蝶理株式会社 四半期報告書 第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年11月11日
【四半期会計期間】 第76期第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
【会社名】 蝶理株式会社
【英訳名】 CHORI CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 先 濵 一 夫
【本店の所在の場所】 大阪市中央区淡路町一丁目7番3号
【電話番号】 (06)6228局5084番
【事務連絡者氏名】 経営管理部長 河 村 泰 孝
【最寄りの連絡場所】 東京都港区港南二丁目15番3号
【電話番号】 (03)5781局6201番
【事務連絡者氏名】 経営管理部長 河 村 泰 孝
【縦覧に供する場所】 蝶理株式会社東京本社
(東京都港区港南二丁目15番3号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第75期 第76期
回次 第2四半期 第2四半期 第75期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年9月30日 至 2022年9月30日 至 2022年3月31日
売上高 (百万円) 130,026 168,472 284,096
経常利益 (百万円) 5,269 7,383 10,274
親会社株主に帰属する
(百万円) 3,987 4,789 6,811
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は
(百万円) 5,033 7,329 8,157
包括利益
純資産額 (百万円) 63,007 71,334 65,096
総資産額 (百万円) 123,139 150,298 134,121
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 162.06 194.65 276.82
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 51.1 47.5 48.5
営業活動による
(百万円) △ 2,559 2,716 △ 2,330
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) 415 162 197
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 659 347 △ 4,015
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 15,118 16,267 12,024
四半期末(期末)残高
第75期 第76期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2021年7月1日 自 2022年7月1日
会計期間
至 2021年9月30日 至 2022年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 69.90 101.24
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載をしておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
2/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると
認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要
な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ウィズコロナを前提とした経済活動の正常化が更に進行しまし
た。一方で、各国金融当局が金融引き締めや金利の引き上げを実施しており、景気の後退が懸念されます。日本経
済においては、経済活動の正常化で衣料品等一部商品では消費の回復が見られましたが、原材料価格の高騰と円安
を要因とした各種消費財の値上げが続いており、景気の先行きへの懸念が増大しています。
このような状況下、当社グループは、2020年5月29日に発表した中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」
に基づき、激変する社会・経済環境へ即応すべく、リスク管理を始めとした「守り」の施策を一層徹底する一方、
持続的成長のための基本戦略を積極的かつ着実に推進しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、大幅増収大幅増益となり、経常利益および親会
社株主に帰属する四半期純利益はともに過去最高益を更新しました。売上高は前年同期比 29.6%増 の 1,684億72百万
円 、営業利益は前年同期比 40.5%増 の 67億65百万円 、経常利益は前年同期比 40.1%増 の 73億83百万円 、親会社株主
に帰属する四半期純利益は前年同期比 20.1%増 の 47億89百万円 となりました。
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
増減額 前年同期比(%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 130,026 168,472 38,445 29.6
営業利益 4,813 6,765 1,951 40.5
経常利益 5,269 7,383 2,114 40.1
親会社株主に帰属する
3,987 4,789 802 20.1
四半期純利益
3/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 繊維事業
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
増減額 前年同期比(%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 51,213 69,952 18,738 36.6
経常利益 1,539 1,957 417 27.1
当セグメントにおきましては 、国内衣料品市場の需要回復に加え、サステナブル商材の販売が好調に推移し、 売
上高は前年同期比 36.6%増 の 699億52百万円 、セグメント利益(経常利益)は前年同期比 27.1%増 の 19億57百万円 と
なりました。
② 化学品事業
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
増減額 前年同期比(%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 76,950 95,562 18,611 24.2
経常利益 3,214 4,952 1,738 54.1
当セグメントにおきましては、全般的に好調に推移しました。特にファインケミカル分野や無機ファイン分野が
堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比 24.2%増 の 955億62百万円 となり、セグメント利益(経常利益)は
前年同期比 54.1%増 の 49億52百万円 となりました。
③ 機械事業
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
増減額 前年同期比(%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 1,816 2,935 1,118 61.6
経常利益 476 330 △145 △30.6
当セグメントにおきましては、欧州、中米向け販売が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比 61.6%増
