GMOペイメントゲートウェイ株式会社 四半期報告書 第29期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第29期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日) |
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提出者 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社(E05476)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年2月14日
【四半期会計期間】 第29期第1四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
【会社名】 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
【英訳名】 GMO Payment Gateway, Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 相浦 一成
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号
【電話番号】 03-3464-2740
【事務連絡者氏名】 取締役副社長 企業価値創造戦略統括本部本部長 村松 竜
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号
【電話番号】 03-3464-0182
【事務連絡者氏名】 取締役副社長 企業価値創造戦略統括本部本部長 村松 竜
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第28期 第29期
回次 第1四半期 第1四半期 第28期
連結累計期間 連結累計期間
自 2020年10月1日 自 2021年10月1日 自 2020年10月1日
会計期間
至 2020年12月31日 至 2021年12月31日 至 2021年9月30日
売上収益 (千円) 9,767,132 11,857,766 41,667,235
税引前四半期(当期)利益 (千円) 3,038,656 4,299,022 13,285,643
親会社の所有者に帰属する
(千円) 1,704,968 2,517,248
8,818,820
四半期(当期)利益
親会社の所有者に帰属する
(千円) 1,461,871 2,588,192 9,814,824
四半期(当期)包括利益
親会社の所有者に帰属する持分 (千円) 29,963,136 53,970,984 55,845,946
総資産額 (千円) 210,476,818 243,997,876 215,455,892
基本的1株当たり
(円) 23.16 33.19
117.98
四半期(当期)利益
希薄化後1株当たり
(円) 22.52 32.90 116.17
四半期(当期)利益
親会社所有者帰属持分比率 (%) 14.2 22.1 25.9
営業活動による
(千円) 3,026,591 15,996,239 △ 6,343,236
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) 3,789,610 △ 16,840,900 2,230,999
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 3,184,435 △ 1,338,739 12,781,695
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 99,430,463 102,459,336 104,523,965
四半期末(期末)残高
(注)1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.上記指標は、国際会計基準(以下、「IFRS」という。)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務
諸表に基づいております。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社(以下、「当社グループ」という。)が営む事業の
内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識
している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変
更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1)当期の経営成績の概況
① 連結経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間(2021年10月1日~2021年12月31日)の業績は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
増減率(%)
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
売上収益 9,767,132 11,857,766 21.4
営業利益 3,122,699 4,116,377 31.8
税引前四半期利益 3,038,656 4,299,022 41.5
親会社の所有者に帰属する
1,704,968 2,517,248 47.6
四半期利益
a.売上収益
売上収益は11,857,766千円 (前年同期比 21.4%増 )となりました。 オンライン課金分野・継続課金分野にお
ける EC市場の順調な成長に加え、対面分野においても当社グループのサービス提供を拡大したことにより、
決済代行事業が増収となりました。金融関連事業は、後払い型の決済サービス「GMO後払い」の取扱高が引き
続き伸長したことに加え、早期入金サービス及び海外FinTech事業者に向けたレンディングサービスの拡大に
より増収となりました。決済代行事業の 売上収益は8,866,543千円 (前年同期比 24.5%増 )、金融関連事業の
売上収益は2,772,849千円 (前年同期比 11.7%増 )、決済活性化事業の 売上収益は225,809千円 (前年同期比
37.8%増 )となりました。詳細については、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及び
キャッシュ・フローの状況の分析(1)当期の経営成績の概況 ②セグメントの業績状況」に記載しておりま
す。
品目別売上収益は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
品目別 増減率(%)
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
イニシャル
876,426 1,484,676 69.4
(イニシャル売上)
ストック
1,522,927 1,851,185 21.6
(固定費売上)
フィー
2,559,395 3,149,958 23.1
(処理料売上)
スプレッド
4,808,382 5,371,946 11.7
(加盟店売上)
合計 9,767,132 11,857,766 21.4
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b.営業利益
営業利益は4,116,377千円 (前年同期比 31.8%増 )となり、当連結会計年度の業績予想に対して順調に進捗し
ております。
決済代行事業の セグメント利益(営業利益)は4,260,112千円 (前年同期比 24.9%増 )となり、金融関連事業
の セグメント利益(営業利益)は630,956千円 (前年同期比 28.9%増 )、決済活性化事業の セグメント利益
(営業利益)は51,297千円 (前年同期比 156.3%増 )となりました。詳細については、「第2 事業の状況 2
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)当期の経営成績の概況 ②セグ
メントの業績状況」に記載しております。
c.税引前四半期利益
税引前四半期利益は4,299,022千円 (前年同期比 41.5%増 )となり、当第1四半期連結累計期間の営業利益が
前年同期比 31.8%増 だったのに対し、税引前四半期利益は前年同期比 41.5%増 となりました。これは主に投
