エムスリー株式会社 四半期報告書 第23期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年2月10日
第23期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
【四半期会計期間】
【会社名】 エムスリー株式会社
M3, Inc.
【英訳名】
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 谷 村 格
【本店の所在の場所】 東京都港区赤坂一丁目11番44号
03(6229)8900(代表)
【電話番号】
【事務連絡者氏名】 取締役 槌 屋 英 二
【最寄りの連絡場所】 東京都港区赤坂一丁目11番44号
03(6229)8900(代表)
【電話番号】
【事務連絡者氏名】 取締役 槌 屋 英 二
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第22期 第23期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第22期
累計期間 累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日 至 2022年3月31日
154,169 175,155 208,159
売上収益
(百万円)
(第3四半期連結会計期間) ( 56,521 ) ( 62,538 )
85,177 60,249 96,187
税引前四半期(当期)利益 (百万円)
親会社の所有者に帰属する四半期
56,169 39,279 63,845
(当期)利益
(百万円)
(第3四半期連結会計期間) ( 15,381 ) ( 15,219 )
親会社の所有者に帰属する四半期
57,300 47,680 68,379
(百万円)
(当期)包括利益
246,612 290,744 257,840
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円)
324,823 380,726 345,981
総資産額 (百万円)
親会社の所有者に帰属する基本的1
82.75 57.86 94.06
株当たり四半期(当期)利益
(円)
(第3四半期連結会計期間) ( 22.66 ) ( 22.42 )
親会社の所有者に帰属する希薄化後
82.68 57.82 93.98
(円)
1株当たり四半期(当期)利益
75.9 76.4 74.5
親会社所有者帰属持分比率 (%)
30,972 33,387 52,108
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 10,130 △ 8,601 △ 23,407
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 15,562 △ 20,741 △ 16,371
現金及び現金同等物の四半期末(期
95,282 109,757 104,253
(百万円)
末)残高
(注)1 当社は要約四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2 上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいていま
す。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び子会社)が営む事業の内容について、重要な変更は
ありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業
等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、入手可能な情報に基づいて判断したもの
です。
(1) 経営成績の概況
国内においては、医師会員31万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展
開をしています。
メディカルプラットフォームでは、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情
報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医
療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の
意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。また、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、
医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。
エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核
に、大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・
運営を支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。
キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービ
スの展開を進めています。
サイトソリューションでは、医療機関の運営をサポートする各種サービスを展開しています。
さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」(https://
www.AskDoctors.jp/)や医療福祉系国家試験の対策等の事業を行うエムスリーエデュケーション株式会社等を通じ
てさまざまなサービス展開を進めています。
海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向
けサービスの他、医師向けの転職支援サービスや治験支援サービスも展開しています。欧州では、英国で医師向け
ウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、Vidal Groupを通じてフラン
ス、ドイツ、スペインで医薬品情報データベースの提供を行うとともに、eDoctores Soluciones, S.L.を通じて医
療従事者向け診療現場モバイルアプリiDoctusをスペインおよび中南米で提供しています。アジア地域においても
順調に事業を拡大しています。
また、日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト
及び医師パネルに登録する医師は合計で約600万人となっており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービ
スの提供も行っています。
当第3四半期連結累計期間の業績は、以下の通りです。
(当期の業績) (単位:百万円)
2022年3月期 2023年3月期
(参考)
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間 2022年3月期
比較増減
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
(自 2021年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
至 2022年3月31日)
売上収益 154,169 175,155 +20,986 +13.6% 208,159
営業利益 84,627 58,734 △25,893 △30.6% 95,141
税引前
85,177 60,249 △24,928 △29.3% 96,187
四半期(当期)利益
四半期(当期)利益 58,535 41,844 △16,691 △28.5% 66,108
3/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(セグメント別業績) (単位:百万円)
2022年3月期 2023年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
比較増減
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
セグメント売上収益 64,672 69,763 +5,091 +7.9%
