九州旅客鉄道株式会社 訂正発行登録書
提出書類 | 訂正発行登録書 |
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提出者 | 九州旅客鉄道株式会社 |
カテゴリ | 訂正発行登録書 |
EDINET提出書類
九州旅客鉄道株式会社(E32679)
訂正発行登録書
【表紙】
【提出書類】
訂正発行登録書
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
2022年11月1日
【会社名】
九州旅客鉄道株式会社
【英訳名】
Kyushu Railway Company
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長執行役員 古宮 洋二
【本店の所在の場所】
福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号
【電話番号】
092-474-2501
【事務連絡者氏名】
財務部長 吉浦 栄樹
【最寄りの連絡場所】
福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号
【電話番号】
092-474-2501
【事務連絡者氏名】
財務部長 吉浦 栄樹
【発行登録の対象とした募集有価証券の種類】
社債
【発行登録書の提出日】
2021年1月15日
【発行登録書の効力発生日】
2021年1月23日
【発行登録書の有効期限】
2023年1月22日
【発行登録番号】
3-関東1
【発行予定額又は発行残高の上限】
発行予定額 200,000,000,000円
【発行可能額】
160,000,000,000円
(159,999,700,000円)
(注)発行可能額は、券面総額又は振替社債の総額の合計額(下
段( )書きは、発行価額の総額の合計額)に基づき算出してお
ります。
【効力停止期間】
この訂正発行登録書の提出による発行登録の効力停止期間は、
2022年11月1日(提出日)であります。
【提出理由】
2021年1月15日に提出した発行登録書の記載事項中、「第一部
証券情報 第1 募集要項」の記載について訂正を必要とするため
及び「募集又は売出しに関する特別記載事項」を追加するため、
本訂正発行登録書を提出します。
【縦覧に供する場所】
九州旅客鉄道株式会社東京支社
(東京都千代田区永田町二丁目12番4号 赤坂山王センタービル
9階)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
証券会員制法人福岡証券取引所
(福岡市中央区天神二丁目14番2号)
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訂正発行登録書
【訂正内容】
第一部【証券情報】
第1【募集要項】
以下に記載するもの以外については、有価証券を募集により取得させるに当たり、その都度「訂正発行登録書」又は
「発行登録追補書類」に記載します。
<九州旅客鉄道株式会社第(未定)回乃至第(未定)回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に
関する情報>
1【新規発行社債】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本発行登録の発行予定額のうち、金(未定)円を社債総額とする九州旅客鉄道株式会社第(未定)回乃至第(未定)
回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)(以下「本社債」という。)を、下記の概要にて募集
する予定です。
各社債の金額 :1億円
発行価格 :各社債の金額100円につき金100円
償還期限(予定) :未定(注)
払込期日(予定) :2022年度内(注)
(注)それぞれの具体的な日付は今後決定する予定です。
2【社債の引受け及び社債管理の委託】
(訂正前)
未定
(訂正後)
社債の引受け
本社債を取得させる際の引受金融商品取引業者は、次の者を予定しています。
引受人の氏名又は名称 住所
野村證券株式会社 東京都中央区日本橋一丁目13番1号
大和証券株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
みずほ証券株式会社 東京都千代田区大手町一丁目5番1号
(注)元引受契約を締結する金融商品取引業者は上記を予定していますが、各引受人の引受金額、引受けの条件につい
ては、利率の決定日に決定する予定であります。
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3【新規発行による手取金の使途】
