日本特殊陶業株式会社 四半期報告書 第123期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第123期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日) |
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提出日 | |
提出者 | 日本特殊陶業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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日本特殊陶業株式会社(E01136)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年11月9日
【四半期会計期間】 第123期第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
【会社名】 日本特殊陶業株式会社
【英訳名】 NGK SPARK PLUG CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 川合 尊
【本店の所在の場所】 名古屋市東区東桜一丁目1番1号
【電話番号】 (052)218-6399
【事務連絡者氏名】 グローバル戦略本部財務戦略室長 冨田 裕樹
【最寄りの連絡場所】 東京都港区港南一丁目8番23号
日本特殊陶業株式会社東京支社
【電話番号】 (03)6872-1001
【事務連絡者氏名】 東京総務課長 小山 晃章
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第122期 第123期
回次 第2四半期 第2四半期 第122期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年9月30日 至 2022年9月30日 至 2022年3月31日
売上収益 234,554 279,072
(百万円) 491,733
(第2四半期連結会計期間) ( 116,010 ) ( 141,966 )
税引前四半期(当期)利益 (百万円) 33,022 61,715 83,642
親会社の所有者に帰属する
25,030 43,085
四半期(当期)利益
(百万円) 60,200
(第2四半期連結会計期間) ( 12,447 ) ( 19,379 )
四半期包括利益又は当期包括利益 (百万円) 23,444 59,827 82,279
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 465,176 546,586 514,317
資産合計 (百万円) 748,300 876,559 823,181
基本的1株当たり四半期(当期)利益 123.05 211.94
(円) 296.04
(第2四半期連結会計期間) ( 61.20 ) ( 95.32 )
希薄化後
(円) - - -
1株当たり四半期(当期)利益
親会社所有者帰属持分比率 (%) 62.2 62.4 62.5
営業活動による
(百万円) 21,764 26,425 71,910
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) 1,766 △ 7,837 10,234
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 45,592 △ 13,655 △ 53,827
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 117,338 181,533 172,585
四半期末(期末)残高
(注)1 当社は要約四半期連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
していません。
2 上記指標は、国際会計基準(以下、「IFRS」)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基
づいています。
3 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
4 当社は、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託を導入しており、当該信託が保有する当社株式については
自己株式として計上しています。また、基本的1株当たり四半期(当期)利益の算定上、当該株式数を期中平
均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当企業集団が営んでいる事業の内容に重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前連結会計年度の有価証券報告書に
記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中に記載した将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したもの
です。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期における世界経済は、米国及び欧州においては、家計の過剰貯蓄、財政支援策等が個人消費を下支
えした結果、コロナ禍で先送りされた投資の再開、デジタル化や脱炭素に向けた取り組みなどにより、雇用・所得
環境など、一部に底堅い動きが見られるものの、労働不足・資源高・食糧高を主因とした高インフレや金融引き締
めが経済を下押しし、景気の重石となっています。中国においては生産活動の再開や政府の消費刺激策が景気押上
げ要因となるも、一部地域における行動制限の再発動や世界経済の減速を受けて景気は低迷しています。我が国経
済においては、活動制限の緩和に伴い個人消費は持ち直しの動きを見せるも、感染再拡大を受け回復ペースは鈍化
しました。高水準の企業収益を背景とした旺盛な設備投資や供給制約の緩和に伴う輸出の回復にけん引され、景気
は持ち直しの動きを見せる一方、世界経済のリセッション・地政学リスクの高まりによる不確実な状況が続いてい
ます。
当社グループの主要な事業基盤である自動車関連事業は、車載向け半導体の供給不足や原材料価格の高騰が当社
販売及び利益に影響を与えているものの、新車販売では、車載向け半導体の供給不足やウクライナ問題に伴う市況
の混乱、中国のロックダウンによる部品供給の混乱等のマイナス要因に一部改善の兆しが見られ、新車組付け用製
品は前年同期比で増加する結果となっています。
半導体製造装置業界においても、ウクライナ問題・インフレの影響、サプライチェーンの混乱による部品不足は
継続しているものの、大手ロジック・ファウンドリーの積極的な投資姿勢は維持されており、引き続き高い成長を
見込んでいます。
このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間における 売上収益は2,790億72百万円 (前年同
期比 19.0%増 )、 営業利益535億99百万円 (前年同期比 58.0%増 )、 税引前四半期利益617億15百万円 (前年同期比
86.9%増 )となり、 親会社の所有者に帰属する四半期利益は430億85百万円 (前年同期比 72.1%増 )となりました。
セグメントの業績
営業利益又は営業損失(△)
セグメントの名称 売上収益(百万円)
(百万円)
自動車関連 220,375 50,707
セラミック 54,708 7,037
新規事業 2,227 △6,268
その他 2,647 2,123
調整額 △886 -
合計 279,072 53,599
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<自動車関連>
当事業は、車載向け半導体の供給不足や原材料価格の高騰が当社販売及び利益に影響を与えているものの、原材
料価格高騰分の価格転嫁や半導体供給不足の一部改善により、新車組付け用製品の販売が好調に推移しています。
また、為替市場における急速な円安も当社販売及び利益を押し上げる要因となっており、第2四半期会計期間及び
第2四半期累計期間においてはともに前年度を上回る結果となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の 売上収益は2,203億75百万円 (前年同期比 18.9%増 )、 営業利益は507億
7百万円 (前年同期比 39.4%増 )となりました。
<セラミック>
当事業は、自動車関連向け機械工具の出荷が回復基調であり、半導体製造装置用部品についても、汎用向けでは
半導体製造装置における混乱により、需要に陰りが見られるものの、当社取り扱い製品においては世界的な半導体
需要に対応する旺盛な設備投資により堅調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の 売上収益は547億8百万円 (前年同期比 21.5%増 )、 営業利益は70億37百
