テルモ株式会社 四半期報告書 第108期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
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テルモ株式会社(E01630)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年2月13日
【四半期会計期間】 第108期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
【会社名】 テルモ株式会社
【英訳名】 TERUMO CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長CEO 佐藤 慎次郎
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区幡ケ谷二丁目44番1号
【電話番号】 03(3374)8111(代表)
【事務連絡者氏名】 経営役員
チーフアカウンティング&ファイナンシャルオフィサー(CAFO)
経理部、財務部、税務部、CAFO室、J-SOX室担当 武藤 直樹
【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー 49F
【電話番号】 03(6742)8500(代表)
【事務連絡者氏名】 経営役員
チーフアカウンティング&ファイナンシャルオフィサー(CAFO)
経理部、財務部、税務部、CAFO室、J-SOX室担当 武藤 直樹
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第107期 第108期
回次 第3四半期 第3四半期 第107期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日 至 2022年3月31日
売上収益 523,482 617,993 703,303
(百万円)
(第3四半期連結会計期間) ( 178,844 ) ( 214,676 )
税引前四半期利益又は
(百万円) 93,044 92,100 114,501
税引前利益
親会社の所有者に帰属する
71,696 70,180 88,813
四半期(当期)利益
(百万円)
(第3四半期連結会計期間) ( 21,708 ) ( 29,859 )
四半期(当期)包括利益 (百万円) 102,045 139,144 178,394
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 935,904 1,073,711 1,012,313
資産合計 (百万円) 1,401,522 1,543,470 1,473,693
基本的1株当たり四半期
94.82 93.25 117.45
(当期)利益
(円)
(第3四半期連結会計期間) ( 28.70 ) ( 39.97 )
希薄化後1株当たり四半期
(円) 94.76 93.21 117.38
(当期)利益
親会社所有者帰属持分比率 (%) 66.8 69.6 68.7
営業活動による
(百万円) 98,357 74,866 141,467
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 59,250 △ 41,905 △ 78,454
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 39,262 △ 84,450 △ 70,879
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 204,905 162,388 205,251
四半期末(期末)残高
(注) 1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記
載しておりません。
2.上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成された要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいてお
ります。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な
変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)においては、前年度に新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)拡大の影響を受けて減少していた医療需要が回復、為替も寄与し、当社グループの販売は概ね好調に
推移しました。調整後営業利益は、インフレの影響による製造費の増加を、増収効果、販売価格の値上げ、費用コ
ントロールの厳格化により一部相殺し、増益となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期 伸長率 為替影響除く
当第3四半期
連結累計期間 (%) 伸長率(%)
連結累計期間
売上収益 523,482 617,993 18.1 5.6
売上総利益 278,841 318,347 14.2 3.2
調整後営業利益 107,157 109,607 2.3 △5.5
営業利益 94,455 93,514 △1.0 △6.0
税引前四半期利益 93,044 92,100 △1.0 -
四半期利益 71,696 70,180 △2.1 -
70,180
親会社の所有者に帰属する四半期利益 71,696 △2.1 -
当第3四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期 伸長率 為替影響除く
当第3四半期
地域
連結累計期間 (%) 伸長率(%)
連結累計期間
日本 155,034 157,044 1.3 1.3
欧州 103,997 118,615 14.1 4.6
米州 161,219 212,363 31.7 8.1
中国 44,605 56,628 27.0 8.6
アジア他 58,625 73,341 25.1 10.2
海外計 368,447 460,948 25.1 7.5
617,993
合計 523,482 18.1 5.6
<売上収益>
売上収益は、前年同期比 18.1%増 の 6,180億円 となりました。
日本は、 COVID-19の第8波の影響を受けて医療需要の回復が遅れたものの、製薬企業との提携ビジネスである
ファーマシューティカルソリューション事業や、ホスピタルケアソリューション事業の外科領域が好調に推移
し、 前年同期比 1.3%の増収 となりました。
海外は、医療需要の回復が進んだことで、TIS(カテーテル)事業を中心に全カンパニーが二桁伸長し、前年同
期比 25.1%の増収 となりました。
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<利益>
売上総利益は、 インフレの影響による製造費の増加を、増収効果と販売価格の値上げにより一部相殺し、 前年
同期比 14.2%増 の 3,183億円 となりました。
調整後営業利益は、販売費及び一般管理費が円安の影響で増加したものの、費用コントロールの厳格化により
一部相殺し、 前年同期比 2.3%増 の 1,096億円 となりました。
営業利益、税引前四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、調整項目である買収無形資産の償却
費が円安により増加したこと等が影響し、いずれも減益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業
利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無
形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するため
