株式会社巴川製紙所 四半期報告書 第164期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
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株式会社巴川製紙所(E00650)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年11月11日
【四半期会計期間】 第164期第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
【会社名】 株式会社巴川製紙所
【英訳名】 TOMOEGAWA CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 井上 善雄
【本店の所在の場所】 東京都中央区京橋二丁目1番3号
【電話番号】 03(3516局)3401番(大代表)
【事務連絡者氏名】 取締役専務執行役員CFO経営戦略本部長 山口 正明
【最寄りの連絡場所】 静岡県静岡市駿河区用宗巴町3番1号
【電話番号】 054(256局)4319番
【事務連絡者氏名】 経営戦略本部経理グループマネージャー 山本 直人
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第163期 第164期
回次 第2四半期 第2四半期 第163期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年9月30日 至 2022年9月30日 至 2022年3月31日
15,653 17,532 32,785
売上高 (百万円)
1,245 1,361 2,310
経常利益 (百万円)
親会社株主に帰属する四半期
829 1,255 1,650
(百万円)
(当期)純利益
985 1,867 2,307
四半期包括利益又は包括利益 (百万円)
16,090 19,203 17,616
純資産額 (百万円)
40,369 43,776 43,574
総資産額 (百万円)
1株当たり四半期(当期)純利
82.04 116.19 152.71
(円)
益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
30.6 34.1 30.9
自己資本比率 (%)
営業活動による
2,239 910 3,364
(百万円)
キャッシュ・フロー
投資活動による
111
(百万円) △ 28 △ 217
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 2,737 △ 1,189 △ 2,651
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末
3,483 4,894 4,737
(百万円)
(期末)残高
第163期 第164期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2021年7月1日 自 2022年7月1日
会計期間
至 2021年9月30日 至 2022年9月30日
40.82 7.70
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間は、当社の主力であるトナー事業や半導体関連事業が引き続き好調を維持したこと
に加え、円安の進展による海外売上高の嵩上げもあり、売上高は17,532百万円、前年同期比で1,878百万円の増
収(前年同期15,653百万円、前年同期比12.0%増)となりました。
利益面では、原燃料価格の高騰が継続したものの、価格転嫁と円安の追い風により、営業利益は1,205百万円
と前年同期比153百万円の増益(同1,051百万円、同比14.6%増)となりました。
経常利益は、ディスプレイ向けフィルム加工を行う関連会社からの持分法投資利益の計上などにより1,361百
万円、前年同期比で116百万円の増益(同1,245百万円、同比9.4%増)となりました。また、親会社株主に帰属
する四半期純利益については、第1四半期連結会計期間において2020年9月末に休止した米国トナー工場土地建
物等の売却益を計上した結果、1,255百万円となり、前年同期と比べ425百万円の増益(同829百万円、同比
51.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.トナー事業
トナー事業においては、引き続き市場の需要動向が強く、受注が堅調に推移したほか、為替相場の円安傾向
も追い風となりました。
利益面では、原燃料価格上昇の影響を受けたものの、販売価格への転嫁や、2020年9月の米国トナー工場閉
鎖に伴う固定費削減効果が引き続き貢献しました。
また、当連結会計年度期初に懸念された納入業者事由に基づくトナー原材料調達難による売上・損益悪化影
響については、利益率の高い製品への傾斜生産や他社原材料を使った製品の生産前倒しを行ったことにより、
影響を軽減することが出来ました。
この結果、売上高は7,322百万円(同5,616百万円、同比30.4%増)となり、セグメント(営業)利益は
1,150百万円(同433百万円の利益、同比165.7%増)となりました。
b.電子材料事業
電子材料事業においては、半導体、電子材料関連事業が前連結会計年度からの好調を維持する一方で、光学
フィルム関連事業は一過性の特需案件終了により販売減となりました。
利益面では、主に光学フィルム関連事業での販売減少が影響し、前年同期比で減益となりました。
この結果、売上高は2,948百万円(同3,094百万円、同比4.7%減)となり、セグメント(営業)利益は202百
万円(同671百万円の利益、同比69.8%減)となりました。
c.機能紙事業
機能紙事業においては、既存事業の縮小が進む中、子会社も含め需要が好調な一部製品の拡販に注力したこ
とや一部価格転嫁が進んだことにより前年同期比で増収となりました。
また費用面では、2019年12月及び2022年3月に実施した2台の大型抄紙製造設備の停機を含む構造改革の効
果が発現しましたが、原燃料価格上昇の影響を受けました。
この結果、売上高は5,234百万円(同4,935百万円、同比6.1%増)となり、セグメント(営業)損失は129百
万円(同33百万円の損失)となりました。
d.セキュリティメディア事業
セキュリティメディア事業においては、主要製品である通帳類等の需要の停滞が継続したものの、カード関
