三菱瓦斯化学株式会社 四半期報告書 第96期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第96期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 三菱瓦斯化学株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年8月10日
【四半期会計期間】 第96期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 三菱瓦斯化学株式会社
【英訳名】 MITSUBISHI GAS CHEMICAL COMPANY,INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 藤井 政志
【本店の所在の場所】 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
【電話番号】 (03)3283-5080
【事務連絡者氏名】 財務経理部経理グループ グループマネージャー 小林 千果
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
【電話番号】 (03)3283-5080
【事務連絡者氏名】 財務経理部経理グループ グループマネージャー 小林 千果
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第95期 第96期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第95期
累計期間 累計期間
自 2021年 自 2022年 自 2021年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至 2021年 至 2022年 至 2022年
6月30日 6月30日 3月31日
160,036 193,982 705,656
売上高 (百万円)
18,505 24,884 74,152
経常利益 (百万円)
親会社株主に帰属する四半期
14,352 16,113 48,295
(百万円)
(当期)純利益
16,915 30,611 66,232
四半期包括利益又は包括利益 (百万円)
592,399 647,942 630,887
純資産額 (百万円)
843,522 991,484 928,651
総資産額 (百万円)
1株当たり四半期(当期)純利
69.00 77.73 232.15
(円)
益金額
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益金額
63.20 58.87 61.25
自己資本比率 (%)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)における世界経済は、新型コロナウイルスの感
染拡大やウクライナ情勢の長期化が懸念される中で、原燃料費および輸送費の高騰が継続したほか、急速な円安の
進行もあり、不安定な状況が続きました。
このような状況下、当社グループは、2021年度よりスタートした中期経営計画「Grow UP 2023」のもと、「環境
変化に強い収益構造への転換」を図るべく、「競争優位(“差異化”)事業の更なる強化」「新規事業の創出と育成
の加速」「不採算事業の見直し・再構築」等の施策による事業ポートフォリオ改革を推進しております。また、原
燃料費および輸送費の上昇に対しては、コスト上昇分の販売価格への転嫁に取り組むことで、収益力の維持・強化
に努めております。
当社グループの売上高は、為替変動の影響や、原燃料高の販売価格への転嫁に加え、メタノール等の市況上昇も
あり、増収となりました。
営業利益は、原燃料価格や輸送費の上昇などの減益要因があったものの、円安効果や、ポリアセタールの販売好
調などにより、増益となりました。
経常利益は、メタノール事業に係る持分法損益が為替差損により減少したものの、営業利益が増加したことなど
から、増益となりました。
以上の結果、売上高1,939億円(前年同期比339億円増(21.2%増))、営業利益188億円(前年同期比42億円増
(28.9%増))、持分法利益22億円(前年同期比7億円減(25.7%減))、経常利益248億円(前年同期比63億円増
(34.5%増))、親会社株主に帰属する四半期純利益161億円(前年同期比17億円増(12.3%増))となり、営業利
益および経常利益において、四半期としての過去最高益を更新いたしました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
〔基礎化学品〕
メタノールは、市況が前年同期に比べ上昇したことなどから、売上高は増加したものの、メタノール関連会社で
為替差損を計上したことによる持分法損益の悪化などで減益となりました。
メタノール・アンモニア系化学品は、原料価格が上昇したものの、堅調な需要を背景とした採算是正により、前
年同期を上回る損益となりました。
ハイパフォーマンスプロダクツは、芳香族アルデヒドの販売数量が増加したものの、原燃料価格や輸送費が上昇
したことなどから、減益となりました。
キシレン分離/誘導品は、原燃料価格の上昇などにより高純度イソフタル酸(PIA)の採算が悪化したことなどか
ら、減益となりました。
発泡プラスチック事業は、フラットパネルディスプレイ保護材などの販売数量が増加したものの、原燃料高など
により減益となりました。
以上の結果、売上高1,151億円(前年同期比218億円増(23.4%増))、営業利益76億円(前年同期比4億円減
(5.4%減))、経常利益84億円(前年同期比10億円減(10.8%減))となりました。
3/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
〔機能化学品〕
無機化学品は、半導体向け薬液の販売数量が増加したものの、原燃料費や輸送費が上昇したことなどから、前年
同期並みの損益となりました。
エンジニアリングプラスチックスは、ポリアセタールの販売が好調に推移したほか、ポリカーボネート中国拠点
の損益改善などもあり、増収増益となりました。
光学材料は、光学樹脂ポリマーの主用途であるスマートフォンの需要は低調に推移したものの、顧客の在庫調整
の影響で落ち込みのあった前年同期の水準からは回復したことなどから、増収増益となりました。
電子材料は、主力の半導体パッケージ用BT材料において、PC関連機器や家電などで使用される汎用材料の需要が
減少したものの、円安効果に加え、メモリーやノートパソコン用プロセッサ向けが好調であったことなどから、増