メディカル
プラットフォーム
セグメント利益 30,795 32,087 +1,293 +4.2%
セグメント売上収益 16,188 20,601 +4,413 +27.3%
エビデンス
ソリューション
セグメント利益 3,844 6,048 +2,204 +57.3%
セグメント売上収益 11,024 11,459 +435 +3.9%
キャリア
ソリューション
セグメント利益 4,027 4,199 +172 +4.3%
セグメント売上収益 25,657 27,530 +1,873 +7.3%
サイト
ソリューション
セグメント利益 4,554 3,229 △1,324 △29.1%
セグメント売上収益 37,860 47,261 +9,402 +24.8%
海外
セグメント利益 41,473 13,924 △27,549 △66.4%
セグメント売上収益 2,463 2,435 △28 △1.1%
その他エマージン
グ事業群
セグメント利益 1,258 366 △892 △70.9%
セグメント売上収益 △3,696 △3,895 - -
調整額
セグメント利益 △1,323 △1,119 - -
売上収益 154,169 175,155 +20,986 +13.6%
合計
営業利益 84,627 58,734 △25,893 △30.6%
① メディカルプラットフォーム
製薬マーケティング支援においては、一部の外資系製薬企業を中心に予算圧縮の動きが見られ、DX化支援関連
サービスは当第3四半期でその影響を受けたものの、引き続きニーズは高水準で推移していると分析していま
す。加えて製薬マーケティング支援以外の事業も堅調に推移した結果、セグメント売上収益は、69,763百万円
(前年同期比7.9%増)となりました。製薬マーケティングチームの強化等、将来の成長に向けた積極的な先行
投資により、人件費等を中心として販売費及び一般管理費は増加しているものの、主に売上収益の増加により、
セグメント利益は32,087百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
② エビデンスソリューション
2021年3月期に新型コロナウイルス感染症拡大に伴い複数の治験プロジェクトが一時的に停止したこと等の影
響が前期において一巡し、回復基調が当期も継続していることに加え、新型コロナウイルス感染症関連の治験プ
ロジェクト等により、セグメント売上収益は20,601百万円(前年同期比27.3%増)、セグメント利益は6,048百
万円(前年同期比57.3%増)となりました。
③ キャリアソリューション
新型コロナウイルスのワクチン接種支援プロジェクトの貢献が前年同期比で減少した影響はあるものの、医師
向け求人求職支援サービスが堅調に推移したこと等により、セグメント売上収益は11,459百万円(前年同期比
3.9%増)、セグメント利益は4,199百万円(前年同期比4.3%増)となりました。
④ サイトソリューション
新型コロナウイルスのワクチン接種支援プロジェクトの貢献が前年同期比で減少した影響はあるものの、提携
医療機関及び利用サービスの増加等により、セグメント売上収益は27,530百万円(前年同期比7.3%増)となり
ました。セグメント利益は、新型コロナウイルスのワクチン接種支援プロジェクトが前年同期比で減少したこと
等を背景に、3,229百万円(前年同期比29.1%減)となりました。
⑤ 海外
各地域の堅調な実績に加え、円安による為替影響もあり、セグメント売上収益は47,261百万円(前年同期比
24.8%増)となりました。セグメント利益は、売上収益の増加はあったものの、中国にて事業を運営する子会社
を傘下に持つMedlive(現 持分法適用関連会社)が香港証券取引所に上場したことに伴う利益を前年同期に計
上したことにより、13,924百万円(前年同期比66.4%減)となりました。
4/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
⑥ その他エマージング事業群
コロナ禍の継続に伴う市場環境の変化等を受け、セグメント売上収益は2,435百万円(前年同期比1.1%減)と
なりました。セグメント利益は、前年同期に計上した子会社株式売却益の剥落及び持分法による投資損益の増減
により、366百万円(前年同期比70.9%減)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上収益は175,155百万円(前年同期比13.6%
増)、営業利益は58,734百万円(前年同期比30.6%減)、税引前四半期利益は60,249百万円(前年同期比29.3%
減)、四半期利益は41,844百万円(前年同期比28.5%減)となりました。
(2) 財政状態の概況
資産合計は、前連結会計年度末比34,745百万円増の380,726百万円となりました。流動資産については、現金及
び現金同等物が5,504百万円、営業債権及びその他の債権が4,930百万円増加した一方、その他の短期金融資産が
12,008百万円減少したこと等により前連結会計年度末比1,425百万円減の197,450百万円となりました。非流動資産
については、新規連結子会社の取得等によりのれんが10,354百万円、無形資産が11,593百万円増加したこと、ま
た、為替の影響等により持分法で会計処理されている投資が7,696百万円増加したこと等により前連結会計年度末
比36,169百万円増の183,276百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末比1,339百万円増の83,366百万円となりました。流動負債については、法人所得
税の支払により未払法人所得税が4,766百万円減少したこと等により前連結会計年度末比3,328百万円減の53,888百
万円となりました。非流動負債については、新規連結子会社の取得等によりその他の長期金融負債が1,678百万
円、繰延税金負債が2,901百万円増加したこと等により前連結会計年度末比4,667百万円増の29,478百万円となりま
した。
資本合計は、前連結会計年度末比33,405百万円増の297,359百万円となりました。剰余金配当10,862百万円を
行った一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益39,279百万円を計上したことで、利益剰余金が28,546百万円増
加したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの概況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末残高より5,504百万円増加
し、109,757百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、33,387百万円の収入(前年同期は30,972百万円の収入)となりました。
収入の主な内訳は、税引前四半期利益60,249百万円であり、支出の主な内訳は、法人所得税の支払額22,176百万円
です。
投資活動によるキャッシュ・フローは、8,601百万円の支出(前年同期は10,130百万円の支出)となりました。
主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出12,492百万円が発生しています。
財務活動によるキャッシュ・フローは、20,741百万円の支出(前年同期は15,562百万円の支出)となりました。
主に親会社の株主への配当金の支払による支出10,860百万円が発生しています。
(4) 重要な会計方針及び見積り
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありませ
ん。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(6) 研究開発活動
特記事項はありません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因、今後の方針等について
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありませ
ん。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 2,304,000,000