の 29億35百万円 となりました。一方、セグメント利益(経常利益)は、アラブ首長国連邦の取引先に対する貸倒引
当金を追加計上したこと等により、前年同期比 30.6%減 の 3億30百万円 となりました。
4/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、 1,502億98百万円 となり、前連結会計年度末に比べ 161億77百万
円増加 しました。これは主に、受取手形及び売掛金が 83億2百万円 、現金及び預金が 42億47百万円 、商品及び製品
が 42億43百万円 増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、 789億63百万円 となり、前連結会計年度末に比べ 99億39百万円増加
しました。これは主に、支払手形及び買掛金が 62億2百万円 、短期借入金が 19億56百万円 増加したことによるもの
であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、 713億34百万円 となり、前連結会計年度末に比べ 62億38百万円増
加 しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により 47億89百万円 、為替換算調整勘定が 24
億93百万円 増加し、配当金の支払いにより10億33百万円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末比 42
億42百万円増 の 162億67百万円 となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の 増加は27億16百万円 (前年同期は資金の 減少25億59百万円 )となりました。収入の主な内
訳は、税金等調整前四半期純利益 77億62百万円 、仕入債務の増加額 52億8百万円 、支出の主な内訳は、売上債権の
増加額 67億14百万円 、法人税等の支払額 22億64百万円 、棚卸資産の増加額 17億37百万円 であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の 増加は1億62百万円 (前年同期は資金の 増加4億15百万円 )となりました。これは主に、
投資有価証券の売却による収入 5億95百万円 、無形固定資産の取得による支出 3億53百万円 によるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の 増加は3億47百万円 (前年同期は資金の 減少6億59百万円 )となりました。これは主に、
短期借入金の純増額 16億11百万円 、配当金の支払額 10億31百万円 によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更
及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は28百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 55,000,000
計 55,000,000
② 【発行済株式】
提出日現在
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
現在発行数(株) 又は登録認可金融
種類 発行数(株) 内容
( 2022年9月30日 ) 商品取引業協会名
(2022年11月11日)
東京証券取引所
普通株式 25,303,478 25,303,478 単元株式数は100株であります。
プライム市場
計 25,303,478 25,303,478 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2022年7月1日~
― 25,303,478 ― 6,800 ― 1,700
2022年9月30日
6/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(5) 【大株主の状況】
2022年9月30日 現在
発行済株式(自己株式
所有株式数
を除く。)の総数に対
氏名又は名称 住所
する所有株式数の割合
(千株)
(%)
東レ株式会社 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 12,967 52.70
日本マスタートラスト信託銀行株
東京都港区浜松町2丁目11番3号 1,494 6.07
式会社(信託口)
ビービーエイチ フオー フイデリ
テイ ロー プライスド ストツク 245 SUMMER STREET BOSTON, MA 02210
フアンド(プリンシパル オール U.S.A.
1,410 5.73
セクター サブポートフオリオ) (東京都千代田区丸の内2丁目7番1号
(常任代理人 株式会社三菱 決済事業部)
UFJ銀行)
株式会社ヒューレックス 愛知県名古屋市中区上前津1丁目4番5号 735 2.99
株式会社日本カストディ銀行(信
東京都中央区晴海1丁目8番12号 608 2.47
託口)
株式会社ワコール 京都府京都市南区吉祥院中島町29 548 2.23
ビービーエイチ フイデリテイ ピ
ユーリタン フイデリテイ シリー
245 SUMMER STREET BOSTON, MA 02210
ズ イントリンシツク オポチユニ
U.S.A.
376 1.53
テイズ フアンド
(東京都千代田区丸の内2丁目7番1号
(常任代理人 株式会社三菱
決済事業部)
UFJ銀行)
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE
50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14
IEDP AIF CLIENTS NON TREATY
5NT, UK
ACCOUNT 296 1.20
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)
(常任代理人 香港上海銀行東京支
店 カストディ業務部)
ステート ストリート バンク
アンド トラスト クライアン 100 KING STREET WEST SUITE 3500 POBOX
ト オムニバス アカウント
23 TORONTO ONTARIO M5X1A9 CANADA
275 1.12
オーエムゼロツー 505002
(東京都港区港南2丁目15番1号 品川イ
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
ンターシティA棟)
決済営業部)
HSBC PRIVATE BANK (SUISSE) SA
9-17 QUAI DES BERGUES 1201 GENEVA
GENEVA - SEGREG UK IND1 CLT
SWITZERLAND 204 0.83
ASSET
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)
(常任代理人 香港上海銀行東京
支店 カストディ業務部)
計 - 18,916 76.87
(注) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式数は
すべて信託業務に係るものであります。
7/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年9月30日 現在
区 分 株式数(株) 議決権の数(個) 内 容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
696,200
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式
普通株式 24,573,600
完全議決権株式(その他) 245,736 ―
普通株式 33,678
単元未満株式 ― 一単元(100株)未満の株式
25,303,478
発行済株式総数 ― ―
