小津産業株式会社 四半期報告書 第110期第3四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年4月14日
【四半期会計期間】 第110期第3四半期(自 2020年12月1日 至 2021年2月28日)
【会社名】 小津産業株式会社
【英訳名】 OZU CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 今枝 英治
【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋本町三丁目6番2号
【電話番号】 03(3661)9400
【事務連絡者氏名】 理事管理本部長 三﨑 剛志
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋本町三丁目6番2号
【電話番号】 03(3661)9400
【事務連絡者氏名】 理事管理本部長 三﨑 剛志
【縦覧に供する場所】 小津産業株式会社大阪支店
(大阪府大阪市中央区瓦町二丁目3番10号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第109期 第110期
回次 第3四半期 第3四半期 第109期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年6月1日 自2020年6月1日 自2019年6月1日
会計期間
至2020年2月29日 至2021年2月28日 至2020年5月31日
29,864,809 29,960,542 40,941,643
売上高 (千円)
418,733 797,361 571,519
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
447,810 528,514 570,524
(千円)
期)純利益
726,243 857,223 951,726
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
14,718,888 15,628,451 14,944,372
純資産額 (千円)
24,028,340 22,137,706 25,042,962
総資産額 (千円)
1株当たり四半期(当期)純利益
53.47 63.06 68.12
(円)
金額
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益金額
61.2 70.6 59.6
自己資本比率 (%)
第109期 第110期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2019年12月1日 自2020年12月1日
会計期間
至2020年2月29日 至2021年2月28日
37.26 21.83
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、以下
の変更が生じております。
(家庭紙・日用雑貨事業)
連結子会社であったアズフィット株式会社は、当社が保有する同社の株式の80%を2021年2月2日付で譲渡したこ
とに伴い、連結子会社から持分法適用関連会社へ変更しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末日現在、当社グループは、当社、子会社7社、関連会社2社及びその他の
関係会社1社により構成されております。
2/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(2020年6月1日~2021年2月28日)の業績は、売上高299億60百万円(前年同期比
0.3%増)、経常利益7億97百万円(前年同期比90.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億28百万円
(前年同期比18.0%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント別の状況は以下のとおりであります。
(不織布事業)
エレクトロニクス分野では、情報通信分野・製薬・車載用電子部品が堅調に推移、東南アジアの工場稼働率が復
調しつつあります。一方、年度前半は東南アジアの工場稼働率が低下していたこと、前年は新型コロナウイルス感
染症の影響によりクリーンルーム用マスクの需要が急激に増加したことの反動等により、前年同期に比べ、売上
高、利益面とも横ばいとなりました。
メディカル分野では、新型コロナウイルス感染症対策の衛生材料が好調推移し、売上高、利益面とも前年同期を
上回りました。
コスメティック分野では、東アジア市場向けの販売が増加に転じた一方、国内販売が低調に推移し、前年同期に
比べ、売上高は増加するも、利益面は減少いたしました。
小津(上海)貿易有限公司では、中国の工場稼働率が向上し、エレクトロニクス分野の需要が復調するも、エレ
クトロニクス分野以外が減速し、前年同期に比べ、売上高、利益面とも横ばいとなりました。
ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、除菌ウエット製品が好調を維持し、売上高、利益
面とも前年同期を上回りました。
アグリ分野を担う日本プラントシーダー株式会社では、国内外ともに販売が減少した影響により、売上高、利益
面とも前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は104億8百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は4億67百万円(前年同期比
26.1%増)となりました。
(家庭紙・日用雑貨事業)
当事業を担うアズフィット株式会社につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクや除菌製
品の需要が増加いたしましたが、得意先の商流変更の影響を受け、売上高が減少する得意先もあり、前年同期に比
べ、売上高は微減、利益面は増加いたしました。
この結果、売上高は194億72百万円(前年同期比2.2%減)、セグメント利益は2億25百万円(前年同期は45百万
円のセグメント損失)となりました。
(その他の事業)
その他の事業(除菌関連事業および不動産賃貸業)につきましては、売上高は79百万円(前年同期比14.5%
減)、セグメント利益は38百万円(前年同期比7.8%増)となりました。
(注)日本プラントシーダー株式会社およびアズフィット株式会社の決算期は2月末日のため、当第3四半期連結
累計期間には各社の2020年3月から2020年11月の実績が、株式会社ディプロおよびエンビロテックジャパン
株式会社の決算期は3月末日のため、当第3四半期連結累計期間には各社の2020年4月から2020年12月の実
績が反映されております。
3/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(2)財政状態の分析
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べて29億5百万円減少し、221億37百万円となりました。主な要因
は、「現金及び預金」の増加38億24百万円、「受取手形及び売掛金」の減少48億84百万円、「土地」の減少9億33
百万円であります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて35億89百万円減少し、65億9百万円となりました。主な要因
は、「支払手形及び買掛金」の減少25億44百万円、「短期借入金」の減少4億20百万円であります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて6億84百万円増加し、156億28百万円となりました。主な要
因は、「利益剰余金」の増加3億45百万円、「その他有価証券評価差額金」の増加3億23百万円であります。
(注)アズフィット株式会社の株式の一部を譲渡したことにより、同社を連結子会社から持分法適用関連会社へ変
更しております。これに伴い、資産、負債が減少しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループ全体の研究開発活動の状況に重要な変更はありませ
ん。
3【経営上の重要な契約等】
当社は2020年12月10日開催の取締役会において、当社の特定完全子会社であるアズフィット株式会社の株式の80%