計 2,304,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2023年2月10日)
(2022年12月31日) 取引業協会名
東京証券取引所
678,951,500 678,951,800
普通株式 単元株式数100株
プライム市場
678,951,500 678,951,800
計 ─ ─
(注)提出日現在の発行数には、2023年2月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された
株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
資本準備金 資本準備金
発行済株式 発行済株式
資本金増減額 資本金残高
年月日 増減額 残高
総数増減数 総数残高
(百万円) (百万円)
(株) (株)
(百万円) (百万円)
2022年10月1日~
2022年12月31日 11,900 678,951,500 14 29,180 14 32,101
(注1)
(注)1 新株予約権の行使による増加です。
2 2023年1月1日から1月31日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式数が300株、資本金及び資本
準備金がそれぞれ0百万円増加しています。
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2022年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしています。
①【発行済株式】
2022年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
45,100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
678,771,600 6,787,716
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
122,900
単元未満株式 普通株式 - -
678,939,600
発行済株式総数 - -
6,787,716
総株主の議決権 - -
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式51株が含まれています。
②【自己株式等】
2022年12月31日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数 総数に対す
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 る所有株式
(株) (株) (株) 数の割合
(%)
45,100 45,100 0.01
エムスリー株式会社 東京都港区赤坂一丁目11番44号 -
45,100 45,100 0.01
計 ─ -
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1 要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣
府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満た
すことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成し
ています。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日
至 2022年12月31日)及び第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)に係る要約四半期
連結財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けています。
8/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
1【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
資産
流動資産
104,253 109,757
現金及び現金同等物
50,879 55,808
営業債権及びその他の債権
36,963 24,955
その他の短期金融資産
6,779 6,929
その他の流動資産
198,874 197,450
流動資産合計
非流動資産
12,540 16,021
有形固定資産
57,821 68,175
のれん 8
25,081 36,674
無形資産
37,152 44,848
持分法で会計処理されている投資
7,596 10,768
公正価値で測定する金融資産 11
2,745 2,490
その他の長期金融資産
2,137 2,242
繰延税金資産
2,034 2,058
その他の非流動資産
147,107 183,276
非流動資産合計
345,981 380,726
資産合計
9/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
28,978 30,963
営業債務及びその他の債務
11,123 6,357
未払法人所得税
2,739 2,410
ポイント引当金
3,812 4,881
その他の短期金融負債 11
10,565 9,277
その他の流動負債
57,216 53,888
流動負債合計
非流動負債
6,674 8,352
その他の長期金融負債 11
13,479 16,380
繰延税金負債
4,658 4,747
その他の非流動負債
24,811 29,478
非流動負債合計
82,027 83,366
負債合計
資本
29,129 29,180
資本金
29,704 25,464
資本剰余金
自己株式 △ 36 △ 37
6,131 14,678
その他の資本の構成要素
192,912 221,459
利益剰余金
257,840 290,744
親会社の所有者に帰属する持分合計
6,113 6,615
非支配持分
263,954 297,359
資本合計
345,981 380,726
負債及び資本合計
10/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(2) 【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
154,169 175,155
売上収益 6
△ 61,991 △ 72,195
売上原価
92,178 102,959
売上総利益
販売費及び一般管理費
△ 40,054 △ 46,956
1,299
持分法による投資損益(△は損失) △ 336
9,443
子会社の支配喪失に伴う利益 12 -
21,906
持分変動利益 12 -
1,606 1,592
その他の収益
△ 116 △ 160
その他の費用
84,627 58,734
営業利益
593 1,561
金融収益
△ 42 △ 46
金融費用
85,177 60,249
税引前四半期利益
法人所得税費用 △ 26,642 △ 18,405
58,535 41,844
四半期利益
以下に帰属する四半期利益
56,169 39,279
親会社の所有者に帰属
2,366 2,565
非支配持分に帰属
58,535 41,844
合計
(単位:円)
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半
期利益
82.75 57.86
基本的1株当たり四半期利益 13
82.68 57.82
希薄化後1株当たり四半期利益 13
11/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
注記 (自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
56,521 62,538
売上収益
△ 21,692 △ 24,816
売上原価
34,830 37,723
売上総利益
販売費及び一般管理費
△ 13,380 △ 16,045
126 685
持分法による投資損益(△は損失)
1,150 115
その他の収益
△ 39 △ 37
その他の費用
22,687 22,441
営業利益
金融収益 273
△ 245
△ 14 △ 14
金融費用
22,946 22,183
税引前四半期利益
法人所得税費用 △ 7,157 △ 6,304
15,789 15,878
