ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 四半期報告書 第18期第3四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第18期第3四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東北財務局長
【提出日】 2021年5月12日
【四半期会計期間】 第18期第3四半期(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日)
【会社名】 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
【英訳名】 Human Metabolome Technologies, Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 橋爪 克仁
【本店の所在の場所】 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
【電話番号】 (0235)-25-1447(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役コーポレート統括本部長 大畑 恭宏
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区新川二丁目9番6号シュテルン中央ビル5階
【電話番号】 (03)-3551-2180(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役コーポレート統括本部長 大畑 恭宏
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 東京事務所
(東京都中央区新川二丁目9番6号シュテルン中央ビル5階)
1/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第17期 第18期
回次 第3四半期 第3四半期 第17期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年7月1日 自 2020年7月1日 自 2019年7月1日
会計期間
至 2020年3月31日 至 2021年3月31日 至 2020年6月30日
993,251 926,169 1,118,495
売上高 (千円)
132,517 118,628
経常利益又は経常損失(△) (千円) △ 16,502
親会社株主に帰属する四半期純利
88,147 93,665
益又は親会社株主に帰属する当期 (千円) △ 47,794
純損失(△)
85,825 90,892
四半期包括利益又は包括利益 (千円) △ 49,028
1,323,433 1,303,363 1,215,265
純資産額 (千円)
1,640,079 1,626,956 1,538,146
総資産額 (千円)
1株当たり四半期純利益又は1株
15.05 15.89
(円) △ 8.15
当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり四半期
15.00 15.87
(円) -
(当期)純利益
74.6 74.3 72.6
自己資本比率 (%)
第17期 第18期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2020年1月1日 自 2021年1月1日
会計期間
至 2020年3月31日 至 2021年3月31日
35.26 17.13
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第17期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在するものの、1株当たり当期純
損失であるため記載しておりません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
なお、2021年1月1日付で当社の子会社であるHMTバイオメディカル株式会社を吸収合併しております。
この結果、2021年3月31日現在では当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成されております。
2/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識し
ている主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更は
ありません。なお、新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、今後の状況を引き続き注視してまい
ります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済並びに日本経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期
化し、国内都市部で第2回目の緊急事態宣言が発出されるなど依然として厳しい状況にあります。一方でワクチ
ン開発が進み、財政出動による支援などにより個人消費や貿易には一部持ち直しの動きがみられ、一部の産業で
は回復傾向が顕著となりつつあります。
当社グループが属するライフサイエンス業界においては、新型コロナウイルス感染症対策としての治療薬・ワ
クチンなどの開発に加え、免疫力向上などの感染症予防を促進するための機能性表示食品開発など健康管理への
ニーズの高まりを受けた研究開発が増加傾向になっています。一方で新型コロナウイルス感染症の第2波、第3
波などにより治験が遅延することや、研究施設などへの入所制限などにより、研究開発ニーズに対して十分な対
応ができない状況も一部では散見されています。特に当第3四半期連結会計期間においてはその大半が緊急事態
宣言期間となったため研究開発の遅れが顕著となりました。
このような状況の中、当社グループではWebを活用した営業活動を精力的に行うことでメタボロミクス事業の
受注拡大を図るとともに、営業効率の向上及び一般管理費の削減にも取り組みましたが、当第3四半期連結会計
期間は予定していた受注の延期、測定試料の入手遅延などにより受注・売上ともに減少し、当第3四半期連結累
計期間においても、売上減となりました。
バイオマーカー事業においては引き続き大うつ病性障害(以下「うつ病」といいます。)バイオマーカーの事
業化に向けた研究開発を継続するとともに、新たなパイプラインや関連ビジネスの検討にも取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、926,169千円(前年同期比6.8%減)となりました。引
き続き一般管理費削減等に努めましたが、第3四半期連結累計期間の営業利益は97,805千円(前年同期比24.0%
減)、経常利益は118,628千円(前年同期比10.5%減)となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利
益は、2021年1月1日付でHMTバイオメディカル株式会社を吸収合併したこと等により、当社の法人税負担額
が軽減されたため93,665千円(前年同期比6.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
ⅰ)メタボロミクス事業
当事業セグメントにおいては、国内においてはアカデミア分野の売上は前年並みでしたが、研究開発の遅延の
影響を化粧品などの化学分野、食品分野などで受けた結果、全体として売上が減少しました。また海外において
も米国事業売上は堅調に推移したものの、度重なるロックダウンなどにより欧州事業売上が減少した結果、海外
売上全体も減少となりました。この結果、売上高は923,697千円(前年同期比6.7%減)、セグメント利益は
391,422千円(前年同期比21.0%減)となりました。
ⅱ)バイオマーカー事業
当事業セグメントにおいては、PEA(うつ病バイオマーカー)の共同開発や測定メソッドの開発及び研究用検
査受託の拡大などを効率的に継続しました。また、新たなパイプラインやバイオマーカー関連ビジネスの事業開
発や研究等にも継続して取り組みました。
この結果、売上高は2,472千円(前年同期比15.4%減)、セグメント損失は57,616千円(前年同期は122,412千
