SBI FinTech Solutions株式会社 四半期報告書 第10期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第10期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日) |
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提出日 | |
提出者 | SBI FinTech Solutions株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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SBI FinTech Solutions株式会社(E27562)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第2項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年2月10日
【四半期会計期間】 第10期第3四半期(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
【会社名】 SBI FinTech Solutions株式会社
【英訳名】 SBI FinTech Solutions Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 金子 雄一
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区渋谷二丁目1番1号
【電話番号】 (03) 3498-5011(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 経営財務本部長 阿部 純一郎
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区渋谷二丁目1番1号
【電話番号】 (03) 3498-5011(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 経営財務本部長 阿部 純一郎
【縦覧に供する場所】 該当事項なし
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第9期 第10期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第9期
累計期間 累計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日 自2019年4月1日
会計期間
至2019年12月31日 至2020年12月31日 至2020年3月31日
6,060,552 7,100,292 8,250,301
収益
(千円)
(第3四半期連結会計期間) ( 1,910,790 ) ( 2,414,643 )
(千円) 890,355 1,391,904 1,125,038
税引前四半期(当期)利益
四半期(当期)利益(親会社の所有
618,608 903,147 855,304
者に帰属)
(千円)
(第3四半期連結会計期間) ( 191,598 ) ( 474,678 )
四半期(当期)包括利益(親会社の
(千円) 602,563 933,306 811,646
所有者に帰属)
(千円) 3,890,672 4,642,020 4,099,755
親会社の所有者に帰属する持分
(千円) 38,045,848 47,502,335 24,204,128
総資産額
基本的1株当たり四半期(当期)利
24.61 37.84 33.95
益(親会社の所有者に帰属)
(円)
(第3四半期連結会計期間) ( 7.38 ) ( 21.00 )
希薄化後1株当たり四半期(当期)
(円) 24.28 37.59 33.51
利益(親会社の所有者に帰属)
(%) 10.22 9.72 16.94
親会社所有者帰属持分比率
(千円) 4,456,256 6,829,307 ( 5,395,540 )
営業活動によるキャッシュ・フロー
(千円) ( 394,226 ) ( 311,191 ) ( 698,629 )
投資活動によるキャッシュ・フロー
(千円) 4,817,044 10,311,311 1,932,577
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末(期
(千円) 31,365,553 35,005,051 18,204,528
末)残高
(注1)当社は要約四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
(注2)当社は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。
(注3)収益には、消費税等は含まれておりません。
(注4)第10期第3四半期連結累計期間におけるビジネスサーチテクノロジ株式会社の業績は非継続事業として表示し
ております。これにより第9期第3四半期連結累計期間及び第9期連結会計年度の収益及び税引前四半期(当
期)利益を遡及修正しております。
2【事業の内容】
企業支援サービス事業
当第3四半期連結累計期間において、当社のグループ子会社である ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を
譲渡いたしました。そのため2020年11月30日をもって、当該企業は当社グループの連結対象から除外されました 。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは ありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません 。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
( 1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内外で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影
響による企業収益の低下や雇用環境の悪化が続いており、極めて厳しい状況にあります。コロナ禍での事業継続、
消費者の嗜好変化に対応するため企業行動も変容しつつあり、リモートワークやEC化推進のためのIT投資等、コロ
ナ禍の適応需要が発生し、これらは不可逆的な動きとみられています。また新型コロナウイルス感染症拡大の防止
策を講じつつ、社会経済活動レベルの段階的引き上げや各種政策の効果等により一部持ち直しの動きがみられたも
のの、同感染症の感染再拡大の懸念が第3波により顕在化し、消費行動の制限が一部継続することや雇用調整給付
金等の反動で可処分所得が減少することを背景に、個人消費は低迷するとみられ今後の景気の先行きは、より一層
不透明感が増す状況となっております。
当社グループが事業展開する国内電子商取引(EC)市場は、コロナ禍においても巣ごもり消費を中心に一部の商
材においては売上を伸ばしており、濃淡はあるものの市場全体としては比較的堅調に推移しております。また
「Withコロナ」を意識し、これまで対面で行ってきた役務系サービスがオンラインへとシフトしてきているという
傾向も見て取れ、そういった状況に呼応するように新たに起業をする個人事業主の数もこれまでにない勢いで増え
ております。また国際送金市場においては、一部の国でビジネス目的や技能実習生等の入国が緩和されておりまし
たが、日本での感染拡大第3波による2度目の緊急事態宣言発出を受け、再び日本政府による外国人の出入国全面
禁止措置となったため、新規の技能実習生等を対象とした会員獲得については引き続き厳しい状態が続いておりま
す。これにより、地方の農林水産業においては人出不足が深刻となる中、アジア諸国でも日本への入国を希望する
人が多くいるにも関わらず、送り出しができないという状況ではあるものの、コロナ禍が落ち着いた後は、反転し
多くの滞留していた外国人労働者の流入が見込まれております。
このような環境のもと、当社グループは、当第3四半期連結会計期間において「総合FinTechソリューション企
業」として既存EC決済事業と共にコロナ禍にも強いクラウド関連事業にも注力することで成長を加速させ、顧客便
益の高いサービス展開による企業価値向上を目指すことを目標としたグループ経営を行ってまいりました。決済事
業における新規加盟店の獲得と売上の拡大、また国際送金市場の指標となる在留外国人数は減少したものの、為替
や一部の国向け送金で特需があった影響等から、送金金額や件数は想定よりも増加し、売上は堅調に推移いたしま
した。一方、事業拡大に向けた人員増等管理体制強化やシステム刷新を含む先行投資が増加したものの、当社のグ
ループ子会社であるビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を譲渡した影響等により、 当社グループの当第3
四半期連結累計期間における経営成績は、 収益7,100,292千円(前年同期比117.2%)、売上総利益4,800,034千円
(前年同期比108.1%)、営業利益1,529,260千円(前年同期比152.9%)、継続事業からの税引前四半期利益
1,391,904千円(前年同期比156.3%)、四半期利益901,131千円(前年同期比146.6%)、四半期利益(親会社の所
有者に帰属)903,147千円(前年同期比146.0%)となりました 。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①決済サービス事業
決済サービス事業におきましては、ECにおける決済ソリューションの提供を行っております。当社子会社であ
る株式会社ゼウス及び株式会社AXES Paymentが提供するクレジットカード決済、銀行振込決済、コンビニ決済
等、対面・非対面を含む様々な決済サービスが属しております。また新たな切り口でのサービス展開として、決
済サービスのトランザクションデータを元に売上予測をし、将来債権の買取等を行うファクタリングサービスを
提供しております。
当事業におきましては、営業の新規加盟店開拓 等 により、決済の取扱件数・取扱高は堅調に推移したものの、
決済関連のシステムインフラ投資やファクタリングサービスの原価等が膨らんだ結果、収益は2,365,059千円
(前年同期比108.5%)、営業利益は432,365千円(前年同期比69.8%)となりました。
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②個人向けマネーサービス事業
個人向けマネーサービス事業におきましては、SBIレミット株式会社及び韓国のSBI Cosmoney Co.,Ltd.による
「国際送金サービス」が属しております。
当事業におきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による入国制限により、国際送金にお
ける新規会員獲得が非常に難しい状態が継続しております。ですが為替の影響や在留期間が延長された外国人に
よる郷里送金が継続しており、また一部の国向けで特需が発生した等の特殊要因もあり、コロナ禍の最中におい
ても取扱金額及び送金件数は比較的堅調に推移した結果、 収益は4,005,297千円(前年同期比125.5%)、営業利
益は538,145千円(前年同期比120.2%)となりました。
③企業支援サービス事業
企業支援サービ ス事業におきましては、 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供する、企業の「バッ
