株式会社サイゼリヤ 四半期報告書 第49期第3四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年7月15日
【四半期会計期間】 第49期第3四半期(自 2021年3月1日 至 2021年5月31日)
【会社名】 株式会社サイゼリヤ
【英訳名】 SAIZERIYA CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 堀埜 一成
【本店の所在の場所】 埼玉県吉川市旭2番地5
【電話番号】 048(991)9611(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経営企画部長兼財務部長 潮田 淳史
【最寄りの連絡場所】 埼玉県吉川市旭2番地5
【電話番号】 048(991)9611(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経営企画部長兼財務部長 潮田 淳史
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第48期 第49期
第3四半期連結 第3四半期連結
回次 第48期
累計期間 累計期間
自 2019年9月1日 自 2020年9月1日 自 2019年9月1日
会計期間
至 2020年5月31日 至 2021年5月31日 至 2020年8月31日
売上高 (百万円) 98,041 95,350 126,842
経常利益又は経常損失(△) (百万円) △ 1,626 2,594 △ 2,091
親会社株主に帰属する四半期純
利益又は親会社株主に帰属する (百万円) △ 2,776 1,368 △ 3,450
四半期(当期)純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) △ 2,968 3,524 △ 3,116
純資産額 (百万円) 80,568 83,297 80,355
総資産額 (百万円) 117,032 138,535 120,068
1株当たり四半期純利益金額
又は1株当たり四半期(当期) (円) △ 56.95 28.17 △ 70.84
純損失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― 28.15 ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 68.2 59.6 66.4
第48期 第49期
第3四半期連結 第3四半期連結
回次
会計期間 会計期間
自 2020年3月1日 自 2021年3月1日
会計期間
至 2020年5月31日 至 2021年5月31日
1株当たり四半期純利益金額又
は1株当たり四半期純損失金額 (円) △ 103.34 39.79
(△)
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期(当期)純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり四半
期(当期)純利益金額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、従業員インセンティ
ブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)
が所有している当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。
4.第48期及び第48期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額について
は、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期(当期)純損失金額であるため、記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な
変更はありません。
また、主要な関係会社における異動もありません。
2/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると
認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「 事業等のリスク 」についての重要
な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動自粛が徐々に
緩和され、個人消費は回復の兆しがみられました。しかし、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、2021年1
月に11都道府県を対象とした緊急事態宣言が再発出され一度は解除されたものの、まん延防止等重点措置や2021年
4月に3度目の緊急事態宣言が都市部を中心に発出されたことにより、依然として予断を許さない状況が続いてお
ります。
外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染者数の減少や政府の景気刺激策などにより、徐々に売上高は
回復の兆しがみられたものの、緊急事態宣言の再発出による外出自粛や、酒類の提供自粛及び営業時間短縮再要請
などの影響により、依然として厳しい状況が続いております。また、テイクアウトやデリバリーの利用が急増する
など、外食業界をとりまく環境が大きく変化しております。
このような状況のもと、当社グループといたしましては、新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題とし、飛
沫 感染防止のため客席にパーテーションを設置するなど、お客様が安心・安全に御食事頂ける店舗環境作りに取り
組んでまいりました。深夜営業を無くすことで従業員の安全を確保し、開店と閉店の作業時間を短縮することで店
舗運営の効率化に努めてまいりました。
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、953億50百万円(前年同期比2.7%減)、営業
損失は8億52百万円(前年同期は22億62百万円の営業損失)、経常利益は25億94百万円(前年同期は16億26百万円
の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億68百万円(前年同期は27億76百万円の親会社株主に帰属
する四半期純損失)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①日本
新型コロナウイルス感染者数の減少や政府の景気刺激策などにより、売上高は回復傾向にありましたが、ソー
シャルディ スタンス確保のために客席数を減少させた影響などにより、売上高は654億59百万円(前年同期比
11.1%減)、営業損失48億73百万円(前年同期は36億15百万円の営業損失)となりました。
②豪州
当社で使用する食材の製造等を行っており、売上高は37億3百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益は5億
55百万円(前年同期は18 百万円の営業損失 )となりました。
③アジア
香港における新型コロナウイルス感染症再拡大の影響があったものの、中国経済はコロナ禍から急回復をして
おり、売上高は297億89百万円(前年同期比22.7%増)、営業利益は35億76百万円(前年同期比167.5%増)とな
りました。
当第3四半期連結会計年度末の総資産は1,385億35百万円となり、前連結会計年度末と比較して184億66百万円の
増加となりました。主な要因は、現金及び預金の増加129億85百万円、有形固定資産の増加41億81百万円などであり
ます。
負債合計は552億37百万円となり、前連結会計年度末と比較して155億25百万円の増加となりました。主な要因
は、長期借入金の増加125億円、リース債務の増加17億73百万円などであります。
純資産合計は832億97百万円となり、前連結会計年度末と比較して29億41百万円の増加となりました。この結果、
自己資本比率は59.6%となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
3/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 73,208,000
計 73,208,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末
上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2021年7月15日)
商品取引業協会名
( 2021年5月31日 )
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 52,272,342 52,272,342
(市場第一部) 100株
計 52,272,342 52,272,342 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
資本準備金 資本準備金
発行済株式 発行済株式
資本金残高
資本金増減額
総数増減数 総数残高
年月日 増減額 残高
(百万円)
(百万円)
(千株) (千株)
(百万円) (百万円)
2021年3月1日~
― 52,272 ― 8,612 ― 9,007
2021年5月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2021年2月28日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2021年5月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 2,978,900
