株式会社ワキタ 四半期報告書 第63期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)
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株式会社ワキタ(E02618)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年10月12日
【四半期会計期間】 第63期第2四半期(自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)
【会社名】 株式会社ワキタ
【英訳名】 Wakita & Co.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 脇 田 貞 二
【本店の所在の場所】 大阪市西区江戸堀一丁目3番20号
【電話番号】 06-6449-1901(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 小 田 俊 夫
【最寄りの連絡場所】 東京都港区芝一丁目6番10号
【電話番号】 03-5439-4630
【事務連絡者氏名】 専務取締役営業本部副本部長 清 水 一 弘
【縦覧に供する場所】 株式会社ワキタ 東京支店
(東京都港区芝一丁目6番10号)
株式会社ワキタ 名古屋中央支店
(名古屋市緑区大高町字寅新田135)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第62期 第63期
第2四半期 第2四半期
回次 第62期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年3月1日 自 2022年3月1日 自 2021年3月1日
会計期間
至 2021年8月31日 至 2022年8月31日 至 2022年2月28日
売上高 (百万円) 35,516 37,764 74,989
経常利益 (百万円) 2,942 2,798 5,661
親会社株主に帰属する
(百万円) 1,630 1,732 3,573
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 1,887 1,967 3,908
純資産額 (百万円) 97,087 98,792 99,093
総資産額 (百万円) 135,938 135,894 144,376
1株当たり四半期(当期)
(円) 31.39 33.61 68.84
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 71.0 72.1 68.1
営業活動による
(百万円) 6,501 △ 1,043 15,502
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 2,191 △ 2,699 △ 2,135
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 3,872 △ 5,037 △ 6,168
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 26,959 24,965 33,724
四半期末(期末)残高
第62期 第63期
第2四半期 第2四半期
回次
連結会計期間 連結会計期間
自 2021年6月1日 自 2022年6月1日
会計期間
至 2021年8月31日 至 2022年8月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 10.37 15.02
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
3 1株当たり四半期(当期)純利益金額の算定上、株主資本において自己株式として計上されている「役員向け
株式交付信託」が所有する当社株式を期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、当第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等に
ついては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものでありま
す。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年3月1日~2022年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感
染症における行動制限の緩和等により、社会経済活動に回復の動きが見受けられたものの、変異株の出現による感
染再拡大、ロシアのウクライナ侵攻などの影響による資源価格や原油価格の高騰、急速な円安に伴う物価上昇な
ど、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く環境は、中核事業である建機事業においては、公共投資は底堅く推移し、民間設備投資
についても持ち直しの動きが見られるものの、資材価格やエネルギー価格の高騰、土木建設の担い手不足等の影響
により、業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは2022年4月に2025年2月期を最終年度とする「2025 中期経営計画」を策定
し、安定から成長へと目標を定めました。3つの主要な事業で成長シナリオ創出のための施策を通じ、持続的発展
と企業価値の向上に努めてまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の 売上高は、377億64百万円 ( 前年同期比6.3%増 )となりました。利益面に
つきましては、将来を見据えたレンタル資産機の高水準投資及び人材戦略推進における人員確保による販管費の積
極的な増加もあり、 営業利益は27億3百万円 ( 前年同期比6.0%減 )、 経常利益は27億98百万円 ( 前年同期比4.9%
減 )、そして 親会社株主に帰属する四半期純利益は、17億32百万円 ( 前年同期比6.2%増 )となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 建機事業
建機事業では、販売部門は取引先の購買意欲が回復傾向にあり売上高・利益面とも伸びました。賃貸部門は民
間・公共事業ともにレンタル需要は引き続き堅調に推移したことにより売上は伸びたものの、レンタル資産機の
高水準投資を積極的に推し進めたこと、及び急激な円安の進行による輸入製品の仕入価格上昇により売上原価が
増加したため、利益は減少いたしました。
その結果、建機事業全体の 売上高は、327億円 ( 前年同期比8.5%増 )、 セグメント利益は、16億75百万円 ( 前
年同期比13.8%減 )となりました。
② 商事事業