資事業組合運用益152,894千円により金融収益が 215,922千円 計上されたことによるものです。
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② セグメントの業績状況
セグメントの業績は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間
当第1四半期連結累計期間
(自 2021年10月1日
(自 2020年10月1日
セグメント別 増減率(%)
至 2021年12月31日 )
至 2020年12月31日 )
決済代行事業
売上収益
7,122,180 8,866,543 24.5
セグメント損益(△は損失)
3,411,105 4,260,112 24.9
金融関連事業
売上収益
2,483,398 2,772,849 11.7
セグメント損益(△は損失)
489,533 630,956 28.9
決済活性化事業
売上収益
163,822 225,809 37.8
セグメント損益(△は損失)
20,014 51,297 156.3
調整額
売上収益
△2,268 △7,436 -
セグメント損益(△は損失)
△797,953 △825,988 -
合計
売上収益
9,767,132 11,857,766 21.4
セグメント損益(△は損失)
3,122,699 4,116,377 31.8
a.決済代行事業
決済代行事業については、主にオンライン課金分野・継続課金分野と対面分野における決済代行サービス、
金融機関・金融サービス事業者等に向けた支援サービスの拡大に取り組んでおります。オンライン課金分
野・継続課金分野においては、EC市場の順調な成長のもと、大手から中小規模まであらゆる業態の加盟店開
拓やEC以外の幅広い事業者における当社グループのサービス利用の拡大に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響は、前連結会
計年度に引き続き限定的にとどまりました。オンライン課金分野・継続課金分野において、EC市場及び
キャッシュレス決済の拡大により少額決済が増加、また巣籠消費の定着に伴う日用品、デジタルコンテンツ
や公金・公共料金等の決済も増加いたしました。
対面分野においては、感染拡大に伴う実店舗での影響を加盟店の業態によって受けやすい環境にあるもの
の、当第1四半期連結累計期間においては、断続的に発令されていた緊急事態宣言及びまん延防止処置が解
除され、消費減少の影響を受けていた飲食やレジャー関連の加盟店では決済処理件数・金額が増加しまし
た。この状況に加え、現金を媒体としない安心な支払い手段として対面キャッシュレス決済市場の拡大が進
んだことに伴い端末販売が好調に推移し、さらに、前連結会計年度に引き続き、次世代決済プラットフォー
ム「stera」端末の販売台数も増加したことが、イニシャル売上と当セグメントの決済処理件数・金額の拡大
に繋がりました。また、注力市場である自動精算機や券売機等の無人決済市場(Unattended Market)での案
件の受注も順調に推移しております。
以上の結果、 (金融関連事業の「GMO後払い」を含む)当セグメントの決済処理件数は前年同期比33.3%増、
決済処理金額は前年同期比33.8%増となり、 売上収益は8,866,543千円 (前年同期比 24.5%増 )、 セグメント
利益(営業利益)は4,260,112千円 (前年同期比 24.9%増 )となりました。
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b.金融関連事業
金融関連事業(マネーサービスビジネス:MSB)については、加盟店のニーズに応える入金サイクルを設定
し、キャッシュ・フロー改善に資する早期入金サービスや、決済データ等を活用して成長資金を提供する加
盟店向け融資サービスであるトランザクションレンディング、海外FinTech事業者に向けたレンディングサー
ビス、送金サービス、給与即時受け取りサービスの「即給 byGMO」のほか、連結子会社であるGMOペイメント
サービス株式会社を通じて「GMO後払い」を提供しております。
当第1四半期連結累計期間においては、早期入金サービスが決済代行事業の拡大に伴い好調に推移し、海外
FinTech事業者に向けたレンディングサービスにおいても、今後安定的な収益が見込める新たな融資先の開拓
が進捗する等、売上収益とセグメント利益の増加に貢献しました。決済サービスである「GMO後払い」は、前
年同期における巣籠消費需要の反動を受け、また送金サービスにおいても前年同期の新型コロナウイルス
(COVID-19)の感染拡大によるチケット等の返金需要の反動から売上収益の成長率は低下したものの取扱高
は伸長しております。
以上の結果、 売上収益は2,772,849千円 (前年同期比 11.7%増 )となり 、 セグメント利益(営業利益)は
630,956千円 (前年同期比 28.9%増 )となりました。
c.決済活性化事業
決済活性化事業については、商品の売れ行きを確認しながら広告運用や分析を行い当社グループ加盟店の売
上向上に繋げるマーケティング支援サービスや、医療受付現場の業務効率化に繋がる医療特化型予約管理シ
ステム「メディカル革命 byGMO」等を提供する連結子会社のGMO医療予約技術研究所株式会社のサービスを提
供しております。
GMO医療予約技術研究所株式会社は、予約・問診票記入・受付・決済といった行為をスマホアプリから行える
ほか、導入している複数の医療機関の診察券をスマートフォン1つに集約することができるサービスを提供
しており、第1四半期連結累計期間において、前連結会計年度に引き続き新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)の感染拡大による需要の高まり等から売上収益が前年同期比92.5%となりました。また、マー
ケティング支援サービス及びSSLクーポンも伸長し、当セグメントの成長に貢献いたしました。
以上の結果、 売上収益は225,809千円 (前年同期比 37.8%増 )となり、 セグメント利益(営業利益)は51,297
千円 (前年同期比 156.3%増 )となりました。
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各セグメントにおいて提供する主なサービス及び会社は、以下のとおりです。
セグメント 提供する主なサービス 主な会社
決済代行サービス GMOペイメントゲートウェイ株式会社
(オンライン課金・継続課金) GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
決済代行事業
決済代行サービス
GMOフィナンシャルゲート株式会社(連結子会社)
(対面)
GMO後払い GMOペイメントサービス株式会社(連結子会社)
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
送金サービス
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
金融関連事業
トランザクションレンディング
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
海外レンディング GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
早期入金サービス
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
マーケティング支援サービス GMOペイメントゲートウェイ株式会社
決済活性化事業
メディカル革命 byGMO
GMO医療予約技術研究所株式会社(連結子会社)
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(2)当期の財政状態の概況
① 資産、負債及び資本の概況
a.資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ 28,541,983千円増加 し、
243,997,876千円 となりました。これは主に前渡金 5,305,449千円 、未収入金 7,184,011千円 、関係会社預け
金 16,500,000千円 増加したことによるものです。
「第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記 6.現金及び現金同等物」に記載したとおり、当第1四半
