明和産業株式会社 四半期報告書 第104期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
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明和産業株式会社(E02563)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年2月7日
【四半期会計期間】 第104期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
【会社名】 明和産業株式会社
【英訳名】 MEIWA CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 吉田 毅
【本店の所在の場所】 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
【電話番号】 03-3240-9011 (代表)
【事務連絡者氏名】 主計財務部長 小林 敏弘
総務人事部長 福島 弘久
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
【電話番号】 03-3240-9011 (代表)
【事務連絡者氏名】 主計財務部長 小林 敏弘
総務人事部長 福島 弘久
【縦覧に供する場所】 明和産業株式会社大阪支店
(大阪市中央区今橋四丁目4番7号)
明和産業株式会社名古屋支店
(名古屋市中村区名駅四丁目5番28号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第103期 第104期
第3四半期 第3四半期
回次 第103期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日 至 2022年3月31日
売上高 (百万円) 106,610 119,194 143,025
経常利益 (百万円) 2,596 3,077 3,410
親会社株主に帰属する
(百万円) 1,918 1,862 2,407
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 2,545 2,382 3,865
純資産額 (百万円) 34,647 35,491 35,967
総資産額 (百万円) 78,679 85,293 76,415
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 45.93 44.59 57.65
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 43.7 41.0 46.7
第103期 第104期
第3四半期 第3四半期
回次
連結会計期間 連結会計期間
自 2021年10月1日 自 2022年10月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
(円) 16.01 18.34
1株当たり四半期純利益
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について重要な変更はありませ
ん。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
なお、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第2 事業の状況」をご参照ください。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当 第3四半期 連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識し
ている主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更は
ありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当 第3四半期 連結累計期間は、景気は欧州においては後退傾向、米国及び中国においては減速傾向となり、我が
国においても減速傾向となりました。多くの国において新型コロナウイルスによる行動制限が緩和される一方で、
長期化するウクライナ情勢の影響、資源価格高騰による影響等、先行き不透明な状態が続いております。
このような状況のもと、 当 第3四半期 連結累計期間の 売上高は1,191億9千4百万円 と 前年同期の11.8%にあたる
125億8千3百万円の増収 、 営業利益は30億1千2百万円 と 前年同期の17.3%にあたる 4億4千4百万円の増益 、 経
常利益は30億7千7百万円 と 前年同期の18.5%にあたる 4億8千万円の増益と なり、 親会社株主に帰属する四半期
純利益については18億6千2百万円 と 前年同期の2.9%にあたる 5千5百万円の減益と なりました。
これらの結果、当 第3四半期 連結累計期間の1株当たり四半期純利益は44.59円と なりました。
なお、主な要因は以下のとおりであります。
・ 売上高については、第一事業、第二事業、第三事業が好調に推移したため増収となりました。
・ 営業利益については、売上高の増加による売上総利益が増加したことにより、販売費及び一般管理費の増加が
あったものの増益となりました。
・ 経常利益については、営業利益の増加、投資先からの受取配当金の増加等により、持分法による投資損失が増
加したものの増益となりました。
・法人税等については、過年度減損処理した政策保有株式売却により無税化処理を行った前年度の反動等があっ
たため増加しました 。
・親会社株主に帰属する四半期純利益については、上記要因の結果、減益となりました 。
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セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社グループの第一事業及び第三事業の組織再編を行いました。第一事業
は樹脂・難燃剤事業部の樹脂事業を第三事業に移管して難燃剤事業部に改称し、機能建材事業部を第三事業から編
入致しました。第三事業は高機能素材事業部を三分割し、それぞれ高機能素材事業部、機能化学品事業部、第一事
業から編入した樹脂事業と統合して合成樹脂事業部と致しました。
また、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載し
ております。
なお、セグメントごとの主な事業、事業内容及び主な取扱商品は次のとおりであります。
セグメントの名称 主な事業 事業内容及び主な取扱商品
資源・環境ビジネス事業 レアアース・レアメタル、環境関連、金属関連
第一事業 難燃剤事業 難燃剤
機能建材事業 断熱材、防水材、内装材
潤滑油、ベースオイル、添加剤
第二事業 石油製品事業
海外事業
高機能素材事業 フィルム製品、印刷原材料
機能化学品事業 製紙薬剤、粘接着剤
第三事業
合成樹脂事業 合成樹脂原料、合成樹脂製品
無機薬品事業 無機薬品
自動車事業 自動車部品関連
自動車・電池材料事業
電池材料事業 電池材料
① 第一事業
売上高は、306億8千2百万円 と 前年同期の14.8%にあたる 39億5千2百万円の増収 、 セグメント利益は、12億
7百万円 と 前年同期の80.1%にあたる 5億3千6百万円の増益 に なりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・資源・環境ビジネス事業は、資源関連、環境関連、金属関連ともに好調に推移しました。