円のセグメント損失)となりました。
3/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
② 財政状態の分析
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,476,083千円となり、前連結会計年度末に比べ64,778千円増
加しました。これは、満期保有目的債券の満期解約により有価証券が100,000千円、納品により仕掛品が21,550千
円減少したものの、第3四半期連結会計期間に売上が集中することにより売掛金が155,587千円、有価証券の満期
解約及び短期借入金の実行等により現金及び預金が69,796千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は150,873千円となり、前連結会計年度末に比べ24,031千円増加
しました。これは、設備投資によりリース資産が44,874千円、工具、器具及び備品が20,517千円、有形固定資産の
減価償却累計額が34,679千円増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は272,737千円となり、前連結会計年度末に比べ27,375千円減少
しました。これは資本コストの低下を目的とした銀行からの短期借入を開始したことによる短期借入金が100,000
千円、新人事制度導入に伴い賞与引当金が20,550千円増加したものの、未払金が51,194千円、未払法人税等が
16,444千円、その他に含まれる未払消費税等及び前受金等が減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は50,855千円となり、前連結会計年度末に比べ28,087千円増加し
ました。これは、設備投資に伴いリース債務が28,173千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,303,363千円となり、前連結会計年度末に比べ88,097千円増加
しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益93,665千円を計上したものの、新株予約権が2,794千円、
為替換算調整勘定が2,773千円減少したこと等によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありませ
ん。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、78,181千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 12,000,000
計 12,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2021年3月31日) (2021年5月12日) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、株主とし
ての権利内容に何ら限定のない当
東京証券取引所
5,895,800 5,895,800
普通株式 社における標準となる株式であり
(マザーズ市場)
ます。単元株式数は100株であり
ます。
5,895,800 5,895,800
計 - -
(注)提出日現在発行数には、2021年5月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された
株式数は、含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2021年1月1日~
- 5,895,800 - 1,480,100 - 1,468,816
2021年3月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため記載
することができないことから、直前の基準日(2020年12月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2021年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
完全議決権株式であり、株主と
しての権利内容に何ら限定のな
5,893,500 58,935
完全議決権株式(その他) 普通株式 い当社における標準となる株式
であります。単元株式数は100
株であります。
2,200
単元未満株式 普通株式 - -
5,895,800
発行済株式総数 - -
58,935
総株主の議決権 - -
②【自己株式等】
2021年3月31日現在
発行済株式総数
自己名義所有株 他人名義所有株 所有株式数の合 に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
式数(株) 式数(株) 計(株) 式数の割合
(%)
ヒューマン・メタボ
山形県鶴岡市覚岸寺字
100 100 0.00
ローム・テクノロジー -
水上246番地2
ズ株式会社
100 100 0.00
計 - -
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
6/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年1月1日から2021
年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年7月1日から2021年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、新創監査法人による四半期レビューを受けております。
7/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
1,119,023 1,188,820
現金及び預金
66,035 221,622
売掛金
100,000
有価証券 -
26,106 17,212
商品
31,852 10,302
仕掛品
12,679 11,841
原材料及び貯蔵品
56,686 27,364
その他
△ 1,080 △ 1,080
貸倒引当金
1,411,304 1,476,083
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
20,407 20,260
建物及び構築物
357,689 378,207
工具、器具及び備品
317 317
車両運搬具
178,670 223,544
リース資産
△ 448,607 △ 483,287
減価償却累計額
108,476 139,041
有形固定資産合計
6,669 5,785
無形固定資産
11,695 6,046
投資その他の資産
126,841 150,873
固定資産合計
1,538,146 1,626,956
資産合計
負債の部
流動負債
8,311
買掛金 -
100,000
短期借入金 -
80,422 29,227
未払金
9,787 19,397
リース債務
38,227 21,783
未払法人税等
20,550
賞与引当金 -
4,042
資産除去債務 -
159,320 81,777
その他
300,112 272,737
流動負債合計
固定負債
9,940 38,114
リース債務
436 255
繰延税金負債
12,390 12,485
資産除去債務
22,768 50,855
固定負債合計
322,880 323,593
負債合計
純資産の部
株主資本
1,480,100 1,480,100
資本金
1,468,816 1,468,816
資本剰余金
利益剰余金 △ 1,848,937 △ 1,755,271
△ 143 △ 143
自己株式
1,099,835 1,193,501
株主資本合計
その他の包括利益累計額
17,303 14,530
為替換算調整勘定
17,303 14,530
その他の包括利益累計額合計
98,126 95,331
新株予約権
1,215,265 1,303,363
純資産合計
1,538,146 1,626,956
負債純資産合計
8/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
993,251 926,169
売上高
212,558 238,425
売上原価
780,692 687,744
売上総利益
652,055 589,938
販売費及び一般管理費
128,636 97,805