万円 (前年同期比 102.5%増 )となりました。
<新規事業>
新規事業については、当第2四半期連結累計期間の 売上収益は22億27百万円 (前年同期比 1.6%増 )、 営業損失は
62億68百万円 (前年同期は 60億74百万円の営業損失 )となりました。
<その他>
その他の事業については、当第2四半期連結累計期間の 売上収益は26億47百万円 (前年同期比 15.5%減 )、固定
資産の売却等により 営業利益は21億23百万円 (前年同期比 1,346.1%増 )となりました。
当第2四半期
前連結会計年度
増減
連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
流動資産 (百万円) 482,255 537,161 54,906
非流動資産 (百万円) 340,925 339,397 △1,528
資産 合計 (百万円) 823,181 876,559 53,377
流動負債 (百万円) 135,607 165,197 29,590
非流動負債 (百万円) 169,585 161,487 △8,098
負債 合計 (百万円) 305,193 326,684 21,491
資本 合計 (百万円) 517,988 549,874 31,886
負債及び資本 合計 (百万円) 823,181 876,559 53,377
当第2四半期末の資産合計は、前連結会計年度末比 533億77百万円増加 の 8,765億59百万円 となりました。 これ
は、主として有形固定資産が減少した一方、営業債権及びその他の債権並びに棚卸資産が増加したことによるもの
です。
負債合計は、前連結会計年度末比 214億91百万円増加 の 3,266億84百万円 となりました。 これは、主として営業債
務及びその他の債務が増加したことによるものです。
資本合計は、前連結会計年度末比 318億86百万円増加 の 5,498億74百万円 となりました。これは、主として配当金
の支払により減少した一方で、四半期利益の計上による利益剰余金の増加及び為替換算調整の影響によりその他の
資本の構成要素が増加したことによるものです。
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(2) キャッシュ・フローの状況
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 21,764 26,425
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 1,766 △7,837
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △45,592 △13,655
現金及び現金同等物の四半期末残高 (百万円) 117,338 181,533
営業活動によるキャッシュ・フローにおける収入は、前年同期比 46億61百万円 増加の 264億25百万円 となりまし
た。 これは、主として法人所得税の支払により資金が減少した一方、税引前四半期利益の増加により資金が増加し
たことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期は 17億66百万円 の収入に対し、 78億37百万円 の支出となりまし
た。 これは、主として有形固定資産の売却による収入が増加した一方、有価証券の売却による収入及び満期を迎え
た有価証券の償還が減少したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローにより支出した資金は、前年同期比 319億36百万円減少 の 136億55百万円 とな
りました。これは、主として長期借入金の返済による支出が減少したことによるものです。
この結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して為替相場の変動による換算差額
40億15百万円 を加算した純額で 89億48百万円 増加し、 1,815億33百万円 となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な
変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発に係る費用は総額130億50百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 390,000,000
計 390,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年9月30日 ) (2022年11月9日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
プライム市場
普通株式 204,175,320 204,175,320 単元株式数は100株です。
名古屋証券取引所
プレミア市場
計 204,175,320 204,175,320 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数 発行済株式総数 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 増減数 残高 増減額 残高 増減額 残高
(千株) (千株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2022年7月1日~
- 204,175 - 47,869 - 54,824
2022年9月30日
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(5) 【大株主の状況】
2022年9月30日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(千株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町二丁目11-3 28,435 13.94
株式会社(信託口)
明治安田生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内二丁目1-1 16,794 8.23
第一生命保険株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目13-1 16,752 8.21
株式会社日本カストディ銀行(信
東京都中央区晴海一丁目8-12 9,032 4.43
託口)
全国共済農業協同組合連合会 東京都千代田区平河町二丁目7-9 7,304 3.58
日本生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内一丁目6-6 3,563 1.74
TОTО株式会社 福岡県北九州市小倉北区中島二丁目1-1 3,433 1.68
野村信託銀行株式会社(投信口) 東京都千代田区大手町二丁目2-2 3,201 1.57
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7-1 2,920 1.43
日特協力会持株会 愛知県名古屋市東区東桜一丁目1-1 2,733 1.34
計 ― 94,172 46.19
(注) 1 上記大株主の状況に記載しています株式会社三菱UFJ銀行及びその共同保有者3社から、2022年5月6日
付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、2022年4月25日現在当社株式を
10,963千株(5.37%)保有している旨が記載されているものの、そのうち三菱UFJ信託銀行株式会社が保有
している旨の報告を受けている6,380千株(3.12%)については、当社として2022年9月30日現在における実
質所有状況の確認ができないため上記大株主の状況には含めていません。
2 日特協力会持株会所有株式数には、会社法施行規則第67条第1項の規定により議決権を有していない株式数
114,800株が含まれています。
3 野村證券株式会社及びその共同保有者2社から、2021年12月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報
告書(変更報告書)において、2021年12月15日現在当社株式を12,887千株(6.31%)保有している旨が記載され
ているものの、そのうち野村アセットマネジメント株式会社が保有している旨の報告を受けている11,941千
株(5.85%)については、当社として2022年9月30日現在における実質所有状況の確認ができないため上記大
株主の状況には含めていません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
-
普通株式 325,600
完全議決権株式(自己株式等) 単元株式数は100株です。
(相互保有株式)
-
普通株式 114,800
完全議決権株式(その他) 普通株式 203,498,400 2,034,984 同上
単元未満株式 普通株式 236,520 - 1単元(100株)未満の株式です。
発行済株式総数 204,175,320 - -
