小野薬品工業株式会社 四半期報告書 第74期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第74期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 小野薬品工業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年8月6日
【四半期会計期間】 第74期第1四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
【会社名】 小野薬品工業株式会社
【英訳名】 ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 相 良 暁
【本店の所在の場所】 大阪市中央区道修町二丁目1番5号
(上記所在の場所は、登記簿上の本店所在地であり、事実上の本社業務は、大阪市
中央区久太郎町一丁目8番2号において行っております。)
【電話番号】 該当事項はありません。
【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区久太郎町一丁目8番2号
【電話番号】 大阪(06)6263局5670番
【事務連絡者氏名】 経理部長 長 濱 一 弘
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第73期 第74期
回次 第1四半期 第1四半期 第73期
連結累計期間 連結累計期間
自 2020年4月1日 自 2021年4月1日 自 2020年4月1日
会計期間
至 2020年6月30日 至 2021年6月30日 至 2021年3月31日
売上収益 (百万円) 74,913 87,363 309,284
営業利益 (百万円) 27,043 29,792 98,330
税引前四半期(当期)利益 (百万円) 28,307 30,804 100,890
親会社の所有者に帰属する
(百万円) 21,496 24,074 75,425
四半期(当期)利益
四半期(当期)包括利益合計 (百万円) 32,144 22,696 95,567
親会社の所有者に帰属する
(百万円) 583,364 644,493 635,547
持分合計
資産合計 (百万円) 678,509 742,873 746,842
親会社の所有者に帰属する
基本的1株当たり四半期 (円) 43.07 48.23 151.11
(当期)利益
親会社の所有者に帰属する
希薄化後1株当たり四半期 (円) 43.06 48.22 151.09
(当期)利益
親会社所有者帰属持分比率 (%) 86.0 86.8 85.1
営業活動による
(百万円) 10,412 6,756 73,977
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 3,776 △ 5,121 △ 57,586
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 10,803 △ 13,276 △ 24,754
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 64,851 49,462 61,045
四半期末(期末)残高
(注) 1 上記指標は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)により作成された要約四半期連結財務諸表および
連結財務諸表に基づいております。
2 当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移について
は記載しておりません。
3 百万円未満を四捨五入して記載しております。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社および子会社(以下、当社グループ)、ならびに当社グループの関連会
社が営んでいる事業の内容について重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
2/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認
識している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な
変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は
以下のとおりとなりました。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
資産合計は、前期末に比べ 40億円減少 の 7,429億円 となりました。
流動資産は 、売上債権及びその他の債権の増加などがあったものの、 現金及び現金同等物の減少などから40 億円
減少 の 2,437億円 となりました。
非流動資産は、 無形資産の増加などがあったものの、投資有価証券の減少などから前期末とほぼ同額 の 4,992億円
となりました。
負債は、 未払法人所得税の減少など から 129億円減少 の 927億円 となりました。
親会社の所有者に帰属する持分は、 利益剰余金の増加など から 89億円増加 の 6,445億円 となりました。
3/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(経営成績)
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期 対前年同期
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間 増減額 増減率
売上収益 74,913 87,363 12,450 16.6%
営業利益 27,043 29,792 2,749 10.2%
税引前四半期利益 28,307 30,804 2,498 8.8%
四半期利益
21,496 24,074 2,578 12.0%
(親会社の所有者帰属)
[売上収益]
売上収益は、前年同期比124億円 (16.6%)増加 の 874億円 となりました。
・抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競合他社製品との競争が激化する一方、肺がん領域一次治療や食道
がん二次治療における使用が拡大したことなどにより、前年同期比46億円(18.7%)増加の290億円となりま
した。
・その他の主要新製品では、糖尿病および慢性心不全治療剤「フォシーガ錠」は75億円(前年同期比43.3%
増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は65億円(同1.1%減)、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下
注」は57億円(同4.5%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は22
億円(同15.3%増)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は20億円(同18.9%増)となりまし
た。また、2021年4月にがん悪液質治療剤「エドルミズ錠」を、2021年5月に関節機能改善剤「ジョイクル関節
注」を新発売しました。
