株式会社ベルシステム24ホールディングス 四半期報告書 第7期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第7期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日) |
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提出者 | 株式会社ベルシステム24ホールディングス |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社ベルシステム24ホールディングス(E31896)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年1月7日
【四半期会計期間】 第7期第3四半期(自 2020年9月1日 至 2020年11月30日)
【会社名】 株式会社ベルシステム24ホールディングス
【英訳名】 BELLSYSTEM24 HОLDINGS, INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 社長執行役員CEO 野 田 俊 介
【本店の所在の場所】 東京都中央区晴海一丁目8番11号
【電話番号】 03-6843-0024(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員 辻 豊 久
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区晴海一丁目8番11号
【電話番号】 03-6893-9827
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員 辻 豊 久
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第6期 第7期
回次 第3四半期 第3四半期 第6期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日 自 2019年3月1日
会計期間
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日 至 2020年2月29日
売上収益 95,431 102,144
(百万円) 126,663
(第3四半期連結会計期間) ( 32,395 ) ( 35,273 )
営業利益 (百万円) 8,869 10,147 11,105
税引前四半期(当期)利益 (百万円) 8,443 9,734 10,534
親会社の所有者に帰属する
5,564 6,425
四半期(当期)利益 (百万円) 7,006
( 1,857 ) ( 2,175 )
(第3四半期連結会計期間)
四半期(当期)包括利益 (百万円) 5,642 6,325 7,067
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 47,749 52,266 49,168
資産合計 (百万円) 167,845 172,348 168,508
基本的1株当たり四半期(当期)利益 75.68 87.39
(円) 95.29
(第3四半期連結会計期間) ( 25.26 ) ( 29.57 )
希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 (円) 75.11 86.77 94.57
親会社所有者帰属持分比率 (%) 28.4 30.3 29.2
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 12,311 12,343 16,717
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 1,603 △ 1,915 △ 3,213
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 8,809 △ 9,925 △ 11,799
現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 7,961 8,266 7,767
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいて
おります。
3.百万円未満を四捨五入して表示しております。
4.売上収益には、消費税等は含まれておりません。
5.基本的1株当たり四半期(当期)利益及び希薄化後1株当たり四半期(当期)利益の算定において、役員報酬B
IP信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、基本的加重平均普通株式数から当該
株式数を控除しております。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。
また、第1四半期連結会計期間において、株式会社TBネクストコミュニケーションズ(以下、「㈱TBネクストコ
ミュニケーションズ」と言う。)を持分法適用関連会社としております。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事
業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、一部で持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイル
ス感染症の影響により依然として厳しい状況が続いております。特に、観光業、飲食業への影響は甚大なものと
なりました。一方で在宅勤務や巣ごもり需要により、今までとは異なる生活形態から新たな需要が出てきており
ます。また、雇用・所得環境においては、事業環境の厳しさから完全失業率は緩やかに悪化が続いており、上昇
を続けてきた賃金水準も横ばい圏内での推移となっております。
当社グループが属する情報サービス業界は、アウトソーシング需要の高まりを受け、堅調に推移しておりま
す。また、コミュニケーション手段の急速な技術革新に伴い、消費者との対話においてもAI(人工知能)等の
導入による自動化が始まる等、カスタマーサービス分野において、なお一層のサービスの高度化が求められてお
ります。一方で、当社グループの主力事業であるCRM(Customer Relationship Management)事業において
は、同一労働同一賃金への対応により賃金が上昇しております。
このような経営環境の下、当社グループは中期経営計画として、「社員3万人の戦力最大化」「音声データ活
用によるDX推進」「信頼と共創のパートナー成長」の実現に取り組んでまいります。
当第3四半期連結累計期間においては、今後成長が見込まれるヘルスケア事業強化の一環として、伊藤忠グ
ループのエイツーヘルスケア株式会社とニューノーマル時代の新たな製薬企業向けサービス提供を目的に、医薬
品・医療機器等の臨床開発・販売支援サービス事業に関し、グループ企業間における協業の取り組み強化を開始
いたしました。このことにより、医薬品・医療機器等の臨床試験や製造販売後調査等のサービスフローをワンス
トップで完結できるアウトソーシングサービスの提案を行い、製薬企業様の管理負担軽減、相互連携による品質
の高いサービス提供を実施いたします。
また、クライアント企業様が展開するダイレクトマーケティング事業(通販事業)において、当社が2019年2
月より業務提携しているスプリームシステム株式会社が提供するマーケティングオートメーション(MA)ツール
