株式会社松屋アールアンドディ 臨時報告書
提出書類 | 臨時報告書 著しい影響 |
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提出者 | 株式会社松屋アールアンドディ |
カテゴリ | 臨時報告書 |
EDINET提出書類
株式会社松屋アールアンドディ(E35560)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 北陸財務局長
【提出日】 2022年2月10日
【会社名】 株式会社松屋アールアンドディ
【英訳名】 Matsuya R&D Co.,Ltd
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長CEO 後藤 秀隆
【本店の所在の場所】 福井県大野市鍬掛第20号1番地2
【電話番号】 0779-66-2096(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役CFO 経営管理部長 松川 浩一
【最寄りの連絡場所】 福井県大野市鍬掛第20号1番地2
【電話番号】 0779-66-2096(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役CFO 経営管理部長 松川 浩一
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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株式会社松屋アールアンドディ(E35560)
臨時報告書
1【提出理由】
連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、
金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時
報告書を提出するものであります。
2【報告内容】
(1)当該事象の発生年月日
2022年2月10日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
この度、当社子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.(以下、松屋ベトナム)において現在の5工場を全
て集約した新工場を建設し、現在の工業団地から移転することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
①取得の理由
現在、当社子会社である松屋ベトナムにおいてはドンナイ省アマタ工業団地内において、5つの工場全て(土地
及び建物)をレンタルにて保有しており、各工場にて血圧計腕帯、カーシート、エアバッグを生産しております。
この度、近隣のホーナイ工業団地において、新工場を建設し、同工業団地へ移転することとしました。当該新工場
建設・移転の目的は下記の通りです。
・今後の需要増加への対応
血圧計腕帯、カーシート及びエアバッグについて、松屋ベトナムでの生産委託は毎年増加しており、今後、更
に大幅な増加が見込まれます。今回の新工場建設により従来の約2倍の生産面積を予定しております。
・レンタル 費用の削減
ベトナム国においては世界各国の企業からの投資が相次いでいる背景から、土地、不動産の価格が上昇してお
り、工場のレンタル費用も年々高騰していることから、コスト上昇の要因の一つとなっております。新工場建設
により自社工場を保有することで、年間のコストを大きく削減することが可能となり、新たに取得する固定資産
(建物・土地)の減価償却費を加味しても現時点で1億円以上のコスト削減が見込まれます。
・工場の効率化
現在、ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内にて5つの工場をレンタルしています。これまで別々に点在
していた5つの工場を、新工場にて1ヵ所に集約することで、警備などの管理費の削減及び工程の効率化によ
り、レンタル費用とは別に費用削減効果が見込まれます。
・資金計画について
土地及び建物の取得にあたり、借入を予定しております。返済には毎年のレンタル費用の削減分170百万円を主
な返済財源とする予定であり、効率化によるコスト削減も含めることで、年間のキャッシュ・フローは負担が生
じることなく、逆に良化する見込みでおります。
・Matsuya Innovation Center(以下、MIC)の拡充
松屋ベトナムの研究開発拠点であるMICの拡充を図り、AIロボット、システム、ソフトの開発販売、優秀なエン
ジニアの人材派遣など事業の拡大を狙い、研究開発投資を行っていく予定でおります。
・スマートファクトリーの実践
新工場において業界初のスマートファクトリー実践のため、更なる自動化に取り組む予定です。将来的には国
内回帰を促すことを目標としております。
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臨時報告書
②取得資産の内容
所在地 ベトナム国ドンナイ省ホーナイ工業団地内
設備投資内容 土地取得及び工場・事務所棟・研究開発棟の建設
HO NAI INDUSTRIAL ZONE JSC
土地取得相手先
投資予定額 約20億円(土地:8億円 建物:12億円)
資金計画(予定) 借入金
土地に関する契約締結:2022年2月25日
スケジュール 工事開始 :2022年5月頃
新工場稼働 :2023年9月頃
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
本設備投資が2022年3月期の業績見通しに与える影響は軽微となります。
なお、今回の設備投資による費用削減効果は2023年9月以降から発生が見込まれます。
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