株式会社 長谷工コーポレーション 四半期報告書 第105期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第105期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社 長谷工コーポレーション |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年2月10日
【四半期会計期間】 第105期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
【会社名】 株式会社長谷工コーポレーション
【英訳名】 HASEKO Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 池 上 一 夫
【本店の所在の場所】 東京都港区芝二丁目32番1号
【電話番号】 03(3456)3901
【事務連絡者氏名】 経営管理部門 経理担当 執行役員 濵 田 良 一
【最寄りの連絡場所】 東京都港区芝二丁目32番1号
【電話番号】 03(3456)3901
【事務連絡者氏名】 経営管理部門 経理担当 執行役員 濵 田 良 一
株式会社長谷工コーポレーション 関西
【縦覧に供する場所】
(大阪市中央区平野町一丁目5番7号)
株式会社長谷工コーポレーション 横浜支店
(横浜市西区高島二丁目19番3号(日通商事横浜ビル内))
株式会社長谷工コーポレーション 名古屋支店
(名古屋市中区栄四丁目1番8号(栄サンシティービル内))
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第104期 第105期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第104期
累計期間 累計期間
自 2020年4月1日 自 2021年4月1日 自 2020年4月1日
会計期間
至 2020年12月31日 至 2021年12月31日 至 2021年3月31日
売上高 (百万円) 553,667 626,052 809,438
経常利益 (百万円) 45,737 60,976 71,832
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 31,107 41,826 48,258
(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 32,579 43,976 53,273
純資産額 (百万円) 382,647 403,686 394,365
総資産額 (百万円) 886,826 1,002,425 953,659
1株当たり四半期(当期)
(円) 107.94 152.20 168.62
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 43.1 40.3 41.4
第104期 第105期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自 2020年10月1日 自 2021年10月1日
会計期間
至 2020年12月31日 至 2021年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 37.02 49.30
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
3 当社は「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」制度を導入しております。1株当たり四半
期(当期)純利益金額の基礎となる期中平均株式数は、その計算において控除する自己株式に当該信託が保
有する当社株式を含めております。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等に
ついては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものでありま
す。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における業績は、当社における完成工事高が減少したものの、当社における建築受
注用地の取扱量増加及び連結子会社における不動産の取扱量増加により 売上高は6,261億円 ( 前年同期比13.1%
増 )、主に不動産利益の増加により 営業利益は615億円 ( 同31.8%増 )、 経常利益は610億円 ( 同33.3%増 )、 親会社株
主に帰属する四半期純利益は418億円 ( 同34.5%増 )となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(単位:億円)
建設関連事業 不動産関連事業 サービス関連事業 海外関連事業
( +202 ) ( +191 ) ( -1 )
売上高 4,532 654 ( +300 ) 1,456 0
( +32 ) ( +54 ) ( -4 )
営業利益 499 97 ( +43 ) 64 △13
( )内は前年同期比増減額
3/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
① 建設関連事業
建築工事では、当社の土地情報収集力や商品企画力、施工品質や工期遵守に対する姿勢、効率的な生産体制等
について事業主から評価を頂いている中、施工中物件の原価低減努力等もあり、当期の完成工事総利益率は上昇
しました。
分譲マンション新築工事の受注は、首都圏で200戸以上の大規模物件6件を含む35件、近畿圏・東海圏で200戸
以上の大規模物件4件を含む12件、合計で47件となりました。また、分譲マンション以外の工事として、賃貸住
宅等7件を受注いたしました。
完成工事につきましては、賃貸住宅等4件を含む56件を竣工させました。
当セグメントにおいては、当社における完成工事高が減少したものの、建築受注用地の取扱量が増加したた
め、 売上高は4,532億円 ( 前年同期比4.7%増 )、不動産利益が増加したため、 営業利益は499億円 ( 同6.9%増 )の増
収増益となりました。
② 不動産関連事業
連結子会社において分譲マンションの新規引渡し及び完成在庫の販売が順調に進捗したことにより、当セグメ
ントにおいては、 売上高は654億円 ( 前年同期比84.7%増 )、 営業利益は97億円 ( 同80.1%増 )の増収増益となりまし
た。
③ サービス関連事業
新型コロナウイルス感染症の影響下において、前年同期に実施していた営業活動自粛の反動により、大規模修
繕工事・インテリアリフォームにおける修繕工事の施工量が増加し、新築マンションの販売受託における引渡戸
数が増加したことに加え、不動産流通仲介における仲介の取扱件数の増加や、分譲マンション管理におけるマン
ション専有部及びマンション共有部の工事施工量が増加しました。
当セグメントにおいては、 売上高は1,456億円 ( 前年同期比15.1%増 )、 営業利益は64億円 ( 同532.8%増 )の増収