収増益となりました。
「エージレス®」等の脱酸素剤は、海外向け販売が円安影響もあり食品分野を中心に堅調に推移しましたが、原材
料費や輸送費が上昇したことなどから、前年同期並みの損益となりました。
以上の結果、売上高788億円(前年同期比121億円増(18.2%増))、営業利益120億円(前年同期比46億円増
(62.4%増))、経常利益145億円(前年同期比48億円増(50.5%増))となりました。
〔その他の事業〕
その他の事業の売上高は0億円、営業損失は0億円、経常損失は0億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて628億円増加の9,914億円となりまし
た。
流動資産は、286億円増加の4,808億円となりました。増加の要因は、商品及び製品の増加などであります。
固定資産は、341億円増加の5,106億円となりました。増加の要因は、投資有価証券の増加などであります。
負債は、457億円増加の3,435億円となりました。流動負債は、短期借入金の増加などにより45億円増加しまし
た。固定負債は、長期借入金の増加などにより412億円増加しました。
純資産は、170億円増加の6,479億円となりました。増加の要因は、為替換算調整勘定の増加などであります。
この結果、自己資本比率は58.9%となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,535百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 492,428,000
計 492,428,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現 上場金融商品取引所名又
提出日現在発行数(株)
種類 在発行数(株) は登録認可金融商品取引 内容
(2022年8月10日)
(2022年6月30日) 業協会名
東京証券取引所
225,739,199 222,239,199 単元株式数 100株
普通株式
プライム市場
225,739,199 222,239,199
計 - -
(注)2022年5月12日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき自己株式の消却を決議し、2022年7月
29日に自己株式の消却を行いました。これにより、発行済株式総数は3,500,000株減少し、提出日現在
222,239,199株となっております。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
年月日 数増減数 減額
数残高(株) (百万円) (百万円) 高(百万円)
(株) (百万円)
2022年4月1日~
- 225,739,199 - 41,970 - 35,668
2022年6月30日
(注)2022年5月12日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき自己株式の消却を決議し、2022年7月
29日に自己株式の消却を行いました。これにより、発行済株式総数は3,500,000株減少し、提出日現在
222,239,199株となっております。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2022年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
20,197,500 単元株式数 100株
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 -
205,308,100 2,053,081
完全議決権株式(その他) 普通株式 同上
一単元(100株)未満の
233,599
単元未満株式 普通株式 -
株式
225,739,199
発行済株式総数 - -
2,053,081
総株主の議決権 - -
(注)1.「単元未満株式」には、次の自己株式及び相互保有株式が含まれております。
自己株式22株、山田化成㈱5株
2.「完全議決権株式(その他)」には、株式会社証券保管振替機構名義の株500株(議決権の数5個)が含まれて
おります。
②【自己株式等】
2022年6月30日現在
発行済株式総数
所有者の氏名又 自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の住所
は名称 株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
東京都千代田区丸の内2-5-2 20,124,000 20,124,000 8.91
当社 -
山田化成㈱ 東京都千代田区内神田2-8-4 70,500 70,500 0.03
-
菱江ロジスティ
大阪府豊中市神州町2-81 3,000 3,000 0.00
-
クス㈱
20,197,500 20,197,500 8.94
計 ― -
2【役員の状況】
該当事項はありません。
6/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、東陽監査法人による四半期レビューを受けております。
7/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
資産の部
流動資産
102,049 107,930
現金及び預金
176,556 182,197
受取手形、売掛金及び契約資産
6 10
有価証券
78,542 85,722
商品及び製品
19,729 20,831
仕掛品
57,398 64,392
原材料及び貯蔵品
19,381 21,402
その他
△ 1,453 △ 1,628
貸倒引当金
452,210 480,858
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
99,584 101,746
建物及び構築物(純額)
80,400 81,715
機械装置及び運搬具(純額)
96,399 108,352
その他(純額)
276,384 291,814
有形固定資産合計
無形固定資産
4,811 4,718
のれん
6,478 6,959
その他
11,290 11,677
無形固定資産合計
投資その他の資産
171,446 189,616
投資有価証券
17,927 18,139
その他
△ 607 △ 622
貸倒引当金
188,765 207,133
投資その他の資産合計
476,440 510,626
固定資産合計
928,651 991,484
資産合計