「Aimstar(エイムスター、以下:本ツール)」を導入し、データ抽出やレポート作成などの運用支援事業を開始し
ております。今後は、複合的なデータ分析による顧客のターゲティング、自動化によるレポート作成などを支援
し、顧客の購買行動データ分析や様々なログを組み合わせた施策立案に貢献していきます。
その他、ニューノーマル時代におけるコンタクトセンターの「新しい働き方」の実現による生産性及び従業員
満足度の向上を目的に、当社のクラウド型コンタクトセンターシステム「BellCloud®」をはじめ、アマゾンウェ
ブサービスのクラウドテクノロジーを活用した在宅コンタクトセンター提供並びに運用を開始しております。
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各セグメントの業績は以下の通りであります。
(CRM事業)
新型コロナウイルスの感染拡大による影響があったものの、社会インフラとしてのスポット需要及び前連
結会計年度から業務開始した既存継続案件の売上が拡大した他、伊藤忠商事株式会社(以下、「伊藤忠商事
㈱」と言う。)及び凸版印刷株式会社(以下、「凸版印刷㈱」と言う。)との協業強化によるシナジー案件
も堅調に推移したこと等により、売上収益は前年同期比で増収となりました。利益面では、同一労働同一賃
金により人件費が上昇するなか、増収による利益の伸長に加え、収益改善活動による効果等もあり、税引前
四半期利益は前年同期比で増益となりました。
この結果、CRM事業の売上収益は1,012億57百万円(前年同期比7.4%増)、税引前四半期利益は95億73
百万円(同14.1%増)となりました。
(その他)
前連結会計年度にその他事業に含まれていたCSO事業を事業譲渡した影響、及びコンテンツ販売収入の
減少等により、その他のセグメントの売上収益は8億87百万円(前年同期比25.5%減)、税引前四半期利益
は2億1百万円(同134.2%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,021億44百万円(前年同期比7.0%増)、税引
前四半期利益は97億34百万円(同15.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は64億25百万円(同15.5%
増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産の分析
流動資産は、未収還付法人所得税が2億74百万円減少しましたが、営業債権が11億96百万円、現金及び現金同
等物が4億99百万円及びその他の短期金融資産が1億95百万円それぞれ増加したため、前連結会計年度末より18
億12百万円増加し、287億69百万円となりました。
非流動資産は、無形資産が5億17百万円減少しましたが、有形固定資産が20億48百万円及びその他の長期金融
資産が3億12百万円それぞれ増加したため、前連結会計年度末より20億28百万円増加し、1,435億79百万円とな
りました。
これらにより、資産合計は前連結会計年度末より38億40百万円増加し、1,723億48百万円となりました。
② 負債の分析
流動負債は、その他の短期金融負債が3億2百万円及びその他の流動負債が12億67百万円それぞれ減少しまし
たが、借入金が115億95百万円、未払従業員給付が11億26百万円及び未払法人所得税が10億49百万円それぞれ増
加したため、前連結会計年度末より120億3百万円増加し、499億61百万円となりました。
非流動負債は、その他の長期金融負債が24億34百万円及び長期未払従業員給付が2億58百万円それぞれ増加し
ましたが、長期借入金が141億21百万円減少したため、前連結会計年度末より112億72百万円減少し、697億41百
万円となりました。
これらにより、負債合計は前連結会計年度末より7億31百万円増加し、1,197億2百万円となりました。
③ 資本の分析
資本は、前連結会計年度末より31億9百万円増加し、526億46百万円となりました。これは主に親会社の所有
者に帰属する四半期利益の計上により配当支払い後の利益剰余金が33億37百万円増加したことによるものであり
ます。
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(3)キャッシュ・フローの状況の分析
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、123億43百万円となりました(前年同期は123億11百万円の収入)。これは主
に、税引前四半期利益が97億34百万円、減価償却費及び償却費が57億7百万円、法人所得税の支払額が36億69
百万円及び営業債権の増加が11億96百万円それぞれ生じたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、19億15百万円となりました(前年同期は16億3百万円の支出)。これは主
に、有形固定資産の取得による支出が10億86百万円、無形資産の取得による支出が3億7百万円、持分法投資
の取得による支出が2億94百万円及び敷金及び保証金の差入による支出が2億73百万円それぞれ生じたこと等
によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、99億25百万円となりました(前年同期は88億9百万円の支出)。これは主
に、リース負債の返済による支出が40億85百万円、配当金の支払額が30億88百万円、長期借入金の返済による
支出が22億2百万円それぞれ生じたこと等によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は、82億66百万円(前連結会計年度
末比4億99百万円増加)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新
たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 280,000,000
計 280,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間 上場金融商品取引所
提出日現在
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2021年1月7日)
( 2020年11月30日 ) 商品取引業協会名
株主として権利内容に制
東京証券取引所
限のない、標準となる株
普通株式 73,653,107 73,653,107
式であり、単元株式数は
市場第一部
100株であります。
計 73,653,107 73,653,107 ― ―
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年9月1日~
35,787 73,653,107 13 26,998 13 26,997
2020年11月30日(注)
(注)新株予約権の行使による増加であります。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2020年8月31日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
① 【発行済株式】
2020年8月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
株主としての権利内容に制
(自己保有株式)
限のない、標準となる株式
完全議決権株式(自己株式等) -
普通株式 100
であり、単元株式数は100株
であります。
