株式会社白洋舍 有価証券報告書 第130期(2022/01/01-2022/12/31)
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株式会社白洋舍(E04754)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年3月27日
【事業年度】 第130期(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
【会社名】 株式会社 白洋舍
【英訳名】 Hakuyosha Company, Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 社長執行役員 松本 彰
【本店の所在の場所】 東京都大田区下丸子二丁目11番8号
【電話番号】 03(5732)5111(大代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 丹羽 義己
【最寄りの連絡場所】 東京都大田区下丸子二丁目11番8号
【電話番号】 03(5732)5111(大代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 丹羽 義己
【縦覧に供する場所】 株式会社 白洋舍 関西支店
(大阪府吹田市岸部中二丁目17番1号)
株式会社 白洋舍 名古屋支店
(名古屋市北区水草町一丁目27番地)
株式会社 白洋舍 神奈川支店
(神奈川県鎌倉市大船1737番地)
株式会社 白洋舍 京葉支店
(千葉市美浜区新港221番地9)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第126期 第127期 第128期 第129期 第130期
決算年月 2018年12月 2019年12月 2020年12月 2021年12月 2022年12月
売上高 (百万円) 50,816 50,274 39,146 35,131 39,180
経常利益又は経常損失
(百万円) 1,209 289 △ 4,439 △ 2,179 1,357
(△)
親会社株主に帰属する当期
純利益又は親会社株主に帰 (百万円) 299 △ 6 △ 3,159 △ 1,249 1,688
属する当期純損失(△)
包括利益 (百万円) △ 170 147 △ 3,704 △ 1,672 2,000
純資産額 (百万円) 10,007 9,899 6,057 4,376 6,146
総資産額 (百万円) 38,111 38,180 34,856 31,411 31,369
1株当たり純資産額 (円) 2,458.61 2,461.06 1,515.39 1,118.49 1,607.87
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失 (円) 78.58 △ 1.71 △ 833.37 △ 329.59 447.09
(△)
潜在株式調整後
(円) ― ― ― ― ―
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 24.6 24.4 16.5 13.5 19.4
自己資本利益率 (%) 3.1 △ 0.1 △ 41.9 △ 25.1 32.8
株価収益率 (倍) 35.9 ― ― ― 4.0
営業活動による
(百万円) 2,291 1,880 △ 1,307 △ 29 1,313
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 1,340 △ 1,404 932 1,761 815
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 844 △ 886 780 △ 1,771 △ 2,119
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
(百万円) 1,081 663 1,065 1,044 1,106
の期末残高
従業員数
2,229 2,230 2,212 1,955 1,789
(ほか、平均臨時 (名)
( 2,801 ) ( 2,714 ) ( 2,288 ) ( 1,955 ) ( 1,820 )
雇用者数)
(注)1 「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末株式数の計算におい
て控除する自己株式に含めております。
2 「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)の
算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第130期の期首から適用してお
り、第130期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
5 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第126期 第127期 第128期 第129期 第130期
決算年月 2018年12月 2019年12月 2020年12月 2021年12月 2022年12月
売上高 (百万円) 36,943 36,265 29,572 27,856 30,356
経常利益又は経常損失
(百万円) 992 304 △ 3,005 △ 1,534 1,508
(△)
当期純利益又は当期純損失
(百万円) 247 136 △ 1,722 △ 131 1,345
(△)
資本金 (百万円) 2,410 2,410 2,410 2,410 2,410
発行済株式総数 (株) 3,900,000 3,900,000 3,900,000 3,900,000 3,900,000
純資産額 (百万円) 7,699 7,620 5,517 5,209 6,569
総資産額 (百万円) 30,017 30,051 28,845 26,867 26,847
1株当たり純資産額 (円) 1,991.09 1,979.94 1,433.57 1,358.05 1,712.59
1株当たり配当額
(円) 50.00 50.00 0.00 0.00 10.00
(内1株当たり
(円) ( 25.00 ) ( 25.00 ) ( 0.00 ) ( 0.00 ) ( 0.00 )
中間配当額)
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失 (円) 64.12 35.22 △ 447.58 △ 38.94 350.88
(△)
潜在株式調整後
(円) ― ― ― ― ―
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 25.7 25.4 19.1 19.4 24.5
自己資本利益率 (%) 3.2 1.8 △ 26.2 △ 2.4 22.9
株価収益率 (倍) 43.9 81.1 ― ― 5.0
配当性向 (%) 78.0 142.0 ― ― 2.9
従業員数
1,660 1,665 1,699 1,512 1,377
(ほか、平均臨時 (名)
( 1,874 ) ( 1,788 ) ( 1,536 ) ( 1,314 ) ( 1,229 )
雇用者数)
株主総利回り
(%)
65.2 67.2 58.4 38.3 42.7
(比較指標:配当込み
( 99.2 ) ( 106.6 ) ( 120.2 ) ( 117.2 )
( 84.0 )
(%)
TOPIX)
最高株価 (円) 4,490 3,070 2,964 2,861 2,200
最低株価 (円) 2,793 2,671 2,235 1,561 1,077
(注)1 「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末株式数の計算において
控除する自己株式に含めております。
2 「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)の
算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
4 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
5 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所第一部におけるものであり、2022年4月4
日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。
6「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第130期の期首から適用してお
り、第130期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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2 【沿革】
当社は、創始者五十嵐健治が1906年3月14日東京日本橋において「白洋舍」と称し個人経営で洋式洗濯業を創業し
たことに始まり、その後1920年株式会社に改組し現在に至っておりますが、その後の沿革は次のとおりであります。
1920年5月 白洋舍クリーニング株式会社設立
1920年5月 名古屋支店設置
1920年11月 渋谷工場設置(旧渋谷支店)
1921年4月 大阪支店設置(現・関西支店)
1927年12月 株式会社白洋舍と商号変更
1931年6月 横浜支店設置(現・神奈川支店)
1932年5月 札幌支店設置(現・白洋舍北海道リネンサプライ株式会社)
1932年5月 多摩川工場設置(現・東京支店)
1933年4月 静岡支店(現・静岡白洋舍株式会社)、仙台支店設置
1938年4月 福岡支店設置
1945年10月 京都支店設置(現・関西支店)
1946年11月 湘南支店設置(現・神奈川支店)
1949年5月 東京証券取引所上場
1956年4月 東日本ホールセール株式会社(現・連結子会社)を設立
1959年2月 信和実業株式会社を設立
1960年3月 大阪・淀屋橋白洋舍ビル竣工
1961年2月 東京東支店設置(現・京葉支店)
1961年10月 大阪証券取引所上場(2005年11月25日上場廃止)
1962年2月 共同リネンサプライ株式会社(現・連結子会社)を設立
1962年11月 日本リネンサプライ株式会社を設立
1963年8月 神戸支店設置(現・関西支店)
1963年9月 スターリース株式会社を設立
1963年10月 株式会社ケイシーケイエンタープライズを設立
1965年6月 札幌・白洋舍ビル竣工
1967年8月 東京北支店設置(現・東京支店)
1967年8月 武蔵野支店設置
1969年8月 レンテックス東部事業所開設(現・株式会社レンテックス)
1969年9月 レンテックス西部事業所開設(現・株式会社レンテックス)
1969年12月 株式会社双立(現・連結子会社)を設立
1970年2月 リネンサプライ小田原事業所(現・リネンサプライ相模事業所)開設
1970年2月 白洋舍インターナショナル株式会社(現・連結子会社)を設立
1970年4月 リネンサプライ京浜工場開設(現・ユニフォームレンタル東部事業所)
1970年8月 広島支店設置
1972年3月 大宮支店設置(現・武蔵野支店)
1972年8月 奈良店開設(現・関西支店)
1973年2月 株式会社ジャパンアパレル・サービスを設立
1973年10月 厚木支店設置(現・神奈川支店)
1973年10月 千葉支店設置(現・京葉支店)並びにリネンサプライ千葉事業所開設
1974年8月 白洋舍不動産株式会社を設立
1975年8月 マーキュリーコメット株式会社を設立
1981年7月 ダステックスホノルル株式会社(現・連結子会社)を設立
1981年12月 サニトーンジャパン株式会社を設立
1982年12月 厚木市金田に相模支店設置(現・神奈川支店)、旧厚木支店併合
1984年4月 リネンサプライ相模事業所開設
1986年11月 渋谷支店を東京支店へ統合
1987年1月 ハウスケア事業所開設(現・東京支店)
1987年4月 東京西支店設置(現・武蔵野支店)
1988年4月 白洋舍本社ビル完成(旧本社)
1990年3月 東京北支店埼玉県新座市に移転
1997年1月 レンテックス埼玉事業所開設(現・ユニフォームレンタル東部事業所)
2000年1月 ユニフォームレンタル東京事業所開設(現・ユニフォームレンタル東部事業所)
2000年7月 ユニフォームレンタル西部事業所開設
2001年7月 ユニフォームレンタル福岡事業所開設
2003年1月 大宮支店を東京北支店へ統合
2003年1月 奈良支店を京都支店へ統合
2003年1月 神戸支店を大阪支店へ統合
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2003年1月 相模支店を湘南支店へ統合
2004年2月 有限会社マインクリーナースを設立
2004年8月 栄リネンサプライ株式会社(現・白洋舍栄リネンサプライ株式会社 連結子会社)を子会社へ
2004年9月 マーキュリーコメット株式会社を清算
2004年9月 株式会社阪急リネンサプライ株式取得
2004年10月 株式会社ケイシーケイエンタープライズがサニトーンジャパン株式会社を合併
2005年4月 株式会社阪急リネンサプライを共同リネンサプライ株式会社に商号変更
2005年10月 信和実業株式会社が白洋舍不動産株式会社を合併
2006年1月 東京西支店を武蔵野支店へ統合
2006年9月 株式会社双立、信和実業株式会社、スターリース株式会社が完全子会社となる
2007年1月 リネンサプライ小田原事業所をリネンサプライ相模事業所へ統合
2007年10月 共同リネンサプライ株式会社(東京都大田区)が共同リネンサプライ株式会社(大阪府大阪
市淀川区)を合併
2008年1月 札幌支店を会社分割し、札幌白洋舍株式会社(現・白洋舍北海道リネンサプライ株式会社)を
設立
2008年10月 スターリース株式会社を吸収合併
2009年6月 有限会社マインクリーナースを清算
2009年10月 株式会社双立が株式会社ケイシーケイエンタープライズを合併
2010年9月 北洋リネンサプライ株式会社を連結子会社へ
2011年1月 静岡支店を会社分割し、静岡白洋舍株式会社(現・連結子会社)を設立
2012年1月
ユニフォームレンタル横浜事業所がユニフォームレンタル東京事業所を統合
し、ユニフォームレンタル東部事業所へ改称
2012年12月
北洋リネンサプライ株式会社、株式会社ジャパンアパレル・サービスが完全子会社となる
2013年4月 株式会社双立が株式会社ジャパンアパレル・サービスを合併
2014年7月 本社を東京都大田区に移転(本社ビル完成)
2016年6月 北海道リネンサプライ株式会社(現・白洋舍北海道リネンサプライ株式会社)を連結子会社へ
北海道リネンサプライ株式会社(現・白洋舍北海道リネンサプライ株式会社)が北洋リネンサ
2017年10月
プライ株式会社を合併
2020年1月
千葉支店が東京東支店を統合し、京葉支店へ改称
2020年10月
日本リネンサプライ株式会社を吸収合併
2021年1月
信和実業株式会社を吸収合併
2021年1月
湘南支店が横浜支店を統合し、神奈川支店へ改称
2021年1月
大阪支店が京都支店を統合し、関西支店へ改称
2021年7月 レンテックス東部事業所、レンテックス西部事業所を新設分割により株式会社レンテックス
へ承継
2022年1月
東京北支店を分割し、東京支店及び武蔵野支店へ統合
2022年4月
北海道リネンサプライ株式会社が札幌白洋舍株式会社を合併し、白洋舍北海道リネンサプラ
イ株式会社(現・連結子会社)へ商号変更
2022年4月
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行
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3 【事業の内容】
当社グループは、当社、子会社8社及び関連会社3社で構成されております。
当社グループ事業の内容と、各関係会社等に係る位置づけは以下の通りであり、次の4区分は、「第5 経理の状
況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報等の区分と同一であります。
当連結会計年度において、当社子会社である北海道リネンサプライ株式会社と当社子会社である札幌白洋舍株式
会社は、2022年4月1日を効力発生日として、北海道リネンサプライ株式会社を存続会社とする吸収合併を行い、
白洋舍北海道リネンサプライ株式会社に名称変更致しました。
クリーニング
個人及び法人のドライクリーニング品、ランドリー品等の洗濯、仕上、加工などを取り扱う事業であります。
(主な関係会社)
静岡白洋舍㈱、東日本ホールセール㈱、Hakuyosha International,Inc.
レンタル
ホテル、レストラン、会社などのユニフォームやシーツ、布団カバーなどのクリーニング付レンタルを取り扱う
事業であります。
(主な関係会社)
共同リネンサプライ㈱、白洋舍栄リネンサプライ㈱、白洋舍北海道リネンサプライ㈱、
Dust-Tex Honolulu,Inc.
不動産
不動産の賃貸及び管理などを取り扱う事業であります。
物品販売
クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売などを取り扱う事業であります。
(主な関係会社)
㈱双立
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事業の系統図は次の通りであります。
子会社……………………………… Hakuyosha International,Inc.・共同リネンサプライ㈱・東日本ホールセール
(8社)※印
㈱・㈱双立・Dust-Tex Honolulu,Inc.・白洋舍栄リネンサプライ㈱・静岡白洋舍
㈱・白洋舍北海道リネンサプライ㈱
持分法適用関連会社……………… 恒隆白洋舍有限公司・東京ホールセール㈱
(2社)△印
持分法を適用していない関連会社… 日本スエードライフ㈱
(1社)
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4 【関係会社の状況】
議決権の
資本金又
所有(被所有)割合
主要な事業
名称 住所 は出資金 関係内容
の内容
被所有
所有割合
(百万円)
(%)
割合(%)
(連結子会社)
100.00
静岡県
静岡白洋舍㈱ 95 クリーニング (―) ― 役員の兼務 2名
静岡市駿河区
〔―〕
毛皮・皮革等のクリーニングを外注し
88.43
東日本ホールセール㈱
ている。
群馬県前橋市 90 クリーニング (29.06) ―
(注)5
〔11.33〕
役員の兼務 2名
86.06
リネンサプライ業務を外注している。
共同リネンサプライ㈱
東京都大田区 90 レンタル (―) ―
(注)6
役員の兼務 2名
〔2.28〕
100.00
愛知県 リネンサプライ業務を外注している。
白洋舍栄リネンサプライ㈱ 30 レンタル (―) ―
北名古屋市 役員の兼務 2名
〔―〕
92.49
北海道
白洋舍北海道リネンサプラ
75 レンタル (―) ― 役員の兼務 4名
イ㈱
札幌市白石区
〔―〕
クリーニング用資材、機械の仕入及び
100.00
ユニフォームレンタル用リネンの仕入
㈱双立 東京都大田区 20 物品販売 (―) ―
を委託している。
〔―〕
役員の兼務 3名
80.13
Hakuyosha US$ 貸付を行っている。
USA.Hawaii クリーニング (22.01) ―
International,Inc. 238,730 役員の兼務 3名
〔13.55〕
80.13
US$ 貸付を行っている。
Dust-Tex Honolulu,Inc.
〃 レンタル (80.13) ―
597,145 役員の兼務 3名
〔―〕
(持分法適用関連会社)
毛皮・皮革等のクリーニングを外注し
22.08
ている。
東京ホールセール㈱ 東京都府中市 80 クリーニング (2.75) 4.65
〔4.93〕
役員の兼務 1名
50.00
HK$
Hong Kong
恒隆白洋舍有限公司 クリーニング (―) ― 役員の兼務 1名
800,000
〔―〕
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 特定子会社に該当する会社はありません。
3 有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。
4 議決権の所有割合の(内書)は間接所有であり、〔外書〕は緊密な者等の所有割合であります。
5 債務超過会社であり、当連結会計年度末時点で債務超過額は26百万円であります。
6 共同リネンサプライ(株)については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める
割合が10%を超えております。
主要な損益情報等
売上高 4,003百万円
経常損失(△) △96百万円
当期純損失(△) △60百万円
純資産額 451百万円
総資産額 3,247百万円
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2022年12月31日 現在
セグメントの名称 従業員数(名)
( 1,037 )
クリーニング 1,128
( 762 )
レンタル 554
( 0 )
不動産 2
( 13 )
物品販売 25
全社 80 ( 8 )
( 1,820 )
合計 1,789
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 従業員数欄の( )内の数字は、外書で臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
(2) 提出会社の状況
2022年12月31日 現在
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
1,377 ( 1,229 ) 41.8 14.8 3,815,436
セグメントの名称 従業員数(名)
クリーニング 1,013 ( 938 )
レンタル 282 ( 283 )
不動産 2 ( 0 )
物品販売 0 ( 0 )
全社 80 ( 8 )
合計 1,377 ( 1,229 )
(注) 1 従業員は就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 従業員数欄の( )内の数字は、外書で臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
(3) 労働組合の状況
当社の労働組合は企業内組合であって、「白洋舍労働組合」と称しており、連結子会社及び関連会社等には労働
組合はありません。特に記す事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「人々の清潔で、快適な生活空間づくりのために、たゆまぬ技術革新と感動を与えるサービス
を提供し、社会に貢献する」ことを経営理念としており、個人向けの衣料クリーニングのみならず、家庭向けのハ
ウスクリーニングや、法人向けのリネンサプライ・ユニフォームレンタル等、人々の清潔で快適な生活空間づくり
に関連するサービス・事業を総合的に展開しております。1906年の創業から百十余年間、業界のリーディングカン
パニーとして、たえず新しいサービスや技術に挑戦し、最先端を走り続けてまいりました。
2021年度からは、「Together 2023」をテーマとする中期経営計画(3ヵ年)を開始しており、新型コロナウイ
ルス感染拡大の影響で毀損した自己資本を回復し、成長軌道への回帰を果たすべく、不採算店舗の閉鎖や工場の再
編等による固定費の削減や、ペーパーレス化の推進による業務効率の改善等、構造改革の更なる加速化に取り組ん
でおります。さらに、デジタルマーケティングの推進によるクリーニング需要の創造や、事業横断的な地域戦略の
推進によるユニフォームレンタルの業容拡大等、経営計画に基づいた事業戦略を進めております。これらに加え、
コンプライアンスの更なる徹底とコーポレートガバナンスの強化を通じて中長期的な企業価値の向上を図り、ス
テークホルダーの皆さまの期待と信頼に応えてまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、中期経営計画(2021年度より3ヵ年)において、自己資本比率の20%以上への回復を目標とし
ております。
(3)会社の経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
①経営環境と中期経営計画
当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症に関する行動制限の緩和に伴い市況が回復傾向にあ
る一方、水道光熱費や資材費の高騰、物価高、需要回復に伴う人手不足、国際情勢の悪化等の懸念材料も見られる
状況です。
2021年12月において、当社グループは構造改革の規模の拡大及び一層の加速化を図るべく、中期経営計画
「Together 2023」の見直しを行いました。修正後の計画では、コロナ禍によって人々のライフスタイルが変化し、
需要が十分に回復しないことが想定される個人向けクリーニング事業を中心に、経営基盤の再構築に向けた取り組
みを加速しております。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)を一層推進し、DX人材の計画的育成、デ
ジタルを活用した売上機会の創出、付加価値創造による売上向上、電子化進展に伴う現場事務の本社集約による管
理経費の削減等を進めております。
中期経営計画の最終年度である2023年度においては、これらの構造改革にスパートをかけて計画を完遂し、「成
長軌道への回帰」を実現してまいります。
②各事業セグメントの市場環境と戦略
ユニフォームレンタル事業においては、HACCP(食品衛生管理の世界標準)の義務化等を背景に市況の活性化が見
込まれることから、収益事業・成長事業と位置付けた上で、クリーニング事業からの人事異動等を通じて営業体制を
強化し、新規取引先の獲得による業容拡大を目指してまいります。
リネンサプライ事業については、新型コロナウイルス感染拡大によって一時的に市況が大きく悪化したものの、
ウィズコロナにおいてホテル稼働率やインバウンドの回復傾向が見られ、また国の観光立国化政策を背景としてホテ
ルの新規開設が多く予定されていることから、今後急速な需要拡大が見込まれます。安定供給と収益性の向上を果た
すため、グループ各社間での生産拠点・物流拠点の再構築、取引先ごとの収支に基づく適正な価格改定、採算を十分
考慮した新規取引ホテルの受注等を進めてまいります。
個人向けのクリーニング事業においては、新型コロナウイルスの感染拡大以降、外出の自粛や在宅勤務の浸透に
伴って需要の低下が加速しており、人々のライフスタイルが変化していることから、感染拡大の鎮静化後も需要の回
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復は限定的になることを前提として、事業戦略を策定しております。
具体的な取り組み事項として、不採算店舗の閉鎖計画の完遂による固定費圧縮と、「CLP(集配スタッフ)」「らく
らく宅配便(宅配便を用いたネット宅配クリーニング)」への売上構成シフトを加速することにより、収益性の改善
を図ってまいります。また、スマートフォンアプリの機能拡充による顧客接点強化・デジタルマーケティングの推進
や、非衣類・非クリーニングのサービス拡充等、市場環境の変化を踏まえた営業戦略をスピーディに遂行してまいり
ます。
③事業ポートフォリオの基本方針
当社グループは、企業理念に基づきビジネスモデルを明確化し、経営戦略を策定したうえで、事業ポートフォリ
オを定期的に見直す仕組みを構築し、資本効率の高い事業ポートフォリオへの転換を実現することで、中長期的に
企業価値の向上を図ってまいります。
事業ポートフォリオマネジメントを実施するための体制整備として、事業部門から独立した経営企画部を責任部
署に定め、取締役会にて年1回以上、事業ポートフォリオに関する審議を行うこととしております。
事業ポートフォリオの見直しにあたっては、当社グループが保有する各事業について、資本収益性と成長性を軸
とし、ROIC(投下資本利益率)等の指標を活用した定量的な事業評価とそれに基づく判断を行うことにより、経営
資源配分の適正化に加え、事業ポートフォリオの転換、事業の切り出しを含めた事業再編を行ってまいります。
(4)サステナビリティへの取組み
当社グループは、基本精神である「奉仕の徹底」「一人代表」「開拓者精神」のもと、経営理念である「人々の
清潔で、快適な生活空間づくりのために、たゆまぬ技術革新と感動を与えるサービスを提供し、社会に貢献しま
す」を実践しています。
経営にあたってはESGを重視し、サステナビリティを巡る課題への対応は重要な経営課題であるという認識のも
と、事業と環境や社会とのかかわりに注視し、それらへの影響、それらからの影響を経営戦略に組み込み、規律づ
けられた企業統治のもとで持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。
①マテリアリティの設定
自社グループおよびステークホルダーにとって重要度の高い課題の中から、特に優先すべき8つのマテリアリティ
と23の解決に向けた手段を設定し、取組を進めています。
マテリアリティ 解決に向けた手段
1.事業収益力の改善 グループ総合力の発揮 事業ポートフォリオの再構築 イノベーションの創出
2.たゆまぬ品質向上 品質管理・品質監査の充実 洗濯科学研究所の機能強化
社
3.働く仲間の成長と活躍 専門能力の向上 若手・中堅社員の育成 ESの向上
会
4.ダイバーシティ 女性活躍の推進 多様な人材の雇用と育成
5.職場の安全と健康 職場の安全対策 健康維持・増進への取組
6.気候変動対策と環境負荷低減 CO2排出削減 環境配慮型溶剤への転換 水使用量の削減と排水管理
環
境
7.廃棄物削減と使用資源の循環 プラゴミ削減・回収 資材のリユース・リサイクル
取締役会の実効性向上 リスクマネジメント コンプライアンス
統
8.強固な経営基盤の確立
治
企業理念の浸透 人権の尊重 地域社会との共生
②サステナビリティ推進体制
白洋舍本社にサステナビリティ委員会、支店・事業所・グループ会社にSDGs委員会を設置し、委員長である代表
取締役社長執行役員のもと、全社での取組を推進しています。また、活動状況については定期的に取締役会に報告
を行い、取締役会における意見等を活動に反映しています。
③サステナビリティに関する主な取り組み内容
イ.人権の尊重に向けた取組
経営理念の実践にあたり、全ての事業活動の基盤となるのが人権の尊重です。2022年度においては、その責任
を果たすというコミットメント(約束)を社内外のステークホルダーに向けて明確に表明するため、「白洋舍グ
ループ人権方針」を策定いたしました。また、事業活動を通じて人権を尊重する当社グループの姿勢を取引先、
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製品・サービスに直接関与する関係者に対して示し、サプライチェーンにおける人権配慮への期待を明確化する
ため、「サステナブル調達方針」および「サステナブル調達ガイドライン」を策定いたしました。こうした人権
尊 重への取組の意義について、全従業員を対象とした人権研修などを通じ、社内理解・浸透を図っています。
ロ.気候変動対策と環境負荷低減・循環型社会に向けた取組
a.気候変動対策と環境負荷低減に向けた取組
フッ素系溶剤であるHFC365mfc(商品名:ソルカン)は衣類に対する影響が小さく、ソフトに洗浄できる一
方、地球温暖化の原因となると言われています。代替溶剤の開発を進め、将来的には全て移行することにより
100%削減します。
また、排水中に含まれるテトラクロロエチレン濃度の自社基準を法定基準の1/2に設定しております。研究員
による定期的な測定・分析により、法定基準・自社基準を大きく下回る0.0013㎎/ℓ(2022年度平均)を維持して
おります。
b.循環型社会に向けた取組
2022年4月1日より施行された『プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律』では、クリーニングの
衣類用ハンガーおよび衣類用カバーが対象製品となりました。当社グループでは、従前より実施しているハン
ガーのリユース・リサイクル・回収の呼びかけ、使用量の把握・ 記録等を一層強化するとともに、衣類用カ