期連結会計期間末の現金及び現金同等物には関係会社預け金が4,800,000千円含まれており、要約四半期連
結財政状態計算書上の関係会社預け金18,500,000千円と合わせると、関係会社預け金の残高は23,300,000千
円となっております。これはGMOインターネットグループがグループ全体で資金運用を行うために導入して
いるキャッシュマネジメントシステム(以下、「CMS」という。)を利用し、手元資金を預け入れたもので
す。そのため、当社グループにおいて事業の進捗に伴って資金需要が増大した際には、CMSの返済期日が到
来していなくても、所定の日数より前に申請することで、随時資金を引き出すことが可能です。
b.負債
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ 30,441,425千円増加 し、
188,076,938千円 となりました。これは主に未払金 7,035,056千円 、預り金 21,806,213千円 、借入金
3,366,845千円増加したことによるものです。
c.資本
当第1四半期連結会計期間末における資本の残高は、前連結会計年度末に比べ 1,899,442千円減少 し、
55,920,937千円 となりました。これは主に四半期利益 2,582,500千円 の計上により増加した一方、剰余金の
配当 4,474,710千円 により減少したことによるものです。
② キャッシュ・フローの概況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、期首残高に比べ
2,064,628千円減少 し、 102,459,336千円 となりました。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フ
ローは以下のとおりです。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果 得られた資金は15,996,239千円 (前年同期は 3,026,591
千円の獲得 )となりました。これは主に前渡金の増加 5,305,449千円 、未収入金の増加 7,848,449千円 、その
他の流動負債の減少 1,020,045千円 、法人所得税の支払額 2,812,545千円 により資金が減少した一方、税引前
四半期利益 4,299,022千円 、未払金の増加 7,050,179千円 、預り金の増加 21,713,802千円 により資金が増加し
たものです。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果 使用した資金は16,840,900千円 (前年同期は 3,789,610
千円の獲得 )となりました。これは主に関係会社預け金の預入による支出 16,500,000千円 により資金が減少
したものです。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果 使用した資金は1,338,739千円 (前年同期は 3,184,435千
円の使用 )となりました。これは主に短期借入金の純増加額 3,500,000千円 により資金が増加した一方、配
当金の支払額 4,449,301千円 により資金が減少したものです。
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(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、
重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 102,400,000
計 102,400,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間末 提出日現在
上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
取引業協会名
( 2021年12月31日 ) (2022年2月14日)
東京証券取引所
単元株式数 100株
普通株式 76,557,545 76,557,545
市場第一部
計 76,557,545 76,557,545 ― ―
(注)提出日現在発行数には、2022年2月1日からこの四半期報告書提出日までの転換社債型新株予約権付社債の権利
行使により発行された株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
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(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高 増減額 残高
(株) (株) (千円) (千円) (千円) (千円)
2021年10月1日~
- 76,557,545 - 13,323,135 - 13,583,056
2021年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2021年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 5,200
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 76,530,900
完全議決権株式(その他) 765,309 ―
普通株式 21,445
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 76,557,545 ― ―
総株主の議決権 ― 765,309 ―
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の株式数には、役員報酬BIP信託(以下、「BIP信託」という。)及び株式給
付信託(J-ESOP)(以下、「ESOP信託」という。)が所有する当社株式709,700株(議決権7,097個)が含ま
れております。
2.「単元未満株式」欄の株式数には自己株式91株及びBIP信託が所有する当社株式5株が含まれております。
② 【自己株式等】
2021年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名
総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数の
(株) (株) (株)
割合(%)
東京都渋谷区道玄坂
GMOペイメントゲートウェイ
5,200 ― 5,200 0.0
株式会社
一丁目2番3号
計 ― 5,200 ― 5,200 0.0
(注)上記の自己株式及び自己株式の単元未満株式91株のほか、BIP信託及びESOP信託が所有する当社株式が709,705株
あります。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内
閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務
報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021
年12月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)に係る要約四半期連結
財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しております。
第28期連結会計年度 有限責任監査法人トーマツ
第29期第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結累計期間 EY新日本有限責任監査法人
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1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
注記
(2021年9月30日) (2021年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 6,11,12 104,523,965 102,459,336
営業債権及びその他の債権 7,11 10,308,474 10,466,150
前渡金 11 45,321,043 50,626,493
未収入金 11 24,893,665 32,077,676
棚卸資産 1,664,548 2,183,284
関係会社預け金 11,12 2,000,000 18,500,000
