キャリアバンク株式会社 四半期報告書 第35期第3四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)
提出書類 | 四半期報告書-第35期第3四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | キャリアバンク株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 北海道財務局長
【提出日】 2022年4月14日
【四半期会計期間】 第35期第3四半期(自 2021年12月1日 至 2022年2月28日)
【会社名】 キャリアバンク株式会社
【英訳名】 CAREER BANK CO.,LTD
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 佐藤 良雄
【本店の所在の場所】 札幌市中央区北五条西五丁目7番地
【電話番号】 011(251)3373(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役経理財務部長兼経営管理部長 橋本 正太
【最寄りの連絡場所】 札幌市中央区北五条西五丁目7番地
【電話番号】 011(251)3373(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役経理財務部長兼経営管理部長 橋本 正太
【縦覧に供する場所】 証券会員制法人札幌証券取引所
(札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1)
1/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第34期 第35期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第34期
累計期間 累計期間
自2020年6月1日 自2021年6月1日 自2020年6月1日
会計期間
至2021年2月28日 至2022年2月28日 至2021年5月31日
4,599,506 5,698,060 6,126,685
売上高 (千円)
114,028 414,480 150,759
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期純利
76,851 239,818 101,350
(千円)
益
118,683 323,848 171,113
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
1,436,776 1,800,350 1,490,966
純資産額 (千円)
3,607,670 4,203,139 3,461,118
総資産額 (千円)
77.39 241.51 102.07
1株当たり四半期純利益金額 (円)
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益金額
23.9 26.9 25.8
自己資本比率 (%)
第34期 第35期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2020年12月1日 自2021年12月1日
会計期間
至2021年2月28日 至2022年2月28日
115.27 115.63
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等に
ついては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
なお、当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社である株式会社札幌ランゲージセンターは、2022年
2月1日付で株式会社ジャパンランゲージに社名変更しております。
2/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
本項における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、厳しい状況で
推移しました。ワクチン接種が進み、経済活動の正常化に向けた動きが見られるものの、新たな変異ウィルスによ
る感染拡大が懸念されるなど、雇用を取り巻く環境も含めて、先行きは不透明な状況が続くものと思われます。
このような状況のもと、当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大の対策を継続実施しつつ、企業と人材を
繋ぐ役割と機能を果たし、質の高い人材サービスの提供を通じて、双方が求めるニーズに応えてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、売上高5,698,060千円(前年同期
比23.9%増)、営業利益417,753千円(前年同期比218.4%増)、経常利益414,480千円(前年同期比263.5%増)、
親会社株主に帰属する四半期純利益239,818千円(前年同期比212.1%増)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①人材派遣関連事業
人材派遣関連事業においては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る関連業務を受託出来たことに
より、売上高及びセグメント利益が前年同期を上回りました。この結果、売上高2,741,656千円(前年同期比
42.7%増)、セグメント利益413,084千円(同125.4%増)となりました。しかしながら、新型コロナウイルス感
染症拡大の影響により企業の派遣ニーズは減少するものと見られ、先行きが不透明となっております。
②人材派遣関連事業(関東)(株式会社セールスアウトソーシング)
人材派遣関連事業(関東)においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベント及び推奨販売等の
対面で行う業務の受託がいまだに回復していないものの、営業支援業務の受託が拡大したことにより、売上高及
びセグメント利益が前年同期を上回りました。この結果、売上高383,592千円(前年同期比32.4%増)、セグメ
ント利益692千円(前年同期はセグメント損失510千円)となりました。
③人材紹介事業
人材紹介事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により海外からのインターンシップ受入サポート
事業が実施出来ませんでしたが、求人ニーズへ迅速に対応したことで成約数が伸びたことにより、売上高が前年
同期を上回りました。セグメント利益については、人材募集に係る原価が増加したため、前年同期を下回りまし
た。この結果、売上高81,714千円(前年同期比16.7%増)、セグメント利益8,846千円(同14.6%減)となりま
した。
④再就職支援事業
再就職支援事業においては、受託事業が増加したこと及び新型コロナウイルス感染症の影響による失業者対策
事業の受託により、売上高及びセグメント利益が前年同期を上回りました。この結果、売上高981,929千円(前
年同期比6.8%増)、セグメント利益96,728千円(同99.4%増)となりました。
⑤ペイロール事業(株式会社エコミック)
ペイロール事業においては、給与計算処理人数が増加したこと及びクラウド型年末調整サービスである簡単年
調の受注が増加したことにより、売上高及びセグメント利益ともに前年同期を上回りました。この結果、売上高
1,381,887千円(前年同期比11.3%増)、セグメント利益146,837千円(同24.2%増)となりました。
3/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
⑥日本語学校運営事業
日本語学校運営事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、新規の留学生が入国出来ない状況
が続いており、売上高が前年同期を下回り、セグメント損失が拡大しました。この結果、売上高24,028千円(前
年同期比49.4%減)、セグメント損失15,474千円(前年同期はセグメント損失2,961千円)となりました。
⑦その他
その他事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、中国語研修事業の売上高が減少したことで、売上高
及びセグメント利益が前年同期を下回りました。この結果、売上高103,253千円(前年同期比5.5%減)、セグメ
ント利益13,827千円(同11.6%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ649,957千円増加し、3,478,471千円となりました。これは主に売掛金及び
契約資産の増加1,476,132千円とそれに伴う現金及び預金の減少832,953千円との差額等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ92,063千円増加し、724,668千円となりました。これは主にソフトウエア
等のその他無形固定資産の増加51,460千円等によるものであります。
この結果、総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ742,020千円増加し、4,203,139千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ430,120千円増加し、2,037,841千円となりました。これは主に短期借入金
