株式会社ミクシィ 四半期報告書 第23期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
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株式会社ミクシィ(E05617)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年2月7日
【四半期会計期間】 第23期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
【会社名】 株式会社ミクシィ
【英訳名】 mixi, Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 木村 弘毅
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号
【本店の所在の場所】
渋谷スクランブルスクエア
【電話番号】 (03)6897-9500(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 大澤 弘之
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号
【最寄りの連絡場所】
渋谷スクランブルスクエア
【電話番号】 (03)6897-9500(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 CFO 大澤 弘之
株式会社東京証券取引所
【縦覧に供する場所】
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第22期 第23期
回次 第3四半期 第3四半期 第22期
連結累計期間 連結累計期間
自 2020年4月1日 自 2021年4月1日 自 2020年4月1日
会計期間
至 2020年12月31日 至 2021年12月31日 至 2021年3月31日
売上高 (百万円) 87,737 81,089 119,319
経常利益 (百万円) 15,398 9,650 23,019
親会社株主に帰属する
(百万円) 10,433 7,428 15,692
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 10,921 7,066 16,364
純資産額 (百万円) 184,138 182,043 189,590
総資産額 (百万円) 216,393 213,885 226,356
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 138.46 100.86 208.24
益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 136.84 99.39 205.72
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 84.5 84.4 83.2
営業活動による
(百万円) 29,130 △ 1,698 34,672
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 3,266 △ 13,802 △ 7,159
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 7,032 △ 14,864 △ 3,141
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 144,240 119,399 149,812
四半期末(期末)残高
第22期 第23期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2020年10月1日 自 2021年10月1日
会計期間
至 2020年12月31日 至 2021年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 14.60 17.38
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等に
ついては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事
業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
前年同四半期比
(自 2020年4月1日
(自 2021年4月1日
増減率
至 2020年12月31日 )
至 2021年12月31日 )
売上高(百万円) 87,737 81,089 △7.6 %
EBITDA(百万円) 18,582 12,289 △33.9 %
営業利益(百万円) 15,461 9,243 △40.2 %
経常利益(百万円) 15,398 9,650 △37.3 %
親会社株主に帰属する四半
7,428
10,433 △28.8 %
期純利益(百万円)
当第3四半期連結累計期間の 売上高は81,089百万円 ( 前年同四半期比7.6%減 )となりました。また、 営業利益は
9,243百万円 ( 前年同四半期比40.2%減 )、 経常利益は9,650百万円 ( 前年同四半期比37.3%減 )、 親会社株主に帰属
する四半期純利益は7,428百万円 ( 前年同四半期比 28.8 %減 )となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
また、事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値
(EBITDA)としております。
① デジタルエンターテインメント事業
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
前年同四半期比
(自 2020年4月1日
(自 2021年4月1日
増減率
至 2020年12月31日 )
至 2021年12月31日 )
売上高(百万円) 74,027 61,342 △17.1%
25,543
セグメント利益(百万円) 31,731 △19.5%
デジタルエンターテインメント事業は、スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」を主力として収益
を上げております。「モンスターストライク」は、第2四半期連結累計期間におきましては、前年同期と比較して
MAU・ARPUが低下傾向にありましたが、2021年10月に実施した8周年イベントや年末年始イベントが奏功し、当第3
