シークス株式会社 四半期報告書 第30期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2021年11月12日
【四半期会計期間】 第30期第3四半期(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)
【会社名】 シークス株式会社
【英訳名】 SIIX Corp.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 柳 瀬 晃 治
【本店の所在の場所】 大阪市中央区備後町一丁目4番9号
【電話番号】 06(6266)6400(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員経理部長 大 野 精 二
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区備後町一丁目4番9号
【電話番号】 06(6266)6400(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員経理部長 大 野 精 二
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第29期 第30期
回次 第3四半期 第3四半期 第29期
連結累計期間 連結累計期間
自 2020年1月1日 自 2021年1月1日 自 2020年1月1日
会計期間
至 2020年9月30日 至 2021年9月30日 至 2020年12月31日
売上高 (百万円) 128,632 163,807 181,598
経常利益 (百万円) 2,691 4,233 4,444
親会社株主に帰属する
(百万円) 594 3,274 1,724
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) △ 1,705 7,460 △ 447
純資産額 (百万円) 55,235 62,500 56,498
総資産額 (百万円) 136,889 153,861 144,436
1株当たり四半期
(円) 12.57 69.28 36.48
(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) 12.11 69.18 35.42
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 40.1 40.3 38.8
第29期 第30期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2020年7月1日 自 2021年7月1日
会計期間
至 2020年9月30日 至 2021年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 26.15 17.38
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社および当社の関係会社において営まれている事業の内容に重要な変更
はありません。
なお、主要な関係会社の異動は以下のとおりであります。
(東南アジア)
第1四半期連結会計期間より、重要性が増したPT. SIIX Trading Indonesiaを連結の範囲に含めております。
また、SIIX Bangkok Co., Ltd.は、2021年1月2日付で全ての事業をSIIX EMS (THAILAND) CO., LTD.へ譲渡し、
2021年1月28日付で清算手続きを開始したことにともない連結の範囲から除外しております。
この結果、2021年9月30日現在の当社グループを構成する連結子会社は22社、持分法適用関連会社は2社となり
ました。
なお、SIIX Bangkok Co., Ltd.の事業を譲受したSIIX EMS (THAILAND) CO., LTD.は、2021年2月1日付でThai
SIIX Co., Ltd.へ社名を変更しております。
2/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した
「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループ (当社および連結子会社) が
判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の経済環境を顧みますと、米国では、個人消費や雇用者数の増勢は鈍化したものの、
景気は底堅く推移しました。 欧州では、ワクチンの普及にともない行動制限が緩和され、 着実に景気回復が続いて
います 。アジアにおいて、中国では、雇用・所得環境の改善や個人消費の拡大により、景気は堅調に推移しまし
た。一方、その他のアジア各国では、非常事態宣言や行動規制が長期化し、景気は停滞しています。日本では、緊
急事態宣言が長期化した影響等により、景況感の改善に時間を要しています。新型コロナウイルス感染症の経済へ
の影響は軽減しつつありますが、変異株の流行等に引き続き留意が必要な状況にあります。
当社グループが関連するエレクトロニクス市場は、足元では電子部品の供給不足や物流コスト高騰の影響を受け
てサプライチェーンが一時的に混乱しています。しかし、中長期的にはCASEやIoTといった技術革新の進行
とともに、気候変動対策および脱炭素対策としての自動車や産業機器の電動化ニーズがさらに拡大していく市場で
あると認識しております。こうした状況下、当社グループでは、非日系顧客および新たな事業分野の顧客とのさら
なる取引拡大を目指しております。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績については、 売上高は1,638億7百万円 と 前年同期に比べて351
億7千5百万円の増加 ( 27.3%増 )となりました。利益面では、 営業利益は35億9千8百万円 と 前年同期に比べて7
億3千1百万円の増加 ( 25.5%増 )となり、 経常利益は42億3千3百万円 と 前年同期に比べて15億4千2百万円の増
加 ( 57.3%増 )となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は 32億7千4百万円 と 前年同期に比べて26億7千
9百万円の増加 ( 451.0%増 )となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間における業績の分析等については、セグメント別の業績および要因に記載して
おります。
セグメント別の業績および要因は次のとおりであります。本文中の「セグメント利益」および「セグメント損
失」は、四半期連結損益計算書の営業利益を基礎としております。
(日本)
車載関連機器用部材の出荷が増加したこと等により、当セグメントの 売上高は663億1千6百万円 と 前年同期に比