営業利益
営業外収益
69 125
受取利息及び配当金
2,070 16,382
補助金収入
2,571 5,111
為替差益
155 684
その他
4,866 22,304
営業外収益合計
営業外費用
332 1,005
支払利息
633
解約違約金 -
20 475
その他
985 1,481
営業外費用合計
132,517 118,628
経常利益
特別利益
850
固定資産売却益 -
3,887 5,529
新株予約権戻入益
3,887 6,379
特別利益合計
136,404 125,007
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 48,393 31,523
△ 135 △ 181
法人税等調整額
48,257 31,342
法人税等合計
88,147 93,665
四半期純利益
88,147 93,665
親会社株主に帰属する四半期純利益
9/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
88,147 93,665
四半期純利益
その他の包括利益
△ 2,322 △ 2,773
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 2,322 △ 2,773
85,825 90,892
四半期包括利益
(内訳)
85,825 90,892
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
10/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第3四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
連結子会社であったHMTバイオメディカル株式会社は、2021年1月1日付でヒューマン・メタボローム・
テクノロジーズ株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、当第3四半期連結会計期間より連結
の範囲から除外しております。
(追加情報)
当第3四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
(賞与にかかる表示方法)
前連結会計年度においては、従業員賞与を流動負債の「未払金」に含めて計上しておりましたが、2021年1
月1日付で新人事制度を導入したことに伴い、当第3四半期連結会計期間末は支給額が確定していないため、
流動負債の「賞与引当金」として計上しております。
(四半期連結損益計算書関係)
当社グループの主要な事業であるメタボロミクス事業は、季節的な要因として多くの顧客の年度末にあたる当
社第3四半期連結会計期間に売上高、利益ともに大きくなる傾向にあります。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
減価償却費 37,165千円 40,255千円
11/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(企業結合等関係)
(共通支配下の取引等)
当社は、2020年11月11日開催の取締役会において、当社の完全子会社であるHMTバイオメディカル株式会社の
吸収合併を決議し、同日付で合併契約を締結いたしました。この契約に基づき、当社は2021年1月1日付でHMT
バイオメディカル株式会社を吸収合併いたしました。
1.取引の概要
(1)結合当事企業の名称及び当該事業の内容
結合企業の名称 :ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
事業の内容 :メタボロミクス事業
被結合企業の名称:HMTバイオメディカル株式会社
事業の内容 :バイオマーカー事業
(2)企業結合日
2021年1月1日
(3)企業結合の法的形式
当社を存続会社とし、HMTバイオメディカル株式会社を消滅会社とする吸収合併
(4)結合後の企業の名称
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
(5)その他の取引の概要
2事業間でのより緊密な連携による研究開発・事業開発を促進し、また業務の効率化を推し進めること
で、企業価値向上を図ることを目的としたものであります。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事
業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通
支配下の取引として会計処理を実施いたしました。
12/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
メタボロミクス バイオマーカー
計
事業 事業
売上高
990,327 2,923 993,251
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は
- - -
振替高
990,327 2,923 993,251
計
495,320 372,907
セグメント利益又は損失(△) △ 122,412
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 372,907
全社費用(注) △244,271
四半期連結損益計算書の営業利益 128,636
(注)全社費用△244,271千円は、主に各報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用であります。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
メタボロミクス バイオマーカー
計
事業 事業
売上高
923,697 2,472 926,169
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は
- - -
振替高
923,697 2,472 926,169
計
391,422 333,805
セグメント利益又は損失(△) △ 57,616
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 333,805
全社費用(注) △235,999
四半期連結損益計算書の営業利益 97,805
(注)全社費用△235,999千円は、主に各報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用であります。
13/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、
以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
(1)1株当たり四半期純利益 15円05銭 15円89銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 88,147 93,665
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
88,147 93,665
益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 5,857,251 5,895,688
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 15円00銭 15円87銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) 18,726 7,282
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株
- -
式で、前連結会計年度末から重要な変動があった
ものの概要
14/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
(重要な後発事象)
海外子会社の解散及び清算
当社は、2021年4月15日開催の取締役会において、下記のとおり、当社の連結子会社であるHuman Metabolome
Technologies Europe B.V.を解散及び清算することを決議いたしました。
1.解散及び清算に至った理由
欧州向けメタボローム解析サービス販売を行う子会社として、Human Metabolome Technologies Europe B.V.