バーについて、薄肉化(より薄くする)とバイオマス配合素材(10%)への変更を進めています。
〔ハンガーのリユース・リサイクルの取り組み〕
ハ.人財開発に関する取組と女性活躍の推進
当社グループは、蓄積された技術・心のこもった接客を通して、お客さまにご満足いただけるトータル品質を
提供することを目指し、従業員の人財開発に関してさまざまな取組みを行っています。工場技術者について、仕
上げ・洗浄・しみ抜き等の業務ごとに独自の技術者資格制度を設けているほか、店舗スタッフ・集配スタッフに
ついても資格制度があり、厳格に運用することによって、お客さまが安心してお品物をお預けできるクリーニン
グ知識と接客技術の向上に努めています。
また、社内研修・教育制度として「人財育成プログラム」を運用し、社員の成長支援、多様な人材の育成に努
めています。特に女性活躍推進に向けたプログラムとしてNext Stage塾を設け、リーダーになるための心構えや
役割、スキルを習得させるとともに、参加者同士のネットワーク構築やモチベーション向上を促進しています。
2022年には、女性取締役とのオンライン懇談会を開催し、ロールモデルとの対話を通じて、参加者自身が目指す
リーダー像の認識を深化させました。
こうした取組みにより、2022年度末の女性管理職比率は、前年の5.2%から5.9%に上昇いたしました。今後も
順次登用を進めると共に、更なる女性管理職候補者の確保・拡大に努めてまいります。
〔人財育成プログラム〕
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2 【事業等のリスク】
(1)「リスク管理」の枠組み
・基本的な考え方
当社グループでは、「内部統制システムに関する基本方針」「リスク管理規程」を定め、同方針等に基づき、「リ
スクを知る」「リスクを避ける工夫をする」「非常事態が発生した場合は被害を最小化する」の3点を実践するこ
とにより、リスクマネジメントに取り組んでおります。
・リスク管理体制
当社グループでは、リスク管理における全社的な意思決定を適切に行うため、「リスクマネジメント委員会」を
設置しております。また、「白洋舍グループリスク管理表」を作成し、リスク項目ごとの「発生頻度」と「影響
度」に基づくリスク評価を行うことにより、重点管理すべきリスク項目とその対応策を洗い出し、リスク回避、被
害最小化に向けた取り組みを推進しています。
<リスク管理体制図>
「リスクマネジメント委員会」
リスク管理の方針の決定、リスク管理規程の整備・運用状況の検証、その他リスク管理全般に関する事項につ
いての審議
「グループ内部統制委員会」
当社と子会社とのグループ内でのリスク情報の共有とコンプライアンス遵守を目的に開催
(2)主要なリスク(リスク評価に基づき、重点管理すべきリスク項目)
当社グループの経営成績および財務状況等に重要な影響を与える可能性のある主要なリスクには以下のようなもの
があります。
①新型コロナウイルス等の感染症に関するリスク
当社グループの事業のうち、レンタル事業においては、大手のホテル・レストラン・コンビニエンスストア等を
中心とする大口法人得意の売上占有率が高く、新型コロナウイルス等の感染拡大により、ホテル稼働率の低下や得
意先の業績不振、取引内容の変更、契約終了等の事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財務状況に悪
影響を及ぼす可能性があります。また、個人向けクリーニング事業においても、需要の減少が進んだ場合等には、
当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。
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[対応策]
当社グループにおいては、これまで、支店の統廃合、工場の閉鎖集約、店舗閉鎖、グループ会社の吸収合併、資
産売却などを行い、収益構造改革を進めております。また、2021年度から「Together2023-成長軌道への回帰」を
テーマとした新中期経営計画(2021年~2023年の3か年計画)をスタートさせており、同計画に基づく構造改革の一
層の加速化や新たな成長領域の創出による経営基盤の再構築を推進することにより、新型コロナウイルス感染拡大
によって毀損した自己資本の回復を図り、成長軌道への回帰を目指しております。レンタル事業においては、新規
顧客の獲得や取引業種の多様化への取り組みを進めており、特定取引先への集中リスクの抑制に努めております。
なお、新型コロナウイルス等の感染拡大防止にあたっては、社長を本部長とする緊急対策本部の設置、「新型コロ
ナウイルスによる感染予防及び顧客対応方針」の制定および周知徹底、職場および日常生活における従業員の感染
予防対策の実施、在宅勤務や時差出退勤の励行など、お客さまと従業員の安全を最優先に、適切な感染防止策を実
施しながら事業活動を展開しております。
②自然災害等に関するリスク
地震・風水害等の自然災害が発生した場合、当社グループ拠点や設備等の損壊、電力・ガス等の供給困難による
生産活動やサービス提供への障害、損壊した設備等の復旧費用の発生、あるいは、取引先ホテル等の営業状態への
甚大な影響などにより、当社グループの経営成績および財務状況に悪影響を与える可能性があります。
[対応策]
自然災害を想定した設備対応と安否確認訓練のほか、地震対策本部設置を含む初動対応訓練の実施等により、事
業継続計画(BCP)の対応強化を図っております。一方、需要減少への対応力を高めるため、工場での機動的な生産
調整等による損益分岐点引き下げや、外部委託先の活用による費用の変動費化に努めております。
③中期経営計画の進捗に関するリスク
当社グループは、2021年度を初年度とする3年間の中期経営計画を策定し、新型コロナウイルス感染拡大によって
毀損した自己資本の回復を図り、成長軌道への回帰を目指しております。しかしながら、構造改革に向けた取り組
みの遅れ等により、中期経営計画の進捗に遅延が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響
を与える可能性があります。
[対応策]
当社グループは、これまで進めてきた構造改革を加速化し、事業ポートフォリオの最適化による収益力の安定・
強化およびリスク分散を実現するとともに、新たな成長領域の創出による企業価値の向上に取り組んでおります。
また、中期経営計画の進捗状況については、年2回、取締役会で報告し、フォローアップを行っております。2021年
12月には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響長期化を踏まえ、中期経営計画の見直しを行っており、営業チャ
ネルシフト計画(店舗部門を縮小し、収益性の高いCLP(集配スタッフ)やネット宅配クリーニングへ売上構成比率
をシフトする計画)の完遂予定時期の前倒し等、構造改革の取組について更なる規模の拡大、加速化を図っており
ます。
④工場機械・設備に関するリスク
ドライクリーニング工場には石油系の洗浄・乾燥設備があり、万一火災が発生すれば、人身事故、近隣への延
焼、クリーニング品の焼失、工場設備の焼損など多大な損害につながる可能性があります。
[対応策]
工場に防火防爆の安全対策を施すとともに、関係法令に基づく各種マニュアルを定め、チェックリストに基づく
日常点検・定期点検、工場部による業務点検や防災訓練を実施しております。また、支店長・事業所長・工場長等
を対象とした、石油系設備・溶剤の安全管理に関する知識習得のための学科試験を実施しております。
⑤資金調達に関するリスク
当社グループの事業資金の一部は金融機関からの借入により調達しています。景気の後退、金融収縮等の全般的
な市況の悪化や業績悪化による信用力の低下等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達できない
可能性があります。また、今後、長期金利や短期金利が上昇した場合、借入コストの増加により当社グループの経
営成績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。また、当社グループの借入金にはシンジケート・ローンが
含まれており、財務制限条項が付されています。業績の悪化等により同ローンの期限前弁済義務が生じた場合に
は、当社グループの財政状態に悪影響を与える可能性があります。
[対応策]
金融機関等と十分なコミュニケーションを通じて資金繰りを確保しながら、中期経営計画に基づく収益構造改革
による収益力の向上により、中長期的に借入金の圧縮を図りながら、当社グループにおける財務基盤を強化してま
いります。
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⑥環境汚染に関するリスク
クリーニング施設の廃止等にあたり、土壌汚染対策法で規定された土壌改良等の対応が必要となった場合には、
経営成績への一定の悪影響が生じる可能性があります。また、環境関連その他で新たな法令、規制等が強化・導入
された場合、業務への支障や対応コストが経営成績や財務状況に悪影響を与える可能性もあります。
[対応策]
当社グループでは、「白洋舍グループ環境方針」「白洋舍グループ環境保全規程」および各種マニュアルを定
め、溶剤使用に係る保守管理点検や従業員への教育訓練を実施しております。また、ドライ洗浄機のオイルパン設
置、床面の樹脂被膜による不浸透化や、洗濯科学研究所による土壌調査、排水測定等の土壌汚染防止対策の実施等
により事業活動に伴う環境汚染の防止に努めています。
⑦クリーニング品質に関するリスク
当社グループは、お客さまの期待と信頼に応え続けていくために常に品質・サービスの向上に努めております。
しかしながら、万一、当社が定めた品質基準や洗浄工程等を守られていない等の不正が発生し、当社グループに対
する信用低下や多額の損害賠償責任が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能
性があります。
[対応策]
当社グループでは、品質検査要項や各種マニュアルを定め、当社基準に従った適正な作業が行われていることを
定期的に点検(抜き打ち品質検査等)するとともに、洗浄品質維持のため、全国の工場の洗浄品質を一斉にチェッ
クする試験(洗浄管理試験)を定期的(年2回)に実施しております。また、特に品質不正によるブランド毀損の
回避を目的として、本社内に品質管理に関する統括・監査組織(品質管理室・品質監査室)を設置し、内部管理体
制の強化を図っております。
⑧情報漏えいに関するリスク
当社グループは、事業を展開するうえで、お客さま及び取引先の個人情報や機密情報、当社グループ内の個人情
報や経営情報を保有しております。しかしながら、外部からの攻撃や、内部的過失や盗難等により、これらの情報
が漏洩し問題が発生した場合には、社会的信用の低下、損害賠償等の費用の発生など、当社グループの経営成績お
よび財務状況に悪影響を与える可能性があります。
[対応策]
当社グループは、すべての役員および従業員に対する行動規範、法令・ガイドライン等に基づくプライバシーポ
リシー、各種規程(個人情報管理規程、情報システム管理規程等)やマニュアルを定めるとともに、定期的な研修
の実施を通じて、個人情報の適正な管理および取り扱いを行っております。また、セキュリティソフトの導入、
データの暗号化、サーバへのアクセス管理等による情報管理システムにおける安全対策を実施しております。
⑨外部委託先管理に関するリスク
当社グループは、業務の一部をグループ外部の工場等へ業務委託しています。委託先において法令違反や品質管
理等に問題が発生した場合など、委託先における業務に支障が生じた場合には、当社グループの経営成績に悪影響
を与える可能性があります。
[対応策]
当社グループでは、業務委託に関する問題発生を未然に防止するため、委託先への定期的(年4回)な巡視・指
導・点検を行うなど、委託先と綿密な連携をとりながら、関連法規制の遵守、品質管理等の徹底を図っておりま
す。
⑩人財の確保に関するリスク
当社グループの事業は、同業他社との差別化において、従業員の接客技術や作業技術の重要性が高く、優秀な人
財の確保が不可欠であります。しかしながら、労働人口の減少や高齢化等を背景として人財の確保や技術の継承が
難航し、店舗や工場の運営に支障をきたした場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を与える可
能性があります。
[対応策]
当社グループでは、各種研修制度や社内資格制度の整備により、業務に関する従業員の技術・知識向上を支援す
るとともに、スキルアップが従業員に還元される体制を構築しております。また、業務効率化を進めるためのシス
テム・機械設備への投資や、人員計画に基づいた採用活動、事業間の人財シフト等を計画的に実施し、各職場にお
ける人員の過不足や育成状況等を鑑み適切なコントロールを行っております。
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⑪その他のリスク
・減損会計適用の影響
当社グループは、事業用の不動産をはじめとする固定資産を所有しております。こうした資産は、時価の下落や
収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなると減損処理が必要となる場合があり、当社グループの経営成績
および財務状況に悪影響を与える可能性があります。
・繰延税金資産等
当社グループでは、将来の課税所得等に関する予測に基づき回収可能性を慎重に検討した上で繰延税金資産等を
計上しております。しかし、今後の業績動向等により、一部ないし全部について回収可能性が低いと判断された場
合、繰延税金資産等の計上額が修正され、当社グループの経営成績および財務状況に影響を与える可能性がありま
す。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(経営成績等の状況の概要)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期
首より適用しております。そのため、当連結会計年度における経営成績に関する説明は、前連結会計年度と比較しての
増減額及び前年比(%)を記載せずに説明しております。
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に関する行動制限の緩和に伴い、社会経済活動が
正常化されつつある一方、国際情勢の悪化や円安を背景とする物価上昇やエネルギー価格高騰等の影響を受け、先行き
不透明な状況が続きました。
こうした状況下、当社グループにおいては、需要の回復が十分に見込めないクリーニング事業を中心に、不採算店舗
の閉鎖による固定費の削減や、集配やネット宅配といった収益性の高い営業チャネルへの売上構成比率のシフト等、構
造改革への取組みを加速化してまいりました。
当社グループの業績は、 2022 年4月からのクリーニング料金改定に伴う増収効果が見られたことや、得意先ホテルの
稼働率が回復したこと等により、売上高は 391 億8千万円 ( 前年は売上高 351 億3千1百万円 ) となり、光熱費上昇の影響
は受けたものの、不採算店舗閉鎖等構造改革による効果もあり、営業利益は6億6千5百万円 ( 前年は営業損失 29 億7
百万円 ) 、雇用調整助成金や為替差益の計上等により、経常利益は 13 億5千7百万円 ( 前年は経常損失 21 億7千9百万
円 ) 、不動産売却による特別利益の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は 16 億8千8百万円 ( 前年は親会社
株主に帰属する当期純損失 12 億4千9百万円 ) と黒字に転換いたしました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
当連結会計年度より、当社の連結子会社である白洋舍北海道リネンサプライ株式会社(旧北海道リネンサプライ株式
会社)が、同じく当社の連結子会社であった札幌白洋舍株式会社を吸収合併したことにより、管理区分の見直しを行っ
ております。これに伴い、従来「クリーニング」として区分しておりました旧札幌白洋舍株式会社の合併前の財務情報
は「レンタル」に含めております。なお、前連結会計年度の業績についても、変更後の区分に基づき当連結会計年度の
業績との比較を行っております。
< クリーニング >
個人向けのクリーニング事業は、服装のカジュアル化等を背景に、中長期的に需要が低下する傾向にあり、特に新型
コロナウイルスの感染拡大以降は、外出の自粛や、在宅勤務の普及等の影響により、ビジネスウェアやおしゃれ着のク
リーニング需要の減少に一層拍車が掛かっております。こうした状況を受け、当社グループでは、不採算店舗を閉鎖す
るとともに、集配やネット宅配といった収益性の高い営業チャネルへの売上構成比率のシフトを進める等、構造改革を
加速化しております。また、 2022 年4月には、光熱費の高騰等を背景とする製造原価の上昇を踏まえ、3年 10 か月ぶり
となるクリーニング料金の改定を実施いたしました。
これらの結果、クリーニング事業の売上高は、クリーニング料金の改定による増収効果が見られたこと等から、 179
億7千8百万円 ( 前年は売上高 165 億5千5百万円 ) となり、セグメント利益 ( 営業利益 ) は、増収に加え、構造改革の進
捗に伴い、人件費や賃借料等の経費が減少したこと等から、 11 億6千7百万円 ( 前年はセグメント損失 ( 営業損失 ) 4億
4百万円 ) となりました。
< レンタル >
レンタル事業は、主にホテル・レストラン等のリネン品を取り扱うリネンサプライ部門と、コンビニエンスストアや
外食産業、食品工場等のユニフォームを取り扱うユニフォームレンタル部門との、2つの部門からなる法人向け事業で
す。
当事業は、新型コロナウイルス感染拡大に伴って事業環境が悪化したものの、政府の観光立国化政策や HACCP (食品
衛生管理の世界標準)の義務化等を背景に、需要の再拡大が見込まれる成長領域であることを踏まえ、営業体制・生産
体制の整備を推進しております。
リネンサプライ部門において、観光需要喚起策や水際対策緩和等もあり、得意先ホテルの稼働率が回復したこと、ま
た、ユニフォームレンタル部門においても、得意先ナショナルチェーンやテーマパーク等において需要の回復が見られ
たこと等から、両部門において売上が増加いたしました。
これらの結果、レンタル事業の売上高は 202 億8千2百万円 ( 前年は売上高 164 億3千4百万円 ) となり、セグメント利
益 ( 営業利益 ) は、光熱費上昇の影響は受けたものの、 10 億2千4百万円 ( 前年はセグメント損失 ( 営業損失 )10 億1千8
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百万円 ) となりました。
< 不動産 >
不動産事業では、不動産の賃貸および管理を行っております。
不動産事業の売上高は4億8千3百万円 ( 前年は売上高4億9千3百万円 ) 、セグメント利益 ( 営業利益 ) は4億円 ( 前
年はセグメント利益 ( 営業利益 ) 4億1千6百万円 ) となりました。
< 物品販売 >
物品販売事業では、クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っております。
物品販売事業の売上高は4億3千5百万円 ( 前年は売上高4億4千8百万円 ) 、セグメント利益 ( 営業利益 ) は5千3百
万円 ( 前年はセグメント利益 ( 営業利益 ) 9千1百万円 ) となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フロー収入13億1千3百万円、投資活
動によるキャッシュ・フロー収入8億1千5百万円、財務活動によるキャッシュ・フロー支出21億1千9百万円などに
より6千2百万円増加いたしました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前年比6%増の11億6百万円とな
りました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益23億1千万円、減価償却費13億9千6百万円などに
より13億1千3百万円の収入(前年は2千9百万円の支出)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入11億1千7百万円などにより、8億1千5百
万円の収入(前年比53.7%減)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入れによる収入190億9百万円、長短借入金の返済による支出206億4
千万円、リース債務の返済による支出4億8千7百万円などにより、21億1千9百万円の支出(前年比19.6%増)とな
りました。
(3) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります
当連結会計年度
自 2022年1月1日
セグメントの名称 前年同期比(%)
至 2022年12月31日
(百万円)
クリーニング 17,978 8.6
レンタル 20,282 23.4
不動産 483 △1.8
物品販売 435 △3.0
合計 39,180 11.5
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当グループは見込み生産を行っていないため、該当事項はありません。
③ 販売実績
販売実績は、生産実績と同一であるため記載しておりません。
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(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しており
ます。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定
を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表
の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等
(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)に記載しております。
(2)当連結会計年度末の財政状態の状況に関する分析・検討内容
(流動資産)
当連結会計年度末の流動資産合計は、100億1千2百万円となり、前連結会計年度末の93億6百万円と比較して7億
5百万円の増加となりました。主に、売掛金の増加6億4千万円によるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末の固定資産合計は、213億5千7百万円となり、前連結会計年度末の221億5百万円と比較して7億
4千8百万円の減少となりました。主に、建物及び構築物(純額)の減少4億8百万円、差入保証金の減少1億7千
9百万円によるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末の流動負債合計は、116億3千6百万円となり、前連結会計年度末の112億4百万円と比較して4億
3千1百万円の増加となりました。主に、支払手形及び買掛金の増加1億2千2百万円、1年内返済予定の長期借入
金の増加3億3千7百万円によるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末の固定負債合計は、135億8千6百万円となり、前連結会計年度末の158億3千万円と比較して22億
4千4百万円の減少となりました。主に、長期借入金の減少17億7千2百万円によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、61億4千6百万円となり、前連結会計年度末の43億7千6百万円と比較して、17
億7千万円の増加となりました。主に、利益剰余金の増加14億6千1百万円によるものです。
(3)当連結会計年度の経営成績の状況に関する分析・検討内容
当連結会計年度の概況につきましては、「第一部企業情報 第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及び
キャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。具体的な経営成績の
状況の分析につきましては以下のとおりであります。
①売上高
当連結会計年度の売上高は391億8千万円となり、前連結会計年度の売上高351億3千1百万円と比較して40億4
千8百万円の増加となりました。セグメント別の業績及び主な理由につきましては、「第一部企業情報 第2事業
の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績
の状況」に記載のとおりであります。
②売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は341億1千万円となり、前連結会計年度の売上原価329億5千8百万円と比較して11
億5千2百万円の増加となりました。販売費及び一般管理費は44億4百万円となり、前連結会計年度の販売費及び
一般管理費50億8千万円と比較して6億7千6百万円の減少となりました。
③営業利益
上記の①売上高及び②売上原価、販売費及び一般管理費に記載しました理由により、当連結会計年度の営業利益
は6億6千5百万円となり、前連結会計年度の営業損失29億7百万円と比較し35億7千2百万円の増加となりまし
た。
④営業外損益
当連結会計年度の営業外収益は9億8百万円となり、前連結会計年度の営業外収益10億3千1百万円と比較して
1億2千2百万円の減少となりました。当連結会計年度の営業外費用は2億1千6百万円となり、前連結会計年度
の営業外費用3億3百万円と比較して8千6百万円の減少となりました。
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⑤経常利益
上記の④営業外損益に記載しました理由により、当連結会計年度の経常利益は13億5千7百万円となり前連結会
計年度の経常損失21億7千9百万円と比較して35億3千6百万円の増加となりました。
⑥特別損益
当連結会計年度の特別利益は固定資産売却益11億8百万円等により11億2千3百万円となり、前連結会計年度の
特別利益20億5千2百万円と比較して9億2千9百万円の減少となりました。
当連結会計年度の特別損失は減損損失8千万円等により1億7千万円となり、前連結会計年度の特別損失8億1
百万円と比較して6億3千1百万円の減少となりました。
⑦税金等調整前当期純利益
上記の⑥特別損益に記載しました理由により、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は23億1千万円とな
り、前連結会計年度の税金等調整前当期純損失9億2千7百万円と比較して32億3千8百万円の増加となりまし
た。
⑧親会社株主に帰属する当期純利益
法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額の合計金額6億9千8百万円が、前連結会計年度4億3千4百
万円と比較して2億6千4百万円の増加となりました。その結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純
利益は16億8千8百万円となり、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失12億4千9百万円と比較し
て、29億3千8百万円の増加となりました。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループは、新中期経営計画(2021年度より3ヵ年)において、自己資本比率の20%以上確保を目標として
おります。
当連結会計年度においては、自己資本比率は19.4%となり新中期経営計画 (2021年度より3ヵ年)の目標値は未
達となっております。
(5)資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、資金計画に基づき、必要な運転資金や設備資金は、長期の銀行借入及び社債により調達してお
ります。資金の流動性については、充分な当座借越枠を設定することにより、手元流動性を確保しております。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
当社グループでは、研究部門(全社(共通))において、東京都大田区下丸子に洗濯科学研究所をもっており、研究
内容は主として洗濯溶剤の管理・事故品の経過追及等の業務であります。
当連結会計年度の研究開発費 51 百万円(セグメント上は配賦不能営業費用)となっております。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループは、当連結会計年度において、全体で 540 百万円の設備投資を実施いたしました。
セグメント別では、クリーニング事業におきましては、工場機械設備等に 215 百万円、レンタル事業におきまして
は、工場機械設備等に 144 百万円、不動産事業におきましては、建物附属設備等に 78 百万円、全社におきましては、ソ
フトウェアの取得等に 99 百万円の投資を実施いたしました。
2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
2022年12月31日 現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 セグメント 設備の
員数
機械装置
(所在地) の名称 内容
建物及び 土地 リース
(名)
その他 合計
及び運搬
構築物 (面積㎡) 資産
具
東京支店他
クリーニン 1,856 1,013
洗濯設備 1,495 70 544 23 3,991
グ (48,486.93) (938)
(東京都大田区他)
リネンサプライ
千葉事業所他 1,336 282
レンタル 〃 922 949 131 12 3,353
(20,605.01) (283)
(千葉県千葉市美浜
区他)
神山ビル他
1,375 2
不動産 賃貸ビル 1,152 0 - 68 2,595
(11,731.00) (-)
(東京都渋谷区他)
本社他
1,005 80
全社 事務所 996 0 9 26 2,036
(2,547.01) (8)
(東京都大田区他)
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び建設仮勘定の合計であります。
2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の平均雇用人員であります。
(2) 国内子会社
2022年12月31日 現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 設備の
セグメン
会社名 員数
機械装置
トの名称
(所在地) 内容
建物及び 土地 リース
(名)
その他 合計
及び運搬
構築物 (面積㎡) 資産
具
東日本ホール 群馬県 クリーニ 49 26
洗濯設備 68 3 15 0 137
セール㈱ 前橋市 ング (3,178.18) (47)
共同リネン
東京都 1,833 83
レンタル 〃 143 147 23 5 2,153
大田区他 (8,366.24) (208)
サプライ㈱
東京都
62 25
㈱双立 物品販売 建物 8 0 - 4 75
(862.80) (13)
大田区
(注) 1 上記のうち、共同リネンサプライ㈱の茨城工場の洗濯設備については2020年6月をもって休止しておりま
す。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び建設仮勘定の合計であります。
3 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の平均雇用人員であります。
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(3) 在外子会社
2022年12月31日 現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 設備の
セグメン
会社名 員数
機械装置
トの名称
(所在地) 内容
建物及び 土地 リース
(名)
その他 合計
及び運搬
構築物 (面積㎡) 資産
具
Hakuyosha
U.S.A.
