことに加え、関連会社及びジョイント・ベンチャーの利益持分が 11.5 百万マレーシ
ア・リンギット増加したことによるものであった。一方でこの増加は、一般管理費が 67.2 百万マレーシ
ア・リンギット増加したことと、受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 156.8 百万マ
レーシア・リンギット減少したことにより相殺されている。
b) グループ・投資銀行部門
グループ・投資銀行部門の 2023 年6月 30 日に終了した四半期の税金及びザカート前利益は、 2022 年6
月 30 日に終了した前年同期の 45.7 百万マレーシア・リンギットから 32.5 百万マレーシア・リンギット、
率にして 71.1 %減少し、 13.2 百万マレーシア・リンギットとなった。この減少は主に、その他の営業収
益が 22.4 百万マレーシア・リンギット減少したこと、一般管理費が 10.1 百万マレーシア・リンギット増
加したことのほか、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額が純額で 1.1 百万マレーシ
ア・リンギットの戻入から 3.1 百万マレーシア・リンギットの繰入に転じたことによるものであった。
ただし、この減少は、受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 3.2 百万マレーシア・リン
ギット増加したことと、金融投資及びその他の金融資産に対する減損損失引当金戻入額が純額で 1.0 百
万マレーシア・リンギット増加したことにより軽減されている。
c) グループ・資産運用部門
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グループ・資産運用部門の 2023 年6月 30 日に終了した四半期の税金及びザカート前利益は、 2022 年6
月 30 日に終了した前年同期の 5.2 百万マレーシア・リンギットから 0.5 百万マレーシア・リンギット減少
し て、 4.6 百万マレーシア・リンギットとなった。この減少は主に、その他の営業収益が 1.7 百万マレー
シア・リンギット減少したことによるものであった。 ただし、この減少は、一般管理費が 0.6 百万マ
レーシア・リンギット減少したことと、受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益が 0.5 百万
マレーシア・リンギット増加したことにより軽減されている。
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B1. 業績評価(続き)
( ⅱ ) 前年同期と比較した当四半期の業績(続き)
グループ・保険及びタカフル事業部門
グループ・保険及びタカフル事業部門は、 2022 年6月 30 日に終了した前年同期に税金及びザカート前損失
を 189.5 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期には税金及びザ
カート前利益を 245.5 百万マレーシア・リンギット計上している。この利益は主に、その他の営業収益が
1,325.5 百万マレーシア・リンギット増加したこと、受取利息純額が 78.1 百万マレーシア・リンギット増加
したこと、金融投資及びその他の金融資産に対する減損損失引当金繰入額が純額で 13.2 百万マレーシア・リ
ンギット減少したことに加え、貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額が純額で 0.4 百万マ
レーシア・リンギットの繰入から 2.7 百万マレーシア・リンギットの戻入に転じたことによるものである。
ただしこの利益は、保険 / タカフル事業に係る投融資純利益が 990.8 百万マレーシア・リンギット減少したこ
とに加え、一般管理費が 0.1 百万マレーシア・リンギット増加したことにより相殺されている。
B2. 当四半期実績の前四半期からの変動
2023 年6月 30 日に終了した四半期の株主に帰属する当行グループの税金及びザカート控除後利益は、 2023 年3
月 31 日に終了した前四半期の 2,265.4 百万マレーシア・リンギットから 73.2 百万マレーシア・リンギット増加
し、 2,338.6 百万マレーシア・リンギットとなった。
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループの受取利息純額及びイスラム金融業務 (IBS) からの収益は、
2023 年3月 31 日に終了した前四半期の 5,019.6 百万マレーシア・リンギットから 38.9 百万マレーシア・リンギッ
ト増加し、 5,058.5 百万マレーシア・リンギットとなった。
2023 年3月 31 日に終了した前四半期の当行グループの保険 / タカフル業務に係る損益は、 8.0 百万マレーシア・
リンギットの純損失であったのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期の保険 / タカフル業務に係る損益は
220.2 百万マレーシア・リンギットの純利益となった。
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループのその他の営業収益は、 2023 年3月 31 日に終了した前四半期
の 1,719.4 百万マレーシア・リンギットから 786.4 百万マレーシア・リンギット増加し、 2,505.8 百万マレーシ
ア・リンギットとなった。この増加は主に、 2023 年3月 31 日に終了した前四半期には FVTPL 金融負債の再評価に
係る未実現時価評価損を 418.4 百万マレーシア・リンギット計上した一方で、 2023 年6月 30 日に終了した四半期
には FVTPL 金融負債の再評価に係る未実現時価評価益を 1,104.6 百万マレーシア・リンギット計上したこと、金融
投資ポートフォリオからの受取配当金総額が 20.3 百万マレーシア・リンギット増加したことに加え、手数料収益
が 19.2 百万マレーシア・リンギット増加したことによる。ただしこの増加は、 2023 年3月 31 日に終了した前四半
期にはデリバティブの再評価に係る未実現時価評価益を 107.4 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、