四半期連結会計期間でARPUが回復してきております。また、スマートデバイス向けゲーム「コトダマン」の売上も順
調に拡大しております。新規アプリゲームの開発も進めており、収益の安定化及び収益性の向上に取り組んでおりま
す。
この結果、当事業の売上高は 61,342百万円 ( 前年同四半期比17.1%減 )、セグメント利益は 25,543百万円 ( 前年同
四半期比19.5%減 )となりました。
② スポーツ事業
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
前年同四半期比
(自 2020年4月1日
(自 2021年4月1日
増減率
至 2020年12月31日 )
至 2021年12月31日 )
売上高(百万円) 8,866 12,831 44.7%
セグメント損失(△)(百
△4,218
△4,448 -%
万円)
スポーツ事業では、スポーツ観戦事業、公営競技事業への投資を行っております。スポーツ観戦事業におきまして
は、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」が2020-21シーズンにクラブ初となるBリーグ優勝を果たした事を
受け、スポンサー収入等の売上が増加しました。公営競技事業におきましては、株式会社ネットドリーマーズが運営
する競馬情報サイト「netkeiba.com」で2021年12月にMAUが過去最高の1,700万人を突破しております。また、株式会
社チャリ・ロトが運営する競輪・オートレース車券のオンライン投票サイト「チャリロト」についても順調にユー
ザー数を伸ばすなど売上は拡大しております。一方で、スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」では、9月から10
月にかけて還元施策を実施したことでGMVは拡大しましたが、想定以上の費用が発生いたしました。11月以降は還元
施策の最適化などコスト見直しを行い、費用の抑制を図っております。
この結果、当事業の売上高は 12,831百万円 ( 前年同四半期44.7%増 )、セグメント損失は 4,218百万円 (前年同四
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半期はセグメント損失4,448百万円)となりました。
③ ライフスタイル事業
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
前年同四半期比
(自 2020年4月1日
(自 2021年4月1日
増減率
至 2020年12月31日 )
至 2021年12月31日 )
売上高(百万円) 4,843 6,915 42.8%
セグメント利益又は損失
552
△22 -%
(△)(百万円)
ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、サロンスタッ
フ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営しております。「家族アルバム みてね」はマネタイズの
強化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスの定着が進んだことや年賀状アプリ「みてね
年賀状」等の年賀状サービスが好調であったことにより、売上高は前年同四半期と比較して増加しております。ま
た、「minimo」におきましては、前年同四半期は新型コロナウイルスの影響を受け、低調に推移しておりましたが、
復調し売上を大きく伸ばしております。
この結果、当事業の売上高は 6,915百万円 ( 前年同四半期比42.8%増 )、セグメント利益は 552百万円 (前年同四半
期はセグメント損失22百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 財政状態
当第3四半期連結会計期間の財政状態は、資産については 流動資産が141,078百万円 (前連結会計年度末比25,043
百万円減少) となり、主な要因としては、投資有価証券の取得、法人税等、配当金の支払いによる現預金の減少が
あげられます。 固定資産は72,806百万円 (前連結会計年度末比12,572百万円増加) となっております。
負債については、 流動負債が20,532百万円 (前連結会計年度末比3,966百万円減少) となり、主な要因としては、
未払法人税等及び未払消費税等の減少があげられます。 純資産は182,043百万円 (前連結会計年度末比7,546百万円
減少) となり、主な要因としては、自己株式の取得、配当金の支払いによる減少があげられます。
② キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と
比べて 30,412百万円減少し、 119,399百万円 となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおり
であります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動により 使用した資金は1,698百万円 ( 前年同四半期は29,130百万円の
獲得 )となりました。これは主に、法人税等の支払が9,740百万円及び税金等調整前四半期純利益 11,203百万円 によ
るものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動により 使用した資金は13,802百万円 (前年同四半期は3,266百万円の
使用) となりました。これは主に、 投資有価証券の取得による支出14,824百万円及び投資有価証券の売却による収
入2,388百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動により 使用した資金は14,864百万円 (前年同四半期は7,032百万円の
使用) となりました。これは主に、自己株式の取得による支出7,524百万円及び配当金の支払 7,707百万円 があった
ことによるものであります。
(3) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 264,000,000
計 264,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2021年12月31日 ) (2022年2月7日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株であ
