株式会社安藤・間 四半期報告書 第11期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)
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株式会社安藤・間(E00317)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年8月8日
【四半期会計期間】 第11期第1四半期(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)
【会社名】 株式会社安藤・間
【英訳名】 HAZAMA ANDO CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 国 谷 一 彦
【本店の所在の場所】 東京都港区東新橋一丁目9番1号
【電話番号】 東京03(3575)6001
【事務連絡者氏名】 コーポレート・コミュニケーション部長 山 田 英 輔
【最寄りの連絡場所】 東京都港区東新橋一丁目9番1号
【電話番号】 東京03(3575)6094
【事務連絡者氏名】 コーポレート・コミュニケーション部長 山 田 英 輔
【縦覧に供する場所】 株式会社安藤・間 名古屋支店
(名古屋市中区丸の内一丁目8番20号)
株式会社安藤・間 大阪支店
(大阪市福島区福島六丁目2番6号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
連結経営指標等
第10期 第11期
回次 第1四半期 第1四半期 第10期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年6月30日 至 2023年6月30日 至 2023年3月31日
売上高 (百万円) 72,444 81,794 372,146
経常利益 (百万円) 2,274 3,073 19,608
親会社株主に帰属する
(百万円) 3,245 1,952 15,187
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 5,094 3,696 16,985
純資産額 (百万円) 140,267 141,864 141,324
総資産額 (百万円) 285,397 289,833 318,014
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 19.48 12.48 94.02
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 48.9 48.6 44.2
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していま
せん。
2. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、 潜在株式が存在しないため記載していません 。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社に異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識し
ている主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更は
ありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、経済社会活動の正常化に伴い、緩やかに回復してきまし
た。
今後についても、雇用・所得環境が改善する下で回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続
く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価・エネルギー価格の上
昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。
建設業界におきましては、政府建設投資は底堅く推移し、民間建設投資は回復基調が継続しました。一方で、資
材価格等の動向には、今後も注視が必要な状況となっています。
このような状況のもと、当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、 売上高817億円 (前年同四半期 724億
円 、前年同四半期比 12.9%の増加 )、 営業利益27億円 (前年同四半期 19億円 、前年同四半期比 42.6%の増加 )、 経常利
益30億円 (前年同四半期 22億円 、前年同四半期比 35.1%の増加 )、 親会社株主に帰属する四半期純利益は19億円 (前年
同四半期 32億円 、前年同四半期比 39.8%の減少 )となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
(土木事業)
受注高は 178億円 (前年同四半期比 13.3%の増加 )、完成工事高は 328億円 (前年同四半期比 18.9%の増加 )、 営業
利益は40億円 (前年同四半期比 96.1%の増加 )となりました。
(建築事業)
受注高は 432億円 (前年同四半期比 17.3%の減少 )、完成工事高は 428億円 (前年同四半期比 15.1%の増加 )、 営業
損失は21百万円 (前年同四半期は10億円の営業利益)となりました。
(グループ事業)
売上高は 51億円 (前年同四半期比 21.3%の減少 )、 営業利益は3億円 (前年同四半期比 48.1%の増加 )となりまし
た。
(その他)
売上高は 9億円 (前年同四半期比 8.9%の減少 )、 営業損失は58百万円 (前年同四半期は91百万円の営業利益)とな
りました。
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(2) 財政状態
資産の部では現金預金などが減少し、負債の部では工事未払金等などが減少しました。その結果、当第1四半期
連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より 281億円減少 し 2,898億円 となり、負債は、前連結会計年度末よ
り 287億円減少 し 1,479億円 となりました。純資産は、その他有価証券評価差額金などの増加により前連結会計年度
末より 5億円増加 し 1,418億円 となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.4ポイント増加し 48.6% となりま
した。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発への投資総額は約 6億円 です。この中には、社外からの受託研究に
係る費用約 22百万円 が含まれています。
3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 400,000,000
計 400,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間末 提出日現在
上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
取引業協会名
( 2023年6月30日 ) (2023年8月8日)
東京証券取引所
普通株式 181,021,197 181,021,197 単元株式数は100株
プライム市場
計 181,021,197 181,021,197 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2023年4月1日~
- 181,021 - 17,006 - 17,123
2023年6月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載す