2023 年6月 30 日に終了した四半期にはデリバティブの再評価に係る未実現時価評価損を 217.0 百万マレーシア・
リンギット計上したこと、 2023 年3月 31 日に終了した前四半期にはデリバティブに係る実現益を 204.5 百万マ
レーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了した四半期にはデリバティブに係る実現損を
35.0 百万マレーシア・リンギット計上したこと、当初認識時に FVTPL として指定された金融資産に係る利得が
134.0 百万マレーシア・リンギット減少したことに加え、 2023 年3月 31 日に終了した前四半期には FVTPL 金融投資
の再評価に係る未実現時価評価益を 54.4 百万マレーシア・リンギット計上したのに対し、 2023 年6月 30 日に終了
した四半期には FVTPL 金融投資の再評価に係る未実現時価評価損を 4.9 百万マレーシア・リンギット計上したこと
により相殺されている。
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B2. 当四半期実績の前四半期からの変動(続き)
2023 年6月 30 日に終了した四半期の当行グループの一般管理費は、 2023 年3月 31 日に終了した前四半期の
3,052.2 百万マレーシア・リンギットから 368.2 百万マレーシア・リンギット増加し、 3,420.4 百万マレーシア・
リンギットとなった。この一般管理費の増加は主に人件費が 221.2 百万マレーシア・リンギット増加したこと、
管理費及び一般経費が 78.6 百万マレーシア・リンギット増加したこと、設備費が 47.3 百万マレーシア・リンギッ
ト増加したこと及びマーケティング費用が 21.1 百万マレーシア・リンギット増加したことによる。
当行グループの貸出金及びその他の債権に対する減損損失引当金繰入額は、 2023 年3月 31 日に終了した前四半
期から 201.6 百万マレーシア・リンギット、率にして 56.0 %増加し、 561.7 百万マレーシア・リンギットとなっ
た。
B3. 見通し
中国の経済活動再開による影響は小幅にとどまり、他の主要先進国の需要が依然として抑制傾向にあることか
ら、 2023 年の世界経済成長率は 2.7% ( 2022 年 :3.4% )に減速すると予想される。 ASEAN の経済成長は、堅調なサー
ビスの伸び、 ASEAN を拠点とする製造業サプライチェーンへの海外直接投資( FDI )の増加、インフレ率の低下、
金融引き締めサイクルの終焉が下支えするものとみられる。インフレ圧力が緩和し、中央銀行が利下げを開始し
たことに伴い、 2024 年には大半の ASEAN 諸国で力強い成長が見込まれる。
マレーシア 2023 年の経済成長率は 4.0% ( 2022 年 :8.7% )と推定され、これは米中関係の地政学的緊張に対応し
た貿易転換と FDI の移転に加え、再生可能エネルギー分野と電気自動車エコシステムへの政策支援に続く、観光
セクターの回復と環境関連やテクノロジー関連の投資により下支えされている。ただし、外需の減退に伴い輸出
は伸び悩むと予想される。マレーシア中央銀行は、 2022 年5月から 2023 年5月までに累計で 125 ベーシス・ポイ
ント引き上げた後、 2023 年中は翌日物政策金利を 3.00 %に据え置く可能性が高い。
シンガポールの GDP 成長率は、外需の低迷と対中輸出の減速により、 2023 年には 0.8% ( 2022 年 :3.6% )に低下す
ると予想される。製造業は縮小が予想されるものの、サービス業は引き続き宿泊業や飲食業などの接客業や消費
者向け部門が下支えするだろう。コア・インフレ率は、サービス・インフレ及び賃金コスト圧力の緩和により、
2023 年下半期には低下する可能性があるが、労働市場が逼迫していることから、引き続き底堅いとみられる。
インドネシアの GDP 成長率は、堅調な内需や 2023 年下半期に選挙関連支出が上振れする可能性により、 2023 年
も 5.0% ( 2022 年 :5.3% )と引き続き安定的であると予想される。ただし、コモディティ価格が 2022 年の高水準か
ら下落を続けているため、輸出減少が続く可能性がある。インドネシア銀行はインドネシア・ルピアと国内成長
を支えるため、政策金利を据え置くと予想される。
世界的な逆風の中でも、メイバンク・グループは、 ASEAN の事業基盤における消費者セグメント及び事業セグ
メントにおいて、成長機会を追求し、資産の伸びに対応できるよう、引き続き盤石な流動性を維持していく所存
である。
資産の質の管理は引き続き優先課題であり、当行グループは貸付ポートフォリオの監視を継続し、必要に応じ
て顧客に的を絞った支援を提供していく。現在までに、返済支援プログラムの終了による当行グループの資産の
質への重大な悪影響はない。
当行グループは、様々なタッチポイントを通じた金融ソリューションやサービスの提供を通じて、消費者のカ
スタマージャーニーを強化し顧客中心主義を積極的に取り組む所存である。戦略的投資は、企業戦略である M25+
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に沿って、デジタル・ネットワークと物理的ネットワークの更なる統合、 IT 対応力の強化及び地域横断的な販売
によるシナジーの推進に向ける予定である。
ASEAN におけるサステナビリティ・リーダーになるという目的を達成する上で、当行グループは、当行グルー
プとその顧客の低酸素経済への移行に責任を持って支援するため、体制強化に加え、アドバイザリー及び顧客ソ
リューションを通じたエンゲージメントに注力する所存である。さらに、イスラム金融のグローバル・リーダー
になるという当行グループの目的をリードするセンター・オブ・エクセレンスを構築することで、イスラム金融
のウェルス・マネジメント力の強化も図る意向である。
不測の事態が発生しない限り、当行グループは、主要業績評価指標 (KPI) である株主資本利益率 (ROE) の 2023 年
度の目標値を 10.5% から 11% の範囲としている。
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B4. 利益予測又は利益保証
当行グループ及び当行は、 2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間に関する利益予測も利益保証も一切行って
