ピクスタ株式会社 四半期報告書 第17期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
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ピクスタ株式会社(E31749)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年11月15日
【四半期会計期間】 第17期第3四半期(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)
【会社名】 ピクスタ株式会社
【英訳名】 PIXTA Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 古俣 大介
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区渋谷三丁目3番5号
【電話番号】 03-5774-2692(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役コーポレート本部長 恩田 茂穂
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区渋谷三丁目3番5号
【電話番号】 03-5774-2692(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役コーポレート本部長 恩田 茂穂
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第16期 第17期
回次 第3四半期 第3四半期 第16期
連結累計期間 連結累計期間
自2020年1月1日 自2021年1月1日 自2020年1月1日
会計期間
至2020年9月30日 至2021年9月30日 至2020年12月31日
1,902,024 2,042,777 2,625,315
売上高 (千円)
108,304 26,037
経常利益又は経常損失(△) (千円) △ 1,351
親会社株主に帰属する四半期純利
90,001
益又は親会社株主に帰属する四半 (千円) △ 130,812 △ 112,919
期(当期)純損失(△)
90,501
四半期包括利益又は包括利益 (千円) △ 128,609 △ 112,674
660,689 790,269 680,880
純資産額 (千円)
2,197,215 2,351,832 2,193,823
総資産額 (千円)
1株当たり四半期純利益金額又は
39.88
1株当たり四半期(当期)純損失 (円) △ 58.07 △ 50.12
金額(△)
潜在株式調整後1株当たり四半期
39.61
(円) - -
(当期)純利益金額
29.8 33.0 30.7
自己資本比率 (%)
第16期 第17期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2020年7月1日 自2021年7月1日
会計期間
至2020年9月30日 至2021年9月30日
2.49 16.17
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第16期第3四半期連結累計期間及び第16期の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額について
は、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期(当期)純損失金額であるため記載しておりません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社に異動はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載
した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として幅広い
産業において厳しい経済環境が続いておりました。一方、感染拡大の防止策を講じ、ワクチン接種を促進するなど
社会的な対応が進んでおります。
当社グループを取り巻く環境としましては、スマートデバイス、スマートフォン(以下、スマホ)アプリやイン
ターネット広告(動画広告を含む)の普及に伴い、これまで以上にインターネットでのデジタル素材の活用機会が
増えております。また、近年、スマホに付属するカメラ機能の高機能化やアプリの加工技術の向上により誰もが手
軽に高品質の写真撮影ができるようになり、さらに撮影したスマホ写真をソーシャル・ネットワーキング・サービ
ス(以下、SNS)に投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきました。また、ライフイベントごとの撮
影機会の増加やSNSでの写真共有の増加に伴い、個人の撮影サービス市場は拡大するとともに、顧客ニーズは多様
化しております。
このような状況の下で、当社グループは「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という企業理念の下、主に
デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」、
スマホ写真のマーケットプレイス・SNSビジュアルマーケティング「Snapmart(スナップマート)」を運営してま
いりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,042,777千円(前年同四半期比7.4%増)、営業利益は
117,026千円(前年同四半期比1,103.4%増)、経常利益は108,304千円(前年同四半期は経常損失1,351千円)、親会社
株主に帰属する四半期純利益は90,001千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失130,812千円)とな
りました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお 、 第1四半期連結会計期間より 、 報告セグメントの区分を変更しており 、 以下の前年同四半期比較について
は 、 前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております 。
①PIXTA事業
PIXTA事業において、定額制の月間購入者数累計は、月3点ダウンロードプランが好調で、82,568人(前年同四半
期比29.6%増)となりました。また単品の月間購入者数累計は、114,641人(前年同四半期比比3.9%増)となりまし
た。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,852,219千円(前年同四半期比4.2%増)、うち定額制
売上高は、884,315千円(前年同四半期比12.6%増)となりました。また、セグメント利益は、646,837千円(前年
同四半期比26.8%増)となりました。
②fotowa事業
fotowa事業において、主に認知度向上に向けた投資として、YoutubeやInstagramを中心に著名人・インフルエン
サーによるマーケティング施策を実施いたしました。累計撮影件数は11,486件(前年同四半期比63.4%増)となり
ました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は78,973千円(前年同四半期比59.2%増)となりました。
また、セグメント損失は、広告宣伝費を増加させたことにより、190,853千円(前年同四半期はセグメント損失
135,528千円)となりました。