に経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報
であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリュー
ションズカンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はあり
ません。これに伴い、前第3四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
(単位:百万円)
前第3四半期 伸長率 為替影響除く
当第3四半期
報告セグメントの名称
連結累計期間 (%) 伸長率(%)
連結累計期間
売上収益 294,403 358,907 21.9 6.2
心臓血管カンパニー (日本) 38,478 38,379 △0.3 △0.3
(海外) 255,924 320,528 25.2 7.2
売上収益 138,733 145,511 4.9 1.7
メディカルケアソリューションズ
(日本) 107,664 110,149 2.3 2.3
カンパニー
(海外) 31,069 35,361 13.8 △0.4
売上収益 90,154 113,388 25.8 10.0
血液・細胞テクノロジー
(日本) 8,700 8,329 △4.3 △4.3
カンパニー
105,058
(海外) 81,453 29.0 11.5
<心臓血管カンパニー>
日本は、COVID-19の第8波の影響を受けて医療需要の回復が遅れており、前年同期比で若干の減収となりまし
た。その中において、血管事業は新製品の効果により売上収益が大きく増えました。海外は、医療需要の回復・
成長とともに、新製品が寄与した血管事業をはじめ、全事業が好調で、売上収益は前年同期比25.2%の増収とな
りました。その結果、グローバルの売上収益は 前年同期比 21.9%増 の 3,589億円 となりました。
<メディカルケアソリューションズカンパニー>
日本は、医療需要の回復遅れがありましたが、ファーマシューティカルソリューション事業やホスピタルケア
ソリューション事業の癒着防止材が好調に推移し、前年同期比2.3%の増収となりました。海外は、前年同期比
13.8%増と好調でした。 その結果、グローバルの売上収益は前年同期比 4.9%増 の 1,455億円 となりました。
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<血液・細胞テクノロジーカンパニー>
日本は、医療需要の回復遅れが響いて減収となりました。海外は、アジア他における輸血需要の回復や、北米
における成分採血装置の好調な需要が牽引し、前年同期比29.0%の大幅な増収となりました。その結果、グロー
バルの売上収益は 前年同期比 25.8%増 の 1,134億円 となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、 698億円増加 して 1兆5,435億円 となりました。これは主に、為替相場が円安に推移した影響等によ
り棚卸資産が 385億円増加 、上記同様の為替の影響及び生産設備や新ITシステムへの投資等により、有形固定資産が
229億円増加 、のれん及び無形資産が 217億円増加 した一方で、自己株式の取得等により現金及び現金同等物が 429億
円減少 したことによるものです。
負債合計は、 84億円増加 して 4,698億円 となりました。これは主に、上記同様の為替の影響等により社債及び借入
金が57億円増加したことによるものです。
資本合計は、 614億円増加 して 1兆737億円 となりました。これは主に、四半期利益の計上により 702億円増加 、上
記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により 690億円増加 した一方で、自己株式の取得により 501億
円減少 、剰余金の配当により 279億円減少 したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果 得られた資金は、749億円 (前年同期は 984億円の取得 )となりました。税引前四半期利益 921億
円 、減価償却費及び償却費 524億円 、棚卸資産の増加 296億円 、法人所得税の支払額 248億円 が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果 使用した資金は、419億円 (前年同期は 593億円の使用 )となりました。生産設備等への投資に伴
う有形固定資産の取得による支出 380億円 、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出 147億円 が
主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果 使用した資金は、845億円 (前年同期は 393億円の使用 )となりました。自己株式の取得による支
出 501億円 、配当金の支払額 279億円 が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により 86億円増加 した結果、現金及び現金同等物の
当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より 429億円減少 して 1,624億円 となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、 456億円 です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 3,038,000,000
計 3,038,000,000
② 【発行済株式】
提出日現在 上場金融商品取引所名
第3四半期会計期間末
現在発行数(株)
種類 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
( 2022年12月31日 )
(2023年2月13日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 759,521,040 747,682,540
プライム市場 100株
計 759,521,040 747,682,540 ― ―
(注)2022年5月12日開催の取締役会決議により、2023年1月13日付で自己株式を消却しております。これにより株
式数は11,838,500株減少し、発行済株式総数は747,682,540株となっております。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
資本準備金 資本準備金
発行済株式 発行済株式
資本金増減額 資本金残高
年月日 増減額 残高
総数増減数 総数残高
(百万円) (百万円)
(株) (株)
(百万円) (百万円)
2022年10月1日~
― 759,521,040 ― 38,716 ― 52,103
2022年12月31日
(注)2023年1月13日付の自己株式の消却により、発行済株式総数が、11,838,500株減少しております。
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2022年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2022年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
6,354,100
普通株式
完全議決権株式(その他) 7,530,197 ―
753,019,700
普通株式
単元未満株式 ― ―
147,240
発行済株式総数 759,521,040 ― ―
総株主の議決権 ― 7,530,197 ―