連製品などの拡販により販売増となりました。また内製比率の向上に努め、一層の固定費抑制を進めたことな
どから、売上高は1,907百万円(同1,893百万円、同比0.7%増)となり、セグメント(営業)利益は137百万円
(同112百万円、同比22.7%増)となりました。
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e.新規開発事業
新規開発事業においては、主にiCas関連製品の開発と販売を進めておりますが、一部製品の納入時期の遅れ
などにより、売上高は28百万円(同49百万円、同比41.4%減)となり、セグメント(営業)損失は236百万円
(同204百万円の損失)となりました。
f.その他の事業
その他の事業においては、売上高は91百万円(同63百万円、同比44.1%増)となり、セグメント(営業)利
益は43百万円(同57百万円、同比24.0%減)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、43,776百万円で、前連結会計年度末に比べ201百万円の増
加となりました。流動資産は21,721百万円で、前連結会計年度末に比べ326百万円の増加となり、その主な要因
は、前連結会計年度末に計上した未収消費税等が還付を受けたことで減少したものの、運転資金需要の減少によ
り現金及び預金が増加したことや、棚卸資産が増加したことなどによるものです。固定資産は22,054百万円で、
前連結会計年度末に比べ125百万円の減少となり、その主な要因は、閉鎖した米国トナー工場跡地の売却があっ
たことに加え、経年による減価償却により有形固定資産等が減少したことなどによるものです。
負債合計は24,572百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,385百万円の減少となりました。このうち流動負
債は14,858百万円で、前連結会計年度末に比べ14百万円の増加となり、その主な要因は、支払手形及び買掛金で
前第4四半期連結会計期間に比べ原材料仕入が減少したことや、諸経費の未払費用計上額が減少したものの、1
年内返済予定の長期借入金が増加したことなどによるものです。固定負債は9,714百万円となり、前連結会計年
度末に比べ1,400百万円の減少となり、その主な要因は、長期借入金の返済が進んだことなどによるものです。
なお、当第2四半期連結会計期間末における有利子負債残高は12,029百万円となり、前連結会計年度末に比べ
625百万円の減少となりました。
また、純資産合計は19,203百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,586百万円の増加となりました。これは
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や、連結子会社の完全子会社化を株式交換により実施したことに伴う
自己株式の減少に加え、為替相場の円安変動に伴う為替換算調整勘定の増加などによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ157百万円増加
し、4,894百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は910百万円(前年同期比1,328百万円の収入減)となりました。これは主に、棚
卸資産の増加171百万円や仕入債務の減少488百万円、法人税等の支払額369百万円などがあったものの、税金等
調整前四半期純利益1,792百万円に、売上債権の減少180百万円などがあったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は111百万円(前年同期は28百万円の支出)となりました。これは主に、有形固
定資産の取得による支出440百万円があったものの、有形固定資産の売却による収入が574百万円あったことなど
によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,189百万円(前年同期比1,548百万円の支出減)となりました。これは主に、
長期借入れによる収入200百万円があったものの、短期借入金の純減少額64百万円や長期借入金の返済による支
出951百万円、配当金の支払253百万円があったことなどによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重
要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、315百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
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当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更
はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 20,000,000
A種優先株式 2,000,000
計 22,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末現在 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2022年11月11日)
(2022年9月30日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
10,389,406 10,389,406
普通株式
スタンダード市場 100株
単元株式数
2,000,000 2,000,000
A種優先株式 非上場
1株
12,389,406 12,389,406
計 - -
(注) A種優先株式の内容は、以下のとおりです。
1.剰余金の配当
(1)優先配当金
当会社は、剰余金の配当を行うときは、当該剰余金の配当に係る基準日の最終の株主名簿に記載又は記録さ
れたA種優先株式を有する株主(以下「A種優先株主」という。)又はA種優先株式の登録株式質権者(以
下、A種優先株主と併せて「A種優先株主等」という。)に対し、普通株式を有する株主(以下「普通株主」
という。)又は普通株主の登録株式質権者(以下、普通株主と併せて「普通株主等」という。)に先立ち、法
令の定める範囲内において、A種優先株式1株につき下記1.(2)に定める額の剰余金(以下「優先配当金」と
