新家工業株式会社 四半期報告書 第159期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
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新家工業株式会社(E02258)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2022年8月5日
【四半期会計期間】 第159期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 新家工業株式会社
【英訳名】 ARAYA INDUSTRIAL CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 井 上 智 司
【本店の所在の場所】 大阪市中央区南船場二丁目12番12号
【電話番号】 (06)6253-0221(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長 浜 田 哲 洋
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区南船場二丁目12番12号
【電話番号】 (06)6253-0221(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長 浜 田 哲 洋
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第158期 第159期
回次 第1四半期 第1四半期 第158期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年6月30日 至 2022年6月30日 至 2022年3月31日
(百万円)
売上高 8,970 11,836 40,760
(百万円)
経常利益 580 1,404 3,781
親会社株主に帰属する
(百万円)
375 945 2,573
四半期(当期)純利益
(百万円)
四半期包括利益又は包括利益 519 854 2,994
(百万円)
純資産額 26,483 29,392 28,847
(百万円)
総資産額 46,762 52,795 52,524
(円)
1株当たり四半期(当期)純利益 67.49 169.94 462.17
潜在株式調整後1株当たり
(円)
― ― ―
四半期(当期)純利益
(%)
自己資本比率 56.2 55.2 54.5
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しており、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりま
せん。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社において営まれている事業の内容に重要な変更はあ
りません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判
断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、経済社会活動の正常化が進む中で、各種政策の効果もあっ
て、景気は持ち直しの動きがみられました。
鉄鋼業界においては、自動車等の半導体を中心とする部品供給の遅れの長期化、脱炭素化に伴うグリーンフレー
ション等に起因する原材料、燃料価格の高騰、急激な円安、長期化の様相をみせるウクライナ情勢等、国内外の経
済及び鋼材需要は不透明な状況が続きました。
このような情勢のもと、当社グループといたしましては、主力の鋼管事業を中心に、原材料やエネルギー、副資
材等のコスト上昇分に対し、積極的な営業活動を行うことで販売価格の引き上げに注力しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は11,836百万円(前年同期比31.9%増)、営業利益1,184百万円
(前年同期比126.2%増)、経常利益1,404百万円(前年同期比142.1%増)となり、親会社株主に帰属する四半期
純利益は945百万円(前年同期比151.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(鋼管関連)
普通鋼製品につきましては、先行きの不透明感から、中小建築案件は低調に推移し特約店の荷動きに影響が出る
一方で、首都圏、関西圏を中心に全国の物流倉庫、データセンター、半導体工場などの大型建築案件は堅調に推移
しました。
ステンレス鋼製品につきましては、ニッケル価格の高騰により、製品価格の上昇が懸念される中、需給のタイト
感は依然として続いており、半導体装置や医療、食品、薬品関連、水処理等公共投資関連の案件を中心に需要は底
堅く推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は11,571百万円(前年同期比33.0%増)、営業利益は1,008百万円(前年同期
比141.9%増)となりました。
(自転車関連)
生産拠点である中国や東南アジアでのコロナ禍からの回復に伴い、国内市場における品薄状態は徐々に改善され
つつあります。そのような状況の中、昨年10月に販売を開始したPOLYGON(ポリゴン)ブランドの完成自転車は新
規顧客の開拓に寄与しました。今後、同ブランドのラインナップを充実させ、ブランドイメージアップをはかるこ
とにより、ユーザー取り込みに注力してまいります。
この結果、当セグメント売上高は109百万円(前年同期比1.9%減)、営業損失は7百万円(前年同期は営業損失1
百万円)となりました。
(不動産等賃貸)
不動産等賃貸収入につきましては、東京都大田区の地代収入を中心に、関西工場リム工場跡地の地代収入や東京
都江東区の自社ビル「アラヤ清澄白河ビル」の賃貸収入、大阪府茨木市の地代収入などにより、安定した業績をあ
げております。
この結果、当セグメントの売上高は151百万円(前年同期比0.0%減)、営業利益は132百万円(前年同期比0.3%
増)となりました。
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資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は52,795百万円となり、前連結会計年度末に比べ271百万円増加しまし
た。流動資産は32,267百万円となり465百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加
727百万円であります。固定資産は20,527百万円となり194百万円の減少となりました。これは主に、投資有価
証券の減少133百万円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は23,403百万円となり、前連結会計年度末に比べ273百万円減少しま
した。流動負債は17,995百万円となり223百万円の減少となりました。これは主に、未払法人税等の減少797百
万円であります。固定負債は5,407百万円となり50百万円の減少となりました。これは主に、長期借入金の減少
79百万円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は29,392百万円となり、前連結会計年度末に比べ545百万円増加しまし
た。これは主に、利益剰余金の増加639百万円であります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に変更及び新たに生じ
た課題はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会
社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