・ 長期収載品は、後発品使用促進策の影響を受け、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は12億円(前年同期比
17.5%減)、アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」は8億円(同60.7%減)となりました。
・ロイヤルティ・その他は、前年同期比55億円(25.7%)増加の268億円となりました。
[営業利益]
営業利益は、前年同期比 27億円 (10.2%)増加 の 298億円 となりました。
・ 売上原価は、 製品商品の売上が増加したことなどにより、 前年同期比 22億円 (10.9%)増加 の 228億円 となり
ました。
・ 研究開発費は、 被験者登録を含めた開発活動が徐々に回復し開発に係る費用が増加するとともに、研究に係る
費用が増加したことなどにより、 前年同期比 29億円 (23.5%)増加 の 152億円 となりました。
・ 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、 新型コロナウイルス感染症の影響によりMRの医療機関訪問自
粛など活動制限はあるものの、積極的なWeb講演会実施などにより営業活動経費が増加しました。また、新製
品上市に係る費用やフォシーガ錠の売上拡大に伴うコプロフィーが増加したことにより、 前年同期比 48億円
(33.5%)増加 の 190億円 となりました。
[四半期利益](親会社所有者帰属)
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加に伴い、 前年同期比 26億円 (12.0%)増加 の
241億円 となりました。
なお、当社グループの事業は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しており
ます。
新型コロナウイルス感染症による事業および業績への影響につきましては、引き続き一定の活動制限が継続さ
れることを想定しておりますが、営業利益に与える影響は引き続き軽微と見込んでおります。
4/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(2)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間 増減額
現金及び現金同等物の期首残高 69,005 61,045
営業活動によるキャッシュ・フロー 10,412 6,756 △3,656
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,776 △5,121 △1,345
財務活動によるキャッシュ・フロー △10,803 △13,276 △2,474
現金及び現金同等物の増減額
△4,166 △11,641
(△は減少)
現金及び現金同等物に係る
12 57
為替変動による影響額
現金及び現金同等物の四半期末残高 64,851 49,462
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の増減額は、 116億円の減少 となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、 法人所得税等の支払額 182億円 や売上債権及びその他の債権の増加額 79億
円 な どがあった一方で、税引前四半期利益 308億円 などがあった結果 、 68億円の収入 となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、 無形資産の取得による支出 51億円 などがあった結果、 51億円の支出 とな
りました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、 配当金の支払額126億円などがあった結果、 133億円の支出 となりまし
た。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および
新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15,270百万円であります。
なお、開発品の進捗状況については 次ページより記載しております。
5/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
Ⅰ.開発品(がん領域)の主な進捗状況
2021年7月26日現在
<承認取得開発品> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
導入
★
効能
※1
ヤーボイ点滴静注液
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日韓
悪性胸膜中皮腫
追加
/イピリムマブ
スクイブ社と共同開発)
★:「オプジーボ」との併用試験
2021年3月期決算発表からの変更点
※1:「オプジーボ」と「ヤーボイ」との併用療法について、日本および韓国で「切除不能な進行・
再発の悪性胸膜中皮腫」を効能・効果とした承認を取得しました。
<申請中開発品> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
尿路上皮がん 注射 日本
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
食道がん 注射 日本
追加
スクイブ社と共同開発)
オプジーボ点滴静注
自社
/ニボルマブ
効能
※2
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日本
原発不明がん
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
小児での
※3
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日本
ホジキンリンパ腫
効能追加
スクイブ社と共同開発)
2021年3月期決算発表からの変更点
※2:「オプジーボ」について、日本で「原発不明がん」を対象とした承認申請を行いました。
※3:「オプジーボ」について、日本で「ホジキンリンパ腫」を対象とした小児の用法及び用量の追加
に係る承認申請を行いました。
<臨床試験中開発品>
<オプジーボ> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
ステージ
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
食道がん 注射 韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
肝細胞がん 注射 日韓 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
卵巣がん 注射 日本 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
膀胱がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
オプジーボ点滴静注
/ニボルマブ 自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
前立腺がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
