ウルグアイ東方共和国 訂正有価証券報告書
提出書類 | 訂正有価証券報告書 |
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提出日 | |
提出者 | ウルグアイ東方共和国 |
カテゴリ | 訂正有価証券報告書 |
EDINET提出書類
ウルグアイ東方共和国(E06061)
訂正有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書の訂正報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第 24 条の2第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 令和5年7月 18 日
【会計年度】 自 令和4年1月1日 至 令和4年 12 月 31 日
【発行者の名称】 ウルグアイ東方共和国
( República Oriental del Uruguay )
【代表者の役職氏名】 経済財務大臣
Azucena Arbeleche
【事務連絡者氏名】 弁護士 黒 丸 博 善
弁護士 海 江 田 光
弁護士 松 尾 和 廣
【住所】 東京都港区六本木六丁目 10 番1号
六本木ヒルズ森タワー 23 階
TMI総合法律事務所
【電話番号】 ( 03 ) 6438-5511
【縦覧に供する場所】 該当なし
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訂正有価証券報告書
1 【有価証券報告書の訂正報告書の提出理由】
令和5年6月 29 日付で提出いたしました有価証券報告書に関し、提出日後の情報の更新がありましたの
で、これを報告するために有価証券報告書の訂正報告書を提出するものであります。
2 【訂正事項】
第3 発行者の概況
1 発行者が国である場合
(2) 経済
② 経済実績
③ 最近の動向
3 【訂正箇所】
訂正箇所については、下線を付して示しております。
(2) 経済
<訂正前>
② 経済実績
(省 略)
(f) 経済計画
経済財務省は、 2023 年 6 月 30 日に 2022 年度財政実績報告書 ( 2022 Rendición de Cuentas ) を国会に
提出する予定である。下表は、 2023 年2月に示された政府の主なマクロ経済想定および政策目標であ
り、これらは6月末に更新される予定である。
(省 略)
③ 最近の動向
(省 略)
干ばつの経済への影響
2023 年1月 17 日、農牧漁業省は、畜産、酪農、園芸、農業、養鶏、養蜂および林業を対象に農業緊
急事態の 2023 年4月 23 日までの延長を発表した。「- ① 最近の経済動向の概要および現在の課題-
2022 年:景気回復および経済成長の継続-干ばつの経済への影響」を参照のこと。
<訂正後>
② 経済実績
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訂正有価証券報告書
(省 略)
(f) 経済計画
経済財務省は、 2023 年 6 月 30 日に 2022 年度財政実績報告書 ( 2022 Rendición de Cuentas ) を国会に
提出する予定である。下表は、 2023 年2月に示された政府の主なマクロ経済想定および政策目標であ
り、これらは6月末に更新される予定である。 「-③ 最近の動向-経済計画」および「-③ 最近の
動向-財政規律の3本柱に関する 2023 年度目標」を参照のこと。
(省 略)
③ 最近の動向
経済計画
2020 年度 -2024 年度予算法
2023 年 6 月 30 日、経済財務省は、 2022 年度財政実績報告書 ( 2022 Rendición de Cuentas ) を国会に
提出した。下表の表示には、 2023 年の主なマクロ経済想定および政策目標が盛り込まれている。
202 2 年度財務実績報告書に含まれる 2023 年の主なマクロ経済想定および目標
実質 GDP 成長率 1.3 %
年平均国内インフレ率( CPI ) 6.7 %
公共部門の基礎的財政収支 (1) GDP の 0.7 %の赤字
公共部門の総収支 (1) GDP の 3.3 %の赤字
中央政府-社会保障銀行( BPS )の総合収支 (1) GDP の 3.2 %の赤字
注 (1) 五十歳法の効果として推進される社会保障信託基金への移転(見積りでは GDP の 0.1 %)を除く。
資料出所:経済財務省
政府は、ウルグアイ経済の想定および目標は策定時において合理的であったと考えているが、実際
の結果は、政府の制御や大きな影響力が及ばないものであり、将来の事象に左右される。したがっ
て、 2023 年以降の経済実績(実質 GDP 成長およびインフレを含む。)および政府の財政実績が、上記の
想定、目標および見積りと大きく異なることにならないとの保証はできない。さらに 2023 年中におい