総株主の議決権 - 2,034,984 -
(注)1 単元未満株式には、自己株式91株と相互保有株式早川精機工業株式会社保有分43株が含まれています。
2 完全議決権株式(その他)には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託保有の当社株式550,400株(議決権
5,504個)が含まれています。
② 【自己株式等】
2022年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 名古屋市東区東桜一丁目
325,600 - 325,600 0.16
日本特殊陶業株式会社 1番1号
岐阜県岐阜市六条
(相互保有株式)
- 114,800 114,800 0.06
早川精機工業株式会社
大溝1-13-1
計 - 325,600 114,800 440,400 0.22
(注) 1 他人名義で所有している株式数は、日特協力会持株会(当社取引先を会員とする持株会、名古屋市東区東桜
一丁目1番1号)名義で保有している株式です。
2 役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式は、上記自己株式等に含めていません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1. 要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣
府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満た
すことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠し
て作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から2022年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表
について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けています。
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1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
当第2四半期
前連結会計年度
注記 連結会計期間
(2022年3月31日)
(2022年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 172,585 181,533
営業債権及びその他の債権 123,944 133,047
その他の金融資産 15,760 13,220
棚卸資産 5 156,811 194,028
その他の流動資産 13,154 15,331
流動資産合計 482,255 537,161
非流動資産
有形固定資産 6 244,652 239,268
のれん及び無形資産 20,162 23,202
使用権資産 9,955 10,286
持分法で会計処理されている
6,987 7,608
投資
その他の金融資産 44,550 44,307
繰延税金資産 12,864 12,743
その他の非流動資産 1,752 1,980
非流動資産合計 340,925 339,397
資産合計 823,181 876,559
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(単位:百万円)
当第2四半期
前連結会計年度
注記 連結会計期間
(2022年3月31日)
(2022年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 53,572 70,376
社債及び借入金 18,601 30,544
その他の金融負債 3,551 3,522
未払法人所得税 19,215 20,386
その他の流動負債 40,664 40,367
流動負債合計 135,607 165,197
非流動負債
社債及び借入金 136,134 126,658
退職給付に係る負債 21,010 21,445
その他の金融負債 7,486 8,206
繰延税金負債 1,690 1,607
その他の非流動負債 3,264 3,569
非流動負債合計 169,585 161,487
負債合計 305,193 326,684
資本
資本金 47,869 47,869
資本剰余金 54,684 54,763
利益剰余金 375,968 391,024
自己株式 △ 1,754 △ 1,731
その他の資本の構成要素 37,550 54,661
親会社の所有者に帰属する
514,317 546,586
持分合計
非支配持分 3,670 3,288
資本合計 517,988 549,874
負債及び資本合計 823,181 876,559
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(2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
注記
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
売上収益 4,7 234,554 279,072
売上原価 △ 157,557 △ 176,787
売上総利益 76,997 102,285
販売費及び一般管理費 △ 44,556 △ 51,071
持分法による投資損益 552 358
その他収益 1,161 2,789
その他費用 △ 234 △ 762
営業利益 4 33,921 53,599
金融収益 1,449 8,758
金融費用 △ 2,347 △ 643
税引前四半期利益 33,022 61,715
法人所得税費用 △ 8,407 △ 18,951
四半期利益 24,615 42,764
四半期利益の帰属
親会社の所有者 25,030 43,085
非支配持分 △ 415 △ 321
1株当たり四半期利益 11
基本的1株当たり四半期利益(円) 123.05 211.94
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
注記
(自 2021年7月1日 (自 2022年7月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
売上収益 116,010 141,966
売上原価 △ 78,308 △ 90,680
売上総利益 37,702 51,286
販売費及び一般管理費 △ 21,974 △ 26,428
持分法による投資損益 304 164
その他収益 613 1,209
その他費用 △ 20 △ 257
営業利益 16,625 25,974
金融収益 162 1,617
金融費用 △ 1,078 △ 361
税引前四半期利益 15,709 27,230
法人所得税費用 △ 3,436 △ 7,995
四半期利益 12,272 19,234
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,447 19,379
非支配持分 △ 174 △ 144
1株当たり四半期利益 11
基本的1株当たり四半期利益(円) 61.20 95.32
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
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【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
注記
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
四半期利益 24,615 42,764
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
△ 1,418 △ 2,260
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 △ 0 △ 0
持分法適用会社における
0 4
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△ 1,418 △ 2,255
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 423 19,333
持分法適用会社における
△ 175 △ 15
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
247 19,318
可能性のある項目合計
その他の包括利益
△ 1,170 17,062
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 23,444 59,827
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 23,941 60,093