を設立いたしました。その後、コロナ禍による欧州における経済活動の停滞やHuman Metabolome Technologies
Europe B.V.の財務状況等を踏まえ、今後の欧州市場における最適な事業形態について検討を行った結果、米国
子会社にて集中管理を行い、欧州における営業拠点は閉鎖することとして、同社を解散及び清算することとい
たしました。
2.解散する子会社の概要
(1) Human Metabolome Technologies Europe B.V.
名 称
(2) J.H. Oortweg 21, 2333 CH, Leiden, Netherlands
所 在 地
(3)
代表者の役職・氏名 代表取締役社長 星場 勉
(4)
事 業 内 容 欧州向けメタボローム解析サービス販売
(5) EUR790,605(102百万円) ※1
資 本 金
(6)
設 立 年 月 日 2017年4月4日
(7) Human Metabolome Technologies America, Inc. 100%
大株主及び持株比率
当社の子会社であるHuman Metabolome Technologies
資 本 関 係
America, Inc. 100%出資により設立。
上 場 会 社 と
人 的 関 係 該当事項はございません。
(8)
当 該 会 社 の 関 係
取 引 関 係 当社からの金銭貸付がございます。
関連当事者への該
当社の連結子会社であります。
当 状 況
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 ※1
2019年6月期 ※2 2020年6月期 ※3
決算期 2018年3月期
純 資 産 43百万円 20百万円 16百万円
総 資 産 46百万円 35百万円 20百万円
1 株 当 た り 純 資 産 86.30円 41.42円 20.70円
売 上 高 4百万円 39百万円 36百万円
営 業 利 益 △21百万円 △22百万円 △42百万円
経 常 利 益 △21百万円 △22百万円 △42百万円
当 期 純 利 益 △21百万円 △22百万円 △42百万円
1株当たり当期純利益 △43.81円 △44.88円 △53.32円
1 株 当 た り 配 当 金 0.00円 0.00円 0.00円
※1.2021年4月14日付レート1ユーロ:130.11円で換算しております。
※2.2019年6月期は決算期変更により、15ヶ月決算となっております。
※3.2020年6月期は増資により、1株当たり純資産及び1株当たり当期純利益の算出に使用する株数が変更となって
おります。
3.解散及び清算の時期
2021年9月(予定)当該子会社の株主総会で解散を決議
※清算の日程については、現地の法令等に従い必要な手続きが完了次第、清算結了となる見込みです。
4.解散後の欧州における体制について
Human Metabolome Technologies Europe B.V.の解散後につきましても、顧客に対するサービス提供について
は、当社の米国子会社であるHuman Metabolome Technologies America, Inc.において対応いたします。
5.今後の見通し
解散に伴う損失額については、現在精査中であります。
15/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
2【その他】
該当事項はありません。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年5月12日
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
取締役会 御中
新創監査法人
東京都中央区
指定社員
公認会計士
柳 澤 義 一 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士
上 条 香 代 子 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているヒューマン・メ
タボローム・テクノロジーズ株式会社の2020年7月1日から2021年6月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間
(2021年1月1日から2021年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年7月1日から2021年3月31日まで)に係る四
半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記につ
いて四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社及び連結子会社
の2021年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していない
と信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
その他の事項
会社の2020年6月30日をもって終了した前連結会計年度の第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間に係る
四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及び監査が
実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2020年5月12日付けで無限定の結論を表明しており、
また、当該連結財務諸表に対して2020年9月26日付けで無限定適正意見を表明している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
17/18
EDINET提出書類
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(E30071)
四半期報告書
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される
年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか
結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期
連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でな
い場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、
四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続で
きなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸
表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる
事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人
の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じて
いる場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18