普通株式 78,230,850 78,230,850
ります。
(市場第一部)
計 78,230,850 78,230,850 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2021年12月31日 - 78,230,850 - 9,698 - 9,668
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(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2021年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
普通株式 5,678,700
普通株式 72,524,100
完全議決権株式(その他) 725,241 -
普通株式 28,050
単元未満株式 - -
発行済株式総数 78,230,850 - -
総株主の議決権 - 725,241 -
② 【自己株式等】
2021年12月31日 現在
自己名義 他人名義 所有株式数
発行済株式総数に
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 対する所有株式数
又は名称
の割合(%)
(株) (株) (株)
東京都渋谷区渋
(自己保有株式)
谷二丁目24番12 5,678,700 - 5,678,700 7.26
株式会社ミクシィ
号
計 - 5,678,700 - 5,678,700 7.26
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりま
す。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 149,812 119,399
受取手形及び売掛金 11,706 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 12,328
商品 156 501
その他 4,493 8,887
△ 46 △ 39
貸倒引当金
流動資産合計 166,121 141,078
固定資産
有形固定資産 12,998 14,395
無形固定資産
のれん 10,873 10,075
顧客関連資産 6,993 6,485
商標権 3,011 2,816
2,418 2,879
その他
無形固定資産合計 23,297 22,257
投資その他の資産
投資有価証券 13,928 26,506
繰延税金資産 5,686 5,180
その他 4,326 4,467
△ 1 △ 1
貸倒引当金
投資その他の資産合計 23,939 36,152
固定資産合計 60,234 72,806
資産合計 226,356 213,885
負債の部
流動負債
短期借入金 1,021 1,821
未払金 9,188 11,156
未払法人税等 6,111 399
未払消費税等 1,638 172
賞与引当金 1,736 529
4,803 6,452
その他
流動負債合計 24,498 20,532
固定負債
長期借入金 7,905 7,613
繰延税金負債 3,357 2,977
1,004 717
その他
固定負債合計 12,267 11,308
負債合計 36,766 31,841
純資産の部
株主資本
資本金 9,698 9,698
資本剰余金 9,656 9,656
利益剰余金 178,502 178,445
△ 10,811 △ 18,253
自己株式
株主資本合計 187,046 179,548
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,013 670
191 249
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 1,205 920
新株予約権
1,281 1,496
56 78
非支配株主持分
純資産合計 189,590 182,043
負債純資産合計 226,356 213,885
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
売上高 87,737 81,089
19,629 20,991
売上原価
売上総利益 68,108 60,098
販売費及び一般管理費 52,646 50,854
営業利益 15,461 9,243
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 8 10
為替差益 10 41
投資事業組合運用益 - 446
210 130
その他
営業外収益合計 230 629
営業外費用
支払利息 11 44
持分法による投資損失 - 142
投資事業組合運用損 233 -
47 35
その他
営業外費用合計 292 222
経常利益 15,398 9,650
特別利益
固定資産売却益 0 -
投資有価証券売却益 530 2,044
- 51
投資有価証券清算益
特別利益合計 531 2,096
特別損失
※1 190
解約違約金 -
特別退職金 100 -
固定資産除売却損 8 34
投資有価証券評価損 - 318
9 -
賃貸借契約解約損
特別損失合計 118 543
税金等調整前四半期純利益 15,811 11,203
法人税、住民税及び事業税
5,287 3,845
91 7
法人税等調整額
法人税等合計 5,378 3,852
四半期純利益 10,432 7,350
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △ 1 △ 78
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,433 7,428
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
四半期純利益 10,432 7,350
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 515 △ 343
△ 26 58
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 488 △ 284
四半期包括利益 10,921 7,066
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 10,922 7,144
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 1 △ 78