をセンコーグループホールディングス株式会社へ譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしまし
た。なお、2021年2月2日付で株式譲渡を行っております。
詳細は、「第4経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりです。
4/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 25,000,000
計 25,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2021年4月14日)
(2021年2月28日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
8,435,225 8,435,225
普通株式
市場第一部 100株
8,435,225 8,435,225
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式総
資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
総数増減数 数残高
年月日
(千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
(千株) (千株)
2020年12月1日~
- 8,435 - 1,322,214 - 1,374,758
2021年2月28日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2020年11月30日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2021年2月28日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
52,100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - 単元株式数 100株
8,376,900 83,769
完全議決権株式(その他) 普通株式 同上
1単元(100株)未満の
6,225
単元未満株式 普通株式 -
株式
8,435,225
発行済株式総数 - -
83,769
総株主の議決権 - -
(注)「完全議決権株式(その他)」の中には、証券保管振替機構名義の株式が100株(議決権の数1個)含まれてお
ります。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数1個が含まれておりま
す。
②【自己株式等】
2021年2月28日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 に対する所有株
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都中央区日本橋本町
52,100 52,100 0.62
小津産業株式会社 -
三丁目6番2号
52,100 52,100 0.62
計 - -
2【役員の状況】
該当事項はありません。
6/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年12月1日から2021
年2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年6月1日から2021年2月28日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
7/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月31日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
2,569,712 6,394,488
現金及び預金
※ 8,380,532 ※ 3,495,821
受取手形及び売掛金
1,507,900 1,057,937
商品及び製品
602,081 690,705
原材料
677,993 274,460
その他
△ 183 △ 447
貸倒引当金
13,738,037 11,912,966
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
6,856,774 6,216,846
建物及び構築物
△ 3,453,682 △ 3,273,638
減価償却累計額
3,403,091 2,943,207
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具 2,107,048 2,132,625
△ 1,369,076 △ 1,490,096
減価償却累計額
737,971 642,528
機械装置及び運搬具(純額)
土地 2,272,153 1,339,010
549,995 506,714
その他
△ 334,081 △ 341,771
減価償却累計額
215,913 164,943
その他(純額)
28,666 8,030
建設仮勘定
6,657,796 5,097,720
有形固定資産合計
無形固定資産
87,530 104,798
その他
87,530 104,798
無形固定資産合計
投資その他の資産
3,980,767 4,576,255
投資有価証券
56,528 5,566
長期貸付金
23,261 27,153
繰延税金資産
508,116 415,047
その他
△ 9,076 △ 1,801
貸倒引当金
4,559,597 5,022,220
投資その他の資産合計
11,304,925 10,224,740
固定資産合計
25,042,962 22,137,706
資産合計
8/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月31日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
※ 4,887,229 ※ 2,343,148
支払手形及び買掛金
1,670,000 1,250,000
短期借入金
50,000
1年内返済予定の長期借入金 -
184,567 44,760
未払法人税等
41,887 59,209
賞与引当金
931,547 431,135
その他
7,715,232 4,178,254
流動負債合計
固定負債
500,000 500,000
社債
850,000 800,000
長期借入金
777,249 823,584
繰延税金負債
173,775 132,898
退職給付に係る負債
82,332 74,517
その他
2,383,357 2,330,999
固定負債合計
10,098,589 6,509,254
負債合計
純資産の部
株主資本
1,322,214 1,322,214
資本金
1,385,463 1,388,866
資本剰余金
10,449,393 10,795,360
利益剰余金
△ 67,719 △ 61,720
自己株式
13,089,351 13,444,721
株主資本合計
その他の包括利益累計額
1,852,571 2,176,067
その他有価証券評価差額金
3,124
△ 6,220
為替換算調整勘定
1,846,350 2,179,191
その他の包括利益累計額合計
8,670 4,538
非支配株主持分
14,944,372 15,628,451
純資産合計
25,042,962 22,137,706
負債純資産合計
9/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
29,864,809 29,960,542
売上高
25,391,605 25,144,227
売上原価
4,473,204 4,816,315
売上総利益
4,111,693 4,081,855
販売費及び一般管理費
361,510 734,459
営業利益
営業外収益
2,662 2,571
受取利息
62,490 71,159
受取配当金
14,253 28,414
その他
79,407 102,145
営業外収益合計
営業外費用
10,258 10,366
支払利息
2,243 2,259
売上割引
2,999 316
持分法による投資損失
5,311 5,463
為替差損
18,468
貸倒引当金繰入額 -
1,372 2,368
その他
22,185 39,243
営業外費用合計
418,733 797,361
経常利益
特別利益
246,464
固定資産売却益 -
38 0
投資有価証券売却益
1,100
-
ゴルフ会員権売却益