一 基本方針の内容
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値のさまざまな源泉、
当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を充分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中長
期的に確保、向上させる者でなければならないと考えております。
上場会社である当社の株式は、基本的に株主、投資家の皆様による自由な取引が認められており、当社の株
式に対する敵対的な大量買付け等についても、当社としてこれを一概に否定するものではありません。
しかしながら、当社は、企業価値ひいては株主共同の利益を侵害するおそれのある大量買付けを行おうとす
る者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えています。当社は、株主等
を含めた“社会との共生関係”に基盤を置いた確固たる理念のもとに各事業の運営が行われることこそが企業
経営の本質であり、それにより、企業価値ひいては株主共同の利益の確保、向上が図れるものと考えておりま
す。
今後、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保、向上を損なうような大量買付けが行われた場合、当
社取締役会は、株主の皆様に対し当該大量買付行為の適否について判断するに十分な情報及び時間的余裕が与
えられるべきであるとともに、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保、向上を侵害するような大量買
付けに対しては適時適切な対抗措置が必要であると考えます。
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二 取組みの具体的な内容
① 会社の支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組み
当社は、企業価値ひいては株主共同の利益の確保、向上のため、以下に掲げる経営理念を礎として、「社会
に信頼される企業」を目指して弛まぬ努力を続けております。
一、常に技術と品質の向上に努め創造と革新に挑戦する
一、公正かつ誠実に企業運営し社会の発展に貢献する
一、自然と調和し国際社会と共生する
一、お客様を大切にし、株主・取引先との相互繁栄をはかり従業員の福祉向上を目指す
当社は1903年創業以来100年を超える歴史の中で培われた製造技術、とりわけ金属加工の分野において“信頼
度の高い技術”の蓄積をもとに、輸送機器関連事業、鉄鋼関連事業を中心に社会に役立つ製品・商品・サービ
スを提供してまいりました。その用途は自転車、オートバイ、自動車、家具、住宅、店舗、福祉機器、産業機
械、生産設備、その他諸設備等それぞれの分野で幅広く活用され、社会に有用な役割を果たすべく不断の研
究・技術開発に挑戦しております。特にロールフォーミング技術を駆使した塑性形状加工技術は、長年に亘っ
て蓄積されたノウハウとそれを実現する熟練度の高い生産技術に支えられ、今後とも大きな可能性を秘めてい
るところであります。
当社は、顧客の要望に応えるために提案型営業を展開し、社会のニーズに柔軟かつ的確に対応する体制作り
を積極的に進めております。当社において企業価値の源泉となるべき事業内容は種々ございますが、各事業が
社会に果たす役割を明確に認識しつつ、短期的かつ一時的な利益追求の製品・商品のみならず、株主・投資
者、顧客・仕入先等の取引先、従業員、地域社会等を含めた“社会との共生関係”に基盤を置いた確固たる理
念のもとに各事業の運営が行われることこそが、当社における企業経営の本質であり、それにより、企業価値
ひいては株主共同の利益の確保、向上が図れるものと考えております。
当社はかかる使命感と信念のもと、金属加工分野を中心に様々な社会的な役割を担うべき製品・商品を開
発、提供する不断の努力を重ね、企業価値ひいては株主共同の利益の中長期的な確保、向上に邁進してまいり
ます。
② 会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配される
ことを防止するための取組み
当社は、2020年6月25日開催の第156期定時株主総会において、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確
保、向上を目的として、有効期間を2023年6月開催予定の定時株主総会の終結の時までとした、当社株券等の
大量買付け等への対応策 (以下「本プラン」といいます。)の継続について承認されました。
本プランは、当社の株券等の大量買付者に対し、大量買付者の名称及び住所または所在地等を記載した意向
表明書ならびに大量買付け等の目的、方法及びその内容、大量買付け等の価額の算定根拠、大量買付け後の当
社及び当社グループの経営方針、事業計画、資本政策ならびに配当政策等の必要情報の提供など、事前に明定
した手続の遵守を求めるとともに、大量買付者が同手続に違反した場合及び当該大量買付け等が当社の企業価
値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすおそれのある場合等に、独立委員会の勧告を踏まえ
た当社取締役会または株主総会の決議に基づき、新株予約権の無償割当て等を内容とする対抗措置を発動する
買収防衛策です。
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三 ①及び②の取組みについての取締役会の判断及びその判断に係る理由
・ 買収防衛策に関する指針に適合していること
本プランは、2005年5月27日に経済産業省・法務省から公表された「企業価値・株主共同の利益の確保又
は向上のための買収防衛策に関する指針」が定める3原則 (①企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原
則、②事前開示・株主意思の原則、③必要性・相当性確保の原則)ならびに、経済産業省に設置された企業
価値研究会が2008年6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」の定める指
針に適合しております。
・ 本プランが会社の支配に関する基本方針に沿うものであること
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値のさまざまな源
泉、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益
を中長期的に確保、向上させる者でなければならず、企業価値ひいては株主共同の利益を侵害するおそれの
ある大量買付けを行おうとする者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると
考えます。
本プランは、このような企業価値ひいては株主共同の利益を侵害するおそれのある買収からの防衛をその
目的及び内容としており、当社における会社の支配に関する基本方針に沿うものであります。
・ 本プランが当社の株主共同の利益を損なうものではないこと
本プランは、企業価値ひいては株主共同の利益を侵害するおそれのある大量買付けを行おうとする者から
当社を防衛することをその目的及び内容としており、株主共同の利益を損なうものではありません。
このことは、本プランが、継続(導入)に際して株主総会決議による承認を得ることとしていること、独
立委員会を設置し、その勧告を最大限尊重するとしていること、対抗措置の発動要件の合理性・客観性を確
保していること、有効期間を3年としていること、株主の意思によりいつでも本プランを廃止できること、
デッドハンド型買収防衛策でないこと及び事前開示を充実させていることなどからも明白です。