商事事業では、販売部門は前期まで実績のありました遊技設備等の新規販売を終了したことと、カラオケ部門
の収益認識に関する会計基準の適用により売上が減少いたしました。賃貸部門は介護事業を行う連結子会社サン
ネットワークリブ株式会社の売上が伸びたものの、営業拠点の整備やレンタル商品の積極的な先行投資による売
上原価の増加のため、利益面は減少いたしました。
その結果、商事事業全体の 売上高は、18億48百万円 ( 前年同期比34.9%減 )、 セグメント利益は、1億61百万
円 ( 前年同期比22.6%減 )となりました。
③ 不動産事業
不動産事業では、賃貸部門において保有している商業ビルやマンション等の稼働率は堅調に推移いたしまし
た。また、販売部門は収益物件の売却があり、増収増益となりました。
その結果、不動産事業全体の 売上高は、32億15百万円 ( 前年同期比26.6%増 )、 セグメント利益は、8億67百
万円 ( 前年同期比19.9%増 )となりました。
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(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、 前連結会計年度末に比べ84億81百万円減少 し、 1,358億94百万円
となりました。これは主に、現金及び預金の減少84億72百万円等によるものであります。
負債合計は、 前連結会計年度末に比べ81億80百万円減少 し、 371億2百万円 となりました。これは主に、支払手形
及び買掛金の減少78億35百万円等によるものであります。
純資産合計は、 前連結会計年度末に比べ3億1百万円減少 し、 987億92百万円 となりました。これは主に、利益剰
余金の増加2億47百万円及び自己株式の増加7億83百万円等よるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、 前連結会計年度末と
比べ87億59百万円 (26.0%)減少 し、 249億65百万円 となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、 10億43百万円 (前年同期は 65億1百万円 の増加)となりました。これは主に、税
金等調整前四半期純利益28億10百万円、減価償却費29億10百万円、売上債権の減少額23億77百万円に加え、支払期
日管理の合理化を目的とした支払手形の期限短縮に伴う仕入債務の減少額78億35百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、 26億99百万円 (前年同期は 21億91百万円 の減少)となりました。これは主に、建
機レンタル事業及び介護事業における有形固定資産の取得による支出24億74百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、 50億37百万円 (前年同期は 38億72百万円 の減少)となりました。これは主に、設
備関係割賦債務の返済による支出23億71百万円及び配当金の支払額17億15百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新た
に生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい増減はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 149,959,000
計 149,959,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2022年10月12日)
( 2022年8月31日 ) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 52,021,297 52,021,297 単元株式数 100株
プライム市場
計 52,021,297 52,021,297 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2022年6月1日~
─ 52,021 ─ 13,821 ─ 15,329
2022年8月31日
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(5) 【大株主の状況】
2022年8月31日 現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
氏名又は名称 住所 除く。)の総数に対する
(千株)
所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀
東京都港区浜松町2丁目11番3号 5,601 10.92
行株式会社(信託口)
有限会社脇田興産 大阪府豊中市上野東3丁目5-3 4,871 9.50
INTERTRUST TRUSTEES
(CAYMAN) LIMITED SOLEL Y ONE NEXUS WAY, CAMANA BAY GRAND CAYMAN
IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE KY1-9005, CAYMAN ISLANDS
2,977 5.81
OF JAPAN-UP (東京都港区港南2丁目15-1品川イン
ターシティA棟)
(常任代理人 株式会社みず
ほ銀行決裁営業部)
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
日本生命保険相互会社 2,061 4.02
日本生命証券管理部内
株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 1,992 3.88
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 1,991 3.88
オリックス自動車株式会社 東京都港区芝3丁目22-8 1,926 3.76
株式会社日本カストディ銀行
東京都中央区晴海1丁目8-12 1,535 2.99
(信託口)
日立建機株式会社 東京都台東区東上野2丁目16-1 1,200 2.34
東京都中央区日本橋茅場町1丁目13番1
立花証券株式会社 1,184 2.31
4号
計 ― 25,341 49.41
(注)1 株式会社三井住友銀行の所有株式数には、同行が退職給付信託の信託財産として拠出し、議決権行使の指図権
を留保している当社株式944千株(発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合1.84%)を
含んでおります。なお、株主名簿上の名義は「株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託
口)」であります。