いう。)の配当を行う。但し、当該剰余金の配当に係る基準日が属する事業年度と同一の事業年度に属する日
を基準日として、当会社が当該剰余金の配当に先立ちA種優先株主等に対して剰余金の配当(下記(3)に定める
累積未払優先配当金に係る剰余金の配当を除く。)を行ったときは、かかる剰余金の配当の合計額を控除した
額の剰余金の配当を行う。
(2)優先配当金の額
ある事業年度におけるA種優先株式1株当たりの優先配当金の額は、払込金額相当額に5.00%を乗じて算出
される額とする。但し、2021年3月末日に終了する事業年度については、払込期日から2021年3月末日までの
期間の実日数につき、1年を365日として日割計算を行うものとし、除算は最後に行い、円位未満は小数点以下
第4位まで算出し、その小数点以下第4位を四捨五入する。
(3)累積条項
ある事業年度に属する日を基準日としてA種優先株主等に対して行う1株当たりの剰余金の配当の総額が、
当該事業年度における優先配当金の額に達しないときは、その不足額は、当該事業年度(以下「不足事業年
度」という。)に係る定時株主総会(以下「不足事業年度定時株主総会」という。)の翌日(同日を含む。)
以降、実際に支払われた日(同日を含む。)まで、不足事業年度の翌事業年度以降の各事業年度において、年
率5.00%で1年毎の複利計算により(但し、1年目は不足事業年度定時株主総会の翌日(同日を含む。)から
不足事業年度の翌事業年度の末日(同日を含む。)までとする。)累積する。なお、当該計算は、1年を365日
とした日割計算により行うものとし、除算は最後に行い、円位未満は小数点以下第4位まで算出し、その小数
点以下第4位を四捨五入する。累積した不足額(以下「累積未払優先配当金」という。)については、当該翌
事業年度以降、優先配当金及び普通株主等に対する剰余金の配当に先立ち、A種優先株主等に対して配当す
る。なお、複数の事業年度に係る累積未払優先配当金がある場合は、古い事業年度に係る当該累積未払優先配
当金から先に配当される。また、かかる配当を行う累積未払優先配当金相当額に、A種優先株主等が権利を有
するA種優先株式の数を乗じた金額に1円未満の端数が生じるときは、当該端数は切り捨てる。
(4)非参加条項
当会社はA種優先株主等に対して優先配当金及び累積未払優先配当金の合計額を超えて剰余金の配当を行わ
ない。但し、当会社が行う吸収分割手続の中で行われる会社法第758条第8号ロ若しくは同法第760条第7号ロ
に規定される剰余金の配当又は当会社が行う新設分割手続の中で行われる同法第763条第1項第12号ロ若しくは
同法第765条第1項第8号ロに規定される剰余金の配当については、この限りではない。
2.残余財産の分配
(1)残余財産の分配
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当会社は、残余財産を分配するときは、A種優先株主等に対して、普通株主等に先立ち、A種優先株式1株
当たり、下記2.(2)に定める金額を支払う。
(2)残余財産分配額
A種優先株式1株当たりの残余財産分配額(以下「残余財産分配額」という。)は、1,000円に残余財産の分
配が行われる日における累積未払優先配当金に相当する金額を加えた金額とする。なお、残余財産分配額に、
A種優先株主等が権利を有するA種優先株式の数を乗じた金額に1円未満の端数が生じるときは、当該端数は
切り捨てる。
(3)非参加条項
A種優先株主等に対しては、上記のほか残余財産の分配を行わない。
3.議決権
(1)A種優先株主は、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会において、議決権を有しない。
(2)当会社が、会社法第322条第1項各号に定める行為をする場合においては、法令に別段の定めがある場合を除
き、A種優先株主を構成員とする種類株主総会の決議を要しない。
4.金銭を対価とする取得請求権(償還請求権)
(1)償還請求権の内容
A種優先株主等は、払込期日以降いつでも、当会社に対して金銭を対価としてA種優先株式の全部又は一部
を取得することを請求(以下「償還請求」という。)することができる。この場合、当会社は、A種優先株式
1株を取得するのと引換えに、当該償還請求の日(以下「償還請求日」という。)における会社法第461条第2
項所定の分配可能額を限度として、法令上可能な範囲で、当該償還請求の効力が生じる日に、当該A種優先株
主等に対して、下記4.(2)に定める金額(以下「償還価額」という。)の金銭を交付する。なお、償還請求日
における分配可能額を超えて償還請求が行われた場合、取得すべきA種優先株式は、抽選又は償還請求が行わ
れたA種優先株式の数に応じた比例按分その他の方法により当会社の取締役会において決定する。
(2)償還価額
A種優先株式1株当たりの償還価額は、基本償還価額(以下に定義する。)に、累積未払優先配当金及び償
還請求の効力が生じる日を日割計算基準日(以下に定義する。)とする優先配当金日割計算額(以下に定義す
る。)を加えた金額とする。なお、A種優先株式1株当たりの償還価額に、A種優先株主等が権利を有するA
種優先株式の数を乗じた金額に1円未満の端数が生じるときは、当該端数は切り捨てる。「基本償還価額」と
は、以下の算式によって算出される額をいう。
(基本償還価額算式)
基本償還価額=1,000円×償還係数
上記における「償還係数」とは、「償還請求の効力が生じる日」の属する次に掲げる各事業年度について、当
該事業年度に対応する係数をいう。
「償還請求の効力が生じる日」の属する事業年度 係数
(ⅰ)2021年及び2022年の各3月末日に終了する事業年度: 1.045
(ⅱ)2023年3月末日に終了する事業年度: 1.082
(ⅲ)2024年3月末日に終了する事業年度: 1.111
(ⅳ)2025年3月末日に終了する事業年度: 1.134
(ⅴ)2026年3月末日に終了する事業年度: 1.151
(ⅵ)2027年3月末日に終了する事業年度: 1.162
(ⅶ)2028年3月末日に終了する事業年度: 1.173
(ⅷ)2029年3月末日に終了する事業年度: 1.200
(ⅸ)2030年3月末日に終了する事業年度: 1.227
(ⅹ)2030年4月1日に開始する事業年度以降の各事業年度: 1.255
「日割計算基準日」とは、償還請求又は強制償還(下記5.に定義する。)に従ってA種優先株式を取得す
る日をいう。
「優先配当金日割計算額」とは、日割計算基準日の属する事業年度の末日を基準日として支払われるべき優
先配当金の額に、当該事業年度の初日(同日を含む。)から日割計算基準日(同日を含む。)までの期間の実