ることができないことから、直前の基準日である2023年3月31日現在の当社株主名簿により記載しています。
① 【発行済株式】
2023年6月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 23,215,800
普通株式 157,624,400
完全議決権株式(その他)※1 1,576,244 ―
普通株式 180,997
単元未満株式 ※2
― 一単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 181,021,197 ― ―
総株主の議決権 ― 1,576,244 ―
※1 「完全議決権株式(その他)」には、株式会社証券保管振替機構名義の株式17,700株(議決権177個)及び役員報酬
BIP信託が所有する株式が628,700株(議決権6,287個)及び株式付与ESOP信託が所有する株式が706,400株
(議決権7,064個)が含まれています。
※2 「単元未満株式」のうち普通株式には、自己株式39株及び役員報酬BIP信託が所有する株式54株が含まれて
います。
② 【自己株式等】
2023年6月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都港区東新橋
(自己保有株式)
23,215,800 ― 23,215,800 12.82
株式会社安藤・間
一丁目9番1号
計 ― 23,215,800 ― 23,215,800 12.82
(注) 1.当第1四半期会計期間末(2023年6月30日)における自己株式数は、普通株式23,216,087株(発行済株式総数
に対する所有株式数の割合は12.83%)です。
2.役員報酬BIP信託が所有する株式628,754株(議決権6,287個)及び株式付与ESOP信託が所有する株式
706,400株(議決権7,064個)は、上記自己保有株式には含まれていません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて記載しています。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年
6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けています。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年6月30日)
資産の部
流動資産
現金預金 75,597 53,172
受取手形・完成工事未収入金等 145,094 136,311
未成工事支出金 3,667 3,569
その他の棚卸資産 7,079 6,500
その他 14,101 15,350
△ 160 △ 150
貸倒引当金
流動資産合計 245,379 214,753
固定資産
有形固定資産
土地 15,486 15,486
15,868 16,503
その他(純額)
有形固定資産合計 31,355 31,989
無形固定資産
1,610 1,606
投資その他の資産
投資有価証券 25,020 26,463
繰延税金資産 6,455 6,147
その他 8,663 9,385
△ 470 △ 512
貸倒引当金
投資その他の資産合計 39,668 41,483
固定資産合計 72,634 75,079
資産合計 318,014 289,833
負債の部
流動負債
工事未払金等 54,474 42,791
短期借入金 16,489 16,521
1年内償還予定の社債 127 127
未成工事受入金 33,268 30,885
完成工事補償引当金 2,784 2,714
賞与引当金 2,883 842
工事損失引当金 653 504
53,536 41,007
その他
流動負債合計 164,217 135,393
固定負債
社債 35 35
長期借入金 7,463 7,388
繰延税金負債 31 30
退職給付に係る負債 3,198 3,157
環境対策引当金 138 138
役員株式給付引当金 207 270
従業員株式給付引当金 303 437
1,092 1,115
その他
固定負債合計 12,472 12,574
負債合計 176,689 147,968
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 17,006 17,006
資本剰余金 17,058 17,058
利益剰余金 122,656 121,453
△ 21,106 △ 21,106
自己株式
株主資本合計 135,614 134,410
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,845 4,933
繰延ヘッジ損益 178 804
為替換算調整勘定 203 227
644 622
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 4,871 6,587
非支配株主持分 839 866
純資産合計 141,324 141,864
負債純資産合計 318,014 289,833
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年6月30日) 至 2023年6月30日)
売上高
完成工事高 66,152 77,106
6,292 4,688
その他の事業売上高
売上高合計 72,444 81,794
売上原価
完成工事原価 59,110 68,977
5,710 4,395
その他の事業売上原価
売上原価合計 64,821 73,373
売上総利益
完成工事総利益 7,041 8,128
581 292
その他の事業総利益
売上総利益合計 7,623 8,421
販売費及び一般管理費 5,714 5,701
営業利益 1,908 2,720
営業外収益
受取配当金 60 65
為替差益 508 509
113 121
その他
営業外収益合計 682 696
営業外費用
支払利息 76 83
持分法による投資損失 11 15
支払手数料 144 188
84 55
その他
営業外費用合計 316 344
経常利益 2,274 3,073
特別利益
受取損害賠償金 2,700 -
火災損害等損失引当金戻入額 305 -
94 -
補助金収入
特別利益合計 3,100 -
特別損失
固定資産圧縮損 90 -
固定資産除却損 43 -
投資有価証券評価損 - 38
本社移転費用 338 -
- 31
訴訟関連損失
特別損失合計 472 70
税金等調整前四半期純利益 4,902 3,002
法人税等 1,661 1,038
四半期純利益 3,240 1,964
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 5 11
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,245 1,952
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年6月30日) 至 2023年6月30日)
四半期純利益 3,240 1,964
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,101 1,087
為替換算調整勘定 132 40
退職給付に係る調整額 △ 7 △ 21
626 625
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 1,854 1,731
四半期包括利益 5,094 3,696
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,043 3,668
非支配株主に係る四半期包括利益 50 27
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用の算定については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効