(注) 1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が2,400株(議決権の数24個)含まれて
おります。
2.「単元未満株式」の中には、当社保有の自己株式9株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年9月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都渋谷区幡ケ谷
テルモ株式会社 6,354,100 - 6,354,100 0.84
二丁目44番1号
計 ― 6,354,100 - 6,354,100 0.84
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣
府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国
際会計基準第34号「期中財務報告」(IAS第34号)に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表
について有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 205,251 162,388
営業債権及びその他の債権 135,998 154,063
その他の金融資産 11 63 240
棚卸資産 198,536 237,071
未収法人所得税等 778 2,536
18,086 18,490
その他の流動資産
流動資産合計
558,713 574,791
非流動資産
有形固定資産 333,864 356,716
のれん及び無形資産 514,801 536,502
持分法で会計処理されている投資 4,133 3,644
その他の金融資産 11 25,937 34,627
繰延税金資産 20,198 21,589
16,043 15,597
その他の非流動資産
非流動資産合計 914,979 968,678
資産合計 1,473,693 1,543,470
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 81,545 83,787
社債及び借入金 11 1,121 11,214
その他の金融負債 11 7,228 7,262
未払法人所得税等 14,104 18,362
引当金 499 354
73,222 74,713
その他の流動負債
流動負債合計
177,721 195,695
非流動負債
社債及び借入金 11 224,875 220,492
その他の金融負債 11 30,297 29,175
繰延税金負債 12,746 10,160
退職給付に係る負債 5,811 5,171
引当金 113 125
9,813 8,937
その他の非流動負債
非流動負債合計 283,658 274,063
負債合計
461,379 469,758
資本
資本金 38,716 38,716
資本剰余金 51,921 51,937
自己株式 △ 6,229 △ 56,020
利益剰余金 846,978 891,992
80,926 147,085
その他の資本の構成要素
親会社の所有者に帰属する持分合計 1,012,313 1,073,711
資本合計 1,012,313 1,073,711
負債及び資本合計 1,473,693 1,543,470
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(2) 【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
注記
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
売上収益 4,9
523,482 617,993
244,641 299,646
売上原価
売上総利益
278,841 318,347
販売費及び一般管理費 183,738 224,136
その他の収益 1,814 8,226
2,461 8,922
その他の費用
営業利益
94,455 93,514
金融収益 759 1,915
金融費用 2,603 3,466
433 136
持分法による投資損益(△は損失)
税引前四半期利益
93,044 92,100
21,348 21,920
法人所得税費用
四半期利益 71,696 70,180
四半期利益の帰属
71,696 70,180
親会社の所有者
四半期利益 71,696 70,180
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10 94.82 93.25
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 10 94.76 93.21
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
注記
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
売上収益
178,844 214,676
86,248 103,322
売上原価
売上総利益
92,596 111,354
販売費及び一般管理費 63,523 77,365
その他の収益 686 4,948
1,161 1,400
その他の費用
営業利益
28,597 37,537
金融収益 328 986
金融費用 1,269 1,487
106 440
持分法による投資損益(△は損失)
税引前四半期利益
27,762 37,475
6,054 7,616
法人所得税費用
四半期利益 21,708 29,859
四半期利益の帰属
21,708 29,859
親会社の所有者
四半期利益 21,708 29,859
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10 28.70 39.97
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 10 28.69 39.96
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(3) 【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
注記
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
四半期利益
71,696 70,180
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
106 1,982
測定する金融資産
15 864
確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられることのない
121 2,847
項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある
項目
在外営業活動体の換算差額 30,018 65,723
キャッシュ・フロー・ヘッジ 228 734
△ 20 △ 341
ヘッジコスト
純損益に振り替えられる可能性のある
30,227 66,117
項目合計
その他の包括利益 30,348 68,964
四半期包括利益 102,045 139,144
四半期包括利益の帰属
102,045 139,144
親会社の所有者
四半期包括利益 102,045 139,144
(注) 上記の計算書の項目は、税引後で開示しております。
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
注記
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
四半期利益
21,708 29,859
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