四半期利益
以下に帰属する四半期利益
15,381 15,219
親会社の所有者に帰属
408 659
非支配持分に帰属
15,789 15,878
合計
(単位:円)
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半
期利益
22.66 22.42
基本的1株当たり四半期利益 13
22.64 22.40
希薄化後1株当たり四半期利益 13
12/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(3) 【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
58,535 41,844
四半期利益
その他の包括利益(税引後)
純損益に振り替えられることのない項目
17 86
確定給付制度の再測定
公正価値で測定する金融資産の公正価値の
21
△ 87
純変動
純損益に振り替えられることのない項目合計 107
△ 70
純損益に振り替えられる可能性のある項目
1,416 3,213
在外営業活動体の換算差額
持分法適用会社におけるその他の包括利益
5,109
△ 145
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合
1,271 8,321
計
1,201 8,428
その他の包括利益(税引後)合計
59,737 50,272
四半期包括利益合計
以下に帰属する四半期包括利益
57,300 47,680
親会社の所有者に帰属
2,437 2,592
非支配持分に帰属
59,737 50,272
合計
13/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
注記 (自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
15,789 15,878
四半期利益
その他の包括利益(税引後)
純損益に振り替えられることのない項目
17 86
確定給付制度の再測定
公正価値で測定する金融資産の公正価値の
△ 76 △ 7
純変動
79
純損益に振り替えられることのない項目合計
△ 60
純損益に振り替えられる可能性のある項目
1,234
在外営業活動体の換算差額 △ 4,500
持分法適用会社におけるその他の包括利益
△ 185 △ 550
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合
1,049
△ 5,050
計
989
△ 4,970
その他の包括利益(税引後)合計
16,778 10,908
四半期包括利益合計
以下に帰属する四半期包括利益
16,305 10,434
親会社の所有者に帰属
473 474
非支配持分に帰属
16,778 10,908
合計
14/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(4) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
その他の
注記 資本合計
資本 利益
持分
資本金 自己株式 資本の 合計
剰余金 剰余金
構成要素
29,036 32,214 1,448 137,151 199,813 7,447 207,260
2021年4月1日現在 △ 36
56,169 56,169 2,366 58,535
四半期利益
1,131 1,131 71 1,201
その他の包括利益
1,131 56,169 57,300 2,437 59,737
四半期包括利益合計 - - -
所有者との取引額
剰余金の配当 10 △ 8,145 △ 8,145 △ 1,541 △ 9,686
自己株式の取得及び
△ 0 △ 0 △ 0
処分
支配継続子会社に対
△ 2,600 △ 2,600 △ 823 △ 3,423
する持分変動
35 35
非支配持分の取得 -
連結除外による減少 △ 8 △ 8 △ 1,481 △ 1,489
株式報酬取引による
39 36 178 253 253
増加(減少)
その他の資本の構成
42
要素から利益剰余金 △ 42 - -
への振替
39 128
所有者との取引額合計 △ 2,565 △ 0 △ 8,103 △ 10,500 △ 3,810 △ 14,311
29,075 29,650 2,707 185,217 246,612 6,074 252,686
2021年12月31日現在 △ 36
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
その他の
注記 資本合計
資本 利益
持分
資本金 自己株式 資本の 合計
剰余金 剰余金
構成要素
29,129 29,704 6,131 192,912 257,840 6,113 263,954
2022年4月1日現在 △ 36
39,279 39,279 2,565 41,844
四半期利益
8,401 8,401 27 8,428
その他の包括利益
8,401 39,279 47,680 2,592 50,272
四半期包括利益合計 - - -
所有者との取引額
剰余金の配当 10 △ 10,862 △ 10,862 △ 1,797 △ 12,658
自己株式の取得及び
△ 0 △ 0 △ 0
処分
支配継続子会社に対
△ 4,291 △ 4,291 △ 679 △ 4,970
する持分変動
株式報酬取引による
51 52 274 377 377
増加(減少)
その他の資本の構成
129
要素から利益剰余金 △ 129 - -
への振替
385 385
その他 -
51 146
所有者との取引額合計 △ 4,240 △ 0 △ 10,733 △ 14,776 △ 2,091 △ 16,867
29,180 25,464 14,678 221,459 290,744 6,615 297,359
2022年12月31日現在 △ 37
15/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
注記
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 85,177 60,249
減価償却費及び償却費 4,570 5,339
減損損失(又は戻入れ) - △ 820
子会社株式売却損益(△は益) △ 1,236 -
子会社の支配喪失に伴う利益 12 △ 9,443 -
持分変動損益(△は益) 12 △ 21,906 -
金融収益 △ 593 △ 1,561
金融費用 42 46
持分法による投資損益(△は益) 336 △ 1,299
公正価値で測定する金融資産の公正価値の変動額 △ 13 △ 285
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △ 8,048 △ 3,515
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) 2,385 158
ポイント引当金の増減額(△は減少) 534 △ 335
その他の流動資産の増減額(△は増加) △ 23 △ 1,620
△ 1,239 △ 1,724
その他
小計 50,543 54,632
利息及び配当の受取額
1,254 976
利息の支払額 △ 42 △ 45
△ 20,782 △ 22,176
法人所得税の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 30,972 33,387
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 20,180 △ 12,585
定期預金の払戻による収入 15,689 23,021
公正価値で測定する金融資産の取得による支出 △ 838 △ 1,306
公正価値で測定する金融資産の売却による収入 247 237
償却原価で測定する金融資産の売却または償還による収入 1,000 1,400
有形固定資産の取得による支出 △ 1,196 △ 2,572
無形資産の取得による支出 △ 1,085 △ 1,228
敷金・保証金の取得による支出 △ 330 △ 237
敷金・保証金の返還による収入 229 465
貸付けによる支出 △ 1 △ 4
貸付金の回収による収入 535 13
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △ 1,540 △ 12,492