膵がん 注射 日韓台 Ⅱ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
効能
(ブリストル・マイヤーズ
胆道がん 注射 日韓台 Ⅱ
追加
スクイブ社と共同開発)
自社
ウイルス陽性・陰性固
効能
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日韓台 Ⅰ/Ⅱ
追加
形がん
スクイブ社と共同開発)
6/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
<ヤーボイ> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
ステージ
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
導入
効能
(ブリストル・マイヤーズ
胃がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
導入
効能
(ブリストル・マイヤーズ
食道がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
導入
★
効能
ヤーボイ点滴静注液
(ブリストル・マイヤーズ
尿路上皮がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
/イピリムマブ
スクイブ社と共同開発)
導入
効能
(ブリストル・マイヤーズ
肝細胞がん 注射 日韓台 Ⅲ
追加
スクイブ社と共同開発)
導入
ウイルス陽性・陰性固
効能
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日韓台 Ⅰ/Ⅱ
追加
形がん
スクイブ社と共同開発)
<I-O関連> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
ステージ
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
★
導入
ONO-7701
膀胱がん
新有効
(ブリストル・マイヤーズ
錠 日韓台 Ⅲ
(BMS-986205)
成分
/IDO1阻害作用
スクイブ社と共同開発)
/Linrodostat
導入
★
新有効
ONO-4686
(ブリストル・マイヤーズ
固形がん/抗TIGIT抗体 注射 日本 Ⅰ/Ⅱ
成分
(BMS-986207)
スクイブ社と共同開発)
★
導入
ONO-4482
新有効 悪性黒色腫
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日本 Ⅰ/Ⅱ
(BMS-986016)
成分 /抗LAG-3抗体
スクイブ社と共同開発)
/Relatlimab
導入
★
新有効
ONO-7807
(ブリストル・マイヤーズ
固形がん/抗TIM-3抗体 注射 日本 Ⅰ/Ⅱ
成分
(BMS-986258)
スクイブ社と共同開発)
新有効 固形がん
★
錠 日本 Ⅰ 自社
ONO-7475
成分 /Axl/Mer阻害作用
★
導入
ONO-7911
新有効 固形がん
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日本 Ⅰ
(BMS-986321)
成分 /PEG化IL-2
スクイブ社と共同開発)
/Bempegaldesleukin
結腸・直腸がん
新有効 /プロスタグランディ
錠 日本 Ⅰ 自社
成分 ン受容体(EP4)拮抗
作用
新有効
膵がん/同上 錠 日本 Ⅰ 自社
★ 成分
ONO-4578
新有効 非小細胞肺がん
錠 日本 Ⅰ 自社
成分 /同上
新有効 固形がん・胃がん
錠 日本 Ⅰ 自社
成分 /同上
新有効
導入
※4
注射 日本 Ⅰ
膵がん /抗CD47抗体
(ギリアド社)
成分
★
ONO-7913
※4
/Magrolimab
新有効
導入
結腸・直腸がん /同
注射 日本 Ⅰ
(ギリアド社)
成分
上
7/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
<その他> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
ステージ
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
新有効
結腸・直腸がん
導入
カプセル
韓国 Ⅲ
(ファイザー社)
/BRAF阻害作用
成分
ビラフトビカプセル
/エンコラフェニブ
新有効
悪性黒色腫
導入
カプセル
韓国 Ⅲ
(ファイザー社)
/同上
成分
新有効
結腸・直腸がん
導入
錠 韓国 Ⅲ
(ファイザー社)
/MEK阻害作用
成分
メクトビ錠
/ビニメチニブ
新有効
悪性黒色腫
導入
錠 韓国 Ⅲ
(ファイザー社)
/同上
成分
新有効
膵がん
導入
注射 韓国 Ⅲ
ONO-7912
(ラファエル社)
/がん代謝阻害
成分
(CPI-613)
新有効
急性骨髄性白血病
導入
/Devimistat
注射 韓国 Ⅲ
(ラファエル社)
/同上
成分
ビラフトビカプセル 効能 甲状腺がん
導入
カプセル
日本 Ⅱ
(ファイザー社)
/エンコラフェニブ 追加 /BRAF阻害作用
メクトビ錠 効能 甲状腺がん
導入
錠 日本 Ⅱ
(ファイザー社)
/ビニメチニブ 追加 /MEK阻害作用
ONO-4059
中枢神経系原発悪性リン
新有効
錠 米国 Ⅱ 自社
/チラブルチニブ塩酸
※5
成分
パ腫 /BTK阻害作用
塩
新有効
急性白血病
錠 米国 Ⅰ/Ⅱ 自社
/Axl/Mer阻害作用
成分
ONO-7475
※6
新有効
非小細胞肺がん
錠 日本 Ⅰ 自社
成分
/同上
ONO-7912
新有効
膵がん
導入
(CPI-613)
注射 日本 Ⅰ
(ラファエル社)
/がん代謝阻害
成分
/Devimistat
新有効
導入
固形がん/抗CD47抗体 注射 日本 Ⅰ
(ギリアド社)
成分
ONO-7913
/Magrolimab
※7
新有効
導入
骨髄異形成症候群
注射 日本 Ⅰ
(ギリアド社)
成分
/同上
★:「オプジーボ」との併用試験
2021年3月期決算発表からの変更点
※4:「オプジーボ」と「ONO-7913」との併用療法において、日本で「膵がん」、「結腸・直腸が
ん」を対象としたフェーズⅠ試験を開始しました。
※5:「ONO-4059」について、米国で「中枢神経系原発悪性リンパ腫」を対象としたフェーズⅡ試験
を開始しました。
※6:「ONO-7475」について、日本で「非小細胞肺がん」を対象としたフェーズⅠ試験を開始しまし
た。
※7:「ONO-7913」について、日本で「骨髄異形成症候群」を対象としたフェーズⅠ試験を開始しま
した。
※「ONO-4483」について、「固形がん」を対象とした開発を実施していましたが、戦略上の理由によ
り国内での開発を中止しました。
※「オプジーボ」と「ヤーボイ」との併用療法について、「頭頸部がん」を対象とした開発を実施し
ていましたが、主要評価項目を達成できなかったため、開発を中止しました。
なお、がん領域の薬剤において、同じ予定効能(がん腫)の場合は、最も進んでいるフェーズ(臨床
ステージ)を記載しております。
8/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
Ⅱ.開発品(がん領域以外)の主な進捗状況
2021年7月26日現在
<臨床試験中開発品> *):共同研究により創出された化合物を含む
製品名/開発コード
*)
ステージ
区分 予定効能/薬理作用 剤型 地域
