朝日インテック株式会社 訂正有価証券届出書(参照方式)
提出書類 | 訂正有価証券届出書(参照方式) |
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提出日 | |
提出者 | 朝日インテック株式会社 |
カテゴリ | 訂正有価証券届出書(参照方式) |
EDINET提出書類
朝日インテック株式会社(E02349)
訂正有価証券届出書(参照方式)
【表紙】
【提出書類】 有価証券届出書の訂正届出書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年4月20日
【会社名】 朝日インテック株式会社
【英訳名】 ASAHI INTECC CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 宮田 昌彦
【本店の所在の場所】 愛知県瀬戸市暁町3番地100
【電話番号】 0561-48-5551(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 伊藤 瑞穂
【最寄りの連絡場所】 愛知県瀬戸市暁町3番地100
【電話番号】 0561-48-5551(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 伊藤 瑞穂
【届出の対象とした募集有価証券の種類】 新株予約権証券
(行使価額修正条項付新株予約権付社債券等)
【届出の対象とした募集金額】 その他の者に対する割当 83,904,000円
発行価額の総額に新株予約権の行使に際して
28,883,904,000円
払い込むべき金額の合計額を合算した金額
(注) 行使価額が修正又は調整された場合には、発行価額の総額
に新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の合計額を
合算した金額は増加又は減少する。
また、新株予約権の行使期間内に全部又は一部の行使が行
われない場合及び当社が取得した新株予約権を消却した場
合には、新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の合
計額は減少する。
【安定操作に関する事項】 該当事項なし
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(愛知県名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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訂正有価証券届出書(参照方式)
1 【有価証券届出書の訂正届出書の提出理由】
2021年4月12日付をもって提出した有価証券届出書及び2021年4月16日付をもって提出した有価証券届出書の訂正
届出書の記載事項に、当社の開示に伴い、募集又は売出しに関する特別記載事項等を追加するため、有価証券届出書
の訂正届出書を提出するものであります。
2 【訂正事項】
第一部 証券情報
第1 募集要項
1 新規発行新株予約権証券
(2) 新株予約権の内容等
募集又は売出しに関する特別記載事項
3 【訂正箇所】
訂正箇所は 罫で示してあります。
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第一部 【証券情報】
第1 【募集要項】
1 【新規発行新株予約権証券】
(2) 【新株予約権の内容等】
<訂正前>
(前略)
(注) 1 本新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権付社債券等)の発行により資金の調達をしようとする理由
(1) 資金調達の主な目的
(中略)
当社グループは、営業活動によるキャッシュフローの範囲内での設備投資等への資金の充当による事業拡
大を基本方針としておりますが、今回のような中期的な視野に立った戦略的提携や大型の設備投資のため
の資金を調達するにあたり、資金調達手法について検討を行った結果、財務基盤の強化に資するエクイ
ティ性のファイナンスによる実施が適切であると判断いたしました。今回の資金調達により、当社グルー
プのさらなる成長と安定的な財務体質の構築を実現し、企業価値の向上を図ることで、株主の皆様はじめ
ステークホルダーの利益の最大化に努めてまいります。
(注1) 「ガイドワイヤー」とは、詰まったり狭くなったりした血管を通過し、カテーテル治療に使用す
るバルーンカテーテルなどの様々な医療機器を病変部まで運ぶために必要なガイドとなる器具の
ことをいいます。
(中略)
(3) 本新株予約権を選択した理由
(中略)
その結果、以下に記載した本新株予約権の特徴を踏まえ、当社は、本新株予約権が上記の当社のニーズを
充足し得る現時点での最良の選択肢であると判断し、その発行を決議いたしました。
(本新株予約権の主な特徴)
(後略)
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<訂正後>
(前略)
(注) 1 本新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権付社債券等)の発行により資金の調達をしようとする理由
(1) 資金調達の主な目的
(中略)
当社グループは、営業活動によるキャッシュフローの範囲内での設備投資等への資金の充当による事業拡
大を基本方針としておりますが、今回のような中期的な視野に立った戦略的提携や大型の設備投資のため
の資金を調達するにあたり、資金調達手法について検討を行った結果、財務基盤の強化に資するエクイ
ティ性のファイナンスによる実施が適切であると判断いたしました。今回の資金調達により、当社グルー
プのさらなる成長と安定的な財務体質の構築を実現し、企業価値の向上を図ることで、株主の皆様はじめ
ステークホルダーの利益の最大化に努めてまいります。
なお、本新株予約権を選択した理由につきましては、下記「募集又は売出しに関する特別記載事項」もご
参照ください。