2 株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する株式には、当社が設定した役員向け株式交付信託にかかる
当社株式115,950株が含まれております。なお、当該株式は四半期連結財務諸表において自己株式として表示し
ております。
3 2022年10月5日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社ストラテ
ジックキャピタルが2022年9月28日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として
当第2四半期会計期間末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めて
おりません。
なお、大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(千株) (%)
株式会社ストラテジックキャピ 東京都渋谷区東3丁目14番
4,161 8.00
タル 15号MOビル
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年8月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 736,200
普通株式 51,253,400
完全議決権株式(その他) 512,534 ―
普通株式 31,697
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 52,021,297 ― ―
総株主の議決権 ― 512,534 ―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が1,000株(議決権の数 10個)
含まれております。また、役員向け株式交付信託が保有する当社株式115,900株(議決権の数1,159個)含まれ
ております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式62株、役員向け株式交付信託が保有する自己株式
50株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年8月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 大阪市西区江戸堀一丁目
736,200 ― 736,200 1.42
株式会社ワキタ 3番20号
計 ― 736,200 ― 736,200 1.42
(注) 1 上記自己名義所有株式数には、役員向け株式交付信託所有の当社株式数(115,950株)を含めておりま
せん。
2 2022年4月8日開催の取締役会決議に基づき、当第2四半期会計期間末日において当社普通株式を
717,400株取得しました。この結果、当第2四半期会計期間末日における自己株式数は、単元未満株式
の買取及び売渡により増減した株式数を含め736,262株となっております。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2022年6月1日から2022年
8月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年3月1日から2022年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、ひびき監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年2月28日) (2022年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,774 19,302
受取手形及び売掛金 22,430 20,053
有価証券 6,150 5,962
商品 2,930 3,728
貯蔵品 111 96
その他 631 886
△ 78 △ 68
貸倒引当金
流動資産合計 59,950 49,960
固定資産
有形固定資産
貸与資産(純額) 11,320 11,631
賃貸不動産(純額) 43,808 43,949
土地 8,413 8,872
6,615 7,554
その他(純額)
有形固定資産合計 70,157 72,008
無形固定資産
のれん 7,163 6,606
634 656
その他
無形固定資産合計 7,797 7,263
投資その他の資産
投資有価証券 4,041 3,991
退職給付に係る資産 689 694
その他 2,183 2,477
△ 443 △ 501
貸倒引当金
投資その他の資産合計 6,470 6,662
固定資産合計 84,425 85,933
資産合計 144,376 135,894
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,524 10,688
短期借入金 1,103 980
1年内返済予定の長期借入金 77 71
未払法人税等 1,569 1,156
賞与引当金 373 399
7,261 6,993
その他
流動負債合計 28,910 20,290
固定負債
長期借入金 172 140
役員株式報酬引当金 84 95
役員退職慰労引当金 18 19
退職給付に係る負債 252 252
15,843 16,302
その他
固定負債合計 16,372 16,811
負債合計 45,282 37,102
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2022年2月28日) (2022年8月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 13,821 13,821
資本剰余金 16,627 16,627
利益剰余金 68,675 68,922
△ 154 △ 937
自己株式
株主資本合計 98,969 98,433
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,288 1,238
繰延ヘッジ損益 94 292
土地再評価差額金 △ 2,144 △ 2,144
164 151
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 △ 596 △ 461
非支配株主持分 720 819
純資産合計 99,093 98,792
負債純資産合計 144,376 135,894
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日) 至 2022年8月31日)
売上高 35,516 37,764
売上原価 25,798 27,435
割賦販売未実現利益繰入額 49 -
145 -
割賦販売未実現利益戻入額
売上総利益 9,814 10,328
※ 6,938 ※ 7,625
販売費及び一般管理費
営業利益 2,876 2,703
営業外収益
受取利息 7 2
受取配当金 66 75
