アストマックス株式会社 四半期報告書 第9期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年9月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第9期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年9月30日) |
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提出者 | アストマックス株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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アストマックス株式会社(E26813)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年11月13日
【四半期会計期間】 第9期第2四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 アストマックス株式会社
【英訳名】 ASTMAX Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 本多 弘明
【本店の所在の場所】 東京都品川区東五反田二丁目10番2号
【電話番号】 03-5447-8400(代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員 小幡 健太郎
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区東五反田二丁目10番2号
【電話番号】 03-5447-8400(代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員 小幡 健太郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第8期 第9期
回次 第2四半期 第2四半期 第8期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日 自 2019年4月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日 至 2020年3月31日
営業収益 (千円) 5,888,377 3,840,306 11,932,445
経常利益又は経常損失(△) (千円) △ 7,614 17,731 △ 185,353
親会社株主に帰属する四半期
(当期)純利益又は親会社株主 (千円) 587,501 △ 19,050 243,898
に帰属する四半期純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 602,592 661 236,194
純資産額 (千円) 6,188,414 5,920,388 5,699,463
総資産額 (千円) 13,181,512 12,871,582 13,526,584
1株当たり四半期(当期)純利
益金額又は1株当たり四半期純 (円) 44.64 △ 1.49 18.65
損失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 44.7 41.5 40.0
営業活動による
(千円) 550,386 81,720 669,884
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 1,003,863 234,532 △ 1,693,405
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) 438,378 △ 80,076 669,294
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 3,127,367 3,024,634 2,788,572
四半期末(期末)残高
第8期 第9期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2019年7月1日 自 2020年7月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日
1株当たり四半期純利益金額又
は1株当たり四半期純損失金額 (円) 1.58 △ 1.00
(△)
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載して
おりません。
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2 【事業の内容】
当社グループは、創業以来培ってきたノウハウを活用し、金融事業と総合エネルギー事業を展開しております。
