株式会社スノーピーク 四半期報告書 第59期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第59期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日) |
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提出者 | 株式会社スノーピーク |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社スノーピーク(E31070)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年5月16日
【四半期会計期間】 第59期第1四半期(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日)
【会社名】 株式会社スノーピーク
【英訳名】 Snow Peak,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 社長執行役員 山井 梨沙
【本店の所在の場所】 新潟県三条市中野原456番地
【電話番号】 0256-46-5858(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 財務管理室長 金子 聡
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング23階
【電話番号】 03-6805-7738
【事務連絡者氏名】 執行役員 財務管理室長 金子 聡
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第58期 第59期
回次 第1四半期 第1四半期 第58期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年1月1日 自 2022年1月1日 自 2021年1月1日
会計期間
至 2021年3月31日 至 2022年3月31日 至 2021年12月31日
売上高 (千円) 5,045,903 7,084,149 25,713,536
経常利益 (千円) 630,030 976,035 4,035,383
親会社株主に帰属する
(千円) 410,428 642,050 2,727,286
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 645,280 838,040 3,391,021
純資産額 (千円) 11,041,439 13,954,179 13,849,674
総資産額 (千円) 19,269,859 25,391,008 21,318,711
1株当たり四半期(当期)
(円) 10.89 16.96 72.17
純利益
自己資本比率 (%) 57.3 54.8 64.9
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.1株当たり四半期(当期)純利益の算定上、役員株式給付信託(BBT信託)及び従業員株式給付信託(E
SOP信託)が保有する当社株式を期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
4.当社は、2021年12月1日付けで普通株式1株につき2株の割合で、株式分割を行っております。前連結会計
年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の
期首から適用しており、当第1四半期連結累計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を
適用した後の指標等となっております。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識し
ている主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更は
ありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年1月1日から2022年3月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感
染症の影響により依然として厳しい状況にある中、ワクチン接種の普及や各種政策の効果により、段階的に経済活動
が再開に向かいましたが、新たな変異株の感染症再拡大が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続い
ております。世界経済においては、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響に加え、ウクライナ情勢悪化による金融
市場の動揺や資源価格高騰による世界的なインフレが顕在化、円安の進行と今後の景気悪化が懸念されております。
当社グループが属するアウトドア業界につきましては、国内外の新型コロナウイルス感染症再拡大の影響により、
直営店舗における来店客数の減少があったものの、密を避けたレジャーとして世界的に高い需要が継続した状況にあ
ります。また、キャンプについてもスタイルの多様化や通年化が進み、キャンプ参加者のすそ野の広がりが確認され
ております。
このような環境下において、当社の営業概況としましては、全ての地域・全てのチャネルにて好調に推移致しまし
た。例年1月~3月はキャンプのオフシーズンに該当するものの、冬キャンプ用商品の販売増加に加えて、春からの
キャンプシーズン向けに早い時期からキャンプ用品の購買が進展したこともあり、前年を上回る水準となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における業績は以下の通りとなりました。
売上高 7,084,149 千円(前年同期比 40.4%増 )
営業利益 935,186 千円(前年同期比 67.0%増 )
経常利益 976,035 千円(前年同期比 54.9%増 )
親会社株主に帰属する四半期純利益 642,050 千円(前年同期比 56.4%増 )
国内での事業においては、昨年から引き続きキャンプ需要の高さが継続している一方で新型コロナウイルス感染症
再拡大の影響から一部の店舗においては来店客数の減少が見られておりましたが、感染対策の効果もあり昨年同時期
と比較して人出が増えたことや卸売先での店舗スペース拡大や新規店舗オープンに伴う納品の増加により、全ての
チャネルにて売上は前年同期を上回る実績となりました。また、子会社の株式会社スノーピークビジネスソリュー
ションズにおいては、引き続きスノーピークグループ全体のIT及び人財育成にかかる事業支援の強化を図ったこと
で売上が好調に推移いたしました。
海外での事業については、特定の地域で新型コロナウイルスの変異株による感染再拡大が見られたものの、世界的
にキャンプ需要の高さが継続したことより各国にて前年同期を上回る売上実績となりました。国別の状況ですが、韓
国については前年に引続きキャンプ需要が高水準を維持しており、全てのチャネルにて売上は好調に推移しました。
韓国から販売強化を図っている中国については、主要都市部のロックダウンの影響により消費行動の大幅な減少が懸
念されている中、売上は前年同期を上回る実績となりました。台湾については、キャンプ需要は高水準を維持してお
り、直営、EC、卸売チャネルでの売上は全て好調に推移しました。米国については、物流遅延の影響を受けるも、前
期からのリテール向け営業活動が奏功し、テント商品やファニチャー関連商品の販売が好調に推移しました。今期は