△ 158 93
測定する金融資産
0 △ 54
確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられることのない
△ 158 39
項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある
項目
在外営業活動体の換算差額 22,283 △ 77,617
キャッシュ・フロー・ヘッジ 164 282
△ 99 △ 87
ヘッジコスト
純損益に振り替えられる可能性のある
22,349 △ 77,421
項目合計
その他の包括利益 22,190 △ 77,382
四半期包括利益 43,898 △ 47,523
四半期包括利益の帰属
43,898 △ 47,523
親会社の所有者
四半期包括利益 43,898 △ 47,523
(注) 上記の計算書の項目は、税引後で開示しております。
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(4) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本 利益
資本合計
注記 資本金 自己株式 資本の 合計
剰余金 剰余金
構成要素
2021年4月1日時点の残高
38,716 51,829 △ 6,838 775,078 △ 2,123 856,662 856,662
四半期利益 - - - 71,696 - 71,696 71,696
- - - - 30,348 30,348 30,348
その他の包括利益
四半期包括利益合計
- - - 71,696 30,348 102,045 102,045
自己株式の取得 - - △ 2 - - △ 2 △ 2
自己株式の処分 - △ 5 33 - △ 27 0 0
剰余金の配当 8 - - - △ 23,440 - △ 23,440 △ 23,440
その他の資本の構成要素
- - - △ 156 156 - -
から利益剰余金への振替
株式報酬取引 - 62 91 - 26 180 180
転換社債型新株予約権付
- △ 11 470 - - 459 459
社債の転換
所有者との取引額合計 - 45 592 △ 23,597 156 △ 22,803 △ 22,803
38,716 51,874 △ 6,245 823,177 28,381 935,904 935,904
2021年12月31日時点の残高
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本 利益
資本合計
注記 資本金 自己株式 資本の 合計
剰余金 剰余金
構成要素
2022年4月1日時点の残高
38,716 51,921 △ 6,229 846,978 80,926 1,012,313 1,012,313
四半期利益 - - - 70,180 - 70,180 70,180
- - - - 68,964 68,964 68,964
その他の包括利益
四半期包括利益合計
- - - 70,180 68,964 139,144 139,144
自己株式の取得 5 - △ 56 △ 50,002 - - △ 50,058 △ 50,058
自己株式の処分 - 17 87 - △ 105 0 0
剰余金の配当 8 - - - △ 27,924 - △ 27,924 △ 27,924
その他の資本の構成要素
- - - 2,758 △ 2,758 - -
から利益剰余金への振替
- 54 123 - 57 235 235
株式報酬取引
所有者との取引額合計 - 15 △ 49,791 △ 25,165 △ 2,805 △ 77,747 △ 77,747
38,716 51,937 △ 56,020 891,992 147,085 1,073,711 1,073,711
2022年12月31日時点の残高
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(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
注記
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 93,044 92,100
減価償却費及び償却費 43,317 52,445
減損損失 6 - 5,377
持分法による投資損益(△は益) △ 433 △ 136
退職給付に係る資産及び負債の増減額 △ 373 482
受取利息及び受取配当金 △ 483 △ 991
支払利息 1,316 1,821
為替差損益(△は益) 1,291 2,009
固定資産除売却損益(△は益) 326 △ 160
事業等譲渡益 - △ 3,891
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △ 2,899 △ 13,415
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 5,354 △ 29,618
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △ 6,079 1,911
2,473 △ 8,769
その他
小計
126,144 99,164
利息及び配当金の受取額 788 1,756
利息の支払額 △ 1,060 △ 1,222
△ 27,516 △ 24,832
法人所得税の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
98,357 74,866
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 0 △ 178
定期預金の払戻による収入 2 1
有形固定資産の取得による支出 △ 40,827 △ 37,964
有形固定資産の売却による収入 1 453
無形資産の取得による支出 △ 15,446 △ 14,689
有価証券の取得による支出 △ 1,133 △ 1,238
有価証券の売却による収入 178 3,527
子会社又はその他の事業の取得による支出 △ 2,026 △ 143
- 8,325
事業等の譲渡による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 59,250 △ 41,905
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 - 682
短期借入金の返済による支出 - △ 682
長期借入金の返済による支出 △ 764 △ 938
社債の償還による支出 △ 10,000 -
リース負債の返済による支出 △ 5,093 △ 5,562
自己株式の取得による支出 △ 2 △ 50,084
△ 23,402 △ 27,864
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 39,262 △ 84,450
4,291 8,626
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
4,135 △ 42,863
200,770 205,251
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の四半期末残高 204,905 162,388
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
テルモ株式会社(以下、当社)は日本国に所在する企業です。その登記されている本社及び主要な事業所の住所は
ホームページ(URL https://www.terumo.co.jp/)で開示しております。2022年12月31日に終了する9ヶ月間の当社の要
約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)により構成されております。当社グループ