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 49,221,700
完全議決権株式(その他)(注) 492,217 ―
普通株式 71,742
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 52,272,342 ― ―
総株主の議決権 ― 492,217 ―
(注)1. 「完全議決権株式(その他)」の株式数には㈱証券保管振替機構名義の株式が600株、また、議決権の数には、
同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数6個が含まれております。
2. 「完全議決権株式(その他)」の株式数には、従業員インセンティブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」制
度の信託財産として所有する当社株式676,900株、また議決権の数には6,769個を含めております。
② 【自己株式等】
2021年5月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義
所有株式数の 総数に対する
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 所有株式数 所有株式数
合計(株) 所有株式数
(株) (株)
の割合(%)
株式会社サイゼリヤ 埼玉県吉川市旭2-5 2,978,900 ― 2,978,900 5.71
計 ― 2,978,900 ― 2,978,900 5.71
(注)従業員インセンティブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として株式会社日本カストディ銀行
(信託E口)が保有する当社株式676,900株は、上記自己株式に含まれておりません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年3月1日から2021年
5月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年9月1日から2021年5月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
7/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年8月31日) (2021年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 42,320 55,305
売掛金 - 593
※1 1,046 ※1 842
テナント未収入金
商品及び製品 6,194 7,889
原材料及び貯蔵品 1,229 1,347
6,049 4,551
その他
流動資産合計 56,841 70,530
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 24,169 25,655
機械装置及び運搬具(純額) 1,482 1,332
工具、器具及び備品(純額) 4,019 4,281
土地 6,932 6,947
リース資産(純額) 75 68
使用権資産(純額) 9,767 11,274
242 1,310
建設仮勘定
有形固定資産合計 46,689 50,870
無形固定資産
465 417
投資その他の資産
投資有価証券 259 259
敷金及び保証金 10,173 10,348
建設協力金 188 128
繰延税金資産 5,220 5,753
その他 243 239
△ 13 △ 13
貸倒引当金
投資その他の資産合計 16,071 16,716
固定資産合計 63,226 68,004
資産合計 120,068 138,535
8/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年8月31日) (2021年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 4,279 4,663
短期借入金 10,000 10,000
リース債務 4,014 4,709
未払法人税等 293 743
賞与引当金 773 1,161
株主優待引当金 172 217
資産除去債務 115 222
5,891 5,522
その他
流動負債合計 25,539 27,240
固定負債
長期借入金 - 12,500
株式給付引当金 816 949
リース債務 6,206 7,284
繰延税金負債 4 5
資産除去債務 6,984 7,093
160 164
その他
固定負債合計 14,172 27,997
負債合計 39,712 55,237
純資産の部
株主資本
資本金 8,612 8,612
資本剰余金 10,697 10,723
利益剰余金 67,464 67,946
△ 7,779 △ 7,582
自己株式
株主資本合計 78,994 79,699
その他の包括利益累計額
687 2,843
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 687 2,843
新株予約権 673 754
純資産合計 80,355 83,297
負債純資産合計 120,068 138,535
9/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
売上高 98,041 95,350
36,500 34,953
売上原価
売上総利益 61,541 60,396
販売費及び一般管理費 63,804 61,248
営業損失(△) △ 2,262 △ 852
営業外収益
受取利息 279 153
為替差益 23 448
デリバティブ評価益 311 -
保険金収入 163 1
補助金収入 32 2,521
雇用調整助成金 - 320
110 355
その他
営業外収益合計 920 3,800
営業外費用
支払利息 259 302
自己株式取得費用 11 -
デリバティブ評価損 - 9
13 42
その他
営業外費用合計 284 354
経常利益又は経常損失(△) △ 1,626 2,594
特別利益
4 17
新株予約権戻入益
特別利益合計 4 17
特別損失
減損損失 1,541 328
固定資産除却損 110 164
店舗閉店損失 98 112
38 2
その他
特別損失合計 1,789 607
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△ 3,411 2,004
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
585 1,135
△ 1,220 △ 499
法人税等調整額
法人税等合計 △ 635 635
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 2,776 1,368
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△ 2,776 1,368
に帰属する四半期純損失(△)
10/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 2,776 1,368
その他の包括利益
△ 192 2,155
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 192 2,155
四半期包括利益 △ 2,968 3,524
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △ 2,968 3,524
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
11/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
【注記事項】
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響による会計上の見積りの仮定
について、新たな追加情報の発生及び重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期は不透明であり、影響が長期化し、上述の仮定が見込まれなくなっ
た場合には、将来において損失が発生する可能性があります。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1.テナント未収入金
ショッピングセンター及び百貨店等にテナントとして出店している店舗の売上金入金額から相殺すべき賃借料、
水道光熱費及び諸経費を差し引いたショッピングセンター及び百貨店等に対する未収入金であります。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日 ) 至 2021年5月31日 )
減価償却費 7,528 百万円 7,876 百万円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日 )
配当に関する事項
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年11月27日
普通株式 892 18 2019年8月31日 2019年11月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、従業員インセンティブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として,株式