その他の金融資産 11 455,403 496,409
335,983 499,724
その他の流動資産
流動資産合計 189,503,084 217,309,076
非流動資産
有形固定資産 3,948,522 3,849,334
のれん及び無形資産 5,521,782 5,786,044
持分法で会計処理されている投資 4,593,784 4,655,275
営業債権及びその他の債権 7,11 4,231,100 4,610,915
その他の金融資産 11 6,005,805 6,135,470
繰延税金資産 1,529,043 1,562,687
122,769 89,072
その他の非流動資産
非流動資産合計 25,952,808 26,688,799
資産合計 215,455,892 243,997,876
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
注記
(2021年9月30日) (2021年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
買掛金 11 5,230,945 5,881,894
未払金 11 20,537,297 27,572,353
預り金 11 84,593,904 106,400,118
借入金 11 15,138,420 18,507,020
その他の金融負債 11 621,363 617,555
未払法人所得税等 2,602,652 1,395,762
引当金 327,157 326,736
3,662,794 2,611,005
その他の流動負債
流動負債合計 132,714,534 163,312,446
非流動負債
社債 11 19,593,627 19,614,821
借入金 11 20,095 18,340
その他の金融負債 11 2,889,479 2,737,086
引当金 130,180 130,264
繰延税金負債 78,148 73,429
2,209,447 2,190,550
その他の非流動負債
非流動負債合計 24,920,978 24,764,492
負債合計 157,635,512 188,076,938
資本
資本金 13,323,135 13,323,135
資本剰余金 15,191,927 15,204,220
利益剰余金 26,546,151 24,588,690
自己株式 △ 1,152,444 △ 1,153,163
1,937,175 2,008,101
その他の資本の構成要素
親会社の所有者に帰属する持分合計
55,845,946 53,970,984
1,974,433 1,949,952
非支配持分
資本合計 57,820,379 55,920,937
負債及び資本合計 215,455,892 243,997,876
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(2) 【要約四半期連結損益計算書】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
注記
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
売上収益 9 9,767,132 11,857,766
( うち、金利収益 ※) 2,090,461 2,296,880
△ 2,817,258 △ 3,684,580
売上原価
売上総利益
6,949,873 8,173,185
その他の収益 49,757 60,102
販売費及び一般管理費 △ 3,872,313 △ 4,108,462
△ 4,618 △ 8,448
その他の費用
営業利益
3,122,699 4,116,377
金融収益 7,812 215,922
金融費用 △ 69,946 △ 55,762
△ 21,909 22,484
持分法による投資損益(△は損失)
税引前四半期利益
3,038,656 4,299,022
△ 1,289,469 △ 1,716,521
法人所得税費用
四半期利益 1,749,186 2,582,500
四半期利益の帰属
親会社の所有者 1,704,968 2,517,248
44,217 65,252
非支配持分
四半期利益 1,749,186 2,582,500
1株当たり四半期利益(円)
基本的1株当たり四半期利益 10 23.16 33.19
希薄化後1株当たり四半期利益 10 22.52 32.90
(※)IFRS第9号「金融商品」に基づいて、実効金利法により測定した金利収益を表示しております。
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(3) 【要約四半期連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
四半期利益 1,749,186 2,582,500
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
11 △ 463,097 △ 142,642
測定する金融資産
持分法適用会社におけるその他の
316,844 44,872
包括利益に対する持分
純損益に振り替えられることのない
△ 146,252 △ 97,769
項目合計
純損益に振り替えられることのある項目
在外営業活動体の換算差額 △ 67,340 194,052
持分法適用会社におけるその他の
△ 31,264 △ 25,839
包括利益に対する持分
純損益に振り替えられることのある
△ 98,604 168,213
項目合計
税引後その他の包括利益 △ 244,857 70,443
四半期包括利益 1,504,328 2,652,944
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 1,461,871 2,588,192
42,457 64,752
非支配持分
合計 1,504,328 2,652,944
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(4) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
親会社の
その他の
資本 利益
所有者に 非支配
資本金 自己株式 資本の 資本合計
注記
帰属する 持分
剰余金 剰余金
構成要素
持分合計
2020年10月1日時点の残高 4,712,900 5,675,561 20,725,465 △ 1,149,341 1,769,560 31,734,145 1,719,369 33,453,515
四半期利益
- - 1,704,968 - - 1,704,968 44,217 1,749,186
- - - - △ 243,097 △ 243,097 △ 1,759 △ 244,857
その他の包括利益
四半期包括利益 - - 1,704,968 - △ 243,097 1,461,871 42,457 1,504,328
自己株式の取得
- - - △ 1,345 - △ 1,345 - △ 1,345
配当金 8 - - △ 3,826,483 - - △ 3,826,483 - △ 3,826,483
非支配株主への配当金 - - - - - - △ 63,671 △ 63,671
転換社債型新株予約権付社債
274,290 268,699 - - - 542,989 - 542,989
の転換
その他の資本の構成要素から
- - 330,624 - △ 330,624 - - -
利益剰余金への振替
株式報酬取引 - 26,971 - - △ 28 26,943 - 26,943
支配継続子会社に対する
- △ 10,313 - - - △ 10,313 22,448 12,135
持分変動
関連会社の支配継続子会社に
- 35,329 - - - 35,329 - 35,329
対する持分変動
所有者との取引額合計 274,290 320,686 △ 3,495,859 △ 1,345 △ 330,652 △ 3,232,880 △ 41,222 △ 3,274,103
4,987,190 5,996,247 18,934,575 △ 1,150,687 1,195,810 29,963,136 1,720,604 31,683,740
2020年12月31日時点の残高
当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
(単位:千円)
親会社の
その他の
資本 利益