クオフィス支援系クラウドサービス」や、持分法適用関連会社の株式会社ブロードバンドセキュリティが提供す
る「総合ITセキュリティサービス」等、セキュリティ関連サービス、企業の経理や会計・稟議システム等のバッ
クオフィス業務を支援する様々なサービスが属しております。
当 事業におきましては、ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を売却した影響等により、収益は
729,936千円(前年同期比105.8%)、営業利益は788,159千円(前年同期比513.7%)となりました。
(2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は47,502,335千円となり、前連結会計年度末の24,204,128千円から
23,298,207千円の増加となりました。また、資本合計は前連結会計年度末に比べ493,094千円増加し4,647,886千円
となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ為替変動の影響によ
る減少額28,904千円を含め16,800,523千円増加し、35,005,051千円となりました。当第3四半期連結累計期間にお
ける各キャッシュ・フローの状況及び主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において、営業活動によるキャッシュ・フローは6,829,307千円の収入(前年同期は
4,456,256千円の収入)となりました。これは主に仕入債務及びその他の債務の増減11,876,048千円によるもので
あります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において、投資活動によるキャッシュ・フローは311,191千円の支出(前年同期は
394,226千円の支出)となりました。これは主に無形資産の取得による支出1,051,806千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において、財務活動によるキャッシュ・フローは10,311,311千円の収入(前年同期は
4,817,044千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純増減額7,429,228千円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題は
ありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
株式譲渡契約
2020年 10月26日に、同日の取締役会決議に基づき、ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を株式会社ジー
ニーに譲り渡す旨の株式譲渡契約を締結し、同年11月30日に、当該株式を譲渡いたしました。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
42,800,000
普通株式
42,800,000
計
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在発行数
上場金融商品取引所
現在発行数(株) (株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2020年12月31日) (2021年2月10日) 商品取引業協会名
韓国取引所
当社は単元株制度を
(KOSDAQ市場)
24,048,040 24,048,040
普通株式 採用しておりませ
(注) ん。
24,048,040 24,048,040 - -
計
(注)当社株式については、韓国取引所KOSDAQ市場上場に際し、すべての発行済株式を韓国預託決済院(KSD)
に預託し、これを裏付けに発行された預託証券をもって上場するという手続を踏んでおります。このた
め、便宜上、当第3四半期会計期間末の預託証券保有者を株式名義人としております。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
総数増減数 総数残高 増減額 残高
年月日
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年10月1日~
- 24,048,040 - 1,452,667 -
1,314,224
2020年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第 3 四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2020年12月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 1,010,618 - -
完全議決権株式(その他) 普通株式 23,037,422 23,037,422 -
- - -
単元未満株式
24,048,040 - -
発行済株式総数
- 23,037,422 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年12月31日現在
発行済株式総
所有者の氏名又は 自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の 数に対する所
所有者の住所
名称 株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 有株式数の割
合(%)
SBI FinTech
東京都渋谷区渋谷
1,010,618 - 1,010,618 4.20
Solutions株式
二丁目1番1号
会社
計 - 1,010,618 - 1,010,618 4.20
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51
年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、「四半期連結財
務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準
第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から
2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る要約四半期
連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:千円)
当第3四半期
前連結会計年度
注記
連結会計期間
(2020年3月31日)
番号
(2020年12月31日)
資産
非流動資産
有形固定資産(純額) 13 828,202 817,762
13 95,064 -
のれん
13 1,251,329 2,069,576
無形資産
14 814,904 836,701
持分法で会計処理されている投資
401,129 359,412
繰延税金資産
21 549,958 2,133,677
その他の金融資産
19,489 14,296
その他の非流動資産
3,960,075 6,231,424
非流動資産合計
流動資産
796 331
棚卸資産
15 1,226,793 1,862,055
売上債権及びその他の債権
129,269 69
未収還付法人所得税
21 252,557 3,975,895
その他の金融資産
430,110 427,510
その他の流動資産
18,204,528 35,005,051
21
現金及び預金
20,244,053 41,270,911
流動資産合計
24,204,128 47,502,335
資産合計
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(単位:千円)
当第3四半期
前連結会計年度
注記
連結会計期間
(2020年3月31日)
番号
(2020年12月31日)
負債及び資本
負債
非流動負債
18,21 1,640,592 3,401,412
長期借入金
18,21 1,431,688 2,729,826
社債
19 93,371 93,407
引当金
268,039 128,547
その他の金融負債
3,433,690 6,353,192
非流動負債合計
流動負債
18,21 4,457,763 12,256,493
短期借入金
18,21 - 96,367
短期社債
20 11,097,841 23,027,480
仕入債務及びその他の債務
186,167 360,126
未払法人所得税
19 149,549 153,255
引当金
217,542 221,145
その他の金融負債
506,784 386,391
その他の流動負債
16,615,646 36,501,257
流動負債合計
20,049,336 42,854,449
負債合計
資本
1,452,667 1,452,667
資本金
( 16,189 ) ( 211,531 )
資本剰余金
3,253,002 3,764,513
利益剰余金
16 ( 521,597 ) ( 325,660 )
自己株式
( 68,128 ) ( 37,969 )
累積その他の包括利益
親会社の所有者に帰属する持分 4,099,755 4,642,020
55,037 5,866
非支配持分
4,154,792 4,647,886
資本合計
24,204,128 47,502,335
負債及び資本合計
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(2)【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
注記
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
番号
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
6,8 6,060,552 7,100,292
収益
( 1,619,568 ) ( 2,300,258 )
売上原価
4,440,984 4,800,034
売上総利益
( 1,452,941 ) ( 1,742,985 )
販売費
( 1,957,778 ) ( 2,134,365 )
管理費
( 30,360 ) 606,576
その他の収益・費用
999,905 1,529,260
営業利益
9
10,796 25,196
金融収益
3,539 ( 47,695 )
為替差損益
9 ( 128,144 ) ( 146,294 )
財務費用
4,259 31,437
14
持分法による投資損益
890,355 1,391,904
継続事業からの税引前四半期利益
( 327,165 ) ( 522,074 )
10
法人所得税
563,190 869,830
継続事業からの四半期利益
51,601 31,301
非継続事業からの四半期利益
614,791 901,131
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
1,771 2,840
融資産の純変動
1,771 2,840
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
( 18,286 ) 27,709
為替換算調整勘定
( 18,286 ) 27,709
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
( 16,515 ) 30,549
税引後その他の包括利益
598,276 931,680
四半期包括利益
四半期利益の帰属
618,608 903,147