クリーニ 63
洗濯設備 29 14 - - - 43
Internati
ング (21)
Hawaii
onal,Inc.
Dust-Tex
U.S.A.
71
レンタル 洗濯設備 144 540 - - 4 689
Honolulu,
(3)
Hawaii
Inc.
(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。
3 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の平均雇用人員であります。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 15,000,000
計 15,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2023年3月27日)
( 2022年12月31日 ) 商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 3,900,000 3,900,000
スタンダード市場 100株
計 3,900,000 3,900,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2016年7月1日(注) △35,100,000 3,900,000 ― 2,410 ― 1,436
(注) 2016年3月25日開催の第123回定時株主総会決議により、2016年7月1日付で10株を1株に株式併合いたしま
した。これにより株式数は35,100,000株減少し、発行済株式総数は3,900,000株となっております。
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(5) 【所有者別状況】
2022年12月31日 現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
区分 外国法人等 株式の状況
政府及び
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数
― 17 14 117 23 5 3,501 3,677 ―
(人)
所有株式数
― 10,690 294 11,328 612 15 15,875 38,814 18,600
(単元)
所有株式数
― 27.54 0.76 29.19 1.58 0.04 40.90 100.00 ―
の割合(%)
(注) 自己株式3,178株は「個人その他」の欄に31単元及び「単元未満株式の状況」に78株含まれております。なお、
株式給付信託(BBT)が保有する当社株式は、これに含まれておりません。
(6) 【大株主の状況】
2022年12月31日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(千株) 総数に対する
所有株式数の
割合(%)
株式会社きょくとう 福岡市博多区金の隈一丁目28番53号 202 5.18
株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町一丁目5番5号 182 4.68
東京ホールセール株式会社 東京都府中市寿町三丁目10番20号 178 4.59
朝日生命保険相互会社 東京都千代田区大手町二丁目6番1号 163 4.20
白和会 東京都大田区下丸子二丁目11番8号 152 3.92
日新火災海上保険株式会社 東京都千代田区神田駿河台二丁目3番地 145 3.72
東京都千代田区有楽町一丁目13番1号
第一生命保険株式会社 140 3.59
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
東京都港区浜松町2丁目11番3号 126 3.25
(信託口)
株式会社廣瀬商会 東京都千代田区八重洲一丁目4番18号 105 2.69
株式会社大丸松坂屋百貨店 東京都江東区木場二丁目18番11号 101 2.61
計 1,497 38.44
(注) 第一生命保険㈱は、上記の他に第一生命保険㈱特別勘定年金口として100株所有しています。
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
権利内容に何ら限定のない当社にお
―
普通株式 3,100
ける標準となる株式
完全議決権株式(自己株式等)
(相互保有株式)
― 同上
普通株式 30,000
普通株式 3,848,300
完全議決権株式(その他) 38,483 同上
普通株式 18,600
単元未満株式 ― 同上
発行済株式総数 3,900,000 ― ―
総株主の議決権 ― 38,483 ―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式61,000株(議決
権の数610個)が含まれております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式78株及び株式給付信託(BBT)が保有する当社株式90
株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名
総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
所有株式数
又は名称
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都大田区下丸子
㈱白洋舍 3,100 ― 3,100 0.08
2丁目11番8号
4/F,Flat A,Eldex
(相互保有株式)
Building, 21 Ma Tau Wei
― 30,000 30,000 0.77
恒隆白洋舍有限公司
Road, Hong Kong
計 ― 3,100 30,000 33,100 0.85
(注) 1 他人名義で所有している理由等
所有理由 名義人の氏名又は名称 名義人の住所
ATT:SETTLEMENT DEPT LEVEL 26,ONE
ダイワキャピタルマーケッツホンコンリミ
PACIFIC PLACE 88 QUEENSWAY
実質株主が外国法人であるため テッドクライアントセーフキーピングアカ
ウント
HONG KONG
2 株式給付信託(BBT)が保有する当社株式は、上記自己保有株式には含まれておりません。
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(8) 【役員・従業員株式所有制度の内容】
当社は、2015年3月27日開催の第122回定時株主総会決議に基づき、2015年5月18日より、役員報酬として
「株式給付信託(BBT)」を導入しております。
2017年1月25日開催の取締役会に基づき、当社執行役員を「株式給付信託(BBT)」の対象として追加いたしま
した。
「株式給付信託(BBT)」
1 株式給付信託(BBT)の概要
株式給付信託(BBT)とは、信託が当社の拠出する金銭を原資として当社株式を取得し、当社取締役会が定める役
員株式給付規程に従って、信託が当社の取締役及び執行役員(以下、「取締役等」)に対して当社株式を給付
するという、株式報酬制度であります。
なお、給付を受ける時期は、原則として取締役等の退任時となります。
①当社は、第122回定時株主総会において、本制度について役員報酬の決議を得て、本株主総会で承認を受け
た枠組みの範囲内において、「役員株式給付規程」を制定いたしました。
②当社は、①の本株主総会決議で承認を受けた枠組みの範囲内で金銭を信託します。
③本信託は、②で信託された金銭を原資として当社株式を、取引市場等を通じて又は当社の自己株式処分を
引き受ける方法により取得します。
④当社は、「役員株式給付規程」に基づき取締役等にポイントを付与します。
⑤本信託は、当社から独立した信託管理人の指図に従い、本信託勘定内の当社株式に係る議決権を行使しな
いこととします。
⑥本信託は、取締役等を退任した者のうち「役員株式給付規程」に定める受益者要件を満たした者に対し
て、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。
2 株式給付信託(BBT)による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
取締役等(社外取締役を除く。)を退任した者のうち「役員株式給付規程」に定める受益者要件を満たした者
に対して、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付いたします。
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
当事業年度における取得自己株式 126 0
当期間における取得自己株式 60 0
(注)当期間における取得自己株式には、2023年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取によ
る株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(百万円) (百万円)
引き受ける者の募集を行った
― ― ― ―
取得自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
合併、株式交換、株式交付、会社分割に
― ― ― ―
係る移転を行った取得自己株式
その他( ― )
― ― ― ―
保有自己株式数(注)1、2 3,178 ─ 3,238 ─
(注)1 当事業年度及び当期間における保有自己株式数には、みずほ信託銀行株式会社の再信託受託者である株式
会社日本カストディ銀行(信託E口)所有の当社株式は含まれておりません。
なお、みずほ信託銀行株式会社の再信託受託者である株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有し
ている当社株式は連結財務諸表及び財務諸表において自己株式として表示しております。
2 当期間における保有自己株式数には、2023年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買
取による株式数は含めておりません。
3 【配当政策】
当社は利益配分の方針として、業績に対応して安定的に配当することを基本としつつ、長期的な事業展開に必要な
内部留保の充実にも努めます。内部留保金は、営業拠点拡充・生産設備・研究開発への投資等に充当いたします。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これら剰余金の配当等
の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
当社は、「取締役会の決議によって、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことが出来る。」旨を定款
に定めております。
なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。
配当金の総額 1株当たり配当額
決議年月日
(百万円) (円)
2023年3月24日 定時株主総会決議 38 10.00
2023年3月24日定時株主総会の決議による配当金の総額には、株式信託給付(BBT)が保有する当社株式に対する配当
金0.6百万円が含まれております。
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
①コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、創業以来の「基本精神」(奉仕の徹底・一人代表・開拓者精神)をサービスの原点として、「経営ビジョ
ン」(お客さま第一・魅力ある職場・自然との調和)の実現を図り、「人々の清潔で、快適な生活空間づくりのため
に、たゆまぬ技術革新と感動を与えるサービスを提供し、社会に貢献すること」を理念として掲げております。こうし
た経営理念を事業展開の礎としつつ、持続的に成長し、中長期的な企業価値向上を目指すべく、実効性あるコーポレー
トガバナンスを確保してまいります。
②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
イ.企業統治の体制の概要
当社は機関設計として、監査役会設置会社を選択し、取締役会が重要な業務執行に係る決定及び業務執行の監督を行
うとともに、監査役及び監査役会が取締役の業務執行等を監査しております。
(取締役会)
取締役会は、取締役8名で構成されており、うち3名が社外取締役であります。原則月1回の定例取締役会のほか、
必要に応じ臨時取締役会を開催し、法令で定められた事項や、経営に関する重要事項の決定及び業務執行状況の監督を
行っております。社外取締役は、豊富な企業経営経験と知見に基づき、重要な業務執行に係る決定に際し助言を行うと
ともに、経営の監督にあたっております。取締役会議長には社外取締役を選任することで、取締役会の監督機能と実効
性の強化、および議論の活性化を図っております。また、経営企画部内に事務局担当者を設置し、資料の事前送付や、
必要に応じた事前説明を行うこと等により、社外役員の議案検討時間の確保や議案内容への理解度向上を図っておりま
す。
加えて、取締役会とは別途、取締役会構成員によるインフォーマルなミーティングや、社外取締役と監査役会構成員
のみによるミーティングを定期的に開催すること等により、役員間の経営課題に関する積極的な意見交換を図っており
ます。
取締役会の実効性に関する分析・評価については、原則年1回、外部法律事務所によるアンケートおよびその結果分
析等を通じて実施しております。
(監査役会)
監査役会は、監査役5名で構成されており、うち3名が社外監査役であります。原則月1回の定例監査役会のほか、
取締役会等重要な会議への出席や会計監査人と定期的な会合等を通じ、取締役の業務執行を監査しております。社外監
査役は、法律・財務・会計に高い知見を有しており、常勤監査役は、内部監査部門と定期的に情報共有に努めること
で、監査の実効性を高めております。
(指名委員会)
当社は、取締役・監査役等の人事の決定における独立性・客観性を確保するため、取締役会の諮問機関として、指名
委員会を設置しております。現在は、社内取締役2名・社外取締役3名、計5名で構成されており、委員長は、代表取
締役社長が務めております。重要性の高い審議事項については社外監査役にオブザーバーとしての出席を求めること
で、より独立性・客観性の高い助言を得られる体制を整えております。
(報酬委員会)
当社は、取締役の報酬等の決定における独立性・客観性を確保するため、取締役会の諮問機関として、報酬委員会を
設置しております。現在は、社内取締役2名・社外取締役3名、計5名で構成されており、委員長は、代表取締役社長
が務めております。重要性の高い審議事項については社外監査役にオブザーバーとしての出席を求めることで、より独
立性・客観性の高い助言を得られる体制を整えております。
(経営会議)
当社は、取締役会への付議事項の事前審議及び取締役会の決定した基本方針に基づき、その業務執行方針・計画・重
要な業務の実施等に関する協議機関として執行役員以上をメンバーとする経営会議を原則月2回開催しております。
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(各種委員会)
当社は、「リスクマネジメント委員会」「グループ安全衛生委員会」「サステナビリティ委員会」「全社CS委員会」
「全社改善提案委員会」を設置し、リスク管理や安全衛生管理、サステナビリティへの取組み、お客さま満足度向上、
業務改善等に向け、継続的な活動を行っております。
取締役の構成員・議長及び諮問委員会の構成員・委員長は次のとおりです。
氏名 役位 取締役会 指名委員会 報酬委員会
松本 彰 代表取締役社長執行役員 〇 ◎ ◎
小林 正明 代表取締役専務執行役員 〇 〇
井口 弥光 取締役常務執行役員 〇 〇
五十嵐 瑛一 取締役常務執行役員 〇
荻野 仁 取締役執行役員 〇
土井 全一 取締役(社外) ◎ 〇 〇
井口 泰広 取締役(社外) 〇 〇 〇
高橋 千恵子 取締役(社外) 〇 〇 〇
高橋 貢 常勤監査役 △
黒澤 浩信 常勤監査役 △
日下 宗仁 監査役(社外) △
山上 純一 監査役(社外) △
辻 優 監査役(社外) △
◎=議長 〇=構成員 △=会社法により出席及び必要と認めた時の意見陳述の義務を負う役員
ロ.当該体制を採用する理由
当社は機関設計として、監査役会設置会社を採用しておりますが、社外取締役(3名)を選任し、重要な業務執行の
決定に際し、適切な助言を得ていくことに加えて、内部統制の監督に強い権限と独立性を有している監査役を設置する
ことがガバナンス上有効であると判断しております。
③企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの基本方針
a.業務の適正を確保するための体制
当社では、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務の適正を確保
するための体制について、 2006 年5月 24 日の取締役会において、会社法第 362 条第4項第6号「取締役の職務の執行が法
令及び定款に適合することを確保するための体制、業務の適正を確保するための体制」( 2017 年4月 26 日の取締役会に
おいて一部改定)の基本方針を決議しております。
決定内容の概要は以下の通りであります。
b.当社グループの取締役・執行役員及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
1)当社グループの取締役・執行役員及び従業員に法令・定款の遵守を徹底し、企業倫理に則った行動をとるべく「行動
規範」を定め、朝礼・会議等の研修により周知徹底と意識の高揚を図る。
2)内部通報制度を整備し、当社グループの取締役・執行役員及び従業員が法令・定款違反行為を発見した場合、その 他
コンプライアンスに関する問題の早期発見及び是正を図るため、内部統制部と弁護士事務所それぞれを窓口とした
専用ラインに通報され、公益通報者保護法に基づき適切に対応する体制を確保する。
3)当社のコンプライアンス担当の取締役が所管する法務コンプライアンス室において、コンプライアンスに係る教育 ・
研修、内部通報制度の運用状況の検証その他コンプライアンスについての取り組みを推進し、取締役会に定期的に
報告する。
c.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
1)職務の執行に係る文書その他の情報につき、当社の社内規程、個人情報管理規程及びそれに関する管理マニュアルに
従い、適切に保存及び管理を行い、必要に応じて運用状況の検証、各規程の見直しを行う。
2)株主総会、取締役会、経営会議などの重要議事録は、文書又は電磁的媒体に記録し適切に保存管理する。
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d.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
1)業務遂行上の各種リスクへの対応は、担当各部・事業本部が中心となり日々注意を払い、危険な兆候を察知したとき
は速やかに、リスクマネジメント委員会委員長(代表取締役兼務)に報告し対処する。
2)全社的な法令定款違反その他の事由に基づく損失の危険に関しては、内部監査室の監査情報、法務コンプライアンス
室、リスクマネジメント委員会における情報収集を基に、重大事項は経営陣及び担当部署に報告し対処する。
3)代表取締役が委員長を務めるリスクマネジメント委員会において、リスク管理の方針の決定、リスク管理規程の整
備 、運用状況の検証その他リスク管理全般に関する事項について審議し、取締役会に定期的に報告する。
e.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
1)毎月1回の取締役会の開催のほか、経営会議を月2回開催し、経営陣の意思疎通を円滑に図るとともに、迅速かつ的
確 な判断を下す。
2)職務の執行に関しては「職務分掌規程」と「稟議規程」により意思決定の対象範囲と決定権者を定め、手続きの適正
を確保する。
3)内部監査室は公正かつ独立の立場で業務の執行状況を監視し、的確な現状把握と建設的な助言により取締役の職務執
行 が効率的に行われる体制を確保する。
f.当社並びに子会社から成る企業集団における、業務の適正を確保するための体制
1)当社は、「白洋舍グループ会社管理規程」に従い、子会社の経営上の重要事項について、管理区分、内容、金額に応
じて、事前協議又は報告を求める。
2)当社と子会社は、「白洋舍グループ会社管理規程」に従いグループ会社会議を開催し、重要な事項について方針を決
定 し、子会社の業務運営が効率的に行われる体制を確保する。
3)当社と子会社とのグループ内でのリスク情報の共有とコンプライアンス遵守の目的から、グループ内部統制委員会を
開催する。
4)グループ内部統制委員会は、子会社に損失の危険が発生し、これを把握した場合は直ちに危険の内容、損失の程度及
び 当社への影響等について、当社の取締役会及び担当部署に報告する体制を構築する。
5)当社と子会社との間における、利益の付替え、損失の飛ばし等、不適切な取引又は会計処理を防止するため、グル ー
プ内部統制委員会は、当社の内部監査室及び子会社のこれに相当する部署と十分な情報交換を行う。
6)当社は、「内部監査規程」に従い、内部監査室が公正かつ独立の立場で、子会社の監査を行い、業務の有効性を検証
するとともに、子会社の取締役及び従業員の職務執行が法令及び定款に適合することを確保する。
g.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
1) 監査役がその職務を補助すべき人材を置くことを求めた場合には、内部監査室員に委嘱するか、内外から各業務を
検証 できるだけの専門知識を有する人材を、適切に選任するものとする。
h.前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
1)前号の使用人を置く場合は、当該使用人の業務は監査に係る業務に限定し、他の業務の執行に係る役職を兼務しない
こととする。
2)当該使用人の任命、人事考課、異動、懲戒については、監査役会の意見を尊重し、指揮命令権は監査役に帰属するも
のとする。
i.取締役・執行役員及び使用人が監査役に報告するための体制、及び子会社の取締役、監査役、使用人又はこれらの者
から報告を受けた者が当社の監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制
1)当社の取締役・執行役員及び従業員は、「監査役会規則」及び「監査役監査基準」に従い、各監査役の要請に応じて
必要な報告及び情報提供を行うものとする。
2)子会社の取締役、監査役、従業員は、当社の各監査役の要請に応じて必要な報告及び情報提供を行うものとする。
また、子会社の取締役及び従業員は、「白洋舍グループ会社管理規程」に従い資料提出及び報告を行い、当社の子
会社 管理部署を通じて、間接的に監査役へ報告するものとする。
3)監査役への報告事項として、主なものは次の通りとする。
(a) 当社の内部統制システム整備に係る部門の活動状況
(b) 当社の重要な会計方針、会計基準及びその変更
(c) 当社の業績及び業績見込みの発表内容、重要開示書類の内容
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(d) 内部通報制度の運用状況及びその内容
(e) 当社の内部監査室の活動状況
(f) 違法行為・内部不正・苦情・トラブルなど
4)当社の内部監査室は、監査役と定期的な会合を持ち、内部監査計画、内部監査結果等につき情報交換を行い、連 携を
確保する。
j.前号の報告をした者が報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
1)「内部通報規程」に準じて、報告をした者の保護及び機密の保持を図り、報告者に対して解雇その他、法律上、事実
上のいかなる不利益取扱いも禁止し、報告者の職場環境が悪化することのないように十分な配慮を行うものとす
る。
k.監査役の職務執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の職務執行について生ずる費用又は債務の処理に
係る方針に関する事項
1)通常の監査費用については、監査役の監査計画に基づき、年度経費計画を立案する。
2)緊急の監査費用、外部の専門家を利用した場合の費用が発生する場合については、監査役は担当部署へ事前に通知す
る ものとする。
l.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
1)監査役の監査が実効的に行われることを確保するため、各部門が協力し調整体制を保ち監査業務執行を妨げ ない。
2)取締役・執行役員及び従業員は、監査役からその監査業務執行に関する事項の報告・調査を求められた場合は、速や
かに当該事項について報告する体制を確保する。
3)監査役会は、代表取締役と定期的に会合を持ち、代表取締役の業務執行方針の確認、会社が対処すべき課題、会社を
取り巻くリスクのほか、監査役監査の環境整備状況、監査上の重要事項などについて意見交換するものとする。
4)監査役会は、会計監査人と定期的に会合を持ち、情報交換を行う機会を確保する。
m.当社の反社会的勢力排除に向けた方針及び反社会的勢力排除に向けた体制の整備状況
1)反社会的勢力排除に向けた方針
白洋舍グループは、社会に脅威を与える反社会的勢力、団体との一切の関係をもたない。
2)反社会的勢力排除に向けた体制の整備状況
公益社団法人警視庁管内特殊暴力防止対策連合会や弁護士等の外部専門機関との密接な連携関係を構築すると 共
に、行動規範等を通して従業員へ反社会的勢力関係排除の徹底を図る。
本社・各支店・事業所の責任者が管轄する警察署との情報連絡を密に行い、反社会的勢力の動向把握に努める。
必要に応じて、研修会に参加し、悪質な特殊暴力への対応準備を整える。
ロ.役員等賠償責任保険契約
当社は会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保
険契約の被保険者は当社取締役及び監査役であり、当社は全ての被保険者についての保険料を全額負担しておりま
す。当該保険契約により、被保険者の業務行為に起因する損害賠償請求により被保険者が被る損害を補填すること
としております。なお、免責事由及び補填限度額を設けることにより、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれ
ないための措置を講じております。
④取締役会で決議できる株主総会決議事項
イ.自己の株式の取得
当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを
可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得す
ることができる旨を定款で定めております。
ロ.中間配当
当社は、取締役会の決議により、毎年6月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者
に対し、中間配当をすることができる旨、定款に定めております。
これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。
⑤責任限定契約の内容の概要
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当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役との間に、
同法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法
令 が規定する額としております。
⑥取締役の定数
当社の取締役は11名以内とする旨定款に定めております。
⑦取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出
席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
⑧株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める決議は、当該株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の
3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。
これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とする
ものであります。
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(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性 12 名 女性 1 名 (役員のうち女性の比率 7.7 %)
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1981年4月 第一生命保険相互会社(現第一生命
ホールディングス株式会社)へ入社
2005年4月 同社栃木支社長
2009年2月 当社人事部長
2010年4月 執行役員人事部長
2011年1月 執行役員クリーニング事業本部担当
代表取締役
松 本 彰 1958年3月20日 生 注3 5,200
社長執行役員
2011年3月 取締役クリーニング事業本部長
2012年3月 常務取締役
2014年3月 代表取締役常務取締役
2017年3月 代表取締役常務執行役員
2018年3月 代表取締役社長執行役員(現任)
1983年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社み
ずほ銀行)へ入行
2008年4月 同行仙台支店長
2010年2月 同行新橋支店長
2012年2月 当社経営企画部長
2013年3月 取締役本社管理部門統括兼経営企画部
代表取締役
長
専務執行役員 小 林 正 明 1960年11月21日 生 注3 1,600
2014年3月 常務取締役
本社管理部門統括
2016年4月 本社管理部門統括(現任)
兼工場部・洗濯科学研究所担当
2017年4月 取締役常務執行役員
2018年3月 取締役専務執行役員
2020年3月 代表取締役専務執行役員(現任)
1981年4月 当社へ入社
1998年4月 リネンサプライ相模事業所長
2004年12月 レンタル事業本部部長
2008年4月 執行役員レンタル事業本部副担当兼ユ
ニフォームレンタル事業部長
2011年3月 取締役
2012年9月 レンタル事業本部長兼クリーンサービ
ス事業本部長兼ユニフォームレンタル
事業部長
取締役
2013年3月 常務取締役
常務執行役員 井 口 弥 光 1957年6月13日 生 注3 1,500
事業統括本部長
2015年1月 レンタル事業本部長兼クリーンサービ
ス事業本部長兼ユニフォームレンタル
事業部長兼ハウスケア事業部長
2017年3月 取締役常務執行役員(現任)
2019年10月 レンタル事業本部長兼クリーンサービ
ス事業本部担当兼リネンサプライ事業
部長
2020年1月 事業統括本部長兼リネンサプライ事業
部長
2020年10月 事業統括本部長(現任)
2009年4月 株式会社野村総合研究所へ入社
2020年12月 当社経営企画部長
取締役
2021年4月 事業戦略室長(現任)
常務執行役員 五十嵐 瑛 一 1985年3月23日 生 注3 5,700
事業戦略室長
2022年4月
執行役員
2023年3月
取締役常務執行役員(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1985年4月 当社へ入社
2013年1月 千葉支店長(現京葉支店)
取締役
2016年1月 工場部長
執行役員
荻 野 仁 1966年7月6日 生 注3 700
工場部長兼
2016年11月 工場部長兼洗濯科学研究所長(現任)
洗濯科学研究所長
2017年4月 執行役員
2018年3月 取締役執行役員(現任)
株式会社松坂屋へ入社
1976年3月
同社取締役兼執行役員営業統括部長
2009年1月
株式会社大丸松坂屋百貨店取締役兼執
2010年3月
行役員営業本部営業企画部長
同社取締役兼常務執行役員
2012年5月
J.フロント リテイリング株式会社取
2015年5月
取締役 土 井 全 一 1953年9月15日 生 注3 ─
締役常務執行役員業務統括部長兼コン
プライアンス・リスク管理担当
当社取締役(現任)
2017年3月
J.フロント リテイリング株式会社取
2017年5月
締役監査委員会委員長
株式会社J.フロント建装監査役
2019年5月
朝日生命保険相互会社へ入社
1984年4月
同社総務人事統括部門人事ユニットゼ
2011年4月
ネラルマネージャー
同社執行役員事務・システム統括部門
2012年4月
契約事務専管部門長
同社執行役員事務・システム統括部門
2013年4月
長
同社執行役員代理店事業本部長
2014年4月
黒田精工株式会社社外監査役(現任)
2015年6月
同社取締役執行役員代理店事業本部長
2016年7月
同社取締役常務執行役員経営企画部主
2017年4月
取締役 井 口 泰 広 1962年3月15日 生 注3 ─
計部担当
株式会社セーフティ社外監査役(現
2017年6月
任)
当社取締役(現任)
2018年3月
同社取締役常務執行役員リスク管理統
2018年4月
括部コンプライアンス統括部担当
同社取締役常務執行役員総務部人事部
2020年7月
人事総務部担当
同社代表取締役常務執行役員総務部人
2021年4月
事部人事総務部担当
同社代表取締役専務執行役員総務部人
2022年4月
事部人事総務部担当(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
第一生命保険相互会社(現第一生命
1980年4月
ホールディングス株式会社)へ入社
第一生命保険株式会社団体保障事業部
2011年4月
部長
2013年4月 同社総合法人第四部長
2014年4月 同社補佐役兼公法人部長
2015年4月 同社執行役員公法人部長
取締役 高 橋 千恵子 1959年4月25日 生 注3 ―
第一生命保険株式会社執行役員公法人
2016年10月
部長
同社常務執行役員公法人部長
2018年4月
当社取締役(現任)
2020年3月
第一生命保険株式会社常務執行役員
2021年4月
(現任)
1982年4月 当社へ入社
2011年1月 東京東支店長(現京葉支店)
2014年1月 福岡支店長
2016年1月 名古屋支店長
常勤監査役 高 橋 貢 1959年10月5日 生 注4 900
2018年1月 武蔵野支店長
2019年10月 人事部付部長
2020年3月 常勤監査役(現任)
1983年4月 当社へ入社
2013年12月 札幌白洋舍株式会社取締役総務部長
(現白洋舍北海道リネンサプライ株式
会社)
常勤監査役 黒 澤 浩 信 1964年5月14日 生 注6 100
2017年12月 同社代表取締役社長
2022年4月 当社事業統括本部部長
2022年10月 監査役会付部長
2023年3月 常勤監査役(現任)
監査法人太田哲三事務所(現EY新日本
1975年11月
有限責任監査法人)へ入所
2003年7月 同法人代表社員
監査役 日 下 宗 仁 1951年2月23日 生 注4 ―
2010年8月 日下公認会計士事務所開設
2012年3月 当社監査役(現任)
2012年6月 株式会社J-オイルミルズ社外監査役
株式会社第一勧業銀行(現株式会社み