所有者に 非支配
資本金 自己株式 資本の 資本合計
注記
帰属する 持分
剰余金 剰余金
構成要素
持分合計
2021年10月1日時点の残高 13,323,135 15,191,927 26,546,151 △ 1,152,444 1,937,175 55,845,946 1,974,433 57,820,379
四半期利益
- - 2,517,248 - - 2,517,248 65,252 2,582,500
- - - - 70,943 70,943 △ 499 70,443
その他の包括利益
四半期包括利益 - - 2,517,248 - 70,943 2,588,192 64,752 2,652,944
自己株式の取得
- - - △ 718 - △ 718 - △ 718
配当金 8 - - △ 4,474,710 - - △ 4,474,710 - △ 4,474,710
非支配株主への配当金 - - - - - - △ 89,232 △ 89,232
株式報酬取引 - 22,293 - - △ 17 22,276 - 22,276
支配継続子会社に対する
- △ 10,001 - - - △ 10,001 - △ 10,001
持分変動
所有者との取引額合計 - 12,292 △ 4,474,710 △ 718 △ 17 △ 4,463,153 △ 89,232 △ 4,552,386
13,323,135 15,204,220 24,588,690 △ 1,153,163 2,008,101 53,970,984 1,949,952 55,920,937
2021年12月31日時点の残高
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(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
注記
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 3,038,656 4,299,022
減価償却費及び償却費 445,134 494,477
金融収益及び金融費用(△は益) 62,134 △ 160,160
持分法による投資損益(△は益) 21,909 △ 22,484
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 362,341 △ 518,736
営業債権及びその他の債権の増減
382,960 △ 491,156
(△は増加)
前渡金の増減(△は増加) △ 13,332,440 △ 5,305,449
未収入金の増減(△は増加) △ 5,264,412 △ 7,848,449
買掛金の増減(△は減少) 1,069,054 650,632
未払金の増減(△は減少) 5,009,381 7,050,179
預り金の増減(△は減少) 15,494,512 21,713,802
その他の流動負債の増減(△は減少) △ 783,490 △ 1,020,045
△ 32,146 △ 31,176
その他
小計
5,748,912 18,810,455
利息及び配当金の受取額 7,812 19,662
利息の支払額 △ 33,678 △ 21,333
△ 2,696,454 △ 2,812,545
法人所得税の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,026,591 15,996,239
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 46,012 △ 111,471
無形資産の取得による支出 △ 340,758 △ 629,233
投資有価証券の取得による支出 △ 731 △ 168,096
投資有価証券の売却による収入 489,922 668,520
投資事業組合からの分配による収入 29,960 20,775
関係会社預け金の預入による支出 △ 2,000,000 △ 16,500,000
関係会社預け金の払戻による収入 5,000,000 -
その他の金融資産の取得による支出 △ 67 △ 201
その他の金融資産の売却による収入 700,164 6,770
△ 42,866 △ 127,963
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,789,610 △ 16,840,900
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(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,000,000 3,500,000
長期借入金の返済による支出 △ 200,100 △ 133,155
配当金の支払額 8 △ 3,797,895 △ 4,449,301
非支配株主への配当金の支払額 △ 63,671 △ 89,232
非支配持分からの払込による収入 26,478 -
△ 149,247 △ 167,050
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 3,184,435 △ 1,338,739
現金及び現金同等物に係る換算差額
△ 32,109 118,772
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,599,656 △ 2,064,628
95,830,807 104,523,965
現金及び現金同等物の期首残高 6
現金及び現金同等物の四半期末残高 6 99,430,463 102,459,336
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社であり、東京証券取
引所に株式を上場しております。登記上の本社の住所は東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号です。当第1四半期連
結会計期間(2021年10月1日~2021年12月31日まで)及び当第1四半期連結累計期間(2021年10月1日~2021年12
月31日まで)の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」という。)、並びに当
社グループの関連会社に対する持分から構成されております。グループの最上位の親会社は、GMOインターネット株
式会社です。当社グループはクレジットカード等の決済代行事業、金融関連事業及び決済活性化事業を行っており
ます(「5.事業セグメント」参照)。
2.作成の基礎
(1)IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準
特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、
前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
なお、本要約四半期連結財務諸表は、2022年2月14日に代表取締役社長 相浦一成によって承認しておりま
す。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き取得原価を基礎として作成
しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円(千円単位、単位未満切捨て)で表
示しております。
3.重要な会計方針
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表にお
いて適用した会計方針と同一です。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を用いて算定しております。
4.重要な会計上の見積り及び判断
当社グループは、要約四半期連結財務諸表の作成において、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報
告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積り及び仮定を用いております。これらの見積り及び仮定は、過去の経験及
び利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判
断に基づいております。しかしながら、その性質上、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる
可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積り
を見直した期間及び将来の期間において認識しております。
要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様で
す。
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5.事業セグメント
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当
社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっておりま
す。
当社グループは、商品・サービス別の事業部及び子会社を置き、各事業部及び子会社は、取り扱う商品・サー
ビスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、上記を基礎とした商品・サービス別セグメントから構成しており、商品・サービス
の特性及び販売市場の類似性に基づき、複数の事業セグメントを集約したうえで、「決済代行事業」、「金融
関連事業」及び「決済活性化事業」の3つを報告セグメントとしております。
各報告セグメント区分の主な商品・サービス又は事業内容は以下のとおりです。
報告セグメント 主な商品・サービス又は事業内容
決済代行事業 主にオンライン課金・継続課金の決済代行サービス及び対面の決済代行サービスの提供
主に「GMO後払い」、送金サービス等のマネーサービスビジネス、成長資金を融資するト
金融関連事業
ランザクションレンディング、海外レンディング、加盟店のキャッシュ・フロー改善に
資する早期入金サービスの提供
決済活性化事業 主に加盟店の売上向上に繋がるマーケティング支援サービスの提供、医療特化型予約管理
システム「メディカル革命 byGMO」の提供
(2)報告セグメントの情報
報告されている事業セグメントの会計方針は、要約四半期連結財務諸表作成の会計方針と同一です。
当社グループの報告セグメントごとの情報は以下のとおりです。なお、報告セグメントの損益は、営業損益
ベースの数値です。セグメント間の取引は市場実勢価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 )
(単位:千円)
決済活性化
決済代行 金融関連 調整額
合計 連結
事業 事業 (注)
事業
売上収益
外部収益 7,120,054 2,483,398 163,679 9,767,132 - 9,767,132
セグメント間収益 2,126 - 142 2,268 △ 2,268 -
合計 7,122,180 2,483,398 163,822 9,769,401 △ 2,268 9,767,132
セグメント損益(△は損失) 3,411,105 489,533 20,014 3,920,652 △ 797,953 3,122,699
金融収益 - - - - - 7,812
金融費用 - - - - - △ 69,946
持分法による投資損益
- - - - - △ 21,909
(△は損失)
税引前四半期利益 - - - - - 3,038,656
(注)セグメント損益の調整額 △797,953千円 は、各報告セグメントに配賦していない全社費用 △832,290千円 及びセ
グメント間取引消去 34,337千円 です。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等です。
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当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:千円)
決済活性化
決済代行 金融関連 調整額
合計 連結
事業 事業 (注)
事業
売上収益
外部収益 8,859,248 2,772,849 225,668 11,857,766 - 11,857,766
セグメント間収益 7,295 - 140 7,436 △ 7,436 -
合計 8,866,543 2,772,849 225,809 11,865,202 △ 7,436 11,857,766
セグメント損益(△は損失) 4,260,112 630,956 51,297 4,942,366 △ 825,988 4,116,377
金融収益 - - - - - 215,922
金融費用 - - - - - △ 55,762
持分法による投資損益
- - - - - 22,484
(△は損失)
税引前四半期利益 - - - - - 4,299,022
(注)セグメント損益の調整額 △825,988千円 は、各報告セグメントに配賦していない全社費用 △856,883千円 及びセ
グメント間取引消去 30,895千円 です。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等です。
6.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
( 2021年9月30日 ) ( 2021年12月31日 )
現金及び預金 81,593,965 97,659,336
関係会社預け金 22,930,000 4,800,000
合計 104,523,965 102,459,336
7.営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
( 2021年9月30日 ) ( 2021年12月31日 )
売掛金 5,740,246 6,616,807
営業貸付金 8,846,384 8,495,014
その他 92,408 103,131
貸倒引当金 △139,464 △137,887
合計 14,539,574 15,077,065
流動資産 10,308,474 10,466,150
非流動資産 4,231,100 4,610,915
合計 14,539,574 15,077,065
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8.配当金
(1)配当金支払額
配当金の支払額は、以下のとおりです。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 )
配当金の総額
1株当たり
株式の種類 基準日
決議 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2020年12月20日
普通株式 3,863,388 52.00 2020年9月30日 2020年12月21日
定時株主総会
(注) 配当金の総額には、BIP信託が所有する当社株式674,305株に対する配当金35,063千円及びESOP信託が保有
する当社株式35,400株に対する配当金1,840千円が含まれております。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
配当金の総額
1株当たり
株式の種類
決議 基準日 効力発生日
(千円)
配当額(円)
2021年12月19日
普通株式 4,516,582 59.00 2021年9月30日 2021年12月20日
定時株主総会
(注) 配当金の総額には、BIP信託が所有する当社株式674,305株に対する配当金39,783千円及びESOP信託が保有
する当社株式35,400株に対する配当金2,088千円が含まれております。
(2)基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間末後
となるもの
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 )
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
該当事項はありません。
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9.売上収益
顧客との契約及びその他の源泉から認識した収益の区分と当社グループの報告セグメントとの関連は以下のとおり
です。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 )
(単位:千円)
決済代行 決済活性化
金融関連
合計 調整額 連結
事業 事業
事業
顧客との契約から認識した収益 7,122,180 392,937 163,822 7,678,940 △2,268 7,676,671