(1)【新規発行による手取金の額】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本社債の払込金額の総額(未定)円(発行諸費用の概算額は未定)
(2)【手取金の使途】
(訂正前)
借入金返済資金、設備資金、投融資資金、自己株式取得資金及び運転資金に充当する予定であります。
(訂正後)
借入金返済資金、設備資金、投融資資金、自己株式取得資金及び運転資金に充当する予定であります。
本社債の手取金については、全額を適格プロジェクト(下記「募集又は売出しに関する特別記載事項 1.調達資
金の使途」に記載します。)に対する新規投資及び既存投資のリファイナンスに充当する予定であります。なお、
既存投資のリファイナンスの場合は、グリーンボンドの発行から2年以内に開始、または、環境性能が確認された
プロジェクトとします。
「第一部 証券情報 第2 売出要項」の次に以下の内容を追加します。
【募集又は売出しに関する特別記載事項】
〈九州旅客鉄道株式会社第(未定)回乃至第(未定)回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関
する情報〉
グリーンボンドとしての適格性について
当社は、グリーンボンドの発行のために、「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2018」(注1)及び「グ
リーンボンドガイドライン2020年版」(注2)に即したグリーンボンドフレームワークを策定し、第三者評価として、
サステイナリティクスより、当該フレームワークがグリーンボンド原則2018及びグリーンボンドガイドライン2020年版
に適合する旨のセカンドパーティオピニオンを取得しています。また、株式会社格付投資情報センター(R&I)によ
り「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価である「GA1」の評価を取得しています。
(注1)「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2018」とは、国際資本市場協会(ICMA)が事務局機能
を担う民間団体であるグリーンボンド原則執行委員会(Green Bond Principles Executive Committee)により
策定されているグリーンボンドの発行に係るガイドラインです。
(注2)「グリーンボンドガイドライン2020年版」とは、グリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、市場関係者の実
務担当者がグリーンボンドに関する具体的対応を検討する際に参考とし得る、具体的対応の例や我が国の特性
に即した解釈を示すことで、グリーンボンドを国内でさらに普及させることを目的に、環境省が2017年に策
定・公表し、2020年3月に改訂したガイドラインです。
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グリーンボンドフレームワーク
1.調達資金の使途
当社により発行されるグリーンボンドの発行総額と同額が新規ファイナンスまたはリファイナンスとして、新規または既存の適格プロ
ジェクトへ充当されます。なお、既存プロジェクトへの充当の場合は、グリーンボンドの発行から2年以内に開始、または、環境性能が
確認されたプロジェクトとします。
適格プロジェクト
適格プロジェクトは以下の通りです。
GBPカテゴリー 適格プロジェクト/基準 適格プロジェクト例
・821系近郊型交流電車
・電力を動力とする車両の新造・改造・
・811系リニューアル
更新に係る投資
車
・新幹線車両新製
両
・ハイブリッド車両の新造・改造・更新 ・YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリッ
に係る投資 ク車両
クリーン輸送
鉄
・気候変動の影響による九州の自然災害 ・九州新幹線防災対策工事
道
(豪雨・台風等)の激甚化対策のための ・運行システム装置老朽取替
関
鉄道関連設備の改修・更新に係る投資 ・ホームドア整備(下山門~筑前前原)
連
・鉄道関連設備の維持・改修・更新に係 ・ATS-DK地上設備整備(自動列車停止装置)
設
る投資 ・木まくらぎのTPC化
備
・環境建物認証取得予定の駅周辺不動産・自社
施設の建設に係る投資(LEED-BD+C(Building
Design and Construction)またはLEED-O+M
(Building Operations and Maintenance)認
グリーン
・社員研修センター改築
ビルディング
証:Gold又はPlatinum、CASBEE建築(新築、
既存、改修)またはCASBEE不動産認証:Aラン