自社 /導入
/一般名
導入
オレンシア皮下注 効能 多発性筋炎・皮膚筋炎
(ブリストル・マイヤーズ
注射 日本 Ⅲ
/アバタセプト 追加 /T細胞活性化抑制作用
スクイブ社と共同開発)
心機能低下例における頻
オノアクト点滴静注
小児での
脈性不整脈/短時間作用
用/ランジオロール塩 注射 日本 Ⅱ/Ⅲ 自社
効能追加
型β 選択的遮断作用
酸塩
1
ジョイクル関節注
効能 腱・靭帯付着部症 導入
/ONO-5704 注射 日本 Ⅱ
(生化学工業株式会社)
追加 /NSAID結合ヒアルロン酸
/SI-613
ベレキシブル錠
効能
/チラブルチニブ塩酸 天疱瘡/BTK阻害作用 錠 日本 Ⅱ 自社
追加
塩
糖尿病性多発神経障害
新有効
ONO-2910 /シュワン細胞分化促進 錠 日本 Ⅱ 自社
成分
作用
自己免疫疾患
新有効
ONO-4685 /PD-1×CD3二重特異性抗 注射 日本 Ⅰ 自社
成分
体
新有効
ONO-7684 血栓症/FXIa阻害作用 錠 欧州 Ⅰ 自社
成分
新有効
神経変性疾患
ONO-2808 錠 日欧 Ⅰ 自社
/S1P5受容体作動作用
成分
ナルコレプシー/プロス
新有効
ONO-2909 タグランディン受容体 錠 日本 Ⅰ 自社
成分
(DP1)拮抗作用
ベレキシブル錠
効能 全身性強皮症
/チラブルチニブ塩酸 錠 日本 Ⅰ 自社
追加 /BTK阻害作用
塩
2021年3月期決算発表からの変更点
※ 蛋白分解酵素阻害剤「フオイパン錠」について、国内で「新型コロナウイルス感染症」を対象とし
たフェーズⅢ試験を実施していましたが、有効性が認められなかったことから、開発を中止しまし
た。
(6)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
9/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 1,500,000,000
計 1,500,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2021年6月30日 ) (2021年8月6日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 528,341,400 528,341,400 単元株式数は100株
(市場第一部)
計 528,341,400 528,341,400 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2021年6月30日 ― 528,341,400 ― 17,358 ― 17,002
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
10/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2021年6月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
29,115,200
普通株式
完全議決権株式(その他) 4,991,144 ―
499,114,400
普通株式
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
111,800
発行済株式総数 528,341,400 ― ―
総株主の議決権 ― 4,991,144 ―
② 【自己株式等】
2021年6月30日 現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
又は名称
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
大阪市中央区道修町
(自己保有株式)
29,115,200 ― 29,115,200 5.51
小野薬品工業株式会社
二丁目1番5号
計 ― 29,115,200 ― 29,115,200 5.51
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
11/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成
19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財
務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021年
6月30日まで)および第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸
表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
12/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
注記 前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
番号 (2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 9 61,045 49,462
売上債権及びその他の債権 9 84,269 92,142
有価証券 9 2,978 1,716
その他の金融資産 9 40,952 40,966
棚卸資産 39,151 39,450
19,246 19,936
その他の流動資産
流動資産合計 247,642 243,671
非流動資産
有形固定資産 113,866 113,190
無形資産 70,322 73,188
投資有価証券 9 146,796 144,143
持分法で会計処理されている投資 112 114
その他の金融資産 9 131,888 131,980
繰延税金資産 33,619 33,637
退職給付に係る資産 7 287
2,590 2,663
その他の非流動資産
非流動資産合計 499,200 499,202
資産合計 746,842 742,873
13/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(単位:百万円)
注記 前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
番号 (2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債及び資本
流動負債
仕入債務及びその他の債務 9 39,163 32,536
リース負債 2,023 1,931
その他の金融負債 9 616 2,437
未払法人所得税 19,047 7,130
引当金 20,721 20,721
12,163 16,115
その他の流動負債
流動負債合計 93,733 80,870
非流動負債
リース負債 7,030 6,919
その他の金融負債 9 0 0
退職給付に係る負債 3,056 3,112
繰延税金負債 1,052 1,046
813 792
その他の非流動負債
非流動負債合計 11,952 11,870
負債合計 105,685 92,740
資本
資本金 17,358 17,358
資本剰余金 17,231 17,211
自己株式 △ 44,705 △ 44,675
その他の資本の構成要素 62,299 60,677
583,363 593,921
利益剰余金
親会社の所有者に帰属する持分 635,547 644,493
非支配持分 5,610 5,641