(注1) 「ガイドワイヤー」とは、詰まったり狭くなったりした血管を通過し、カテーテル治療に使用す
るバルーンカテーテルなどの様々な医療機器を病変部まで運ぶために必要なガイドとなる器具の
ことをいいます。
(中略)
(3) 本新株予約権を選択した理由
(中略)
その結果、以下に記載した本新株予約権の特徴を踏まえ、当社は、本新株予約権が上記の当社のニーズを
充足し得る現時点での最良の選択肢であると判断し、その発行を決議いたしました。
なお、本新株予約権を選択した理由につきましては、下記「募集又は売出しに関する特別記載事項」もご
参照ください。
(本新株予約権の主な特徴)
(後略)
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【募集又は売出しに関する特別記載事項】
<訂正前>
記載なし
<訂正後>
当社は、2021年4月20日付で、以下の内容を開示しております。
<エクイティ・ファイナンスによる資金調達を選択した理由>
・中期的な視野に立った戦略的提携や研究開発を中心とした大型の設備投資については、財務基盤の強化に資する
エクイティ・ファイナンスが適切であると判断いたしました。
・上場以来、数回のエクイティ・ファイナンスを通じて、研究開発機能の拡充や海外企業の買収といった成長戦略
をとっており、今回もその方針にて、更に成長を維持拡大していきたいと判断いたしました。
・今回のエクイティ・ファイナンスについては、新株予約権の行使可能期間は3年間であり、当該3年間分の戦略
的資金をカバーするためのものと位置付けております。なお、今後のすべての戦略的な資金をエクイティ・ファ
イナンスで調達するという訳ではなく、今回は大型投資案件が集中したためエクイティ・ファイナンスを実施さ
せていただきました。
<自己資本比率が高い中で、借入ではなくエクイティ・ファイナンスを実施した理由>
・エクイティ・ファイナンスにより財務基盤を厚くし、経営の安定性を確保したうえで、新規事業の拡大による成
長を積極的に追求していきたいという経営判断をいたしました。
・自己資本比率が高いなどの観点から、エクイティ・ファイナンスの必要性について問われることがありますが、
今後のM&Aなどのコーポレートアクションを取る上で、機動的に動ける手元資金を確保し、財務基盤を厚くするこ
とで、経営の安定性を向上させておくことが、積極的な戦略を進めるにあたっては適切であると判断いたしまし
た。
<あらゆるファイナンス手法がある中で、今回の新株予約権型ファイナンスを選択した理由>
・当社は、株主の皆様に対し、常に公明正大でありたいと考えており、上述のような、経営のポリシーや考え方を
正しくご理解いただいたうえで、中長期的な成長を共に歩んでいきたいと考えております。M&A実現時に借入を行
い、その後エクイティ・ファイナンスを行うケースはございますが、当社は、M&Aの実行に当たり、エクイティに
て資金調達して進めていくという当社ポリシーを、M&A実行前に正しく表明することがあるべき姿勢だと考えまし
た。
・また、今回新株予約権型ファイナンスを選択した経緯といたしましては、M&A案件の検討が先行しており、また
買収先様からの実行期限に関するご要望などから、限られた時間の中でM&Aの開示を行う必要性がありました。
M&Aの実施・進捗とエクイティ・ファイナンスを同時並行的に推進し、かつ当社の姿勢をM&A実行前に表明するた
めには、より機動性の高い手法として何があるのかを模索し、複数のファイナンス手法などを十分に検討した結
果、新株予約権型ファイナンスが最適な方法であると認識いたしました。
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<新株予約権型ファイナンスそのものに関するスキームの問題点に対する当社の認識>
・当社は、本スキームに対する批判的な意見も含め、あらゆる情報を収集した上で、空売り、市場売却、株価への
影響など、株主・投資家の皆様が気にされているポイントについて徹底的に調査・検討し、考えられ得るメリッ
ト・留意点を洗い出し、その上で議論に議論を重ねて、本スキームを選択いたしました。したがって、本スキー
ムの選択に際しては、徹底的かつ十分な検討がなされていると考えております。
・この度当社が実行する新株予約権型ファイナンスと類似する手法としてMSCBがございます。MSCBは、発行金額が
固定され株価下落局面で転換が進むと希薄化が増加する特徴がございますが、新株予約権型ファイナンスは発行
株式数が一定であり、希薄化が限定されているなどの違いがあります。また、新株予約権型ファイナンスは、あ
まり良くないイメージがあるとのご指摘をいただきましたが、当社はそのようなご指摘も踏まえた上で十分な検
討を重ねており、今般のファイナンスに際しましては、当スキームの特徴でもある機動性・柔軟性の観点と、当
社が複数のM&A案件を抱えていた状況を鑑み、前向きな意思決定として、複数の選択肢から当手法を選択しており
ます。
・株価の推移につきましても、過去数年間において新株予約権型ファイナンスなどを実施した日本企業の過去事例
と他の資金調達手法を採用したケースの比較検討を含めた確認などにより、株価下落が限定的であることについ
ても、検証を行っております。
今回のエクイティ・ファイナンスの実施により、中期的な視野に立った戦略的提携や大型設備投資への取り組みを
通じて、成長市場が求める医療に不可欠な製品を開発・供給していくことによってグローバル規模での持続的な成長
を目指し、SDGs(持続的な開発目標)の達成に貢献できる企業であり続けることで、社会からも市場からも評価される
企業として、さらなる成長を遂げて参りたいと考えております。
事業活動から得られる成果の一部は、株主の皆様に対して利益還元することが重要課題の一つとして認識してお
り、長期的な視野に立ち連結業績などを考慮しながら、配当を安定的に継続することを基本方針としております。
今後も、これらの戦略を通じて更なる企業価値の向上を目指し、株主の皆様とともに中長期的な成長を歩んでいき
たいと考えております。
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