は、主な事業として、医療機器・医薬品の製造販売を行っております。
2.作成の基礎
(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平
成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規
定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(IAS第34号)に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連
結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
本要約四半期連結財務諸表は、2023年2月13日において代表取締役社長CEO佐藤慎次郎により公表の承認がなされ
ております。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する特定の金融商品及び退職後給付制度に係る資
産・負債等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社が営業活動を行う主要な経済環境における通貨である日本円で
表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
(4) 見積り及び判断の利用
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定並びに四半期決算日現在の偶発
事象の開示等に関する経営者の見積り及び仮定を含んでおります。これらの見積り及び仮定は、過去の経験及び利
用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因を勘案した経営者の最善の判断に基
づいております。しかし、その性質上、将来において、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があ
ります。
なお、前連結会計年度の連結財務諸表注記に記載した見積り及び仮定から重要な変更はありません。
3.重要な会計方針
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸
表において適用した重要な会計方針と同一です。
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4.セグメント情報
(1) 報告セグメントに関する基礎
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、製品群別に分類された社内カンパニー制を採用しており、各社内カンパニー本部は、取り扱う
製品について日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、社内カンパニー制を基礎とした製品群別のセグメントから構成された「心臓血管カンパ
ニー」、「メディカルケアソリューションズカンパニー」及び「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の3つを報
告セグメントとしております。
前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリューションズ
カンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
これに伴い、前第3四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
(2) 報告セグメントに関する情報
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
メディカル
調整額
血液・細胞
連結財務諸表
心臓血管 ケアソリュー
(注)1
テクノロジー 合計
計上額
カンパニー ションズ
カンパニー
カンパニー
売上収益
外部顧客への
294,403 138,733 90,154 523,291 190 523,482
売上収益
セグメント利益
72,326 19,345 17,191 108,862 △ 1,705 107,157
(調整後営業利益)
(調整項目)
買収無形資産の償却費 △ 5,496 - △ 6,294 △ 11,791 △ 50 △ 11,841
△ 860
一時的な損益(注)2
営業利益
94,455
金融収益 759
金融費用 △ 2,603
433
持分法による投資損益
税引前四半期利益 93,044
(注) 1.調整額は以下のとおりです。
1) 外部顧客への売上収益の調整額 190百万円 は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入
等です。
2) セグメント利益の調整額 △1,705百万円 には、棚卸資産の調整額 △85百万円 、欧州医療機器規則(MDR)への
適合に伴う準備費用 △1,962百万円 等が含まれております。
2.一時的な損益 △860百万円 には、条件付対価の公正価値変動 △213百万円 、事業再編費用 △645百万円 等が含
まれております。
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当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
メディカル
調整額
血液・細胞
連結財務諸表
心臓血管 ケアソリュー
(注)1
テクノロジー 合計
計上額
カンパニー ションズ
カンパニー
カンパニー
売上収益
外部顧客への
358,907 145,511 113,388 617,807 186 617,993
売上収益
セグメント利益
83,598 12,605 12,924 109,127 479 109,607
(調整後営業利益)
(調整項目)
買収無形資産の償却費 △ 6,770 - △ 7,633 △ 14,403 4 △ 14,399
△ 1,694
一時的な損益(注)2
営業利益
93,514
金融収益 1,915
金融費用 △ 3,466
136
持分法による投資損益
税引前四半期利益 92,100
(注) 1.調整額は以下のとおりです。
1) 外部顧客への売上収益の調整額 186百万円 は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入
等です。
2) セグメント利益の調整額 479百万円 には、欧州医療機器規則(MDR)への適合に伴う準備費用 △2,511百万
円 、棚卸資産の調整額 △359百万円 等が含まれております。
2.一時的な損益 △1,694百万円 には、技術資産の減損△1,788百万円、のれんの減損△3,589百万円、事業再編
費用 △1,564百万円 、条件付対価の公正価値変動 1,357百万円 、事業等譲渡益 3,891百万円 等が含まれており
ます。
5.資本金及びその他の資本項目
自己株式の取得
当第3四半期連結累計期間において、2022年5月12日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得を行いました。
これにより、自己株式は11,838,500株、49,999百万円増加しております。なお、当該自己株式の取得は2022年12月8
日(約定ベース)にて終了しております。
6.非金融資産の減損
当第3四半期連結累計期間に認識した減損損失5,377百万円は、以下の理由によるものです。
(1) 血液・細胞テクノロジーカンパニーの自家生物製剤事業の減損
自家生物製剤事業について、グローバスメディカル社との譲渡契約に基づき当第3四半期連結累計期間におい
て 売却目的で保有する資産及び直接関連する負債 へ分類し、処分グループを 売却コスト控除後の公正価値により