当社グループのセグメントは、前連結会計年度末まで、「再生可能エネルギー関連事業」、「電力取引関連事
業」、「アセット・マネジメント事業」、「ディーリング事業」の4事業に区分しておりましたが、第1四半期連結
会計期間より、「電力取引関連事業」から「小売事業」を分け、5事業に区分しております。
(小売事業)
第1四半期連結会計期間より積極的に小売電気事業を展開することにいたしました。
アストマックス・トレーディング株式会社は、2016年3月に小売電気事業者、2018年10月にガス小売事業者とし
て経済産業省への登録を完了し、主に電力取引関連事業において電力の卸売販売を手掛けてまいりました。
当社グループでは、従来からの再生可能エネルギー関連事業、電力取引関連事業に加え、今般、小売電気事業分
野に本格的に参入することで、日本における電力のサプライチェーン全体に事業領域を広げ、より機能的なサービ
スの提供と収益機会の開拓を図る方針を決定し、2020年4月に、小売電気事業を展開するJust Energy Japan合同会
社(2020年7月1日付で「アストマックス・エネルギー合同会社」に商号変更。)を傘下に有するJust Energy
Japan株式会社(2020年7月1日付で「アストマックス・エネルギー株式会社」に商号変更。)の全発行済株式を取
得し、その後1%譲渡いたしました。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した
「事業等のリスク」に重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当社グループのセグメントは、前連結会計年度末まで、「再生可能エネルギー関連事業」、「電力取引関連事
業」、「アセット・マネジメント事業」、「ディーリング事業」の4事業に区分しておりましたが、第1四半期連
結会計期間より、「電力取引関連事業」から「小売事業」を分け、5事業に区分しております。従いまして、当第
2四半期連結累計期間における「電力取引関連事業」及び「小売事業」の経営成績については、前第2四半期連結
累計期間における「電力取引関連事業」の経営成績を当該各事業に組み替えて比較しております。
当第2四半期連結累計期間の経営環境は以下のとおりです。
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス
感染症が拡大する中で緊急事態宣言が発令され、経済活動に制約が生じ、雇用・所得環境は悪化しました。その
後、東京都等一部地域を除きGo Toキャンペーンが展開される等、経済社会活動に加わった制約は段階的に解除され
ています。
一方、株式市場は前期末に大幅に下落したことに対して、大きな反発が見られ、9月末の日経平均株価は、
23,185.12円と前期末比22.6%と大幅に上昇し、新型コロナウイルス感染症が流行する前の高値の水準に戻りまし
た。
当第2四半期連結累計期間のセグメント毎の経営環境は以下のとおりです。
原油価格は、前期末に大幅下落した後、4月下旬から6月にかけて徐々に回復し、その後、下落前の水準までに
は届かないものの、安定した推移となりました。金価格は、引き続き不安定な世界情勢から一時2,000ドルを超え、
その後、小反落したものの堅調な推移が続いています。商品市場は、新型コロナウイルス感染症の影響で概して需
給バランスが不安定になり、また商品の輸送や貯蔵にも影響が生じていること等もあり、市場間の価格差が拡大し
ました。当第2四半期連結会計期間においては、この市場間の価格差の拡大傾向は、特に貴金属等において続きま
した。
再生可能エネルギーを取り巻く環境については、改正FIT法に基づき、2019年度の太陽光発電のFIT価格は14円
(税抜)、2020年度は12円(税抜)となり、入札制度の対象も出力500kW以上の設備から250kW以上の設備にまで拡
大されました。また、未稼働案件に対して運転開始期限設定を義務化する新たな仕組みも定められました。
既存案件については、当社グループ保有の太陽光発電設備が稼働する九州電力管轄内において、電力需給バラン
スの維持及び電力安定供給の必要性から、当第2四半期連結累計期間において、熊本県の発電所には合計14回の出
力抑制が発令されました。今後は、他の電力管轄内においても出力抑制発令の可能性が想定されます。
FIT価格は、制度スタート時の40円(税抜)から大幅に低下し、前述の様にFIT制度自体についても見直しが行わ
れていますが、「パリ協定」や「持続可能な開発目標(SDGs)」、「RE100(事業で使用する電力を100%再生可能
エネルギーで調達することを目標とする国際的なイニシアチブ)」など、世界的に推進されている脱炭素社会を目
指す動きは、わが国においても、広がりを見せてきています。新型コロナウイルス感染症の影響により、世界経済
の不透明感が高まっていますが、脱炭素社会を目指す動きは、今後も一層進むものと考えられ、再生可能エネル
ギーの重要性も更に増すことが見込まれます。