の増加400,000千円及び1年内返済予定の長期借入金の減少200,000千円等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ2,517千円増加し、364,947千円となりました。これは繰延税金負債の増加
2,517千円によるものであります。
この結果、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ432,637千円増加し、2,402,789千円となりました。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ309,383千円増加し、1,800,350千円となりました。これは主に
親会社株主に帰属する四半期純利益239,818千円の計上及び利益剰余金の配当12,909千円の結果、利益剰余金が
226,909千円増加したこと等によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 3,280,000
計 3,280,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2022年4月14日)
(2022年2月28日) 取引業協会名
単元株式数
993,000 993,000
普通株式 札幌証券取引所
100株
993,000 993,000
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日 数増減数
数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
(株)
2021年12月1日~
- 993,000 - 256,240 - 63,240
2022年2月28日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2021年11月30日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
①【発行済株式】
2021年11月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
993,000 9,930
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
単元未満株式 - - -
993,000
発行済株式総数 - -
9,930
総株主の議決権 - -
②【自己株式等】
該当事項はありません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年12月1日から2022
年2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年6月1日から2022年2月28日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、三優監査法人による四半期レビューを受けております。
7/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年5月31日) (2022年2月28日)
資産の部
流動資産
2,054,798 1,221,844
現金及び預金
615,710
売掛金 -
2,091,842
売掛金及び契約資産 -
158,562 165,927
その他
△ 557 △ 1,144
貸倒引当金
2,828,514 3,478,471
流動資産合計
固定資産
177,429 193,315
有形固定資産
無形固定資産
35,255 30,447
のれん
188,352 239,812
その他
223,607 270,260
無形固定資産合計
231,567 261,092
投資その他の資産
632,604 724,668
固定資産合計
3,461,118 4,203,139
資産合計
負債の部
流動負債
62,854 113,374
買掛金
800,000 1,200,000
短期借入金
200,000
1年内返済予定の長期借入金 -
299,664 327,321
未払費用
22,618 107,019
未払法人税等
108,616 165,836
未払消費税等
45,973
賞与引当金 -
113,966 78,314
その他
1,607,721 2,037,841
流動負債合計
固定負債
350,000 350,000
長期借入金
12,430 14,947
その他
362,430 364,947
固定負債合計
1,970,151 2,402,789
負債合計
純資産の部
株主資本
256,240 256,240
資本金
101,887 104,184
資本剰余金
486,382 713,291
利益剰余金
844,510 1,073,716
株主資本合計
その他の包括利益累計額
47,647 51,172
その他有価証券評価差額金
1,492 7,815
為替換算調整勘定
49,140 58,988
その他の包括利益累計額合計
543
新株予約権
-
596,772 667,645
非支配株主持分
1,490,966 1,800,350
純資産合計
3,461,118 4,203,139
負債純資産合計
8/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年6月1日 (自 2021年6月1日
至 2021年2月28日) 至 2022年2月28日)
4,599,506 5,698,060
売上高
3,638,051 4,420,875
売上原価
961,455 1,277,185
売上総利益
830,251 859,432
販売費及び一般管理費
131,204 417,753
営業利益
営業外収益
6,671 6,278
受取賃貸料
1,985 1,938
受取配当金
3,040 3,721
その他
11,697 11,938
営業外収益合計
営業外費用
4,161 4,624
支払利息
6,320 6,278
賃貸費用
803 4,257
為替差損
5,032
株式交付費 -
12,556
上場関連費用 -
50
-
その他
28,873 15,210
営業外費用合計
114,028 414,480
経常利益
特別利益
5,913 841
投資有価証券売却益
37,901 1,486
新型コロナウィルス感染症による助成金収入
43,815 2,327
特別利益合計
特別損失
110 3,876
投資有価証券評価損
110 3,876
特別損失合計
157,733 412,931
税金等調整前四半期純利益
39,026 108,330
法人税等
118,706 304,601
四半期純利益
41,854 64,782
非支配株主に帰属する四半期純利益
76,851 239,818
親会社株主に帰属する四半期純利益
9/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年6月1日 (自 2021年6月1日
至 2021年2月28日) 至 2022年2月28日)
118,706 304,601
四半期純利益
その他の包括利益
4,628
その他有価証券評価差額金 △ 5,454
5,432 14,618
為替換算調整勘定
19,247
その他の包括利益合計 △ 22
118,683 323,848
四半期包括利益
(内訳)
74,092 249,666
親会社株主に係る四半期包括利益
44,590 74,182
非支配株主に係る四半期包括利益
10/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに
従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高
への影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「売掛金及び契約資産」に含めて表示することといたしました。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020
年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から
生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、これによる四半期連結財務
諸表に与える影響はありません。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
率を使用する方法によっております。
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(重要な会計上の見積り)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関
する仮定及び会計上の見積りについて、重要な変更はありません。
11/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年6月1日 (自 2021年6月1日
至 2021年2月28日) 至 2022年2月28日)
減価償却費 53,873千円 76,356千円
のれんの償却額 4,807 4,807
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当金(円)
2020年8月28日
普通株式 12,909 13 2020年5月31日 2020年8月31日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計
期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年6月1日 至 2022年2月28日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当金(円)
2021年8月27日