いない。
B5. 税金及びザカート
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間における税金費用は以下の通りである。
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日 終了 6月 30 日終了 6月 30 日終 了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行グループ
修正再表示 修正再表示
マレーシア法人税 882,970 613,837 1,341,146 1,496,388
外国法人税 157,800 226,646 372,416 378,561
(66,157) (119,063) (157,099) (182,805)
減算:二重課税控除
974,613 721,420 1,556,463 1,692,144
前期に関する過少 /( 超過 ) 引当:
マレーシア法人税 106 (1,370) 106 12,814
12,763 (3,458) 12,522 (3,792)
外国法人税
987,482 716,592 1,569,091 1,701,166
繰延税金
- 一時差異の当期発生及び解消関連 (37,343) 26,394 84,001 (100,125)
当期税金費用 950,139 742,986 1,653,092 1,601,041
22,205 7,894 42,505 35,576
ザカート
972,344 750,880 1,695,597 1,636,617
2023 年6月 30 日に終了した会計期間の当行グループの実効税率は、外国源泉所得に対する追徴課税により法定
税率を上回った。
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・ 千マレーシア・
リンギット リンギット リンギット リンギット
当行
マレーシア法人税 496,485 195,803 722,764 646,024
外国法人税 67,624 121,369 159,937 186,243
(66,157) (119,063) (157,099) (182,805)
減算:二重課税控除
497,952 198,109 725,602 649,462
前期における超過引当:
- (3,801) - (3,801)
外国法人税
497,952 194,308 725,602 645,661
繰延税金
- 一時差異の発生及び解消関連 (29,926) 64,172 69,996 91,522
468,026 258,480 795,598 737,183
当期税金費用
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2023 年6月 30 日に終了した会計期間の当行の実効税率は、課税対象外の特定の収益により法定税率を下回っ
た。
当行の国内法人税は、当期の課税所得の見積額に対する、マレーシアの法定税率である 24 %に基づいて算定さ
れている。他の法域の海外子会社の税金額は法域ごとの実勢税率で算定される。
B6. 発表されたが完了していないコーポレートプロポーザルの状況
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間には、発表されたが完了していないコーポレートプロポーザルはな
い。
B7. コーポレートプロポーザルにより調達した資金の使用状況
借入、劣後債務及び資本性証券の発行による資金は、予定通り、運転資本、一般的な銀行業務目的及びその他
の企業目的のために使用されている。
B8. 顧客預金、顧客の投資口座、金融機関預り金及び負債証券
注記 A14 、 A15 、 A16 、 A17 及び A40g を参照のこと。
B9. デリバティブ金融商品
注記 A36 を参照のこと。
B10. 重要な訴訟の帰趨
2023 年6月 30 日に終了した中間会計期間には、重要な訴訟はない。
B11. 配当金
2023 年 12 月 31 日に終了する会計年度に係る第1回シングル Tier 中間現金配当として、普通株式一株当たり 29.0
マレーシア・セン( 2022 年6月 30 日: 28.0 マレーシア・セン)が、取締役会によって宣言された。未払配当金は
3,495,696,857 マレーシア・リンギット( 2023 年6月 30 日現在の発行済普通株式 12,054,127,092 株に基づく)で
ある。
ブルサ・マレーシア証券取引所の主要上場要件第 8.26 項に準拠して、中間配当は配当宣言日から3カ月以内に
支払われる。
権利確定日は当行により後日公表される予定である。
B12. 一株当たり利益 ( 「 EPS 」 )
基本 EPS
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当行グループの基本 EPS は、当行株主に帰属する当会計期間の純利益を当会計期間の加重平均発行済普通株式
数で除して計算されている。
第2四半期 6カ月間累計期間
2023 年 2022 年 2023 年 2022 年
6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了 6月 30 日終了
修正再表示 修正再表示
当行株主に帰属する当会計期間
の純利益(千マレーシア・リン
2,338,555 1,608,372 4,603,960 3,655,232
ギット)
加重平均発行済普通株式数(千
12,054,127 11,970,013 12,054,127 11,924,263
株)
基本一株当たり利益
19.40 13.44 38.19 30.65
(マレーシア・セン)
希薄化後 EPS
希薄化潜在的普通株式が存在しないため、当行グループの当会計期間及び前会計期間における普通株式一株当
たり利益の希薄化はない。
取締役会の命令による。
ヴァン・マルティミン・ヴァン・ムハンマド
LS0009924
カンパニーセクレタリー
2023 年8月 30 日
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2【その他】
(1)訴訟及び規制手続
当該半期中において、 2023 年6月 29 日に提出した有価証券報告書に記載された事項に重要な変更はなかっ
た。
(2)後発事象
該当事項なし。