247,603 0
特別利益合計
特別損失
3,799 1,495
固定資産除却損
1,129
投資有価証券評価損 -
143,084
子会社株式売却損 -
6,840
-
子会社株式評価損
3,799 152,550
特別損失合計
662,536 644,811
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 205,619 106,707
8,072 13,722
法人税等調整額
213,692 120,429
法人税等合計
448,844 524,382
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
1,033
△ 4,131
に帰属する四半期純損失(△)
447,810 528,514
親会社株主に帰属する四半期純利益
10/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
448,844 524,382
四半期純利益
その他の包括利益
278,164 323,496
その他有価証券評価差額金
9,345
△ 765
為替換算調整勘定
277,399 332,841
その他の包括利益合計
726,243 857,223
四半期包括利益
(内訳)
725,210 861,355
親会社株主に係る四半期包括利益
1,033
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 4,131
11/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(連結の範囲及び持分法適用の範囲の重要な変更)
連結子会社であったアズフィット株式会社は、当社が保有する同社の株式の80%を2021年2月2日付でセンコー
グループホールディングス株式会社へ譲渡したことに伴い、連結子会社から持分法適用関連会社へ変更しておりま
す。
なお、当該変更は当第3四半期連結会計期間の属する連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える見込み
であります。影響の概要は、連結貸借対照表における資産、負債の減少、連結損益計算書における売上高の減少等
であります。
(会計方針の変更等)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについ
て)に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する仮定について重要な変更はありません。
12/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 四半期連結会計期間末日満期手形
四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、
当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が四半期連結会
計期間末日残高に含まれております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月31日) (2021年2月28日)
受取手形 101,669千円 89,447千円
支払手形 34,233 30,940
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
減価償却費 192,011千円 392,343千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年8月28日
普通株式 159,046 19 2019年5月31日 2019年8月29日 利益剰余金
定時株主総会
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年8月27日
普通株式 175,936 21 2020年5月31日 2020年8月28日 利益剰余金
定時株主総会
13/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
家庭紙・
(注)1 (注)2 計上額
不織布 計
日用雑貨
(注)3
売上高
外部顧客への売上
9,867,485 19,904,871 29,772,357 92,452 29,864,809 29,864,809
-
高
セグメント間の内
31,787 17,679 49,467 93,210 142,677
部売上高又は振替 △ 142,677 -
高
9,899,273 19,922,550 29,821,824 185,662 30,007,487 29,864,809
計 △ 142,677
セグメント利益又は
370,576 325,185 35,613 360,799 711 361,510
△ 45,390
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業及び除菌関連
事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額711千円は、セグメント間取引消去額であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
家庭紙・
(注)1 (注)2 計上額
不織布 計
日用雑貨
(注)3
売上高
外部顧客への売上
10,408,969 19,472,506 29,881,475 79,066 29,960,542 29,960,542
-
高
セグメント間の内
190,622 34,947 225,570 96,588 322,158
部売上高又は振替 △ 322,158 -
高
10,599,591 19,507,454 30,107,045 175,655 30,282,701 29,960,542
計 △ 322,158
467,424 225,637 693,062 38,392 731,454 3,005 734,459
セグメント利益
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業及び除菌関連
事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額3,005千円は、セグメント間取引消去額であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第3四半期連結会計期間において、アズフィット株式会社の株式の一部を譲渡し、連結子会社から持分法適
用関連会社へ変更しております。これにより、前連結会計年度の末日に比べ、家庭紙・日用雑貨セグメントの資
産の金額が7,059,260千円減少しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
14/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(企業結合等関係)
(子会社株式の一部譲渡)
当第3四半期連結累計期間において、連結子会社であったアズフィット株式会社(以下、「アズフィット」)の
株式の一部を譲渡し、連結子会社から持分法適用関連会社へ変更しております。
1.株式譲渡の概要
(1) 譲渡先企業の名称
センコーグループホールディングス株式会社
(2) 譲渡した子会社の名称及び事業の内容
子会社の名称 アズフィット株式会社
事業の内容 家庭紙・日用雑貨事業
(3) 株式譲渡を行った主な理由
当社グループは、「紙と不織布」を核とした製造商社として事業を展開しております。当社並びに連結子会社
である株式会社ディプロ、日本プラントシーダー株式会社及びエンビロテックジャパン株式会社では、エレクト
ロニクス分野、メディカル分野、コスメティック分野、コンシューマー分野、アグリ分野、除菌関連分野で機能
性不織布製品を中心に製造・販売しております。
また、連結子会社のアズフィットでは、ドラッグストア、スーパー、ホームセンター及びビル管理会社に対し
て、家庭紙・日用雑貨の販売を行っております。
本件の対象である家庭紙卸売業界においては、物流環境の変化、小売市場の変化により、近年卸売業に求めら
れる要求レベルが高まっております。その中にあって、当社と同じく家庭紙卸売業の子会社(アスト株式会社)
を有する総合物流企業のセンコーグループホールディングス株式会社とより強く結びつき、より強固な事業基盤
を目指すこととなりました。アズフィット並びにセンコーグループホールディングス株式会社(及びアスト株式