総株主の議決権 ― 245,736 ―
(注) 1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、次のものが含まれております。
イ)証券保管振替機構名義の株式 800株(議決権8個)
ロ)株主名簿上は当社名義だが実質的に所有していない株式 100株(議決権1個)
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、次の株式が含まれております。
蝶理株式会社 9株
自己保有株式
② 【自己株式等】
2022年9月30日 現在
発行済株式総数
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 に対する所有
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 株式数の割合
(株) (株) (株)
(%)
大阪市中央区淡路町
(自己保有株式)
696,200 ― 696,200 2.75
蝶理株式会社
一丁目7番3号
計 ― 696,200 ― 696,200 2.75
(注) 株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が100株(議決権1個)あります。
なお、当該株式数は上記「① 発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式に含めております。
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
8/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から2022年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
9/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,242 16,489
受取手形及び売掛金 74,272 82,574
商品及び製品 17,346 21,590
仕掛品 1,045 1,019
原材料及び貯蔵品 4 7
未着商品 3,704 1,714
その他 6,220 6,847
△ 964 △ 1,440
貸倒引当金
流動資産合計 113,871 128,802
固定資産
有形固定資産 1,964 2,181
無形固定資産
のれん 1,053 803
顧客関連資産 993 943
401 740
その他
無形固定資産合計 2,449 2,488
※1 15,836 ※1 16,825
投資その他の資産
固定資産合計 20,249 21,495
資産合計 134,121 150,298
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 52,213 58,416
短期借入金 4,944 6,900
1年内返済予定の長期借入金 113 113
未払法人税等 2,028 2,833
賞与引当金 916 934
関係会社整理損失引当金 42 42
5,203 6,008
その他
流動負債合計 65,461 75,248
固定負債
長期借入金 245 188
繰延税金負債 843 902
退職給付に係る負債 2,366 2,357
107 266
その他
固定負債合計 3,562 3,714
負債合計 69,024 78,963
10/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 6,800 6,800
資本剰余金 1,799 1,801
利益剰余金 54,804 58,528
△ 689 △ 688
自己株式
株主資本合計 62,714 66,441
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,221 1,294
繰延ヘッジ損益 285 249
為替換算調整勘定 917 3,410
△ 84 △ 79
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 2,340 4,875
非支配株主持分 41 17
純資産合計 65,096 71,334
負債純資産合計 134,121 150,298
11/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
売上高 130,026 168,472
115,749 149,808
売上原価
売上総利益 14,276 18,664
※1 9,462 ※1 11,898
販売費及び一般管理費
営業利益 4,813 6,765
営業外収益
受取利息 126 164
受取配当金 222 135
持分法による投資利益 110 144
為替差益 - 421
債務勘定整理益 44 23
159 175
雑収入
営業外収益合計 662 1,065
営業外費用
支払利息 40 174
手形売却損 52 169
為替差損 3 -
111 104
雑支出
営業外費用合計 207 448
経常利益 5,269 7,383
特別利益
投資有価証券売却益 221 378
関係会社整理益 - 7
固定資産売却益 316 6
18 -
関係会社株式売却益
特別利益合計 557 391
特別損失
投資有価証券評価損 - 8
固定資産処分損 0 2
ゴルフ会員権評価損 - 2
16 -
関係会社整理損
特別損失合計 17 13
税金等調整前四半期純利益 5,808 7,762
法人税、住民税及び事業税
1,833 3,030
△ 12 △ 58
法人税等調整額
法人税等合計 1,820 2,971
四半期純利益 3,988 4,790
非支配株主に帰属する四半期純利益 0 0
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,987 4,789
12/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
四半期純利益 3,988 4,790
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 180 73
繰延ヘッジ損益 △ 93 △ 36
為替換算調整勘定 771 2,038
退職給付に係る調整額 7 4
180 458
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 1,045 2,539
四半期包括利益 5,033 7,329
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,033 7,325
非支配株主に係る四半期包括利益 0 4
13/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 5,808 7,762
減価償却費 337 426
のれん償却額 230 237
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 55 △ 14
貸倒引当金の増減額(△は減少) 56 445
受取利息及び受取配当金 △ 348 △ 300
支払利息 40 174
為替差損益(△は益) △ 0 △ 214
持分法による投資損益(△は益) △ 110 △ 144
固定資産売却損益(△は益) △ 315 △ 3
ゴルフ会員権評価損 - 2
投資有価証券売却損益(△は益) △ 221 △ 378
投資有価証券評価損益(△は益) - 8
関係会社株式売却損益(△は益) △ 18 -
関係会社整理損益(△は益) 16 △ 7
売上債権の増減額(△は増加) △ 2,710 △ 6,714
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 2,401 △ 1,737
仕入債務の増減額(△は減少) △ 829 5,208
未収消費税等の増減額(△は増加) 256 △ 53