その他の源泉から認識した収益 - 2,090,461 - 2,090,461 - 2,090,461
合計 7,122,180 2,483,398 163,822 9,769,401 △2,268 9,767,132
当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:千円)
決済代行 決済活性化
金融関連
合計 調整額 連結
事業 事業
事業
顧客との契約から認識した収益 8,866,543 425,026 225,809 9,517,378 △7,436 9,509,942
その他の源泉から認識した収益 - 2,347,823 - 2,347,823 - 2,347,823
合計 8,866,543 2,772,849 225,809 11,865,202 △7,436 11,857,766
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10.1株当たり四半期利益
(1)基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎
基本的1株当たり四半期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
親会社の普通株主に帰属する四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半期利益 1,704,968 2,517,248
親会社の普通株主に帰属しない四半期利益 - -
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する
1,704,968 2,517,248
四半期利益
期中平均普通株式数 73,613,809株 75,842,549株
基本的1株当たり四半期利益 23.16円 33.19円
(2)希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎
希薄化後1株当たり四半期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
希薄化後の普通株主に帰属する四半期利益
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する
1,704,968 2,517,248
四半期利益
四半期利益調整額 3,129 13,939
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する
1,708,098 2,531,187
四半期利益
期中平均普通株式数 73,613,809株 75,842,549株
希薄化効果の影響 2,233,414株 1,093,410株
希薄化効果の調整後 75,847,223株 76,935,959株
希薄化後1株当たり四半期利益 22.52円 32.90円
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11.金融商品
(1)公正価値の測定方法
主な金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定しております。なお、全ての金融商品の帳簿価額
と公正価値は近似又は一致しているため、公正価値の開示を省略しております。
① 現金及び現金同等物、前渡金及び未収入金
現金及び現金同等物、前渡金及び未収入金については、短期間で決済されることから帳簿価額と公正価値は
近似しております。
② 営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権は、割引将来キャッシュ・フロー法により公正価値を測定しております。公正価
値の測定に用いた重要な観察不能なインプットは割引率であり、当社グループの見積りによる割引率を使用
しております。
③ 関係会社預け金
関係会社預け金は、預け先の見積りによる信用リスクを加味した割引率で、元利金を割り引いて算定してお
ります。
④ その他の金融資産
上場株式の公正価値については、期末日の市場価格によって測定しております。非上場株式の公正価値につ
いては、投資先の将来の収益性の見通し及び対象銘柄における純資産額、直近の売買での価額の実績等のイ
ンプット情報を総合的に考慮し、公正価値を測定しております。公正価値の測定に用いた重要な観察不能な
インプットは割引率等です。
⑤ 買掛金、未払金、預り金及び借入金
短期間で決済される買掛金、未払金、預り金及び借入金については、帳簿価額と公正価値は近似しておりま
す。変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映しており、また、グループ企業の信用状態に実行後大
きな変動はないと考えられることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
⑥ 社債
社債については、当社グループの見積りによる信用リスクを加味した割引率で、元金を割り引いて算定して
おります。
(2)公正価値で測定する金融商品のレベル別分類
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む評価技法から算出された公正価値
公正価値の測定に使用される公正価値ヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定に用いた重要なインプットの
うち、最もレベルの低いインプットに応じて決定しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期末日に発生したものとして認識しております。
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① 公正価値で測定する金融資産及び金融負債
公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した要約四半期連結財政状態計算書において経常的に公正価値で測
定する金融資産及び金融負債の内訳は、以下のとおりです 。
前連結会計年度( 2021年9月30日 )
(単位:千円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
営業債権及びその他の債権
営業貸付金 - - 23,181 23,181
その他の金融資産
株式及び出資金等 2,472,541 - 2,877,514 5,350,055
合計 2,472,541 - 2,900,695 5,373,237
金融負債
その他の金融負債
為替予約 - - - -
合計 - - - -
当第1四半期連結会計期間( 2021年12月31日 )
(単位:千円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
営業債権及びその他の債権
営業貸付金 - - 7,314 7,314
その他の金融資産
株式及び出資金等 2,265,951 - 3,220,233 5,486,184
合計 2,265,951 - 3,227,547 5,493,499
金融負債
その他の金融負債
為替予約 - - - -
合計 - - - -
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② レベル3に区分した金融商品
公正価値ヒエラルキーレベル3に区分した経常的な公正価値測定について、期首残高から四半期末残高への調
整表は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
株式及び出資金等 株式及び出資金等
期首残高 3,369,879 2,877,514
利得又は損失 △862,259 209,939
損益 △16,329 169,103
その他の包括利益 △845,930 40,836
購入 731 168,096
売却 - △14,540
上場によるレベル1への振替 △10,001 -
その他 △14,760 △20,775
四半期末残高 2,483,589 3,220,233
報告期間末に保有している資産について純損益に計
△16,329 169,103
上された未実現損益の変動
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日 (自 2021年10月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