普通株式 73,613,600
完全議決権株式(その他) 736,136 同上
普通株式 3,620
単元未満株式 - -
発行済株式総数 73,617,320 - -
総株主の議決権 - 736,136 -
(注)1.「完全議決権株式(自己株式等)」欄の普通株式は、単元未満株式の買取りによるものです。
2.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、「役員報酬BIP信託」が保有する当社株式95,400株
(議決権の数954個)が含まれております。
3.「単元未満株式」欄には、当社所有の自己株式51株及び「役員報酬BIP信託」が保有する当社株式67株が
含まれております。
② 【自己株式等】
2020年8月31日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
株式会社ベルシステム24 東京都中央区晴海一丁目8
100 ― 100 0.00
ホールディングス(注) 番11号
計 ― 100 ― 100 0.00
(注) 当第2四半期会計期間末日に当社が保有する自己株式数は、単元未満株式の買取りによるものです。
なお、役員に対する株式報酬制度「役員報酬BIP信託」の信託財産として、日本マスタートラスト信託銀行
株式会社が保有している当社株式95,467株(議決権の数954個)を、自己株式として処理しております。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内
閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号)に準拠して作成し
ております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年9月1日から2020年
11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年11月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸
表について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
2020年2月29日 2020年11月30日
資産
流動資産
現金及び現金同等物 7,767 8,266
営業債権 17,967 19,163
未収還付法人所得税 274 ―
その他の短期金融資産 46 241
903 1,099
その他の流動資産
流動資産合計 26,957 28,769
非流動資産
有形固定資産 5 32,674 34,722
のれん 5 96,250 96,250
無形資産 5 3,323 2,806
持分法で会計処理されている投資 1,584 1,742
繰延税金資産 1,941 1,971
その他の長期金融資産 8 5,735 6,047
44 41
その他の非流動資産
非流動資産合計 141,551 143,579
168,508 172,348
資産合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
2020年2月29日 2020年11月30日
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務 6,144 5,946
借入金 6,8 10,436 22,031
未払法人所得税 1,265 2,314
未払従業員給付 9,941 11,067
その他の短期金融負債 5,112 4,810
5,060 3,793
その他の流動負債
流動負債合計 37,958 49,961
非流動負債
長期借入金 6,8 57,742 43,621
引当金 1,715 1,870
長期未払従業員給付 302 560
繰延税金負債 96 96
その他の長期金融負債 21,156 23,590
2 4
その他の非流動負債
非流動負債合計 81,013 69,741
負債合計 118,971 119,702
資本
資本金 27,033 27,050
資本剰余金 3,436 3,450
その他の資本の構成要素 △ 82 △ 252
利益剰余金 7 18,984 22,321
△ 203 △ 303
自己株式
親会社の所有者に帰属する持分合計
49,168 52,266
369 380
非支配持分
資本合計 49,537 52,646
168,508 172,348
負債及び資本合計
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(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
注記
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
売上収益 3,4 95,431 102,144
△ 76,246 △ 80,978
売上原価
売上総利益
19,185 21,166
販売費及び一般管理費 △ 10,239 △ 11,125
その他の収益 109 174
△ 186 △ 68
その他の費用
営業利益
8,869 10,147
持分法による投資損益 4 47 26
金融収益 4 66 79
△ 539 △ 518
金融費用 4
税引前四半期利益 4
8,443 9,734
△ 2,800 △ 3,230
法人所得税費用
5,643 6,504
四半期利益
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 5,564 6,425
79 79
非支配持分
5,643 6,504
四半期利益
(単位:円)
1株当たり四半期利益 9
基本的1株当たり四半期利益 75.68 87.39
希薄化後1株当たり四半期利益 75.11 86.77
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
自 2019年9月1日 自 2020年9月1日
注記
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
売上収益 4 32,395 35,273
△ 25,871 △ 27,916
売上原価
売上総利益
6,524 7,357
販売費及び一般管理費 △ 3,503 △ 3,858
その他の収益 38 35
△ 70 △ 10
その他の費用
営業利益
2,989 3,524
持分法による投資損益 4 19 △ 32
金融収益 4 0 1
△ 179 △ 175
金融費用 4
税引前四半期利益 4
2,829 3,318
△ 950 △ 1,100
法人所得税費用
1,879 2,218
四半期利益
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 1,857 2,175
22 43
非支配持分
1,879 2,218
四半期利益
(単位:円)
1株当たり四半期利益 9
基本的1株当たり四半期利益 25.26 29.57
希薄化後1株当たり四半期利益 25.06 29.34
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【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
注記
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
四半期利益 5,643 6,504
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