焚火台を中心とするエントリー層拡大に向けた販売活動に加え、体験型消費の取り組みを強化し、継続的に新規顧客
の開拓とブランド認知の拡大に注力してまいります。英国については、物流混乱の影響により供給面において不安定
な状況が継続しましたが、卸売先企業開拓とEC展開が奏功し前年同期を上回る実績となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ 4,072,296千円増加 し、 25,391,008千円 となりまし
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た。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産 (前連結会計年度末は受取手形及び売掛金) の増加708,908千円、商品
及び製品の 増加850,944千円 等により前連結会計年度末に比べ 1,520,175千円増加 し、 11,410,255千円 となり、固定資
産 は、スパリゾート建設等による建設仮勘定の 増加1,185,488千円 、当期首より米国会計基準を適用している米国子会
社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより使用権資産を 1,034,377千円 計上したこと等によ
り前連結会計年度末に比べ 2,552,121千円増加 し、 13,980,753千円 となりました。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ 3,967,791千円増加 し、 11,436,828千円 となりまし
た。流動負債は、短期借入金の 増加2,000,000千円 、買掛金の 増加765,700千円 等があった一方で、未払法人税等の 減
少590,992千円 等により前連結会計年度末に比べ 2,452,388千円増加 し 7,550,917千円 となりました。固定負債は、長期
借入金の 減少90,000千円 等があった一方で、収益認識会計基準等の適用により契約負債を 1,112,282千円 計上したこ
と、米国子会社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことによるリース債務の 増加905,790千円 等に
より、前連結会計年度末に比べ 1,515,403千円増加 し、 3,885,910千円 となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加
642,050千円 、為替換算調整勘定の 増加211,434千円 等があった一方で、その他有価証券評価差額金の 減少14,753千
円 、配当金の支払いによる利益剰余金の減少378,268千円、収益認識会計基準等の適用により利益剰余金の当期首残高
が439,551千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ 104,505千円増加 し、 13,954,179千円 となりました。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は33,920千円であります。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 112,640,000
計 112,640,000
② 【発行済株式】
上場金融商品取引所
第1四半期会計期間
提出日現在発行数(株)
末現在発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2022年5月16日)
( 2022年3月31日 )
商品取引業協会名
東京証券取引所
市場第一部(第1四
半期会計期間末現 単元株式数は100
普通株式 38,140,000 38,140,000
在) 株であります。
プライム市場(提出
日現在)
計 38,140,000 38,140,000 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
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(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2022年1月1日~
- 38,140,000 - 2,779,316 - 2,729,716
2022年3月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
6,400
普通株式
完全議決権株式(その他) 380,924 -
38,092,400
普通株式
単元未満株式 - -
41,200
発行済株式総数 38,140,000 - -
総株主の議決権 - 380,924 -
(注) 1. 当第1四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2021年12月31日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
2. 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、役員株式給付信託(BBT信託)が、保有する当社株式
181,000株(議決権1,810個)及び従業員株式給付信託(ESOP信託)が保有する当社株式125,700株(議
決権1,257個)が含まれております。
3.「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式16株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年3月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
新潟県三条市中野原
(自己保有株式)
6,400 0 6,400 0.00
株式会社スノーピーク
456番地
計 - 6,400 0 6,400 0.00
(注)役員向け業績連動型株式報酬制度(BBT)及び従業員向け株式交付信託制度(ESOP)に係る信託財産と
して、2021年12月31日時点において所有する当社株式306,774株は、上記自己株式には含めておりません。
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期連結累計期間における役員の異動はありません。
(役付執行役員の異動)
当社は、コーポレート・ガバナンスの強化を目的として、役付執行役員制度を導入しております。
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期連結累計期間における役付執行役員の異動は、次のとおりであり
ます。
新任役付執行役員
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氏 名 新 役 職 旧 役 職 異動年月日
坂本 宣 副社長執行役員 ― 2022年4月1日
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年1月1日から2022年
3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年1月1日から2022年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、太陽有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年12月31日) (2022年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,818,814 3,672,604
