日興BRICs株式ファンド 臨時報告書(内国特定有価証券)
提出書類 | 臨時報告書(内国特定有価証券) 著しい影響 |
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提出者 | 日興BRICs株式ファンド |
カテゴリ | 臨時報告書(内国特定有価証券) |
EDINET提出書類
日興アセットマネジメント株式会社(E12430)
臨時報告書(内国特定有価証券)
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長殿
【提出日】 2022年4月25日 提出
【ファンド名】 日興BRICs株式ファンド
【発行者名】 日興アセットマネジメント株式会社
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 ステファニー・ドゥルーズ
【本店の所在の場所】 東京都港区赤坂九丁目7番1号
【事務連絡者氏名】 新屋敷 昇
【連絡場所】 東京都港区赤坂九丁目7番1号
【電話番号】 03-6447-6147
【縦覧に供する場所】 該当事項はありません。
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日興アセットマネジメント株式会社(E12430)
臨時報告書(内国特定有価証券)
1【提出理由】
「日興BRICs株式ファンド」(以下「当ファンド」といいます。)につき、当ファンドの財政状態、経営
成績およびキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生しましたので、金融商品取引法第24条
の5第4項に基づく特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第2項第12号の規定に従い、本臨時報告
書を提出するものです。
2【報告内容】
イ.当該事象の発生年月日
2022年4月13日
ロ.当該事象の内容
ロシアのウクライナ侵攻を受けた米欧の経済制裁やそれに対抗措置をロシアが設けたことにより、取引の
規制、モスクワ証券取引所上場銘柄と預託証券の交換の停止、決済機構やSWIFTからの除外による取引
後の受渡が行なえない状況となったほか、非居住者に対する配当金や売買代金の受取制限などが掛かり、市
場でロシア株式の取引が成立しない、および決済が出来ない状況となっています。なお、世界の主要株価指
数に関して、MSCIおよびFTSEラッセルは既にロシア株式を除外しています。
以上を勘案し、当ファンドがマザーファンドを通じて実質的に組み入れている換金不能なロシア株式(預
託証券含む)の評価価格を2022年4月13日付けで0.0001米ドルとしました。
実質的にゼロ評価とする根拠は以下の通りです。
・現時点ではロシア株式の売買が不可能であり、将来の売買可能性についても、ロシア側での外国人への支
払い禁止措置がしばらく続くと見込まれるなど、現環境の長期化が回避できないこと。また、ロシアルー
ブルの日本円への換金の見込みも立っていないこと。
・株価について、2022年3月24日にモスクワ証券取引所が再開された後も外国人の売買が制限されているこ
とから、入手している時価が当ファンドでの評価額として妥当と考えられないこと。預託証券についても
GDRは2022年3月3日よりロンドン証券取引所で取引停止となるなど流動性も枯渇しており入手している時
価が売買可能な価格とは考えられないこと。
・当ファンドの評価価格について、本来であれば保有する個別銘柄ごとにその本来価値を評価すべきである
ところ、経済情勢の急速な変化、日々変わる制裁の内容、取引や決済の停止による混乱などを勘案する
と、適切な価値算定は困難とみられること。
・流動性リスク評価についても、現在および将来にわたって取引や決済が大幅に制限される環境下では、流
動性の制約を価格に反映することは妥当と考えられること。
ハ.当該事象の損益に与える影響額
2022年4月13日付けで評価価格の変更を行なった、当ファンドで実質的に組み入れているロシア株式の評
価額合計は以下のように減少しました。
2022年4月12日(変更前):635,706,006円
2022年4月13日(変更後):9,536,246円
(ご参考)当ファンドの基準価額
2022年4月12日:15,907円
2022年4月13日:14,408円
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