測定し たことに関わる減損損失3,589百万円を計上しております。
公正価値は、グローバスメディカル社との譲渡契約における売却予定価格に基づいて決定しており、この公正
価値測定はレベル3の公正価値に区分されます。
なお、「のれん及び無形資産」について認識した当該減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の費
用」に含まれております。また、当該事業の譲渡は2022年10月11日に完了しております。
(2) 心臓血管カンパニーに属する一部生産の中止の決定に伴う 技術資産の減損
当第3四半期連結累計期間において、心臓血管カンパニーに属する一部製品の生産中止を決定したことによ
り、減損損失1,788百万円を計上しております。
なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。技術資産について認識
した当該減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
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7.社債
前 第3四半期連結累計期間において転換社債型新株予約権付社債の転換が行われております。転換された社債の帳
簿価額は、テルモ株式会社2021年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債459百万円です。
なお、前連結会計年度において転換社債型新株予約権付社債はその全額について転換が完了しております。
8.配当金
(1) 配当金支払額
配当金の支払額は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円)
配当額(円)
2021年6月22日
普通株式 11,340 15 2021年3月31日 2021年6月23日
定時株主総会
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2021年11月4日
普通株式 12,100 16 2021年9月30日 2021年12月3日
取締役会
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円)
配当額(円)
2022年6月22日
普通株式 13,613 18 2022年3月31日 2022年6月23日
定時株主総会
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2022年11月10日
普通株式 14,310 19 2022年9月30日 2022年12月5日
取締役会
(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後と
なるもの
該当事項はありません。
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9.売上収益
当社グループは、「心臓血管カンパニー」、「メディカルケアソリューションズカンパニー」及び「血液・細胞テ
クノロジーカンパニー」の3つの報告セグメントを基本にして組織が構成されており、当社の取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの3つの報告セグ
メントで計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解し
ております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:百万円)
メディカル
ケ ア ソ 血液・細胞 要約四半期
心臓血管
リューショ テクノロジー 合計 調整額 連結財務諸表
カンパニー
ンズカンパ カンパニー 計上額
ニー
日本
38,478 107,664 8,700 154,844 190 155,034
欧州 74,487 7,682 21,827 103,997 - 103,997
米州 116,903 7,543 36,772 161,219 - 161,219
中国 36,221 2,005 6,378 44,605 - 44,605
28,312 13,837 16,475 58,625 - 58,625
アジア他
合計 294,403 138,733 90,154 523,291 190 523,482
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
メディカル
ケ ア ソ 血液・細胞 要約四半期
心臓血管
リューショ テクノロジー 合計 調整額 連結財務諸表
カンパニー
ンズカンパ カンパニー 計上額
ニー
日本
38,379 110,149 8,329 156,858 186 157,044
欧州 84,316 8,650 25,648 118,615 - 118,615
米州 152,990 10,001 49,372 212,363 - 212,363
中国 45,737 2,754 8,136 56,628 - 56,628
37,483 13,955 21,901 73,341 - 73,341
アジア他
合計 358,907 145,511 113,388 617,807 186 617,993
前連結会計年度より、当社グループの管理実態に合わせ、従来はアジア他に含めていた中国を別掲しております。
これに伴い前第3四半期連結累計期間の地域別情報は組み替えて表示しております。
「心臓血管カンパニー」においては、TIS(カテーテル)、ニューロバスキュラー、カーディオバスキュラー、血管領
域の販売を行っております。
「メディカルケアソリューションズカンパニー」においては、ホスピタルケアソリューション、ライフケアソ
リューション、ファーマシューティカルソリューション領域の販売を行っております。
「血液・細胞テクノロジーカンパニー」においては、血液・細胞テクノロジー領域の販売を行っております。
「調整額」は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。
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四半期報告書
10.1株当たり四半期利益
当社の普通株主に帰属する基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定基礎は以下のと
おりです。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円)
71,696 70,180
四半期利益調整額
転換社債型新株予約権付社債による利益調整額
0 -
(百万円)
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する
71,697 70,180
四半期利益(百万円)
期中平均普通株式数(株) 756,170,427 752,618,446
普通株式増加数
転換社債型新株予約権付社債(株) 133,912 -
351,682 321,471
ストック・オプション(株)
希薄化後の期中平均普通株式数(株) 756,656,021 752,939,917
基本的1株当たり四半期利益(円) 94.82 93.25
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 94.76 93.21
(注) 基本的1株当たり四半期利益は、親会社の普通株主に帰属する四半期利益を、第3四半期連結累計期間中の発
行済普通株式の加重平均株式数により除して算出しております。
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円)
21,708 29,859
四半期利益調整額
転換社債型新株予約権付社債による利益調整額
0 -
(百万円)