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3【MFRS及びIFRSと日本における会計原則及び会計慣行の主要な相違】
本書記載の中間財務書類は、マレーシア財務報告基準( MFRS )及び国際財務報告基準( IFRS )に基づいて
作成されている。 MFRS 及び IFRS と、日本で一般に公正妥当と認められている会計原則(以下「日本基準」と
いう。)は、一部の点で相違する。主な相違点の要約は下記の通りである。
日本基準
マレーシア財務報告基準( MFRS )
項目 ( 日本で一般に公正妥当と
及び国際財務報告基準( IFRS )
認められる会計原則 )
(1) 表示が求められ 財務諸表で報告されるすべての金額に 前連結会計年度及び当連結会計年度の
ついて、最低過去1会計期間分の比較 財務諸表を比較のため併記する。
る会計期間
情報を開示しなければならない。
(2) 財政状態計算書 下記の財務諸表 ( 注 1 、 2) の作成を求め 下記の財務諸表 ( 注 1) の作成を求めてい
ている。 る。
(貸借対照表)と包
・ 財政状態計算書 ・ 連結貸借対照表
括利益計算書(損益
・ 包括利益計算書(1計算書方式) ・ 連結損益及び包括利益計算書(1計
計算書)の様式
算書方式) ( 注 2) 、又は連結損益計
( 注 3) 、又は損益計算書とその他の
算書と連結包括利益計算書を別個に
包括利益計算書を別個に作成(2計
作成(2計算書方式) ( 注 3)
算書方式) ( 注 4)
・ 連結株主資本等変動計算書
・ 持分変動計算書
・ 連結キャッシュ・フロー計算書
・ キャッシュ・フロー計算書
・ 連結附属明細表
・ 会計方針及び注記
( 注 1) 会計方針を遡及適用した場合、財
( 注 1) 各計算書の名称については他のも
務諸表の修正再表示を行った場合、又
のを使用することも可
は財務諸表の組替えを行った場合で
( 注 2) 会計方針を遡及適用した場合、財
も、開示される最も古い比較年度の期
務諸表の修正再表示を行った場合、又
首貸借対照表の追加作成は不要
は財務諸表の組替えを行った場合に
( 注 2) 1計算書方式の様式については連
は、上記財務諸表に加えて、比較のた
結財務諸表規則ガイドラインの別紙を
め、開示される最も古い比較年度の期
参照
首財政状態計算書の作成も求められる
( 注 3) 1計算書方式と2計算書方式のい
( 注 3) 純損益及びその他の包括利益計算
ずれでも可
書(1計算書方式)をいう
( 注 4) 1計算書方式と2計算書方式のい
ずれでも可
(3) 特別(異常)損 収益又は費用のいかなる項目も、特別 特別損益に属するものはその内容を示
項目として、包括利益計算書若しくは す名称を付した科目をもって表示す
益の表示
損益計算書(表示されている場合)又 る。
は注記のいずれにも表示してはならな
い。
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(4) 連結の範囲 連結の対象範囲は適用される支配の概 連結の対象範囲は適用される支配力の
念による。 概念による。
投資者は、投資者が次の各要素をすべ 親会社が、他の企業の財務及び営業又
て有している場合にのみ、投資先を支 は事業の方針を決定する機関(意思決
配している。 定機関)を支配している場合、当該他
(a) 投資先に対するパワー の企業に対する支配が存在する。
(b) 投資先への関与により生じる変動リ
ターンに対するエクスポージャー又 日本基準には、支配の有無の判断にあ
は権利 たり、潜在的議決権の影響や、意思決
(c) 投資者のリターンの額に影響を及ぼ 定権の行使が本人と代理人のいずれの
すように投資先に対するパワーを用 立場として行われているか等を考慮す
いる能力 ることを明示的に求める規定は存在し
ない。
支配の判定に際し、投資者は自らの潜
在的議決権と他の者が保有している潜 議決権の過半数を有していなくても、
在的議決権とを考慮して、自らがパ 当該他の企業の取締役会の構成、資金
ワーを有しているかどうかを決定す 調達の状況及び当該他の企業の方針の
る。 決定を支配する契約の存在等を考慮し
た上で、緊密な関係があることにより
投資者は、投資先の議決権の過半数を 自己の意思と同一の内容の議決権を行
有していなくても、パワーを有するに 使すると認められる者及び自己の意思
十分な権利(いわゆる「事実上の支 と同一の内容の議決権を行使すること
配」 (de facto control) )を有する可 に同意している者が所有している議決
権とを合わせて支配の有無の判断を行
能性がある。
うことを求める規定が存在する。
(5) 連結の範囲 すべての子会社を連結することを要す 以下に該当する子会社は連結の範囲に
るが、投資企業については以下の例外 含めないものとされる。
(例外規定)
がある。
・ 支配が一時的であると認められる企
一定の条件を満たす企業は投資企業に 業
該当し、子会社を連結することが禁止 ・ 連結の範囲に含めることにより利害
され、子会社に対する投資を MFRS 第9 関係人の判断を著しく誤らせるおそ
号にしたがって純損益を通じて公正価 れがあると認められる企業
値で測定しなければならない。
ただし、投資企業の投資活動に関連す
るサービスを提供する子会社は連結し
なければならない。
投資企業の親会社自身が投資企業でな
い場合、当該親会社はその連結財務諸
表において当該投資企業の会計処理を
引き継ぐことができない。
(6) 特別目的事業体 投資者が支配しているストラクチャー 一定の条件を満たす一定の特別目的会
ド・エンティティーは連結しなければ 社は子会社に該当しないものと推定す
及びストラクチャー
ならない。 る。投資事業組合の連結の範囲は、基
ド・エンティティー
本的に業務執行権限の有無に基づいて
判断される。
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(7) 共同支配の取決 共同支配事業 (joint operation) に該当 被共同支配企業の会計処理には持分法
を適用する。
め する共同支配の取決め (joint
arrangement) の場合、共同支配事業者
は共同支配事業における自らの資産、
負債、収益及び費用並びに/又は共同
支配事業における共同支配に係る資
産、負債、収益及び費用の持分相当額
を認識する。
共同支配企業( joint venture )の場
合、持分法が適用される。
(8) 企業結合の会計 取得法( acquisition method )を適用 共同支配企業の形成及び共通支配下の