・ 本プランが当社役員の地位の維持を目的とするものではないこと
本プランは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保、向上のために導入するものであり、当社役
員の地位の維持を目的とするものではありません。
このことは、本プランが対抗措置の発動につき社外の独立した委員から構成される独立委員会の勧告を最
大限尊重するという枠組みを取っていることなどからも明白です。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7百万円であります。また、研究開発活動の状況に重要な変更
はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行っておりません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 16,000,000
計 16,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年6月30日 ) (2022年8月5日) 商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数は
普通株式 6,045,326 6,045,326
スタンダード市場 100株であります。
計 6,045,326 6,045,326 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2022年4月1日~
― 6,045 ― 3,940 ― 4,155
2022年6月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2022年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 478,600
普通株式
完全議決権株式(その他) 55,500 ―
5,550,000
単元未満株式 普通株式 16,726 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 6,045,326 ― ―
総株主の議決権 ― 55,500 ―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が500株含まれておりま
す。また、「議決権の数」欄には同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数5個が含まれております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式55株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年3月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
大阪市中央区
(自己保有株式)
478,600 - 478,600 7.91
新家工業株式会社
南船場二丁目12番12号
計 ― 478,600 - 478,600 7.91
(注) 当第1四半期会計期間末(2022年6月30日)の自己保有株式は478,600株(発行済株式総数に対する所有株式数
の割合7.91%)となっております。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年
6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任監査法人トーマツにより四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,141 7,240
受取手形及び売掛金 8,141 8,869
電子記録債権 5,885 5,929
商品及び製品 6,298 6,643
仕掛品 579 630
原材料及び貯蔵品 2,151 2,488
その他 636 500
△ 34 △ 35
貸倒引当金
流動資産合計 31,802 32,267
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 5,461 5,433
土地 4,551 4,571
2,719 2,672
その他(純額)
有形固定資産合計 12,732 12,677
無形固定資産
380 361
投資その他の資産
投資有価証券 7,054 6,920
退職給付に係る資産 215 272
その他 339 296
△ 0 △ 0
貸倒引当金
投資その他の資産合計 7,608 7,489
固定資産合計 20,722 20,527
資産合計 52,524 52,795
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,014 9,168
電子記録債務 2,110 2,159
短期借入金 3,600 3,869
1年内返済予定の長期借入金 319 319
未払法人税等 1,077 279
賞与引当金 416 235
1,681 1,962
その他
流動負債合計 18,219 17,995
固定負債
長期借入金 2,590 2,510
役員退職慰労引当金 46 34
環境対策引当金 8 8
退職給付に係る負債 1,615 1,594
資産除去債務 7 9
1,189 1,248
その他
固定負債合計 5,457 5,407
負債合計 23,676 23,403
純資産の部
株主資本
資本金 3,940 3,940
資本剰余金 4,629 4,629
利益剰余金 18,454 19,094
△ 695 △ 695
自己株式
株主資本合計 26,329 26,969
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,845 2,744
繰延ヘッジ損益 - △ 0
為替換算調整勘定 △ 396 △ 441
△ 139 △ 142
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 2,309 2,159
非支配株主持分 208 263
純資産合計 28,847 29,392
負債純資産合計 52,524 52,795
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
売上高 8,970 11,836
7,094 9,182
売上原価
売上総利益 1,876 2,653
販売費及び一般管理費 1,352 1,469
営業利益 523 1,184
営業外収益
受取利息 7 5
受取配当金 57 73
仕入割引 5 6
為替差益 - 126
16 22
その他
営業外収益合計 87 235
営業外費用
支払利息 6 8
為替差損 18 -
4 6
その他
営業外費用合計 30 14
経常利益 580 1,404
特別利益
- 0
固定資産売却益
特別利益合計 - 0
特別損失
6 0
固定資産除却損
特別損失合計 6 0
税金等調整前四半期純利益 573 1,404
法人税、住民税及び事業税
99 293
92 121
法人税等調整額
法人税等合計 192 415
四半期純利益 380 989
非支配株主に帰属する四半期純利益 5 43
親会社株主に帰属する四半期純利益 375 945
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
四半期純利益 380 989
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 49 △ 101
繰延ヘッジ損益 - △ 0
為替換算調整勘定 79 △ 30
9 △ 2
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 138 △ 134
四半期包括利益 519 854