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電力市場においては、2016年4月の電力小売全面自由化以降、小売電気事業者の事業者数及び切替件数は、共に
順調に増加しています。電力価格については、天候不順や新型コロナウイルス感染症等によって価格変動リスクが
高まっております。小売電気事業者や発電事業者の経営においても、電力市場価格の「リスク管理」の重要性が認
識されており、電力取引のヘッジニーズは高い状態が続くものと考えます。
一方、市場の拡大に伴い、小売電気事業者間では淘汰が始まっており、中小規模の小売電気事業者の売却・買収
案件は、増加傾向にあります。そのような中で当社は、後述のとおり小売電気事業者を有するJust Energy Japan株
式会社(2020年7月1日付で「アストマックス・エネルギー株式会社」に商号変更。以下、「AE社」という。)
を、2020年4月に買収いたしました。今後、当社グループは、AE社を当社グループにおける小売電気事業のプラッ
トフォームとして活用するとともに、電力小売事業を積極的に展開していく方針です。
このような市場環境等のもと、当第2四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
2020年3月 期 2021年3月 期
増減率
第2四半期 第2四半期 増減 増減の主要因ほか
(%)
連結累計期間 連結累計期間
①再生可能エネルギー関連事業(△926)
②電力取引の減少(△1,374)
営業収益 5,888 3,840 △2,048 △34.8 ③アセット・マネジメント事業(+10)
④ディーリング事業(+219)
⑤小売事業(+70)
①再生可能エネルギー関連事業の外注工事
費(△934)
営業費用 5,931 3,753 △2,177 △36.7 ②電力仕入の減少(△1,272)
③ディーリング事業の支払手数料(△58)
④子会社買収による小売事業の費用増
営業利益又は
△43 86 129 -
営業損失(△)
①営業利益(+129)
②売却目的で保有していた太陽光発電設備
経常利益又は の売電収入減少(△50)
△7 17 25 -
経常損失(△) ③売却目的で保有していた太陽光発電設備
の減価償却費の減少(+26)
④持分法による投資損失の増加(△54)
前期は子会社株式一部売却による特別利益
特別利益 945 - △945 -
を計上
特別損失 19 0 △19 △100.0
税金等調整前
919 17 △901 △98.1
四半期純利益
法人税等合計
321 28 △292 △91.2
(※1)
非支配株主に帰属
10 8 △2 △19.3
する四半期純利益
親会社株主に帰属
する四半期純利益
又は親会社株主に 587 △19 △606 -
帰属する四半期純
損失(△)
※1「法人税等合計」には、「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」を含みます。
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セグメント毎の業績及び取り組み状況は次のとおりです。
なお、セグメント損益は第2四半期連結累計期間の経常利益又は経常損失(△)と調整を行っており、連結会社間
の内部取引消去等の調整額が含まれております。
(セグメント別営業収益・セグメント損益) (単位:百万円)
2020年3月 期 2021年3月 期
増減率
第2四半期 第2四半期 増減
(%)
連結累計期間 連結累計期間
営業収益 1,304 375 △928 △71.2
再生可能エネルギー関連事業
セグメント損益 104 20 △83 △80.2
営業収益 4,285 2,951 △1,333 △31.1
電力取引関連事業
セグメント損益 25 △3 △28 -
営業収益 1 72 70 4,606.0
小売事業
セグメント損益 △31 △87 △56 -
営業収益 50 60 10 20.7
アセット・マネジメント事業
セグメント損益 2 △51 △53 -
営業収益 189 408 219 115.6
ディーリング事業
セグメント損益 △29 184 214 -
営業収益 65 16 △48 △74.0
その他(※1)
セグメント損益 △15 △9 5 -
営業収益 △8 △45 △37 -
調整額
セグメント損益 △63 △35 27 -
営業収益 5,888 3,840 △2,048 △34.8
四半期連結財務諸表計上額
セグメント損益 △7 17 25 -
※1「その他」は、地方創生事業など、現時点で事業セグメント化されていない事業を示しています。
<1 再生可能エネルギー関連事業>
当事業は主にアストマックス・トレーディング株式会社(以下、「ASTRA社」という。)及びアストマックスえび
の地熱株式会社(以下、「えびの地熱社」という。)が推進しております。再生可能エネルギーを取り巻く環境は
冒頭のとおりですが、当事業は、企業理念と行動指針に基づき、エネルギー問題、気候変動問題を中心とした環境