・ 難燃剤事業は、需要が伸長し、好調に推移しました。
・ 機能建材事業は、断熱材や防水材は需要が持ち直し、好調に推移したものの、内装材は前年同期並に推移し
ました。
② 第二事業
売上高は、390億5千万円 と 前年同期の8.4%にあたる 30億2千2百万円の増収 、 セグメント利益は、14億3千
8百万円 と 前年同期の3.3%にあたる 4千5百万円の増益 に なりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・ 国内向けベースオイル・添加剤及び中国向けベースオイル・添加剤は需要が伸長し、好調に推移しました。
・ 中国潤滑油事業は、冷凍機油、建機純正オイルともに低調に推移しました。
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③ 第三事業
売上高は、435億5百万円 と 前年同期の13.0%にあたる 50億1百万円の増収 、 セグメント利益は、8億6千8百
万円 と 前年同期の4.5%にあたる 3千7百万円の増益 に なりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・ 高機能素材事業は、印刷原材料は前年同期並に推移したものの、フィルム製品は低調に推移しました。
・ 機能化学品事業は、製紙薬剤、粘接着剤ともに前年同期並に推移しました。
・ 合成樹脂事業は、合成樹脂原料、合成樹脂製品ともに前年同期並に推移しました。
・ 無機薬品事業は、好調に推移しました。
④ 自動車・電池材料事業
売上高は、46億3千5百万円 と 前年同期の12.4%にあたる 5億1千3百万円の増収 、 セグメント損失は、7億
6百万円 と前年同期から 3億2千万円の減益 (前年同期は3億8千5百万円の損失)に なりました。
これは主に以下の通り推移した結果によるものです。
・ 自動車事業は、持分法適用会社において損失が増加したことにより、減益となりました。
・電池材料事業は、自動車用などの電池材料販売の売上が堅調に推移しました。
当社グループの財政状態は、次のとおりであります。
当 第3四半期 連結会計期間末の 総資産は、852億9千3百万円 と 前連結会計年度末の11.6%にあたる 88億7千8百
万円の増加と なりました。 負債は、498億2百万円 と 前連結会計年度末の23.1%にあたる 93億5千4百万円の増加と
なり 、また、 純資産は354億9千1百万円 と 前連結会計年度末の1.3%にあたる 4億7千6百万円の減少と なりまし
た。
この結果、 自己資本比率は41.0% となりました。
なお、主な要因は以下のとおりであります。
・総資産については、主に現金及び預金と売上債権の増加により、流動資産が 前連結会計年度末の14.6%にあた
る 86億3千5百万円の増加と なったことによるものであります。
・負債については、主に仕入債務と短期借入金の増加により、流動負債が 前連結会計年度末の26.4%にあたる 94
億6千3百万円の増加と なったことによるものであります。
・純資産については、主に剰余金の配当を行ったことにより、利益剰余金が 前連結会計年度末の4.8%にあたる 11
億4千4百万円の減少と なったことによるものであります。
3 【経営上の重要な契約等】
当 第3四半期 連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 100,000,000
計 100,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期 会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可 内容
(2023年2月7日)
( 2022年12月31日 ) 金融商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 41,780,000 41,780,000
(プライム市場) 100株
計 41,780,000 41,780,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2022年12月31日 ― 41,780 ― 4,024 ― 2,761
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は 第3四半期 会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 16,800
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 41,712,800
完全議決権株式(その他) 417,128
普通株式 50,400
単元未満株式 ― 一単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 41,780,000 ―
総株主の議決権 417,128
―
(注) 1.「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式 92株が含まれております。
2. 当 第3四半期 会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2022年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
② 【自己株式等】
2022年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都千代田区丸の内
明和産業株式会社 16,800 - 16,800 0.04
三丁目3番1号
計 ― 16,800 - 16,800 0.04
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,255 8,676
※1 44,995 ※1 ,※4 50,443
受取手形、売掛金及び契約資産
商品 7,814 8,020
その他 1,388 987
△ 229 △ 268
貸倒引当金
流動資産合計 59,225 67,860
固定資産
有形固定資産 1,168 1,124
無形固定資産 208 154
投資その他の資産
投資有価証券 14,800 15,021
その他 1,036 1,155
△ 23 △ 22
貸倒引当金
投資その他の資産合計 15,813 16,154
固定資産合計 17,190 17,433
資産合計 76,415 85,293
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 28,197 34,494
短期借入金 5,787 8,394
1年内返済予定の長期借入金 - 550
未払法人税等 485 592
賞与引当金 681 441
698 840
その他
流動負債合計 35,850 45,313
固定負債
長期借入金 590 135
役員退職慰労引当金 - 307
退職給付に係る負債 901 874
3,106 3,171
その他
固定負債合計 4,597 4,489
負債合計 40,448 49,802
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,024 4,024
資本剰余金 2,761 2,761