親会社の所有者
( 3,817 ) ( 2,016 )
非支配持分
614,791 901,131
四半期利益
四半期包括利益の帰属
602,563 933,306
親会社の所有者
( 4,287 ) ( 1,626 )
非支配持分
598,276 931,680
四半期包括利益
1株当たり四半期利益
24.61 37.84
継続事業(円) 12
非継続事業(円) 12 2.24 1.36
1株当たり四半期利益(円) 12 26.85 39.20
希薄化後1株当たり四半期利益
24.28 37.59
継続事業(円) 12
非継続事業(円) 12 2.21 1.35
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 12 26.49 38.94
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:千円)
前第3四半期 当第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
注記
(自2019年10月1日 (自2020年10月1日
番号
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
6,8 1,910,790 2,414,643
収益
( 519,501 ) ( 834,421 )
売上原価
1,391,289 1,580,222
売上総利益
販売費 ( 517,260 ) ( 644,284 )
( 633,671 ) ( 773,033 )
管理費
3,844 642,287
その他の収益・費用
244,202 805,192
営業利益
9
金融収益 1,356 9,007
43,804 ( 18,236 )
為替差損益
9 ( 38,885 ) ( 44,862 )
財務費用
8,783 34,083
14
持分法による投資損益
継続事業からの税引前四半期利益 259,260 785,184
( 89,725 ) ( 301,888 )
10
法人所得税
169,535 483,296
継続事業からの四半期利益
21,414 ( 9,101 )
非継続事業からの四半期利益
190,949 474,195
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
654 ( 2,905 )
融資産の純変動
654 ( 2,905 )
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
22,657 17,877
為替換算調整勘定
22,657 17,877
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
23,311 14,972
税引後その他の包括利益
214,260 489,167
四半期包括利益
四半期利益の帰属
191,598 474,678
親会社の所有者
( 649 ) ( 483 )
非支配持分
190,949 474,195
四半期利益
四半期包括利益の帰属
214,463 489,361
親会社の所有者
( 203 ) ( 194 )
非支配持分
214,260 489,167
四半期包括利益
1株当たり四半期利益
7.38 21.00
継続事業(円) 12
非継続事業(円) 12 0.93 ( 0.40 )
1株当たり四半期利益(円) 12 8.31 20.60
希薄化後1株当たり四半期利益
7.30 20.85
継続事業(円) 12
非継続事業(円) 12 0.92 ( 0.39 )
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 12 8.22 20.46
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(3)【要約四半期連結持分変動計算書】
前 第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本剰余金
注
記
資本金 利益剰余金 自己株式
その他資本 資本剰余金
資本準備金
剰余金 合計
1,452,667 1,314,224 ( 1,330,413 ) ( 16,189 ) 2,789,334 ( 521,597 )
2019年4月1日残高
四半期包括利益
618,608
四半期利益
税引後その他の包括利益
- - - - 618,608 -
四半期包括利益合計
11 ( 391,636 )
剰余金の配当
1,452,667 1,314,224 ( 1,330,413 ) ( 16,189 ) 3,016,306 ( 521,597 )
2019年12月31日残高
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
累積その他の包括利益
その他の包
親会社の所
注
括利益を通
非支配持分 資本合計
有者に帰属
累積その他
記
じて公正価 為替換算調
する持分合
の包括利益
値で測定す 整勘定
計
合計
る金融資産
の純変動
( 1,765 ) ( 22,705 ) ( 24,470 ) 3,679,745 60,724 3,740,469
2019年4月1日残高
四半期包括利益
618,608 ( 3,817 ) 614,791
四半期利益
1,771 ( 17,816 ) ( 16,045 ) ( 16,045 ) ( 470 ) ( 16,515 )
税引後その他の包括利益
1,771 ( 17,816 ) ( 16,045 ) 602,563 ( 4,287 ) 598,276
四半期包括利益合計
11 ( 391,636 ) ( 391,636 )
剰余金の配当
6 ( 40,521 ) ( 40,515 ) 3,890,672 56,437 3,947,109
2019年12月31日残高
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当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本剰余金
注
記
資本金 利益剰余金 自己株式
その他資本 資本剰余金
資本準備金
剰余金 合計
1,452,667 1,314,224 ( 1,330,413 ) ( 16,189 ) 3,253,002 ( 521,597 )
2020年4月1日残高
四半期包括利益
903,147
四半期利益
税引後その他の包括利益
四半期包括利益合計 - - - - 903,147 -
11 ( 391,636 )
剰余金の配当
支配継続子会社に対する持
17 595 595
分変動
17 ( 195,937 ) ( 195,937 ) 195,937
自己株式の消却
1,452,667 1,314,224 ( 1,525,755 ) ( 211,531 ) 3,764,513 ( 325,660 )
2020年12月31日残高
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
累積その他の包括利益
その他の包
親会社の所
注
括利益を通
非支配持分 資本合計
有者に帰属
累積その他
記
じて公正価 為替換算調
する持分合
の包括利益
値で測定す 整勘定
計
合計
る金融資産
の純変動
( 1,653 ) ( 66,475 ) ( 68,128 ) 4,099,755 55,037 4,154,792
2020年4月1日残高
四半期包括利益
903,147 ( 2,016 ) 901,131
四半期利益
2,840 27,319 30,159 30,159 390 30,549
税引後その他の包括利益
四半期包括利益合計 2,840 27,319 30,159 933,306 ( 1,626 ) 931,680
11 ( 391,636 ) ( 391,636 )
剰余金の配当
支配継続子会社に対する持
17 595 ( 47,545 ) ( 46,950 )
分変動
17 - -
自己株式の消却
1,187 ( 39,156 ) ( 37,969 ) 4,642,020 5,866 4,647,886
2020年12月31日残高
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(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
番号
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1.営業活動によるキャッシュ・フロー
890,355 1,391,904
継続事業からの税引前四半期利益
79,279 46,876
非継続事業からの税引前四半期利益
969,634 1,438,780
(1)税引前四半期利益
(2)加減
356,319 468,589
減価償却費及び償却費
( 10,805 ) ( 25,196 )
金融収益
128,144 146,294
財務費用
( 67,081 ) 87,294
為替差損益
( 4,259 ) ( 31,437 )
持分法による投資損益
- 3,049
固定資産除却損
- ( 684,642 )
子会社株式売却益
1,720 ( 413 )
雑損失(雑収入)
404,038 ( 36,462 )
(3)運転資本の増減
2,126,875 ( 665,293 )
売上債権及びその他の債権の増減
500 186
棚卸資産の増減
( 197 ) 2,715
貸倒引当金の増減
( 499,261 ) ( 5,406,393 )
その他資産の増減
2,241,745 11,876,048
仕入債務及びその他の債務の増減
( 23,946 ) 17,770
引当金の増減
24,904 ( 74,061 )
その他負債の増減
3,870,620 5,750,972
小計 5,244,292 7,153,290
( 111,712 ) ( 116,469 )
2.利息の支払額
( 676,324 ) ( 207,514 )
3.法人所得税の支払額
4,456,256 6,829,307
営業活動によるキャッシュ・フロー
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(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
番号
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
9,031 121,312
匿名組合からの分配による収入
5,559 4,332
利息及び配当金の受取額
( 59,312 ) ( 194,144 )
有形固定資産の取得による支出
- 817,521
子会社株式の売却による収入
( 368,834 ) ( 1,051,806 )
無形資産の取得による支出
- ( 7,909 )
差入営業保証金の純増減額
19,330 ( 497 )
その他の収入(支出)
( 394,226 ) ( 311,191 )
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
4,989,885 7,429,228
短期借入金の純増減額
1,024,000 2,776,417
長期借入金の借入による収入
( 630,083 ) ( 651,183 )
長期借入金の返済による支出
- 1,430,879
社債の発行による収入
- ( 50,000 )
社債の償還による支出
( 175,122 ) ( 185,445 )
リース債務の支払額
( 391,636 ) ( 391,636 )
配当金の支払額
非支配持分からの子会社持分取得による
- ( 46,949 )
支出
4,817,044 10,311,311