普通株式 12,909 13 2021年5月31日 2021年8月30日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計
期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
12/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
人材派遣関連 人材派遣関連 再就職支援事 ペイロール事 日本語学校運
人材紹介事業 計
事業 事業(関東) 業 業 営事業
売上高
外部顧客への売上高 1,921,397 289,649 69,994 919,549 1,242,104 47,520 4,490,216
セグメント間の内部売上
2,910 - 5,554 - 8,704 1,084 18,254
高又は振替高
計 1,924,307 289,649 75,549 919,549 1,250,809 48,605 4,508,470
セグメント利益又は損失
183,230 △ 510 10,354 48,502 118,253 △ 2,961 356,869
(△)
四半期連結
損益計算書
合計
その他(注)1 調整額(注)2
計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 109,289 4,599,506 - 4,599,506
セグメント間の内部売上
- 18,254 (18,254 ) -
高又は振替高
計 109,289 4,617,760 (18,254 ) 4,599,506
セグメント利益又は損失
15,639 372,508 (241,304 ) 131,204
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,語学研修事業等を含ん
でおります。
2.調整額は次のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△241,304千円には、各報告セグメントに配分していない全社
費用△241,304千円が含まれております。
(2) 全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は四半期連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
13/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年6月1日 至 2022年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
人材派遣関連 人材派遣関連 再就職支援事 ペイロール事 日本語学校運
人材紹介事業 計
事業 事業(関東) 業 業 営事業
売上高
顧客との契約から生じる
2,741,656 383,592 81,714 981,929 1,381,887 24,028 5,594,807
収益
外部顧客への売上高 2,741,656 383,592 81,714 981,929 1,381,887 24,028 5,594,807
セグメント間の内部売上
212 - 820 - 11,432 569 13,035
高又は振替高
計
2,741,868 383,592 82,534 981,929 1,393,319 24,598 5,607,842
セグメント利益又は損失
413,084 692 8,846 96,728 146,837 △ 15,474 650,716
(△)
四半期連結
損益計算書
その他(注)1 合計 調整額(注)2
計上額
(注)3
売上高
顧客との契約から生じる
103,253 5,698,060 - 5,698,060
収益
外部顧客への売上高 103,253 5,698,060 - 5,698,060
セグメント間の内部売上
- 13,035 (13,035 ) -
高又は振替高
計 103,253 5,711,096 (13,035 ) 5,698,060
セグメント利益又は損失
13,827 664,543 (246,790 ) 417,753
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,語学研修事業等を含ん
でおります。
2.調整額は次のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△246,790千円には、各報告セグメントに配分していない全社
費用△246,790千円が含まれております。
(2) 全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は四半期連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しており
ます。
当該変更が、報告セグメントの売上高及び利益又は損失に与える影響は軽微であります。
14/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年6月1日 (自 2021年6月1日
至 2021年2月28日) 至 2022年2月28日)
1株当たり四半期純利益金額 77円39銭 241円51銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
76,851 239,818
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
76,851 239,818
利益金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 993,000 993,000
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
15/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年4月12日
キャリアバンク株式会社
取締役会 御中
三 優 監 査 法 人
札幌事務所
指定社員
公認会計士
宇野 公之
業務執行社員
指定社員
公認会計士
岡島 信平
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているキャリアバン
ク株式会社の2021年6月1日から2022年5月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年12月1日から
2022年2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年6月1日から2022年2月28日まで)に係る四半期連結財務
諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期
レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、キャリアバンク株式会社及び連結子会社の2022年2月28日現在
の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が
全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを
行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる
証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連
結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成すること
が適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づい
て継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を
通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
17/18
EDINET提出書類
キャリアバンク株式会社(E05176)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正
妥 当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認めら
れないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー
報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財
務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが
求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や
状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連
結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していな
いと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独
で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発
見事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並び
に監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係は
ない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18