1975年4月
ずほ銀行)へ入行
1997年7月 同行広報部長
2001年2月 同行融資企画室長
2002年4月 同行執行役員秘書室長
2004年4月 同行常務執行役員
2006年10月 株式会社ぎょうせい専務執行役員
2006年12月 同社取締役副社長
監査役 山 上 純 一 1952年12月16日 生 注4 ―
名古屋ビルディング株式会社代表取締
2012年6月
役社長
2012年6月 東京製綱株式会社社外監査役
2012年6月 中央不動産株式会社社外監査役
名古屋ビルディング株式会社会長執行
2015年6月
役員
2016年3月 当社監査役(現任)
2016年5月 株式会社岩波書店社外監査役
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1978年4月 外務省入省
2005年9月 大臣官房参事官
2007年3月 防衛参事官
外務事務官在ボストン日本国総領事館
2009年1月
総領事
内閣事務次官内閣官房内閣審議官
2010年8月
内閣情報調査室次長
2012年1月 駐クロアチア国特命全権大使
監査役 辻 優 1951年5月7日 生 注5 ―
2013年10月 駐オランダ国特命全権大使
2016年3月 同省退官
学習院大学法学部法学科特別客員教授
2016年4月
2017年9月
一般財団法人自治体衛星通信機構監事
2018年3月
当社監査役(現任)
2020年4月
学習院大学法科大学院特別招聘教授
(現任)
2020年9月
一般社団法人日本外交協会理事長
(現任)
合計 15,700
(注) 1 取締役 土井全一、井口泰広、高橋千恵子は、社外取締役であります。
2 監査役 日下宗仁、山上純一、辻優は、社外監査役であります。
3 2022年12月期に係る定時株主総会終結の時から2023年12月期に係る定時株主総会終結の時まで
4 2019年12月期に係る定時株主総会終結の時から2023年12月期に係る定時株主総会終結の時まで
5 2021年12月期に係る定時株主総会終結の時から2025年12月期に係る定時株主総会終結の時まで
6 2022年12月期に係る定時株主総会終結の時から2026年12月期に係る定時株主総会終結の時まで
7 当社では、取締役による監督機能と、執行役員による業務執行機能を分離することで、監督機能の向上及び
業務執行に係る意思決定の迅速化を図るために執行役員制度を導入しております。
取締役を兼務していない執行役員は、次の7名であります。
氏名 地位 担当
武田 順 上席執行役員 東京支店長
共同リネンサプライ株式会社代表取締役社長
伊藤 真次 上席執行役員
兼事業統括本部副本部長
春山 聡 上席執行役員 経営企画部長兼システム開発部長
綿谷 正人 執行役員 神奈川支店長
横溝 賢次 執行役員 恒隆白洋舍有限公司董事兼総経理
辰巳 元彦 執行社員 事業統括本部 部長
大川 順市 執行役員 クリーニング事業部長
② 社外取締役及び社外監査役
当社の社外取締役は3名であり、社外監査役は3名であります。
社外取締役3名のうち、取締役土井全一氏は、長年の企業経営において、コンプライアンス・組織機構改革及
びリスクマネジメント等を含めた豊富な経験と幅広い知見を有しております。取締役井口泰広氏は、長年の金融
機関における人事・リスク管理等の豊富な経験と幅広い知見を有しております。取締役高橋千恵子氏は、金融機
関の営業の第一線での豊富な経験と、業務効率化やワークライフバランス等に関する幅広い知見を有しておりま
す。
社外取締役について、独立した立場から適正な助言・提言をいただいていると判断しております。
社外監査役3名のうち、日下宗仁氏は公認会計士として、高度な専門的知見を有しております。山上純一氏は
金融機関の役員や会社経営の経験があります。辻優氏は、国際情勢・経済・文化等に関する高い見識を有してお
ります。
社外監査役について、その経歴等から社外監査役として当社の監査に有用な意見をいただいていると判断して
おります。
取締役井口泰広氏は、朝日生命保険相互会社の代表取締役専務執行役員、黒田精工株式会社の社外監査役、株
式会社セーフティの社外監査役であります。当社と朝日生命保険相互会社との間には保険等の取引関係がありま
すが、その規模・性質から社外役員の独立性に影響を及ぼす事項はありません。また、当社と黒田精工株式会社
の間、および当社と株式会社セーフティの間には、特別な関係はありません。取締役高橋千恵子氏は、第一生命
保険株式会社の常務執行役員であります。当社と同社との間には保険等の取引関係がありますが、その規模・性
質から社外役員の独立性に影響を及ぼす事項はありません。監査役辻優氏は、一般社団法人日本外交協会理事長
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でありますが、当社と同協会との間には、特別な関係はありません。
その他、当社と各社外取締役及び各社外監査役との間には、人的関係、資本的関係、またはその他の利害関係
など特別な関係はありません。
また、社外取締役全員及び社外監査役全員を東京証券取引所に対し、一般株主と利益相反が生じるおそれのな
い独立役員として指定して届け出ております。
なお、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、選任
にあたっては証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。
社外取締役及び社外監査役による監督または監査と内部監査、監査役監査、会計監査との相互連携並びに内部
統制部門との関係は、必要に応じて報告及び情報交換並びに意見交換を行うなど、意思疎通を図り、監督または
監査の実効性の確保に努めております。
(3) 【監査の状況】
①監査役監査の状況
イ.組織および人員
当社の監査役会は、社内実情に精通した常勤監査役2名、社外監査役(非常勤)3名の計5名体制をとってお
ります。社外監査役3名については、日下宗仁氏は公認会計士として高度な専門的知見を有しております。山上
純一氏は金融機関の役員や会社経営の経験があります。また、辻優氏は国際情勢・経済・法律・文化等に関する
高い見識を有しております。
ロ.監査役会の活動状況
監査役会は、原則毎月1回開催される他、必要に応じて随時開催されます。当事業年度は合計 13 回開催され
ました。各監査役の出席状況は、次のとおりでした。
氏 名 開催回数 出席回数
高橋 貢(議長) 13回 13回/100%
常勤監査役
斎藤 隆夫 13回 13回/100%
日下 宗仁 13回 13回/100%
山上 純一 13回 13回/100%
社外監査役(非常勤)
辻 優 13回 13回/100%
監査役会においては、監査報告の作成、監査計画及び監査役の業務分担、常勤監査役の選定及び解職、その他
監査役の職務の執行に関する事項の決定を主な検討事項としています。また、会計監査人の選任・解任・再任・
不再任に関する事項や、会計監査人の報酬等に対する同意等、監査役会の決議による事項について検討を行って
います。
ハ.監査役の活動状況
各監査役は、取締役会に出席し、議事運営及び決議内容を監査し、必要に応じて意見表明を行ないました。監
査役会では、各監査役との間で充実した意見・情報交換が図られております。また、監査役及び監査役会は、定
期的に代表取締役や取締役との個別面談を行ない取締役の職務の執行状況を聴取するとともに、必要に応じて提
言を行なっております。社外取締役とも意見交換の場を持ち情報収集と連携を行っております。その他、監査役
会で決定された監査役監査基準、監査計画及び業務の分担に従い、監査業務を誠実に実行いたしております。
常勤監査役は、経営会議その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報
告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、重要な決裁書類等を閲覧し、取締役及び使用人等からの報告
や個別対話、拠点往査等により、取締役の職務の執行及び監督状況を監査しております。グループ会社について
は、各会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて各会社から事業及び業務の報
告を受けました。
ニ . 内部監査部門・会計監査人との連携状況
内部監査部門とは原則月 1 回の定期的な会合により、会計監査人とは「監査上の主要な検討事項」を含め、情報
交換等を随時実施することにより、必要な連携をはかり現状の把握に取り組んでおります。
②内部監査の状況
当社における内部監査の組織は、他の業務執行から独立した立場にある内部監査部門として内部統制部(7名)
を設置し、財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制の整備状況、運用状況を評価するととも
に、内部監査規程に基づき当社グループ各社に関するリスクの予防と発見そして改善を目的に、法令及び社内
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ルールを遵守し業務遂行しているかを監査し、内部監査の結果については、関係部署、各担当役員及び代表取締
役社長及び監査役に報告しております。また監査役とは定期的な会合に加え随時、相互に情報交換を行うなど緊
密 な連携を保ち、会計監査人とも定期的に情報交換や意見交換を行い連携の強化に努めております。
③会計監査の状況
イ.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
ロ.継続監査期間
1973年以降
ハ.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 小野木 幹久
指定有限責任社員 業務執行社員 江村 羊奈子
ニ.監査業務に係る補助員の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他23名の合計29名であり、当事業年度の会計
監査業務に携わっています。
ホ.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人に関する判断基準を策定し、監査実績、監査実施体制、監査品質、独立性、専門
性等を検証、確認することにより、会計監査人を適切に選定しております。
なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役会が監
査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後
最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。
ヘ.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役会は、会計監査人に関する判断基準を策定し、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ適正な監査
を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、
必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われていることを確保する
ための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」等に従って整備し
ている旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。そのうえでこれまでの監査実績も踏まえ総合的に
評価、監査役会にて会計監査人の再任に関する確認決議を行っております。
④監査報酬の内容等
イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 86 2 81 ―
連結子会社 ― ― ― ―
計 86 2 81 ―
(注)1.当社における非監査業務の内容は、収益認識基準導入に係る助言業務であります。
2.前連結会計年度における上記報酬の額に、追加報酬の額が8百万円含まれております。
3.当連結会計年度における上記報酬の額に、追加報酬の額が3百万円含まれております。
ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(イ.を除く)
該当事項はありません。
ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ.監査報酬の決定方針
当社は監査公認会計士等に対する監査報酬を決定するにあたり、監査公認会計士等により提示される監査計
画の内容をもとに、監査工数等の妥当性を勘案、協議し、会社法第399条に基づき、監査役会の同意を得たう
えで決定することとしております。
ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積もり根拠などが適切である
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かどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
(4) 【役員の報酬等】
1.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に関する事項
(1) 取締役の個人別報酬等の決定方針の決定方法及び取締役会が当該方針に沿うものであると判断した理由
企業価値の持続的な向上を図り、業績向上に対するインセンティブとして有効に機能する報酬体系を構築すべ
く、取締役の個人別報酬等の決定方針を報酬委員会に諮問し、その答申を受け、2021年2月24日開催の取締役会に
おいて決定方針を決議いたしました。
また、取締役会は、取締役の個人別報酬について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該
決定方針と整合していることや、報酬委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿
うものであると判断しております。
(2)報酬制度の概要
社内取締役の報酬につきましては、役位に応じた定額の「基本報酬」、及び中長期的な業績等に基づく株式価値
と連動する「株式報酬」にて構成されており、役員賞与及び短期業績に連動した報酬は支給しておりません。
「基本報酬」と「株式報酬」の支給割合は、9:1を目安としております。
社外取締役及び監査役の報酬につきましては、監督機能を重視する観点から「株式報酬」は支給せず、「基本報
酬」のみとしております。
なお、取締役の報酬につきましては、上記等を定めた「取締役の個人別報酬等の決定方針」について、報酬委員
会での審議・答申を経て、取締役会にて決定しております。
また、役員退職慰労金制度につきましては、2015年3月27日開催の第122回定時株主総会終結の時をもって廃止
いたしております。
(3)基本報酬
基本報酬につきましては、2008年3月27日開催の第115回定時株主総会の決議に基づき、取締役の報酬を年額300
百万円以内(使用人兼務取締役の使用人分給与は除く)、監査役の報酬を年額48百万円以内としております。ま
た、取締役の報酬は、当社役員報酬モデルを基準として、外部機関の調査した他社水準も参考に、その役割・責務
に応じて決定しております。
(4)株式報酬
株式報酬については、2015年3月27日開催の第122回定時株主総会において、株式給付信託(BBT:BoardBenefit
Trust)の導入を決議しております。本制度は、原則として取締役が退任する際、当社取締役会が定める役員株式
給付規程に従って、当社株式を給付するものであり、取締役報酬と当社株式価値との連動性を明確にし、取締役が
株価上昇のメリットのみならず、株価下落リスクまでも株主の皆さまと共有することで、中長期的な業績向上と企
業価値増大に貢献する意識を高めることを目的としております。
なお、1事業年度当たり、取締役に付与されるポイントの合計は、10千ポイントを上限としております。(株式
給付に際し、1ポイント当たり、当社普通株式1株に換算)
制度の詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 1.株式等の状況 (8)役員・従業員株式所有制度の内容」
をご参照願います。
(5)役員報酬決定の枠組み
取締役の報酬のうち、「基本報酬」については、株主総会で承認された金額の範囲内で、報酬委員会での審議・
答申を経て、取締役会にて決定しております。また、監査役の報酬は、監査役会にて決定しております。
また「株式報酬」については、取締役会が定めた役員株式給付規程に従って取締役個人別の給付ポイントを決定
しますが、換算した取締役個人別の給付株式数については、報酬委員会での審議・答申を経て、取締役会にて決定
しております。
報酬委員会は、報酬決定に係る客観性と透明性を確保するため、社外取締役を半数として構成され、執行役員を
兼務しない代表取締役会長が委員長を務めております。
2. 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(百万円)
対象となる
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
(百万円)
(名)
固定報酬 非金銭報酬等
取締役
119 108 11 5
(社外取締役を除く。)
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監査役
26 26 ― 2
(社外監査役を除く。)
社外取締役 16 16 ― 4
社外監査役 14 14 ― 3
(注)取締役(社外取締役を除く。)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、役員株式給付引当金繰入11百万円であり
ます。
3. 役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
(5) 【株式の保有状況】
①保有株式の区分の基準及び考え方
当社は、専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式
を「純投資目的である投資株式」とし、それ以外の株式を「純投資目的以外の目的である投資株式」と区分し
ております。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法、並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
政策保有株式については、取引関係の維持・発展等保有意義が認められる場合を除き、保有しないこととし
ております。また、保有の適否については、個別上場銘柄毎に、保有目的が適切か、保有に伴う便益やリスク
が資本コストに見合っているか等を毎年取締役会にて検証しており、「保有継続」「対話」「売却」の判定を
行っております。
なお、便益については、関連取引収益、受取配当金といった定量的項目に加え、経営情報収集等定性的項目
も含めて評価しており、リスクについては、株式時価に価格変動リスクを加えても、減損損失計上の対象とな
らないことを確認しております。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(百万円)
非上場株式 6 105
非上場株式以外の株式 12 1,559
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
非上場株式 ― ―
非上場株式以外の株式 2 0 持株会による取得
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
非上場株式 1 10
非上場株式以外の株式 ― ―
ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
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当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
㈱みずほフィナ 安定的な資金調達等を目的とした
253,550 253,550
ンシャルグルー 取引関係強化のため、保有してお 有
470 370
プ ります。
95,000 95,000
経営情報収集のため、保有してお
㈱サカタのタネ 有
ります。
415 312
主にレンタル事業における取引関
48,187 48,187
富士急行㈱ 係強化のため、保有しておりま 有
230 196
す。
㈱三井住友フィ 安定的な資金調達等を目的とした
26,800 26,800
ナンシャルグ 取引関係強化のため、保有してお 有
141 105
ループ ります。
主にレンタル事業における取引関
50,800 50,800
㈱帝国ホテル 係強化のため、保有しておりま 無
98 94
す。
66,000 66,000
経営情報収集のため、保有してお
三菱鉛筆㈱ 有
ります。
94 79
主にレンタル事業における取引関
17,900 17,900
藤田観光㈱ 係強化のため、保有しておりま 無
53 44
す。
㈱三越伊勢丹 主にクリーニング事業における取
23,800 23,800
ホールディング 引関係強化のため、保有しており 無
34 20
ス ます。
主にレンタル事業における取引関
2,000 2,000
㈱ホテルニュー
係強化のため、保有しておりま 無
グランド
7 7
す。
取引関係強化のため、保有してお
6,486 6,255
ります。保有株式数の増加は、取
㈱ビケンテクノ 無
引先持株会による取得によるもの
6 5
であります。
主にレンタル事業における取引関
1,700 1,700
ロイヤルホール
係強化のため、保有しておりま 無
ディングス㈱
3 3
す。
主にクリーニング事業における取
1,463 1,370 引関係強化のため、保有しており
ます。
京浜急行電鉄㈱ 無
保有株式数の増加は、取引先持株
会による取得によるものでありま
2 1
す。
(注)定量的な保有効果については、取引関係を考慮し記載しておりませんが、 個別銘柄毎に、保有目的が適切
か、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を取締役会にて検証しております。
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みなし保有株式
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
主にクリーニング事業における
420,500 420,500
取引関係強化のため、保有してお
J.フロントリテイ
ります。現在は退職給付信託とし
有
リング㈱
て委託した信託財産であり、議決
505 440 権行使の指図権限を有しておりま
す。
(注)定量的な保有効果については、取引関係を考慮し記載しておりませんが、個別銘柄毎に、保有目的が適切
か、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を取締役会にて検証しております。
③保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
④当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以
下、「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財
務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
及び事業年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)の連結財務諸表及び財務諸表について、EY新日本有限責任監査
法人の監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、連結財務諸表等に反映できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入してお
ります。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2021年12月31日) (2022年12月31日)
資産の部
流動資産
※2 1,044 ※2 1,106
現金及び預金
※2 3,539
受取手形及び売掛金 -
受取手形 - 25
※2 4,157
売掛金 -
※1 ,※2 4,094 ※1 ,※2 4,143
棚卸資産
※2 651 ※2 621
その他
△ 23 △ 41
貸倒引当金
流動資産合計 9,306 10,012
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 20,746 20,561
△ 14,917 △ 15,140
減価償却累計額及び減損損失累計額
※2 5,828 ※2 5,420
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具
10,314 10,339
△ 8,268 △ 8,437
減価償却累計額及び減損損失累計額
※2 2,045 ※2 1,901
機械装置及び運搬具(純額)
工具、器具及び備品
1,582 1,450
△ 1,462 △ 1,362
減価償却累計額及び減損損失累計額
※2 120 ※2 88
工具、器具及び備品(純額)
※2 6,215 ※2 6,207
土地
リース資産 3,876 3,938
△ 2,757 △ 2,981
減価償却累計額及び減損損失累計額
リース資産(純額) 1,119 957
建設仮勘定 0 67
有形固定資産合計 15,329 14,642
無形固定資産
無形固定資産合計 587 501
投資その他の資産
※2 ,※3 1,995 ※2 ,※3 2,343
投資有価証券
※2 1,250 ※2 1,071
差入保証金
繰延税金資産 2,136 2,011
退職給付に係る資産 757 765
その他 169 131
△ 122 △ 110
貸倒引当金
投資その他の資産合計 6,187 6,212
固定資産合計 22,105 21,357
資産合計 31,411 31,369
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2021年12月31日) (2022年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,356 2,479
※2 2,894 ※2 2,584
短期借入金
※2 2,985 ※2 ,※4 3,323
1年内返済予定の長期借入金
リース債務 455 393
未払法人税等 488 498
賞与引当金 92 166
株主優待引当金 17 24
預り金 259 302
※5 1,865
1,654
その他
流動負債合計 11,204 11,636
固定負債
※2 ,※4 7,876 ※2 ,※4 6,104
長期借入金
リース債務 1,273 1,075
役員退職慰労引当金 36 27
役員株式給付引当金 117 114
環境対策引当金 587 566
退職給付に係る負債 4,208 4,099
繰延税金負債 124 69
資産除去債務 459 503
1,145 1,025
その他
固定負債合計 15,830 13,586
負債合計 27,035 25,222
純資産の部
株主資本
資本金 2,410 2,410
資本剰余金 1,574 1,572
利益剰余金 107 1,568
△ 364 △ 364
自己株式
株主資本合計 3,727 5,186
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 356 575
為替換算調整勘定 △ 46 34
186 276
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 497 885
非支配株主持分 151 73
純資産合計 4,376 6,146
負債純資産合計 31,411 31,369
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
※5 39,180
売上高 35,131
32,958 34,110
売上原価
売上総利益 2,173 5,069
販売費及び一般管理費
運搬費 447 128
役員報酬 318 270
給料手当及び賞与 1,813 1,734
退職給付費用 54 102
役員退職慰労引当金繰入額 7 2
役員株式給付引当金繰入額 11 10
賞与引当金繰入額 19 25
株主優待引当金繰入額 21 35
減価償却費 292 238
2,094 1,856
その他
※1 5,080 ※1 4,404
販売費及び一般管理費合計
営業利益又は営業損失(△) △ 2,907 665
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 40 53
持分法による投資利益 - 12
受取保険金及び保険配当金 42 41
受取補償金 64 69
雇用調整助成金 452 135
債務免除益 157 193
為替差益 41 159
231 242
その他
営業外収益合計 1,031 908
営業外費用
支払利息 211 187
シンジケートローン手数料 25 0
持分法による投資損失 14 -
リース解約損 3 -
47 28
その他
営業外費用合計 303 216
経常利益又は経常損失(△) △ 2,179 1,357
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
特別利益
※3 1,623 ※3 1,108
固定資産売却益
投資有価証券売却益 209 15
220 -
事業譲渡益
特別利益合計 2,052 1,123
特別損失
※2 42 ※2 66
固定資産処分損
※4 181 ※4 80
減損損失
投資有価証券評価損 4 23
関係会社株式売却損 46 -
526 -
環境対策引当金繰入額
特別損失合計 801 170
税金等調整前当期純利益又は
△ 927 2,310
税金等調整前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
486 662
△ 52 36
法人税等調整額
法人税等合計 434 698
当期純利益又は当期純損失(△) △ 1,362 1,611
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △ 112 △ 76
親会社株主に帰属する当期純利益又は
△ 1,249 1,688
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) △ 1,362 1,611
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 134 218
為替換算調整勘定 △ 9 △ 0
退職給付に係る調整額 △ 175 89
9 80
持分法適用会社に対する持分相当額
※1 △ 309 ※1 388
その他の包括利益合計
包括利益 △ 1,672 2,000
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △ 1,562 2,077
非支配株主に係る包括利益 △ 110 △ 77
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③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の
非支配株 純資産合
その他有 退職給付
資本剰余 利益剰余 株主資本 為替換算 包括利益
主持分 計
資本金 自己株式 価証券評 に係る調
金 金 合計 調整勘定 累計額合
価差額金 整累計額
計
当期首残高 2,410 1,518 1,352 △ 345 4,934 494 △ 46 362 809 313 6,057
当期変動額
親会社株主に帰属す
△ 1,249 △ 1,249 △ 1,249
る当期純損失(△)
連結除外に伴う利益
5 5 5
剰余金の増加高
自己株式の取得 △ 38 △ 38 △ 38
自己株式の処分 19 19 19
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 56 56 56
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 137 0 △ 175 △ 312 △ 161 △ 474
額)
当期変動額合計 - 56 △ 1,244 △ 18 △ 1,207 △ 137 0 △ 175 △ 312 △ 161 △ 1,681
当期末残高 2,410 1,574 107 △ 364 3,727 356 △ 46 186 497 151 4,376
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の
非支配株 純資産合
その他有 退職給付
資本剰余 利益剰余 株主資本 為替換算 包括利益
主持分 計
資本金 自己株式 価証券評 に係る調
金 金 合計 調整勘定 累計額合
価差額金 整累計額
計
当期首残高 2,410 1,574 107 △ 364 3,727 356 △ 46 186 497 151 4,376
会計方針の変更によ
△ 227 △ 227 △ 227
る累積的影響額
会計方針の変更を反映
2,410 1,574 △ 119 △ 364 3,500 356 △ 46 186 497 151 4,149
した当期首残高
当期変動額
親会社株主に帰属す
1,688 1,688 1,688
る当期純利益
自己株式の取得 △ 0 △ 0 △ 0
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △ 1 △ 1 △ 1
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 218 80 89 388 △ 77 311
額)
当期変動額合計 - △ 1 1,688 △ 0 1,686 218 80 89 388 △ 77 1,997
当期末残高 2,410 1,572 1,568 △ 364 5,186 575 34 276 885 73 6,146
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④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は
△ 927 2,310
税金等調整前当期純損失(△)
減価償却費 1,557 1,396
減損損失 181 80
債務免除益 △ 157 △ 193
有形固定資産除却損 41 62
有形固定資産売却損益(△は益) △ 1,623 △ 1,108
貸倒引当金の増減額(△は減少) 17 1
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 77 73
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △ 4 △ 9
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 11 △ 3
環境対策引当金の増減額(△は減少) 526 △ 21
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △ 191 40
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 62 △ 24