増益となりました。
④ 海外関連事業
ハワイ州オアフ島において、不動産売上高が減少しました。また、新規の戸建分譲事業及び商業施設の開発を
進めております。当セグメントにおいては、 売上高は0億円 ( 前年同期は売上高1億円 )、 営業損失は13億円 ( 前年
同期は営業損失9億円 )となりました。
4/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
当第3四半期連結会計期間末における連結総資産は、前連結会計年度末に比べ 488億円増加 し、 10,024億円 とな
りました。これは主に建築受注用地及びマンション分譲事業等へ資金投下し、販売用不動産及び不動産事業支出
金が増加したこと等によるものであります。
連結総負債は、前連結会計年度末に比べ 394億円増加 し 5,987億円 となりました。これは主に仕入債務が減少し
た一方で、借入金の調達を行ったことによるものであります。
連結純資産は、前連結会計年度末に比べ 93億円増加 し 4,037億円 となりました。これは主に収益認識に関する会
計基準等の適用により利益剰余金の期首残高が119億円減少したことに加え、配当金の支払及び自己株式の取得を
実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、 2,723百万円 であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 420,000,000
計 420,000,000
② 【発行済株式】
提出日現在 上場金融商品取引所
第3四半期会計期間
末現在発行数(株)
種類 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2021年12月31日 )
(2022年2月10日) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、権
東京証券取引所 利内容に何ら限定のない当
普通株式 300,794,397 300,794,397
社における標準となる株式
市場第1部
単元株式数は100株
― ―
計 300,794,397 300,794,397
(2)【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高 増減額 残高
(株) (株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2021年10月1日~
― ― ―
300,794,397 57,500 7,500
2021年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2021年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしてお
ります。
① 【発行済株式】
2021年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
― ― ―
無議決権株式
― ― ―
議決権制限株式(自己株式等)
― ― ―
議決権制限株式(その他)
権利内容に何ら限定のない当社に
―
普通株式 23,180,000
完全議決権株式(自己株式等)
おける標準となる株式
普通株式 277,206,100
完全議決権株式(その他) 2,772,061 同上(注)1,2,4,6
一単元(100株)未満の株式
―
普通株式 408,297
単元未満株式
(注)1,3,5
― ―
発行済株式総数 300,794,397
― ―
総株主の議決権 2,772,061
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」及び「単元未満株式」には、㈱証券保管振替機構名義の株式1,500株(議決
権の数15個)及び20株が含まれております。
2 「完全議決権株式(その他)」には、株主名簿上は各社名義となっているが実質的に所有していない相互保
有株式が下記のとおり含まれております。
㈱長谷工コミュニティ ㈱長谷工ライブネット
200株 (議決権の数2個) 100株 (議決権の数1個)
3 「単元未満株式」には、株主名簿上は各社名義となっているが実質的に所有していない相互保有株式が下記
のとおり含まれております。
㈱長谷工コミュニティ 80株 ㈱長谷工ライブネット 20株
4 「完全議決権株式(その他)」には、株主名簿上は当社名義となっているが実質的に所有していない株式
200株(議決権の数2個)が含まれております。
5 「単元未満株式」には、株主名簿上は当社名義となっているが実質的に所有していない株式80株及び当社所
有の自己株式29株が含まれております。
6 「完全議決権株式(その他)」には、「株式給付信託(BBT)」の信託財産として所有する当社株式
473,600 株(議決権の数4,736個)及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社株式
2,492,900 株(議決権の数24,929個)が含まれております。なお、「株式給付信託(BBT)」の議決権の
数 4,736 個は、議決権不行使となっております。
② 【自己株式等】
2021年9月30日 現在
所有株式数
自己名義 他人名義
発行済株式総数に
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 の合計 対する所有株式数
所有株式数 所有株式数
の割合(%)
(株) (株)
(株)
―
㈱長谷工コーポレーション 東京都港区芝2丁目32-1 23,180,000 23,180,000 7.70
― ―
計 23,180,000 23,180,000 7.70
(注)「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社株式 2,966,500 株は上
記自己株式に含まれておりません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1. 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて記載しております。
2. 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
8/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年12月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 216,107 185,220
受取手形・完成工事未収入金等 132,346 148,965
有価証券 516 558
未成工事支出金等 10,774 15,224
販売用不動産 166,708 187,555
不動産事業支出金 113,272 156,137
開発用不動産等 25,723 28,790
その他 24,175 17,347
△ 94 △ 95
貸倒引当金
流動資産合計 689,527 739,699
固定資産
有形固定資産