非支配持分 △ 496 △ 266
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
注記
(自 2021年7月1日 (自 2022年7月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
四半期利益 12,272 19,234
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
△ 72 △ 320
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 0 0
持分法適用会社における
0 △ 0
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△ 72 △ 321
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △ 2,089 4,909
持分法適用会社における
△ 173 △ 293
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△ 2,263 4,615
可能性のある項目合計
その他の包括利益
△ 2,335 4,293
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 9,937 23,528
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 10,183 23,721
非支配持分 △ 246 △ 192
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(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記
その他の包括
在外営業
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2021年4月1日時点の残高 47,869 54,856 325,187 △ 1,554 28,518 △ 6,044
四半期利益 25,030
その他の包括利益 △ 1,418 328
四半期包括利益合計 - - 25,030 - △ 1,418 328
自己株式の取得 △ 494
剰余金の配当 8 △ 7,134
株式報酬取引 △ 262 295
その他の資本の
構成要素から 4,181 △ 4,181
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △ 262 △ 2,952 △ 199 △ 4,181 -
2021年9月30日時点の残高 47,869 54,593 347,265 △ 1,754 22,918 △ 5,716
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記 非支配持分 資本合計
合計
確定給付制度の
合計
再測定
2021年4月1日時点の残高 - 22,473 448,831 2,794 451,626
四半期利益 - 25,030 △ 415 24,615
その他の包括利益 △ 0 △ 1,089 △ 1,089 △ 81 △ 1,170
四半期包括利益合計 △ 0 △ 1,089 23,941 △ 496 23,444
自己株式の取得 - △ 494 △ 494
剰余金の配当 8 - △ 7,134 △ 144 △ 7,279
株式報酬取引 - 32 32
その他の資本の
構成要素から 0 △ 4,181 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 0 △ 4,181 △ 7,596 △ 144 △ 7,741
2021年9月30日時点の残高 - 17,201 465,176 2,153 467,329
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当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記
その他の包括
在外営業
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2022年4月1日時点の残高 47,869 54,684 375,968 △ 1,754 22,394 15,156
四半期利益 43,085
その他の包括利益 △ 2,255 19,263
四半期包括利益合計 - - 43,085 - △ 2,255 19,263
自己株式の取得 △ 0
剰余金の配当 8 △ 27,927
株式報酬取引 79 24
その他の資本の
構成要素から △ 102 102
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 79 △ 28,029 23 102 -
2022年9月30日時点の残高 47,869 54,763 391,024 △ 1,731 20,240 34,420
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記 非支配持分 資本合計
合計
確定給付制度の
合計
再測定
2022年4月1日時点の残高 - 37,550 514,317 3,670 517,988
四半期利益 - 43,085 △ 321 42,764
その他の包括利益 △ 0 17,007 17,007 54 17,062
四半期包括利益合計 △ 0 17,007 60,093 △ 266 59,827
自己株式の取得 - △ 0 △ 0
剰余金の配当 8 - △ 27,927 △ 115 △ 28,042
株式報酬取引 - 103 103
その他の資本の
構成要素から 0 102 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 0 102 △ 27,825 △ 115 △ 27,940
2022年9月30日時点の残高 - 54,661 546,586 3,288 549,874
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(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
注記
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 33,022 61,715
減価償却費及び償却費 18,460 19,402
為替差損益(△は益) 1,903 △ 8,700
受取利息及び受取配当金 △ 874 △ 1,230
支払利息 489 607
持分法による投資損益(△は益) △ 552 △ 358
固定資産除売却損益(△は益) 253 △ 1,161
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) 509 1,434
棚卸資産の増減(△は増加) △ 19,679 △ 24,242
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △ 2,901 △ 1,282
退職給付に係る負債の増減(△は減少) △ 118 122
その他 △ 51 △ 2,196
小計 30,461 44,110
配当金の受取額 693 547
利息の受取額 284 541
利息の支払額 △ 430 △ 656
法人所得税の支払額 △ 9,243 △ 18,117
営業活動によるキャッシュ・フロー 21,764 26,425
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 1,342 2,758
有価証券の純増減額(△は増加) 12,000 -
有形固定資産の取得による支出 △ 13,726 △ 10,691
有形固定資産の売却による収入 82 3,278
無形資産の取得による支出 △ 1,513 △ 1,912
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得に
12 △ 2,677 -
よる支出
投資有価証券の取得による支出 △ 489 △ 1,484
投資有価証券の売却及び償還による収入 6,474 -
その他 272 215
投資活動によるキャッシュ・フロー 1,766 △ 7,837
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 18,355 4,710
長期借入れによる収入 - 500
長期借入金の返済による支出 △ 18,000 △ 6,068
リース負債の返済による支出 △ 1,468 △ 1,682
自己株式の取得による支出 △ 494 △ 0
親会社の所有者への配当金の支払による支出 8 △ 7,129 △ 10,999
非支配持分への配当金の支払による支出 △ 144 △ 115
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 45,592 △ 13,655