受取利息及び受取配当金 △ 40 △ 53
支払利息 211 187
為替差損益(△は益) △ 42 △ 160
持分法による投資損益(△は益) 14 △ 12
関係会社株式売却損益(△は益) 46 -
投資有価証券売却損益(△は益) △ 209 △ 15
投資有価証券の評価損(△は益) 4 23
売上債権の増減額(△は増加) 51 △ 806
棚卸資産の増減額(△は増加) 1,297 91
仕入債務の増減額(△は減少) △ 218 91
未払消費税等の増減額(△は減少) 56 151
△ 277 △ 13
その他
小計 183 2,089
利息及び配当金の受取額
46 60
利息の支払額 △ 215 △ 186
法人税等の還付額 65 -
△ 109 △ 650
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 29 1,313
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 224 △ 313
有形固定資産の売却による収入 1,700 1,117
無形固定資産の取得による支出 △ 264 △ 130
投資有価証券の取得による支出 △ 5 △ 4
投資有価証券の売却による収入 397 44
連結範囲の変更を伴う
63 -
子会社株式の売却による収入
93 102
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー 1,761 815
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 15,307 17,309
短期借入金の返済による支出 △ 15,917 △ 17,619
長期借入れによる収入 4,619 1,700
長期借入金の返済による支出 △ 4,993 △ 3,021
社債の償還による支出 △ 12 -
自己株式の取得による支出 △ 38 △ 0
リース債務の返済による支出 △ 705 △ 487
連結範囲の変更を伴わない
△ 32 -
子会社株式の取得による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1,771 △ 2,119
現金及び現金同等物に係る換算差額 18 52
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 21 62
現金及び現金同等物の期首残高 1,065 1,044
現金及び現金同等物の期末残高 1,044 1,106
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数は 8 社であります。
主要な連結子会社の名称
共同リネンサプライ㈱
白洋舍栄リネンサプライ㈱
当連結会計年度において、当社子会社である北海道リネンサプライ株式会社と当社子会社である札幌白洋舍株式
会社は、2022年4月1日を効力発生日として、北海道リネンサプライ株式会社を存続会社とする吸収合併を行
い、白洋舍北海道リネンサプライ株式会社に名称変更致しました。
2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社は次の 2 社であります。
①東京ホールセール㈱
②恒隆白洋舍有限公司
(2) 持分法を適用しない関連会社
持分法を適用しない主要な関連会社
日本スエードライフ㈱
(3) 持分法を適用しない理由
持分法非適用会社は、当期純利益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がない
ため、持分法を適用しておりません。
3 連結子会社及び持分法適用会社の事業年度に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は、9月30日であります。
連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引につい
ては、連結上必要な調整を行なっております。
(2) 持分法適用会社のうち、決算日が異なる会社については、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しておりま
す。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
・有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は、総平均法により算定し、評価差額は、全部純資
産直入法により処理しております。)
市場価格のない株式等
総平均法による原価法
・棚卸資産
①商品、貯蔵品……………主として先入先出法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
②使用中リネン…レンタル営業に使用中の布帛類の評価額で消耗計算は次のように行うこととしておりま
す。
(当社及び国内連結子会社)
イ.ホテルリネン…3年定率
ロ.ユニフォームレンタル…一定耐用期間にわたり定額
(在外連結子会社)
購入時に費用処理
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)
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①当社及び国内連結子会社
建物
主として定額法
その他の有形固定資産
主として定率法(ただし、2016年4月以降に取得した建物附属設備及び構築物は定額法)
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 3年~50年
機械装置及び運搬具3年~13年
工具、器具及び備品2年~20年
②在外連結子会社
建物 定額法
その他の有形固定資産 定率法
なお、耐用年数は5年から39年であります。
無形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は、定額法によっております。
なお、当社及び国内連結子会社における自社利用のソフトウエアについては、社内における利用
可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
リース資産 (当社及び国内連結子会社)
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数と
し、残存価額を零とする定額法によっております。
(在外連結子会社)
当該国の会計原則に基づきファイナンス・リース契約によるリース資産を有形固定資産に計上し
ております。
(3) 重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
当社及び国内連結子会社は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、回収不能見込額を計上しております。
イ. 一般債権…………………………‥‥ 貸倒実績率法によっております。
ロ. 貸倒懸念債権及び破産更生債権…… 個別の債権の回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上し
ております。
在外連結子会社についても債権の貸倒れによる損失に備えるため、個別の債権回収可能性を検討し、回収不能見
込額を計上しております。
②賞与引当金
当社及び国内連結子会社は、従業員の賞与の支給に備えて、賞与支給見込額の当連結会計年度負担額を計上して
おります。
③株主優待引当金
将来の株主優待制度の利用に備えるため、株主優待制度の利用実績に基づき、当連結会計年度末における株主優
待制度利用見込額を計上しております。
④役員退職慰労引当金
国内連結子会社は、役員に支給する退職慰労金の支払いに備えるため、当連結会計年度末における役員退職慰労
金に関する社内規程に基づく支給見込額に基づき当連結会計年度末において発生していると認められる額を計上
しております。
⑤役員株式給付引当金
「役員株式給付規程」に基づく当社の取締役及び執行役員への当社株式の交付に備えるため、当連結会計年度末
における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。
⑥環境対策引当金
将来の環境対策に要する支出(土壌改良工事等の環境関連費用)のうち、当連結会計年度において発生している
と認められる金額を計上しております。
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(4) 退職給付に係る会計処理の方法
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、退職
給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債として計上し、年金資産の額が退職給付債務を超
える場合には退職給付に係る資産として投資その他の資産に計上しております。
なお、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
は、給付算定式基準によっております。
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による按分額を定
額法により費用処理することとしております。
数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による按分額
を定額法により翌連結会計年度より費用処理することとしております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の
包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
一部の連結子会社は退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職
給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
当社グループの顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務内容及び当該履行義務を
充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りであります。
①クリーニング事業
クリーニング事業においては、主として個人及び法人のドライクリーニング品等の洗濯、仕上、加工を行なって
おり、クリーニングを完成させ、保管し、顧客へ引き渡す義務を負っております。集配部門の履行義務は、完成
したクリーニング品が顧客に引き渡される一時点で充足されるものであり、引渡時点において収益を認識してお
ります。店舗部門の履行義務は、クリーニング品が完成する一時点で充足されるものであり、クリーニング完成
時に収益を認識しております。なお、クリーニング事業において割引券発行ポイントプログラムを運営してお
り、付与したポイントを履行義務として認識し、将来の失効見込み等を考慮して算定した独立販売価格を基礎と
して取引価格を配分することで、契約負債の金額を算定しております。ポイント付与による契約負債は、ポイン
トの利用時及び失効時に履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。
②レンタル事業
レンタル事業においては、主としてホテル、レストラン、会社などのユニフォームやシーツ、布団カバーなどの
クリーニング付レンタルを行なっており、レンタル品をクリーニングし、顧客へ引き渡す義務を負っておりま
す。当該履行義務は、クリーニング済みのレンタル品が顧客に引き渡される一時点で充足されるものであり、引
渡時点において収益を認識しております。
③不動産事業
不動産事業においては、不動産の賃貸および管理を行なっており、主としてオフィスビルを賃貸し、ビル設備の
運用・管理を行なう義務を負っております。当該履行義務は、一定期間で充足されるものであり、顧客との賃貸
借契約による合意内容に基づき、「リース取引に関する会計基準」に従い、収益を認識しております。
④物品販売事業
物品販売事業においては、主としてクリーニング業務用の資材・機械やユニフォーム等の販売を行なっており、
物品を顧客に引き渡す義務を負っております。当該履行義務は、物品が顧客に引き渡される一時点で充足される
ものであり、引渡時点において収益を認識しております。
取引の対価は履行義務の充足前又は履行義務を充足してから一年以内に受領しており、重要な金融要素は含んでお
りません。
(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
なお、在外連結子会社の資産及び負債は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相
場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上して
おります。
(7) 重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
特例処理の要件を満たす金利スワップについては、特例処理を採用しております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段)
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金利スワップ
(ヘッジ対象)
借入金の利息
③ヘッジ方針
借入金の金利変動を回避する目的で金利スワップ取引を行っております。ヘッジ対象の識別は個別契約ごとに
行っております。
④ヘッジ有効性評価の方法
金利スワップの特例処理の要件を満たしているので、有効性の評価を省略しております。
⑤その他リスク管理方法のうちヘッジ会計に係るもの
稟議規程に基づき決裁され、取締役会において承認を受けております。
(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負
わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資であります。
(重要な会計上の見積り)
1 レンタル事業リネンサプライ部門の有形固定資産の評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
レンタル事業リネンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産 (百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
有形固定資産 4,669 4,577
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
・算出方法
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、事業所を基本単位とした資産のグルーピン
グを行っております。レンタル事業リネンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産4,577百万円につい
て、事業環境の変化に伴い収益性が低下したことにより減損の兆候があると判断しましたが、減損損失の認識
の判定において、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上
回っていたことから、減損損失を認識しておりません。資産グループの継続的使用によって生じる将来キャッ
シュ・フローの見積りは、取締役会によって承認された事業計画と、事業計画が策定されている期間を超えて
いる期間については過去の趨勢を踏まえた一定の成長率に基づき算定しております。
・主要な仮定
割引前将来キャッシュ・フローの算出に用いた主要な仮定は、将来の事業計画の基礎となる主要得意先である
ホテルの平均稼働率であります。
・翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
ホテルの稼働率の低下並びに臨時休業などが継続した場合、翌連結会計年度以降減損損失が発生し、連結財務
諸表に影響を与える可能性があります。
2 繰延税金資産の回収可能性
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
繰延税金資産 2,136 2,011
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
・算出方法
当社グループは、将来減算一時差異及び税務上の欠損金に対して、将来の利益計画等に基づく課税所得の見積り
により、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。
・主要な仮定
将来の利益計画の主要な仮定は、翌連結会計年度以降回復を見込んでいるクリーニング事業におけるチャネル別
売上構成比率及び工場経費率の改善、レンタル事業リネンサプライ部門におけるホテルの稼働率の回復でありま
す。また、レンタル事業ユニフォームレンタル部門においては当連結会計年度同様安定的な利益推移を仮定して
います。
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・翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
将来の利益計画に基づいた課税所得の見積りは、当連結会計年度末現在で入手可能な情報や資料に基づき合理的
に算出しておりますが、将来の利益計画に基づいた課税所得の見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計
年度において繰延税金資産の回収可能性の判断に影響を与える可能性があります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当連結会計年度の期首より適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、収益
の認識について主に次の変更が生じております。
履行義務の充足
クリーニング事業において、従来はクリーニング完成時に収益として認識しておりました一部のクリーニング
売上を、当連結会計年度の期首より、顧客へのクリーニング品納品時に収益を認識する方法に変更しておりま
す。
自社ポイント制度に係る収益認識
クリーニング事業において、従来はうららか会の500円割引券使用時に売上値引を認識しておりましたが、当
連結会計年度の期首より、割引券発行ポイントの将来使用見込額を契約負債として認識する方法に変更しており
ます。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の
期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計第86
項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額
を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、従来の方法と比べて当連結会計年度の売上高は143百万円増加し、売上原価は10百万円減少し、営
業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ154百万円増加しております。また、利益剰余金の当
期首残高は227百万円減少しております。
収益認識会計基準等の適用に伴い、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、当連結会計年度より「受取手形」及び「売掛金」に含めて表示しております。 た
だし、収益認識会計基準等第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方
法により組替えを行っておりません。
なお、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る「収益認識関
係」注記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定め
る新たな会計方針を、将来にわたって適用しております。これによる連結財務諸表に与える影響はありません。
また、「金融商品関係」注記において、金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項等の注記を行うこ
とといたしました。ただし、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号)第7
-4項に定める経過的な取扱いに従って、当該注記のうち前連結会計年度に係るものについては記載しておりま
せん。
(会計上の見積りの変更)
店舗等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上している資産除去債務について、直近の原状回復費用
実績等の新たな情報の入手に伴い、見積額の変更を行っております。見積りの変更による増加額118百万円を変更前
の資産除去債務残高に加算しております。
この結果、当連結会計年度の売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は、それぞれ118百万
円減少しております。
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(追加情報)
取締役及び執行役員に対する株式給付信託(BBT)
当社は、2015年3月27日開催の第122回定時株主総会決議に基づき、2015年5月18日より、役員報酬として「株式
給付信託(BBT)」を導入しております。
2017年1月25日開催の取締役会に基づき、当社執行役員を「株式給付信託(BBT)」の対象として追加いたしており
ます。
(1) 取引の概要
株式給付信託(BBT)とは、信託が当社の拠出する金銭を原資として当社株式を取得し、当社取締役会が定める役員
株式給付規程に従って、信託が当社の取締役及び執行役員に対して当社株式を給付するという、株式報酬制度で
あります。
なお、給付を受ける時期は、原則として取締役及び執行役員の退任時となります。
(2) 信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式と
して計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度152百万円、61,090株、当連結会
計年度152百万円、61,090株であります。
(連結貸借対照表関係)
※1 棚卸資産の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
商品及び製品 300 百万円 206 百万円
使用中リネン 3,143 3,362
原材料及び貯蔵品 359 338
リース資産 292 235
計 4,094 4,143
※2 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
119百万円
現金及び預金 101百万円
受取手形及び売掛金 108 -
売掛金 - 209
棚卸資産 114 134
その他(流動資産) 59 1
建物及び構築物 3,028 3,139
機械装置及び運搬具 467 555
工具、器具及び備品 5 4
土地 3,210 4,092
投資有価証券 8 990
差入保証金 14 17
計 7,118 9,264
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担保付債務は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
短期借入金 2,570百万円 2,260百万円
1年内返済予定の長期借入金 2,821 3,108
長期借入金 7,178 5,706
計 12,569 11,074
※3 関連会社に係る項目
関連会社に対するものは次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
投資有価証券(株式) 496百万円 582百万円
※4 財務制限条項
前連結会計年度( 2021年12月31日 現在)
借入金のうち、4,000百万円には、純資産の部及び経常損益に係る財務制限条項が付されております。
当連結会計年度( 2022年12月31日 現在)
借入金のうち、 3,520百万円には、純資産の部及び経常損益に係る財務制限条項が付されております。
※5 契約負債
流動負債の「その他」のうち、契約負債の金額は次のとおりであります。
当連結会計年度( 2022年12月31日 現在)
契約負債 241 百万円
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
50 百万円 51 百万円
※2 固定資産処分損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
建物及び構築物 38百万円 56百万円
機械装置及び運搬具 0 2
工具、器具及び備品 2 3
無形固定資産 0 -
その他(投資その他の資産) 1 3
計 42 66
※3 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
機械装置及び運搬具 0百万円 6百万円
土地 1,623 1,102
計 1,623 1,108
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※4 減損損失の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。
減損損失
場所 用途 種類
(百万円)
建物及び構築物、機械装置及
共同リネンサプライ㈱茨城工場
遊休資産 び運搬具、工具、器具及び備 181
茨城県北茨城市
品、リース資産、土地
当社グループは、事業用資産については、支店及び事業所を最小単位としてグルーピングを行っております。
当連結会計年度において、需要低下による生産調整のため、現在、操業休止しております共同リネンサプライ㈱茨城
工場に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(181百万円)として、特別損失
に計上いたしました。
その内訳は、建物及び構築物11百万円、機械装置及び運搬具113百万円、工具、器具及び備品1百万円、リース資産11
百万円、土地43百万円であります。
なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価額等により、評価してお
ります。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。
減損損失
場所 用途 種類
(百万円)
東日本ホールセール㈱前橋工場 クリーニング工場及び
建物及び構築物、リース資産 80
群馬県前橋市 店舗
当社グループは、事業用資産については、支店及び事業所を最小単位としてグルーピングを行っております。
当連結会計年度において、市況の悪化により、東日本ホールセール㈱前橋工場に係る資産グループの帳簿価額を回収
可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失80百万円として、特別損失に計上いたしました。
その内訳は、建物及び構築物73百万円、リース資産6百万円であります。
なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価額等により、評価してお
ります。
※5 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契
約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)(1)顧客との契約から生じている収益を分解
した情報」に記載しております。
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(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
その他有価証券評価差額金
当期発生額
4百万円 320百万円
組替調整額 △208 △10
税効果調整前
△204 309
税効果額
69 △91
その他有価証券評価差額金
△134 218
為替換算調整勘定
当期発生額 △9 △0
為替換算調整勘定
△9 △0
退職給付に係る調整額
当期発生額
150 130
組替調整額
△402 2
税効果調整前
△252 132
税効果額 77 △42
退職給付に係る調整額
△175 89
持分法適用会社に対する持分相当額
当期発生額
9 80
その他の包括利益合計 △309 388
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
株式数(株) 株式数(株) 株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式
3,900,000 ― ― 3,900,000
合計
3,900,000 ― ― 3,900,000
自己株式
普通株式(注)
109,270 20,391 7,080 122,581
合計
109,270 20,391 7,080 122,581
(注) 1 普通株式の自己株式の株式数の増加のうち、131株は単元未満株式の買取による増加、260株は関連会社の自
己株式(白洋舍株式)の取得による当社帰属分の増加、20,000株は株式給付信託(BBT)の取得による増加であ
ります。
2 普通株式の自己株式の株式数の減少7,080株は株式給付信託(BBT)の給付による減少であります。
3 当連結会計年度期首の普通株式に、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式48,170株が含まれており、当連結
会計年度末の普通株式に、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式 61,090株が含まれております。
2 配当に関する事項
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
株式数(株) 株式数(株) 株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式
3,900,000 ― ― 3,900,000
合計
3,900,000 ― ― 3,900,000
自己株式
普通株式(注)
122,581 532 ― 123,113
合計
122,581 532 ― 123,113
(注) 1 普通株式の自己株式の株式数の増加のうち、126株は単元未満株式の買取による増加、406株は関連会社の自
己株式(白洋舍株式)の取得による当社帰属分の増加であります。
2 当連結会計年度期首の普通株式に、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式61,090株が含まれており、当連結
会計年度末の普通株式に、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式61,090株が含まれております。
2 配当に関する事項
基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度になるもの
配当金の総額
1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
配当額(円)
(百万円)
2023年3月24日
普通株式 38 利益剰余金 10.00 2022年12月31日 2023年3月27日
定時株主総会
(注) 「配当金の総額」には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式(2022年12月31日基準日:61,090株)に対する配
当金0.6百万円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
現金及び預金勘定 1,044百万円 1,106百万円
現金及び現金同等物 1,044 1,106
※2 重要な非資金取引の内容
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
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当連結会計年度に新たに計上したファイナンス・リース取引に係る資産の額は140百万円、 負債の額は156百万円で
あります。
当連結会計年度の重要な資産除去債務の計上額は、95百万円であります。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
当連結会計年度に新たに計上したファイナンス・リース取引に係る資産の額は204百万円、 負債の額は227百万円で
あります。
当連結会計年度の重要な資産除去債務の計上額は、122百万円であります。
(リース取引関係)
ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
(1) リース資産の内容
・流動資産………レンタル事業における使用中リネンであります。
・有形固定資産…クリーニング機械(機械及び装置)等であります。
・無形固定資産…ソフトウエアであります。
(2) リース資産の減価償却の方法
・連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償
却の方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組指針
当社及び連結子会社は、調達コストとリスク分散の観点による長期と短期のバランスを見ながら、金融機関からの借
入等による資金調達を行っております。資金運用については預金等、安全性の高い金融商品に限定しております。デ
リバティブ取引は、後述するリスクのヘッジを目的としております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、株式であり、市場
価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。また借入金のうち一部は、変動金
利であるため金利の変動リスクに晒されていますが、金利スワップ取引を利用してヘッジしております。
デリバティブ取引は、金利変動リスクを低減する目的のみに限定しております。
取引の利用目的は長期借入金の支払利息に係る金利上昇の影響を回避、または一定の枠内にとどめる目的において利
用しております。
なお、特例処理の要件を満たす金利スワップについてはヘッジ会計を行っております。ヘッジ会計に関するヘッジ手
段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「4 会計方針に関する事項」に記
載されている「重要なヘッジ会計の方法」をご覧下さい。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権について、各事業部門又は営業管理部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引
相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っており
ます。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクにさらされる金融資産の貸借対照表価額により表