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する
21,708 29,859
四半期利益(百万円)
期中平均普通株式数(株) 756,310,583 746,990,007
普通株式増加数
転換社債型新株予約権付社債(株) 16,939 -
348,031 311,567
ストック・オプション(株)
希薄化後の期中平均普通株式数(株) 756,675,553 747,301,574
基本的1株当たり四半期利益(円) 28.70 39.97
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 28.69 39.96
(注) 基本的1株当たり四半期利益は、親会社の普通株主に帰属する四半期利益を、第3四半期連結会計期間中の発
行済普通株式の加重平均株式数により除して算出しております。
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11.金融商品の公正価値
(1) 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
公正価値で測定する金融商品について、その公正価値測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた
公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。当該分類において、それぞれの公正価値のヒエ
ラルキーは、以下のように定義しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
(2) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値のヒエラルキー
公正価値のヒエラルキーごとに分類された、要約四半期連結財政状態計算書に公正価値で認識する金融資産及
び金融負債は以下のとおりです。
前連結会計年度末( 2022年3月31日 )
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
その他の金融資産
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産
デリバティブ - 4,129 - 4,129
その他 - 5,978 - 5,978
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
株式 5,335 - 2,754 8,090
- - 3,806 3,806
その他
合計 5,335 10,108 6,560 22,004
金融負債
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債
デリバティブ - 890 - 890
- - 3,185 3,185
条件付対価
合計 - 890 3,185 4,075
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当第3四半期連結会計期間( 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
その他の金融資産
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産
デリバティブ - 11,764 - 11,764
その他 - 6,219 104 6,323
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
株式 5,252 - 2,704 7,957
- - 4,659 4,659
その他
合計 5,252 17,984 7,467 30,705
金融負債
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債
デリバティブ - 197 - 197
- - 1,633 1,633
条件付対価
合計 - 197 1,633 1,830
レベル間の重要な振替が行われた金融商品の有無は毎四半期末日に判断しております。前連結会計年度及び当
第3四半期連結会計期間において、レベル1、2の間で重要な振替が行われた金融商品はありません。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の測定方法
(a) 株式
上場株式については、取引所の価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分しております。
(b) デリバティブ
外国為替先物予約の公正価値は、期末日現在の先物為替レートを用いて算定した価値を現在価値に割引くこ
とにより算定しております。また、金利通貨スワップの公正価値は金利等観察可能な市場データに基づき算定
しております。そのため、為替予約及び金利通貨スワップについては、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分
しております。
(c) 条件付対価
企業結合により生じた条件付対価は、主にメデオン・バイオデザイン社から大口径止血デバイス事業を取得
したことに伴うもの及び100%子会社化したクイレムメディカルB.V.の株式取得に伴うものです。
メデオン・バイオデザイン社からの事業取得に伴う条件付対価は、開発の完了やFDAの承認時期によってお
り、マイルストンの達成状況により、0から16百万米ドルの支払いが発生することとなります。その条件付対
価の公正価値の算定にあたっては、期待キャッシュ・フロー法に基づいて算定しており、マイルストンが達成
されると見込まれる時期、その時期に応じて見込まれる支払額、その発生可能性並びに貨幣の時間価値を考慮
して、公正価値を算定しております。
また、クイレムメディカルB.V.の株式取得に伴う条件付対価は、次世代開発品のCEマーク認証取得や特定の
業績指標の達成等によっており、マイルストンの達成状況により、最大20百万米ドルの支払いが発生すること
となります。その条件付対価の公正価値の算定にあたっては、期待キャッシュ・フロー法に基づいて算定して
おり、マイルストンが達成されると見込まれる時期、その時期に応じて見込まれる支払額、その発生可能性並
びに貨幣の時間価値を考慮して、公正価値を算定しております。
なお、見積りにあたっては、観察不能なインプットを含む評価技法から算出しているため、いずれも公正価
値ヒエラルキーレベル3に区分しております。
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③ レベル3の調整表
レベル3に分類された金融資産の期首から四半期末までの変動は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
期首残高
4,851 6,560
利得又は損失合計
純損益(注)1 28 1
その他の包括利益(注)2 187 3,169
購入 975 1,144
売却 △200 △3,365
△28 △42
その他
5,813 7,467
四半期末残高
報告期間末に保有している資産について純損益に計
- 1
上された当期の未実現損益の変動(注)1
(注) 1.要約四半期連結損益計算書の「金融収益」に含まれております。
2.その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
融資産」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれております。
レベル3に分類された金融負債の期首から四半期末までの変動は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
期首残高
3,658 3,185
企業結合 346 -
決済 △693 △143
公正価値の変動(注)2 355 △1,656
108 247