べて134億9千9百万円の増加 ( 25.6%増 )となり、利益面では、輸送コスト高騰の影響や半導体を中心とした電子部
品の供給不足に対応するための緊急輸送コストの発生等により、 3千7百万円のセグメント損失 ( 前年同期は1億2
千9百万円のセグメント損失 )となりました。
(中華圏)
車載関連機器用部材および産業機器用部材の出荷が増加したこと等により、当セグメントの 売上高は587億7千9
百万円 と 前年同期に比べて116億8千9百万円の増加 ( 24.8%増 )となり、 セグメント利益は11億3千3百万円 と 前年
同期に比べて1億1千1百万円の増加 ( 10.9%増 )となりました。
(東南アジア)
車載関連機器用部材および産業機器用部材の出荷が増加したこと等により、当セグメントの 売上高は618億円 と 前
年同期に比べて118億4千3百万円の増加 ( 23.7%増 )となり、 セグメント利益は24億9千6百万円 と 前年同期に比べ
て8億4千3百万円の増加 ( 51.0%増 )となりました。
(欧州)
新たに欧州大手自動車部品メーカーとの取引を開始したこと等により、車載関連機器用部材の出荷が増加し、当
セグメントの 売上高は115億6千4百万円 と 前年同期に比べて46億4千4百万円の増加 ( 67.1%増 )となり、 セグメン
ト損失が1億1千8百万円 に縮小しました。( 前年同期は1億7千万円のセグメント損失 )
3/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(米州)
産業機器用部材の出荷が減少した一方、車載関連機器用部材の出荷が増加したこと等により、当セグメントの 売
上高は329億2千6百万円 と 前年同期に比べて50億8千9百万円の増加 ( 18.3%増 )となりました。利益面では、輸送
コスト高騰の影響や半導体を中心とした電子部品の供給不足に対応するための緊急輸送コストの発生等により、 セ
グメント利益は3億8千8百万円 と 前年同期に比べて1億7千5百万円の減少 ( 31.2%減 )となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
総資産は、 前連結会計年度末に比べて94億2千4百万円増加 ( 6.5%増 )し、 1,538億6千1百万円 となりました。
流動資産は、 現金及び預金109億2千3百 万円の減少(47.2%減)およびたな卸資産146億2千8百万円の増加
(40.0%増)、売掛金37億2千9百万円の増加(10.7%増)等により、 前連結会計年度末に比べて68億2千4百万円増
加 ( 6.5%増 )し、 1,110億7千9百万円 となりました。
固定資産は、四半期連結財務諸表作成時の為替レートが 円安に推移した影響にともなう有形固定資産 18億8千4
百万円の増加 ( 5.9%増 )等により、 前連結会計年度末に比べて26億円増加 ( 6.5%増 )し、 427億8千1百万円 となりま
した。
(負債)
負債合計は、 前連結会計年度末に比べて34億2千2百万円増加 ( 3.9%増 )し、 913億6千万円 となりました。
流動負債は、短期借入金32億4百万円の減少(13.5%減)および買掛金69億2千3百万円の増加(25.2%増) 等によ
り、 前連結会計年度末に比べて53億4千9百万円増加 ( 8.9%増 )し、 652億4百万円 となりました。
固定負債は、長期借入金19億4千8百万円の減少(16.2%減) 等により、 前連結会計年度末に比べて19億2千7百
万円減少 ( 6.9%減 )し、 261億5千5百万円 となりました。
(純資産)
純資産は、為替レートの変動にともなう為替換算調整勘定37億6千1百万円の増加(1,161.0%増)および利益剰余
金18億6百万円の増加(3.3%増)等により、 前連結会計年度末に比べて60億2百万円増加 ( 10.6%増 )し、 625億円 と
なりました。
この結果、自己資本比率は 38.8% から 40.3% に増加いたしました。
(3) 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 に重要な変更および
新たな定めはありません。
(4) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等および経営上の目標の達成状況を判断するための客
観的な指標等に重要な変更および新たな定めはありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課
題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動として特記すべき事項はありません。
(7) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
4/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(8) 生産、受注及び販売の実績
① 仕入実績
当第3四半期連結累計期間における仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
セグメントの名称 仕入高(百万円) 前年同期比(%)
日本 64,749 25.3
中華圏 58,418 35.4
東南アジア 60,484 43.5
欧州 11,441 63.0
米州 35,210 40.6
合計 230,304 36.2
(注) 1 金額については、仕入価格により表示しております。
2 金額については、セグメント間の内部仕入高又は振替高を含んでおります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
該当事項はありません。
③ 販売実績
該当事項はありません。
(9) 主要な設備
① 新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動があったものは、次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
投資予定額
資金調達 完了予定 完成後の
事業所名 セグメント 着手
会社名 設備の内容
総額 既支払額
(所在地) の名称 年月
方法 年月 増加能力
(百万円) (百万円)
SIIX EMS
自己資金
本社 2021年 2021年 生産能力
(Shanghai) 中華圏 生産設備 257 127 および
(中国 上海市) 4月 10月 6%増加
Co., Ltd. 借入金
本社
PT. SIIX EMS (インドネシア
2021年 2021年 生産能力
東南アジア 生産設備 239 94 自己資金
ウエストジャワ州
10月 12月 13%増加
INDONESIA
カラワン県)
自己資金
2021年 2022年 生産能力