取引以外の企業結合には、パーチェス
処理 して企業結合を会計処理する。
法が適用される。
MFRS 第3号は、共同支配企業( joint
venture )の設立及び共通支配下の企業
又は事業の統合等には適用されない。
(9) のれんの当初認 企業結合ごとに、非支配持分の測定方 のれんは、被取得企業又は取得した事
法について、取得企業が以下のいずれ 業の取得原価のうち、取得した資産及
識と非支配持分の測
かを選択できる。 び引き受けた負債に配分された純額を
定方法
1) 非支配持分も含めた被取得企業全体 超過する額として算定される(のれん
を公正価値で測定し、のれんは非支配 の算定に認められているのは、購入の
持分に帰属する部分も含めて認識する れんアプローチのみ)。
方法(いわゆる全部のれんアプロー
チ)。 子会社の資産及び負債のすべてを支配
獲得日の時価により評価する(いわゆ
2) 非支配持分を被取得企業の識別可能 る全面時価評価法)。
純資産の公正価値に対する取得企業の
*
持分相当額によって測定し、のれんは
IFRS で選択できるような、非支配持
取得企業の持分相当額についてのみ認
分自体を支配獲得日の時価で評価する
識する方法(いわゆる購入のれんアプ
会計処理は認められていない。
ローチ)。
(10) のれんの取扱 規則的な償却は行わず、減損の兆候が 原則としてその計上後 20 年以内に、定
無くても各報告期間において、さらに 額法その他合理的な方法により償却し
い
減損の兆候がある場合には追加で、減 なければならない。ただし、のれんの
損テストに付される。 金額に重要性が乏しい場合には、当該
のれんが生じた事業年度の費用として
処理することができる。
のれんに減損の兆候がある場合には、
減損損失を認識するかどうか判定す
る。
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(11) 有形固定資産 MFRS 第 116 号に従い、引当金の認識要件 資産除去債務計上額を関連する有形固
を満たす解体及び除却費用並びに原状 定資産の帳簿価額に加える。資産除去
解体及び除却費用並
回復費用等は、有形固定資産の取得原 債務は、有形固定資産の除去に関して
びに原状回復費用等
価に含める。 MFRS 第 137 号の引当金に 法令又は契約で要求される法律上の義
は、法的債務及び推定的債務が含まれ 務及びそれに準ずるものを計上する。
る。
資産除去債務の割引率は負債計上時に
割引率の事後的な変更についても引当 決定し、通常はその後の変更は行わな
金を再測定し、(原価モデルの場合 い(ただし、将来のキャッシュ・フ
は)取得原価に加減する。 ローの見積額が増加した場合は、その
時点の割引率に変更し、減少した場合
割引の定期的な振戻しに関連する費用 は負債計上時の割引率を用いる。)。
は、金融費用として費用計上する。
割引の振戻しに伴う時の経過による資
日本基準にある敷金に関する例外処理 産除去債務の調整額は、損益計算書
は、 MFRS では認められない。 上、当該資産除去債務に関連する有形
固定資産の減価償却費と同じ区分に含
めて計上する。
敷金が資産計上されている場合、簡便
な評価方法で、敷金の回収が見込めな
いと認められる金額を合理的に見積
り、当期に配分される金額を費用に計
上することができる。
(12) 固定資産の事 原価モデル又は再評価モデルのどちら 取得原価から減価償却累計額及び減損
かを会計方針として選択し、同一種類 損失累計額を控除した金額で計上され
後測定
のすべての有形固定資産に適用しなけ る。(再評価は認められていない。)
ればならない。
再評価モデルを選択した場合、帳簿価
額が報告期間の期末日における公正価
値と大きく相違しないよう、再評価を
定期的に実施しなければならない。
(13) 投資不動産 原価モデル又は公正価値モデルの選択 (注記においてのみ開示される。特に
が可能である。当該方針はあらゆる投 明示された基準はない。)原価モデル
当初認識後の測定
資不動産に対して適用される。 のみ利用可能。
(14) 投資不動産 公正価値モデルを選択する企業は、公 該当する基準はない。
正価値が信頼性をもって測定できない
公正価値モデルでの
例外的な場合を除き、すべての投資不
測定
動産を公正価値で評価しなければなら
ない。
(15) 減損レ 1段階アプローチ 2段階アプローチ
減損の兆候が存在する場合に、資産の 最初に回収可能性テスト(資産の帳簿
ビュー・プロセス
帳簿価額がその回収可能価額を上回る 価額を、資産の使用及び最終的処分を
(非金融資産)
金額を減損損失として算定する。 通じて発生する割引前将来キャッ
シュ・フローの総額と比較する。)を
回収可能価額は処分費用控除後の公正 行う。その結果、資産の帳簿価額が割
価値と使用価値のいずれか高い金額と 引前キャッシュ・フローの総額よりも
なる。 大きいため、回収不能と判断された場
合、資産の帳簿価額を回収可能価額ま
で減額するように減損損失を認識す
る。
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(16) 減損損失の戻 のれんについては減損損失の戻入れは あらゆる資産について禁止される。
禁止されるが、他の資産については、
入れ(非金融資産)
毎報告期間末に、過去の期間に認識さ
れた減損損失がもはや存在しない又は
減少している兆候があるのかどうかに
ついて検討しなければならない。かか
る兆候が存在する場合は、過去の期間
に認識された減損損失を戻し入れる。
ただし、過年度において当該資産につ
いて減損損失が認識されていなかった
とした場合の帳簿価額(償却分控除
後)を超えないものとする。
(17) 当初測定 金融資産及び負債が活発な市場で取引 初日利得の測定に関する具体的規定が
されておらず、価格評価モデルへの入 存在しないため、非上場デリバティブ
(初日利得)
力値が市場において観察できない場 について、合理的に算定された時価が
合、当初認識時に純利得を認識するこ 評価額として使用され、結果的に初日
とはできず、かかる利得は繰り延べら 利得が計上されうる。
れる。
(18) 公正価値測定 公表価格がなく公正価値が信頼性を 企業会計基準第 30 号「時価の算定に関
もって測定できない場合に関する MFRS する会計基準」及び企業会計基準適用
の範囲
第 139 号における公正価値測定の例外規 指針第 31 号「時価の算定に関する会計