資本合計 641,157 650,133
負債及び資本合計 746,842 742,873
14/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(2) 【要約四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
番号
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上収益 5,6 74,913 87,363
△ 20,563 △ 22,799
売上原価
売上総利益 54,350 64,564
販売費及び一般管理費 △ 14,199 △ 18,955
研究開発費 △ 12,343 △ 15,245
その他の収益 91 188
△ 856 △ 760
その他の費用
営業利益 27,043 29,792
金融収益 1,289 1,316
金融費用 △ 27 △ 303
2 △ 1
持分法による投資損益
税引前四半期利益 28,307 30,804
法人所得税 △ 6,774 △ 6,697
四半期利益 21,533 24,108
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 21,496 24,074
36 34
非支配持分
四半期利益 21,533 24,108
1株当たり四半期利益:
基本的1株当たり四半期利益(円) 8 43.07 48.23
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 8 43.06 48.22
15/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(3) 【要約四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
番号
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益 21,533 24,108
その他の包括利益:
純損益に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて測定する
10,279 △ 1,684
金融資産の公正価値の純変動
確定給付制度の再測定 334 210
持分法適用会社のその他の包括利益を
4 3
通じて測定する金融資産の公正価値の
純変動に対する持分
純損益に振り替えられることのない
10,616 △ 1,471
項目合計
純損益にその後に振り替えられる
可能性のある項目:
在外営業活動体の換算差額 △ 9 51
キャッシュ・フロー・ヘッジの
4 9
公正価値の純変動
純損益にその後に振り替えられる
△ 5 60
可能性のある項目合計
その他の包括利益合計 10,611 △ 1,411
四半期包括利益合計 32,144 22,696
四半期包括利益合計の帰属:
親会社の所有者 32,104 22,662
40 34
非支配持分
四半期包括利益合計 32,144 22,696
16/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(4) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
親会社の
その他の
非支配
注記 資本 利益 所有者に
資本合計
資本金 自己株式 資本の
持分
番号 剰余金 剰余金 帰属する
構成要素
持分
2020年4月1日残高 17,358 17,229 △ 44,737 48,030 524,605 562,484 5,538 568,022
四半期利益 21,496 21,496 36 21,533
10,608 10,608 4 10,611
その他の包括利益
四半期包括利益合計 - - - 10,608 21,496 32,104 40 32,144
自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1
自己株式の処分 △ 38 38 0 0
剰余金の配当 7 △ 11,230 △ 11,230 △ 6 △ 11,236
株式報酬取引 7 7 7
その他の資本の構成要素
△ 283 283 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - △ 31 37 △ 283 △ 10,947 △ 11,224 △ 6 △ 11,230
2020年6月30日残高 17,358 17,198 △ 44,701 58,355 535,154 583,364 5,572 588,936
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
親会社の
その他の
非支配
注記 資本 利益 所有者に
資本合計
資本金 自己株式 資本の
持分
番号 剰余金 剰余金 帰属する
構成要素
持分
2021年4月1日残高 17,358 17,231 △ 44,705 62,299 583,363 635,547 5,610 641,157
四半期利益 24,074 24,074 34 24,108
△ 1,412 △ 1,412 1 △ 1,411
その他の包括利益
四半期包括利益合計 - - - △ 1,412 24,074 22,662 34 22,696
自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1
自己株式の処分 △ 31 31 0 0
剰余金の配当 7 △ 13,726 △ 13,726 △ 4 △ 13,730
株式報酬取引 11 11 11
その他の資本の構成要素
△ 210 210 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - △ 20 30 △ 210 △ 13,516 △ 13,716 △ 4 △ 13,720
2021年6月30日残高 17,358 17,211 △ 44,675 60,677 593,921 644,493 5,641 650,133
17/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
番号
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 28,307 30,804
減価償却費及び償却費 3,823 4,289
受取利息及び受取配当金 △ 1,237 △ 1,116
支払利息 17 17
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 1,648 △ 271
売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △ 527 △ 7,858
仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △ 2,833 △ 6,436
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 129 79
2,844 4,305
その他
小計 28,875 23,815
利息の受取額
4 4
配当金の受取額 1,227 1,109
利息の支払額 △ 17 △ 17
△ 19,677 △ 18,155
法人所得税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 10,412 6,756