③Snapmart事業
Snapmart事業において、オンデマンド撮影は、案件単価や利益率の高いアンバサダープランが好調で、累計売上
件数が144件(前年同四半期比65.5%増)となりました。またマーケットプレイスは、月間購入者数累計は、7,915
人(前年同四半期比18.2%増)と成長いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は101,003千円(前年同四半期比41.1%増)となりまし
た。また、セグメント利益は、2,334千円(前年同四半期はセグメント損失12,340千円)となりました。
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(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ158,008千円増加し、2,351,832千円
となりました。
これは主に、現金及び預金が280,670千円増加した一方、無形固定資産が63,475千円、投資その他の資産が
48,909千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べ48,618千円増加し、1,561,562千円と
なりました。
これは主に、前受金が142,750千円増加した一方、1年内返済予定長期借入金が29,210千円、長期借入金が
70,552千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ109,389千円増加し、790,269千円と
なりました。これは主に利益剰余金が90,001千円、新株予約権が6,467千円増加したことによるものでありま
す。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重
要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 8,000,000
計 8,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2021年11月15日)
(2021年9月30日) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、
株主としての権利内容に
何ら限定のない当社にお
東京証券取引所
2,277,540 2,277,540
普通株式 ける標準となる株式であ
(マザーズ)
ります。
また、単元株式数は100株
であります。
2,277,540 2,277,540
- -
(注)「提出日現在発行数」欄には、2021年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により
発行された株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金
年月日 数増減数 増減額
数残高(株) (千円) (千円) 残高(千円)
(株) (千円)
2021年7月1日~
2,000 2,277,540 300 325,687 300 315,687
2021年9月30日
(注)新株予約権の行使による増加であります。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2021年6月30日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2021年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
1,100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
2,272,300 22,723
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
2,140
単元未満株式 普通株式 - -
2,275,540
発行済株式総数 - -
22,723
総株主の議決権 - -
(注)単元未満株式の欄の普通株式には、当社所有の自己株式62株が含まれております。
②【自己株式等】
2021年9月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
東京都渋谷区渋谷
1,100 1,100 0.05
ピクスタ株式会社 -
三丁目3番5号
1,100 1,100 0.05
計 - -
(注)当該株式は、上記「①発行済株式」の「完全議決権株式(自己株式等)」の欄に含まれております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年7月1日から2021
年9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
1,255,797 1,536,467
現金及び預金
528,366 527,730
売掛金
134,753 121,871
その他
△ 672 △ 704
貸倒引当金
1,918,244 2,185,364
流動資産合計
固定資産
13,984 17,257
有形固定資産
157,666 94,190
無形固定資産
投資その他の資産
111,988 55,019
その他
△ 8,060 -
貸倒引当金
103,928 55,019
投資その他の資産合計
275,579 166,467
固定資産合計
2,193,823 2,351,832
資産合計
負債の部
流動負債
407,735 421,500
買掛金
4,077 23,882
未払法人税等
471,335 614,086
前受金
133,016 103,806
1年内返済予定の長期借入金
287,743 259,805
その他
1,303,909 1,423,080
流動負債合計
固定負債
209,034 138,482
長期借入金
209,034 138,482
固定負債合計
1,512,943 1,561,562
負債合計
純資産の部
株主資本
319,477 325,687
資本金
309,477 315,687
資本剰余金
45,093 135,095
利益剰余金
△ 421 △ 421
自己株式
673,626 776,048
株主資本合計
その他の包括利益累計額
234
△ 265
為替換算調整勘定
234
その他の包括利益累計額合計 △ 265
7,519 13,987
新株予約権
680,880 790,269
純資産合計
2,193,823 2,351,832
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
1,902,024 2,042,777
売上高
721,141 753,674
売上原価
1,180,883 1,289,103
売上総利益
1,171,158 1,172,076
販売費及び一般管理費
9,724 117,026
営業利益
営業外収益
15 18
受取利息
130 71
広告料収入
1,842 2,321
受取手数料
2,372
為替差益 -
941
助成金収入 -
528 1,114
その他
2,517 6,839
営業外収益合計
営業外費用
752 974
支払利息
8,991
為替差損 -
3,743
支払手数料 -
14,586
本社移転費用 -
106 0
その他
13,594 15,561
営業外費用合計
108,304
経常利益又は経常損失(△) △ 1,351
特別利益
90 1,211
新株予約権戻入益
90 1,211
特別利益合計
特別損失
2,238
海外拠点整理損 -
※ 113,950
-
減損損失
113,950 2,238