わされています。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
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当社及び一部の連結子会社は、借入金等に係る金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用して
おります。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。
デリバティブ取引については、契約先は信用度の高い国内銀行であり、相手先の契約不履行によるリスクはほとん
どないと判断しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社及び主な国内連結子会社は、連結有利子負債の削減及び参加会社における流動性リスク低減のため、キャッ
シュマネジメントシステムを導入していることから、当該システム参加会社の流動性リスクの管理については、幹
事会社である当社が行っております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該
価額が変動することがあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結決算日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。重要性の乏
しいものは省略しております。
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
連結貸借対
時価 差額
照表計上額
(百万円) (百万円) (百万円)
①投資有価証券
その他有価証券 1,354 1,354 ―
②差入保証金 1,250
△71
貸倒引当金※
1,179 1,194 15
資産計 2,534 2,549 15
③長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む。) 10,862 10,847 △14
④リース債務(1年以内に返済予定のものを含む。) 1,728 1,727 △1
負債計 12,591 12,575 △15
⑤デリバティブ取引 ― ― ―
※1 差入保証金に対する個別貸倒引当金を控除しております。
※2 「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「支払手形及び買掛金」及び「短期借入金」については、現
金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから注記を省略しております。
※3 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」に含めておりません。連結貸借対照表計上額は144百万円でありま
す。
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当連結会計年度( 2022年12月31日 )
連結貸借対
時価 差額
照表計上額
(百万円) (百万円) (百万円)
①投資有価証券
その他有価証券 1,650 1,650 ―
②差入保証金 1,071
△71
貸倒引当金※
999 1,000 0
資産計 2,650 2,651 0
③長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む。) 9,427 9,382 △44
④リース債務(1年以内に返済予定のものを含む。) 1,468 1,466 △1
負債計 10,895 10,849 △46
⑤デリバティブ取引 ― ― ―
※1 差入保証金に対する個別貸倒引当金を控除しております。
※2「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「支払手形及び買掛金」及び「短期借入金」については、現金
であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから注記を省略しております。
※3 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」に含めておりません。連結貸借対照表計上額は110百万円でありま
す。
(注1) 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
1年超5年 5年超10年
1年以内 10年超
以内 以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
現金及び預金 1,044 ― ― ―
受取手形及び売掛金 3,539 ― ― ―
差入保証金 553 626 16 54
合計 5,137 626 16 54
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
1年超5年 5年超10年
1年以内 10年超
以内 以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
現金及び預金 1,106 ― ― ―
受取手形 25 ― ― ―
売掛金 4,157 ― ― ―
差入保証金 564 419 33 54
合計 5,853 419 33 54
(注2) 長期借入金、リース債務及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
1年超2年 2年超3年 3年超4年 4年超5年
1年以内 5年超
以内 以内 以内 以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金
2,894 ― ― ― ― ―
長期借入金(1年以内に返済予定の
2,985 3,093 1,825 1,049 1,743 164
ものを含む。)
リース債務(1年以内に返済予定の
455 349 230 176 137 378
ものを含む。)
合計 6,335 3,443 2,055 1,225 1,881 543
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当連結会計年度( 2022年12月31日 )
1年超2年 2年超3年 3年超4年 4年超5年
1年以内 5年超
以内 以内 以内 以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金
2,584 ― ― ― ― ―
長期借入金(1年以内に返済予定の
3,323 2,206 1,409 2,125 280 81
ものを含む。)
リース債務(1年以内に返済予定の
393 278 202 158 121 313
ものを含む。)
合計 6,300 2,485 1,611 2,284 402 395
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類して
おります。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の
対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るイ
ンプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットが
それぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類してお
ります。
(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
当連結会計年度(2022年12月31日)
時価(百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
投資有価証券
その他有価証券
株式 1,650 - - 1,650
資産計 1,650 - - 1,650
(2) 時価で連結貸借対照表に計上していない金融商品
当連結会計年度(2022年12月31日)
時価(百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
差入保証金 - 1,000 - 1,000
資産計 - 1,000 - 1,000
長期借入金(1年以内に返済予定のも
- 9,382 - 9,382
のを含む。)
リース債務(1年以内に返済予定のも
- 1,466 - 1,466
のを含む。)
負債計 - 10,849 - 10,849
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
①投資有価証券
投資有価証券上場株式は、相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、そ
の時価をレベル1の時価に分類しております。
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②差入保証金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率
を基に、現在価値により算定しております。また、保証金に含まれるゴルフ会員権は業者間の取引相場表等による
価格を時価としており、レベル2の時価に分類しております。
③長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む。)
これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法
により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
④リース債務(1年以内に返済予定のものを含む。)
これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法
により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
連結決算日における
取得原価 差額
区分 連結貸借対照表計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 株式 1,293 777 515
小計 1,293 777 515
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 株式 60 63 △3
小計 60 63 △3
合計 1,354 841 512
(注) 非上場株式144百万円については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「①
株式」には含めておりません。
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
連結決算日における
取得原価 差額
区分 連結貸借対照表計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 株式 1,630 805 824
小計 1,630 805 824
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 株式 20 22 △2
小計 20 22 △2
合計 1,650 828 822
(注) 非上場株式110百万円については、市場価格のない株式等であります。
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2 連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
前連結会計年度
区分 自 2021年1月1日
至 2021年12月31日
株式の売却額(百万円) 397
株式の売却益の合計額(百万円) 209
株式の売却損の合計額(百万円) ―
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
当連結会計年度
区分 自 2022年1月1日
至 2022年12月31日
株式の売却額(百万円) 44
株式の売却益の合計額(百万円) 15
株式の売却損の合計額(百万円) ―
3 連結会計年度に減損処理を行ったその他有価証券
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
その他有価証券について4百万円の減損処理を行っております。
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
その他有価証券について23百万円の減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
金利関連
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
契約額等 契約額のうち1年超 時価
ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象
(百万円) (百万円) (百万円)
金利スワップの 金利スワップ取引
長期借入金 698 646 (注)
特例処理
支払固定・受取流動
(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているた
め、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
契約額等 契約額のうち1年超 時価
ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象
(百万円) (百万円) (百万円)
金利スワップの 金利スワップ取引
長期借入金 646 93 (注)
特例処理
支払固定・受取流動
(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているた
め、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
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(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度を採用しておりま
す。
確定給付企業年金制度(積立型制度であります。)では、従業員の職能資格と勤続年数を基礎とするポイントに
基づいて計算された年金又は一時金を支給しております。また、退職給付信託を設定しております。
退職給付一時金制度(非積立型制度であります。)では、退職給付として、従業員の職能資格と勤続年数を基礎
とするポイントに基づいて計算された一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算
しております。
2 確定給付制度
① 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
退職給付債務の期首残高 8,214百万円 8,031百万円
勤務費用 342 330
利息費用 74 71
数理計算上の差異の発生額 147 △107
退職給付の支払額 △562 △576
原則法から簡便法へ変更(注)1 - △183
簡便法から原則法へ変更 (注)2
4 -
退職給付債務を移行(注)3 △189 -
退職給付債務の期末残高 8,031 7,566
(注)1 簡便法適用連結子会社が原則法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事による
ものであります。
2 当社が簡便法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事によるものであります。
3 他社へ譲渡しました元連結子会社の株式会社レンテックスへ退職給付債務を移行したことによるものでありま
す。
② 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2022年1月1日
自 2021年1月1日
至 2022年12月31日
至 2021年12月31日
年金資産の期首残高 5,085百万円 4,938百万円
期待運用収益 0 0
数理計算上の差異の発生額 294 29
事業主からの拠出額 131 119
退職給付の支払額 △306 △365
原則法から簡便法へ変更(注)2 - △81
退職給付債務を移行 (注)3 △82 -
信託設定株式売却前期末差額 (注)4 △184 -
年金資産の期末残高 4,938 4,640
(注)1 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度29.8%、当連結会計年度
33.3%含まれております。
2 簡便法適用連結子会社が原則法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事によ
るものであります。
3 他社へ譲渡しました元連結子会社の株式会社レンテックスへ退職給付債務を移行したことによるものであり
ます。
4 退職給付信託の信託年金資産を再構成したことによるものであります。
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③ 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
退職給付に係る負債の期首残高 435百万円 358百万円
退職給付費用 38 46
退職給付の支払額 △109 △93
原則法から簡便法へ変更(注)1
- 97
簡便法から原則法へ変更(注)2 △4 -
退職給付債務を移行( 注)3 △1 -
退職給付に係る負債の期末残高 358 408
(注)1 簡便法適用連結子会社が原則法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事による
ものであります。
2 当社が簡便法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事によるものであります。
3 他社へ譲渡しました元連結子会社の株式会社レンテックスへ退職給付債務を移行したことによるものでありま
す。
④ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表(簡便法を適用した制度を含む。)
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
積立型制度の退職給付債務 4,180百万円 3,875百万円
年金資産 △4,938 △4,640
△757 △765
非積立型制度の退職給付債務 4,208 4,099
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 3,451 3,334
退職給付に係る負債 4,208 4,099
退職給付に係る資産 △757 △765
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 3,451 3,334
⑤ 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
勤務費用 342百万円 330百万円
利息費用 74 71
期待運用収益 △0 △0
数理計算上の差異の費用処理額 △396 5
過去勤務費用の費用処理額 △3 △3
簡便法で計算した退職給付費用 38 46
原則法から簡便法へ変更(注)1 - 27
簡便法から原則法へ変更(注)2 0 -
信託設定株式売却前期末差額 (注)3 184 -
確定給付制度に係る退職給付費用 240 478
(注)1 簡便法適用連結子会社が原則法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事による
ものであります。
2 当社が簡便法適用連結子会社を吸収合併したことにより退職給付債務を受け入れた事によるものであります。
3 退職給付信託の信託年金資産を再構成したことによるものであります。
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⑥ 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
数理計算上の差異 △249百万円 135百万円
過去勤務費用 △3 △3
合計 △252 132
⑦ 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
未認識数理計算上の差異 248百万円 383百万円
未認識過去勤務費用 21 18
合計 269 402
⑧ 年金資産に関する事項
イ.年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
債券 11% 11%
株式 25 26
生命保険一般勘定 29 28
その他 35 35
合計 100 100
(注) 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度29.8%、当連結会計年度
33.3%含まれております。
ロ.長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成す
る多様な資産からの現在及び将来確実に期待される長期の収益率を考慮しております。
⑨ 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
割引率 0.9% 0.9%
長期期待運用収益率 0% 0%
1.9 %~4.1%
予想昇給率 3.7%
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
繰延税金資産
賞与引当金 33百万円 61百万円
株主優待引当金
5 7
役員退職慰労引当金 10 8
役員株式給付引当金 36 35
貸倒引当金 208 45
環境対策引当金
181 174
退職給付に係る負債 1,609 1,585
減価償却
16 44
減損損失 332 374
資産除去債務
140 154
未実現利益 984 923
繰越欠損金 1,077 1,243
投資有価証券の評価損 64 174
未払事業税 35 34
未払事業所税
16 15
ゴルフ会員権評価損
4 4
支配獲得による資産時価評価 39 39
退職給付信託設定額 173 177
151 161
その他
小計
5,120 5,267
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 △1,027 △1,141
△1,431 △1,417
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
評価性引当額 小計(注)1
△2,458 △2,559
繰延税金資産合計 2,661 2,707
繰延税金負債
退職給付に係る資産 △220 △231
圧縮記帳積立金 △24 -
退職給付信託設定益 △95 △95
支配獲得による資産時価評価 △67 △66
その他有価証券評価差額金 △157 △247
資産除去債務に対応する除去費用 △15 △10
△68 △114
その他
繰延税金負債合計 △648 △765
繰延税金資産純額 2,012 1,942
(注)1 評価性引当額が100百万円増加しております。この増加の主な内容は、当社において繰延税金資産の回収可能
性の見直しにより評価性引当額を113百万円追加的に認識したことに伴うものであります。
2 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度( 2021年12月31日 )
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
税務上の繰越欠損金(a)
― ― 2 9 ― 1,065 1,077
評価性引当額
― ― △2 △9 ― △1,015 △1,027
繰延税金資産
― ― ― ― ― 49 49
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度( 2022年12月31日 )
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1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
税務上の繰越欠損金(a)
― 2 7 ― ― 1,234 1,243
評価性引当額
― △2 △7 ― ― △1,131 △1,141
繰延税金資産
― ― ― ― ― 102 102
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度は、税金等調整前当期純損失であるため注記を省略しております。
当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の
5以下であるため注記を省略しております。
(資産除去債務関係)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
店舗、営業所、倉庫等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務及び石綿障害予防規則等に伴うアスベスト除去費用
であります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を取得より10年から47年と見積り、割引率は0.000%から0.962%を使用して資産除去債務の金額を計
算しております。
(3)当該資産除去債務の総額の増減
店舗等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上している資産除去債務について、直近の原状回復費用実
績等の新たな情報の入手に伴い、見積額の変更を行っております。見積りの変更による増加額118百万円を変更前
の資産除去債務残高に加算しております。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
期首残高 423百万円 459百万円
有形固定資産の取得に伴う増加額 5 3
資産除去債務の履行に伴う減少額 △53 △77
時の経過による調整額 0 0
連結子会社売却による減少額 △6 -
見積りの変更による増加額 89 118
期末残高 459 503
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(賃貸等不動産関係)
当社及び一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸収益を得ることを目的として賃貸のオフィスビル等を
所有しております。
なお、賃貸オフィスビルの一部については、当社及び一部の子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用され
る部分を含む不動産としております。
これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額及び当連結会
計年度の主な変動並びに当連結会計年度末の時価及び当該時価の算定方法は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
期首残高 330 635
連結貸借対照表計上額 期中増減額 304 △27
賃貸等不動産
期末残高 635 608
期末時価 1,712 1,717
期首残高 2,268 2,214
賃貸等不動産とし
連結貸借対照表計上額 期中増減額 △53 △44
て使用される部分
期末残高 2,214 2,170
を含む不動産
期末時価 5,575 5,666
(注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加は、不動産の取得(6百万円)及び遊休資産への振替(654百万
円)、減少は、不動産の売却(76百万円)、不動産の除却(6百万円)、不動産の減価償却(144百万円)及び減損
損失(181百万円)であります。
当連結会計年度の主な増加は、不動産の取得(30百万円)、減少は、不動産の除却(3百万円)及び不動産の減
価償却(98百万円)であります。
3 時価の算定方法
期末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づいて不動産鑑定士が算定した金額(指標等を用いて調
整を行ったものを含む。)であります。また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不
動産に関する損益は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
賃貸収益 82 100
賃貸費用 19 30
賃貸等不動産
差額 63 70
その他(売却損益等) 1,363 △20
賃貸収益 402 397
賃貸等不動産とし
賃貸費用 131 119
て使用される部分
差額 271 278
を含む不動産
その他(売却損益等) ― ―
(注) 1 賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、物品の販売、サービスの提供及び経営管理として当
社及び一部の子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は計上されておりません。
なお、当該不動産に係る費用(減価償却、修繕費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれてお
ります。
2 前連結会計年度のその他(売却損益等)は、売却益1,623百万円、遊休資産に係る費用77百万円及び遊休資産の
減損損失181百万円であります。
3 当連結会計年度のその他(売却損益等)は、遊休資産に係る費用20百万円であります。
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(収益認識関係)
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報
報告セグメント
合計
クリーニング レンタル 不動産 物品販売
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
顧客との契約から生じる収益 17,978 20,282 ― 435 38,696
その他の収益 ― ― 483 ― 483
外部顧客への売上高 17,978 20,282 483 435 39,180
2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関
する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。
3 当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報
(1)契約残高
顧客との契約から生じた債権及び契約負債の残高は以下のとおりであります。
当連結会計年度期首残高 当連結会計年度期末残高
(百万円) (百万円)
顧客との契約から生じた債権 3,332 4,183
契約負債 344 241
顧客との契約から生じた債権は、「受取手形」及び「売掛金」の残高であります。
契約負債は、クリーニングサービスの提供に対する前受金および自社が付与したポイントのうち、期末時点にお
いて履行義務を充足していない残高であり、流動負債の「その他」に含まれております。
また、期首時点の契約負債のうち、344百万円は当連結会計年度の収益として計上されております。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社グループにおいては、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、
残存履行義 務に関する情報の記載を省略しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、主として事業別のセグメントから構成されており、「クリーニング」「レンタル」
「不動産」及び「物品販売」の4つを報告セグメントとしております。
「クリーニング」は個人及び法人のドライクリーニング品、ランドリー品等の洗濯、仕上、加工等を取扱う事業
であります。
「レンタル」はホテル、レストラン、会社等のユニフォームやシーツ、ホーフ等のクリーニング付レンタルを取
扱う事業であります。
「不動産」は不動産の賃貸及び管理を取扱う事業であります。
「物品販売」はクリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売などを取り扱う事業であります。
いずれの報告セグメントも、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当連結会計年度より、当社の連結子会社である白洋舍北海道リネンサプライ株式会社(旧北海道リネンサプライ
株式会社)が、同じく当社の連結子会社であった札幌白洋舍株式会社を吸収合併したことにより、管理区分の見直
しを行っております。これに伴い、従来「クリーニング」として区分しておりました旧札幌白洋舍株式会社の合併
前の財務情報は「レンタル」に含めております。
なお、前連結会計年度及び当連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しております。
会計方針の変更に記載のとおり、当連結会計年度の期首より収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計
処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の「クリーニング」の売上高は143百万円増加し、セグメン
ト利益は154百万円増加しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価
格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
報告セグメント
連結財務
その他 調整額
合計 諸表計上
クリーニン
(注)1 (注)3
レンタル 不動産 計
物品販売
額(注)4
(百万円)
グ
(百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
売上高
外部顧客への売上高 16,555 16,434 493 448 33,932 1,199 35,131 ― 35,131
セグメント間の内部
418 16 185 1,415 2,035 48 2,083 △ 2,083 ―
売上高又は振替高
計 16,974 16,451 678 1,863 35,967 1,247 37,215 △ 2,083 35,131
セグメント利益又は
△ 404 △ 1,018 416 91 △ 915 △ 22 △ 937 △ 1,969 △ 2,907
セグメント損失(△)
セグメント資産 8,359 14,903 2,788 1,367 27,418 ― 27,418 3,992 31,411
その他の項目
減価償却費(注)2 511 711 101 6 1,330 1 1,332 224 1,557
特別損失
― 138 43 ― 181 ― 181 ― 181
(減損損失)
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
275 113 6 20 415 1 416 370 786
(注)2
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、モップ、マット等のレンタルを行