10 △ 71
測定する金融資産で生じた利得(損失)
合計
10 △ 71
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △ 11 △ 3
─ △ 105
持分法によるその他の包括利益
合計 △ 11 △ 108
その他の包括利益合計(税引後) △ 1 △ 179
5,642 6,325
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 5,563 6,246
79 79
非支配持分
5,642 6,325
四半期包括利益
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
自 2019年9月1日 自 2020年9月1日
注記
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
四半期利益 1,879 2,218
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
7 △ 0
測定する金融資産で生じた利得(損失)
合計
7 △ 0
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 2 2
─ △ 55
持分法によるその他の包括利益
合計 2 △ 53
その他の包括利益合計(税引後) 9 △ 53
1,888 2,165
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 1,866 2,122
22 43
非支配持分
1,888 2,165
四半期包括利益
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(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
(単位:百万円)
その他の資本
注記
資本金 資本剰余金 の構成要素 利益剰余金
2019年3月1日現在
27,033 4,137 △ 72 14,845
四半期利益 ― ― ― 5,564
― ― △ 1 ―
その他の包括利益
四半期包括利益合計 ― ― △ 1 5,564
株式報酬取引
― ― 14 ―
剰余金の配当 7 ― ― ― △ 2,867
非支配持分株主との取引 ― △ 700 ― ―
自己株式の取得 ― ― ― ―
― △ 1 ― ―
自己株式の処分
所有者との取引等合計 ― △ 701 14 △ 2,867
27,033 3,436 △ 59 17,542
2019年11月30日現在
親会社の所有
者に帰属する
注記
自己株式 持分合計 非支配持分 資本合計
2019年3月1日現在
△ 206 45,737 755 46,492
四半期利益 ― 5,564 79 5,643
― △ 1 ― △ 1
その他の包括利益
四半期包括利益合計 ― 5,563 79 5,642
株式報酬取引
― 14 ― 14
剰余金の配当 7 ― △ 2,867 ― △ 2,867
非支配持分株主との取引 ― △ 700 △ 469 △ 1,169
自己株式の取得 △ 0 △ 0 ― △ 0
3 2 ― 2
自己株式の処分
所有者との取引等合計 3 △ 3,551 △ 469 △ 4,020
△ 203 47,749 365 48,114
2019年11月30日現在
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当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日)
(単位:百万円)
その他の資本
注記
資本金 資本剰余金 の構成要素 利益剰余金
2020年3月1日現在
27,033 3,436 △ 82 18,984
四半期利益 ─ ─ ─ 6,425
─ ─ △ 179 ─
その他の包括利益
四半期包括利益合計 ─ ─ △ 179 6,425
株式報酬取引
─ ─ 17 ─
新株予約権の行使 17 17 △ 8 ─
剰余金の配当 7 ─ ─ ─ △ 3,088
その他の資本の構成要素
─ ─ △ 0 0
から利益剰余金への振替
自己株式の取得 ─ ─ ─ ─
─ △ 3 ─ ─
自己株式の処分
所有者との取引等合計 17 14 9 △ 3,088
27,050 3,450 △ 252 22,321
2020年11月30日現在
親会社の所有
者に帰属する
注記
自己株式 持分合計 非支配持分 資本合計
2020年3月1日現在
△ 203 49,168 369 49,537
四半期利益 ─ 6,425 79 6,504
─ △ 179 ─ △ 179
その他の包括利益
四半期包括利益合計 ─ 6,246 79 6,325
株式報酬取引
─ 17 ─ 17
新株予約権の行使 ─ 26 ─ 26
剰余金の配当 7 ─ △ 3,088 △ 68 △ 3,156
その他の資本の構成要素
─ ─ ─ ─
から利益剰余金への振替
自己株式の取得 △ 110 △ 110 ─ △ 110
10 7 ─ 7
自己株式の処分
所有者との取引等合計 △ 100 △ 3,148 △ 68 △ 3,216
△ 303 52,266 380 52,646
2020年11月30日現在
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(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
注記
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 8,443 9,734
営業活動によるキャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び償却費 5,217 5,707
固定資産除売却損益(△は益) 111 61
子会社株式売却損益(△は益) △ 27 ─
事業譲渡損益(△は益) 49 ─
持分法による投資損益(△は益) △ 47 △ 26
金融収益 △ 66 △ 79
金融費用 539 518
営業債権の増減額(△は増加) △ 1,786 △ 1,196
営業債務の増減額(△は減少) 1,159 △ 91
未払消費税の増減額(△は減少) 832 4
1,806 1,385
その他
小計
16,230 16,017
利息及び配当金の受取額 107 137
利息の支払額 △ 424 △ 416
法人所得税の支払額 △ 4,672 △ 3,669
1,070 274
法人所得税の還付額
営業活動からの正味キャッシュ・フロー 12,311 12,343
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 835 △ 1,086
無形資産の取得による支出 △ 675 △ 307
有価証券の取得による支出 △ 100 ─
有価証券の売却による収入 ― 0
持分法投資の取得による支出 ─ △ 294
敷金及び保証金の差入による支出 △ 295 △ 273
敷金及び保証金の回収による収入 11 39
事業譲渡による収入 127 ─
連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
95 ─
収入
政府補助金による収入 69 6
△ 0 △ 0
その他
投資活動からの正味キャッシュ・フロー △ 1,603 △ 1,915
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) 4,000 △ 400
長期借入れによる収入 6,000 ─