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 1,218 -
持分法投資の取得による支出 △ 480 △ 1,021
事業譲受による支出 △ 433 △ 2,298
子会社の支配喪失による減少額 12 △ 2,986 -
22 5
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 10,130 △ 8,601
財務活動によるキャッシュ・フロー
親会社の株主への配当金の支払額 △ 8,143 △ 10,860
非支配持分株主への配当金の支払額 △ 1,541 △ 1,790
非支配持分株主からの払込による収入 - 140
非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 △ 3,262 △ 5,236
借入金の返済による支出 △ 10 △ 240
リース負債の返済による支出 △ 2,727 △ 2,852
株式の発行による収入 48 72
73 24
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 15,562 △ 20,741
現金及び現金同等物の為替変動による影響 859 1,460
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,139 5,504
現金及び現金同等物の期首残高 89,144 104,253
95,282 109,757
現金及び現金同等物の四半期末残高
16/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
【要約四半期連結財務諸表注記】
1 報告企業
エムスリー株式会社(以下、「当社」)は、日本国に所在する株式会社です。本要約四半期連結財務諸表は2022
年12月31日を期末日とし、当社及び子会社(以下、「当社グループ」)並びに関連会社に対する当社グループの持
分により構成されています。
当社グループは、主に医療関連サービスとして、国内における医療従事者専門サイト「m3.com」を核としたイン
ターネットとリアルオペレーションを活用した各種マーケティング関連事業を行うメディカルプラットフォーム事
業、治験や大規模臨床研究の支援を行うエビデンスソリューション事業、国内における医療従事者を対象とした人
材サービス事業を行うキャリアソリューション事業、医療機関の運営サポート事業や訪問看護事業等を行うサイト
ソリューション事業、海外において医療従事者専門サイトを活用した医療関連会社向けマーケティング支援や調
査、人材サービス等を行う海外事業等を行っています。
2 作成の基礎
(1) 要約四半期連結財務諸表が国際会計基準に準拠している旨の記載
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(2007年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同規則
第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報を含んでいないため、前
連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2) 測定の基礎
要約四半期連結財務諸表は公正価値で測定する金融商品を除き、取得原価を基礎として作成しています。
(3) 表示通貨及び単位
要約四半期連結財務諸表の表示通貨は、当社グループが営業活動を行う主要な経済環境における通貨(以下、
「機能通貨」)である日本円であり、百万円未満を四捨五入して百万円単位で記載しています。
3 重要な会計方針
本要約四半期連結財務諸表の作成に適用した重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表において適用し
た会計方針と同一です。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税は、見積平均年次実効税率を用いて算定しています。
4 重要な会計上の見積り及び判断
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額
に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っています。過去の経験及び利用可能な情報を適切に収集して設
定していますが、会計上の見積りの結果は、実際の結果とは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを
見直した会計期間と将来の会計期間において認識されます。要約四半期連結財務諸表で認識した金額に重要な影響
を与えうる見積り及び判断は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様です。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響についても、前連結会計年度の連結財務諸表と同様です。
17/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
5 セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループでは「メディカルプラットフォーム」、「エビデンスソリューション」、「キャリアソリューショ
ン」、「サイトソリューション」及び「海外」の5つを報告セグメントとしています。
「メディカルプラットフォーム」は、国内における、医療従事者専門サイト「m3.com」を核としたインター
ネットとリアルオペレーションを活用した各種マーケティング関連事業を行っています。
「エビデンスソリューション」は、臨床試験等(治験、大規模臨床研究等)の業務支援事業、治験実施医療機
関における治験業務全般の管理、運営支援事業等を行っています。
「キャリアソリューション」は、国内における医療従事者を対象とした人材サービス事業を行っています。
「サイトソリューション」は、医療機関の運営サポート事業や訪問看護事業等を行っています。
「海外」は、米国、英国、中国、韓国、インド、フランス、ドイツ及びスペイン等での医療従事者専門サイト
を活用した医療関連会社マーケティング支援、調査、治験支援、人材サービス等の各種サービスを提供していま
す。
18/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目
当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下の通りです。
なお、報告セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他エ 要約四半
メディカ エビデン
マージン 調整額 期連結財
キャリア サイトソ
ルプラッ スソ 海外
グ事業群 (※2) 務諸表計
ソリュー リュー 計
トフォー リュー (※3)
(※1) 上額
ション ション
ム ション
売上収益
62,686 15,478 10,559 25,219 37,843 151,785 2,384 154,169
外部顧客への売上収益 -
セグメント間の内部売
1,986 710 465 438 17 3,617 79
△ 3,696 -
上収益又は振替高
64,672 16,188 11,024 25,657 37,860 155,402 2,463 154,169
計 △ 3,696
セグメント利益又は損失
30,795 3,844 4,027 4,554 41,473 84,692 1,258 84,627
△ 1,323
(△)
550
金融収益・費用(純額)
85,177
税引前四半期利益
その他の項目
2,073 139 71 802 1,324 4,409 161 4,570
-
減価償却費及び償却費
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他エ 要約四半
メディカ エビデン
マージン 調整額 期連結財
キャリア サイトソ
ルプラッ スソ
グ事業群 (※2) 務諸表計
ソリュー リュー 海外 計
トフォー リュー
(※1) 上額
ション ション
ム ション
売上収益
67,410 20,081 10,837 27,226 47,240 172,793 2,362 175,155