うダストコントロール事業を含んでおります。
2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の償却費と増加額が含まれており
ます。
3 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又はセグメント損失の調整額△1,969百万円には、セグメント間消去59百万円及び各セグメ
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ントに配賦していない全社費用△2,028百万円が含まれております。全社費用は、主にセグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額3,992百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△7,644百万円及び全社資産
11,637百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社での余資運用資金、長期投資資金(持分法
適用関連会社株式を含む)及び繰延税金資産及び管理部門に係る資産等であります。
4 セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
報告セグメント
連結財務
調整額
その他 合計 諸表計上
クリーニン
(注)2
レンタル 不動産 計
物品販売
額(注)3
(百万円) (百万円)
グ
(百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
外部顧客への売上高 17,978 20,282 483 435 39,180 - 39,180 - 39,180
セグメント間の内部
458 13 110 1,267 1,849 - 1,849 △ 1,849 -
売上高又は振替高
計 18,436 20,295 594 1,702 41,030 - 41,030 △ 1,849 39,180
セグメント利益 1,167 1,024 400 53 2,645 - 2,645 △ 1,980 665
セグメント資産 7,971 15,159 2,604 1,518 27,253 - 27,253 4,115 31,369
その他の項目
減価償却費(注)1 493 622 87 8 1,210 - 1,210 185 1,396
特別損失
80 - - - 80 - 80 - 80
(減損損失)
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
215 144 78 1 440 - 440 99 540
(注)1
(注) 1 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の償却費と増加額が含まれており
ます。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,980百万円には、セグメント間消去60百万円及び各セグメントに配賦していな
い全社費用△2,041百万円が含まれております。全社費用は、主にセグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
(2)セグメント資産の調整額4,115百万円には、セグメント間の債権の相殺消去等△7,145百万円及び全社資産
11,260百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社での余資運用資金、長期投資資金(持分法
適用関連会社株式を含む)及び繰延税金資産及び管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
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略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
(1) 取引の概要
① 結合当事企業の名称及びその事業の内容
結合当事企業の名称 北海道リネンサプライ株式会社(当社の連結子会社)
札幌白洋舍株式会社(当社の連結子会社)
事業の内容 ホテル向けリネンサプライ事業、旅客車に係る鉄道リネンサプライ事業
個人向けクリーニング事業、ユニフォームレンタル事業
② 企業結合日
2022年4月1日
③ 企業結合の法的形式
北海道リネンサプライ株式会社を存続会社、札幌白洋舍株式会社を消滅会社とする吸収合併
④ 結合後企業の名称
白洋舍北海道リネンサプライ株式会社
⑤ その他取引の概要に関する事項
北海道リネンサプライ株式会社は、ホテル向けリネンサプライ事業、旅客車に係る鉄道リネンサプライ
事業を主に展開しており、札幌白洋舍株式会社は、個人向けクリーニング事業、ユニフォームレンタル
事業を主たる事業としております。
新型コロナウイルス感染症の影響長期化による厳しい事業環境下において、本合併により北海道地区
で投入する経営資源を集中し、業務運営の効率化と生産性の向上を実現することで、当社グループの企
業価値向上を図ろうとするものであります。
(2) 株式の種類別の交付比率及びその算定方法
札幌白洋舍株式会社の株式1株に対して、北海道リネンサプライ株式会社の株式9.1株の割合をもっ
て、 存続会社である北海道リネンサプライ株式会社の株式を交付しております。
合併比率の算出につきましては、公正性を確保する観点から、独立した第三者機関である株式会社AG
Sコンサルティングに算定を依頼いたしました。合併比率算定にあたっては、将来のキャッシュフローを
基準としたDCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)を採用して価値評価を行い、その結果を総合
的に勘案して決定しております。
(3) 実施した会計処理の概要
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「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び
事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、
共 通支配下の取引として処理しております。
【関連当事者情報】
1 関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
議決権等
資本金又
会社等の名称 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
の所有
種類 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(被所有)
(百万円)
割合(%)
役員及びその
リネンサプ
近親者が議決
東京都 被所有 リネン品仕入
㈱廣瀬商会 繊維製品卸 ライ用綿製
権の過半数を 100 179 買掛金 42
(注)3 売業 品等購入
中央区 直接2.73 役員の兼任
所有している
(注)1
会社等
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 一般取引先と同様であります
2 上記取引金額には、消費税等を含まず、残高には消費税等を含みます。
3 当社取締役廣瀬慶太郎氏及びその近親者が議決権の68.11%を直接保有しております。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
議決権等
資本金又
会社等の名称 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
の所有
種類 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(被所有)
(百万円)
割合(%)
役員及びその
リネンサプ
近親者が議決
東京都 被所有 リネン品仕入
㈱廣瀬商会 繊維製品卸 ライ用綿製
権の過半数を 100 89 買掛金 73
(注)2 売業 品等購入
中央区 直接2.73 役員の兼任
所有している
(注)1
会社等
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 一般取引先と同様であります。
2 ㈱廣瀬商会は、当社元取締役廣瀬慶太郎氏及びその近親者で議決権の68.11%を保有しておりましたが、廣
瀬慶太郎氏が2022年3月24日付で当社取締役を退任したことに伴い、関連当事者に該当しなくなりまし
た。なお、取引金額については関連当事者であった期間の金額を、期末残高については関連当事者に該当
しなくなった時点での残高を記載しております。
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(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等
前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )
議決権等
資本金又
会社等の名称 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
の所有
種類 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(被所有)
(百万円)
割合(%)
役員及びその ㈱双立他に
近親者が議決 よるリネン
東京都 被所有 リネン品仕入
㈱廣瀬商会 繊維製品卸
権の過半数を 100 サプライ用 247 買掛金 32
(注)3 売業
中央区 直接2.73 役員の兼任
所有している 綿製品等購
会社等 入(注)1
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 一般取引先と同様であります。
2 上記取引金額には、消費税等を含まず、残高には消費税等を含みます。
3 当社取締役廣瀬慶太郎氏及びその近親者が議決権の68.11%を直接保有しております。
当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日 )
議決権等
資本金又
会社等の名称 事業の内容 関連当事者 取引金額 期末残高
の所有
種類 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は氏名 又は職業 との関係 (百万円) (百万円)
(被所有)
(百万円)
割合(%)
役員及びその ㈱双立他に
近親者が議決 よるリネン
東京都 被所有 リネン品仕入
㈱廣瀬商会 繊維製品卸
権の過半数を 100 サプライ用 95 買掛金 35
(注)2 売業
中央区 直接2.73 役員の兼任
所有している 綿製品等購
会社等 入(注)1
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 一般取引先と同様であります。
2 ㈱廣瀬商会は、当社元取締役廣瀬慶太郎氏及びその近親者で議決権の68.11%を保有しておりましたが、廣
瀬慶太郎氏が2022年3月24日付で当社取締役を退任したことに伴い、関連当事者に該当しなくなりまし
た。なお、取引金額については関連当事者であった期間の金額を、期末残高については関連当事者に該当
しなくなった時点での残高を記載しております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
1株当たり純資産額 1,118.49円 1,607.87円
1株当たり当期純利益又は
△329.59円 447.09円
1株当たり当期純損失(△)
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がないため記載しておりません。
2 株主資本において自己株式として計上されている「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり
当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めてお
り、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上、控除した「株式給付信託(BBT)」の期中平均株式数
は、前連結会計年度44,598株、当連結会計年度61,090株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した「株式
給付信託(BBT)」の期末株式数は、前連結会計年度61,090株、当連結会計年度61,090株であります。
3 「会計方針の変更」に記載のとおり、「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。この結果、当連
結会計年度の1株当たり純資産額は30.96円減少し、1株当たり当期純利益は29.25円増加しております。
4 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
親会社株主に帰属する当期純利益又は
(百万円) △1,249 1,688
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
普通株主に帰属しない金額
(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は
(百万円) △1,249 1,688
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)
普通株式の期中平均株式数 (株) 3,792,180 3,777,154
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4 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
2021年12月31日 2022年12月31日
純資産の部の合計額 (百万円) 4,376 6,146
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 151 73
(うち非支配株主持分) (百万円) (151) (73)
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 4,224 6,072
1株当たり純資産額の算定に用いられた
(株) 3,777,419 3,776,887
期末の普通株式の数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤ 【連結附属明細表】
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(百万円) (百万円) (%)
短期借入金 2,894 2,584 0.90 ―
1年以内に返済予定の長期借入金 2,985 3,323 0.96 ―
1年以内に返済予定のリース債務 455 393 3.58 ─
2024年1月4
長期借入金(1年以内に返済予定の
7,876 6,104 1.09 日~
ものを除く。)
2030年6月30日
2024年1月5 日~
リース債務(1年以内に返済予定の
1,273 1,075 3.74
ものを除く。) 2039年4月28日
合計 15,485 13,479 ― ―
(注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額
は以下のとおりであります。
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
区分
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
長期借入金 2,206 1,409 2,125 280
リース債務 278 202 158 121
【資産除去債務明細表】
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
区分
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
不動産賃貸借契約に
459 122 77 503
伴う原状回復義務等
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (百万円) 7,943 18,153 28,513 39,180
税金等調整前四半期(当期)純
(百万円) 310 1,082 2,140 2,310
利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 238 706 1,533 1,688
(当期)純利益
1株当たり四半期(当期)純
(円) 63.16 187.10 406.06 447.09
利益
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利
(円) 63.16 123.95 218.96 41.03
益
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2021年12月31日) (2022年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 570 694
受取手形 6 21
※2 2,789 ※2 2,943
売掛金
商品 42 31
使用中リネン 2,387 2,680
リース資産 278 225
貯蔵品 153 154
前払費用 55 56
関係会社短期貸付金 516 630
預け金 289 264
※2 207 ※2 263
その他
△ 5 △ 12
貸倒引当金
流動資産合計 7,292 7,954
固定資産
有形固定資産
※1 4,451 ※1 4,203
建物
借入店舗造作 260 190
構築物 197 172
機械及び装置 1,148 996
車両運搬具 33 24
工具、器具及び備品 84 62
※1 5,736 ※1 5,573
土地
リース資産 791 685
0 67
建設仮勘定
有形固定資産合計 12,703 11,977
無形固定資産
電話加入権 43 43
ソフトウエア 456 384
50 37
その他
無形固定資産合計 550 465
投資その他の資産
※1 1,377 ※1 1,664
投資有価証券
関係会社株式 1,679 1,323
関係会社長期貸付金 791 731
長期前払費用 31 27
前払年金費用 497 459
繰延税金資産 1,348 1,308
※2 1,134 ※2 959
差入保証金
その他 103 69
△ 642 △ 95
貸倒引当金
投資その他の資産合計 6,321 6,449
固定資産合計 19,575 18,892
資産合計 26,867 26,847
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2021年12月31日) (2022年12月31日)
負債の部
流動負債
※2 1,719 ※2 1,748
買掛金
※1 1,700 ※1 1,300
短期借入金
※1 2,584 ※1 ,※3 2,410
1年内返済予定の長期借入金
リース債務 387 338
※2 79 ※2 13
未払金
未払費用 652 730
未払法人税等 477 463
未払事業所税 45 43
未払消費税等 291 368
※2 828 ※2 876
預り金
賞与引当金 30 109
株主優待引当金 17 24
265 276
その他
流動負債合計 9,079 8,703
固定負債
※1 ,※3 6,031 ※1 ,※3 5,220
長期借入金
リース債務 922 775
退職給付引当金 3,751 3,767
役員株式給付引当金 117 114
環境対策引当金 526 505
関係会社事業損失引当金 - 26
資産除去債務 434 461
受入保証金 654 667
139 36
その他
固定負債合計 12,578 11,574
負債合計 21,658 20,278
純資産の部
株主資本
資本金 2,410 2,410
資本剰余金
資本準備金 1,436 1,436
9 9
その他資本剰余金
資本剰余金合計 1,446 1,446
利益剰余金
利益準備金 602 602
その他利益剰余金 573 1,710
573 1,710
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 1,175 2,313
自己株式 △ 160 △ 161
株主資本合計 4,870 6,008
評価・換算差額等
338 560
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 338 560
純資産合計 5,209 6,569
負債純資産合計 26,867 26,847
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② 【損益計算書】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
※2 27,856 ※2 30,356
売上高
※2 27,467 ※2 27,528
売上原価
売上総利益 388 2,827
※1 , ※2 2,010 ※1 , ※2 2,023
販売費及び一般管理費
営業利益又は営業損失(△) △ 1,622 803
営業外収益
受取利息及び配当金 127 57
受取保険金及び保険配当金 40 41
受取補償金 55 55
雇用調整助成金 211 46
貸倒引当金戻入額 - 533
142 151
その他
※2 577 ※2 886
営業外収益合計
営業外費用
支払利息 163 141
貸倒引当金繰入額 288 -
シンジケートローン手数料 25 0
リース解約損 2 -
関係会社事業損失引当金繰入額 - 26
9 13
その他
※2 489 ※2 181
営業外費用合計
経常利益又は経常損失(△) △ 1,534 1,508
特別利益
固定資産売却益 1,623 1,102
投資有価証券売却益 209 4
事業譲渡益 220 -
399 -
抱合せ株式消滅差益
特別利益合計 2,451 1,106
特別損失
固定資産処分損 39 63
減損損失 - 172
投資有価証券評価損 - 23
関係会社株式売却損 91 -
関係会社株式評価損 28 357
環境対策引当金繰入額 526 -
固定資産売却益修正損 77 -
3 -
関係会社株式売却益修正損
特別損失合計 767 617
税引前当期純利益 149 1,997
法人税、住民税及び事業税
444 613
△ 163 37
法人税等調整額
法人税等合計 280 651
当期純利益又は当期純損失(△) △ 131 1,345
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【売上原価明細書】
当社の事業はサービス業であって工料売上原価を厳格に区分することは困難でありますが、工場作業費と集配
及び店舗費を売上原価として計上しております。
前事業年度 当事業年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
注記 百分比 百分比
区分 金額(百万円) 金額(百万円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 工料売上原価
(1) 労務費
1 作業労務費 2,812 2,828
2 賞与引当金繰入額 9 33
58 127
3 退職給付費用 2,880 10.9 2,988 11.3
(2) 外注作業費
5,553 6,243
外注作業費 5,553 21.1 6,243 23.6
(3) 資材費
1 作業用資材費 623 597
2,262 1,915
2 リネン消耗費 2,886 11.0 2,513 9.5
(4) 工場間接費
1 水道光熱費 706 1,104
2 減価償却費 630 599
3 租税公課 105 99
2,000 3,442 13.1 1,909 3,712 14.0
4 その他経費
工場作業費計
14,762 56.0 15,458 58.5
(5) 集配及び店舗費
1 集配及び運搬費 1,165 1,152
2 広告宣伝費 80 61
3 給料手当 5,202 4,823
4 賞与引当金繰入額 18 63
5 退職給付費用 111 222
6 福利厚生費 294 280
7 店舗運営費 817 614
8 租税公課 191 191
9 減価償却費 212 207
3,487 11,580 44.0 3,356 10,974 41.5
10 その他
工料売上原価計
26,343 100.0 26,432 100.0
Ⅱ 商品売上原価
商品期首棚卸高 51 42
915 891
当期商品仕入高
合計
967 933
42 31
商品期末棚卸高
商品売上原価計
925 901
Ⅲ 不動産賃貸費用 198 194
売上原価 27,467 27,528
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③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
評価・換算差額
株主資本
等
資本剰余金 利益剰余金
その他
純資産
その他 評価・
利益剰
合計
自己株 株主資 有価証 換算差
その他 資本剰 利益剰
資本金
余金
資本準 利益準
式 本合計 券評価 額等合
資本剰 余金合 余金合
備金 備金
繰越利
差額金 計
余金 計 計
益剰余
金
当期首残高 2,410 1,436 9 1,446 602 704 1,306 △ 142 5,020 497 497 5,517
当期変動額
当期純損失(△) △ 131 △ 131 △ 131 △ 131
自己株式の取得 △ 38 △ 38 △ 38
自己株式の処分 19 19 19
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 159 △ 159 △ 159
額)
当期変動額合計 - - - - - △ 131 △ 131 △ 18 △ 149 △ 159 △ 159 △ 308
当期末残高 2,410 1,436 9 1,446 602 573 1,175 △ 160 4,870 338 338 5,209
当事業年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
評価・換算差額
株主資本
等
資本剰余金 利益剰余金
その他
純資産
その他 評価・
利益剰
合計
自己株 株主資 有価証 換算差
その他 資本剰 利益剰
資本金
余金
資本準 利益準
式 本合計 券評価 額等合
資本剰 余金合 余金合
備金 備金
繰越利
差額金 計
余金 計 計
益剰余
金
当期首残高 2,410 1,436 9 1,446 602 573 1,175 △ 160 4,870 338 338 5,209
会計方針の変更によ
△ 208 △ 208 △ 208 △ 208
る累積的影響額
会計方針の変更を反映
2,410 1,436 9 1,446 602 364 967 △ 160 4,662 338 338 5,000
した当期首残高
当期変動額
当期純利益 1,345 1,345 1,345 1,345
自己株式の取得 △ 0 △ 0 △ 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 222 222 222
額)
当期変動額合計 - - - - - 1,345 1,345 △ 0 1,345 222 222 1,568
当期末残高 2,410 1,436 9 1,446 602 1,710 2,313 △ 161 6,008 560 560 6,569
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【注記事項】
(重要な会計方針)
(1)資産の評価基準及び評価方法
① 関係会社株式 総平均法による原価法
② その他有価証券
・市場価格のない株式等以外のもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は、総平均法により算定し、評価差額は、全部純資産直
入法により処理しております。)
・市場価格のない株式等
総平均法による原価法
③ 棚卸資産
・商品、貯蔵品 先入先出法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
・使用中リネン レンタル営業に使用中の布帛類の評価額で、消耗計算は次のように行うこととし
ております。
イ.ホテルリネンについては3年定率
ロ.ユニフォームレンタルについては一定耐用期間にわたり定額
(2)固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
(リース資産を除く) 建物 定額法
その他の有形固定資産 定率法(ただし、2016年4月以降に取得した借入
店舗造作及び構築物は定額法)
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 3年~50年
借入店舗造作 3年~15年
機械及び装置 13年
工具、器具及び備品2年~20年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
・自社利用のソフトウエア 社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
・その他 定額法によっております。
③ リース資産
・所有権移転外ファイナ リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
ンス・リース取引に係る
リース資産
(3)引当金の計上基準
① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、回収不能見込額を計上しております。
イ.一般債権については貸倒実績率法によっております。
ロ.貸倒懸念債権及び破産更生債権については個別の債権の回収可能性を検討
し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金 従業員の賞与の支給に備えて、賞与支給見込額の当事業年度負担額を計上して
おります。
③ 株主優待引当金 将来の株主優待制度の利用に備えるため、株主優待制度の利用実績に基づき、
当事業年度末における株主優待制度利用見込額を計上しております。
④ 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金
資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を
計上しております。
なお、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期
間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
当事業年度末において認識すべき年金資産が、退職給付債務から未認識数理計
算上の差異等を控除した額を超過する場合には、前払年金費用として投資その
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他の資産に計上しております。
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定
の 年数(10年)による按分額を定額法により費用処理することとしておりま
す。
数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の
一定の年数(10年)による按分額を定額法により翌期より費用処理することと
しております。
⑤ 役員株式給付引当金 「役員株式給付規程」に基づく当社の取締役及び執行役員への当社株式の交付に
備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上してお
ります。
⑥ 環境対策引当金 将来の環境対策に要する支出(土壌改良工事等の環境関連費用)のうち、当事
業年度において発生していると認められる金額を計上しております。
⑦ 関係会社事業損失引当金 関係会社の事業に係る損失に備えるため、当該関係会社の財政状態等を勘案
し、必要と認められる額を計上しております。
(4)収益及び費用の計上基準
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務内容及び当該履行義務を充足する通
常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りであります。
① クリーニング事業
クリーニング事業においては、主として個人及び法人のドライクリーニング品等の洗濯、仕上、加工を行なっ
ており、クリーニングを完成させ、保管し、顧客へ引き渡す義務を負っております。集配部門の履行義務は、
完成したクリーニング品が顧客に引き渡される一時点で充足されるものであり、引渡時点において収益を認識
しております。店舗部門の履行義務は、クリーニング品が完成する一時点で充足されるものであり、クリーニ
ング完成時に収益を認識しております。なお、クリーニング事業において割引券発行ポイントプログラムを運
営しており、付与したポイントを履行義務として認識し、将来の失効見込み等を考慮して算定した独立販売価
格を基礎として取引価格を配分することで、契約負債の金額を算定しております。ポイント付与による契約負
債は、ポイントの利用時及び失効時に履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。
② レンタル事業
レンタル事業においては、主としてホテル、レストラン、会社などのユニフォームやシーツ、布団カバーなど
のクリーニング付レンタルを行なっており、レンタル品をクリーニングし、顧客へ引き渡す義務を負っており
ます。当該履行義務は、クリーニング済みのレンタル品が顧客に引き渡される一時点で充足されるものであ
り、引渡時点において収益を認識しております。
③ 不動産事業
不動産事業においては、不動産の賃貸および管理を行なっており、主としてオフィスビルを賃貸し、ビル設備
の運用・管理を行なう義務を負っております。当該履行義務は、一定期間で充足されるものであり、顧客との
賃貸借契約による合意内容に基づき、「リース取引に関する会計基準」に従い、収益を認識しております。
取引の対価は履行義務の充足前又は履行義務を充足してから一年以内に受領しており、重要な金融要素は含んでお
りません。
(5)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法 特例処理の要件を満たす金利スワップについては、特例処理を採用しておりま
す。
② ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…金利スワップ
ヘッジ対象…借入金の利息
③ ヘッジ方針 借入金の金利変動を回避する目的で金利スワップ取引を行っております。ヘッ
ジ対象の識別は個別契約ごとに行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法 金利スワップの特例処理の要件を満たしているので、有効性の評価を省略して
おります。
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⑤ その他リスク管理方法の 稟議規程に基づき決裁され、取締役会において承認を受けております。
うちヘッジ会計に係るもの
(6)その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