仕入割引 20 18
為替差益 17 35
投資事業組合運用益 10 9
28 38
その他
営業外収益合計 150 180
営業外費用
保険解約損 24 -
支払利息 50 62
撤去費用 - 12
9 11
その他
営業外費用合計 83 85
経常利益 2,942 2,798
特別利益
固定資産売却益 0 13
28 -
投資有価証券売却益
特別利益合計 29 13
特別損失
固定資産売却損 0 -
固定資産除却損 3 1
144 -
減損損失
特別損失合計 147 1
税金等調整前四半期純利益 2,824 2,810
法人税、住民税及び事業税
1,251 1,050
△ 109 △ 22
法人税等調整額
法人税等合計 1,141 1,028
四半期純利益 1,682 1,782
非支配株主に帰属する四半期純利益 52 49
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,630 1,732
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日) 至 2022年8月31日)
四半期純利益 1,682 1,782
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 115 △ 49
繰延ヘッジ損益 97 247
△ 8 △ 13
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 204 185
四半期包括利益 1,887 1,967
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,816 1,867
非支配株主に係る四半期包括利益 70 99
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日) 至 2022年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 2,824 2,810
減価償却費 2,446 2,910
のれん償却額 545 556
貸倒引当金の増減額(△は減少) 17 48
賞与引当金の増減額(△は減少) 18 26
退職給付に係る資産及び負債の増減額(△は減少) △ 1 △ 23
受取利息及び受取配当金 △ 73 △ 78
支払利息 50 62
有形固定資産除売却損益(△は益) 3 △ 12
投資有価証券売却・償還損益(△は益) △ 28 -
減損損失 144 -
売上債権の増減額(△は増加) 2,538 2,377
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 207 △ 782
仕入債務の増減額(△は減少) △ 478 △ 7,835
△ 114 254
その他
小計 7,684 314
利息及び配当金の受取額
73 78
利息の支払額 △ 49 △ 62
△ 1,206 △ 1,374
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,501 △ 1,043
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 - △ 300
有形固定資産の取得による支出 △ 1,742 △ 2,474
有形固定資産の売却による収入 0 41
投資有価証券の取得による支出 △ 1 △ 26
投資有価証券の売却及び償還による収入 37 205
貸付けによる支出 △ 2 △ 2
貸付金の回収による収入 3 2
子会社株式の取得による支出 △ 537 -
49 △ 145
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 2,191 △ 2,699
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 320 △ 123
長期借入金の返済による支出 △ 1 △ 39
リース債務の返済による支出 △ 22 △ 3
設備関係割賦債務の返済による支出 △ 1,980 △ 2,371
自己株式の売却による収入 13 0
自己株式の取得による支出 △ 0 △ 783
△ 1,561 △ 1,715
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 3,872 △ 5,037
現金及び現金同等物に係る換算差額 3 21
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 441 △ 8,759
現金及び現金同等物の期首残高 26,498 33,724
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 19 -
※ 26,959 ※ 24,965
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりです。
(1)代理人取引に係る収益認識
主に商事事業における収益について、従来は顧客から受け取る対価の総額を収益として認識しておりま
したが、一部取引について顧客への商品提供における当社の役割が代理人と判断すべき取引については純
額で収益を認識する方法に変更しております。
(2)割賦販売に係る収益認識
主に商事事業における収益について、割賦販売は、従来、割賦基準に基づき収益を認識し、回収期日未
到来の割賦債権に対応する未実現利益を繰延処理しておりましたが、商品が顧客に移転し当該履行義務が
充足された一時点で収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに
従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は716百万円、売上原価は715百万円減少し、営業利益、経常利
益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ60百万円減少しております。また、利益剰余金の期首残高は231百
万円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3
月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じ
る収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与え
る影響はありません。
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四半期報告書
(追加情報)
(役員向け株式交付信託について)
当社は、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、当社の取締役
(監査等委員である取締役を除く。以下同様。)を対象にした株式報酬制度「役員向け株式交付信託」を導入し