日数につき、1年を365日として日割計算により算出される金額(除算は最後に行い、円位未満は小数点以下第
4位まで算出し、その小数点以下第4位を四捨五入する。)(但し、当該事業年度における日割計算基準日よ
り前の日を基準日としてA種優先株主等に対し剰余金を配当したとき(当該事業年度より前の事業年度に係る
累積未払優先配当金の配当を除く。)は、その額を控除した金額とする。)をいう。
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(3)償還請求受付場所
東京都中央区京橋二丁目1番3号
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(4)償還請求の効力発生
償還請求の効力は、償還請求書が償還請求受付場所に到着した時又は償還請求書に記載された効力発生希望
日のいずれか遅い時点に発生する。
5.金銭を対価とする取得条項(強制償還)
当会社は、払込期日以降いつでも、当会社の取締役会が別に定める日(以下「強制償還日」という。)の到
来をもって、A種優先株主等の意思にかかわらず、当該強制償還日における分配可能額を限度として、A種優
先株主等に対して、償還価額(但し、上記4.(2)に規定する償還価額の定義における「償還請求の効力が生じ
る日」を「強制償還日」と読み替えて計算する。)に相当する金額を交付するのと引換えに、A種優先株式の
全部又は一部を取得することができる(この規定によるA種優先株式の取得を「強制償還」という。)。な
お、一部取得を行うにあたり、取得するA種優先株式は、抽選又は比例按分により当会社の取締役会において
決定する。
6.株式の分割、併合等
(1)当会社は、A種優先株式について株式の分割又は株式の併合を行わない。
(2)当会社は、A種優先株主には、募集株式の割当てを受ける権利又は募集新株予約権の割当てを受ける権利を
与えない。
(3)当会社は、A種優先株主には、株式無償割当て又は新株予約権無償割当てを行わない。
7.譲渡制限
譲渡によるA種優先株式の取得については、当会社の取締役会の承認を要する。
8.株式の種類ごとに異なる数の単元株式数の定め
普通株式の単元株式数は100株であります。A種優先株式には議決権が無いため、単元株式数は1株としてお
ります。
9.議決権の有無又はその内容の差異
普通株式は、株主としての権利内容に制限のない株式であります。A種優先株主は、法令に別段の定めのあ
る場合を除き、株主総会において、議決権を有しません。これは、資本増強にあたり、既存の株主への影響を
考慮したためであります。なお、A種優先株主は配当金や残余財産の分配について優先権を有しております。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日
数増減数(株) 数残高(株) (百万円) (百万円) 減額(百万円) 高(百万円)
2022年7月1日~
- 12,389,406 - 2,122 - 531
2022年9月30日
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(5)【大株主の状況】
2022年9月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数
氏名又は名称 住所 総数に対する所有
(千株)
株式数の割合
(%)
SMBCCP投資事業有限責任組
東京都千代田区丸の内1-1-2 2,000 16.16
合1号
凸版印刷㈱ 東京都台東区台東1-5-1 1,139 9.21
栄紙業㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 700 5.66
日本マスタートラスト信託銀行㈱
東京都港区浜松町2-11-3 518 4.18
(信託口)
鈴与㈱ 静岡県静岡市清水区入船町11-1 498 4.03
三井化学㈱ 東京都港区東新橋1-5-2 487 3.94
東紙業㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 463 3.74
三弘㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 448 3.62
静岡県静岡市駿河区用宗巴町3-1 439 3.55
巴川製紙取引先持株会
東京都千代田区丸の内1-1-2 395 3.20
㈱三井住友銀行
7,091 57.32
計 -
(注)1.千株未満の端数は切り捨てて表示しております。
2.上記日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、518千株
であります。
3.2020年6月15日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社三菱UF
J銀行及びその共同保有者である三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ国際投信株式会社が2020年6月
8日現在で下記の株式を所有している旨が記載されているものの、このうち、三菱UFJ信託銀行株式会社
及び三菱UFJ国際投信株式会社については、当社として当第2四半期会計期間末現在における実質所有株
式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりです。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2-7-1 293,952 2.83
三菱UFJ信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内1-4-5 144,600 1.39
三菱UFJ国際投信株式会社 東京都千代田区有楽町1-12-1 27,300 0.26
計 - 465,852 4.48
4.2022年8月5日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、三井住友DSアセットマネジメン
ト株式会社及びその共同保有者である株式会社三井住友銀行が2022年7月29日現在で下記の株式を所有して
いる旨が記載されているものの、このうち、三井住友DSアセットマネジメント株式会社については、当社
として当第2四半期会計期間末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況に