利益剰余金 23,655 22,511
△ 4 △ 4
自己株式
株主資本合計 30,437 29,292
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,642 3,701
繰延ヘッジ損益 17 △ 13
為替換算調整勘定 1,770 2,168
△ 186 △ 147
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 5,242 5,708
非支配株主持分 287 490
純資産合計 35,967 35,491
負債純資産合計 76,415 85,293
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
売上高 106,610 119,194
98,499 110,228
売上原価
売上総利益 8,111 8,965
販売費及び一般管理費 5,543 5,953
営業利益 2,568 3,012
営業外収益
受取配当金 280 490
122 215
その他
営業外収益合計 402 705
営業外費用
支払利息 46 102
持分法による投資損失 283 421
44 117
その他
営業外費用合計 373 640
経常利益 2,596 3,077
特別利益
負ののれん発生益 - 25
211 5
その他
特別利益合計 211 30
特別損失
投資有価証券売却損 - 0
4 -
その他
特別損失合計 4 0
税金等調整前四半期純利益 2,803 3,107
法人税、住民税及び事業税
662 1,153
202 34
法人税等調整額
法人税等合計 865 1,188
四半期純利益 1,938 1,919
非支配株主に帰属する四半期純利益 20 57
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,918 1,862
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
四半期純利益 1,938 1,919
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 25 120
繰延ヘッジ損益 10 △ 31
為替換算調整勘定 479 △ 32
退職給付に係る調整額 60 47
81 358
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 606 463
四半期包括利益 2,545 2,382
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,523 2,327
非支配株主に係る四半期包括利益 21 55
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第1四半期連結会計期間において、株式会社アケアを株式取得により子会社化したため、同社を連結の範囲に含
めております。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 売上債権の流動化
当社は、売掛債権の流動化を行っており、当 第3四半期 連結会計期間末の金額は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当 第3四半期 連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
売掛金譲渡額 300 300
売掛金流動化に伴う遡及義務額 60 60
2 保証債務
連結会社以外の会社の金融機関等からの借入金に対して、次のとおり債務保証を行っております。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当 第3四半期 連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
非連結子会社及び関連会社の 非連結子会社及び関連会社の
104 108
銀行借入等 銀行借入等
計 104 計 108
3 当座貸越契約
当社グループは運転資金の効率的な調達を行うため主要取引金融機関と当座貸越契約を締結しております。この
契約に基づく当 第3四半期 連結会計期間末における借入未実行残高は次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当 第3四半期 連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
当座貸越契約の総額 4,650 4,650
借入実行残高 - -
差引額 4,650 4,650
※4 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。
なお、当 第3四半期 連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形
が、四半期連結会計期間末残高に含まれております。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当 第3四半期 連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
受取手形 - 665
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当 第3四半期 連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、 第3四
半期 連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
前 第3四半期 連結累計期間 当 第3四半期 連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
減価償却費 199 191
(株主資本等関係)
前 第3四半期 連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年6月25日
普通株式 626 15.00 2021年3月31日 2021年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
2021年10月29日
普通株式 1,962 47.00 2021年9月30日 2021年12月2日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
当 第3四半期 連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年6月24日
普通株式 3,006 72.00 2022年3月31日 2022年6月27日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前 第3四半期 連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
自動車・
(注)
第一事業 第二事業 第三事業 計
電池材料事業
売上高
日本 23,939 2,851 35,498 1,642 63,931 1,227 65,159
中国 962 31,487 1,801 2,301 36,553 - 36,553
その他 1,827 1,688 1,203 178 4,897 - 4,897
顧客との契約から生じ
26,729 36,028 38,503 4,122 105,383 1,227 106,610