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 15,811 11,203
減価償却費 1,079 929
無形固定資産償却費 1,243 1,311
のれん償却額 797 804
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 △ 6
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 833 △ 1,206
受取利息及び受取配当金 △ 8 △ 11
支払利息 11 44
為替差損益(△は益) 10 △ 34
持分法による投資損益(△は益) - 142
投資事業組合運用損益(△は益) 233 △ 446
固定資産除売却損益(△は益) 8 34
棚卸資産の増減額(△は増加) 42 △ 359
投資有価証券売却損益(△は益) △ 530 △ 2,044
投資有価証券清算損益(△は益) - △ 51
投資有価証券評価損益(△は益) - 318
売上債権の増減額(△は増加) 2,915 △ 618
未払金の増減額(△は減少) 1,179 960
未払消費税等の増減額(△は減少) 1,164 △ 1,466
7,327 △ 1,430
その他
小計 30,454 8,072
利息及び配当金の受取額
8 11
利息の支払額 △ 10 △ 42
法人税等の支払額 △ 1,221 △ 9,740
△ 100 -
特別退職金の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 29,130 △ 1,698
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 444 △ 2,013
無形固定資産の取得による支出 △ 380 △ 816
無形固定資産の売却による収入 0 10
投資有価証券の取得による支出 △ 3,569 △ 14,824
投資有価証券の売却による収入 573 2,388
投資有価証券の分配による収入 264 1,428
差入保証金の差入による支出 △ 1,145 △ 38
敷金及び保証金の回収による収入 1,390 -
45 62
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 3,266 △ 13,802
財務活動によるキャッシュ・フロー
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△ 177 -
による支出
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,184 800
長期借入れによる収入 240 35
長期借入金の返済による支出 △ 454 △ 325
自己株式の取得による支出 - △ 7,524
配当金の支払額 △ 7,844 △ 7,707
19 △ 140
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 7,032 △ 14,864
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 18 65
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 18,813 △ 30,300
現金及び現金同等物の期首残高 125,427 149,812
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 - △ 112
※1 144,240 ※1 119,399
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第2四半期連結会計期間より、新たに株式を取得したビットバンク株式会社を持分法適用の範囲に含めておりま
す。
(会計方針の変更等)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指
針」(企業会計基準適用指針第30号2021年3月26日)(以下「収益認識会計基準等」という。)が、2021年4月1日以後
開始する連結会計年度及び事業年度の期首より適用されたことに伴い、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識
会計基準等を適用しております。
収益認識会計基準等においては5つのステップから構成される収益認識モデルが定められており、一部の例外を除
いて、取引形態や業種に関係なく、すべての顧客との契約から生じる収益に適用されます。従前の売上収益の認識及
び測定については、主として以下のサービスを除き、収益認識会計基準等の適用において重要な影響はないものと判
断しております。
なお収益認識会計基準等の適用にあたっては、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取り扱いに
従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四
半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減する方法を採用しております。
モンスターストライク
当社のデジタルエンターテインメント事業における主力スマートデバイス向けゲームである「モンスターストライ
ク」の売上高について、収益を認識する時点及び取引価格の配分について下記の通り変更いたします。その他の収益
については、連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であることから、記載を省略しております。
1 収益を認識する時点
モンスターストライクの売上高について、従来ゲーム内通貨である「オーブ」をユーザーが消費してキャラクター
を入手した等の時点において収益を認識しておりましたが、収益認識会計基準等の適用に伴いオーブを消費して入手
したキャラクター等の見積り利用期間に亘って収益を認識することといたしました。
従来の基準の下では、実現主義に基づき、オーブをユーザーが消費してキャラクターを入手した等の時点を収益の
実現とみなして収益を認識しておりました。
一方で、前述の通り収益認識会計基準等においては顧客との契約における履行義務を識別することが求められてお
ります。この点、顧客との契約における履行義務は、キャラクター等をユーザーが使用できる環境を維持することで
あると判断しております。そのため収益は、ユーザーがオーブを消費して入手したキャラクター等の見積り利用期間