は含めていません。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりです。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
三井住友DSアセットマネジメン
東京都港区虎ノ門1-17-1 254,500 2.05
ト株式会社
株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1-1-2 395,915 3.20
計 - 650,415 5.25
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なお、所有株式に係る議決権の個数の多い順上位10名は、以下のとおりです。
2022年9月30日現在
総株主の議決権に
所有議決権数
氏名又は名称 住所 対する所有議決権
(個)
数の割合(%)
凸版印刷㈱ 東京都台東区台東1-5-1 11,394 10.99
栄紙業㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 7,004 6.76
日本マスタートラスト信託銀行㈱
東京都港区浜松町2-11-3 5,182 5.00
(信託口)
鈴与㈱ 静岡県静岡市清水区入船町11-1 4,988 4.81
三井化学㈱ 東京都港区東新橋1-5-2 4,878 4.70
東紙業㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 4,632 4.47
三弘㈱ 東京都中央区京橋1-1-9 4,486 4.33
静岡県静岡市駿河区用宗巴町3-1 4,396 4.24
巴川製紙取引先持株会
東京都千代田区丸の内1-1-2 3,959 3.82
㈱三井住友銀行
3,202 3.09
井上 善雄 東京都新宿区
54,121 52.24
計 -
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2022年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
A種優先株 (1)[株式の総数
2,000,000
無議決権株式 -
式 等]に記載のとおり
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
18,300
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
10,360,000 103,600
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
1単元(100株)未満
11,106
単元未満株式 普通株式 -
の株式
12,389,406
発行済株式総数 - -
103,600
総株主の議決権 - -
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社保有の自己株式54株が含まれております。
②【自己株式等】
2022年9月30日現在
発行済株式総数に
所有者の氏名又は 自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の住所 対する所有株式数
名称 株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
東京都中央区京橋
18,300 18,300 0.14
㈱巴川製紙所 -
2-1-3
18,300 18,300 0.14
計 - -
(注) 株主名簿上当社名義になっている株式は全て実質的に所有しております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から
2022年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る四半期連結財
務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
資産の部
流動資産
4,825 4,982
現金及び預金
7,078 7,053
受取手形及び売掛金
6,168 6,485
製品
66 63
仕掛品
2,169 2,260
原材料及び貯蔵品
1,106 911
その他
△ 21 △ 37
貸倒引当金
21,394 21,721
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
4,708 4,583
建物及び構築物(純額)
3,980 3,935
機械装置及び運搬具(純額)
5,469 5,386
土地
2,143 2,195
その他(純額)
16,302 16,101
有形固定資産合計
436 430
無形固定資産
投資その他の資産
5,029 5,117
投資有価証券
486 483
その他
△ 73 △ 78
貸倒引当金
5,441 5,522
投資その他の資産合計
22,180 22,054
固定資産合計
43,574 43,776
資産合計
負債の部
流動負債
6,326 5,880
支払手形及び買掛金
2,798 2,840
短期借入金
※2 1,882 ※2 2,586
1年内返済予定の長期借入金
358 315
未払法人税等
492 486
賞与引当金
2,983 2,748
その他
14,843 14,858
流動負債合計
固定負債
※2 7,228 ※2 5,886
長期借入金
1,946 1,945
退職給付に係る負債
286 300
役員退職慰労引当金
1,653 1,581
その他
11,114 9,714
固定負債合計
25,957 24,572
負債合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
純資産の部
株主資本
2,122 2,122
資本金
3,249 3,165
資本剰余金
6,999 8,001
利益剰余金
△ 288 △ 31
自己株式
12,083 13,258
株主資本合計
その他の包括利益累計額
289 290
その他有価証券評価差額金
390 765
為替換算調整勘定
716 631
退職給付に係る調整累計額
1,396 1,687
その他の包括利益累計額合計
4,136 4,258
非支配株主持分
17,616 19,203
純資産合計
43,574 43,776
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益及び包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