長期借入金の返済による支出 △ 11,202 △ 2,202
配当金の支払額 △ 2,868 △ 3,088
非支配持分への配当金の支払額 ─ △ 68
株式の発行による収入 ─ 25
自己株式の売却による収入 ─ 3
自己株式の取得による支出 △ 0 △ 110
リース負債の返済による支出 △ 3,572 △ 4,085
連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△ 1,169 ─
よる支出
2 ─
その他
財務活動からの正味キャッシュ・フロー △ 8,809 △ 9,925
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 0 △ 4
現金及び現金同等物の正味増減額(△は減少)
1,899 499
現金及び現金同等物の期首残高 5,971 7,767
売却目的で保有する資産に含まれる現金及び現金
91 ─
同等物の増減額(△は減少)
7,961 8,266
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
株式会社ベルシステム24ホールディングス(以下、「当社」と言う。)は日本に所在する企業であります。当社の
2020年11月30日に終了した第3四半期の要約四半期連結財務諸表は、当社及び連結子会社4社(以下、「当社グルー
プ」と言う。)並びに持分法適用会社3社に対する持分で構成されております。当社グループは、CRM(Customer
Relationship Management)ソリューションに関するアウトソーシングサービス、テクノロジーサービス及びコンサル
ティングサービスを主たる事業としております。
2.作成の基礎
当社の要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しております。当社は、四半期連結財務諸表規則
第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用してお
ります。
この要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、2020年2
月29日に終了した連結会計年度の当社の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
なお、要約四半期連結財務諸表は、2021年1月6日に当社取締役会にて承認されております。
(1) 測定の基礎
当社の要約四半期連結財務諸表は、純損益を通じて公正価値で測定される金融商品、その他の包括利益を通じて
公正価値で測定される金融商品を除き、取得原価を基礎として作成されております。
(2) 機能通貨及び表示通貨
当社の要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入
して表示しております。
(3) 重要な会計方針
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、2020年2月29日に終了した連結
会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しております。
3.売上収益
① 顧客との契約及びその他の源泉から認識した収益
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
顧客との契約から認識した収益 95,431 101,827
その他の源泉から認識した収益 ─ 317
合計 95,431 102,144
その他の源泉から認識した収益は、IFRS第16号に準拠した収益であります。
② 分解した収益とセグメント収益の関連
前第3四半期連結累計期間 (自 2019年3月1日 至 2019年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 合計
顧客との契約から認識した収益 94,240 1,191 95,431
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年3月1日 至 2020年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 合計
顧客との契約から認識した収益 100,940 887 101,827
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4.セグメント情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う事業セグメントを基礎に決定されて
おります。なお、当社グループの事業セグメントは、CRM事業及びその他事業から構成されており、サービスの種
類、性質、販売市場等から総合的に区分しております。
当社グループは、主にコンタクトセンター運営及びその付帯業務を取り扱うCRM事業で構成されております。当
社グループの収益、純損益の絶対額及び資産の金額のいずれにおいても、大部分が当該事業から構成されておりま
す。そのため、報告セグメントはCRM事業のみとしております。
セグメント間の振替価格は、第三者との取引に準じた独立当事者間取引条件に基づいて行っております。
当社グループの報告セグメント情報は以下の通りであります。
前第3四半期連結累計期間 (自 2019年3月1日 至 2019年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 調整及び消去 連結
売上収益
外部収益 94,240 1,191 ― 95,431
─ 176 △ 176 ―
セグメント間収益(※)
94,240 1,367 △ 176 95,431
売上収益合計
その他の損益
減価償却費及び償却費 △ 5,197 △ 20 ― △ 5,217
持分法による投資損益 47 ― ― 47
金融収益 66 0 ― 66
金融費用 △ 539 △ 0 ― △ 539
8,392 86 △ 35 8,443
報告セグメントの税引前四半期利益
(※)セグメント間収益は連結時に消去され、「調整及び消去」の欄に含まれております。
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年3月1日 至 2020年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 調整及び消去 連結
売上収益
外部収益 101,257 887 ─ 102,144
─ 275 △ 275 ─
セグメント間収益(※)
101,257 1,162 △ 275 102,144
売上収益合計
その他の損益
減価償却費及び償却費 △ 5,689 △ 18 ─ △ 5,707
持分法による投資損益 26 ─ ─ 26
金融収益 79 0 ─ 79
金融費用 △ 518 ─ ─ △ 518
9,573 201 △ 40 9,734
報告セグメントの税引前四半期利益
(※)セグメント間収益は連結時に消去され、「調整及び消去」の欄に含まれております。
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前第3四半期連結会計期間 (自 2019年9月1日 至 2019年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 調整及び消去 連結
売上収益
外部収益 32,080 315 ― 32,395
─ 70 △ 70 ―
セグメント間収益(※)
32,080 385 △ 70 32,395