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
107,276
△ 115,212
純損失(△)
15,600 17,275
法人税等
90,001
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 130,812
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
90,001
△ 130,812
に帰属する四半期純損失(△)
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
90,001
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 130,812
その他の包括利益
2,202 500
為替換算調整勘定
2,202 500
その他の包括利益合計
90,501
四半期包括利益 △ 128,609
(内訳)
90,501
親会社株主に係る四半期包括利益 △ 128,609
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純
利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用
する方法によっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計
上の見積り)に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について、重要な変更はありませ
ん。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 減損損失
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは主に以下の資産について減損損失を計上いたしました。
場所 用途 種類 減損損失(千円)
大韓民国ソウル市 のれん 105,250
-
大韓民国ソウル市 事業用資産 工具、器具及び備品 他 889
東京都渋谷区 のれん 7,383
-
東京都渋谷区 事業用資産 工具、器具及び備品 他 427
当社グループは、事業区分を基に、独立してキャッシュ・フローを生み出し、継続的な収支の把握がなされる
ものを最小単位として資産のグルーピングを行っております。
当社の連結子会社であるTopic Images Inc.社(大韓民国ソウル市)において、事業環境の変化に伴い、想定
していた収益が見込まれなくなり回収可能性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額
を減損損失として特別損失に計上しております。なお、将来キャッシュ・フローが見込めないため回収可能価額
はゼロとして評価しております。
また、当社の連結子会社であるスナップマート株式会社(東京都渋谷区)において、事業環境の変化に伴い、
想定していた収益が見込まれなくなり回収可能性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減
少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、将来キャッシュ・フローが見込めないため回収可能
価額はゼロとして評価しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
該当事項はありません。
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期
連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
減価償却費 66,864千円 73,549千円
のれんの償却額 10,920千円 -千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
(注) 1 (注) 2 計上額
(注) 3
PIXTA fotowa Snapmart 計
売上高
1,776,292 49,593 71,535 1,897,422 4,602 1,902,024 1,902,024
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部
- - - - - - - -
売上高又は振替高
1,776,292 49,593 71,535 1,897,422 4,602 1,902,024 1,902,024
計 -
セグメント利益又は
509,865 361,996 312,690 9,724
△ 135,528 △ 12,340 △ 49,305 △ 302,966
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、オンデマンド事業等を含ん
でおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用及びセグメント間
取引消去等が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「PIXTA事業」のセグメント及びその他(Topic Images Inc.が行っているライツ・マネージド事業)におい
て、減損損失を計上しております。これは、Topic Images Inc.社を連結子会社とした際に発生したのれんに係
る減損損失および事業用資産の回収可能性の低下に伴う減損損失であります。
なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において、「PIXTA事業」のセグメントで81,797
千円、その他で24,342千円であります。
「Snapmart事業」のセグメントにおいて、減損損失を計上しております。これは、スナップマート株式会社
を連結子会社とした際に発生したのれんに係る減損損失および事業用資産の回収可能性の低下に伴う減損損失
であります。
なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において、「Snapmart事業」のセグメントで
7,810千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「PIXTA事業」のセグメントにおいて、のれんの減損損失を計上したことにより、のれんの金額に重要な変動
が生じております。当該事象によるのれんの減少額は81,111千円です。
「Snapmart事業」のセグメントにおいて、のれんの減損損失を計上したことにより、のれんの金額に重要な
変動が生じております。当該事象によるのれんの減少額は7,383千円です。
その他(Topic Images Inc.が行っているライツ・マネージド事業)において、のれんの減損損失を計上した
ことにより、のれんの金額に重要な変動が生じております。当該事象によるのれんの減少額は24,138千円で
す。
なお、上記(固定資産に係る重要な減損損失)の記載金額には、当該のれんの減損も含めて記載しておりま
す。
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ピクスタ株式会社(E31749)
四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
(注) 1 (注) 2 計上額
(注) 3
PIXTA fotowa Snapmart 計
売上高
1,852,219 78,973 101,003 2,032,196 10,580 2,042,777 2,042,777