15,653 17,532
売上高
12,333 13,749
売上原価
3,319 3,782
売上総利益
※1 2,268 ※1 2,577
販売費及び一般管理費
1,051 1,205
営業利益
営業外収益
2 2
受取利息
40 46
受取配当金
192 181
持分法による投資利益
※2 131 ※2 83
その他
366 314
営業外収益合計
営業外費用
88 96
支払利息
83 62
その他
172 158
営業外費用合計
1,245 1,361
経常利益
特別利益
4 469
固定資産売却益
54
関係会社株式売却益 -
0
-
その他
58 469
特別利益合計
特別損失
12 37
減損損失
11 1
その他
23 38
特別損失合計
1,279 1,792
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 291 355
23
△ 32
法人税等調整額
314 322
法人税等合計
965 1,470
四半期純利益
(内訳)
829 1,255
親会社株主に帰属する四半期純利益
135 214
非支配株主に帰属する四半期純利益
その他の包括利益
9 2
その他有価証券評価差額金
105 479
為替換算調整勘定
△ 94 △ 85
退職給付に係る調整額
20 397
その他の包括利益合計
985 1,867
四半期包括利益
(内訳)
827 1,546
親会社株主に係る四半期包括利益
157 320
非支配株主に係る四半期包括利益
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(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,279 1,792
税金等調整前四半期純利益
852 806
減価償却費
12 37
減損損失
0 14
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 94 △ 85
受取利息及び受取配当金 △ 42 △ 49
88 96
支払利息
5
為替差損益(△は益) △ 125
持分法による投資損益(△は益) △ 192 △ 181
固定資産売却損益(△は益) △ 4 △ 469
関係会社株式売却損益(△は益) △ 54 -
642 180
売上債権の増減額(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 862 △ 171
930
仕入債務の増減額(△は減少) △ 488
△ 182 △ 133
その他
2,379 1,221
小計
利息及び配当金の受取額 87 140
利息の支払額 △ 93 △ 100
法人税等の支払額 △ 125 △ 369
30
法人税等の還付額 -
18
△ 39
その他
2,239 910
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 4 △ 20
3 21
定期預金の払戻による収入
有形固定資産の取得による支出 △ 559 △ 440
5 574
有形固定資産の売却による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
550
-
収入
△ 22 △ 23
その他
111
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 28
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 1,011 △ 64
450 200
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出 △ 2,035 △ 951
0
配当金の支払額 △ 253
非支配株主への配当金の支払額 △ 5 △ 5
△ 135 △ 114
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 2,737 △ 1,189
21 325
現金及び現金同等物に係る換算差額
157
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 504
3,988 4,737
現金及び現金同等物の期首残高
※ 3,483 ※ 4,894
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(追加情報)
(グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いの適用)
当社及び一部の国内連結子会社は、第1四半期連結会計期間から、連結納税制度からグループ通算制度へ移行
しております。これに伴い、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グルー
プ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日。以下
「実務対応報告第42号」という。)に従っております。また、実務対応報告第42号第32項(1)に基づき、実務対
応報告第42号の適用に伴う会計方針の変更による影響はないものとみなしております。
(四半期連結貸借対照表関係)
1 コミットメントライン契約
当社においては運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行5行と貸出コミットメント契約を締結しております。こ
の契約に基づく借入未実行残高等は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
当座貸越極度額及び貸出
5,000百万円 4,000百万円
コミットメントの総額
借入実行残高 - -
差引額 5,000 4,000
※2 財務制限条項
(1)「1」の契約には下記の財務制限条項が付されております。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
①2022年3月期末日における連結貸借対照表に示される ①2023年3月期末日以降の各事業年度の末日における連結
純資産の部の金額を、2021年3月期末日における連結 貸借対照表に示される純資産の部の金額を、2022年3月
貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の75% 期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部