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増加額(減少額)
8,879,074 16,829,427
22,476,990 18,204,528
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響
9,489 ( 28,904 )
額
31,365,553 35,005,051
現金及び現金同等物の四半期末残高
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四半期報告書
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
SBI FinTech Solutions株式会社 (以下、「当社」)は日本に所在する企業であります。
その登記している本社及び主要な事業所の住所は当社のウェブサイト(URL https://www.sbi-finsol.co.jp/)
で開示されております。
当社の 要約四半期連結財務諸表 は、2020年12月31日を期末日とし、当社及びその子会社(以下、「当社グルー
プ」)により構成されております。
当社グループは、電子商取引業者(以下、「加盟店」)と最 終消費者間の決済が安全かつ簡単で、そして低コ
ストで行われるように取次ぐ決済サービス事業 、国際送金の個人向けマネーサービス事業及び企業のバックオ
フィスやEC事業者の集客を支援する企業支援サービス事業を営んでおります。各事業の内容については注記6に
記載しております。
2.作成の基礎
IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭
和51年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、「四半
期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、
国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しており、年次連結財務諸表で要求されているすべての
情報が含まれていないため、2020年3月31日に終了した連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべき
ものであります。
3.重要な会計方針
当社グループが要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、2020年3月31日に
終了した連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。また、四半期連結累計
期間の法人所得税は年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
表示方法の変更
(要約四半期連結包括利益計算書)
非継続事業に分類した事業に係る損益は、要約四半期連結包括利益計算書において継続事業の当期利益の
後に法人所得税費用控除後の金額で区分表示しております。
非継続事業に分類した事業に関して、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間の要約四
半期連結包括利益計算書、前第3四半期連結累計期間の要約四半期キャッシュ・フロー計算書並びに関連す
る要約四半期連結財務諸表注記を一部組み替えて表示しております。なお、要約四半期連結キャッシュ・フ
ロー計算書における、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー及び財務活
動によるキャッシュ・フローは、継続事業及び非継続事業の両事業から発生したキャッシュ・フローの合計
額で表示しております。
4.重要な会計上の判断及び不確実性の見積りの主要な源泉
要約四半期連結財務諸表の作成に当たり、見積り及び仮定を行うことが要求されます。
要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断については、原則として、2020
年3月31日に終了した連結会計年度に係る連結財務諸表での開示内容と同様であります。
見積り及び仮定は個々の経験と利用可能なその他の要因に基づいております。そのため、実績値はこのような
見積り値と異なる可能性があります。
見積り及び基礎となる仮定は継続的に見直されています。会計上の見積りの修正は、修正した期間のみに影響
を与える場合は修正が行われた当該期間に認識され、修正した期間及び将来の期間の双方に影響を及ぼす場合に
は当該期間及び将来の期間で認識します。
5.連結範囲の変更
本要約四半期連結財務諸表における連結範囲は、以下を除き、2020年3月31日に終了した連結会計年度に係る
連結財務諸表から重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、SBI City Express Global株式会社の会社清算手続きが完了したことに
伴い、連結の範囲から除外しており、また当第3四半期連結会計期間において、ビジネスサーチテクノロジ株式
会社の全株式を譲渡したことに伴い、連結の範囲から除外しております。
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6.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであ
ります。
また、当社グループの報告セグメントはサービスの性質や対象顧客の類似性を勘案し、売上高の推移 等、 経
済的特徴が概ね類似している事業セグメントを集約しております。
決済サービス事業はECにおける決済ソリューションの提供を行っております。クレジットカード決済、銀行
振込決済、コンビニ決済 等、 対面・非対面を含む様々な決済サービスが属しております。なお、決済サービス
事業のセグメント間収益には本社機能に係る収益が含まれております。
個人向けマネーサービス事業は国際送金サービスが属しております。なお、2020年9月30日付でSBI City
Express Global株式会社の会社清算手続きが完了したことにより、SBI City Express Global株式会社は当社
グループの連結対象から除外しております。
企業支援サービス事業は企業のバックオフィス支援やサイト内検索エンジン及びITセキュリティサービス
等、企業向けの様々な支援サービスが属しております。なお、2020年11月30日付で当社はビジネスサーチテク
ノロジ株式会社の全株式を譲渡したことにより、ビジネスサーチテクノロジ株式会社は当社の連結対象から除
外しております。その業績は前第3四半期連結累計期間及び2019年4月1日から支配喪失日までの期間におい
て非継続事業として表示しているため、IFRS第8号「事業セグメント」の開示要求は適用しておりません。
また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの重要な事業部門は日本国のみに存在しており、
当社グループの連結収益の10%以上を占める日本以外の地域が存在しないため、地域別情報の開示を省略して
おり、連結収益の10%以上を構成する単一の外部顧客との取引もないため主要な顧客に関する情報の開示も省
略しております。
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(2)報告セグメントの収益合計
前第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
(単位:千円)
企業支援サー
個人向けマ
調整額
決済サービス
ビス事業
ネーサービス 合計
(注2)
事業
(注3)
事業
2,179,692 3,191,060 689,800 - 6,060,552
外部顧客からの収益
セグメント間収益(注1) 83,316 - 46,004 ( 129,320 ) -
2,263,008 3,191,060 735,804 ( 129,320 ) 6,060,552
連結収益合計
619,174 447,740 153,424 ( 220,433 ) 999,905
営業利益
- - - - 10,796
金融収益
- - - - ( 128,144 )
財務費用
- - - - 3,539
為替差損益
- - 4,259 - 4,259
持分法による投資損益
- - - - 890,355
税引前四半期利益
その他項目
( 126,032 ) ( 129,952 ) ( 68,337 ) ( 8,509 ) ( 332,830 )
減価償却費及び償却費
当第3四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年12月31日)
(単位:千円)
企業支援サー
個人向けマ
調整額
決済サービス
ビス事業
ネーサービス 合計
(注2)
事業
(注3)
事業
2,365,059 4,005,297 729,936 - 7,100,292
外部顧客からの収益
セグメント間収益(注1) 84,964 - 51,260 ( 136,224 ) -
2,450,023 4,005,297 781,196 ( 136,224 ) 7,100,292
連結収益合計
432,365 538,145 788,159 ( 229,409 ) 1,529,260
営業利益
- - - - 25,196
金融収益
- - - - ( 146,294 )
財務費用
- - - - ( 47,695 )
為替差損益
- - 31,437 - 31,437
持分法による投資損益
- - - - 1,391,904
税引前四半期利益
その他項目
( 140,273 ) ( 198,197 ) ( 97,217 ) ( 8,416 ) ( 444,103 )
減価償却費及び償却費
(注1) セグメント間収益は、独立第三者間取引における価格に基づいております。
(注2) 当第3四半期連結累計期間における営業利益の「調整額」(229,409千円)、前第3四半期連結累計期
間(220,433千円)は、報告セグメントに帰属しない本社機能に係る全社費用であります。
(注3) 当第3四半期連結累計期間における企業支援サービス事業の営業利益は、ビジネスサーチテクノロジ株
式会社の子会社株式売却益684,642千円を含んでおります。
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前第3四半期連結会計期間(自2019年10月1日 至2019年12月31日)
(単位:千円)
企業支援サー
個人向けマ
調整額
決済サービス
ビス事業
ネーサービス 合計
(注2)
事業
(注3)
事業
735,583 943,537 231,670 - 1,910,790
外部顧客からの収益
セグメント間収益(注1) 27,685 - 15,937 ( 43,622 ) -
763,268 943,537 247,607 ( 43,622 ) 1,910,790
連結収益合計
237,798 13,419 51,104 ( 58,119 ) 244,202
営業利益
- - - - 1,356
金融収益
- - - - ( 38,885 )
財務費用
- - - - 43,804
為替差損益
- - 8,783 - 8,783
持分法による投資損益
- - - - 259,260
税引前四半期利益
その他項目
( 41,934 ) ( 45,929 ) ( 24,292 ) ( 2,806 ) ( 114,961 )
減価償却費及び償却費
当第3四半期連結会計期間(自2020年10月1日 至2020年12月31日)
(単位:千円)
企業支援サー
個人向けマ
調整額
決済サービス
ビス事業
ネーサービス 合計