建物・構築物 82,382 76,639
機械、運搬具及び工具器具備品 9,707 9,898
土地 100,156 96,224
リース資産 1,274 1,239
建設仮勘定 9,105 16,103
△ 29,615 △ 30,847
減価償却累計額
有形固定資産合計 173,010 169,256
無形固定資産
借地権 1,876 1,875
のれん 2,590 2,438
5,392 5,509
その他
無形固定資産合計 9,858 9,821
投資その他の資産
投資有価証券 40,880 41,690
長期貸付金 3,077 3,204
退職給付に係る資産 18,458 19,719
繰延税金資産 5,803 6,306
その他 13,839 13,519
△ 793 △ 790
貸倒引当金
投資その他の資産合計 81,264 83,648
固定資産合計 264,132 262,725
資産合計 953,659 1,002,425
9/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年12月31日)
負債の部
流動負債
※2 75,352
支払手形・工事未払金等 87,095
※2 52,836
電子記録債務 54,899
1年内返済予定の長期借入金 5,971 5,921
未払法人税等 15,397 5,254
未成工事受入金 17,636 26,121
不動産事業受入金 22,349 30,101
完成工事補償引当金 4,303 3,645
工事損失引当金 151 213
賞与引当金 4,797 2,255
役員賞与引当金 127 -
59,238 51,822
その他
流動負債合計 271,963 253,521
固定負債
社債 90,000 90,000
長期借入金 171,981 221,345
訴訟損失引当金 2,245 2,405
株式給付引当金 2,787 3,221
役員株式給付引当金 347 399
退職給付に係る負債 1,361 1,442
繰延税金負債 22 22
18,589 26,384
その他
固定負債合計 287,331 345,218
負債合計 559,294 598,739
純資産の部
株主資本
資本金 57,500 57,500
資本剰余金 7,373 7,373
利益剰余金 369,335 379,484
△ 31,353 △ 34,332
自己株式
株主資本合計 402,855 410,026
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,254 2,401
為替換算調整勘定 △ 7,320 △ 3,903
△ 5,429 △ 4,842
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 △ 8,495 △ 6,345
非支配株主持分 5 5
純資産合計 394,365 403,686
負債純資産合計 953,659 1,002,425
10/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
売上高
完成工事高 346,788 350,324
設計監理売上高 4,866 5,164
賃貸管理収入 62,894 61,663
不動産売上高 126,549 195,688
12,570 13,212
その他の事業収入
売上高合計 553,667 626,052
売上原価
完成工事原価 287,196 288,541
設計監理売上原価 2,632 2,696
賃貸管理費用 48,892 47,721
不動産売上原価 111,607 166,654
10,922 11,028
その他の事業費用
売上原価合計 461,248 516,640
売上総利益
完成工事総利益 59,593 61,783
設計監理売上総利益 2,234 2,468
賃貸管理総利益 14,002 13,942
不動産売上総利益 14,943 29,034
1,648 2,184
その他の事業総利益
売上総利益合計 92,419 109,412
販売費及び一般管理費 45,791 47,947
営業利益 46,628 61,465
営業外収益
受取利息 81 63
受取配当金 374 1,142
持分法による投資利益 1 -
1,547 924
その他
営業外収益合計 2,002 2,129
営業外費用
支払利息 985 1,243
持分法による投資損失 - 1
ローン付帯費用 1,353 1,332
556 41
その他
営業外費用合計 2,894 2,617
経常利益 45,737 60,976
11/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
特別利益
固定資産売却益 5 3
投資有価証券売却益 - 218
- 3
その他
特別利益合計 5 224
特別損失
固定資産処分損 38 35
減損損失 11 -
投資有価証券評価損 38 -
- 3
その他
特別損失合計 86 38
税金等調整前四半期純利益 45,655 61,162
法人税、住民税及び事業税
12,675 15,034
1,874 4,302
法人税等調整額
法人税等合計 14,549 19,337
四半期純利益 31,106 41,825
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △ 0 △ 0
親会社株主に帰属する四半期純利益 31,107 41,826
12/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
四半期純利益 31,106 41,825
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,046 △ 1,854
為替換算調整勘定 △ 1,065 3,417
491 587
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 1,472 2,151
四半期包括利益 32,579 43,976
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 32,579 43,976
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 0 △ 0
13/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、主として以
下の変更を行いました。
(1)補修サービスの提供
完成した工事における補修サービスのうち有償契約に基づき提供しているものについて、従来は引渡し時点まで
に全額収益を認識していましたが、履行義務が時の経過にわたり充足されるため、サービス提供期間に応じて均等
按分し、収益を認識することとしております。
(2)社宅管理代行業務における借上運営委託料
管理を代行している社宅にかかる借上運営委託料について、従来は顧客が賃貸借契約を開始した時点で収益を認
識しておりましたが、履行義務が解約精算時に充足されるため、解約精算時に収益を認識することとしておりま