定は廃止された。すべての場合におい 基準の適用指針」は、 IFRS 第 13 号と整
て、必ず公正価値で測定する必要があ 合的な内容となっているが、適用範囲
る。 を金融商品及びトレーディング目的で
保有する棚卸資産とし、これまで行わ
れてきた実務等に配慮し、財務諸表間
の比較可能性を大きく損なわせない範
囲で、個別項目に対するその他の取扱
いを定めている。主な項目は、市場価
格のない株式等について、従来の企業
会計基準第 10 号「金融商品に関する会
計基準」に基づき時価評価は行わず、
取得原価をもって貸借対照表価額とす
る取扱いや、投資信託について、市場
における取引価格が存在せず解約等に
重要な制限がある場合に一定の要件を
満たせば基準価格を時価とみなすこと
ができる取扱い等がある。
(19) 金融資産の認 リスク経済価値アプローチに基づき、 財務構成要素アプローチに基づき、金
金融資産の認識を中止する。 融資産の消滅を認識する。
識の中止
金融資産の所有に係るリスクと経済価
値のほとんどすべてを移転したわけで
も、ほとんどすべてを保持しているわ
けでもない場合は、「支配」の有無を
検討する。引続き支配を保持している
場合は、継続的関与の範囲内で認識を
継続する。
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(20) 金融資産の区 ・ 負債性金融商品 ( 債券・債権等 ) 有価証券については以下の通り区分さ
「事業モデル・テスト」及び「契約 れる。
分
上のキャッシュ・フローの特性テス ・ 売買目的有価証券
ト」に従い、以下の3つに区分され ・ 満期保有目的の債券
る。 ・ 子会社株式及び関連会社株式
・ 償却原価 ・ その他有価証券
契約上のキャッシュ・フローの
回収を目的とする事業モデルに
より当該金融資産が保有され、
かつ、「契約上のキャッシュ・
フローの特性テスト」を満たす
もの
・ その他の包括利益を通じて公正
価値で測定 (FVOCI) ( リサイクル あ
り )
契約上のキャッシュ・フローの
回収と売却の両方を目的とする
事業モデルにより当該金融資産
が保有され、かつ、「契約上の
キャッシュ・フローの特性テス
ト」を満たすもの
・ 純損益を通じて公正価値で測定
(FVPL)
上記のいずれにも該当しないも
の
償却原価又は FVOCI に分類可能な場
合であっても、当初認識時に FVPL に
分類できる。
・ 資本性金融商品 ( 株式等 )
トレーディング目的の保有ではな
く、当初認識時に企業が指定した場
合のみ、その他の包括利益を通じて
公正価値で測定 (FVOCI)( リサイクル
なし ) される。上記指定が行われな
い金融商品は、以後 FVPL で測定され
る。
(21) 売却可能投 「売却可能金融投資」の区分は廃止さ 時価をもって貸借対照表価額とし、評
れた。当初認識時に FVOCI と指定された 価差額は税効果を考慮のうえ、以下の
資/有価証券の事後
適格な資本性金融商品については、受 いずれかの方法により処理する。
測定
取配当金のみ純損益に計上される。そ ・ 合計額を直接純資産の部に計上
れ以外の変動(為替レートの変動を含 ・ 時価が取得原価を上回る銘柄に係る
む。)はすべてその他の包括利益に計 評価差額は純資産の部に計上、時価
上され、その後の純損益への振替は行 が取得原価を下回る銘柄に係る評価
われない。 差額は当期の損失として処理
時価が著しく下落し、かつ、回復可能
性が認められない場合又は実質価額が
著しく低下した場合には、減損損失を
認識し、帳簿価額と時価又は実質価額
の差額を純損益に振り替える。減損の
戻入れは禁止される。
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(22) 償却原価法と 金融資産又は金融負債の償却原価の計 償却原価法は原則として利息法による
算は実効金利法による。 が、継続適用を条件として、簡便法と
実効金利法
して定額法を採用することも認められ
実効金利には、実効金利の不可分の一 る。
部である契約当事者間で授受されるす
べての手数料、取引費用、並びにその 満期保有目的の債券は、金利調整差額
他のプレミアム及びディスカントを考 のみを対象とする償却原価法を適用す
慮する。 る。
(23) 減損 ( 有価証券 ) ・ 負債性金融商品の場合 時価のある有価証券について、時価が
購入又は組成した信用減損資産 ( 不 著しく下落したときは、回復する見込
良債権等 ) を除き、損失引当金の認 みがあると認められる場合を除き、時
識規定の対象資産(償却原価で測定 価をもって貸借対照表価額とし、評価
する負債性金融商品を含む。)は、 差額は当期の損失として処理する。
すべて 12 ヶ月予想信用損失 (ECL:
市場価格のない株式等について、実質
Expected Credit Losses) が引き当
価額が著しく低下した場合には、相当
てられる ( ステージ1 ) 。
の減額を行い、評価差額は当期の損失
当初認識後に信用リスクの著しい増
として処理する。
加がある場合には、引当額が 12 ヶ月
ECL から全期間 ECL に切り替わる ( ス
テージ2 ) 。
( 利息収益の認識 )
減損の客観的な証拠が生じるまで
は、利息収益は、帳簿価額総額に実
効金利 (EIR) を適用して算定され
る。減損の客観的な証拠がある場合
( ステージ3 ) には、帳簿価額純額
(すなわち、減損引当額を控除した
後の帳簿価額の総額)に EIR を適用
して算定される。
・ 資本性金融商品の場合
非デリバティブ資本性金融商品は、
すべて FVPL 又は FVOCI( リサイクルな
し ) で測定されるため、減損という
手続自体がなくなっている(公正価
値測定が用いられる。)。
(24) 貸出金及びそ 以下の金融商品については、以下のと 区分に応じ、債権の貸倒見積高を以下
おり、簡便法の適用が強制又は会計方 の通り算定する。
の他の債権に対する
針の選択により認められる。なお、簡 ・ 一般債権:過去の貸倒実績率等、合
減損引当金
便法の適用とは、常に全期間 ECL で測定 理的な基準により算定
することを意味する。 ・ 貸倒懸念債権:債権の状況に応じ、次
・ 重要な財務要素を含まない営業債権 のいずれかの方法を継続適用する。
又は契約資産…簡便法の適用が強制 ‐ 債権額から担保の処分見込額を減額
・ 重要な財務要素を含む営業債権又は し、その残額について債務者の財政状
契約資産、及びリース債権 ( 1年超 態及び経営成績を考慮して貸倒見積