に相当する金額以上に維持すること。 の合計金額の75%に相当する金額、又は直前の事業年度
末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の
合計金額の75%に相当する金額のうち、いずれか高い方
の金額以上に維持すること。
②2022年3月期第2四半期末日における連結貸借対照表 ②2023年3月期第2四半期以降の各第2四半期会計期間の
に示される純資産の部の金額を、2021年3月期第2四 末日における連結貸借対照表に示される純資産の部の金
半期会計期間の末日における連結貸借対照表に記載さ 額を、2022年3月期第2四半期会計期間の末日における
れる純資産の部の合計金額の75%に相当する金額以上 連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の
に維持すること。 75%に相当する金額、又は直前の事業年度第2四半期会
計期間の末日における連結貸借対照表に記載される純資
産の部の合計金額の75%に相当する金額のうち、いずれ
か高い方の金額以上に維持すること。
(2)1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金のうち、前連結会計年度末の3,600百万円及び当第2四半期連結
会計期間末の3,500百万円については、当社が締結しておりますシンジケートローン契約によるもので、下記
の財務制限条項が付されております。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
2022年3月期末日及びそれ以降の各事業年度末日及び第 同左
2四半期会計期間の末日における連結貸借対照表に記載
される純資産の部の合計金額を、2021年3月期末日ある
いは各時点の前年同期における連結貸借対照表に記載さ
れる純資産の部の合計金額のうちいずれか高い方の75%
に相当する金額以上に維持すること。
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(四半期連結損益及び包括利益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
給料手当 626 百万円 668 百万円
71 100
賞与引当金繰入額
13 17
退職給付費用
15 15
役員退職慰労引当金繰入額
51 54
減価償却費
251 315
研究開発費
※2 雇用調整助成金
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、休業を実施したことにより支給した休業手当について、雇用調
整助成金の特例措置の適用を受け、助成金の支給見込み額167百万円のうち116百万円を売上原価、販売費及び
一般管理費の給料手当から控除し、超過見込額50百万円を雇用調整助成金として営業外収益に計上しておりま
す。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、休業を実施したことにより支給した休業手当について、雇用調
整助成金の特例措置の適用を受け、助成金の支給見込み額42百万円を売上原価、販売費及び一般管理費の給料
手当から控除しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
現金及び預金勘定 3,557百万円 4,982百万円
△ 73
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △87
現金及び現金同等物 3,483 4,894
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
普通株式 153 15.00 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
2022年5月20日
取締役会
A種優先株式 100 50.14 2022年3月31日 2022年6月7日 利益剰余金
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2022年4月1日を効力発生日として、当社を株式交換完全親会社、当社の連結子会社である日本理
化製紙株式会社(以下、「日本理化」)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施いたしました。
また、同日付で、株式交換の実施前に日本理化は、当社の連結子会社2社から同社株式を取得し、消却して
おります。
これらを要因として、当第2四半期連結累計期間において、資本剰余金が84百万円、自己株式が257百万円
それぞれ減少し、当第2四半期連結会計期間末の残高は資本剰余金が3,165百万円、自己株式が31百万円と
なっております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
連結財務
その他 調整額
セキュリ
合計 諸表
(注)1 (注)2
トナー 電子材料 機能紙 ティ 新規開発
計上額
計
事業 事業 事業 メディア 事業
(注)3
事業
売上高
日本 1,257 1,978 4,712 1,893 49 9,891 63 9,955 - 9,955
中国(香港含む) 1,950 108 39 - - 2,098 - 2,098 - 2,098
その他のアジア 468 992 149 - - 1,610 - 1,610 - 1,610
欧州 1,588 1 5 - - 1,594 - 1,594 - 1,594
北米 246 13 29 - - 289 - 289 - 289
その他 105 - - - - 105 - 105 - 105
顧客との契約から
5,616 3,094 4,935 1,893 49 15,589 63 15,653 - 15,653
生じる収益
外部顧客への売上
5,616 3,094 4,935 1,893 49 15,589 63 15,653 15,653
-
高
セグメント間の内
352 39 392 337 729
部売上高又は振替 - - - △ 729 -
高
5,616 3,094 5,288 1,933 49 15,982 400 16,383 15,653
計 △ 729
セグメント利益又は
433 671 112 978 57 1,036 15 1,051
△ 33 △ 204