す。
(3)新築マンション・戸建の分譲における受託販売手数料
新築マンション・戸建の分譲における受託販売手数料について、従来は住戸ごとに不動産売買契約締結時及び引
渡し時それぞれの時点で収益を認識しておりましたが、履行義務が各住戸の引渡しに伴い充足されるため、各住戸
の引渡し時に収益を認識することとしております。
(4)有料老人ホームの入居一時金
有料老人ホームの入居一時金について、従来は当該入居一時金の一部を、入居契約書に定められた一定期間経過
後に収益を認識しておりましたが、合理的に算定した想定居住期間にわたり収益を認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認
識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほと
んどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
また、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的
な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しており
ません。
当該会計方針の変更による当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。なお、利益剰余金
の当期首残高は11,881百万円減少しております。
(時価の算定に関する会計基準等)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影
響は軽微であります。
(追加情報)
(「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」について)
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設
されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行に合わせて単体納税制度の見直しが行われた項目
については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応
報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正
前の税法の規定に基づいております。
14/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(四半期連結貸借対照表関係)
1 偶発債務(保証債務等)
保証債務 下記のとおり債務保証を行っております。
(銀行等借入債務)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2021年3月31日 ) ( 2021年12月31日 )
提携住宅ローン利用顧客 1,309 件 45,177 百万円 提携住宅ローン利用顧客 877 件 30,501 百万円
不動産等購入ローン利用顧客 2 件 37 不動産等購入ローン利用顧客 2 件 33
有料老人ホーム土地建物所有者 1 件 304 有料老人ホーム土地建物所有者 1 件 286
計 45,518 30,820
※2 四半期連結会計期間末日満期手形及び電子記録債務
四半期連結会計期間末日満期手形及び電子記録債務の会計処理については、手形交換日等をもって決済処理して
おります。なお、当第3四半期連結会計期間の末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日
満期手形及び電子記録債務が、当四半期連結会計期間末残高に含まれております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2021年3月31日 ) ( 2021年12月31日 )
支払手形 66 百万円
―――――
電子記録債務 1,709
3 当社は、運転資金の安定的かつ機動的な調達を行うため、取引金融機関5行の協調融資方式によるコミットメン
トライン契約を締結しております。
この契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2021年3月31日 ) ( 2021年12月31日 )
コミットメントライン
63,000 百万円 63,000 百万円
契約の総額
借入実行残高 - -
差引額 63,000 63,000
15/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
減価償却費 3,816 百万円 4,332 百万円
のれんの償却額 152 152
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年6月26日
定時株主総会 普通株式 14,803 50.00 2020年3月31日 2020年6月29日 利益剰余金
(注1)
2020年11月12日
普通株式 10,159 35.00 2020年9月30日 2020年12月4日 利益剰余金
取締役会 (注2)
(注1)配当金の総額には、「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社
株式に対する配当金158百万円が含まれております。
(注2)配当金の総額には、「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社
株式に対する配当金107百万円が含まれております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年6月29日
定時株主総会 普通株式 9,786 35.00 2021年3月31日 2021年6月30日 利益剰余金
(注1)
2021年11月11日
普通株式 9,717 35.00 2021年9月30日 2021年12月6日 利益剰余金
取締役会 (注2)
(注1)配当金の総額には、「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社
株式に対する配当金107百万円が含まれております。
(注2)配当金の総額には、「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社
株式に対する配当金104百万円が含まれております。
16/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益計算書
調整額
合計
計上額
(注)1
建設関連 不動産関連 サービス 海外関連
(注)2
事業 事業 関連事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 396,780 34,875 121,930 83 553,667 - 553,667
セグメント間の
36,251 518 4,579 - 41,348 △ 41,348 -
内部売上高又は振替高
計 433,031 35,393 126,509 83 595,015 △ 41,348 553,667