売上収益合計
その他の損益
減価償却費及び償却費 △ 1,760 △ 5 ― △ 1,765
持分法による投資損益 19 ― ― 19
金融収益 0 ― ― 0
金融費用 △ 179 ― ― △ 179
2,805 37 △ 13 2,829
報告セグメントの税引前四半期利益
(※)セグメント間収益は連結時に消去され、「調整及び消去」の欄に含まれております。
当第3四半期連結会計期間 (自 2020年9月1日 至 2020年11月30日 )
(単位:百万円)
CRM事業 その他 調整及び消去 連結
売上収益
外部収益 34,988 285 ─ 35,273
─ 92 △ 92 ─
セグメント間収益(※)
34,988 377 △ 92 35,273
売上収益合計
その他の損益
減価償却費及び償却費 △ 1,917 △ 6 ─ △ 1,923
持分法による投資損益 △ 32 ─ ─ △ 32
金融収益 1 ─ ─ 1
金融費用 △ 175 ─ ─ △ 175
3,262 71 △ 15 3,318
報告セグメントの税引前四半期利益
(※)セグメント間収益は連結時に消去され、「調整及び消去」の欄に含まれております。
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5.有形固定資産、のれん及び無形資産
当第3四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はあり
ません。
6.借入金
前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における借入金の内訳は、以下の通りであります。なお、長期
借入金は償却原価で測定しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
利率
2020年2月29日
借入金(流動)
短期借入金 TIBORプラスα(※) 7,500
2,936
1年内返済予定の長期借入金 TIBORプラスα(※)
小計
10,436
借入金(非流動)
57,742
長期借入金 TIBORプラスα(※)
68,178
合計
(※)スプレッド(α)は0.11%~0.90%であります。
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間
利率
2020年11月30日
借入金(流動)
短期借入金 TIBORプラスα(※) 7,100
14,931
1年内返済予定の長期借入金 TIBORプラスα(※)
小計
22,031
借入金(非流動)
43,621
長期借入金 TIBORプラスα(※)
65,652
合計
(※)スプレッド(α)は0.11%~0.90%であります。
借入枠
① コミットメントライン契約に係る借入金未実行残高等
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2020年2月29日 2020年11月30日
融資限度額
10,000 20,000
5,600 5,400
借入実行残高
4,400 14,600
未実行残高
② 当座貸越契約に係る借入金未実行残高等
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2020年2月29日 2020年11月30日
融資限度額
3,500 3,500
1,900 1,700
借入実行残高
1,600 1,800
未実行残高
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7.配当金
各四半期連結累計期間における配当金は以下の通りであります。
(1)配当金支払額
前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日 )
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
の配当額
2019年5月29日
普通株式 1,325百万円 18円 2019年2月28日 2019年5月30日
定時株主総会
2019年10月9日
普通株式 1,546百万円 21円 2019年8月31日 2019年11月13日
取締役会
(注) 2019年5月29日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に
対する配当金2百万円が含まれております。
2019年10月9日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対す
る配当金2百万円が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日 )
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
の配当額
2020年5月22日
普通株式 1,546百万円 21円 2020年2月29日 2020年5月25日
定時株主総会
2020年10月7日
普通株式 1,546百万円 21円 2020年8月31日 2020年11月13日
取締役会
(注) 2020年5月22日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に
対する配当金2百万円が含まれております。
2020年10月7日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対す
る配当金2百万円が含まれております。
(2)基準日が第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日 )
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日 )
該当事項はありません。
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8.公正価値
(1)公正価値の見積りの前提及び方法
要約四半期連結財務諸表に計上されている当社グループが保有する金融資産及び金融負債の公正価値の見積り
の前提及び方法は、以下の通りであります。
① 現金及び現金同等物、営業債権、その他の短期金融資産、営業債務、その他の短期金融負債及び短期借入金
満期又は決済までの期間が短いため、要約四半期連結財政状態計算書計上額は公正価値と近似しておりま
す。
② 敷金及び保証金
償還時期を見積もり、安全性の高い長期債券の金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を公正価
値としております。
③ 1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金
帳簿価額と公正価値がほぼ同額であるとみなされる変動金利付債務を除く1年内返済予定の長期借入金及び
長期借入金は、同様の契約条項での市場金利を使用した将来のキャッシュ・フローの現在価値を公正価値とし
ております。
④ 資本性金融商品及び負債性金融商品
以下「(4)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類」に記載しております。
(2)金融資産の内訳及び公正価値
金融資産の内訳及び公正価値は、以下の通りであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2020年2月29日 2020年11月30日
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