(注2)
事業
(注3)
事業
862,380 1,316,126 236,137 - 2,414,643
外部顧客からの収益
セグメント間収益(注1) 24,444 - 15,992 ( 40,436 ) -
886,824 1,316,126 252,129 ( 40,436 ) 2,414,643
連結収益合計
103,404 80,057 704,714 ( 82,983 ) 805,192
営業利益
- - - - 9,007
金融収益
- - - - ( 44,862 )
財務費用
- - - - ( 18,236 )
為替差損益
- - 34,083 - 34,083
持分法による投資損益
- - - - 785,184
税引前四半期利益
その他項目
( 50,186 ) ( 66,953 ) ( 35,806 ) ( 2,806 ) ( 155,751 )
減価償却費及び償却費
(注1) セグメント間収益は、独立第三者間取引における価格に基づいております。
(注2) 当第3四半期連結会計期間における営業利益の「調整額」(82,983千円)、前第3四半期連結会計期間
(58,119千円)は、報告セグメントに帰属しない本社機能に係る全社費用であります。
(注3) 当第3四半期連結会計期間における企業支援サービス事業の営業利益は、ビジネスサーチテクノロジ株
式会社の子会社株式売却益684,642千円を含んでおります。
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7.非継続事業
当第3四半期連結累計期間
ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式譲渡について
当社は、2020年10月26日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるビジネスサーチテクノロジ株
式会社の全株式を株式会社ジーニーに譲渡することを決議し、同日に株式譲渡契約を締結いたしました。な
お、本株式譲渡に伴い、当第3四半期連結会計期間において、ビジネスサーチテクノロジ株式会社は当社グ
ループの連結の範囲から除外しております。これにより、当社グループは、2019年4月1日から支配喪失日
までの企業支援サービス事業の内、ビジネスサーチテクノロジ株式会社の損益は、継続事業から分離して非
継続事業として表示しております。
(1)株式譲渡の理由
昨今の「働き方改革関連法」施行や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大は、対面型ビジネスから非
対面型ビジネスモデルへの転換、時間や場所に縛られない柔軟な働き方の実現に向けたテレワークの導入等
様々な分野において大きな変革期を迎えており、当社にとって重要な成長機会になると共に競争環境の変化へ
のより一層の備えを求められる状況となりました。このような環境変化を受け、当社は経営資源を決済代行
サービスや国際送金サービス、バックオフィス支援サービスといったフィンテックに近い領域に集中させ、よ
り一層の企業価値向上を図っていくことが最善であると判断し、今後の運営体制について様々な観点から検討
を重ねてまいりました。
一方、マーケティング分野においてサイト内検索サービスを展開するビジネスサーチテクノロジ株式会社
は、今後の成長戦略において相乗効果の期待できるパートナーとの協業の可能性を模索しておりました。この
ような状況の中、マーケティングテクノロジー事業を展開する株式会社ジーニーと連携し、事業を推進してい
くことが両社の成長と競争力強化に繋がるとの結論に至り、全株式を譲渡することといたしました。
(2)株式譲渡の相手先の概要
名称 株式会社ジーニー
東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー6階
所在地
代表取締役社長 工藤 智昭
代表者の役職・氏名
事業内容 マーケティングテクノロジー事業
設立年月日 2010年4月14日
資本金 1,546百万円(連結・2020年9月末現在)
経営陣 40.01%
ソフトバンク株式会社 31.27%
大株主及び持株比率
トランス・コスモス株式会社 等 12.46%
(3)株式譲渡実行日
2020年11月30日
(4)異動する子会社の概要
名称 ビジネスサーチテクノロジ株式会社
東京都渋谷区渋谷二丁目1番1号 青山ファーストビル9階
所在地
代表取締役社長 川邉 雄司
代表者の役職・氏名
事業内容 サイト内検索サービス
セグメントの名称 企業支援サービス事業
設立年月日 2004年2月9日
資本金 60,000千円
SBI FinTech Solutions株式会社 100%
大株主及び持株比率
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(5)譲渡株式数、譲渡価額、譲渡損益及び譲渡前後の所有株式の状況
シリーズA優先株式:36,100株
シリーズB優先株式: 3株
譲渡前の所有株式数
(議決権所有割合 100%)
シリーズA優先株式:36,100株
譲渡株式数
シリーズB優先株式: 3株
譲渡価額 1,100,000千円
-株(議決権所有割合 -%)
譲渡後の所有株式数
(6)非継続事業の損益
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
収益(注) 330,234 303,200
(250,955) (256,324)
費用
79,279 46,876
非継続事業からの税引前四半期利益
(27,678) (15,575)
法人所得税費用
51,601 31,301
非継続事業からの四半期利益
非継続事業からの四半期利益の帰属
51,601 31,301
親会社の所有者
- -
非支配持分
51,601 31,301
非継続事業からの四半期利益
(注)収益には、その他の収益・費用に含まれるその他の収益と金融収益が含まれております。
(7)非継続事業の キャッシュ・フロー
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日 至2020年12月31日
89,406 42,940
営業活動によるキャッシュ・フロー
(24,785) (19,167)
投資活動によるキャッシュ・フロー
(200,011) -
財務活動によるキャッシュ・フロー
(135,390) 23,773
合計
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8.収益
「収益」の分解は、以下のとおりであります。なお、グループ会社間の内部取引控除後の金額で表示しており
ます。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
報告セグメント
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
決済サービス事業
決済サービス 1,985,137 2,060,855
その他 194,555 304,204
合計 2,179,692 2,365,059
個人向けマネーサービス事業
国際送金サービス 3,135,665 3,948,368
55,395 56,929
その他
3,191,060 4,005,297
合計
企業支援サービス事業
バックオフィス支援サービス 562,178 605,394
サイト内検索サービス - -
その他 127,622 124,542
合計 689,800 729,936
連結収益合計 6,060,552 7,100,292
(単位:千円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自2019年10月1日 (自2020年10月1日
報告セグメント
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
決済サービス事業
決済サービス 658,158 728,611
その他 77,425 133,769
合計 735,583 862,380
個人向けマネーサービス事業
国際送金サービス 925,101 1,295,594
18,436 20,532
その他
943,537 1,316,126
合計
企業支援サービス事業
バックオフィス支援サービス 189,623 194,358
サイト内検索サービス - -
その他 42,047 41,779
合計 231,670 236,137
連結収益合計 1,910,790 2,414,643
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9.金融収益及び財務費用
当社グループの金融収益の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
受取利息
現金及び預金 1,329 815
その他の金融資産(FVTPL) 2,240 1,915
受取配当金
その他の金融資産(FVTPL) 1,785 1,358
その他の金融資産(FVTOCI) 195 244
有価証券評価益
その他の金融資産(FVTPL) 5,247 20,864
合計 10,796 25,196
当社グループの金融資産別の金融収益の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
貸付金及び債権(現金及び預金)
償却原価で測定される金融資産に係る受取利
1,329 815
息
その他の金融資産
FVTPL 9,272 24,137
FVTOCI 195 244
合計 10,796 25,196
当社グループの財務費用に関する内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
借入金に係る利息費用(注) (122,164) (143,564)
リース債務に係る利息費用 (4,203) (2,694)
資産除去債務に係る利息費用 (51) (36)
償却原価で測定される金融負債に対する利息費
(126,418) (146,294)
用
FVTPLとして指定された金融資産の公正価値に
(1,726) -
対する評価損
合計 (128,144) (146,294)
(注)当社グループは、国際送金事業における関東財務局への供託金に代えて、株式会社あおぞら銀行、SBI損
害保険株式会社及びSBI生命保険株式会社より、極度額合計6,600,000千円の履行保証の提供、株式会社千
葉興業銀行、株式会社清水銀行及び株式会社筑波銀行より社債発行額3,000,000千円の社債保証を受けて
おり、当該保証料は借入金に係る利息費用に含まれております。
なお、当社は、株式会社あおぞら銀行にSBIレミット株式会社の極度額3,000,000千円(極度額は最大
5,000,000千円まで増額可能)の履行保証に関してスポンサー・レターを差し入れており、ソウル保証保
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険株式会社にSBI Cosmoney Co., Ltd.の保証金額16,000,000千ウォン(最大20,800,000千ウォン)の履行
保証に関して連帯保証を差し入れております。SBIレミット株式会社及びSBI Cosmoney Co., Ltd.が営業
上 の契約履行義務等を履行できない場合、当該債務を負担する必要があります。
10.法人所得税
当社グループの当第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結累計期間の法人所得税は、2021年3月31日時
点及び2020年3月31日時点の実効税率を合理的に見積り算定しております 。当第3四半期連結累計期間及び 前第
3四半期連結累計期間における法人所得税の負担率は、それぞれ37.50%及び36.74%であります。