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流サービス等を含んでお
ります。
2.セグメント利益又は損失の調整額15百万円は、セグメント間取引消去額であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
連結財務
その他 調整額
セキュリ
合計 諸表
(注)1 (注)2
トナー 電子材料 機能紙 ティ 新規開発
計上額
計
事業 事業 事業 メディア 事業
(注)3
事業
売上高
日本 1,113 1,707 4,776 1,907 28 9,533 57 9,590 - 9,590
中国(香港含む) 2,384 185 70 - - 2,640 - 2,640 - 2,640
その他のアジア 802 1,046 320 - - 2,169 - 2,169 - 2,169
欧州 2,108 1 1 - - 2,111 - 2,111 - 2,111
北米 735 7 65 - - 808 - 808 - 808
その他 176 - - - - 176 - 176 - 176
顧客との契約から
7,322 2,948 5,234 1,907 28 17,440 57 17,497 - 17,497
生じる収益
その他の収益 - - - - - - 34 34 - 34
外部顧客への売上
7,322 2,948 5,234 1,907 28 17,440 91 17,532 17,532
-
高
セグメント間の内
301 77 379 305 684
部売上高又は振替 - - - △ 684 -
高
7,322 2,948 5,535 1,984 28 17,819 397 18,217 17,532
計 △ 684
セグメント利益又は
1,150 202 137 1,124 43 1,168 36 1,205
△ 129 △ 236
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流サービス等を含んでお
ります。
2.セグメント利益又は損失の調整額36百万円は、セグメント間取引消去額であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
1株当たり四半期純利益 82.04円 116.19円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 829 1,255
普通株主に帰属しない金額(百万円) - 50
(うち優先配当額(百万円)) - (50)
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
829 1,204
利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 10,114,103 10,371,053
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年11月11日
株式会社巴川製紙所
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
永井 勝
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
梶原 崇宏
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社巴
川製紙所の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から
2022年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る四半期連結財
務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益及び包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計
算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社巴川製紙所及び連結子会社の2022年9月30日現在の
財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表
示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを
行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査
人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社
から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎
となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連
結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成すること
が適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づ
いて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を
通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
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四半期報告書
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監 査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発
見事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並び
に監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガード
を講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係は
ない。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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