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 2,155 △ 1,196
無形資産の取得による支出 △ 1,513 △ 5,099
投資の取得による支出 - △ 50
投資の売却及び償還による収入 40 1,752
定期預金の預入による支出 △ 134 -
△ 14 △ 529
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 3,776 △ 5,121
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △ 10,180 △ 12,650
非支配持分への配当金の支払額 △ 6 △ 4
リース負債の返済による支出 △ 617 △ 622
△ 0 △ 0
自己株式の取得による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 10,803 △ 13,276
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 4,166 △ 11,641
現金及び現金同等物の期首残高 69,005 61,045
12 57
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響額
現金及び現金同等物の四半期末残高 64,851 49,462
18/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
【要約四半期連結財務諸表注記】
1 報告企業
小野薬品工業株式会社(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社の登記している本社および主要な事業
所の住所はホームページ(URL https://www.ono.co.jp/)で開示しております。
本要約四半期連結財務諸表は、当社および子会社(以下、当社グループ)、ならびに当社グループの関連会社に対
する持分により構成されております。当社グループは、医療用、一般用医薬品等の製造・販売を行っております。当
社グループの事業内容および主要な活動は、要約四半期連結財務諸表注記「5 セグメント情報」に記載しておりま
す。
2 作成の基礎
(1) 準拠する会計基準
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特
定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しており、年度の連結財務諸
表で要求される全ての情報を含んでおりません。要約四半期連結財務諸表は、2021年3月31日に終了した前連結会
計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定している金融商品などを除き、取得原価を基礎とし
て作成しております。
(3) 機能通貨および表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、特に注釈のな
い限り、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。
3 重要な会計方針
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表
において適用した会計方針と同一であります。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
4 重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益および費用、資産および負債の測定に関する経営者の見積りおよ
び仮定を含んでおります。これらの見積りおよび仮定は過去の実績および四半期決算日において合理的であると考え
られる様々な要因などを勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかし、その性質上、将来において、こ
れらの見積りおよび仮定とは異なる結果となる可能性があります。
見積りおよびその基礎となる仮定は経営者により継続して見直されております。これらの見積りおよび仮定の見直
しによる影響は、その見積りおよび仮定を見直した期間およびそれ以降の期間において認識しております。
当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積りおよび仮定は、原則として前
連結会計年度と同様であります。
19/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
5 セグメント情報
(1) 報告セグメント
当社グループは「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、いまだ満たされない医療
ニーズに応えるため、真に患者さんのためになる革新的な新薬の創製を目指し、医薬品事業(研究開発、仕入、製
造、販売)の単一セグメントに経営資源を集中し事業を行っております。このため報告セグメント別の記載は省略し
ております。
(2) 売上収益の内訳
売上収益の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
製品商品 53,571 60,526
ロイヤルティ・その他 21,342 26,837
合計 74,913 87,363
(3) 地域別の売上収益に関する情報
地域別の売上収益の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
日本 52,877 59,829
米州 20,042 24,591
アジア 1,835 1,875
欧州 159 1,068
合計 74,913 87,363
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
6 売上収益
当社グループは、売上収益を財またはサービスの種類別および地域別に分解しております。
(1) 財またはサービスの種類別
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
製品商品 53,571 60,526
オプジーボ点滴静注 14,016 16,950
「Keytruda®」(メルク社) 5,672 6,800
その他 1,654 3,087
ロイヤルティ・その他 21,342 26,837
売上収益 74,913 87,363
(2) 地域別
地域別の売上収益については、注記「5 セグメント情報 (3) 地域別の売上収益に関する情報」に記載しており
ます。
20/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
7 配当
(1) 配当金支払額
前第1四半期連結累計期間
配当金の総額 1株当たり
決議日 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月18日
普通株式 11,230 22.5 2020年3月31日 2020年6月19日
定時株主総会
当第1四半期連結累計期間
配当金の総額 1株当たり
決議日 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2021年6月17日
普通株式 13,726 27.5 2021年3月31日 2021年6月18日