への取り組みにより、世界が「持続可能な開発目標(SDGs)」によって目指していく社会の実現に貢献したいと考
えております。わが国のエネルギー基本計画に沿って、2030年までに最大年間66,000トン(太陽光発電100MW相当)
のCO2削減を目指すとともに、再生可能エネルギーの導入及び拡大に寄与する方針であり、以下のとおり、継続的に
再生可能エネルギー発電所の開発、取得、発電及び電気の供給(発電事業)、維持・運営管理(O&M事業)を行って
おります。
(太陽光発電事業)
当事業が従事した完工済みの案件は合計31.4MWであり、今後着工する案件は以下の①のとおり、1箇所、2.1MWに
なります。
改正FIT法の施行、競合他社の参入、優良案件の減少等、案件確保が容易ではない事業環境ではありますが、当事
業では、長年にわたり培ってきた優良案件を見極める力とネットワークの力を活用して、引き続き、太陽光発電設
備の自社開発を行ってまいります。また、これらに加え、未稼働ID(FIT認定済みの運転未稼働案件)及びセカンダ
リー市場(完成した発電所の売買市場)での案件確保に取り組むと共に、保有している既存発電設備についても、
譲渡を行うこと等を含め、事業ポートフォリオの一部入替を検討する等、期間利益を確保しながら、事業採算性の
向上にも取り組んでまいります。
自社開発(建設中):
① 栃木県大田原市 出力規模:約2.1MW 2024年5月完工予定
稼働後はASTRA社が維持・運営管理(O&M事業)を行います。
自社開発(運転開始):
当第2四半期連結累計期間に運転開始した案件はございません。
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セカンダリー市場:
新たな案件についても精査を行っております。
ポートフォリオの入替:
当第2四半期連結累計期間でのポートフォリオ入替実績はございません。
維持・運営管理(O&M事業)
ASTRA社では、ASTRA社が開発に携わった案件等17か所、合計31.4MWの太陽光発電所の維持・運営管理(O&M
事業)を行っております。
(地熱発電事業等)
当事業では、ベースロード電源である地熱を利用した発電事業の取り組みも進めております。
宮崎県えびの市尾八重野地域では、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構による「地熱資源開発調査
事業費助成金交付事業」(以下、「助成事業」という。)の採択を受け、2MW規模の地熱発電の事業化を目指し
て、2016~2018年度に3本の調査井掘削を完了し、1号調査井および3号調査井については自噴を確認、2号調
査井については熱水資源の還元ゾーンとしての十分な能力を確認してまいりました。
この結果を受け、ASTRA社は、事業規模の計画拡大及び、最大49%までの範囲による第三者からの事業参画をよ
り容易にすることを目的として、2019年5月に、新設分割により設立したえびの地熱社に、宮崎県えびの市にお
ける地熱開発事業の全てを承継させました。2020年3月には大和エナジー・インフラ株式会社(代表取締役社
長:松田守正、本社:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号)とえびの地熱社との間で、事業損益の10%を分配する
匿名組合契約を締結いたしました。なお、匿名組合出資と損益分配の開始は発電所の運転開始時となります。
えびの地熱社では、2019年度助成事業として掘削した4号調査井の自噴を確認しており、これまでの調査結果
を総合的に解析した結果、事業化に必要な資源量を確保したものと判断しております。
本件に関しては、九州電力株式会社主宰の電源接続案件募集プロセス(2015年4月に設立された電力広域的運
営推進機関により新たに規定されたルールであり、発電設備等を電力系統に連系するにあたり、系統連系希望者
により工事費負担金を共同負担する手続)が続いておりましたが、2019年7月に募集プロセスが完了し、当初計
画の2MW分について工事費負担金契約を締結しております。今後は、4号調査井の仮噴気試験結果を受けて、計
画規模を4.8MWに拡大する前提で発電所建設のための検討を進め、追加の系統確保の調整を含め、引き続き事業化
に向けて取り組んでまいります。なお、既に締結している工事費負担金契約の工期に合わせ、現時点での運転開
始は2026年度を想定しております。
再生可能エネルギー関連事業では、九州地方の発電所に前年同期間の実績を上回る出力抑制が発令されたこと
や、地熱開発を含む発電所の開発に係るコスト(建設コストを賄うための銀行借入に対する諸手数料や金利負担
等)が、計画の進捗に伴い増加していることに加え、前期は売却目的で保有していた発電所を合計3か所売却して
いたことから、若干のセグメント利益にとどまりました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の営業収益は375百万円(前年同期間比928百万円
(71.2%)の減少)、セグメント利益は20百万円(前年同期間比83百万円(80.2%)の減少)となりました。