退職給付に係る会計処理 退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理
の 方法は、連結財務諸表における会計処理
の方法と異なっております。
(重要な会計上の見積り)
1 レンタル事業リネンサプライ部門の有形固定資産の評価
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
レンタル事業リネンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産 (百万円)
前事業年度 当事業年度
有形固定資産 2,656 2,446
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
・算出方法
当社は、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、事業所を基本単位とした資産のグルーピングを行って
おります。
レンタル事業リネンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産2,446百万円について、事業環境の変化に
伴い収益性が低下したことにより減損の兆候があると判断しましたが、減損損失の認識の判定において、当該資
産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていたことから、減損損
失を認識しておりません。資産グループの継続的使用によって生じる将来キャッシュ・フローの見積りは、取締
役会によって承認された事業計画と、事業計画が策定されている期間を超えている期間については過去の趨勢を
踏まえた一定の成長率に基づき算定しております。
・主要な仮定
割引前将来キャッシュ・フローの算出に用いた主要な仮定は、将来の事業計画の基礎となる主要得意先であるホ
テルの平均稼働率であります。
・翌事業年度の財務諸表に与える影響
ホテルの稼働率の低下並びに臨時休業などが継続した場合、翌事業年度以降減損損失が発生し、財務諸表に影響
を与える可能性があります。
2 繰延税金資産の回収可能性
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (百万円)
前事業年度 当事業年度
繰延税金資産 1,348 1,308
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
・算出方法
当社は、将来減算一時差異に対して、将来の利益計画等に基づく課税所得の見積りにより、繰延税金資産の回収
可能性を判断しております。
・主要な仮定
将来の利益計画の主要な仮定は、翌事業年度以降回復を見込んでいるクリーニング事業におけるチャネル別売上
構成比率及び工場経費率の改善、レンタル事業リネンサプライ部門におけるホテルの稼働率の回復であります。
また、レンタル事業ユニフォームレンタル部門においては当事業年度同様安定的な利益推移を仮定しています。
・翌事業年度の財務諸表に与える影響
将来の利益計画に基づいた課税所得の見積りは、当事業年度末現在で入手可能な情報や資料に基づき合理的に算
出しておりますが、将来の利益計画に基づいた課税所得の見積りの見直しが必要となった場合、翌事業年度にお
いて繰延税金資産の回収可能性の判断に影響を与える可能性があります。
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(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当事業年度の期首より適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又
はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、収益の認
識について主に次の変更が生じております。
履行義務の充足
クリーニング事業において、従来はクリーニング完成時に収益として認識しておりました一部のクリーニング
売上を、当事業年度の期首より、顧客へのクリーニング品納品時に収益を認識する方法に変更しております。
自社ポイント制度に係る収益認識
クリーニング事業において、従来はうららか会の500円割引券使用時に売上値引を認識しておりましたが、当
事業年度の期首より、割引券発行ポイントの将来使用見込額を契約負債として認識する方法に変更しておりま
す。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の繰
越利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計第86項に
定める方法を適用し、当事業年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識し
た契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、従来の方法と比べて当事業年度の売上高は131百万円増加し、売上原価は10百万円減少し、営業利
益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ142百万円増加しております。また、繰越利益剰余金の当期首残
高は208百万円減少しております。
当事業年度の1株当たり純資産額は28.6円減少し、1株当たり当期純利益は25.74円増加しております。
なお、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る「収益認識関係」注
記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新
たな会計方針を、将来にわたって適用しております。これによる財務諸表に与える影響はありません。
(会計上の見積りの変更)
店舗等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上している資産除去債務について、直近の原状回復費用
実績等の新たな情報の入手に伴い、見積額の変更を行っております。見積りの変更による増加額100百万円を変更
前の資産除去債務残高に加算しております。
この結果、当事業年度の売上総利益、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益は、それぞれ100百万円減少して
おります。
(追加情報)
取締役及び執行役員に対する株式給付信託(BBT)
連結財務諸表「注記事項(追加情報)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
2021年12月31日 2022年12月31日
建物 2,427百万円 2,590百万円
土地 2,797 3,678
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投資有価証券 8 990
計 5,232 7,258
担保付債務は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
2021年12月31日 2022年12月31日
短期借入金 1,700百万円 1,300百万円
1年内返済予定の長期借入金 2,584 2,410
長期借入金 6,031 5,220
計 10,315 8,931
※2 関係会社に対する資産及び負債
区分掲記されたもの以外で当該関係会社に対する金銭債権又は金銭債務は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
2021年12月31日 2022年12月31日
短期金銭債権 50百万円 39百万円
短期金銭債務 755 750
長期金銭債権 3 3
※3 財務制限条項
前事業年度( 2021年12月31日 現在)
借入金のうち、4,000百万円には、純資産の部及び経常損益に係る財務制限条項が付されております。
当事業年度( 2022年12月31日 現在)
借入金のうち、3,520百万円には、純資産の部及び経常損益に係る財務制限条項が付されております。
(損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
給料手当及び賞与 538 百万円 579 百万円
賞与引当金繰入額 2 10
役員報酬 186 165
退職給付費用 20 53
役員株式給付引当金繰入額 11 10
株主優待引当金繰入額 21 35
減価償却費 245 195
貸倒引当金繰入額 1 9
おおよその割合
販売費 3 % 4 %
一般管理費 97 96
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※2 関係会社との営業取引及び営業取引以外の取引高の総額。
前事業年度 当事業年度
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
売上高 251百万円 267百万円
仕入高 1,718 1,700
営業取引以外の取引高 90 21
(有価証券関係)
子会社及び関連会社株式
前事業年度( 2021年12月31日 現在)
貸借対照表計上額
区分
(百万円)
1,622
子会社株式
関連会社株式 56
合計 1,679
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであります。
当事業年度( 2022年12月31日 現在)
貸借対照表計上額
区分
(百万円)
子会社株式 1,267
関連会社株式 56
合計 1,323
上記については、市場価格のない株式等であります。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
2021年12月31日 2022年12月31日
繰延税金資産
賞与引当金 9百万円 33百万円
株主優待引当金
5 7
退職給付引当金 1,465 1,470
長期未払金 42 11
役員株式給付引当金 36 35
貸倒引当金 198 33
環境対策引当金 161 154
未払事業税 34 33
未払事業所税
13 13
減損損失 289 326
資産除去債務
133 141
投資有価証券評価損 3 3
関係会社株式評価損 61 170
退職給付信託設定額 173 177
80 110
その他
小計
2,707 2,721
△946 △924
評価性引当額
繰延税金資産合計 1,760 1,797
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 △148 △242
退職給付信託設定益 △95 △95
前払年金費用
△152 △140
△15 △10
その他
繰延税金負債合計 △412 △489
繰延税金資産の純額 1,348 1,308
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
2021年12月31日 2022年12月31日
法定実効税率 30.62% 30.62%
(調整)
住民税均等割 60.66 4.24
受取配当金の益金不算入 △18.06 △0.24
交際費の損金不算入 7.40 0.57
評価性引当額の増減 177.18 △1.14
抱合せ株式消滅差益 △81.75 -
その他 11.60 △1.42
税効果会計適用後の法人税等の負担率 187.65 32.63
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」
に同一の内容を記載しているので、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
減価償却
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高
区分 資産の種類 累計額
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
20
有形固定資産 建物 4,451 95 323 4,203 9,943
(16)
借入店舗造作 260 125 50 144 190 1,398
構築物 197 0 0 24 172 984
機械及び装置 1,148 45 2 193 996 3,521
車両運搬具 33 15 0 23 24 310
工具、器具及び備品 84 15 3 33 62 1,125
163
土地 5,736 - - 5,573 -
(155)
リース資産 791 93 - 199 685 2,053
建設仮勘定 0 260 193 - 67 -
434
計 12,703 651 943 11,977 19,337
(172)
無形固定資産 電話加入権 43 - - - 43 -
ソフトウエア 456 85 - 157 384 1,882
その他 50 - 12 0 37 164
計 550 85 12 157 465 2,046
長期前払費用 31 18 3 17 27 135
投資その他の資産
計 31 18 3 17 27 135
(注) 1 当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。
機械及び装置 福岡支店 蒸気ボイラー 19百万円
リース資産 東京支店 蒸気ボイラー 21百万円
リース資産 東京支店 コンベア分配システム 18百万円
2 長期前払費用はチェーン店看板、更新料等の繰延勘定であります。
3 当期減少額欄のうち( )内は内書きで減損損失の計上額であります。
【引当金明細表】
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
科目
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
貸倒引当金 647 23 563 107
賞与引当金 30 109 30 109
株主優待引当金 17 35 28 24
退職給付引当金 3,751 258 243 3,767
役員株式給付引当金 117 22 25 114
環境対策引当金 526 6 27 505
関係会社事業損失引当金 - 26 - 26
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 1月1日から12月31日まで
定時株主総会 3月中
基準日 12月31日
剰余金の配当の基準日 6月30日、12月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号
みずほ信託銀行株式会社
取次所 ―
買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
電子公告により行う。ただし、電子公告によることができない事故その他のやむを得
ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載する方法により行う。
公告掲載方法
公告掲載URL
http://www.hakuyosha.co.jp/
株主優待は年2回、12月末現在又は6月末現在の株主に、下記より一つ選択してもら
う。
1 クリーニング優待券
100株以上……… 無料券1枚、3割引券1枚を贈呈。
200株ごとに無料券1枚、100株ごとに3割引券1枚を贈呈。
30,000株超過分…500株ごとに無料券1枚、100株ごとに3割引券1枚を贈呈。
有効期間 各年度の決算期交付分 …………… 5月1日~10月31日
各年度の中間決算期交付分 ……… 11月1日~4月30日
株主に対する特典
2 QUOカード(「Kids Smile」QUOカード)
100株以上1,000株未満……………500円
1,000株以上5,000株未満………1,000円
5,000株以上…………………… 2,000円
3 緑の募金への寄付
100株以上1,000株未満……………500円
1,000株以上5,000株未満………1,000円
5,000株以上…………………… 2,000円
注) 当会社の株主は、その有する単元未満株式について次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに有価証券報告書の確認書
事業年度 第129期 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )2022年3月25日関東財務局長に提出。
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
第129期 (自 2021年1月1日 至 2021年12月31日 )2022年3月25日関東財務局長に提出。
(3) 四半期報告書、四半期報告書の確認書
第130期 第1四半期(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日 )2022年5月13日関東財務局長に提出。
第130期 第2四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )2022年8月15日関東財務局長に提出。
第130期 第3四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日 )2022年11月14日関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基
づく臨時報告書 2022年3月29日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する(内閣府令第19条第2項第9号(代表取締役の異動)の規定に基づく臨時報告書
2022年5月18日関東財務局長に提出。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2023年3月27日
株 式 会 社 白 洋 舍
取 締 役 会 御 中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 木 幹 久
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 江 村 羊 奈 子
業務執行社員
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社白洋舍の2022年1月1日から2022年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すな
わち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー
計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
式会社白洋舍及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経
営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国におけ
る職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責
任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重
要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見
の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
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有価証券報告書
レンタル事業リネンサプライ部門の有形固定資産の評価
監査上の主要な検討事項の
監査上の対応
内容及び決定理由
会社は、2022年12月31日現在、連結貸借対照表上、有 当監査法人は、レンタル事業リネンサプライ部門に係
形固定資産を14,642百万円計上しており、総資産の47% る資産グループの有形固定資産の減損損失の認識の判定
を占めている。 における割引前将来キャッシュ・フローの総額の見積り
について、主として以下の監査手続を実施した。
注記事項(重要な会計上の見積り)に記載されていると
・ 将来キャッシュ・フローの見積期間について、主要
おり、会社は、当連結会計年度において、レンタル事業
な資産の経済的残存使用年数と比較した。
リネンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産
・ 将来キャッシュ・フローについて、取締役会によっ
4,577百万円について、事業環境の変化に伴い収益性が
て承認された将来の事業計画との整合性を検討した。
低下したことにより減損の兆候があると判断したが、減
・ 経営者の見積りプロセスの有効性を評価するため
損損失の認識の判定において、当該資産グループから得
に、過年度における事業計画とその後の実績を比較し
られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿
た。
価額を上回っていたことから、減損損失を認識していな
・ 将来の事業計画の基礎となる主要な仮定の主要得意
い。資産グループの継続的使用によって生じる将来
先であるホテルの平均稼働率については経営者と協議
キャッシュ・フローの見積りは、取締役会によって承認
を行うとともに、過去から直近までのホテルの稼働率
された将来の事業計画と、事業計画が策定されている期
に関する公的統計資料及び直近の主要リネンサプライ
間を超えている期間については過去の趨勢を踏まえた一
部門工場稼働状況資料と比較した。
定の成長率に基づき算定している。
・ 事業計画後の成長率については経営者と協議を行う
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定
とともに、過去実績から趨勢分析を実施した。
は、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載されてい
るとおり将来の事業計画の基礎となる主要得意先である
ホテルの平均稼働率である。
将来キャッシュ・フローの見積りにおける上記の主要な
仮定は不確実性を伴い経営者による判断を必要とするこ
とから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事
項と判断した。
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書
以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責
任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の
記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内
容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そ
のような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告
することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるか
どうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示
する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表
示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明
することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利
用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
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株式会社白洋舍(E04754)
有価証券報告書
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な 監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評
価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基
づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか
結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記
事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸
表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証
拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠している
かどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎とな
る取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を
入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制
の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判
断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表
が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利
益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社白洋舍の202
2年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社白洋舍が2022年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上
記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠し
て、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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有価証券報告書
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統
制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十
分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかにつ
いて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することに
ある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施す
る。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び
適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内
部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人
は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責
任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、
識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項
について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
2023年3月27日
株 式 会 社 白 洋 舍
取 締 役 会 御 中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 木 幹 久
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 江 村 羊 奈 子
業務執行社員
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社白洋舍の2022年1月1日から2022年12月31日までの第130期事業年度の財務諸表、す
なわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監
査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
社白洋舍の2022年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点
において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職
業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要である
と判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成におい
て対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
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有価証券報告書
レンタル事業リネンサプライ部門の有形固定資産の評価
監査上の主要な検討事項の
監査上の対応
内容及び決定理由
会社は、2022年12月31日現在、貸借対照表上、有形固 当監査法人は、レンタル事業リネンサプライ部門に係
定資産を11,977百万円計上しており、総資産の45%を占 る資産グループの有形固定資産の減損損失の認識の判定
めている。 における割引前将来キャッシュ・フローの総額の見積り
について、主として以下の監査手続を実施した。
注記事項(重要な会計上の見積り)に記載されていると
・ 将来キャッシュ・フローの見積期間について、主要
おり、会社は、当事業年度において、レンタル事業リネ
な資産の経済的残存使用年数と比較した。
ンサプライ部門に係る資産グループの有形固定資産
・ 将来キャッシュ・フローについて、取締役会によっ
2,446百万円について、事業環境の変化に伴い収益性が
て承認された将来の事業計画との整合性を検討した。
低下したことにより減損の兆候があると判断したが、減
・ 経営者の見積りプロセスの有効性を評価するため
損損失の認識の判定において、当該資 産 グ ル ー プ
に、過年度における事業計画とその後の実績を比較し
か ら 得 ら れ る 割 引 前 将 来キャッシュ・フロー
た。
の総額がその帳簿価額を上回っていたことから、減損損
・ 将来の事業計画の基礎となる主要な仮定の主要得意
失を認識していない。資産グループの継続的使用によっ
先であるホテルの平均稼働率については経営者と協議
て生じる将来キャッシュ・フローの見積りは、取締役会
を行うとともに、過去から直近までのホテルの稼働率
によって承認された将来の事業計画と、事業計画が策定
に関する公的統計資料及び直近の主要リネンサプライ
されている期間を超えている期間については過去の趨勢
部門工場稼働状況資料と比較した。
を踏まえた一定の成長率に基づき算定している。
・ 事業計画後の成長率については経営者と協議を行う
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定
とともに、過去実績から趨勢分析を実施した。
は、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載されてい
るとおり将来の事業計画の基礎となる主要得意先である
ホテルの平均稼働率である。
将来キャッシュ・フローの見積りにおける上記の主要な
仮定は不確実性を伴い経営者による判断を必要とするこ
とから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事
項と判断した。
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書
以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責
任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載
内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と
財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような
重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告
することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを
評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要
がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決
定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
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EDINET提出書類
株式会社白洋舍(E04754)
有価証券報告書
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ
き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結
論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に
注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外
事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいてい
るが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかど
うかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計
事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制
の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事
項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止さ
れている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回
ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い 。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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