外部顧客への売上収益 -
セグメント間の内部売
2,354 521 623 304 21 3,823 73
△ 3,895 -
上収益又は振替高
69,763 20,601 11,459 27,530 47,261 176,615 2,435 175,155
計 △ 3,895
セグメント利益又は損失
32,087 6,048 4,199 3,229 13,924 59,487 366 58,734
△ 1,119
(△)
1,515
金融収益・費用(純額)
60,249
税引前四半期利益
その他の項目
2,020 409 73 824 1,838 5,162 176 5,339
減価償却費及び償却費 -
820 820 820
- - - - - -
減損損失の戻入
※1 「その他エマージング事業群」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンシューマ
向けサービスの他、医療福祉系国家試験対策サービス等を含んでいます。
2 調整額の内容は、以下の通りです。
① セグメント間取引の消去
② 各報告セグメントに帰属しない収益及び全社費用
3 「海外」のセグメント利益には、Medliveの支配喪失に基づき認識した「子会社の支配喪失に伴う利益」9,443
百万円及びMedliveが新株を発行したことによる「持分変動利益」21,906百万円が含まれています。
19/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
前第3四半期連結会計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他エ 要約四半
メディカ エビデン
マージン 調整額 期連結財
キャリア サイトソ
ルプラッ スソ
グ事業群 (※2) 務諸表計
ソリュー リュー 海外 計
トフォー リュー
(※1) 上額
ション ション
ム ション
売上収益
25,597 5,830 2,743 7,977 13,457 55,604 917 56,521
外部顧客への売上収益 -
セグメント間の内部売
674 227 102 200 5 1,208 27
△ 1,235 -
上収益又は振替高
26,271 6,057 2,845 8,177 13,462 56,812 944 56,521
計 △ 1,235
セグメント利益又は損失
14,070 1,791 582 1,994 3,365 21,802 1,687 22,687
△ 803
(△)
259
金融収益・費用(純額)
22,946
税引前四半期利益
その他の項目
725 56 24 272 461 1,539 54 1,593
-
減価償却費及び償却費
当第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他エ 要約四半
メディカ エビデン
マージン 調整額 期連結財
キャリア サイトソ
ルプラッ スソ
グ事業群 (※2) 務諸表計
ソリュー リュー 海外 計
トフォー リュー
(※1) 上額
ション ション
ム ション
売上収益
26,487 6,424 2,915 8,751 17,056 61,633 905 62,538
外部顧客への売上収益 -
セグメント間の内部売
739 174 178 17 1,108 24
- △ 1,132 -
上収益又は振替高
27,226 6,598 3,093 8,751 17,073 62,741 929 62,538
計 △ 1,132
セグメント利益又は損失
13,326 1,799 734 917 5,806 22,582 277 22,441
△ 418
(△)
金融収益・費用(純額) △ 258
22,183
税引前四半期利益
その他の項目
703 139 25 248 668 1,782 67 1,849
減価償却費及び償却費 -
※1 「その他エマージング事業群」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンシューマ
向けサービスの他、医療福祉系国家試験対策サービス等を含んでいます。
2 調整額の内容は、以下の通りです。
① セグメント間取引の消去
② 各報告セグメントに帰属しない収益及び全社費用
20/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
6 売上収益
当社グループは、メディカルプラットフォーム事業、エビデンスソリューション事業、キャリアソリューション
事業、サイトソリューション事業、及び海外事業の5つの事業ユニットを基本として構成されており、当社の取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事
業で計上する収益を売上収益としています。所在地別に分解した収益とセグメント収益との関連は以下の通りで
す。なお、所在地別の売上収益は、事業拠点の所在地を基礎として分類しています。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
メディカルプ
エビデンスソ キャリアソ サイトソ その他エマー
ラットフォー 海外 計
リューション リューション リューション ジング事業群
ム
所在地別
日本 62,371 15,478 10,548 25,049 - 2,384 115,829
北米 - - - - 15,923 - 15,923
欧州 - - - - 14,259 - 14,259
315 - 11 170 7,660 - 8,157
その他
62,686 15,478 10,559 25,219 37,843 2,384 154,169
合計
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
メディカルプ
エビデンスソ キャリアソ サイトソ その他エマー
ラットフォー 海外 計
リューション リューション リューション ジング事業群
ム
所在地別
日本 67,038 20,081 10,819 27,101 - 2,362 127,401
北米 - - - - 20,260 - 20,260
欧州 - - - - 17,530 - 17,530
372 - 17 125 9,451 - 9,965
その他
67,410 20,081 10,837 27,226 47,240 2,362 175,155
合計
7 企業結合
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
個別にも全体としても重要性が乏しいため、記載を省略しています。
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
個別にも全体としても重要性が乏しいため、記載を省略しています。
21/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
8 のれん
のれんの帳簿価額の増減は、以下の通りです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2022年3月31日) 至 2022年12月31日)
期首残高 52,854 57,821
企業結合による取得 5,144 7,989
減損損失 △667 -
支配喪失による減少 △1,177 -
為替換算差額 1,713 2,365
△45 -
その他
期末(四半期末)残高 57,821 68,175
当社グループの各事業セグメントにおけるのれんの金額は、以下の通りです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
メディカルプラットフォーム※1 9,570 11,787
エビデンスソリューション 12,197 12,197
キャリアソリューション 845 845
サイトソリューション ※2 4,403 4,481
海外 ※1、2 30,514 38,574
291 291
その他エマージング事業群
57,821 68,175
合計
※1 当第3四半期連結累計期間において、個別に重要でない企業結合により、のれんが増加しています。
※2 当第3四半期連結累計期間において、為替の影響により、のれんが増加しています。
22/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
9 資本及びその他の資本項目