受取手形及び売掛金 2,756,503 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 3,465,411
商品及び製品 2,786,837 3,637,782
仕掛品 138,199 200,706
原材料及び貯蔵品 164,286 236,007
その他 231,547 206,491
△ 6,109 △ 8,748
貸倒引当金
流動資産合計 9,890,079 11,410,255
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,939,899 4,924,660
土地 1,201,786 1,230,763
建設仮勘定 2,013,501 3,198,989
使用権資産(純額) - 1,034,377
519,654 537,032
その他(純額)
有形固定資産合計 8,674,842 10,925,823
無形固定資産
ソフトウエア 332,858 331,563
のれん 100,220 87,693
131,787 165,446
その他
無形固定資産合計 564,866 584,703
投資その他の資産
投資有価証券 1,242,379 1,220,967
繰延税金資産 96,738 321,736
849,804 927,520
その他
投資その他の資産合計 2,188,922 2,470,225
固定資産合計 11,428,631 13,980,753
資産合計 21,318,711 25,391,008
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年12月31日) (2022年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 677,574 1,443,275
※ 1,455,000 ※ 3,455,000
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金 360,000 360,000
契約負債 - 18,947
リース債務 12,467 155,197
未払金 876,449 910,235
未払法人税等 1,098,435 507,442
賞与引当金 17,677 100,905
役員株式給付引当金 70,424 44,643
従業員株式給付引当金 59,694 46,483
資産除去債務 12,304 5,704
458,501 503,082
その他
流動負債合計 5,098,528 7,550,917
固定負債
長期借入金 900,000 810,000
リース債務 24,642 930,432
退職給付に係る負債 80,527 96,714
役員退職慰労引当金 57,647 68,588
製品保証引当金 129,212 -
ポイント引当金 325,229 -
契約負債 - 1,112,282
資産除去債務 300,638 315,816
長期未払金 377,613 377,613
繰延税金負債 111,819 110,890
63,176 63,572
その他
固定負債合計 2,370,507 3,885,910
負債合計 7,469,036 11,436,828
純資産の部
株主資本
資本金 2,779,316 2,779,316
資本剰余金 5,133,139 5,133,139
利益剰余金 5,555,105 5,379,336
△ 231,904 △ 172,620
自己株式
株主資本合計 13,235,657 13,119,171
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 428,679 413,925
180,926 392,361
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 609,606 806,286
非支配株主持分 4,411 28,721
純資産合計 13,849,674 13,954,179
負債純資産合計 21,318,711 25,391,008
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年3月31日) 至 2022年3月31日)
※ 5,045,903 ※ 7,084,149
売上高
2,322,842 3,309,772
売上原価
売上総利益 2,723,060 3,774,376
販売費及び一般管理費 2,162,977 2,839,189
営業利益 560,083 935,186
営業外収益
受取利息 79 96
補助金収入 35,769 17,640
持分法による投資利益 - 1,653
為替差益 30,529 12,044
9,682 18,302
その他
営業外収益合計 76,061 49,737
営業外費用
支払利息 1,196 3,833
債権売却損 1,629 1,943
シンジケートローン手数料 3,000 3,000
持分法による投資損失 29 -
257 112
その他
営業外費用合計 6,114 8,889
経常利益 630,030 976,035
特別利益
3,496 20
固定資産売却益
特別利益合計 3,496 20
特別損失
- 3,168
固定資産除却損
特別損失合計 - 3,168
税金等調整前四半期純利益 633,526 972,887
法人税、住民税及び事業税
260,439 371,335
法人税等調整額 △ 36,535 △ 39,637
△ 23 △ 171
法人税等還付税額
法人税等合計 223,880 331,527
四半期純利益 409,646 641,359
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △ 781 △ 690
親会社株主に帰属する四半期純利益 410,428 642,050
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年3月31日) 至 2022年3月31日)
四半期純利益 409,646 641,359
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 65,557 △ 14,753
170,076 211,434
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 235,633 196,680
四半期包括利益 645,280 838,040
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 646,061 838,730
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 781 △ 690
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【注記事項】
(会計方針の変更等)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用による当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える主な影響は次のとお
りであります。
・ポイント制度に係る収益認識
当社グループが運営するポイント制度に基づき、従来は顧客に付与したポイントの利用による費用負担に備え
るため、使用実績率に基づく負担見込額をポイント引当金として計上しておりましたが、付与したポイントを履