ております。
(1) 取引の概要
本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託(以下、「本信託」という。)が当社株式を取得
し、当社が各取締役に付与するポイントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付
されるという、株式報酬制度です。なお、取締役が当社株式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任
時です。
(2) 信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己
株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度末133百万円、115,950
株、当第2四半期連結会計期間末133百万円、115,950株であります。
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した(追加情報) (新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関す
る会計上の見積り)の仮定について、重要な変更はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
偶発債務
受取手形割引高及び受取手形裏書譲渡高
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2022年2月28日 ) ( 2022年8月31日 )
受取手形割引高 63 百万円 33 百万円
受取手形裏書譲渡高 24 百万円 40 百万円
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費の主なもの
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日 ) 至 2022年8月31日 )
給料及び賞与 2,662 百万円 2,915 百万円
貸倒引当金繰入額 17 百万円 52 百万円
賞与引当金繰入額 363 百万円 371 百万円
退職給付費用 82 百万円 68 百万円
減価償却費 236 百万円 299 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日 ) 至 2022年8月31日 )
現金及び預金勘定 21,072 百万円 19,302 百万円
有価証券勘定(3カ月以内) 5,886 百万円 5,662 百万円
現金及び現金同等物 26,959 百万円 24,965 百万円
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(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2021年3月1日 至 2021年8月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年5月27日
普通株式 1,560 30.00 2021年2月28日 2021年5月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 2021年5月27日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当
金2百万円が含まれております。
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年5月26日
普通株式 1,716 33.00 2022年2月28日 2022年5月27日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 2022年5月26日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当
金3百万円が含まれております。
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2021年3月1日 至 2021年8月31日 )
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
計上額
建機事業 商事事業 不動産事業 計
(注)
売上高
外部顧客への売上高 30,136 2,840 2,539 35,516 - 35,516
セグメント間の内部
2 1 4 8 △ 8 -
売上高又は振替高
計 30,138 2,842 2,544 35,525 △ 8 35,516
セグメント利益 1,944 208 723 2,876 △ 0 2,876
(注) 1 セグメント利益の調整額△0百万円は、棚卸資産の調整額であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
不動産事業セグメントにおいて、株式会社コルディアに係るのれんについて、減損損失を計上しておりま
す。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては144百万円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
不動産事業セグメントにおいて、当第2四半期連結会計期間より、株式を追加取得したこと及び重要性が増
したことにより株式会社コルディアを連結の範囲に含めております。当該事象によるのれんの発生額は144百万
円であります。
また、上記(固定資産に係る重要な減損損失)のとおり当該のれんについて減損損失を計上しております。
なお、当該事象によるのれんの減少額は、当第2四半期連結累計期間においては144百万円であります。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日 )
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
損益計算書
調整額
(注)1
計上額
建機事業 商事事業 不動産事業 計
(注)2
売上高
販売収益等 18,773 820 692 20,286 - 20,286
賃貸収益等 1,914 - 322 2,237 - 2,237
その他 2 16 0 18 - 18
顧客との契約から生じる
20,690 836 1,015 22,543 - 22,543
収益
その他の収益(注)3 12,010 1,011 2,199 15,221 - 15,221
外部顧客への売上高 32,700 1,848 3,215 37,764 - 37,764
セグメント間の内部
0 1 - 1 △ 1 -
売上高又は振替高
計 32,701 1,849 3,215 37,766 △ 1 37,764
セグメント利益 1,675 161 867 2,703 △ 0 2,703