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 △ 119 4,015
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 22,181 8,948
現金及び現金同等物の期首残高 139,520 172,585
現金及び現金同等物の四半期末残高 117,338 181,533
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
日本特殊陶業株式会社は、日本に所在する企業です。登記されている本店及び主要な事業所の住所は、ホームペー
ジ(https://www.ngkntk.co.jp/)で開示しています。
当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」という。)並びに関連会社に対
する持分により構成されています。
当社グループの主な事業は、「4.セグメント情報」に記載されています。
2.作成の基礎
(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載
当社は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしてい
るため、要約四半期連結財務諸表を同規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しています。
本要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、
前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
本要約四半期連結財務諸表は、2022年11月9日に代表取締役社長 川合 尊によって承認されています。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成
しています。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しています。日本円で表示して
いるすべての財務情報は、百万円未満を切り捨てて記載しています。
(4) 未適用の公表済み基準書及び解釈指針
当社グループの要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与えるものはありません。
(5) 見積り及び判断の利用
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成では、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費
用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っています。ただし、実際の業績はこれらの見積りと
は異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しています。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計
期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
本要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、原則として前連結会計年度
と同様です。
3.重要な会計方針
当社グループの本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度の連結財務諸表に
おいて適用した会計方針と同一です。
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4. セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメント
を基礎に決定しています。
当社グループは、社内カンパニー制を導入しており、各事業カンパニーは、取り扱う製品について国内及び海外
の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。
したがって、当社グループは、社内カンパニーを基礎とした製品別のセグメントから構成されています。
その上で、セグメント情報では製品の内容、市場等の類似性を勘案して、複数の事業セグメントを集約し、「自
動車関連」、「セラミック」及び「新規事業」を報告セグメントとしています。
「自動車関連」は、スパークプラグや排気ガスセンサ等、主として自動車に組み付けられる部品の製造販売を
行っています。「セラミック」では、切削工具、産業機器部品、半導体製造装置用部品、半導体パッケージ及び医
療用酸素濃縮器等の製造販売を行っています。「新規事業」では、環境エネルギー分野等の新規事業に関する製品
の製造販売を行っています。
(2) セグメント収益及び業績
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
その他
合計 調整額 連結損益計
自動車
(注1)
セラミック 新規事業 計
算書(注2)
関連
売上収益
外部収益 185,285 43,945 2,192 231,423 3,131 234,554 - 234,554
セグメント間収益 - 1,095 - 1,095 - 1,095 △ 1,095 -
収益合計 185,285 45,041 2,192 232,519 3,131 235,650 △ 1,095 234,554
セグメント利益
36,373 3,475 △ 6,074 33,774 146 33,921 - 33,921
又は損失(△)
金融収益 1,449
金融費用 △ 2,347
税引前四半期利益 33,022
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福利厚生サービス業
等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結財務諸表の営業利益と調整しています。
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当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
その他
合計 調整額 連結損益計
自動車
(注1)
セラミック 新規事業 計
算書(注2)
関連
売上収益
外部収益 220,375 53,822 2,227 276,425 2,647 279,072 - 279,072
セグメント間収益 - 886 - 886 - 886 △ 886 -
収益合計 220,375 54,708 2,227 277,311 2,647 279,958 △ 886 279,072
セグメント利益
50,707 7,037 △ 6,268 51,476 2,123 53,599 - 53,599
又は損失(△)
金融収益 8,758
金融費用 △ 643
税引前四半期利益 61,715
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福利厚生サービス業
等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結財務諸表の営業利益と調整しています。
5.棚卸資産
期中に売上原価に含めて費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
評価減の金額(△は戻入金額) △166 114
6.有形固定資産
(1) 有形固定資産の取得及び処分
有形固定資産の取得及び処分の金額は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
有形固定資産の取得 12,132 9,375
有形固定資産の処分 △119 △2,004
(2) コミットメント
有形固定資産の取得に関する契約上のコミットメントは次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
有形固定資産の取得に関する
8,873 12,625
コミットメント
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7.売上収益
当社グループのセグメントは、社内カンパニーを基礎とした製品別のセグメントから構成されており、当社の構成
単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、
定期的に検討を行う対象となっているものです。顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、セグメント
別に分解しています。分解した収益とセグメント売上収益との関連は、次のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
(単位:百万円)
合計
自動車関連 185,285
プラグ 119,083
センサ 66,202
セラミック 43,945
新規事業 2,192
その他 3,131
合計 234,554