8/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
負債の部
流動負債
92,387 97,197
支払手形及び買掛金
38,925 45,641
短期借入金
11,997 5,032
未払法人税等
6,488 4,480
引当金
49,170 51,180
その他
198,969 203,532
流動負債合計
固定負債
20,000 20,000
社債
46,621 67,235
長期借入金
3,284 2,515
引当金
6,252 6,715
退職給付に係る負債
5,216 5,240
資産除去債務
17,418 38,302
その他
98,794 140,009
固定負債合計
297,763 343,542
負債合計
純資産の部
株主資本
41,970 41,970
資本金
34,339 34,339
資本剰余金
492,455 501,285
利益剰余金
△ 21,525 △ 26,521
自己株式
547,239 551,074
株主資本合計
その他の包括利益累計額
11,376 10,157
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益 △ 326 △ 139
9,861 22,188
為替換算調整勘定
614 393
退職給付に係る調整累計額
21,526 32,600
その他の包括利益累計額合計
62,121 64,267
非支配株主持分
630,887 647,942
純資産合計
928,651 991,484
負債純資産合計
9/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
160,036 193,982
売上高
120,487 145,501
売上原価
39,548 48,480
売上総利益
24,931 29,636
販売費及び一般管理費
14,616 18,844
営業利益
営業外収益
78 118
受取利息
1,112 1,605
受取配当金
2,720
為替差益 -
3,062 2,276
持分法による投資利益
796 678
その他
5,049 7,399
営業外収益合計
営業外費用
201 320
支払利息
356 531
出向者労務費差額負担
602 507
その他
1,160 1,359
営業外費用合計
18,505 24,884
経常利益
特別利益
527 275
投資有価証券売却益
※1 796
段階取得に係る差益 -
※2 744
-
受取保険金
2,067 275
特別利益合計
特別損失
255
土地整備費用引当金繰入額 -
※3 146
固定資産処分損 -
※4 127
火災による損失 -
105
-
減損損失
233 402
特別損失合計
20,339 24,756
税金等調整前四半期純利益
5,006 7,106
法人税等
15,333 17,650
四半期純利益
980 1,536
非支配株主に帰属する四半期純利益
14,352 16,113
親会社株主に帰属する四半期純利益
10/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
15,333 17,650
四半期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 1,370 △ 1,220
15 20
繰延ヘッジ損益
2,411 7,803
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額 △ 87 △ 134
613 6,492
持分法適用会社に対する持分相当額
1,581 12,961
その他の包括利益合計
16,915 30,611
四半期包括利益
(内訳)
15,143 27,187
親会社株主に係る四半期包括利益
1,771 3,423
非支配株主に係る四半期包括利益
11/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結の範囲の重要な変更
当第1四半期連結会計期間より、KOREA POLYACETAL CO., LTD.は重要性が増したことから、連結の範囲に含めて
おります。
(株)J-ケミカルは(株)ユタカケミカルを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外
しております。なお、当該合併に合わせ、(株)ユタカケミカルはMGCウッドケム(株)に商号変更しております。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
当第1四半期連結会計期間より、GHEPI S.r.l.は出資金の取得に伴い、持分法適用の範囲に含めております。
(会計方針の変更)
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定
会計基準適用指針」という。)を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2
項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用す
ることといたしました。この変更による当第1四半期連結会計期間及び当第1四半期連結累計期間の四半期連結財
務諸表に与える影響はありません。
(ASU第2016-02「リース」の適用)
米国会計基準を適用する在外連結子会社において、米国会計基準ASU第2016-02「リース」を当第1四半期連結会
計期間より適用し、原則としてすべての借手としてのリースを連結貸借対照表に資産及び負債として計上する方法
に変更しております。当会計基準の適用にあたっては、経過措置として認められている当該会計基準の適用による
累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しています。この変更による当第1四半期連結会計期間及び当第1
四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
12/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(追加情報)
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影
響に関する仮定)に記載した仮定から、重要な変更はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
Caribbean Gas Chemical Ltd. Caribbean Gas Chemical Ltd.
