ファナック株式会社 四半期報告書 第54期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
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ファナック株式会社(E01946)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年8月8日
【四半期会計期間】 第54期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 ファナック株式会社
【英訳名】 FANUC CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山口 賢治
【本店の所在の場所】 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番地
【電話番号】 0555-84-5555
【事務連絡者氏名】 執行役員 岡田 俊哉
【最寄りの連絡場所】 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番地
【電話番号】 0555-84-5555
【事務連絡者氏名】 執行役員 岡田 俊哉
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
2021年度 2022年度
回次 第1四半期 第1四半期 2021年度
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年6月30日 至 2022年6月30日 至 2022年3月31日
売上高 (百万円) 185,293 211,563 733,008
経常利益 (百万円) 57,960 59,538 213,395
親会社株主に帰属する
(百万円) 40,295 42,122 155,273
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 47,920 84,743 201,257
純資産額 (百万円) 1,443,540 1,576,193 1,549,879
総資産額 (百万円) 1,625,732 1,794,600 1,783,964
1株当たり四半期(当期)
(円) 210.07 220.00 809.49
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 88.1 87.1 86.1
(注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載してお
りません。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)において営まれている事業の内容
に重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
該当事項はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から6月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきま
しては、自動車関連をはじめとして製造業全般において設備投資が活発に行われました。しかし、サプライチェー
ンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響やインフレの加速、急激な為替変動等、先行き不透明な
状況が続いております。
このような中、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図りつつ、お客様への商品
の供給とサービス活動の継続に努めました。特に半導体をはじめとする部品不足については、代替品の採用、設計
変更などあらゆる対策を行い、影響を最小限にとどめるべく、会社の総力を挙げて対処しました。
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が2,115億63百万円(前年同期比14.2%増)、経常利益が
595億38百万円(前年同期比2.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が421億22百万円(前年同期比4.5%増)
となりました。
部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国をはじめとして、欧米、ア
ジア、日本と世界規模で堅調に推移し、工作機械向けの当社のCNCシステムの売上も増加しました。FA部門の
売上高は655億60百万円(前年同期比25.6%増)となりました。
ロボット部門については、中国でEV、IT関連向けを中心に売上が好調に推移し、米国でも一般産業向けおよ
びEV関連の需要を取り込んだ自動車産業向けの売上が堅調で、欧州でも一般産業向けの売上が好調に推移しまし
た。国内では売上が横ばいにとどまりました。これらの結果、ロボット部門の売上高は804億29百万円(前年同期比
36.8%増)となりました。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、パソコン、タブレット、スマートフォン市場
向けの需要が旺盛だった前年同期と比べて売上が減少しました。ロボショット(電動射出成形機)では、IT関
連、医療市場向けの需要が引き続き堅調に推移したものの、好調だった前年同期と比べて売上が減少しました。ロ
ボカット(ワイヤ放電加工機)では、IT関連、自動車部品市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しまし
た。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は401億90百万円(前年同期比24.5%減)となりました。
サービス部門については、「サービス ファースト」をキーワードに、サービス体制の強化、IT技術の積極的な
導入による効率アップなどを進めています。サービス部門の売上高は253億84百万円(前年同期比20.6%増)となり
ました。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比106億36百万円増の1兆7,946億円となりました。
負債合計は、前年度末比156億78百万円減の2,184億7百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比263億14百万円増の1兆5,761億93百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は116億62百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 400,000,000
計 400,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年6月30日 ) (2022年8月8日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 201,909,397 201,909,397 単元株式数は100株
プライム市場
計 201,909,397 201,909,397 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2022年4月1日~
― 201,909,397 ― 69,014 ― 96,057
2022年6月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、該当事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年6月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
10,617,700
普通株式
完全議決権株式(その他) 1,905,945 ―
190,594,500
普通株式
単元未満株式 ― ―
697,197
発行済株式総数 201,909,397 ― ―
総株主の議決権 ― 1,905,945 ―
② 【自己株式等】
2022年6月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 山梨県南都留郡忍野村忍草
10,617,700 ― 10,617,700 5.3
ファナック株式会社 字古馬場3580番地
計 ― 10,617,700 ― 10,617,700 5.3
(注) 株主名簿上当社名義となっている株式のうち、当社が実質的に所有していない株式はありません。
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月
30日まで)および第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につい
て、EY新日本有限責任監査法人により四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 423,515 417,927
受取手形 25,707 26,529
売掛金 124,488 141,200
有価証券 177,700 137,100
商品及び製品 114,228 135,543
仕掛品 80,006 79,162
原材料及び貯蔵品 55,330 63,098
その他 14,996 19,754
△ 1,024 △ 1,190
貸倒引当金
流動資産合計 1,014,946 1,019,123
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 326,459 329,603
土地 155,369 156,767
96,305 96,341
その他(純額)
有形固定資産合計 578,133 582,711
無形固定資産
8,933 9,115
投資その他の資産
投資有価証券 135,709 137,259
その他 46,668 46,819
△ 425 △ 427
貸倒引当金
投資その他の資産合計 181,952 183,651
固定資産合計 769,018 775,477
資産合計 1,783,964 1,794,600
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 49,473 50,553
未払法人税等 37,572 18,354
アフターサービス引当金 10,739 11,061
79,818 80,059
その他
流動負債合計 177,602 160,027
固定負債
退職給付に係る負債 51,693 52,393
4,790 5,987
その他
固定負債合計 56,483 58,380
負債合計 234,085 218,407
純資産の部
株主資本
資本金 69,014 69,014
資本剰余金 96,082 96,082
利益剰余金 1,441,559 1,437,706
△ 105,950 △ 116,161
自己株式
株主資本合計 1,500,705 1,486,641
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 15,204 13,999
為替換算調整勘定 36,087 78,227