(注) 外部顧客への売上収益で表示しています。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
合計
自動車関連 220,375
プラグ 139,347
センサ 81,028
セラミック 53,822
新規事業 2,227
その他 2,647
合計 279,072
(注) 外部顧客への売上収益で表示しています。
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8.配当金
当社は、剰余金の配当について、会社法の規定に基づいて算定される分配可能額の範囲内で行っています。分配可
能額は、日本基準に準拠して作成された当社の会計帳簿において利益剰余金の金額に基づいて算定されています。
配当金の支払額は次のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議日 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2021年5月7日
7,134 35.00 2021年3月31日 2021年6月4日
取締役会
(注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式に対する配当金14百万円が含ま
れています。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議日 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2022年4月28日
11,007 54.00 2022年3月31日 2022年6月3日
取締役会
(注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式に対する配当金 30 百万円が含ま
れています。
基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後
となるものは次のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議日 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2021年10月27日
利益剰余金 9,784 48.00 2021年9月30日 2021年11月30日
取締役会
(注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式に対する配当金27百万円が含ま
れています。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議日 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2022年9月26日
利益剰余金 16,919 83.00 2022年9月30日 2022年 11 月30日
取締役会
(注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式に対する配当金45百万円が含ま
れています。
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9.金融商品
(1) 公正価値測定方法
金融商品の公正価値は、次のとおり算定しています。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、その他の金融資産、営業債務及びその他の債務、その他の金融
負債)
短期間で決済されるものについては、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっていま
す。その他については、将来キャッシュ・フローを期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現
在価値等により算定しています。公正価値の測定ではレベル2に分類しています。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
上場株式の公正価値については、期末日の市場価格によって算定し、公正価値の測定ではレベル1に分類してい
ます。公社債等の公正価値については、取引先金融機関から提示された価格等により、利用可能な情報に基づく合
理的な評価方法により算定し、公正価値の測定ではレベル2又はレベル3に分類しています。非上場株式等の公正
価値については、主として時価純資産法により算定し、公正価値の測定ではレベル3に分類しています。レベル3
の金融商品に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しています。公正価値の測定に際しては、対象
となる金融商品の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプットを用いています。また、
公正価値の測定結果については、上位役職者のレビューを受けています。
レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更し
た場合の公正価値の増減は重要ではありません。
デリバティブ等は、取引先金融機関等から提示された金利、為替等の観察可能な市場データに基づいて算定して
います。観察可能な市場データを利用して公正価値を算出しているため、公正価値の測定ではレベル2に分類して
います。
(社債及び借入金)
社債は、取引先金融機関から提示された価格によっています。
短期借入金は、短期間で決済されるものであり、公正価値が帳簿価額と近似しているため、公正価値は帳簿価額
と同額とみなしています。
長期借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入れを行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法に
よっています。なお、いずれも観察可能な市場データを利用して公正価値を算出しているため、公正価値の測定で
はレベル2に分類しています。
(2) 公正価値のヒエラルキー
金融商品の公正価値のヒエラルキーは、次のとおり分類しています。
レベル1:活発な市場において相場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外で、直接又は間接的に観察可能な価格により測定された公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを含む、評価技法を用いて測定された公正価値
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償却原価で測定する主な金融商品
前連結会計年度( 2022年3月31日 )
(単位:百万円)
公正価値
帳簿価額
レベル1 レベル2 レベル3 合計
負債
社債 49,852 - 49,740 - 49,740
借入金 91,865 - 91,112 - 91,112
合計 141,717 - 140,852 - 140,852
(注) 1 社債、借入金については、1年以内に償還又は返済予定の残高を含んでいます。
2 短期の金融資産及び短期の金融負債は、帳簿価額と公正価値が近似しているため、上表には含めていませ
ん。
当第2四半期連結会計期間( 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
公正価値
帳簿価額
レベル1 レベル2 レベル3 合計
負債
社債 49,872 - 49,649 - 49,649
借入金 86,856 - 86,122 - 86,122
合計 136,728 - 135,771 - 135,771
(注) 1 社債、借入金については、1年以内に償還又は返済予定の残高を含んでいます。
2 短期の金融資産及び短期の金融負債は、帳簿価額と公正価値が近似しているため、上表には含めていませ
ん。
経常的に公正価値で測定する金融商品
前連結会計年度( 2022年3月31日 )
(単位:百万円)
公正価値
帳簿価額
レベル1 レベル2 レベル3 合計
資産
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する
金融資産:
43,389 36,994
株式 - 6,394 43,389
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産:
公社債等 36 - - 36 36
合計 43,425 36,994 - 6,430 43,425
負債
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債:
467
デリバティブ負債 - 467 - 467
合計 467 - 467 - 467
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当第2四半期連結会計期間( 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
公正価値
帳簿価額