11.配当金
当第3四半期連結累計期間において、1株当たり17円(総額391,636千円)の配当を支払っております。
なお、前第3四半期連結累計期間は、1 株当たり17円(総額 391,636 千円)の配当を支払っております 。
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12.1株当たり利益
(1)基本的1株当たり利益
基本的1株当たり利益は当社の株主に帰属する利益を各四半期連結累計期間及び各四半期連結会計期間中
の加重平均普通株式数で割って計算しており、各四半期連結累計期間及び各四半期連結会計期間中の基本的
1株当たり利益の算定内容は以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益
継続事業(千円)
567,007 871,846
非継続事業(千円)
51,601 31,301
親会社の所有者に帰属 する四半期利益 (千
618,608 903,147
円)
加重平均普通株式数(株)
23,037,422 23,037,422
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四
半期利益
継続事業(円) 24.61 37.84
非継続事業(円)
2.24 1.36
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり
26.85 39.20
四半期利益(円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自2019年10月1日 (自2020年10月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益
継続事業(千円)
170,185 487,779
非継続事業(千円)
21,413 (9,101)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益 (千
191,598 474,678
円)
加重平均普通株式数(株)
23,037,422 23,037,422
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四
半期利益
継続事業(円) 7.38 21.00
非継続事業(円)
0.93 (0.40)
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり
8.31 20.60
四半期利益(円)
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(2)希薄化後1株当たり利益
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益
継続事業(千円)
567,007 871,846
非継続事業(千円)
51,601 31,301
親会社の所有者に帰属 する四半期利益 (千
618,608 903,147
円)
加重平均普通株式数(株)
23,349,691 23,196,348
親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当た
り四半期利益
継続事業(円)
24.28 37.59
非継続事業(円)
2.21 1.35
親会社の所有者に帰属する希薄化後四半期利
26.49 38.94
益(円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自2019年10月1日 (自2020年10月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益
継続事業(千円)
170,185 487,779
非継続事業(千円)
21,413 (9,101)
親会社の所有者に帰属 する四半期利益 (千
191,598 474,678
円)
加重平均普通株式数(株)
23,349,691 23,196,348
親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当た
り四半期利益
継続事業(円)
7.30 20.85
非継続事業(円)
0.92 (0.39)
親会社の所有者に帰属する希薄化後四半期利
8.22 20.46
益(円)
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13.有形固定資産、のれん及び無形資産
当社グループの有形固定資産、のれん及び無形資産の帳簿価額の増減内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
有形固定資産 のれん 無形資産 合計
1,251,329
2020年4月1日残高 828,202 95,064 2,174,595
取得 213,656 - 1,098,279 1,311,935
連結除外による減少 (1,025) (95,064) (60,228) (156,317)
処分 (59) - (2,990) (3,049)
減価償却費及び償却費
(225,439) - (218,664) (444,103)
(注2)
外貨換算差額 2,427 - 1,850 4,277
2020年12月31日残高
817,762 - 2,069,576 2,887,338
(注 1 )
(注1)有形固定資産には使用権資産が369,547千円含まれております。
(注2)減価償却費及び償却費は、要約四半期連結包括利益計算書の「売上原価」、「管理費」及び「非継続事
業からの四半期利益」に含まれております。
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14.持分法で会計処理されている投資
当第3四半期連結会計期間末現在、持分法で会計処理されている投資の内訳は以下のとおりであります。
持分
法人設立及び
会社名 主要な事業活動 決算月
営業所在地
比率
株式会社ブロードバンド ITセキュリティコンサルティン
関連会社 日本 6月 24.06%
セキュリティ グ等セキュリティ事業
株式会社ブロードバンドセキュリティの決算日は6月30日であり、当該関連会社については、 当社グループの
要約四半期連結財務諸表と同じ日付で作成された財務諸表を用いております。
当第3四半期連結累計期間において新株予約権を行使されたことにより、当社の所有割合は前連結会計年度末
の24.19%から24.06%に変動しております。
当社グループ の持分法で会計処理されている投資の増減内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
持分法で会計処理されている投資
771,548
2019年4月1日残高
43,356
持分法による投資損益(注1)
2020年3月31日残高 814,904
持分法による投資損益(注2) 31,437
持分法適用会社からの配当 (9,640)
2020年12月31日残高 836,701
(注1)前連結会計年度の持分法による投資損益43,356千円には、公募増資による持分変動差額3千円が含まれ
ております。
(注2)当第3四半期連結累計期間の持分法による投資損益31,437千円には、新株予約権を行使されたことによ
る持分変動差額(277)千円が含まれております。
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15.売上債権及びその他の債権
当社グループの売上債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
売上債権 180,283 125,849
立替金 858,476 905,293
未収入金 204,673 837,867
貸倒引当金 (16,639) (6,954)
合計 1,226,793 1,862,055
立替金は加盟店に支払われたものであり、以後の決済サービスに伴う営業預り金から回収されるものです。
売上債権は償却原価で測定される金融資産として、全額が流動資産に分類されました。また、売上債権に関す
る信用供与期間は2ヵ月であり、売上債権に対して利息は受け取っておりません。過去の経験上、回収期間
(2ヵ月)以後30日が経過した債権は回収されない可能性が高いため、当社グループは90日が経過した債権に対
して100%の貸倒引当金を設定しております。
未収入金は主として国際送金において銀行等の収納代行先から未だ受け取っていない送金額であります。
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16.資本金及び自己株式
(1)資本金の内容
当社グループの資本金の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資本金 1,452,667 1,452,667
資本金の内訳
普通株式 1,452,667 1,452,667
合計 1,452,667 1,452,667
(2)資本金の増減内容
当社グループの資本金の増減内容は以下のとおりであります。
授権株式数(株) 発行済株式数(株) 資本金(千円)
2020年4月1日残高 42,800,000 24,656,540 1,452,667
2020年12月31日残高(注) 42,800,000 24,048,040 1,452,667
普通株式(無額面株式)は1株当たり1議決権と配当金に対する権利を有します。
(注)自己株式の消却による減少であります。
(3)自己株式
当社グループの自己株式の増減内容は以下のとおりであります。
株式数(株) 金額(千円)
2020年4月1日残高 1,619,118 521,597
2020年12月31日残高(注) 1,010,618 325,660
(注)自己株式の消却による減少であります。
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17.資本剰余金
(1)資本剰余金の内容
当社グループの資本剰余金の内容 は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資本準備金 1,314,224 1,314,224
その他資本剰余金 (1,330,413) (1,525,755)
合計 (16,189) (211,531)
(2)その他資本剰余金の増減内容
当社グループの資本剰余金の増減内容 は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
期首残高 (1,330,413) (1,330,413)
595
子会社の増資による持分の変動 (注1) -
(195,937)
自己株式の処分(注2) -
(1,330,413) (1,525,755)
合計
(注1)2020年5月29日にCity Express Money Transfer Japan株式会社が所有しているSBI City Express
Global社の全株式を取得したことによる変動であります。
(注2)2020年7月6日に自己株式608,500株を消却したことによる変動であります。
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18.借入金及び社債
(1)借入金及び社債の内容
当社グループの借入金及び社債の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
平均利率 平均利率
残高 残高
(注2) (注2)
0.92% 1.22%
当座借越(注1) 3,133,600 10,012,828
1.22% 1.20%
短期借入金 500,000 1,050,000
0.94% 1.17%