償却原価で測定する金融資産
非流動
敷金及び保証金 4,439 4,439 4,672 4,672
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
非流動
負債性金融商品(※) 94 94 80 80
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産
非流動
資本性金融商品(※) 1,202 1,202 1,101 1,101
(※)純損益を通じて公正価値で測定する有価証券は、償却原価で測定する金融資産に分類されない負債性金融
商品であります。また、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する有価証券は、資本性金融商品であ
ります。当社グループは、投資先企業との取引関係の維持や強化等を目的として保有する資本性金融商品
について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。
(3)金融負債の内訳及び公正価値
金融負債の内訳及び公正価値は、以下の通りであります。当社グループにおいて、当初認識時に純損益を通じ
て公正価値で測定するものとして指定された金融負債はありません。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2020年2月29日 2020年11月30日
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
償却原価で測定する金融負債
流動
1年内返済予定の長期借入金 2,936 2,936 14,931 14,936
非流動
長期借入金 57,742 57,967 43,621 43,765
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(4)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
公正価値で測定する金融商品は、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値ヒエラ
ルキーの3つのレベルに分類しております。当該分類において、公正価値ヒエラルキーは以下のように定義して
おります。
レベル1
同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格
レベル2
レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプット
レベル3
観察可能でないインプット
公正価値に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベ
ルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。また、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振
替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。
資本性金融商品及び負債性金融商品
取引所に上場されている銘柄は、取引所における相場価格を公正価値に使用しております。このうち、取引
が頻繁に行われている活発な市場での相場価格が入手できるものはレベル1に分類しております。取引所に上
場していない銘柄は、当該投資先の将来の収益性の見通し及び対象銘柄における純資産価額、当該投資先が保
有する主要資産の定量的情報等の外部より観察不能なインプット情報を総合的に考慮し、公正価値を測定した
上で、レベル3に分類しております。
償却原価で測定する金融資産及び金融負債
重要なインプットが直接又は間接に観察可能である償却原価で測定する金融資産及び金融負債は、レベル2
に分類しております。
① 経常的に公正価値で測定する金融商品に関するヒエラルキー別分類は、以下の通りであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度( 2020年2月29日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
資本性金融商品 20 ― 1,182 1,202
負債性金融商品 ─ ─ 94 94
前連結会計年度においてレベル1、2及び3の間の振替はありません。
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間( 2020年11月30日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
資本性金融商品 17 ― 1,084 1,101
負債性金融商品 ─ ─ 80 80
当第3四半期連結累計期間においてレベル1、2及び3の間の振替はありません。
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各報告期間におけるレベル3に分類された金融商品の変動は、以下の通りであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
期首残高
1,219 1,276
純損益 △6 △14
― △98
その他の包括利益
利得及び損失合計 △6 △112
購入
100 ―
売却 ― △0
― ―
振替
1,313 1,164
四半期末残高
純損益に認識した利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に含めてお
ります。その他の包括利益に認識した利得及び損失のうち税効果考慮後の金額は、要約四半期連結包括利益計
算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産で生じた利得(損失)」に含めております。
② 公正価値で測定されない金融商品に関するヒエラルキー別分類は、以下の通りであります。
なお、金融商品の帳簿価額が公正価値の合理的な近似値である場合、それら項目に関する情報は以下の表に
は含まれておりません。
(単位:百万円)
前連結会計年度( 2020年2月29日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
敷金及び保証金 ― 4,439 ― 4,439
金融負債
借入金 ― 60,903 ― 60,903
前連結会計年度においてレベル1、2及び3の間の振替はありません。
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間( 2020年11月30日 )
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
敷金及び保証金 ― 4,672 ― 4,672
金融負債
借入金 ― 58,701 ― 58,701
当第3四半期連結累計期間においてレベル1、2及び3の間の振替はありません。
③ 評価技法とインプット
レベル2及びレベル3の公正価値測定に用いられる評価技法は主に割引キャッシュ・フロー法であり、重要
なインプット又は重要な観察不能なインプットは主に割引率であります。
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9.1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益の金額は、親会社の普通株主に帰属する四半期利益を、当四半期連結累計期間におけ
る基本的加重平均発行済普通株式数で除して計算しております。