当社の発行可能株式総数及び発行済株式総数は、以下の通りです。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
株 株
発行可能株式総数
普通株式 2,304,000,000 2,304,000,000
発行済株式総数 ※1
期首残高 678,785,600 678,904,600
期中増加 ※2 36,500 46,900
四半期末残高 ※3 678,822,100 678,951,500
※1 当社の発行する株式は無額面普通株式であり、全額払込済です。
2 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における期中増加は、新株予約権の行使によるも
のです。
3 前第3四半期連結会計期間末において自己株式45,081株を、当第3四半期連結会計期間末において自己株式
を45,151株保有しています。
10 配当金
配当金支払額は、以下の通りです。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
決議日 1株当たり配当額 配当金の総額 基準日 効力発生日
2021年4月23日
12円 8,145百万円 2021年3月31日 2021年6月10日
取締役会
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
決議日 1株当たり配当額 配当金の総額 基準日 効力発生日
2022年4月27日
16円 10,862百万円 2022年3月31日 2022年6月13日
取締役会
23/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
11 金融商品の公正価値
(1) 公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下の通り決定しています。
① 償却原価で測定する金融資産
主として短期間で決済されるため帳簿価額と公正価値はほぼ同額です。
② 公正価値で測定する金融資産
上場有価証券の公正価値は、公表市場価格で測定されます。活発な市場を有しない金融資産や非上場有価
証券の場合には、当社グループは一定の評価技法を用いて公正価値を算定します。評価技法は、割引将来
キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法、純資産価値に基づく評価技
法、その他の評価技法を用いています。当該公正価値の測定には、割引率、評価倍率等の観察可能でないイ
ンプットを利用しています。
③ 償却原価で測定する金融負債
主として短期間で決済されるため帳簿価額と公正価値はほぼ同額です。
④ 公正価値で測定する金融負債
企業結合に伴う条件付対価は、主に割引キャッシュ・フロー法を用いて公正価値を測定しています。この
公正価値の測定にあたって、将来のキャッシュ・アウト・フロー金額等の観察可能でないインプットを利用
しています。
(2) 公正価値で測定する金融商品
公正価値の測定に使用する公正価値の階層は、次の3つに区分されます。
レベル1 ― 活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2 ― 直接または間接的に観察可能な、公表価格以外の価格で構成されたインプット
レベル3 ― 観察不能な価格を含むインプット
インプットが複数ある場合、公正価値の階層のレベルは、重要なインプットのレベルのうち最も低いレベルと
しています。
24/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
① 公正価値で認識する金融資産
公正価値の階層ごとに分類された、要約四半期連結財政状態計算書に公正価値で認識される金融資産は、
以下の通りです。なお、公正価値で測定する金融資産のレベル間の振替は、各年度の期首時点で発生したも
のとして認識しています。
前連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式 790 - 4,416 5,206
その他 - - 1,202 1,202
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産
株式 1,111 - 11 1,122
- - 65 65
その他
合計 1,901 - 5,694 7,596
前連結会計年度において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式 669 - 4,855 5,524
その他 - 1 3,826 3,827
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産
株式 1,182 - 11 1,192
- - 225 225
その他
合計 1,850 1 8,917 10,768
当第3四半期連結会計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
レベル3に分類された金融資産に係る期首残高から四半期末残高への調整は、以下の通りです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
4,813 5,694
期首残高
レベル1への振替 ※1
△200 -
購入 838 3,309
売却 △119 △30
利得又は損失
純損益 △84 361
その他の包括利益 △5 -
△23 △418
その他
四半期末残高 5,219 8,917
四半期末に保有する金融資産に関し、純損益と
△84 361
して認識された利得又は損失(△)(純額)
※1 活発な市場における市場価格による測定が可能となったことから、レベル1に振り替えています。
上記の金融資産に関し、純損益に認識された利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収
益」及び「その他の費用」に含まれています。その他の包括利益に認識した利得又は損失は、要約四半期連
結包括利益計算書の「公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動」に含めています。
レベル3に分類されている金融資産は、公正価値で測定する金融資産のうち、主として市場価格が入手で
きない非上場会社の発行する普通株式により構成されています。当該金融資産に係る公正価値の測定は四半
期ごとにグループ会計方針に準拠して行われ、上位者に報告され、承認を受けています。
なお、レベル3に分類された金融資産について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な
仮定に変更した場合に重要な公正価値の変動は見込んでおりません。
25/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
② 公正価値で認識する金融負債
公正価値の階層ごとに分類された、要約四半期連結財政状態計算書に公正価値で認識される金融負債は、
以下の通りです。
前連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
企業結合に伴う条件付対価
その他の短期金融負債 - - 885 885
- - 1,119 1,119
その他の長期金融負債
合計 - - 2,004 2,004
当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
企業結合に伴う条件付対価
その他の短期金融負債 - - 1,723 1,723
- - 1,919 1,919
その他の長期金融負債
合計 - - 3,642 3,642
レベル3に分類された金融負債に係る期首残高から四半期末残高への調整は、以下の通りです。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
1,411 2,004
期首残高
取得
1,075 1,933
決済 △145 △233
利得又は損失
純損益 - △68
為替換算差額 21 7
△110 -
その他
四半期末残高 2,252 3,642
四半期末に保有する金融負債に関し、純損益と
- △68
して認識された利得(△)又は損失(純額)
上記の金融負債に関し、純損益に認識された利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収