(注) 1 セグメント利益の調整額△0百万円は、棚卸資産の調整額であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 その他の収益には、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収入等が
含まれております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3 報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益の算定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「建機事業」の売上高は0百万円減少
し、セグメント利益は5百万円減少しております。また、「商事事業」の売上高は715百万円減少し、セグメン
ト利益は55百万円減少しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2021年3月1日 (自 2022年3月1日
至 2021年8月31日 ) 至 2022年8月31日 )
1株当たり四半期純利益金額
31円39銭 33円61銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円)
1,630 1,732
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,630 1,732
四半期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
51,937 51,545
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり四半期純利益の算定上、役員向け株式交付信託が保有する当社株式を期中平均株式数の計算にお
いて控除する自己株式に含めております(前第2四半期連結累計期間65,029株、当第2四半期連結累計期間
115,950株)。
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(重要な後発事象)
(連結子会社間の合併)
当社は、2022年8月26日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社グランドアースを存続会
社、株式会社九州機械センターを消滅会社とする吸収合併を行うことを決議いたしました。
1 取引の概要
(1) 結合当事企業の名称及び事業の内容
① 結合企業(存続会社)
名称:株式会社グランドアース
事業の内容:土木機械・建設機械・車輌・発電機・ハウスなどの賃貸
② 被結合企業(消滅会社)
名称:株式会社九州機械センター
事業の内容:土木機械・建設機械・土木資材などの販売及び機械などの修理
(2) 企業結合日
2023年1月1日(予定)
(3) 企業結合の法的形式
株式会社グランドアースを存続会社とし、株式会社九州機械センターを消滅会社とする吸収合併
(4) 結合後企業の名称
株式会社グランドアース九州
(5) その他取引の概要に関する事項
九州地区において建設機械の賃貸事業を展開している株式会社グランドアースと建設機械の販売事業を展開
している株式会社九州機械センターとの合併により、当社グループの強みである「総合機能」を発揮し、人的
資本の柔軟性を高め、更なる事業拡大と効率的な運営を図ることを目的に合併することといたしました。
当社グループでは今後も建設業界が抱える課題解決を目的とした、持続的な組織づくりを目指して参りま
す。
2 実施予定の会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分
離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取
引として会計処理を行う予定であります。
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(株式取得による会社等の買収)
当社は、2022年9月22日開催の取締役会において、株式会社ヤマケイの株式を取得し、同社を子会社化するこ
とを決議いたしました。2022年9月26日付で株式譲渡契約を締結し、同日付で株式の取得を完了しております。
(1) 株式取得の目的
株式会社ヤマケイは、神奈川県横浜市金沢区に本社を置き、関東地区を中心として、土木・建築機械の賃
貸等の事業を行っております。
一方、当社グループは、土木・建設機械の販売及び賃貸などを主力事業として全国展開しておりますが、
同社を当社の連結子会社とすることで、関東地区における建機事業の業容拡大や既存拠点とのシナジー効果
が期待できることから、株式を取得することといたしました。
(2) 株式取得の相手方の名称
個人株主1名
(3) 買収する会社の名称、事業内容、規模
名称 株式会社ヤマケイ
事業内容 土木機械・建設機械・自動車等の賃貸業
規模(2021年9月期)
資本金 10百万円
総資産 850百万円
純資産 △60百万円
(4) 株式取得の時期
2022年9月26日
(5) 取得する株式の数、取得後の持分比率
取得株式数 20,000株
取得後の持分比率 100%
(6) 支払資金の調達方法
自己資金
2 【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年10月11日
株式会社ワキタ
取締役会 御中
ひびき監査法人
大阪事務所
代表社員
公認会計士 洲 﨑 篤 史
業務執行社員
業務執行社員 公認会計士 宮 本 靖 士
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ワキタ
の2022年3月1日から2023年2月28日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2022年6月1日から2022年8月
31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年3月1日から2022年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すな
わち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計
算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ワキタ及び連結子会社の2022年8月31日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していな
いと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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