1年以内に返済予定の長期借入金 824,163 1,193,665
- 0.20%
1年以内に返済予定の社債 - 96,367
流動負債 4,457,763 - 12,352,860 -
長期借入金(1年内返済予定を除
1.14% 1.00%
1,640,592 3,401,412
く)
0.26% 0.28%
社債 1,431,688 2,729,826
非流動負債 3,072,280 - 6,131,238 -
合計 7,530,043 - 18,484,098 -
(注1)2020年12月31日現在、当座借越の限度額は15,500,000千円(2020年3月31日:11,400,000千円)でありま
す。その他、極度借入の限度額は15,000千USドル、システム更改による設備投資目的の実行可能期間付
タームローンの限度額は500,000千円(2020年3月31日:500,000千円)であります。
(注2)平均利率は、前連結会計年度及び各四半期連結会計期間終了日現在の借入金及び社債残高を基準とした
加重平均利率であります。
(2)担保に供している資産
当社グループの前連結会計年度及び各四半期連結会計期間終了日現在の質権として、借入金の担保に供してい
る資産は、以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
現金及び預金 - 1,804,494
合計 - 1,804,494
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(3)社債の発行条件の要約
当社グループの前連結会計年度及び各四半期連結会計期間終了日現在の社債の発行条件の要約は、以下のとお
りであります。
当第3四半期
前連結会計年度
会社名 銘柄 発行年月日 連結会計期間 利率 償還期限
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
第1回無担保社
SBI FinTech
債(株式会社千葉
489,493
興業銀行保証付 2020年2月28日 485,856 0.11% 2023年2月28日
Solutions株式
及び適格機関投
会社
資家限定)
第1回無担保社債
SBI FinTech
(株式会社清水銀
2020年3月25日 945,832 951,635 0.33% 2027年3月25日
Solutions株
行保証付及び適格
式会社
機関投資家限定)
第1回無担保社債
SBI FinTech
(株式会社筑波銀
2020年6月25日 - 440,384 0.20% 2025年6月25日
Solutions株
行保証付及び適格
式会社
機関投資家限定)
第2回無担保社債
SBI FinTech
(株式会社清水銀
2020年9月25日 - 944,680 0.35% 2027年9月25日
Solutions株
行保証付及び適格
式会社
機関投資家限定)
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19.引当金
(1)引当金の内容
当社グループの引当金の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産除去債務 93,371 93,407
従業員給付 149,549 153,255
合計 242,920 246,662
非流動負債 93,371 93,407
流動負債 149,549 153,255
合計 242,920 246,662
(2)引当金の増減内容
当社グループの引当金の増減内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
資産除去債務 従業員給付に係る引当金
合計
(注1) (注2)
2020年4月1日残高 93,371 149,549 242,920
期中増加額 - 20,038 20,038
- -
期中減少額(目的使用) -
- (2,310)
期中減少額(戻入) (2,310)
- 213
外貨換算差額 213
時間経過による割戻 36 - 36
その他(注3) - (14,235) (14,235)
2020年12月31日残高 93,407 153,255 246,662
(注1)資産除去債務は当社グループのオフィスの建物附属設備に対する原状回復義務に関するものでありま
す。
(注2)従業員給付に係る引当金は、賞与及び有給休暇に関するものであります。有給休暇は付与された日から
2年が経過すれば消滅するため、当社グループは過去の有給休暇消化率を利用して将来の有給休暇消化
率を見積り、これを有給休暇引当金の算定に利用しております。
(注3)ビジネスサーチテクノロジ株式会社の連結除外に伴う減少であります。
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20.仕入債務及びその他の債務
当社グループの仕入債務及びその他の債務の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
未払金 1,192,033 1,424,524
営業預り金 9,905,808 21,602,956
合計 11,097,841 23,027,480
未払金は主として国際送金における提携先へ未だ支払われていない送金額であります。
営業預り金はカード会社から受け取り、その後加盟店に支払われるもので、通常の預り期間は0.5~2ヵ月で
あり、これによる支払利息は発生しません。
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21.金融商品
(1)金融商品の分類
当社グループの金融商品の分類の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
金融資産
償却原価で測定される金融資産
現金及び預金 18,204,528 35,005,051
1,226,793
売上債権及びその他の債権 1,862,055
敷金 282,980 316,767
その他の金融資産(注2) 238,822 5,632,663
38,514
営業保証金 45,415
90,693
FVTPL 222,698
19,690
FVTOCI 24,034
合計 20,234,025 42,976,678
金融負債
償却原価で測定される金融負債
3,133,600
当座借越 10,012,828
500,000
短期借入金 1,050,000
824,163 1,193,665
1年内返済予定の長期借入金
長期借入金(1年内返済予定を除く) 1,640,592 3,401,412
1,431,688 2,729,826
社債
短期社債 - 96,367
仕入債務及びその他の債務 11,097,841 23,027,480
リース債務(注1) 485,581 349,692
合計 19,113,465 41,861,270
(注1)当第3四半期連結会計期間における要約四半期連結財政状態計算書のその他の金融負債には、流動負債
に221,145千円、非流動負債に128,547千円のリース債務が含まれております。
(注2)当第3四半期連結会計期間におけるその他の金融資産には貸付債権5,609,283千円(貸倒引当金控除
後)が含まれております。なお、当社グループは、一部の貸付債権539,531千円に対する貸倒引当金の
設定金額を、担保として提供されております在庫金額の公正価値に基づき決定しております。
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(2)金融商品の公正価値
① 償却原価で測定する金融商品の公正価値
経営者は要約四半期連結財務諸表上、すべての償却原価で測定された金融資産と金融負債の帳簿価額は公
正価値に近似しているものと判断しております。
② 要約四半期連結財政状態計算書で認識された公正価値の測定
前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間終了日現在、FVTOCI及びFVTPLを除き当初認識後、公正価
値で測定される金融商品はありません。
レベル2に分類される金融商品の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定してお
ります。
レベル3に分類される金融商品については、取締役会に報告された評価方針及び手続に基づき、外部の評
価専門家又は適切な評価担当者が評価の実施及び評価結果の分析を行っております。
評価結果は、担当役員及び担当部門責任者によりレビューされ、承認されております。
財務報告目的で、公正価値測定は、以下に記述するように、そのインプットが観察可能である程度、及び
インプットが公正価値測定全体に与える重要性に応じてレベル1、2、3に分類されます。
レベル1:企業が測定日現在でアクセスできる同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整
の)相場価格をいいます。
レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外のインプットの内、資産又は負債について直接又は間接に観
察可能なものをいいます。
レベル3:資産又は負債に関する観察可能でないインプットをいいます。
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(単位:千円)
前連結会計年度(2020年3月31日)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
FVTOCIの金融資産
その他の金融資産
18,690 19,690
株式 - 1,000
FVTPLの金融資産
その他の金融資産
為替予約 - 24,363 - 24,363
出資金 - - 120,130 120,130
リース債権 - - 78,205 78,205
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間(2020年12月31日)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
FVTOCIの金融資産
その他の金融資産
株式 23,034 - 1,000 24,034
FVTPLの金融資産
その他の金融資産
-
為替予約 - 14,393 14,393
-
出資金 - - -
76,300
リース債権 - - 76,300
上記の金融資産につき前連結会計年度及び 当第3四半期連結会計期間 においてレベル1とレベル2の間の移動
は発生しておりません。
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(3) レベル3に分類された金融商品の期首残高から四半期末残高への調整表
(単位:千円)
FVTOCIの金融資産 FVTPLの金融資産 FVTPLの金融資産
合計
株式 出資金 リース債権
1,000 120,130 78,205 199,335
2020年4月1日残高
-
取得 - - -
(21,587) (21,587)
回収 - -
分配 - - - -
利得 又は損失
純損益 - 1,031 19,682 20,713
売却目的で保有する資産
(121,161) (121,161)
- -
への振替
76,300 77,300
2020年12月31日残高 1,000 -
その他の金融資産のうち、FVTOCIの金融資産は未上場企業への出資であります。
また、FVTPLの金融資産はメガソーラー投資ファンドへの匿名組合出資とLED照明のリース取引における貸手と
して契約する債権であります。メガソーラー投資ファンドへの匿名組合出資について、当社グループは、経常的
な公正価値測定において、インカム・アプローチに基づき、見積られた将来キャッシュ・フローに対して1.72%