外部顧客への売上高 -
セグメント間の内部
- - - - - - - -
売上高又は振替高
1,852,219 78,973 101,003 2,032,196 10,580 2,042,777 2,042,777
計 -
セグメント利益又は
646,837 2,334 458,319 395,268 117,026
△ 190,853 △ 63,050 △ 278,242
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、オンデマンド事業等を含ん
でおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用及びセグメント間
取引消去等が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループは、2021年2月10日開催の当社取締役会において、事業ポートフォリオの変更を踏まえ、2021
年1月からの組織変更に対応し経営管理手法の見直しを実施するため、報告セグメントの変更を行いました。
これに伴い、前連結会計年度において、「クリエイティブ・プラットフォーム事業」の単一セグメントとし
ておりましたが、第1四半期連結会計期間より、「PIXTA事業」「fotowa事業」「Snapmart事業」の3つのセグ
メントに変更することといたしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報につきましては、変更後の報告セグメントの区分に基づ
き作成したものを開示しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
(1)1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり
△58.07円 39.88円
四半期純損失金額(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額又は親
会社株主に帰属する四半期純損失金額(△) △130,812 90,001
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
利益金額又は親会社株主に帰属する四半期純損 △130,812 90,001
失金額(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 2,252,782 2,256,894
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 - 39.61
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千
- -
円)
普通株式増加数(株) - 15,318
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当 新株予約権 新株予約権
たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株 2017年5月24日 2018年2月26日
式で、前連結会計年度末から重要な変動があったも 取締役会決議 取締役会決議
のの概要 ストックオプション ストックオプション
新株予約権 450個 新株予約権 427個
(普通株式 45,000株) (普通株式 42,700株)
これらの新株予約権全部に これらの新株予約権全部に
ついて2020年3月27日付で ついて2021年3月25日付で
失効しております。 失効しております。
(注)前第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については 、 潜在株式は存在す
るものの 1株当たり四半期純損失金額であるため記載しておりません 。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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四半期報告書
2【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年11月15日
ピクスタ株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
小野木 幹久
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
白 取 一仁
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているピクスタ株式
会社の2021年1月1日から2021年12月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年7月
1日から2021年9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日ま
で)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書
及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、ピクスタ株式会社及び連結子会社の2021年9月30日現在の財政
状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手
続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年
度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認めら
れると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認め
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四半期報告書
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結
論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連
結 財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない
場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四
半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続でき
なくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基
準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表
の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事
項が認められないかどうかを評価する。
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人
は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の
結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じて
いる場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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