<2 電力取引関連事業>
当事業は、小売電気事業者等を対象にシステム及び付帯サービスを提供するアストマックス・エナジー・サービ
ス株式会社と、日本卸電力取引所の会員であるASTRA社の協業により推進しております。
2016年4月の電力の小売全面自由化以降、600件を超える小売電気事業者が設立され、小売電力の販売シェアを伸
ばしています。当事業では、小売電気事業者をサポートするために、需給管理業務を中心とした業務代行サービス
の提供、電力取引の提供を行っております。
当事業の内、業務代行については、既存顧客へのサービスの提供により収入を確保しながら、引き続き新規取引
先を増やすべく、顧客ニーズにあったきめ細かいサービスの提案を行っております。
電力取引については、顧客の電力調達ニーズ、価格変動リスク及び電力市場の需給状況等を考慮し、電力先渡取
引を行うと同時に、電力取引における価格変動リスクを抑える目的で、デリバティブ取引である電力スワップ取
引、電力先物取引にも取り組んでおります。電力取引の増加及び多様化に伴うリスク管理の重要性が増加している
ことに鑑み、当社グループでは、リスク管理体制の強化も推進しております。第1四半期連結会計期間に続いて当
第2四半期連結会計期間も、新型コロナウイルス感染症拡大等による電力需要の減少などの影響で取引量が減少し
たことが損益に影響を与えました。なお、会計上現物取引である上記電力先渡取引は時価評価の対象ではなく、確
定損益のみが損益計上されています。 また、電力価格と取引量には季節性があることから、月次及び四半期の損益
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変動幅が拡大する可能性があります。
以上の結果、前述のとおり、電力販売の減少により、電力取引関連事業の当第2四半期連結累計期間の営業収益
は2,951百万円(前年同期間比1,333百万円(31.1%)の減少)となり3百万円のセグメント損失(前年同期間は25
百万円のセグメント利益)となりました。
<3 小売事業>
ASTRA社は、2016年3月に小売電気事業者、2018年10月にガス小売事業者として経済産業省への登録を完了し、主
に電力取引関連事業において電力の卸売販売を手掛けてまいりました。当社グループでは、従来からの再生可能エ
ネルギー関連事業、電力取引関連事業に加え、今般、小売電気事業分野に本格的に参入することで、日本における
電力のサプライチェーン全体に事業領域を広げ、より機能的なサービスの提供と収益機会の開拓を図る方針を決定
し、2020年4月に、小売電気事業を展開するJust Energy Japan合同会社(2020年7月1日付で「アストマックス・
エネルギー合同会社」に商号変更。)を傘下に有するAE社の全発行済株式を取得し、その後1%譲渡いたしまし
た。当事業は、第1四半期連結会計期間より報告セグメントとして独立いたしました。
また、ASTRA社は株式会社グローバルエンジニアリング(以下、「GE 社」という。)と共同で、2021年 1月(予
定)より株式会社デンソー北海道に対して「大型蓄電池(NAS 電池)の無償設置と電力の供給を含むエネルギーマ
ネジメント」(以下、「本事業」という。)を行う契約を当該三社間で締結いたしました。
本事業は、工場の未利用地等にNAS電池を設置し、設備の需要に合わせて充電及び放電をコントロールすることに
より、電力需要逼迫時の電力供給負荷を低減することでデマンドレスポンスを実現し、また通常使用する電気料金
を削減するほか、非常用電源として BCP対策等にも活用することを目的としております。
競争の激しい特高・高圧市場で電力顧客を確保すること等を目的として、蓄電池の無償設置を絡めたビジネスモ
デルを習得し、電力供給契約を獲得していきたいと考えております。
(電力小売)
第1四半期連結会計期間は買収したAE社を当社傘下で運営する為の移行期間と位置づけ、システム移管と営業
戦略構築に専念した為、買収時の顧客数に大きな変化なく推移しました。当第2四半期連結会計期間において
は、7月より商号変更と共に新たな料金プランをリリースし、新規顧客獲得への活動を開始しましたが、新料金
プランの展開が東京・九州エリアに限られていたこともあり、顧客数の増加は限定的となりました。第3四半期
連結会計期間以降はエリアを拡大していくとともに、販売チャンネルの拡大準備に入る予定です。
(ガス小売)
当事業では、引き続き事業の開始に向けて、パートナー候補である複数の企業と交渉を行っております。 第3
四半期連結会計期間からはAE社を取次店のひとつとする電気とのセット小売販売を企画・検討するとともに、そ
の他の代理店・取次店候補企業との契約締結に向けて、取り組んでまいります。
以上の結果、小売事業の当第2四半期連結累計期間は、コスト先行となり、営業収益は72百万円(前年同期間比
70百万円(4,606.0%)の増加)となり、87百万円のセグメント損失(前年同期間は31百万円のセグメント損失)と