レベル1 レベル2 レベル3 合計
資産
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する
金融資産:
株式 42,545 34,215 - 8,329 42,545
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産:
公社債等 50 - - 50 50
合計 42,595 34,215 - 8,379 42,595
負債
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債:
デリバティブ負債 314 - 314 - 314
合計 314 - 314 - 314
(3) レベル3に分類された金融商品の変動
レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への増減は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
期首残高 4,519 6,430
利得及び損失合計 0 494
純損益(注1) 0 7
その他の包括利益(注2) 0 486
取得 477 1,444
処分 - -
その他 4 10
期末残高 5,001 8,379
(注) 1 純損益に含まれている利得及び損失は、決算日時点の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する
ものです。これらの利得及び損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれ
ています。
2 その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定
する金融資産に関するものです。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包
括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれています。
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10. 偶発事象
訴訟等
当社グループは、自動車関連事業における過去の一部の取引において競争法違反の疑いがあるとして海外の当局
による調査を受けています。これに関連し、顧客からの損害賠償の交渉、民事訴訟も提起されています。当社はこ
れらについて国及び競争法当局の調査の状況、和解交渉の進展状況及び担当弁護士からの意見聴取等を踏まえて個
別にリスクを検討し、将来発生する可能性がある和解金等の損失見込額を費用計上しています。競争法関連費用引
当金の残高は、前連結会計年度末において830百万円、当第2四半期連結会計期間末において0百万円です。損失見
込額は現時点において入手可能な情報に基づいていますが、見積り特有の不確実性があるため、今後新たな事実が
判明した場合等には追加の損失が発生する可能性があります。なお、IAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」
に従い、当社の立場が不利になる可能性があるため、訴訟等に係る詳細な内容を開示していません。
11.1株当たり四半期利益
(1) 1株当たり情報
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
基本的1株当たり四半期利益(円) 123.05 211.94
(注) 希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2021年7月1日 (自 2022年7月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
基本的1株当たり四半期利益(円) 61.20 95.32
(注) 希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
(2) 基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、次のとおりです。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 25,030 43,085
普通株式の期中平均株式数(千株) 203,425 203,293
(注) 基本的1株当たり四半期利益の算定において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式を期
中平均株式数から控除しています。
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2021年7月1日 (自 2022年7月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 12,447 19,379
普通株式の期中平均株式数(千株) 203,385 203,298
(注) 基本的1株当たり四半期利益の算定において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式を期
中平均株式数から控除しています。
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12.企業結合
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
(取得による企業結合)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
AMSR, LLC
被取得企業の名称
事業の内容 酸素濃縮器等の販売
② 企業結合を行った主な理由
当社は、被取得企業が有する販売チャンネルを当社グループ内に取り込むことにより、当社及び当社の連結子
会社が手掛ける酸素濃縮器事業の拡大を目指し、当該企業結合を実施しました。
③ 取得日
2021年9月1日
④ 取得した議決権付資本持分の割合
100%
⑤ 被取得企業の支配を獲得した方法
当社の連結子会社による現金を対価とした株式取得
(2) 取得日における取得資産、引受負債及び移転対価の公正価値の内訳
(単位:百万円)
公正価値
取得資産及び引受負債の公正価値
現金及び現金同等物 22
営業債権及びその他の債権 4
棚卸資産 65
有形固定資産 25
無形資産 319
使用権資産 76
その他の資産 53
営業債務及びその他の債務 △97
その他の負債 △158
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) 311
のれん 2,388
合計 2,699
移転対価の公正価値
現金及び現金同等物 2,699
合計 2,699
(注)1 企業結合に係る取得関連費用83百万円は「販売費及び一般管理費」に計上しています。
2 当該企業結合により生じたのれんは、今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力に関連して発生
したものであり、税務上損金算入可能な金額はありません。
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(3) 取得に伴うキャッシュ・フロー
(単位:百万円)
金額
取得により支出した現金及び現金同等物 2,699
取得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物 △22
合計 2,677
(4) 業績に与える影響
取得日以降に被取得企業に生じた売上収益及び四半期利益は影響が軽微のため記載を省略しています。また、企
業結合が期首に実施されたと仮定した場合の結合後企業の当報告期間における売上収益及び四半期利益について
は、要約四半期連結損益計算書に与える影響が軽微であるため記載を省略しています。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
該当事項はありません。
13.後発事象
当社は、2022年10月28日開催の取締役会において、IMC International Metalworking Companies B.V(以下、「I
MC」)との当社連結子会社の合弁会社化による資本業務提携(以下、「本提携」)に関する合弁契約を締結するこ
とを決議いたしました。
(1) 本提携の目的
当社グループでは、2020年4月よりスタートした長期経営計画「2030 長期経営計画 日特BX」において、2030
年時点でのありたい姿として、各々の事業が市場成長率を超える事業成長を達成することを目指しています。
機械工具事業においては、1958年にセラミック工具の販売を開始して以来、その領域を広げ、現在は幅広いライ
ンアップで高能率・高精度加工に貢献する商品を世界中のお客様にお届けしており、2030年に向けては、技術力・
競争力・販売力を強化し、収益力の改善を目指しています。
一方で、グローバル市場においては、多種多様な用途に対応した豊富な形状・材質の切削工具を取り揃える総合
メーカーがスケールメリットを活かして拡販・収益力の向上を図っています。そうした環境下において、当社グ