その他の資産の増減額(△は増加) △ 83 △ 323
その他の負債の増減額(△は減少) △ 343 395
△ 64 9
その他
小計 △ 645 4,777
利息及び配当金の受取額
271 385
利息の支払額 △ 38 △ 180
△ 2,146 △ 2,264
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 2,559 2,716
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 27 △ 31
有形固定資産の売却による収入 734 12
無形固定資産の取得による支出 △ 86 △ 353
投資有価証券の取得による支出 △ 33 △ 35
投資有価証券の売却による収入 2 595
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△ 1,294 -
る支出
関係会社株式の売却による収入 702 -
出資金の売却による収入 254 -
貸付けによる支出 △ 1 △ 80
貸付金の回収による収入 217 1
△ 53 54
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー 415 162
14/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日) 至 2022年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 77 1,611
長期借入金の返済による支出 △ 56 △ 56
自己株式の取得による支出 △ 1 △ 0
配当金の支払額 △ 565 △ 1,031
△ 112 △ 175
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 659 347
現金及び現金同等物に係る換算差額 320 1,015
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 2,482 4,242
現金及び現金同等物の期首残高 17,601 12,024
※1 15,118 ※1 16,267
現金及び現金同等物の四半期末残高
15/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
投資その他の資産 6,142 百万円 7,147 百万円
2 手形割引高
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
輸出手形割引高 13,995 百万円 13,621 百万円
3 手形裏書譲渡高
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
受取手形裏書譲渡高 1,617 百万円 1,952 百万円
4 債権流動化に伴う買戻義務
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年9月30日 )
債権流動化に伴う買戻義務 650 百万円 677 百万円
16/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
5 偶発債務(税務訴訟等)
前連結会計年度( 2022年3月31日 )
当社のインドネシアの連結子会社であるPT. Chori Indonesiaにおいて、同国の税務当局との見解の相違によ
り、2016年度及び2018年度のVAT(付加価値税)に係る追加支払請求額等の偶発債務が総額312百万円(39,029百
万インドネシアルピアを当連結会計年度末の為替レートで円換算)発生しております。
当該税務当局からの請求について、同社の正当性を主張するため、2016年度のVATに係る追加支払請求に関して
は2020年10月に、2018年度のVATに係る追加支払請求に関しては2021年5月にそれぞれ訴訟を提起しております。
また、訴訟等の結果により、一部、課徴金等が課される場合があります。
なお、当連結会計年度の財政状態及び経営成績への影響については裁判での決定によるため、現時点で合理的
な見積りは困難であることから、引当金等の計上は行っておりません。
当第2四半期連結会計期間( 2022年9月30日 )
当社のインドネシアの連結子会社であるPT. Chori Indonesiaにおいて、同国の税務当局との見解の相違によ
り、2016年度、2018年度及び2019年度のVAT(付加価値税)に係る追加支払請求額等の偶発債務が総額361百万円
(40,164百万インドネシアルピアを当第2四半期連結会計期間末の為替レートで円換算)発生しております。
当該税務当局からの請求について、同社の正当性を主張するため、2016年度のVATに係る追加支払請求に関して
は2020年10月に、2018年度のVATに係る追加支払請求に関しては2021年5月に、2019年度のVATに係る追加支払請
求に関しては2022年6月にそれぞれ訴訟を提起しております。また、訴訟等の結果により、一部、課徴金等が課
される場合があります。
なお、当第2四半期連結会計期間の財政状態及び経営成績への影響については裁判での決定によるため、現時
点で合理的な見積りは困難であることから、引当金等の計上は行っておりません。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
給与手当 2,664 百万円 3,109 百万円
貸倒引当金繰入額 62 百万円 467 百万円
賞与引当金繰入額 663 百万円 892 百万円
退職給付費用 134 百万円 139 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとお
りであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
現金及び預金 14,326 百万円 16,489 百万円
関係会社預け金 1,000 百万円 - 百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 △207 百万円 △222 百万円
現金及び現金同等物 15,118 百万円 16,267 百万円
17/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年5月11日
普通株式 565 23.00 2021年3月31日 2021年6月3日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当連結会計年度の開始の日から当四半期連結会計期間末までに属する配当のうち、配当の効力発生日が
当四半期連結会計期間の末日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年10月26日
普通株式 1,033 42.00 2021年9月30日 2021年12月1日 利益剰余金
取締役会
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年4月28日
普通株式 1,033 42.00 2022年3月31日 2022年6月1日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当連結会計年度の開始の日から当四半期連結会計期間末までに属する配当のうち、配当の効力発生日が
当四半期連結会計期間の末日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年10月28日
普通株式 1,230 50.00 2022年9月30日 2022年12月1日 利益剰余金
取締役会
18/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 51,213 76,950 1,816 129,980 45 130,026 - 130,026
セグメント間の内部
- - - - 217 217 △ 217 -