希薄化後1株当たり四半期利益の金額は、親会社の普通株主に帰属する四半期利益を、当四半期連結累計期間にお
ける基本的加重平均発行済普通株式数に、全ての希薄化効果を有する潜在的普通株式が普通株式へ転換された場合に
発行されるであろう普通株式の加重平均値を加えたもので除して計算しております。
なお、基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定において、役員報酬BIP信託が所
有する当社株式を自己株式として処理していることから、基本的加重平均普通株式数から当該株式数を控除しており
ます。
基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下の通りであります。
第3四半期連結累計期間
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
(百万円)
親会社の所有者に帰属する四半期利益 5,564 6,425
― ―
親会社の普通株主に帰属しない金額
基本的1株当たり四半期利益の計算に用いられた四半
5,564 6,425
期利益
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に用いられた四
5,564 6,425
半期利益
(株)
基本的加重平均普通株式数 73,516,708 73,522,470
希薄化性潜在的普通株式の影響
ストック・オプションによる増加 538,365 500,286
14,850 23,995
役員報酬BIP信託による増加
74,069,923 74,046,751
希薄化効果調整後の加重平均普通株式数
(円)
親会社の普通株主に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益 75.68 87.39
希薄化後1株当たり四半期利益 75.11 86.77
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第3四半期連結会計期間
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
自 2019年9月1日 自 2020年9月1日
至 2019年11月30日 至 2020年11月30日
(百万円)
親会社の所有者に帰属する四半期利益 1,857 2,175
― ―
親会社の普通株主に帰属しない金額
基本的1株当たり四半期利益の計算に用いられた四半
1,857 2,175
期利益
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に用いられた四
1,857 2,175
半期利益
(株)
基本的加重平均普通株式数 73,516,895 73,528,943
希薄化性潜在的普通株式の影響
ストック・オプションによる増加 563,817 542,641
14,850 23,013
役員報酬BIP信託による増加
74,095,562 74,094,597
希薄化効果調整後の加重平均普通株式数
(円)
親会社の普通株主に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益 25.26 29.57
希薄化後1株当たり四半期利益 25.06 29.34
10.関連当事者取引
各四半期連結累計期間における関連当事者との取引の合計額及び関連する資産又は負債の残高は、以下の通りであ
ります。
前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日 )
2019年2月20日開催の取締役会において、当社に対して重要な影響力を有する企業である伊藤忠商事㈱より、当
社の連結子会社である㈱ビーアイメディカルの株式の一部を譲り受け、同社を当社の完全子会社とすることを決議
いたしました。2019年2月28日付で株式譲渡契約を締結し、2019年3月31日付で株式の追加取得が完了しました。
株式譲渡実行日 2019年3月31日
追加取得する持分割合 45.0%
現金 1,169百万円
取得対価
上記を除く関連当事者取引については、重要性がないため記載を省略しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日 )
重要性がないため、記載を省略しております。
11.偶発事象及び契約
該当事項はありません。
12.後発事象
該当事項はありません。
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2 【その他】
2020年10月7日開催の取締役会において剰余金の配当を決議しております。配当金の総額及び1株当たりの金額
は、「1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 7.配当金」に記載の通りであります。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年1月7日
株式会社ベルシステム24ホールディングス
取締役会 御中
PwCあらた有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 小 沢 直 靖
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 新 田 將 貴
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ベルシ
ステム24ホールディングスの2020年3月1日から2021年2月28日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020
年9月1日から2020年11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年11月30日まで)に係る
要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包
括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸
表注記について四半期レビューを行った。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定により国際会計基準
第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は
誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部
統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から要約四半期連結財務諸表に
対する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準
に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、国際会計基準第34号「期中財務
報告」に準拠して、株式会社ベルシステム24ホールディングス及び連結子会社の2020年11月30日現在の財政状態、同日
をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間の
キャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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