在外営業活動体の換算差額
3,775 1,633
四半期末残高
報告期間末に保有している負債について純損益に計
348 △353
上された当期の未実現損益の変動(注)3
(注) 1.当該金融負債は、上記②(c)に記載している条件付対価です。
2.要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」、「その他の費用」、「金融収益」及び「金融費用」に含ま
れております。
3.要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」、「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
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(3) 経常的に公正価値で測定されていないが、公正価値が開示されている金融資産及び金融負債の公正価値
① 公正価値及び帳簿価額
経常的に公正価値で測定されないが、公正価値が開示されている金融商品の帳簿価額及び公正価値は以下のと
おりです。なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は下表には含めておりません。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
社債
29,956 29,959 29,966 29,845
長期借入金 196,040 195,561 201,740 200,274
(注) 1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債の残高を含んでおります。
② 金融資産及び金融負債の公正価値の算定方法
金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりです。
(a) 長期借入金
長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映しており、また、当社の信用状態は実行
後大きく異なっていないことから、公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額に
よっております。また、固定金利によるものは、残存期間における元利金の合計額を、新規に同様の借入を
行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。そのため、公正価値ヒエラル
キーレベル3に区分しております。
(b) 社債
社債の公正価値は、市場価格に基づき算定しております。なお、社債については、市場価格があるものの活
発な市場で取引されているわけではないため、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております。
12.偶発債務
該当事項はありません。
13.後発事象
自己株式の消却
当社は2022年5月12日開催の取締役会において決議した会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却を2023年1
月13日付で完了しました。
(1) 消却した株式の種類 当社普通株式
(2) 消却した株式の総数 11,838,500株
(3) 消却後の発行済み株式総数 747,682,540株
(4) 消却日 2023年1月13日
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2 【その他】
(1) 中間配当
2022年11月10日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、以下のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・・14,310百万円
(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・19円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・2022年12月5日
(注) 2022年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月13日
テルモ株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 小 山 秀 明
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 渡 辺 雄 一
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 松 尾 洋 孝
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているテルモ株式会社
の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年12月
31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、
すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期
連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、
様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、テルモ株
式会社及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半
期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じ
させる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる
証拠を入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示する
ことにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成す
ることが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事
項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約
四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号
「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付け
る。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半
期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事
項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況によ
り、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び
内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認
められないかどうかを評価する。
・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査
人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1. 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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