定時株主総会
(2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
前第1四半期連結累計期間
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間
該当事項はありません。
8 1株当たり利益
(1) 基本的1株当たり四半期利益
①基本的1株当たり四半期利益
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
基本的1株当たり四半期利益 43.07円 48.23円
②基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
親会社の所有者に帰属する
21,496百万円 24,074百万円
四半期利益
発行済普通株式の
499,125千株 499,146千株
加重平均株式数
(2) 希薄化後1株当たり四半期利益
①希薄化後1株当たり四半期利益
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
希薄化後1株当たり四半期利益 43.06円 48.22円
②希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
親会社の所有者に帰属する
21,496百万円 24,074百万円
四半期利益
発行済普通株式の
499,125千株 499,146千株
加重平均株式数
新株予約権による普通株式増加数 73千株 69千株
希薄化後の
499,198千株 499,216千株
加重平均株式数
21/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
9 金融商品
金融商品の公正価値
(1) 公正価値の測定方法
金融資産および金融負債の公正価値の測定に利用される方法および仮定は以下のとおりであります。
現金及び現金同等物、売上債権及びその他の債権、仕入債務及びその他の債務
これらは短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
有価証券、投資有価証券
市場性のある有価証券および投資有価証券の公正価値は市場価格を用いて測定しております。非上場株式につ
いては、時価純資産方式等の合理的な方法により測定しております。
その他の金融資産およびその他の金融負債
・保険積立金
保険積立金の公正価値は、払戻しに伴う契約上の重要な制約がないため、解約払戻金により測定しており
ます。
・先物為替予約
先物為替予約の公正価値は、決算日現在の同一の条件に基づく先物為替予約の市場相場により測定してお
ります。
・定期預金
定期預金の公正価値は、同様の契約を新規に行った場合に想定される利率を用いて将来キャッシュ・フ
ローを割引く方法により算定しております。
・その他
これらは短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(2) 公正価値および帳簿価額
当社グループが保有する金融資産および金融負債の科目別の帳簿価額および公正価値は次のとおりであります。
なお、公正価値が帳簿価額と一致している金融資産および金融負債は含みません。
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第1四半期連結会計期間末
( 2021年3月31日 ) ( 2021年6月30日 )
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
(金融資産)
償却原価で測定する金融資産
-有価証券、投資有価証券
3,915 3,968 2,613 2,658
-その他の金融資産
165,952 165,952 165,953 165,953
(3) 公正価値の階層
IFRS第13号「公正価値測定」は金融商品の公正価値の算定に用いたインプットの観察可能性に基づき、金融商品
の算定額をレベル1からレベル3までの階層に分類することを要求しております。
公正価値の階層は以下のとおりであります。
レベル1:測定日現在でアクセスできる同一の資産または負債に関する活発な市場における無修正の相場価格
レベル2:資産または負債について直接または間接に観察可能なインプットのうち、レベル1に含まれる相場
価格以外のもの
レベル3:資産または負債についての観察可能でないインプット
22/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
① 公正価値で測定する金融資産および金融負債
要約四半期連結財政状態計算書において、公正価値で測定する階層ごとの金融資産および金融負債の公正価値
は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
( 2021年3月31日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
(金融資産)
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産
-有価証券、
453 - 550 1,003
投資有価証券
-その他の金融資産
- - 6,888 6,888
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
-投資有価証券
141,988 - 2,867 144,855
合計 142,441 - 10,306 152,747
(金融負債)
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債
-その他の金融負債
- 188 - 188
合計 - 188 - 188
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末
( 2021年6月30日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
(金融資産)
純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産
-有価証券、
- - 535 535
投資有価証券
-その他の金融資産
- 12 6,980 6,992
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
-投資有価証券
139,837 - 2,874 142,711
合計 139,837 12 10,390 150,239
(金融負債)
純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債
-その他の金融負債
- 55 - 55
合計 - 55 - 55
(注) 前連結会計年度および当第1四半期連結累計期間において、レベル1、レベル2およびレベル3の間の振
替は行われておりません。
23/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
② 経常的にレベル3で測定される金融商品の調整表
経常的にレベル3で測定される金融資産の第1四半期連結累計期間の期首から期末までの変動は次のとおりで
あります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日 ) 至 2021年6月30日 )
期首残高 9,310 10,306
利得及び損失合計 110 △58