の割引率を適用し、公正価値を測定しております。純損益に認識した利得又は損失は要約四半期連結包括利益計
算書の「金融収益」に含めております。なお、メガソーラー投資ファンドへの匿名組合出資については、株式会
社E3において、2020年8月28日に匿名組合出資持分等の売渡請求権が行使されたことにより、第2四半期連結
会計期間において、売却目的で保有する資産に振替を行っており、当第3四半期連結会計期間において、全額を
回収しております。
LED照明のリース取引における貸手として契約する債権について、当社グループは、経常的な公正価値測定に
おいて、インカム・アプローチに基づき、見積られた将来キャッシュ・フローに対して4.77%の割引率を適用
し、公正価値を測定しております。本契約はパートナー企業よりLED照明を購入し、5年リースとして顧客に貸
与いたします。LED照明の所有権はリース期間満了後に顧客に移転します。当該リース業務及び債権の回収等は
パートナー企業のグループ企業との業務委託契約により提供を受けております。顧客がリースを中途解約した場
合、残リース料の一定割合がパートナー企業のグループ企業から当社に支払われると共に、LED照明の所有権は
同社に移転します。
当社グループはLED照明の購入取引、顧客へのリース取引及び業務委託契約の一連の取引の経済的実態に鑑み
て、全体として金融商品(金銭消費貸借契約)として会計処理しております。
当社グループは、一連の取引に基づく純額の債権をFVTPLに分類し、実効金利法に基づき算定した利息収益
1,915千円と公正価値評価に伴う正味利得20,864千円を要約四半期連結包括利益計算書における「金融収益」に
含め表示しております。
公正価値は、割引率の上昇(下落)により減少(増加)します。
レベル3に分類される金融商品について、インプットがそれぞれ合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場
合の公正価値の著しい増減は想定されておりません。
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22.関連当事者取引
当社グループの最上位支配株主はSBIホールディングス株式会社(日本企業)であります。
当社と当社の子会社(当社の関連当事者)の間の取引は連結上消去されているため開示しておりません。当社
グループとその他の関連当事者との間の取引内容は以下のとおりであります。
(1)関連当事者との取引
各四半期連結累計期間中、当社グループの企業と当社グループに含まれていない関連当事者との取引は以下
のとおりであります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
収益
233,503 410,530
当社株主の関係会社
売上原価
4,852 -
当社株主の関係会社
販売費及び管理費
457,108 432,809
当社株主の関係会社
その他の収益費用
- 43,000
当社株主の関係会社
財務費用
94,151 34,582
当社株主の関係会社
前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間終了日現在、関連当事者に対する債権・債務の内容は以下の
とおりであります。
(単位:千円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
債権
58,763 49,376
当社株主の関係会社
債務
220,276 266,273
当社株主の関係会社
上記の他に、当社株主の関係会社に対し、当第3四半期連結累計期間において342,551千円、前第3四半期
連結累計期間においては331,235千円のシステムの開発費用が発生し、無形資産に計上しております。
当社株主の関係会社に対し当第3四半期連結累計期間において23,609,009千円の債権回収の代行を行ってお
り、前第3四半期連結累計期間においては17,259,877千円の債権回収の代行を行っております。
当第3四半期連結累計期間において当社株主の関係会社を通じて決済された38,432,513千円の預り金の支払
代行を行っており、前第3四半期連結累計期間においては45,081,253千円の預り金の支払代行を行っておりま
す。
SBIレミット株式会社は、国際送金事業における関東財務局への供託金に代えて、SBI損害保険株式会社から
極度額600,000千円及びSBI生命保険株式会社から極度額1,000,000千円の履行保証の提供を受けております。
また、当第2四半期連結会計期間においてSBIリーシングサービス株式会社から貸付債権2,477,000千円の買
い取りをしており、当第3四半期連結会計期間においてSBIマネープラザ株式会社にメガソーラー投資ファン
ドへの匿名組合員としての権利及び義務並びに契約上地位の全部を112,280千円で売り渡しております。
関連当事者との取引は当社グループの一般的な取引条件によって行われております。
関連当事者間の債権・債務に対して提供した担保、又は提供された担保は存在せず、将来に現金で決済され
ます。当該債権・債務に対する保証取引はありません。
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前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間終了日現在、関連当事者に対する債権が不良債権に分類され
ることにより認識した費用はありません。
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(2)主要な経営幹部に対する報酬
各四半期連結累計期間中、取締役及びその他の主要な経営者に対する報酬は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年12月31日) 至2020年12月31日)
144,139 138,721
短期給付
3,632 3,828
退職給付費用
147,771 142,549
合計
取締役と主要な経営者に対する報酬は個々の実績と市場の傾向を考慮して株主総会で決定されます。
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23.支出に関するコミットメント
当社グループの前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間における決算日以降の資産の取得に係るコミッ
トメントは以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
有形固定資産の購入コミットメント(注1) 182,219 -
無形資産の購入コミットメント(注2) 930,994 1,012,585
合計 1,113,213 1,012,585
(注1)システム更改のためのシステム開発のうちインフラ開発及び送金システムの更改のための機器購入に係
るものであります。
(注2)システム更改のためのシステム開発のうちインフラ開発及びアプリケーション開発及び送金システムの
更改に係るものであります。
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24.要約四半期連結財務諸表の承認
当社グループは2020年12月31日をもって終了した第3四半期連結会計期間に対して国際会計基準による要約四
半期連結財務諸表を作成し、2021年1月29日に取締役会にて承認されております。
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25.後発事象
該当事項はありません。
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2【その他】
該当事項は ありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年02月10日
SBI FinTech Solutions株 式 会 社
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士
森 田 健 司 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
馬 渕 直 樹 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているSBI FinTech
Solutions株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年10月1
日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る要約四半期
連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計
算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様
式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、SBI FinTech
Solutions株式会社及び連結子会社の2020年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及
び第3四半期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していな
いと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の
責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を
入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するこ
とにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成する
ことが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を
開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財
務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。ま
た、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財
務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切で
ない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企
業として存続できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかと共に、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内
容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認めら
れないかどうかを評価する。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人
は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管し
ております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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