益」及び「その他の費用」に含まれています。
企業結合に伴う条件付対価は、四半期ごとにグループ会計方針に準拠して公正価値を測定し、上位者に報
告され、承認を受けています。
なお、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の変
動は見込んでおりません。
26/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
12 連結キャッシュ・フロー計算書の補足事項
子会社の支配喪失
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
当社の連結子会社であるMedliveが香港証券取引所へ新規上場する際に、当社はMedliveの過半数の取締役を
指名する権利を失効させることを決定いたしました。この結果、Medliveは当社の連結子会社から持分法適用
関連会社となりました。
本支配喪失に基づき投資持分を公正価値で測定したことにより認識した子会社の支配喪失に伴う利益は
9,443百万円です。また、当該子会社の支配喪失時の現金及び現金同等物の金額は2,986百万円です。
なお、Medliveが2021年7月15日に香港証券取引所へ上場したことに伴い、同社が新株を発行しました。こ
れにより、Medliveに係る持分変動利益を21,906百万円計上しました。
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
該当事項はありません。
13 1株当たり利益
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下の通りです。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
56,169 39,279
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)
基本的期中平均普通株式数(株) 678,757,781 678,882,462
希薄化性潜在的普通株式の影響
595,346 448,179
ストック・オプション
希薄化後の期中平均普通株式数 679,353,127 679,330,641
1株当たり四半期利益(円)
基本的1株当たり四半期利益 82.75 57.86
82.68 57.82
希薄化後1株当たり四半期利益
逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり 新株予約権4種類 新株予約権7種類
四半期利益の算定に含めなかった株式の概要 (新株予約権の数564個) (新株予約権の数1,990個)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
15,381 15,219
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)
基本的期中平均普通株式数(株) 678,773,040 678,900,183
希薄化性潜在的普通株式の影響
568,053 442,304
ストック・オプション
希薄化後の期中平均普通株式数 679,341,093 679,342,487
1株当たり四半期利益(円)
基本的1株当たり四半期利益 22.66 22.42
22.64 22.40
希薄化後1株当たり四半期利益
逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり 新株予約権5種類 新株予約権7種類
四半期利益の算定に含めなかった株式の概要 (新株予約権の数930個) (新株予約権の数1,990個)
14 後発事象
該当事項はありません。
15 要約四半期連結財務諸表の承認
本要約四半期連結財務諸表は、2023年2月10日に当社代表取締役社長によって承認されています。
27/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
2【その他】
該当事項はありません。
28/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
29/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月10日
エ ム ス リ ー 株 式 会 社
取 締 役 会 御 中
PwCあらた有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
久 保 田 正 崇
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
光 廣 成 史
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているエムスリー株式
会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年12
月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、
すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連
結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様
式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、エムスリー株
式会社及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期
連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせ
る事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の
責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を
入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するこ
とにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、経営者が清算若しくは事業停止の意図があるか、又はそれ以
外に現実的な代替案がない場合を除いて、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切である
かどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要があ
る場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
30/31
EDINET提出書類
エムスリー株式会社(E05425)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸
表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継
続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の
注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合
は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、
四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続
できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせ
る事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、
並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められない
かどうかを評価する。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単
独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じて
いる場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
31/31