△ 16,187 △ 16,194
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 35,104 76,032
非支配株主持分 14,070 13,520
純資産合計 1,549,879 1,576,193
負債純資産合計 1,783,964 1,794,600
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
売上高 185,293 211,563
107,440 129,643
売上原価
売上総利益 77,853 81,920
販売費及び一般管理費 25,783 32,163
営業利益 52,070 49,757
営業外収益
受取利息 461 806
受取配当金 198 265
持分法による投資利益 4,657 7,790
789 1,248
雑収入
営業外収益合計 6,105 10,109
営業外費用
固定資産撤去費用 52 154
163 174
雑支出
営業外費用合計 215 328
経常利益 57,960 59,538
特別損失
541 ―
在外子会社における送金詐欺損失
特別損失合計 541 ―
税金等調整前四半期純利益 57,419 59,538
法人税、住民税及び事業税
14,551 15,308
1,679 1,118
法人税等調整額
法人税等合計 16,230 16,426
四半期純利益 41,189 43,112
非支配株主に帰属する四半期純利益 894 990
親会社株主に帰属する四半期純利益 40,295 42,122
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
四半期純利益 41,189 43,112
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 729 △ 1,206
為替換算調整勘定 2,222 35,275
退職給付に係る調整額 663 △ 6
4,575 7,568
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 6,731 41,631
四半期包括利益 47,920 84,743
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 46,930 83,050
非支配株主に係る四半期包括利益 990 1,693
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【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
保証債務
従業員の住宅ローンに対して、次のとおり債務保証を行っております。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年6月30日 )
従業員(住宅ローン) 3百万円 2百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日 ) 至 2022年6月30日 )
減価償却費 11,265百万円 11,695百万円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年6月24日
普通株式 39,541 206.14 2021年3月31日 2021年6月25日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3. 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
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当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2022年6月29日
普通株式 45,975 239.68 2022年3月31日 2022年6月30日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3. 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )および当第1四半期連結累計期間(自 2022年4
月1日 至 2022年6月30日 )
当社グループは、ファクトリーオートメーション(FA)の総合的なサプライヤとして、自動化による生産システ
ムに使用されるCNCシステムとCNCシステムの技術をベースとしたその応用商品の開発、製造、販売を主な事業
とする単一業種の事業活動を営んでおります。
当社グループでは、すべての商品に、CNC、サーボモータが使用されていることから、投資の意思決定は、特定
の商品の状況だけではなく、すべての商品の受注・売上、製造の状況により判断しております。
このように、当社グループにおいては投資の意思決定を全体で実施し、事業セグメントは単一であるためセグメン
ト情報の記載を省略しております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日 )
地域別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
部門別
合計
FA ロボット ロボマシン サービス
国内 11,691 4,167 3,714 4,863 24,435
米州 831 20,175 2,856 7,279 31,141
欧州 4,074 13,966 3,670 6,340 28,050
中国 18,454 16,899 36,596 917 72,866
アジア(中国以外) 16,861 2,977 6,228 1,416 27,482
その他 295 622 175 227 1,319
顧客との契約から生じる収益 52,206 58,806 53,239 21,042 185,293
外部顧客への売上高 52,206 58,806 53,239 21,042 185,293
(注)地域別の売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
収益認識の時期別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
部門別
合計
FA ロボット ロボマシン サービス
一時点で移転される財又はサービス 52,206 57,525 52,990 17,899 180,620
一定の期間にわたり移転される財又は
1,281 249 3,143 4,673
-
サービス
顧客との契約から生じる収益 52,206 58,806 53,239 21,042 185,293
外部顧客への売上高 52,206 58,806 53,239 21,042 185,293
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当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日 )
地域別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
部門別
合計
FA ロボット ロボマシン サービス
国内 17,972 4,400 4,060 5,015 31,447
米州 2,053 32,136 3,740 10,275 48,204
欧州 4,689 15,528 5,635 7,268 33,120
中国 17,033 25,118 21,165 568 63,884
アジア(中国以外) 23,614 2,547 5,137 1,999 33,297
その他 199 700 453 259 1,611
顧客との契約から生じる収益 65,560 80,429 40,190 25,384 211,563
外部顧客への売上高 65,560 80,429 40,190 25,384 211,563
(注)地域別の売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
収益認識の時期別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
部門別
合計
FA ロボット ロボマシン サービス
一時点で移転される財又はサービス 65,559 78,131 39,877 21,755 205,322
一定の期間にわたり移転される財又は
1 2,298 313 3,629 6,241
サービス
顧客との契約から生じる収益 65,560 80,429 40,190 25,384 211,563
外部顧客への売上高 65,560 80,429 40,190 25,384 211,563
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
項目
至 2021年6月30日 ) 至 2022年6月30日 )
1株当たり四半期純利益金額
210円7銭 220円00銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円)
40,295 42,122
普通株主に帰属しない金額(百万円)
― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
40,295 42,122
四半期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
191,813 191,468
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年8月8日
ファナック株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
鶴 田 純 一 郎
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 野 口 正 邦
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているファナック
株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年
4月1日から2022年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30
日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益
計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、ファナック株式会社及び連結子会社の2022年6月30日現在
の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が
全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュ
ー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施
される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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