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 508 811
非支配株主に係る四半期包括利益 10 43
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四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定
会計基準適用指針」という。)を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-
2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用
することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
受取手形割引高
当第1四半期連結会計期間
前連結会計年度
( 2022年6月30日 )
( 2022年3月31日 )
受取手形割引高 126 百万円 66 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日 ) 至 2022年6月30日 )
減価償却費 182百万円 205百万円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )
1.配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
2021年6月24日 2021年 2021年
普通株式 利益剰余金 250百万円 45円
定時株主総会 3月31日 6月25日
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期
間の末日後となるもの
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
1.配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
2022年6月24日 2022年 2022年
普通株式 利益剰余金 306百万円 55円
定時株主総会 3月31日 6月27日
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期
間の末日後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益計算書
その他 調整額
合計
(注)1 (注)2
計上額
自転車 不動産等
鋼管関連 計
(注)3
関連 賃貸
売上高
外部顧客への売上高 8,701 111 151 8,965 5 8,970 ― 8,970
セグメント間の
― ― ― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 8,701 111 151 8,965 5 8,970 ― 8,970
セグメント利益又は損失
417 △ 1 132 548 1 549 △ 26 523
(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、機械設備・福祉機器の製造販
売であります。
2. セグメント利益又は損失(△)の調整額は、棚卸資産の調整等によるものであります。
3. セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益計算書
その他 調整額
合計
(注)1 (注)2
計上額
自転車 不動産等
鋼管関連 計
(注)3
関連 賃貸
売上高
外部顧客への売上高 11,571 109 151 11,832 3 11,836 ― 11,836
セグメント間の
― ― ― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 11,571 109 151 11,832 3 11,836 ― 11,836
セグメント利益又は損失
1,008 △ 7 132 1,134 1 1,135 48 1,184
(△)
(注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、機械設備・福祉機器の製造販
売であります。
2. セグメント利益又は損失(△)の調整額は、棚卸資産の調整等によるものであります。
3. セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
鋼管関連 自転車関連 不動産等賃貸 計
商品及び製品の販売 8,598 111 - 8,710 5 8,715
役務の提供(注)1 91 - - 91 - 91
顧客との契約から生じる収益 8,690 111 - 8,801 5 8,807
その他の収益(注)2 11 - 151 163 - 163
外部顧客への売上高 8,701 111 151 8,965 5 8,970
(注)1. 役務の提供は、受託加工取引及び代理人取引による収入であります。
2. その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産等賃貸収入であります。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
鋼管関連 自転車関連 不動産等賃貸 計
商品及び製品の販売 11,466 109 - 11,576 3 11,579
役務の提供(注)1 93 - - 93 - 93
顧客との契約から生じる収益 11,559 109 - 11,669 3 11,672
その他の収益(注)2 11 - 151 163 - 163
外部顧客への売上高 11,571 109 151 11,832 3 11,836
(注)1. 役務の提供は、受託加工取引及び代理人取引による収入であります。
2. その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産等賃貸収入であります。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日 ) 至 2022年6月30日 )
1株当たり四半期純利益 67円49銭 169円94銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
375 945
(百万円)
普通株主に帰属しない金額 (百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
375 945
四半期純利益 (百万円)
普通株式の期中平均株式数 (千株) 5,567 5,566
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年8月5日
新家工業株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 中 田 明
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 上 田 博 規
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている新家工業株式会
社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6
月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、新家工業株式会社及び連結子会社の2022年6月30日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期
報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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