に亘って認識すべきであると考えております。
ただし、ユーザーが継続して使用するキャラクター等は、レアリティが高いものに限定されており、それ以外の
キャラクター等に関しては入手後長期間使用されることは稀であります。そのため、収益認識会計基準等のもとでの
収益の認識は従前の収益の認識と比較しても結果的に重要な差異を生じさせないものと判断しております。
2 取引価格の配分
モンスターストライクの売上高について、従来は有償オーブ購入にかかる入金額を有償オーブが消費されキャラク
ターが入手された等の時点で収益を認識しておりましたが、収益認識会計基準等の適用に伴い、有償オーブ、また有
償オーブ購入時に同時に配布される無償オーブが消費され入手されたキャラクター等をユーザーが使用できる環境を
維持する履行義務に取引価格を配分することといたしました。これは、収益認識会計基準等の下では機能的に重要な
差異を有しない有償オーブと無償オーブはそれぞれ等価値であり、それぞれと交換に入手したキャラクター等をユー
ザーが使用できる環境を維持することは、別々の履行義務と識別され各履行義務に取引価格を配分されるべきものと
の判断によるものです。その結果、一時点における未消費オーブ残高について、有償オーブ購入にかかる入金額のみ
で負債を構成していた従来の場合と比較して、有償オーブ及び無償オーブそれぞれの履行義務に対して取引価格を配
分したことにより、入金額から算出される1個当たりのオーブ単価が低下しております。
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以上から、収益認識会計基準等の適用により2022年3月期の期首残高については、流動負債のその他に含まれてい
る契約負債は1,053百万円減少し、利益剰余金は667百万円増加いたします。なお、当第3四半期連結累計期間の営業
利益及び税引前四半期純利益に与える影響は1,272百万円であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、流動資産に表示していた「受取
手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することといた
しました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示
方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号2020年
3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収
益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計
方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、当該会計基準等の適用が四半期連結財務諸表に与える
影響はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
※1.解約違約金
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
新規プロダクトの開発を中止したことにより生じた解約違約金190百万円を特別損失に計上しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1.現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとお
りであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
現金及び預金勘定 144,240 百万円 119,399 百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 - 百万円 - 百万円
現金及び現金同等物 144,240 百万円 119,399 百万円
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年5月15日
普通株式 4,144 55 2020年3月31日 2020年6月11日 利益剰余金
取締役会
2020年11月6日
普通株式 4,144 55 2020年9月30日 2020年12月7日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年5月7日
普通株式 4,145 55 2021年3月31日 2021年6月10日 利益剰余金
取締役会
2021年11月5日
普通株式 3,990 55 2021年9月30日 2021年12月6日 利益剰余金
取締役会
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2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は、2021年5月7日開催の取締役会決議に基づき、自己株式2,839,600株の取得を行いました。また、当第3四
半期連結累計期間におけるストックオプションの権利行使による自己株式17,300株を払い出しました。 この結果、当
第3四半期連結累計期間において自己株式が7,441百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末における自己株式が
18,253百万円となっております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
デジタルエン
計算書計上額
ライフスタイ
(注)1
ターテインメ スポーツ事業 計
(注)2
ル事業
ント事業
売上高
外部顧客への売上高 74,027 8,866 4,843 87,737 - 87,737
セグメント間の内部売上
- - - - - -
高又は振替高
計 74,027 8,866 4,843 87,737 - 87,737
セグメント利益又は損失
31,731 △ 4,448 △ 22 27,260 △ 11,799 15,461
(△)
その他の項目
減価償却費 317 1,025 206 1,548 775 2,323
のれん償却額 - 702 95 797 - 797
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額 △11,799百万円 には、報告セグメントの減価償却費 △1,548百万円 及びの