果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて算定しています。
ただし、当該見積実効税率を用いて算定すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用
する方法を採用しています。
(追加情報)
(業績連動型株式報酬制度)
当社は、業績連動型株式報酬制度として取締役及び執行役員に対して「取締役等に対する業績連動型株式報酬
制度」、従業員に対して「株式付与ESOP信託制度」を導入しています。
1 取締役等に対する業績連動型株式報酬制度
(1)取引の概要
当社は、取締役及び執行役員(監査等委員である取締役、社外取締役及び国内非居住者を除く。以下併せて
「取締役等」という。)へのインセンティブプランとして、2016年度から株式報酬制度(以下「本制度」とい
う。)を導入しています。本制度は当社の中長期的な業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めること
を目的とした、会社業績との連動性が高く、かつ透明性及び客観性の高い報酬制度です。
具体的には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「BIP信託」という。)と称される仕
組みを採用し、役位及び業績目標の達成度等に応じて取締役等にBIP信託により取得した当社株式及びその
換価処分金相当額の金銭を交付及び給付するものです。
(2)信託に残存する当社株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己
株式として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、 前連結会計年度末445百万円及び628,754
株、当第1四半期連結会計期間末445百万円及び628,754株です。
2 株式付与ESOP信託制度
(1)取引の概要
当社は、当社の従業員(以下、「従業員」という。)へのインセンティブプランとして、2022年度から株式
付与ESOP信託(以下、「ESOP信託」という。)を導入しています。ESOP信託は、従業員における
処遇改善とともに、当社の中長期的な業績や株価への意識を高めることにより、持続的な企業価値向上を目指
した業務遂行を一層促進すること、並びに当社の将来的な経営人材の成長・成果と当社の発展・企業価値向上
との関連性を強化することを目的としたインセンティブプランです。
具体的には、当社が従業員のうち一定の要件を充足する者を受益者として、信託期間中の従業員の勤務状況
や業績目標の達成度に応じて、従業員にESOP信託により取得した当社株式及びその換価処分金相当額の金
銭を交付及び給付するものです。
(2)信託に残存する当社株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の額に自己
株式として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、 前連結会計年度末629百万円及び706,400
株、当第1四半期連結会計期間末 629百万円及び706,400株です。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりです。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年6月30日 ) 至 2023年6月30日 )
減価償却費 498 百万円 533 百万円
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(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
1 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2022年6月29日
普通株式 利益剰余金 3,392 20.00 2022年3月31日 2022年6月30日
定時株主総会(注)
(注) 2022年6月29日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に
対する配当金12百万円が含まれています。
(2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間末後と
なるもの
該当事項はありません。
2 株主資本の著しい変動
当社は、2022年3月29日開催の取締役会決議に基づき、自己株式3,697,600株の取得を行っています。この結果、
当第1四半期連結累計期間において、自己株式が3,117百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末において自己株
式が13,539百万円となっています。
当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日 )
1 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2023年6月29日
普通株式 利益剰余金 3,156 20.00 2023年3月31日 2023年6月30日
定時株主総会(注)
(注) 2023年6月29日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP
信託が所有する当社株式に対する配当金26百万円が含まれています。
(2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間末後と
なるもの
該当事項はありません。
2 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
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株式会社安藤・間(E00317)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
結損益計
その他 調整額
算書計上
合計
(注1) (注2)
グループ
額
土木事業 建築事業 合計
事業
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 27,639 37,214 6,533 71,387 1,057 72,444 - 72,444
セグメント間の内部売上高
- - 10,663 10,663 4 10,667 △ 10,667 -
又は振替高
計 27,639 37,214 17,196 82,050 1,061 83,112 △ 10,667 72,444
セグメント利益 2,053 1,067 217 3,339 91 3,431 △ 1,523 1,908
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調査・研究受託業務等を含んで
います。
2.セグメント利益の調整額 △1,523百万円 には、セグメント間取引消去及びその他 21百万円 及び各報告セグメ
ントに配分していない全社費用 △1,544百万円 が含まれています。全社費用は、主に報告セグメントに帰属
しない一般管理費です。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日 )
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
結損益計
その他 調整額
算書計上
合計
(注1) (注2)
グループ
額
土木事業 建築事業 合計
事業
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 32,872 42,818 5,140 80,831 963 81,794 - 81,794
セグメント間の内部売上高