て、政府は、ウルグアイで 2022 年最終四半期以降に発生している干ばつに関する最新の動向など、国
内外の要因を反映するため、マクロ経済想定をさらに調整する可能性がある。
2022 年度財政実績報告書では、メンタル・ヘルスや依存症のための治療およびリハビリテーション
に対し、 2020-2024 年度予算法で定めたもの以外で資源の追加が検討されている。その追加支出は、
2,000 万米ドルと見積もられている。
加えて、経済の長期的成長を促進するために、 2022 年度財政実績報告書は、対外貿易および商務、
気候変動の緩和および適応、水不足への緊急対策、インフラ投資、最近の社会保障制度改革および減
税措置、イノベーション計画ならびにサステナブル・ファイナンス戦略の展開に関連する公共政策を
定めている。
財政規律の3本柱に関する 2023 年度目標
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訂正有価証券報告書
2023 年6月 30 日、経済財務省は、 2022 年度責任法案( Proyecto de Ley Rendición de Cuentas
2022 )において、中央政府の財政規律の3本柱に関する 2023 年度の目標を設定した。財政規律の第一
の 柱である構造的財政収支については、 2023 年の歳出超過率の参考目標は 2.7 %とされた。財政規律の
第二の柱である基礎的財政収支については、 2023 年度の年間増減率の参考目標は 2.1 %とされた。
財政規律の第三の柱である純債務の上限については、危機的な水不足の影響を受け、 2023 年度の法
定基準額が 22 億米ドルから 28 億 6,000 万米ドルに引き上げられた。これに関して、行政府は 2023 年6月
28 日、法律第 19,924 号が定める例外条項(純債務の上限額を既定額から最大 30 %引き上げることを中
央政府に認める。)を発動する旨を国会の本会議に通告していた。ウルグアイが経験している深刻な
水不足、およびそれに関連してモンテビデオと大都市圏について政府が 2023 年6月に宣言した水不足
に関する緊急事態に対処するため公的資源の追加投入が必要であることに鑑み、政府は 2023 年度の純
債務の上限額を法律 20,075 号で承認された 22 億米ドルから 28 億 6,000 万米ドルに引き上げることを決定
した。ウルグアイに影響を及ぼしている水不足に関する緊急事態ついては、「-干ばつの経済への影
響、水不足に関する緊急事態および今後の浄水場建設投資プロジェクト」を参照のこと。
(省 略)
干ばつの経済への影響 、水不足に関する緊急事態および今後の浄水場建設投資プロジェクト
2023 年1月 17 日、農牧漁業省は、畜産、酪農、園芸、農業、養鶏、養蜂および林業を対象に農業緊
急事態の 2023 年4月 23 日までの延長を発表した。「- ① 最近の経済動向の概要および現在の課題-
2022 年:景気回復および経済成長の継続-干ばつの経済への影響」を参照のこと。
2023 年6月 19 日、ウルグアイ政府は政令第 177/023 号により、モンテビデオおよび大都市圏について
水不足に関する緊急事態を宣言した。政府は、病院、介護施設、児童・家族センターおよびウルグア
イ青少年協力隊( Instituto del Niño y Adolescente del Uruguay 、または「 INAU 」)のオフィスに
対する飲用水の供給を保証する旨を表明した。さらに政府は、社会開発省が受給対象者と認める者に
対して1日当たり2リットルの飲用水を無料で提供することを発表した。
さらに政府は6月 19 日、サン・ホセ川の貯水池およびその配水管システムの建設工事を(6月 20 日
以降)開始することを発表した。これにより、水道・公衆衛生の国有企業である OSE は、確実に水を保
証するための代替水源を確保することができる。
2022 年 11 月 15 日、ウルグアイ政府は OSE の理事会と共同で、アラサティ・プロジェクトを承認したと
発表した。同プロジェクトは、2億米ドルを投資して浄水インフラの建設を進め、大都市圏向け飲用
水の第2供給源を確保していくものであり、干ばつや機器の不具合による潜在的な影響を緩和する。
アラサティ・プロジェクトの一環として、ラプラタ川の水を引き込み、ポンプ場やモンテビデオまで
の全長 80 キロの送水パイプラインを運用する新たな浄水場がサン・ホセ県に建設される。
開札期間を経て 2023 年6月 13 日、 Saceem 、 Berkes 、 Ciesma および Fast の各社で組織されるアグア
ス・デ・モンテビデオ( Aguas de Montevideo )コンソーシアム、ならびに Teyma および CEI の各社から
なるグルポ・アラサティ( Grupo Arazatí )コンソーシアムから2件の提案を受理した。
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