売上高又は振替高
計 51,213 76,950 1,816 129,980 263 130,243 △ 217 130,026
セグメント利益 1,539 3,214 476 5,230 20 5,250 18 5,269
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を
含んでおります。
2.セグメント利益の調整額 18百万円 は各報告セグメントに配分していない全社損益であります。全社損益は、
報告セグメントに帰属しない財務関連の損益等であります。
3.報告セグメント、その他の事業セグメントのセグメント利益及び調整額の合計は、四半期連結損益計算書の
経常利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
第1四半期連結会計期間において、株式会社スミテックス・インターナショナル(現・株式会社STX)の株
式を取得し、連結の範囲に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ、「繊維事業」のセグメント資産が
9,941百万円増加しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 69,952 95,562 2,935 168,450 22 168,472 - 168,472
セグメント間の内部
- - - - 252 252 △ 252 -
売上高又は振替高
計 69,952 95,562 2,935 168,450 275 168,725 △ 252 168,472
セグメント利益 1,957 4,952 330 7,240 40 7,281 102 7,383
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を
含んでおります。
2.セグメント利益の調整額 102百万円 は各報告セグメントに配分していない全社損益であります。全社損益
は、報告セグメントに帰属しない財務関連の損益等であります。
3.報告セグメント、その他の事業セグメントのセグメント利益及び調整額の合計は、四半期連結損益計算書の
経常利益と一致しております。
19/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(収益認識関係)
(顧客との契約から生じる収益を分解した情報)
前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
国内 12,858 28,808 6 41,672 45 41,718
輸入 19,728 16,210 - 35,938 - 35,938
輸出 3,606 12,039 715 16,361 - 16,361
海外 15,020 19,891 1,095 36,007 - 36,007
合計 51,213 76,950 1,816 129,980 45 130,026
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を含ん
でおります。
上記に掲げる取引の定義は以下の通りであります。
国内:当社及び国内連結子会社が内国法人から仕入れ、内国法人へ販売した場合の売上高。
輸入:当社及び国内連結子会社が外国法人から仕入れ、内国法人へ販売した場合の売上高。
輸出:当社及び国内連結子会社が内国法人から仕入れ、外国法人へ販売した場合の売上高。
海外:当社及び国内連結子会社が外国法人から仕入れ、外国法人へ販売した場合並びに海外連結子会社の売上高。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
国内 18,414 33,365 10 51,790 22 51,813
輸入 26,016 23,012 - 49,028 - 49,028
輸出 5,046 13,331 1,140 19,518 - 19,518
海外 20,475 25,852 1,783 48,112 - 48,112
合計 69,952 95,562 2,935 168,450 22 168,472
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を含ん
でおります。
上記に掲げる取引の定義は以下の通りであります。
国内:当社及び国内連結子会社が内国法人から仕入れ、内国法人へ販売した場合の売上高。
輸入:当社及び国内連結子会社が外国法人から仕入れ、内国法人へ販売した場合の売上高。
輸出:当社及び国内連結子会社が内国法人から仕入れ、外国法人へ販売した場合の売上高。
海外:当社及び国内連結子会社が外国法人から仕入れ、外国法人へ販売した場合並びに海外連結子会社の売上高。
20/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
項目
至 2021年9月30日 ) 至 2022年9月30日 )
1株当たり四半期純利益 162円06銭 194円65銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 3,987 4,789
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
3,987 4,789
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 24,604 24,607
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
第76期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)中間配当について、 2022年10月28日 開催の取締役会におい
て、2022年9月30日現在の株主名簿に記載された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしまし
た。
① 配当金の総額 1,230 百万円
② 1株当たりの金額 50 円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2022年12月1日
21/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
22/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年11月9日
蝶理株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人 トーマツ
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 池 田 賢 重
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 菱 本 恵 子
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている蝶理株式会社の
2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から2022年9月30
日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算
書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、蝶理株式会社及び連結子会社の2022年9月30日現在の財政状態並
びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していない
と信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
23/24
EDINET提出書類
蝶理株式会社(E02509)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
24/24