セグメント利益又は
46,682 5,366 1,009 △ 879 52,178 △ 5,550 46,628
セグメント損失(△)
(注) 1 セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額 △5,550百万円 には、セグメント間取引消去 △2,299
百万円 及び各報告セグメントに配分していない全社費用 △3,251百万円 が含まれております。全社費用
は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益計算書
調整額
合計
計上額
(注)1
建設関連 不動産関連 サービス 海外関連
(注)2
事業 事業 関連事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 422,263 64,691 139,090 9 626,052 - 626,052
セグメント間の
30,919 680 6,480 - 38,078 △ 38,078 -
内部売上高又は振替高
計 453,181 65,370 145,570 9 664,130 △ 38,078 626,052
セグメント利益又は
49,925 9,662 6,386 △ 1,315 64,658 △ 3,193 61,465
セグメント損失(△)
(注) 1 セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額 △3,193百万円 には、セグメント間取引消去 △15百
万円 及び各報告セグメントに配分していない全社費用 △3,179百万円 が含まれております。全社費用
は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
17/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
建設関連 不動産関連 サービス 海外関連
事業 事業 関連事業 事業
建設工事等 311,067 - - - 311,067
設計監理 5,164 - - - 5,164
不動産販売、分譲等 105,925 58,788 - - 164,712
大規模修繕・内装工事等 - - 39,248 - 39,248
マンション建物管理、
- - 46,174 - 46,174
マンション賃貸管理等
分譲マンション販売受託、
- - 30,976 - 30,976
流通仲介・リノベーション等
その他 11 - 2,362 9 2,381
顧客との契約から生じる収益 422,167 58,788 118,761 9 599,724
その他の収益 96 5,903 20,329 - 26,328
外部顧客への売上高 422,263 64,691 139,090 9 626,052
18/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日 ) 至 2021年12月31日 )
1株当たり四半期純利益金額 107円94銭 152円20銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 31,107 41,826
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
31,107 41,826
四半期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 288,179 274,803
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.記載株式数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
3.「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社株式を、1株当た
り四半期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。当該自己
株式の期中平均株式数は前第3四半期連結累計期間12,614千株、当第3四半期連結累計期間25,990千株であ
り、このうち「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付型ESOP」の信託財産として所有する当社株式の
期中平均株式数は前第3四半期連結累計期間3,069千株、当第3四半期連結累計期間2,975千株であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
第105期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)中間配当について、 2021年11月11日 開催の取締役会において、
2021年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 中間配当金の総額 9,717 百万円
② 1株当たりの額 35 円00銭
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日 2021年12月6日
19/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年2月10日
株式会社長谷工コーポレーション
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 鈴 木 裕 司
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 齋 藤 祐 暢
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 吉 田 靖 史
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社長谷工
コーポレーションの2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年10月1
日から2021年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連
結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について
四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社長谷工コーポレーション及び連結子会社の2021年12月31
日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる
事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
21/22
EDINET提出書類
株式会社 長谷工コーポレーション(E00090)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
22/22