れん償却額△797百万円並びに各セグメントに配分していない全社費用△9,453百万円が含まれております。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の費用であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
デジタルエン
計算書計上額
ライフスタイ
(注)1
ターテインメ スポーツ事業 計
(注)2
ル事業
ント事業
売上高
顧客との契約から生じる
61,342 12,831 6,915 81,089 0 81,089
収益 (注)3
外部顧客への売上高 61,342 12,831 6,915 81,089 0 81,089
セグメント間の内部売上
- - - - - -
高又は振替高
計 61,342 12,831 6,915 81,089 0 81,089
セグメント利益又は損失
25,543 △ 4,218 552 21,877 △ 12,633 9,243
(△)
その他の項目
減価償却費 274 1,103 190 1,568 672 2,241
のれん償却額 - 709 95 804 - 804
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額 △12,633百万円 には、報告セグメントの減価償却費 △1,568百万円 及びの
れん償却額△804百万円並びに各セグメントに配分していない全社費用△10,260百万円が含まれておりま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の費用であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.当社グループの売上高としては、主にデジタルエンターテインメント事業におけるスマートデバイス向け
ゲームである「モンスターストライク」で構成されております。当該タイトルの収益認識方法については、
「注記事項(会計方針の変更等)」に記載の通りであります。
2.報告セグメントの変更等に関する情報
会計方針の変更に記載の通り、第1四半期連結会計期間の期首より収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関す
る会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、「デジタルエンターテインメント事業」の売上高及びセグメント利益が
1,272百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載の通りであります。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
項目
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
(1) 1株当たり四半期純利益金額
138円46銭 100円86銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万
10,433 7,428
円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
10,433 7,428
利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 75,356,106 73,655,394
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 136円84銭 99円39銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(株) 893,311 1,087,170
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜
- -
在株式で、前連結会計年度末から重要な変動が
あったものの概要
(重要な後発事象)
(株式取得による関連会社化及び社債の引受)
当社は、2021年11月19日開催の取締役会において、株式会社コールドクター(以下「コールドクター」という)の発行
済株式の39.91%を取得することを決議し、2022年1月12日に株式譲渡契約並びに転換社債の引受けに関する契約を締結
いたしました。なお、同社は、当社の持分法適用関連会社となります。
1.株式取得の目的
コールドクターは、“夜間・休日の急病で動けない方、通院できない方、の助けになりたい。”というミッションの
もと、健康保険が適用可能な夜間・休日の往診サービス「コールドクター」を提供しています。
当社は、子どもの大切な写真や動画を、祖父母や親戚など招待した家族だけにリアルタイムに共有することができる
写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」(以下、みてね)を提供しています。これまで多くのご家族にご利用い
ただいており、2021年3月には利用者数が1,000万人を突破しました。また近年ではアプリだけに留まらず、年賀状や
フォトブックなど「みてね」内の写真を活用したサービスを複数展開し、さらに昨年3月には、家族の安心を支えるサー
ビスとして「みてねみまもりGPS」の提供を開始するなど、写真に限らず子どもを中心とした家族のニーズに応えるサー
ビスにも事業領域を広げています。
今回、コールドクターが提供する往診サービスと当社が展開する「みてね」のユーザーアセットとの間にシナジーが
期待できることや、両サービスを通じて実現したいビジョンに親和性があることから、双方の中長期的な企業価値向上
につながると考え、資本提携に至りました。
2.株式取得の概要
(1) 異動する企業の名称、その事業の内容及び規模
企業の名称 株式会社コールドクター
事業の内容 往診サービス「コールドクター」 事業等
規模 資本金 202百万円
(2) 株式の取得時期
2022年1月21日
(3) 取得した株式の種類と数
普通株式 3,568株
A種優先株式 10,000株
(4) 取得価額
1株につき普通株式90,863円、A種優先株式110,863円(総額1,432百万円)
(5) 異動後の所有株式数及び議決権比率
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所有株式数 13,568株
議決権比率 39.91%
3.転換社債の引受額及び支払資金の調達方法
引受額:3,999百万円
支払資金の調達方法:自己資金
(株式取得による連結子会社化)
当社は、2021年11月22日開催の取締役会において、東京フットボールクラブ株式会社(以下「東京フットボールクラ