ループの機械工具事業が競争力を維持し、さらなる成長を遂げるため、商品ラインアップの増強や収益力の向上を
目的とした他社との協業も検討してまいりました。
IMCは、多くの機械工具各分野の優良企業を傘下とし、高い技術力と収益性、豊富な商品ラインアップ、そし
てグローバルな販売網を持つ国際的な総合機械工具企業グループです。本提携を通じて、IMCにおいては当社の
持つ技術力や商品ラインアップを活用した一層の事業規模の拡大、当社においてはIMCのスケールメリットを活
かした調達業務の円滑化、商品ラインアップの増強、生産システム・ノウハウの共有による合理化、顧客ニーズ捕
捉の拡大と開発スピードの向上が実現され、ひいてはお客様により良い製品をお届けすることが可能になると判断
したことから、本提携の決定に至りました。
(2) 本提携の方法
当社の機械工具事業を当社の連結子会社であるNTKカッティングツールズ株式会社(以下、「NTKカッティ
ングツールズ」)に承継することで集約したうえで、当社が保有するNTKカッティングツールズ株式の一部をI
MCに譲渡することで、持株比率をIMC51.0%、当社49.0%とし、NTKカッティングツールズを両社の合弁会社
として運営します。なお、本提携により、NTKカッティングツールズは当社の連結対象外となり、持分法適用会
社となります。
なお、当社からNTKカッティングツールズへの機械工具事業の承継は吸収分割の方法によることを予定してい
ます。
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(3) 本提携の相手先の概要(2022年3月31日時点)
①名称 IMC International Metalworking Companies B.V.
②所在地 Zwolleweg 6 2803 PS Gouda The Netherlands
③事業内容 金属加工製品の製造、販売
(注) 相手先の財政状態及び経営成績につきましては、当事者間の守秘義務契約により非公開としています。
(4) 合弁会社化する当社連結子会社の概要(2022年3月31日時点)
①名称 NTKカッティングツールズ株式会社
②所在地 愛知県小牧市大字岩崎2808
③事業内容 機械工具の製造
④資本金 50百万円
(5) 合弁会社化に伴う株式譲渡前及び譲渡後の所有株式数及び総株主の議決権に対する割合
未定 (注)
①譲渡前の所有株式数
(総株主の議決権に対する割合:100.0%)
②譲渡株式数 未定 (注)
譲渡価額につきましては、当事者間の守秘義務契約
③譲渡価額
により非公開としています。
未定 (注)
④譲渡後の所有株式数
(総株主の議決権に対する割合:49.0%)
(注) 株式譲渡に先立ち、当社及びNTKカッティングツールズ間の吸収分割において、当社はNTKカッティ
ングツールズから株式の割り当て受けることを予定していますが、割当株式数が現時点で確定していない
ため未定としています。
(6) 日程
合弁契約書承認の取締役会決議日 2022年10月28日
合弁契約書締結日 2022年10月28日
株式譲渡日 2023年4月3日(予定)
合弁事業開始日 2023年4月3日(予定)
(7) 業績に与える影響
現時点で、本提携が当社の業績に与える影響は未定です。
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2 【その他】
①剰余金の配当
2022年 9 月 26 日開催の取締役会において、次のとおり決議が行われました。
配当の総額 16,919 百万円
1株当たりの配当額 83 円 00 銭
支払請求の効力発生日及び支払開始日 2022年 11 月 30 日
(注)1 2022年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対して支払います。
2 配当の総額は、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が保有する当社株式に対する配当金45百万円が含
まれています。
②その他
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年11月9日
日本特殊陶業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
名古屋事務所
指定有限責任社員
公認会計士 松 木 豊
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 時々輪 彰 久
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日本特殊陶業
株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から
2022年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る要約四半期連
結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算
書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記に
ついて四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用
語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、日
本特殊陶業株式会社及び連結子会社の2022年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期
間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示
していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを
行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける
監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子
会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の
基礎となる証拠を入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示す
ることにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示す
るために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成
することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関す
る事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期報告書
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要
約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を
通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号
「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付け
る。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半
期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事
項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況によ
り、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び
内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認
められないかどうかを評価する。
・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査
人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発
見事項について報告を行う。
監査人は、 監査等委員会 に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並び
に監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガード
を講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係は
ない。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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