ク又はSランク、BELS:4つ星又は5つ星、DBJ
Green Building認証:4つ星又は5つ星)
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2.事業の評価と選定のプロセス
本グリーンボンドの調達資金が充当されるプロジェクトは、当社の財務部が、1. 調達資金の使途にて定める適格基準へ
の適合状況に基づいて、対象候補を特定します。特定された対象候補事業について、当社グループの地球環境保全活動に
対する基本理念及び基本方針への整合性の観点から、当社の執行役員財務部長が最終承認を行います。その結果について
は、当社の代表取締役社長執行役員を委員長とし、各事業部長をメンバーとするエコロジー委員会に報告されます。
なお、すべての適格候補プロジェクトについて、環境・社会的リスク低減のために以下について対応していることを確認
します。
国もしくは事業実施の所在地の地方自治体にて求められる環境関連法令等の遵守と、必要に応じた環境への影響調査の実
施
事業実施にあたり地域住民への十分な説明の実施
当社安全管理体制に基づく輸送の安全の確保の実施
当社グループの地球環境保全活動に対する基本理念・基本方針及び調達の基本方針等のポリシーに沿った資材調達、環境
汚染の防止、労働環境・人権への配慮の実施
3.調達資金の管理
グリーンボンドとして調達した資金について、当社の財務部が適格プロジェクトへの充当及び管理を行います。財務部
は、本フレームワークにて発行されたグリーンボンドの発行額と同額が適格プロジェクトのいずれかに充当されるよう、
償還までの間、四半期毎に内部会計システムを用いて、追跡、管理します。なお、内部会計システムでは、適格プロジェ
クト毎に充当状況を把握し管理します。
グリーンボンドによる調達資金が適格プロジェクトに充当されるまでの間、または十分な適格プロジェクトがない場合の
未充当資金については、現金または現金同等物にて運用し、発行から2年程度の間に充当を完了する予定です。
4.レポーティング
当社は、適格プロジェクトへの充当状況ならびに環境への効果を、年次で、当社ウェブサイトにて報告します。初回レ
ポートは、グリーンボンド発行から1年以内に公表する予定です。
4.1 資金充当状況レポーティング
グリーンボンドにて調達された資金が全額充当されるまでの間、年次で、調達資金の適格プロジェクトへの充当状況に関
する以下の項目について、実務上可能な範囲でレポートする予定です。
適格プロジェクトの概要
適格プロジェクト別での充当額と未充当額
未充当額がある場合は、充当予定時期
新規ファイナンスとリファイナンスの割合
なお、調達資金の金額が充当された後に大きな資金状況の変化が生じた場合は、適時に開示します。
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4.2インパクトレポーティング
グリーンボンドの発行残高がある限り、適格プロジェクトによる環境への効果に関する以下の項目について、年次にて、
実務上可能な範囲でレポートする予定です。また、大きな状況の変化が生じた場合は、適時に開示します。
適格事業 インパクトレポーティング項目
クリーン輸送
・適格事業の概要
・電力を動力とする車両の新造・改
・年間の新規導入車両数
造・更新に係る投資
2
・新型車両導入による年間CO 排出削減効果
車両
・適格事業の概要
・ハイブリッド車両の新造・改造・
・年間の新規導入車両数
更新に係る投資
2
・新型車両導入による年間CO 排出削減効果
・適格事業の概要
・気候変動の影響による九州の自然
・災害後の被害状況
災害(豪雨・台風等)の激甚化対
・防災対策工事の実施状況
策のための鉄道関連設備の改修・
鉄道関連設備 ・鉄道システム維持・改修・更新に係る工事の実施内容
更新に係る投資
・ホームドア設置状況(設置完了駅数/全駅数)
・鉄道関連設備の維持・改修・更新
・その他維持・改修・更新を実施した鉄道関連インフラが
に係る投資
ある場合はその設備の状況
グリーンビルディング
・適格事業の概要
・認証取得状況(取得予定時期・取得した認証レベル)
2
・環境建物認証取得予定の駅周辺不動産・自社施設 ・環境配慮型建物による年間CO 排出削減効果、省エネルギ
の建設に係る投資 ー効果
・新設された建物・まちづくりによる九州を中心とした地
域の活性化状況
5.外部評価
当社は、サステイナリティクス及びR&Iより、本グリーンボンドフレームワークについて、グリーンボンド原則2018及
び環境省のグリーンボンドガイドライン2020年版への適合性を確認するための外部評価を取得しています。
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