行義務として識別し、収益の計上を繰り延べる方法に変更しております。
なお、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「固定負債」に表示していた「ポイント引当金」は、当第
1四半期連結会計期間より、履行義務として識別したことによる「契約負債(固定負債)」として表示すること
と致しました。
・保証サービス制度に係る収益認識
製品の販売後に発生する補償費用(無償のアフターサービスに要する費用)に備えるため、将来の補修見積数
量に基づく負担見込額を製品保証引当金として計上しておりましたが、製品の販売とそれに付随する製品保証
サービスの提供を別個の履行義務として識別し、それぞれの履行義務を充足した時点で収益を認識する方法に変
更しました。
なお、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「固定負債」に表示していた「製品保証引当金」は、当第
1四半期連結会計期間より、履行義務として識別したことによる「契約負債(固定負債)」として表示すること
と致しました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収
益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従っ
てほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計
基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更に
ついて、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を当第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は54,871千円、売上原価は21,285千円、販売費及び一般管理費は
38,480千円それぞれ減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ4,895千円増加しており
ます。また、利益剰余金の当期首残高は439,551千円減少しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示する
ことといたしました。 また、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第
28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解
した情報を記載しておりません。
(リース会計(ASC第842号)の適用)
米国会計基準を適用している在外連結子会社において「リース会計」(ASC第842号)を当第1四半期連結会計期
間の期首より適用しております。
これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとい
たしました。
この結果、当第1四半期連結会計期間の期首において有形固定資産の「使用権資産(純額)」が517,221千円、流
動負債の「リース債務」が95,643千円、固定負債の「リース債務」が417,494千円それぞれ増加しております。 当該
会計基準の適用にあたっては、経過措置で認められている、当該会計基準の適用による累積的影響を適用開始日に
認識する方法を採用しています。
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なお、この変更による当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44号-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える
影響はありません。
(追加情報)
(取締役に対する業績連動型株式報酬制度)
当社の業績及び株式価値と対象取締役の報酬との連動性をより明確にし、対象取締役が株価上昇によるメリットを
享受するのみならず株価下落リスクをも負担し、株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、中
長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、2016年3月30日開催の第52回定時
株主総会決議に基づき、当社取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を除く。)を対象とする業績連動型株
式報酬制度(以下「BBT」といいます。)を導入しております。
なお、2019年3月27日開催の第55回定時株主総会決議に基づき、2019年12月末日に終了する連結会計年度より常勤
の監査等委員である取締役(社外取締役を除く。)も対象者に含めます。
当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の
取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じて、信託の資産及び負債を企業の資産及び負債に計上する総
額法を適用しております。
(1) 取引の概要
BBTは、対象取締役に対し、業績目標の達成度に応じたポイントに基づき、信託を通じて当社普通株式(以下、
「当社株式」といいます。)を毎年交付するという、業績連動型の株式報酬制度です。当社が金員を拠出することに
より設定する信託(以下、「BBT信託」といいます。)が当社株式を取得し、対象となる取締役に株式を交付する
という、役員向け株式交付信託であります。
(2) 信託に残存する自社の株式
BBT信託に残存する当社株式を、BBT信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に
自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は102,792千円、134,868株であります。
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
当社従業員に対する福利厚生制度を拡充させるとともに、従業員の帰属意識の醸成と経営参画意識を持たせ、中長
期的な業績向上や株価上昇に対する意識を高めることにより、中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、
2016年5月12日開催の取締役会において、従業員を対象とした、従業員向けインセンティブ・プラン「従業員向け株
式交付信託制度」(以下、「ESOP」といいます。)の導入を決議しております。
(1) 取引の概要
ESOPは、当社従業員のうち一定の要件を満たす者を受益者として、当社が拠出する金銭を原資として信託(以
下、「ESOP信託」といいます。)を設定し、信託を通じて当社株式の取得を行い、当社取締役会が定める従業員
株式交付規程に従って、その役職等に応じて付与されるポイントに基づき、ESOP信託を通じて当社株式を交付す
る信託型の従業員向けインセンティブ・プランであります。
(2) 信託に残存する自社の株式
ESOP信託に残存する当社株式を、ESOP信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の
部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は69,404千円、93,206株であります。
(新型コロナウイルス感染拡大に伴う会計上の見積り)