ブ」という)が実施する第三者割当増資を引き受けることを決議しました。なお、増資引受後の当社の東京フットボール
クラブへの議決権比率は51.3%となり、同社は、連結子会社となります。
1.株式取得の目的
FC東京を運営する東京フットボールクラブは、1998年10月に設立され、Jリーグに参入。以降、基本理念にもある「都
民のための地域密着型Jリーグクラブ」として、地域社会・行政・企業の協力のもと、東京エリアに根差した活動を行っ
ています。
当社は、これまでSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に
楽しむコミュニケーションサービスを提供し、成長してまいりました。現在、「エンタメ×テクノロジーの力で、世界
のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、デジタルエンターテインメント及びスポーツ領域での事業成
長に注力しています。2019年にバスケットボールBリーグ所属の「千葉ジェッツふなばし」が当社グループ会社となるな
ど、プロスポーツチームの経営にも取り組んでいます。
当社はFC東京のビジョン、地域密着・社会連携などさまざまな活動に対して共感し、2018年からスポンサー・少額株
主として、他の株主様、スポンサー様と共に応援をしてまいりました。2019年からはマーケティングパートナーとし
て、当社がエンターテインメント領域で培ってきたノウハウを活かし、FC東京のファン・サポーターの皆さまが、仲間
と一緒に楽しめるような空間の提供などの支援を行ってまいりました。2019年、クラブの平均来場者数は3.1万人を越
え、成績面でもリーグ2位となり、2020年にはACL出場も果たしました。一方で2020年、2021年シーズンは新型コロナウ
イルスの影響が大きく、無観客や5,000人制限での試合開催が続き、入場料収入が大きく減収するなどの状況にありま
す。
こういった中で、主要株主及び関係者で協議を続けてまいりましたが、このたび当社が第三者増資を引き受けること
により、これまでの主要株主の力も合わせて、より一層のクラブの発展・成長に貢献させていただく形を合意すること
にいたりました。これまでのクラブの伝統、歴史を尊重しながらも、当社がもつDX、ファンコミュニティ、プロモー
ション、ファンイベント、SNS活用、CSR活動などの経営ノウハウをプラスし、よりファンやサポーターに愛され、挑戦
していくFC東京の発展をサポートしてまいります。
加えて、当社は東京フットボールクラブの株主として、Jリーグ規約をはじめとするJリーグの諸規定及び公益財団法
人日本サッカー協会が定める諸規定を遵守し、またJリーグが掲げる理念、活動方針及びJリーグ百年構想の推進のため
クラブヘの支援を継続してまいります。
2.株式取得の概要
(1) 異動する企業の名称、その事業の内容及び規模
企業の名称 東京フットボールクラブ株式会社
事業の内容 プロサッカーチーム「FC東京」の運営 等
規模 資本金 1,187百万円
(2) 株式の取得時期
2022年2月1日
(3) 取得した株式の種類と数
普通株式 23,000株
(4) 取得価額
1株につき50,000円(総額1,150百万円)
(5) 異動後の所有株式数及び議決権比率
所有株式数 24,000株
議決権比率 51.3%
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(資金の貸付)
当社は、2021年12月23日開催の取締役会の決議に基づいて持分法適用関連会社である株式会社TOKYO-BAYアリーナに対
する資金貸付を実行いたしました。
1.資金貸付の目的
株式会社TOKYO-BAYアリーナ(以下「TOKYO-BAYアリーナ」という)は、当社と三井不動産株式会社との合弁会社であ
り、アリーナ施設の賃貸事業を行ってまいります。当社は、TOKYO-BAYアリーナの事業展開に伴う資金として貸付が必要
と判断し、TOKYO-BAYアリーナに対し貸付を実行いたしました。
2.資金貸付の内容
(1) 貸付金額
640百万円(上限6,000百万円)
(2) 貸付日
2022年1月31日
2 【その他】
第23期 ( 2021年4月1日 から 2022年3月31日 まで)中間配当について、2021年11月5日開催の取締役会において、
2021年9月30日の株主名簿に記載された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 配当金の総額 3,990百万円
② 1株当たりの金額 55円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2021年12月6日
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年2月4日
株式会社ミクシィ
取 締 役 会 御 中
PwCあらた有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
千代田 義 央
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
梅 木 典 子
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ミク
シィの2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、
すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フ
ロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ミクシィ及び連結子会社の2021年12月31日現在の財政状
態並びに同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示してい
ないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
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EDINET提出書類
株式会社ミクシィ(E05617)
四半期報告書
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信 じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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