を含む。 ) であって、会計方針とし 高を算定する方法
て全期間 ECL での測定が選択された ‐ 将来キャッシュ・フローの現在価値と債
もの … 会計方針の選択により、簡便 権の帳簿価額との差額を貸倒見積高
法を適用 とする方法
・ 破産更生債権等:債権額から担保の
処分見込額を減額し、その残額を貸
倒見積高とする。
(25) 金融資産減損 負債性金融商品については、過年度に 売買目的有価証券は、減損後引続き時
損失引当金が計上されたが、当初認識 価評価されるが、満期保有目的の債券
の戻入れ
後に信用度が改善して信用リスクの著 及びその他有価証券について減損の戻
しい増大がない場合、戻し入れなけれ 入れは行われない。
ばならない。
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(26) 外貨建金融商 外貨建の貨幣性資産及び負債に係る為 外貨建その他有価証券について、原則
替レートの変動による利得又は損失 として帳簿価額の変動のすべてが純資
品
は、純損益に計上しなければならな 産の部に計上されるが、為替要因に基
い。 FVOCI に分類された外貨建資本性金 づく変動を区分し、純損益に計上する
融商品に係る為替変動は OCI で認識す こともできる。
る。
(27) 金融負債の評 純損益を通じて公正価値で評価される 債務額をもって貸借対照表価額とす
金融負債等を除き、実効金利法を用い る。ただし、収入に基づく金額と債務
価
た償却原価で測定しなければならな 額とが異なる場合には、償却原価法で
い。 測定しなければならない。
公正価値で測定される金融負債につい
ては、当該負債の信用リスクの変動に
起因する公正価値の変動の金額をその
他の包括利益において認識し、計上し
なければならない。
当該負債の公正価値の変動の残りの金
額は、純損益に計上しなければならな
い。
(28) 金融負債と資 MFRS 第 132 号にて、金融負債と資本の区 金融負債と資本の区分に関する包括的
分に関する包括的な規定が設けられて な規定は存在しない。
本の区分
おり、金融商品の契約の実質並びに金
融負債及び資本の定義に基づき区分し
なければならない。
(29) 組込デリバ 組込デリバティブは以下のすべての条 次のすべての要件を満たした場合、区
件を満たしたとき、主契約との区分処 分処理が必要となる。
ティブの会計処理
理が必要となる。 ・ 組込デリバティブのリスクが現物の金
・ 組込デリバティブの経済的特徴及 融資産又は金融負債に及ぶ可能性が
びリスクが主契約のそれらと密接 あること
に関連していない。 ・ 組込デリバティブと同一条件の独立し
・ 組込デリバティブと同一条件の独立の た金融商品が、デリバティブの特徴を
金融商品ならばデリバティブの要件を 満たすこと
充足する。 ・ 時価の変動による評価差額が当期の
・ デリバティブが組み込まれた複合 (合 損益に反映されないこと
成 )金融商品が、公正価値で測定され
公正価値の変動を純損益に認識する ただし、管理上組込デリバティブが区
ものではない。 分され、一定要件を満たす場合、区分
処理を行うことができる。
(30) ヘッジ会計の 次の3種類のヘッジ会計が認められて 原則として、ヘッジ手段に係る損益又
いる。 は評価差額を、税効果を考慮のうえ、
手法
・ 公正価値ヘッジ:ヘッジ対象に関連す 純資産の部において繰り延べる。
る特定のリスクに係る公正価値の変動 ただし、時価ヘッジ(ヘッジ対象に係
及びヘッジ手段の公正価値の変動は る相場変動等を損益に反映させるも
ともに純損益に計上する。 の)も認められる。
・ キャッシュ・フロー・ヘッジ:ヘッジ手段
の公正価値の変動のうち、有効部分を
その他の包括利益に計上する。
・ 在外営業活動体に対する純投資の
ヘッジ:キャッシュ・フロー・ヘッジと同
様の方法で会計処理される。
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(31) ヘッジ非有効 ヘッジ手段に係る利得又は損失のうち ヘッジ全体が有効と判定され、ヘッジ
非有効部分は、純損益として認識しな 会計の要件が満たされている場合に
部分の処理
ければならない。 ( キャッシュ・フ は、ヘッジ手段に生じた損益のうち結
ロー・ヘッジの場合、公正価値の変動 果的に非有効となった部分についても
に対するヘッジ有効部分のみがその他 繰延処理することができる。
の包括利益で認識される。 ) 。 非有効部分を特定し、合理的に区分で
きる場合には、当期の損益に計上する
ことができる。
(32) 金利スワップ 該当する基準はなく、金利スワップに 一定の条件を満たす場合には、金利ス
係る特例処理は認められない。 ワップを時価評価せず、金利スワップ
の特例処理
に係る利息を直接、金融資産・負債に
係る利息に加減して処理することが認
められる。
(33) 未払有給休暇 累積的性格を有するものについて、計 該当する基準はない。
上することが求められる。
(34) リース MFRS 第 16 号「リース」に基づき、借手 日本では、借手はリースをファイナン
はリースをファイナンス・リース取引 ス・リース取引とオペレーティング・
とオペレーティング・リース取引に区 リース取引に区分する。ファイナン
分せず、単一の使用権モデルに基づい ス・リース取引とは、解約不能かつフ
て、原則として、すべてのリースにつ ルペイアウトの要件を満たすものをい
いて使用権資産とリース負債を財政状 い、ファイナンス・リース取引に該当
態計算書で認識(オンバランス)し、 するかどうかについてはその経済的実
以降、使用権資産は減価償却され、 質に基づいて判断すべきものである
リース負債に係る支払利息は実効金利 が、解約不能リース期間が、リース物
法を用いて損益計算書に認識される。 件の経済的耐用年数の概ね 75 %以上又
また、使用権資産については、 MFRS 第 は解約不能のリース期間中のリース料
136 号「資産の減損」を適用して、使用 総額の現在価値が、リース物件を借手
権資産が減損しているかどうかを判定 が現金で購入するものと仮定した場合
する。例外として、一定の短期リース の合理的見積金額の概ね 90 %以上のい
及び少額資産のリースについては、免 ずれかに該当する場合は、ファイナン
除規定(オフバランス)を選択でき ス・リースと判定され、通常の売買取
る。 引に係る方法に準じて、リース物件及
びこれに係る債務をリース資産及び
リース債務として借手の財務諸表に計
上する。ただし、少額(リース契約1