る収益
その他の収益 - - - - - - -
外部顧客への売上高 26,729 36,028 38,503 4,122 105,383 1,227 106,610
セグメント間の内部
40 65 52 - 159 1 160
売上高又は振替高
計 26,769 36,093 38,555 4,122 105,542 1,229 106,771
セグメント利益
670 1,393 831 △ 385 2,508 14 2,523
又は損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差
異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益又は損失 金額
報告セグメント計 2,508
「その他」の区分の利益又は損失(△) 14
セグメント間取引消去 △53
全社費用(注) 126
四半期連結損益計算書の経常利益 2,596
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び営業外損益であります。
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Ⅱ 当 第3四半期 連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
自動車・
(注)
第一事業 第二事業 第三事業 計
電池材料事業
売上高
日本 27,710 4,330 40,692 1,691 74,424 1,320 75,745
中国 858 33,020 1,308 2,628 37,816 - 37,816
その他 2,112 1,699 1,504 315 5,632 - 5,632
顧客との契約から生じ
30,682 39,050 43,505 4,635 117,873 1,320 119,194
る収益
その他の収益 - - - - - - -
外部顧客への売上高 30,682 39,050 43,505 4,635 117,873 1,320 119,194
セグメント間の内部
34 103 10 - 148 2 150
売上高又は振替高
計 30,716 39,154 43,515 4,635 118,021 1,323 119,345
セグメント利益
1,207 1,438 868 △ 706 2,808 8 2,816
又は損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差
異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益又は損失 金額
報告セグメント計 2,808
「その他」の区分の利益又は損失(△) 8
セグメント間取引消去 △55
全社費用(注) 316
四半期連結損益計算書の経常利益 3,077
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び営業外損益であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、当社グループの第一事業及び第三事業の組織再編を行いました。第一事業は樹脂・
難燃剤事業部の樹脂事業を第三事業に移管して難燃剤事業部に改称し、機能建材事業部を第三事業から編入致しまし
た。第三事業は高機能素材事業部を三分割し、それぞれ高機能素材事業部、機能化学品事業部、第一事業から編入し
た樹脂事業と統合して合成樹脂事業部と致しました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載して
おります。
詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況
の分析」をご参照ください。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前 第3四半期 連結累計期間 当 第3四半期 連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
項目
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
1株当たり四半期純利益 45円93銭 44円59銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 1,918 1,862
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,918 1,862
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 41,763 41,763
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月7日
明和産業株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
東京事務所
指定有限責任社員
大 竹 貴 也
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
辻 伸 介
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている明和産業株式会社
の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年12月31日ま
で)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半
期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、明和産業株式会社及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要
な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公
正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認め
られないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レ
ビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期
連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明する
ことが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の
事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の
作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期
連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示してい
ないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単
独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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