営業貸付金 営業貸付金
期首残高 730,293 23,181
利得又は損失 - -
損益 - -
回収 △273,120 △15,867
四半期末残高 457,173 7,314
報告期間末に保有している資産について純損益に計
- -
上された未実現損益の変動
(注)1.その他の包括利益に認識した利得又は損失は、要約四半期連結包括利益計算書上の「その他の包括利益を通
じて公正価値で測定する金融資産」に表示しております。
2.レベル3に区分した資産については適切な権限者に承認された公正価値測定の評価方針及び手続に従い、担
当部署が対象資産の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切
な責任者が承認しております。なお、レベル3に区分した金融商品について、観察可能でないインプットを
合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれておりません。
3.株式及び出資金等にかかる利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」又は「金融費用」、
営業貸付金にかかる利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」又は「その他の費用」
に含まれております。
4.株式及び出資金等には債券が含まれておりますが、残高に重要性がないため、別掲しておりません。
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12.関連当事者取引
当社グループは以下の関連当事者取引を行っております。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日 )
(単位:千円)
種類 名称 関連当事者関係の内容 取引金額 未決済残高
資金の寄託(注)1,3
5,630,434 5,350,000
GMOインターネット
(期間設定あり)
親会社
株式会社
利息の受取(注)2 6,337 212
(注)1.GMOインターネットグループのCMSによる預け金です。また、取引金額は、期中平均残高を表示しておりま
す。
2.資金の寄託の利率に関しては、市場金利を勘案し、預入期間に応じて個別に決定しております。
3.前第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物には関係会社預け金が3,350,000千円含まれており、要約
四半期連結財政状態計算書上の関係会社預け金2,000,000千円と合わせると、関係会社預け金の残高は
5,350,000千円となっております。
4.記載金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、未決済残高には消費税等が含まれております。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:千円)
種類 名称 関連当事者関係の内容 取引金額 未決済残高
資金の寄託(注)1,3
24,010,217 23,300,000
GMOインターネット
(期間設定あり)
親会社
株式会社
利息の受取(注)2 23,573 6
(注)1.GMOインターネットグループのCMSによる預け金です。また、取引金額は、期中平均残高を表示しておりま
す。
2.資金の寄託の利率に関しては、市場金利を勘案し、預入期間に応じて個別に決定しております。
3.「6.現金及び現金同等物」に記載したとおり、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物には関係
会社預け金が4,800,000千円含まれており、要約四半期連結財政状態計算書上の関係会社預け金18,500,000千
円と合わせると、関係会社預け金の残高は23,300,000千円となっております。
4.記載金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、未決済残高には消費税等が含まれております。
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年2月14日
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 矢部 直哉
業務執行社員
指定有限責任社員
黒木 賢治
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
鴇田 直樹
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているGMOペイメン
トゲートウェイ株式会社の2021年10月1日から2022年9月30日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2021年
10月1日から2021年12月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)に係る要
約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括
利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、
様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、GMOペ
イメントゲートウェイ株式会社及び連結子会社の2021年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第1四半
期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点
において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる
証拠を入手したと判断している。
その他の事項
会社の2021年9月30日をもって終了した前連結会計年度の第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結累計期間に係
る要約四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及
び監査が実施されている。前任監査人は、当該要約四半期連結財務諸表に対して2021年2月12日付けで無限定の結論を
表明しており、また、当該連結財務諸表に対して2021年12月20日付けで無限定適正意見を表明している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示する
ことにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成す
ることが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事
項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約
四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号
「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付け
る。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半
期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事
項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況によ
り、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じ
させる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及
び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が
認められないかどうかを評価する。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査
人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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