生産設備 276 4 および
8月 1月 10%増加
本社
借入金
SIIX EMS MEXICO
米州
(メキシコ
S de RL de C. V
自己資金
サンルイスポトシ州)
2022年 2022年 生産能力
生産設備 327 - および
1月 6月 9%増加
借入金
本社
自己資金
SIIX EMS Slovakia
2022年 2022年 生産能力
欧州 生産設備 201 - および
(スロバキア
1月 3月 11%増加
s.r.o.
借入金
ニトラ市)
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、特
記すべき事項はありません。
(10) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更および新たな定めはあり
ません。
(11) 資本の財源および資金の流動性
当第3四半期連結累計期間において、資本の財源および資金の流動性に係る情報に重要な変更および新たな定め
はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 160,000,000
計 160,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2021年9月30日 ) (2021年11月12日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 50,400,000 50,400,000 単元株式数100株
(市場第一部)
計 50,400,000 50,400,000 ─ ─
(注) 提出日現在発行数には、2021年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行され
た株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2021年7月1日~
─ 50,400,000 ─ 2,144 ─ 1,853
2021年9月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2021年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
株主としての権利内容に制限の
完全議決権株式(自己株式等) -
ない、標準となる株式
普通株式 3,139,700
株主としての権利内容に制限の
完全議決権株式(その他) 普通株式 47,255,400 472,554
ない、標準となる株式
単元未満株式 普通株式 4,900 - -
発行済株式総数 50,400,000 - -
総株主の議決権 - 472,554 -
(注) 「単元未満株式」の欄の普通株式には、当社所有の自己株式63株が含まれております。
② 【自己株式等】
2021年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
大阪市中央区備後町
3,139,700 - 3,139,700 6.23
一丁目4番9号
シークス株式会社
計 - 3,139,700 - 3,139,700 6.23
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間において役員の異動はありません。
7/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号) にもとづいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定にもとづき、第3四半期連結会計期間 (2021年7月1日から2021
年9月30日まで) および第3四半期連結累計期間 (2021年1月1日から2021年9月30日まで) に係る四半期連結財務
諸表について、有限責任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けております。
8/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 23,130 12,206
受取手形及び売掛金 37,057 40,489
商品及び製品 19,274 20,337
仕掛品 1,376 1,678
原材料及び貯蔵品 15,880 29,144
その他 7,574 7,269
△ 39 △ 46
貸倒引当金
流動資産合計 104,254 111,079
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 13,551 14,480
機械装置及び運搬具(純額) 10,575 11,912
土地 3,815 3,849
4,124 3,708
その他(純額)
有形固定資産合計 32,066 33,951
無形固定資産
2,421 2,574
投資その他の資産
投資有価証券 2,101 2,326
出資金 958 1,019
その他 3,156 3,435
△ 523 △ 525
貸倒引当金
投資その他の資産合計 5,693 6,255
固定資産合計 40,181 42,781
資産合計 144,436 153,861
9/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 27,481 34,404
短期借入金 23,810 20,605
未払法人税等 1,710 1,399
6,852 8,794
その他
流動負債合計 59,855 65,204
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 12,061 10,112
退職給付に係る負債 751 797
5,269 5,245
その他
固定負債合計 28,082 26,155
負債合計 87,937 91,360
純資産の部
株主資本
資本金 2,144 2,144
資本剰余金 5,631 5,631
利益剰余金 53,980 55,787
△ 5,949 △ 5,949
自己株式
株主資本合計 55,806 57,612
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 90 468
為替換算調整勘定 323 4,084
△ 136 △ 131
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 277 4,421
新株予約権 59 75
非支配株主持分 354 391
純資産合計 56,498 62,500
負債純資産合計 144,436 153,861
10/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 128,632 163,807
117,151 149,086
売上原価
売上総利益 11,480 14,721