純損益
△1 △65
その他の包括利益
111 7
購入 136 189
売却 - -
決済 △96 △47
期末残高 9,460 10,390
(注) 1 利得及び損失合計に含まれる純損益は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであ
ります。これらの損益は「金融収益」および「金融費用」に含まれております。
2 利得及び損失合計に含まれるその他の包括利益は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融
資産に関するものであります。これらの損益は「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価
値の純変動」に含まれております。
3 経常的にレベル3で測定される金融負債については、該当がありません。
10 支出に関するコミットメント
各決算期の末日後の支出に関するコミットメントは次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第1四半期連結会計期間末
( 2021年3月31日 ) ( 2021年6月30日 )
有形固定資産 2,636 1,629
合計 2,636 1,629
11 偶発債務
2015年9月、当社が保有する抗PD-1抗体および抗PD-L1抗体の用途特許について、米国のダナファーバーがん研究
所が発明者の追加を求めて、当社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社ならびに本庶佑氏を米国マサチューセッツ
州連邦地裁に提訴しました。2019年5月、第一審の判決が出され、Clive R. Wood博士とダナファーバーがん研究所
のGordon J. Freeman博士を発明者に追加することが認められました。当社側は判決内容に不服があることから控訴
しましたが、2020年7月、第一審を支持する判決が出されました。控訴審に対する再審理申立も却下され、2021年3
月、当社側は最高裁判所へ上告しましたが、2021年5月に申立は却下され判決が確定しました。
また、2019年6月、Gordon J. Freeman博士から本発明に関する権利および利益を譲り受けたダナファーバーがん研
究所は、当社およびブリストル・マイヤーズ スクイブ社が上記特許の独占的所有者として競合他社に対して特許侵害
訴訟を提起し、和解またはライセンス契約を締結したことで得たライセンス収入の一部の利益を受ける権利を有して
いると主張し、米国マサチューセッツ州連邦地裁に提訴しています。
なお、これらの判決および訴訟が当社グループの経営成績等へ与える影響については、現時点では見積もることは
できません。
12 重要な後発事象
該当事項はありません。
13 要約四半期連結財務諸表の承認
本要約四半期連結財務諸表は、2021年8月3日に代表取締役社長 相良暁によって承認されております。
24/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
2 【その他】
該当事項はありません。
25/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
26/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年8 月3日
小野薬品工業株式会社
取 締 役 会 御 中
有限責任監査法人トーマツ
大 阪 事 務 所
指定有限責任社員
目 細 実
公認会計士 印
業務執行社員
指定有限責任社員
下 井 田 晶 代
公認会計士 印
業務執行社員
指定有限責任社員
村 上 育 史
公認会計士 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている小野薬品工業株式
会社の2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021年6月30日
まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわ
ち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持
分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを
行った。
当 監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、
様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、小野薬品
工業株式会社及び連結子会社の2021年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経
営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められな
かった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる
証拠を入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示する
ことにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成す
ることが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項
を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約
四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
27/28
EDINET提出書類
小野薬品工業株式会社(E00945)
四半期報告書
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号
「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付け
る。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半
期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事
項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況によ
り、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じ
させる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及
び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が
認められないかどうかを評価する 。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査
人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記は四半期報告書レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四
半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
28/28