件当たりのリース料総額が 300 万円以下
の所有権移転外ファイナンス・リー
ス)又は短期(1年以内)のファイナ
ンス・リースについては、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じて会計処理を
行うことができる。
また、オペレーティング・リース取引
とは、ファイナンス・リース取引以外
のリース取引をいう。オペレーティン
グ・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じて会計処理
を行う。
(35) 確定給付制度 - 原則として予測単位積増方式(発生給 次のいずれかの方法の選択適用
付評価方式)を用いる。 ・ 期間定額基準
確定給付制度債務の
・ 給付算定式基準(当該制度の給付算
期間配分方法
ただし、後期の年度の勤務が初期の年 定式に従って各勤務期間に帰属させ
度より著しく高い水準の給付を生じさ た給付見込額を、各期の発生額とす
せる場合、定額法を用いる。 る。)
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(36) 確定給付制度 積立超過である場合には、確定給付資 年金資産の額が退職給付債務を超える
産が以下の金額の合計を超えないよう 場合、当該超過額を資産として計上す
-年金資産
に制限される。 る(ただし、個別財務諸表に関しては
・ 未認識数理計算上の差損の純額及 「退職給付に関する会計基準」第 39 項
び過去勤務費用 (1) において別段の定めが設けられてい
・ 制度からの返還又は制度への将来の る。)。
掛金減少という形で利用可能な経済
的便益の現在価値(資産上限額)
(37) 確定給付制度 企業は、確定給付負債(資産)の純額 数理計算上の差異は、原則として各期
を財政状態計算書に認識しなければな の発生額について、平均残存勤務期間
-数理計算上の差異
らない。 以内の一定の年数で按分した額を毎期
費用処理する。
数理計算上の差異を含む確定給付負債
(資産)の純額の再測定はその他の包 また、当期に発生した未認識数理計算
括利益で認識される。 上の差異は税効果を調整の上、その他
の包括利益として純資産の部に計上す
(その他の包括利益で認識された確定 る。
給付負債(資産)の純額の再測定は、
事後的に純損益に振り替えてはならな その他の包括利益累計額に計上されて
い。) いる未認識数理計算上の差異のうち、
当期に損益に再分類された部分につい
ては、その他の包括利益の調整(組替
調整)を行う。
未認識過去勤務費用及び未認識数理計
算上の差異の費用処理には平均残存勤
務期間以内の一定の年数のほか一定割
合を用いることができる。また、数理
計算上の差異の償却は翌期から行うこ
とができる。
過去勤務費用と数理計算上の差異の償
却年数はそれぞれ別個に設定すること
ができる。
(38) 保険契約 MFRS 第 17 号は、以下のものに適用しな 日本においては、 MFRS 第 17 号のような
ければならない。 「保険契約」の定義はないが、保険業
(a) 当該企業が発行する保険契約(再 者が「保険契約」として当局の許認可
を受けた契約は「保険契約」とされて
保険契約を含む)
いる。
(b) 当該企業が保有する再保険契約
(c) 当該企業が発行する裁量権付有配
当投資契約(企業が保険契約も発行す
る場合)
MFRS 第 17 号における「保険契約」と
は、「一方の当事者 ( 発行者 ) が、他方
の当事者 ( 保険契約者 ) から、特定の不
確実な将来事象 ( 保険事故 ) が保険契約
者に不利益を与えた場合に保険契約者
に補償を行うことを同意することによ
り、重大な保険リスクを引き受ける契
約」と定義されている。
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(39) 保険契約にお MFRS 第 17 号では、一般測定モデル、保 日本においては、このようなアプロー
険料配分アプローチ及び変動手数料ア チでの概念を扱った基準はなく、保険
ける測定
プローチの3つの測定アプローチに基 契約は保険業法に基づき、保険料及び
づいた単一の評価原則を導入してい 責任準備金の算出方法書に記載された
る。 方法に従って計算し、積み立てられて
(a) 一般測定モデル いる。
MFRS 第 17 号では、保険契約の評価に関
する一般的なアプローチを定めてお
り、当初認識時に、保険契約グループ
を下記の合計額で測定しなければなら
ない。
(ⅰ) 履行キャッシュ・フロー(以下で
構成される)
・将来キャッシュ・フローの見積り
・貨幣の時間価値及び将来キャッ
シュ・フローに係る金融リスク(当該
金融リスクが将来キャッシュ・フロー
の見積りに反映されていない範囲で)
を反映するための調整
・非金融リスクに係るリスク調整
(ⅱ) 契約上のサービス・マージン
(b) 保険料配分アプローチ
グループの契約開始時において、下記
のいずれかの場合に該当する場合に、
かつ、その場合にのみ、保険契約グ
ループの測定を単純化することができ
る。
(ⅰ) そうした単純化による当該グルー
プの残存カバーに係る負債の測定が、
一般アプローチにおける要求事項を適
用した場合の測定と重要性がある差異
がないと企業が合理的に予想している
場合、又は
(ⅱ) 当該グループの中の各契約のカ
バー期間が1年以内である場合
(c) 変動手数料アプローチ
一般測定モデルに一定の調整を加えた
アプローチであり、直接連動有配当保
険契約に関して適用される。
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第7【外国為替相場の推移】
財務書類の表示に用いられた通貨(マレーシア・リンギット)と本邦通貨との間の為替相場が国内におい
て時事に関する事項を掲載する2以上の日刊新聞にて当該半期中において掲載されているため、本項の記載
は省略する。
第8【提出会社の参考情報】
2023 年1月1日以降、本半期報告書提出日までの間に、当行は下記の書類を関東財務局長に提出した。
(1) 有価証券報告書及び添付書類 (2023 年6月 29 日提出 )
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
第1【保証会社情報】
該当事項なし。
第2【保証会社以外の会社の情報】
該当事項なし。
第3【指数等の情報】
該当事項なし。
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