※ 8,613 ※ 11,122
販売費及び一般管理費
営業利益 2,867 3,598
営業外収益
受取利息 89 16
受取配当金 47 32
持分法による投資利益 - 7
為替差益 - 170
補助金収入 168 122
物品売却収入 115 553
スクラップ売却益 127 137
173 283
その他
営業外収益合計 721 1,323
営業外費用
支払利息 289 223
持分法による投資損失 156 -
為替差損 85 -
物品購入費用 60 405
305 59
その他
営業外費用合計 897 687
経常利益 2,691 4,233
特別利益
2 0
新株予約権戻入益
特別利益合計 2 0
特別損失
1,684 -
新型コロナウイルス感染症関連損失
特別損失合計 1,684 -
税金等調整前四半期純利益 1,009 4,234
法人税、住民税及び事業税
309 1,559
106 △ 604
法人税等調整額
法人税等合計 416 955
四半期純利益 592 3,278
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 1 4
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 594 3,274
11/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 592 3,278
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 113 379
繰延ヘッジ損益 △ 0 -
為替換算調整勘定 △ 2,410 3,752
退職給付に係る調整額 16 10
△ 17 38
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 △ 2,298 4,181
四半期包括利益 △ 1,705 7,460
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △ 1,701 7,423
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 4 36
12/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
連結の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、重要性が増したPT. SIIX Trading Indonesiaを連結の範囲に含めております。
また、SIIX Bangkok Co., Ltd.は、2021年1月2日付で全ての事業をSIIX EMS (THAILAND) CO., LTD.へ譲渡
し、2021年1月28日付で清算手続きを開始したことにともない連結の範囲から除外しております。
なお、同社の事業を譲受したSIIX EMS (THAILAND) CO., LTD.は、2021年2月1日付でThai SIIX Co., Ltd.へ社
名を変更しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り
当第3四半期連結累計期間において、第29期有価証券報告書(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の
影響に関する会計上の見積りに重要な変更はありません。
なお、当社グループでは、四半期連結財務諸表作成時点において入手可能な外部情報等を踏まえて慎重に見積り
を行っておりますが、当該感染症の収束時期は現時点で予測不能であり、実際の結果は上記の見積りと異なる場合
があります。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日 ) 至 2021年9月30日 )
給与及び手当 2,993 百万円 3,335 百万円
運賃荷造費 756 百万円 2,386 百万円
貸倒引当金繰入額 △ 1 百万円 - 百万円
退職給付費用 108 百万円 91 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間にかかる四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間にかかる減価償却費 (無形固定資産にかかる償却費を含む。) は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日 ) 至 2021年9月30日 )
減価償却費 3,799 百万円 4,549 百万円
13/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日 )
1 配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2020年3月27日
普通株式 661 百万円 14円00銭 2019年12月31日 2020年3月30日 利益剰余金
定時株主総会決議
2020年8月11日
普通株式 661 百万円 14円00銭 2020年6月30日 2020年9月1日 利益剰余金
取締役会決議
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日 )
1 配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2021年3月30日
普通株式 708 百万円 15円00銭 2020年12月31日 2021年3月31日 利益剰余金
定時株主総会決議
2021年8月11日
普通株式 708 百万円 15円00銭 2021年6月30日 2021年9月1日 利益剰余金
取締役会決議
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
14/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日 )
1 報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
東南
(注)1 計上額
日本 中華圏 欧州 米州 計
アジア
(注)2
売上高
外部顧客への
30,500 33,418 37,446 6,334 20,898 128,598 33 128,632
売上高
セグメント間の内部
22,316 13,671 12,509 585 6,938 56,021 △ 56,021 -
売上高又は振替高
計 52,817 47,089 49,956 6,920 27,836 184,620 △ 55,988 128,632
セグメント利益
△ 129 1,021 1,652 △ 170 564 2,938 △ 71 2,867
又は損失(△)