- 7 15,172 15,179 3 15,183 △ 15,183 -
又は振替高
計 32,872 42,826 20,312 96,011 966 96,978 △ 15,183 81,794
セグメント利益又は損失
4,027 △ 21 322 4,328 △ 58 4,270 △ 1,549 2,720
(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調査・研究受託業務等を含んで
います。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額 △1,549百万円 には、セグメント間取引消去及びその他 1百万円 及
び各報告セグメントに配分していない全社費用 △1,550百万円 が含まれています。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費です。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント(注2)
その他
合計
グループ
(注1)
土木事業 建築事業 合計
事業
一定の期間にわたり移転される財
27,603 34,759 1,256 63,618 - 63,618
又はサービス
一時点で移転される財又はサービス 36 2,455 5,085 7,577 889 8,467
顧客との契約から生じる収益 27,639 37,214 6,341 71,195 889 72,085
その他の収益 - - 191 191 167 358
外部顧客への売上高 27,639 37,214 6,533 71,387 1,057 72,444
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調査・研究受託業務等を含んで
います。
2.収益認識に関する会計基準の適用指針第95項に定める代替的な取扱いを適用することにより、完全に履行義
務を充足した時点で収益を認識している工事契約については、一時点で移転される財又はサービスに含めて
います。
当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント(注2)
その他
合計
グループ
(注1)
土木事業 建築事業 合計
事業
一定の期間にわたり移転される財
32,767 40,064 1,353 74,185 - 74,185
又はサービス
一時点で移転される財又はサービス 104 2,753 3,527 6,386 822 7,209
顧客との契約から生じる収益 32,872 42,818 4,881 80,572 822 81,394
その他の収益 - - 258 258 140 399
外部顧客への売上高 32,872 42,818 5,140 80,831 963 81,794
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、調査・研究受託業務等を含んで
います。
2.収益認識に関する会計基準の適用指針第95項に定める代替的な取扱いを適用することにより、完全に履行義
務を充足した時点で収益を認識している工事契約については、一時点で移転される財又はサービスに含めて
います。
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株式会社安藤・間(E00317)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりです。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
項目 (自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年6月30日 ) 至 2023年6月30日 )
1株当たり四半期純利益(円) 19.48 12.48
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 3,245 1,952
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
3,245 1,952
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 166,613 156,470
(注)1.役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式を、1株当たり四半期純利益の算定上、期
中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。当該自己株式の期中平均株式数は前第1四半
期連結累計期間14,407千株、当第1四半期連結累計期間24,551千株であり、このうち役員報酬BIP信託が所
有する当社株式の期中平均株式数は前第1四半期連結累計期間639千株、当第1四半期連結累計期間628千株、
株式付与ESOP信託が所有する当社株式の期中平均株式数は当第1四半期連結累計期間706千株です。
2. 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、 潜在株式が存在しないため 記載していません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
重要な訴訟事件等
提出日現在、当社を含む多数の建設会社を被告とする全国トンネルじん肺訴訟が、全国3地方裁判所に提訴され審
理中です。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年8月8日
株式会社安藤・間
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
細 矢 聡
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
會 田 大 央
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社安藤・
間の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年6
月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社安藤・間及び連結子会社の2023年6月30日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当
と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められない
かどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書に
おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注
記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められてい
る。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企
業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財
務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信
じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監
査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又
は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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