前連結会計年度末より、新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する会計上の見積りの仮定に重要な変更はありま
せん。
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(四半期連結貸借対照表関係)
※当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行9行と当座貸越契約を、取引銀行3行とコミット
メントライン契約をそれぞれ締結しております。これらの契約における当第1四半期連結会計期間の借入金未実行残
高等は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
( 2021年12月31日 ) ( 2022年3月31日 )
契約極度額 8,850,000 千円 8,850,000 千円
借入実行残高 1,450,000 千円 3,450,000 千円
差引額 7,400,000 千円 5,400,000 千円
(四半期連結損益計算書関係)
※売上高の季節変動
当社グループの主な製品はオートキャンプ用品であるため、例年、冬期を含む第1四半期会計期間は売上が減少す
る傾向にあります。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれん
の償却額は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
至 2021年3月31日 ) 至 2022年3月31日 )
減価償却費 178,351千円 230,135千円
のれんの償却費 12,527千円 12,527千円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年3月26日
普通株式 238,335 12.5 2020年12月31日 2021年3月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2021年3月26日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員株式給付信託(BBT信託)及び従業員株式
給付信託(ESOP信託)が保有する自己の株式に対する配当金2,868千円が含まれております。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年3月25日
普通株式 381,335 10.0 2021年12月31日 2022年3月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2022年3月25日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員株式給付信託(BBT信託)及び従業員株式
給付信託(ESOP信託)が保有する自己の株式に対する配当金3,067千円が含まれております。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
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該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、アウトドアライフスタイル事業を単一の報告セグメントとしております。その他の事業について
は、量的に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
当社グループはアウトドアライフスタイル事業という単一の報告セグメントであり、顧客との契約から生じる収益
の内訳は以下のとおりであります。
当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
至 2022年3月31日)
ギア 5,793,929千円
771,615
アパレル
518,604
その他
顧客との契約から生じる収益 7,084,149
外部顧客への売上高 7,084,149
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日 (自 2022年1月1日
項目
至 2021年3月31日 ) 至 2022年3月31日 )
1株当たり四半期純利益
10円89銭 16円96銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)
410,428 642,050
普通株主に帰属しない金額(千円)
- -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
410,428 642,050
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 37,691,673 37,846,033
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2.株主資本において自己株式として計上されている役員株式給付信託(BBT)及び従業員株式給付信託(E
SOP)が保有する当社の株式は、1株当たり四半期純利益の算定上、四半期末発行済株式数から控除する
自己株式に含めております。(前第1四半期連結累計期間441,963株、当第1四半期連結累計期間287,536
株)
3.当社は、2021年12月1日付けで普通株式1株につき2株の割合で、株式分割を行っております。前連結会計
年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しております。
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(重要な後発事象)
(子会社の増資)
当社は、2022年4月13日開催の取締役会において、連結子会社であるSnow Peak USA, Inc.への増資を行うこと
を決議いたしました。
1.増資の目的
キャンプフィールド建設計画の更新に伴う増加資金に対応することを目的とする。
2.増資の概要
(1)増資金額 10.2百万米ドル
(2)払込日 未定
(3)増資後資本金 29.2百万米ドル
(4)出資比率 当社100%
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年5月13日
株式会社スノーピーク
取締役会 御中
太陽有限責任監査法人
新潟事務所
指定有限責任社員
公認会計士 佐藤 健文 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 島津 慎一郎 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社スノー
ピークの2022年1月1日から2022年12月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年1月1日から2022
年3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年1月1日から2022年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社及スノーピークび連結子会社の2022年3月31日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全て
の重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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