会社)は、互いに有力な仕入メーカー及び得意先を有しておりますが、本件による相乗効果により両社の優位性
を更に高めることが最良の選択肢であるとの結論に至りました。
コロナ禍のもと、当社グループは、株式会社ディプロの除菌ウエット製品、エンビロテックジャパン株式会社
の過酢酸製剤(除菌用途)並びに当社及びアズフィットにおけるマスクを市場に供給させていただいておりま
す。本件完了後においても、アズフィットでは当社グループ製品の拡販に一層努め、本件の効果の実現を図って
まいります。
(4) 株式譲渡日
2021年2月2日(みなし譲渡日 2020年11月30日)
(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金とする株式譲渡
2.実施した会計処理の概要
(1) 譲渡損益の金額
子会社株式売却損 143百万円
(2) 譲渡した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 5,499百万円
固定資産 2,707
資産合計
8,207
流動負債
3,447
固定負債 1,256
負債合計
4,703
(3) 会計処理
当該譲渡株式の売却価額と連結上の帳簿価額との差額等を「子会社株式売却損」として特別損失に計上して
おります。
3.譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
家庭紙・日用雑貨セグメント
4.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている譲渡した子会社に係る損益の概算額
累計期間
売上高
19,472百万円
営業利益 225
(注)アズフィットの決算期は2月末日のため、当第3四半期連結累計期間には2020年3月から2020年11月の
実績が反映されております。
15/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり四半期純利益金額 53円47銭 63円06銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) 447,810 528,514
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
447,810 528,514
益金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 8,374,808 8,381,352
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2【その他】
該当事項はありません。
16/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
17/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年4月14日
小 津 産 業 株 式 会 社
取 締 役 会 御 中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 永澤 宏一 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 水野 友裕 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられて
いる小津産業株式会社の2020年6月1日から2021年5月31日までの連結会計年度の第3四半
期連結会計期間(2020年12月1日から2021年2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間
(2020年6月1日から2021年2月28日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期
連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般
に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、小津産業株式会社及び連結子会社
の2021年2月28日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績
を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期
レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半
期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関す
る規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任
を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠
して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚
偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整
備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を
作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結
財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示す
る責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視
することにある。
18/19
EDINET提出書類
小津産業株式会社(E02842)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立
の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レ
ビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他
の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要
な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表におい
て、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に
表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関
する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記
事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でな
い場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められてい
る。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や
状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連
結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連す
る注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎と
なる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠
を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して
責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レ
ビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を
遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去
又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべ
き利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
19/19