27,612百万円 30,836百万円
湖北菱永電子材料科技有限公司 2,314 湖北菱永電子材料科技有限公司 2,503
KOREA POLYACETAL CO., LTD. 2,026 KOREA POLYACETAL CO., LTD. -
従業員 34 従業員 32
その他 7社 3,822 その他 6社 4,581
計 35,809 計 37,954
(注)KOREA POLYACETAL CO., LTD.については、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 段階取得に係る差益の内容は次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
段階取得に係る差益 796百万円 -百万円
前第1四半期連結累計期間の「段階取得に係る差益」は、関連会社であった(株)ユタカケミカルの株式を前第1四半
期連結会計期間において追加取得し連結子会社としたことによるものであります。
※2 受取保険金の内容は次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
受取保険金 744百万円 -百万円
前第1四半期連結累計期間の「受取保険金」は、ユーティリティー設備の停止及び製造設備の事故に係るものであり
ます。
※3 固定資産処分損の内容は次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
固定資産処分損 -百万円 146百万円
当第1四半期連結累計期間の「固定資産処分損」は、連結子会社における機械装置等の撤去によるものであります。
※4 火災による損失の内容は次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
火災による損失 127百万円 -百万円
前第1四半期連結累計期間の「火災による損失」は、韓国連結子会社における火災による損失であります。
13/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期
連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次の
とおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
減価償却費 7,846百万円 7,969百万円
のれんの償却額 93 100
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2021年5月26日
普通株式 7,280 35 2021年3月31日 2021年6月7日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2022年5月26日
普通株式 7,281 35 2022年3月31日 2022年6月9日 利益剰余金
取締役会
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2022年5月12日の取締役会決議に基づき、自己株式2,430,000株の取得を行いました。この結
果、当第1四半期連結累計期間において自己株式が4,995百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末にお
いて自己株式が26,521百万円となっております。
14/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
基礎化学品 機能化学品 その他の事業 調整額
計算書計上額
事業部門 事業部門 (注)1 (注)2
(注)3
売上高
93,255 66,713 66 0 160,036
(1)外部顧客への売上高
(2)セグメント間の内部売上
1,326 21 3
△ 1,351 -
高又は振替高
94,582 66,734 70 160,036
計 △ 1,351
セグメント利益又は損失
(△)
9,418 9,672 18,505
△ 13 △ 572
(経常利益又は経常損失
(△))
(注)1.「その他の事業」には、報告セグメントに属していない不動産事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益又は損失の調整額△572百万円は、セグメント間取引消去△25百万円及び各報告セグメント
に配分していない全社費用等△546百万円であります。
全社費用等は、報告セグメントに配分していない一般管理費、金融収支、雑損益等であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「機能化学品事業部門」において105百万円の減損損失を計上しております。
(のれんの金額の重要な変動)
「基礎化学品事業部門」において、(株)J-ケミカルの株式を取得し連結子会社化したことにより、292百万円の
れんが発生しております。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
15/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
基礎化学品 機能化学品 その他の事業 調整額
計算書計上額
事業部門 事業部門 (注)1 (注)2
(注)3
売上高
115,108 78,839 34 193,982
(1)外部顧客への売上高 △ 0
(2)セグメント間の内部売上
2,026 42 1
△ 2,070 -
高又は振替高
117,134 78,881 36 193,982
計 △ 2,070
セグメント利益又は損失
(△)
8,403 14,561 1,947 24,884
△ 27
(経常利益又は経常損失
(△))
(注)1.「その他の事業」には、報告セグメントに属していない不動産事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益又は損失の調整額1,947百万円は、セグメント間取引消去△373百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用等2,320百万円であります。
全社費用等は、報告セグメントに配分していない一般管理費、金融収支、雑損益等であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
16/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他の事業
調整額 合計
基礎化学品 機能化学品
(注)
事業部門 事業部門
日本 42,755 21,479 15 0 64,251
アジア 中国 8,976 12,814 - - 21,791
アジア その他 21,062 24,604 - - 45,666
米国 7,781 5,133 - - 12,915
その他の地域 12,680 2,680 0 - 15,361
顧客との契約から生じる
93,255 66,713 16 0 159,986
収益
その他の収益 - - 50 - 50
外部顧客への売上高 93,255 66,713 66 0 160,036
(注)「その他の事業」には、報告セグメントに属していない不動産事業等を含んでおります。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他の事業
調整額 合計
基礎化学品 機能化学品
(注)
事業部門 事業部門
日本 51,015 20,555 15 △0 71,585
アジア 中国 10,159 17,781 - - 27,940
アジア その他 24,300 29,369 - - 53,670
米国 10,934 6,589 - - 17,524
その他の地域 18,698 4,543 0 - 23,242
顧客との契約から生じる
115,108 78,839 16 △0 193,963
収益
その他の収益 - - 18 - 18
外部顧客への売上高 115,108 78,839 34 △0 193,982
(注)「その他の事業」には、報告セグメントに属していない不動産事業等を含んでおります。
17/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
1株当たり四半期純利益金額 69円00銭 77円73銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
14,352 16,113
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半
期純利益金額 14,352 16,113
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 208,012 207,311
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
18/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
2【その他】
配当
2022年5月26日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。
(イ)配当金の総額………………………………………7,281百万円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………35円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2022年6月9日
(注)2022年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対して支払いました。
19/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年8月10日
三菱瓦斯化学株式会社
取締役会 御中
東陽監査法人
東京事務所
指定社員
公認会計士
小林 弥
業務執行社員
指定社員
公認会計士
井澤 浩昭
業務執行社員
指定社員
公認会計士
川久保 孝之
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている三菱瓦斯化学
株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から
2022年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務
諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期
レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、三菱瓦斯化学株式会社及び連結子会社の2022年6月30日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全て
の重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
21/22
EDINET提出書類
三菱瓦斯化学株式会社(E00815)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
22/22