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額 33 百万円は、全社(共通)の区分の売上であります。
(2) セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額 △56,021 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(3) セグメント利益の調整額 △71 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年9月30日 )
1 報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
東南
(注)1 計上額
日本 中華圏 欧州 米州 計
アジア
(注)2
売上高
外部顧客への
35,196 42,623 47,639 10,794 27,528 163,782 24 163,807
売上高
セグメント間の内部
31,120 16,155 14,160 770 5,398 67,604 △ 67,604 -
売上高又は振替高
計 66,316 58,779 61,800 11,564 32,926 231,387 △ 67,580 163,807
セグメント利益
△ 37 1,133 2,496 △ 118 388 3,861 △ 263 3,598
又は損失(△)
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額 24 百万円は、全社(共通)の区分の売上であります。
(2) セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額 △67,604 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(3) セグメント利益の調整額 △263 百万円は、セグメント間取引消去等であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
15/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益および算定上の基礎ならびに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益および算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
項目
至 2020年9月30日 ) 至 2021年9月30日 )
(1) 1株当たり四半期純利益
12円57銭 69円28銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 594 3,274
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
594 3,274
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 47,256,113 47,260,243
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
12円11銭 69円18銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円) - -
普通株式増加数(株) 1,812,723 63,616
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結 - -
会計年度末から重要な変動があったものの概要
2 【その他】
第30期 (2021年1月1日から2021年12月31日まで) 中間配当については、 2021年8月11日 開催の取締役会におい
て、 2021年6月30日 の株主名簿に記載された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 配当金の総額 708百万円
② 1株当たりの金額 15円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2021年9月1日
16/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
17/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年11月12日
シークス株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 辻 井 健 太
業務執行社員
指定有限責任社員
重 田 象 一 郎
公認会計士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているシークス株式会
社の2021年1月1日から2021年12月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年7月1日から2021年9
月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、シークス株式会社及び連結子会社の2021年9月30日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
18/19
EDINET提出書類
シークス株式会社(E02900)
四半期報告書
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当
と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められない
かどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書に
おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注
記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められてい
る。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企
業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財
務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信
じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監
査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期
報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
19/19