会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式に対する配当金12百万円が含まれております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年9月1日 至 2021年5月31日 )
配当に関する事項
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年11月26日
普通株式 886 18 2020年8月31日 2020年11月27日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、従業員インセンティブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として, 株式
会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式に対する配当金12百万円が含まれております。
12/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 豪州 アジア 計
売上高
外部顧客への売上高 73,659 113 24,268 98,041 98,041
セグメント間の内部売上高又
― 2,901 ― 2,901 2,901
は振替高
計 73,659 3,015 24,268 100,943 100,943
セグメント利益又は損失(△) △ 3,615 △ 18 1,337 △ 2,296 △ 2,296
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
第1四半期連結会計期間の期首より、在外連結子会社において、国際財務報告基準第16号(リース)(以下
「IFRS第16号」という。)を適用した結果、豪州及びアジアの有形固定資産の「使用権資産(純額)」合計が
9,657百万円増加しております。
3.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 △2,296
セグメント間取引消去 33
四半期連結損益計算書の営業損失 △2,262
4.報告セグメントの変更等に関する事項
該当事項はありません。
5.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
不採算店舗の収益性の低下が見られたため、店舗資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計
上額は、当第3四半期連結累計期間において「日本」セグメント1,319百万円、「アジア」セグメント221百万円で
あります。
13/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年9月1日 至 2021年5月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
日本 豪州 アジア 計
売上高
外部顧客への売上高 65,459 101 29,789 95,350 95,350
セグメント間の内部売上高又
― 3,601 ― 3,601 3,601
は振替高
計 65,459 3,703 29,789 98,952 98,952
セグメント利益又は損失(△) △ 4,873 555 3,576 △ 741 △ 741
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 △741
セグメント間取引消去 △110
四半期連結損益計算書の営業損失 △852
4. 報告セグメントの変更等に関する事項
該当事項はありません。
5.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
不採算店舗の収益性の低下が見られたため、店舗資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計
上額は、当第3四半期連結累計期間において「日本」セグメント191百万円、「アジア」セグメント136百万円であ
ります。
14/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当た
り四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日 ) 至 2021年5月31日 )
(1)1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり
△56円95銭 28円17銭
四半期純損失金額(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額又は
親会社株主に帰属する四半期純損失金額 △2,776 1,368
(△)(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
△2,776 1,368
四半期純利益金額又は親会社株主に帰属する
四半期純損失金額(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 48,754 48,599
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 ― 28円15銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
― ―
四半期純利益調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) ― 24
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株
― 第13-2回新株予約権3,257個
式で、前連結会計年度末から重要な変動があったも
のの概要
(注)1.1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金
額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、従業員インセンティブ・プラン「株式給付信
託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有している当社株式を控
除対象の自己株式に含めて算定しております。
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前第3四半期連結累計期間686千株であり、当第3四
半期連結累計期間677千株であります。
2.第48期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は存在す
るものの1株当たり四半期純損失金額であるため、記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
15/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年7月15日
株式会社サイゼリヤ
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
さいたま事務所
指定有限責任社員
公認会計
小 松 聡
印
士
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計
藤 井 淳 一 印
士
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社サイゼリ
ヤの2020年9月1日から2021年8月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年3月1日から2021年5月31日ま
で)及び第3四半期連結累計期間(2020年9月1日から2021年5月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半
期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社サイゼリヤ及び連結子会社の2021年5月31日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要
な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公
17/18
EDINET提出書類
株式会社サイゼリヤ(E03305)
四半期報告書
正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認め
られないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レ
ビュー 報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期
連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明する
ことが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の
事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の
作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期
連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示してい
ないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単
独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18