なりました。
<4 アセット・マネジメント事業>
アストマックス・ファンド・マネジメント株式会社(以下、「AFM社」という。)においては、学校法人東京理科
大学が主に出資する大学発ベンチャーキャピタルファンドの営業者としてファンド運営業務等を担い、投資金額の
順調な積み上げを継続しており、前期末より新たなファンドの運用業務も受託しております。大学発ベンチャー
キャピタルファンドについては全体として順調な運用が続いており、新ファンドも当第2四半期連結会計期間にお
いても、着実に運用資産を増加させてきております。
アストマックス投信投資顧問株式会社(以下、「ASTAM社」という。)においては、スワップ取引を対象とした
ファンドからの資金流出や外貨建債券を対象とした外国債券を対象としたファンドの満期償還等を受け、運用資産
残高合計は6月末時点で前連結会計年度末比117億円減少の約2,986億円となりました。7月以降は、先進国の株式
や債券を対象としたファンドや米ドルへの連動を目指すファンドへの資金流入等から運用資産残高は増加し、9月
末時点の運用資産残高は前連結会計年度末比103億円増加の約3,207億円となりました。但し、全体として運用資産
残高が前年同期間を下回る水準で推移したことに加え、報酬率が相対的に高い運用資産残高の減少等を受けて運用
資産全体の報酬率が前年同期に比べ低下したことから、ASTAM社の営業収益の総額は、前年同期間比で減少しまし
た。
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以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の営業収益は60百万円(前年同期間比10百万円
(20.7%)の増加、持分法適用関連会社のASTAM社の営業収益は含まず)となり、51百万円のセグメント損失(前年
同 期間は2百万円のセグメント利益)となりました。
ASTAM社では、低金利が継続している現状の金融市場環境において、各機関投資家の資産運用ニーズをより的確に
捉えることが従来にも増して重要であり、こうしたニーズを十分に把握した上で、内外の外部運用機関との協働も
含め、機関投資家の運用成果に貢献しうるファンド組成をタイムリーに行っていくことに注力しております。同時
に投資信託の販売会社等との協業も強化することによって運用資産残高の積み上げに努め、収益基盤の拡充にも取
り組んでいます。また、ASTAM社ではこれまでの主力事業である機関投資家向けビジネスに加え、個人投資家向けビ
ジネスについても一層の強化を図るべく、投資未経験者を含む個人投資家の皆様に向けて、対面型営業による長期
積立型投資信託事業及びヤフー株式会社との協働によるファイナンシャル・テクノロジーを活用した個人投資家の
長期資産形成に貢献できる事業を全力で展開し、引き続きASTAM社の企業価値向上を目指しております。
<5 ディーリング事業>
当事業は、ASTRA社が推進し、OSE、TOCOM、CME、ICE、INE等、国内外の主要取引所において商品先物を中心に、
株価指数等の金融先物を取引対象とした自己勘定取引を行っております。
冒頭の市場環境の中、原油市場では市場間や限月間の価格差が落ち着いてきましたが引き続き裁定取引で利益を
あげることができました。一方、貴金属の裁定取引では、第1四半期連結会計期間に続いて市場間の値差が不安定
になり、基準となる理論値からの乖離が続きましたが、取引手法と資金とリスクをコントロールしながら収益を上
げることができました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の営業収益は408百万円(前年同期間比219百万円
(115.6%)の増加)、セグメント利益は184百万円(前年同期間は29百万円のセグメント損失)となりました。
当事業では、今後も引き続き経費節減に努めると同時に、ディーリング資金の効率的な運用を行い引き続き収益
力の強化を目指してまいります。
<6 その他(地方創生ほか)>
当事業は報告セグメントとして独立しておりませんが、事業の状況について説明いたします。
当事業は北海道長万部町で実施されている「長万部地方創生事業」において、「町と東京理科大学の連携による
再生可能エネルギーを活用した先進的アグリビジネス事業」の確立を目指し2017年11月に設立された長万部アグリ
株式会社(以下、「アグリ社」という。)が主に推進しております。当社グループはアグリ社の設立当初より出資
しておりましたが、2018年6月にアグリ社の第三者割当増資を引き受け、アグリ社は当社の子会社となりました。
アグリ社では、サンゴ及び焼成したホタテ貝殻のアルカリ培地を利用した新しい農法でミニトマトを生産・出荷
して、2年が経過したばかりですが、2020年2月にはアグリ社のミニトマト「ENRICH MINI TOMATO(エンリッチミ
ニトマト)」が、一般財団法人格付けジャパン研究機構が主催する格付け認証により、ミニトマト部門における
「糖度」「リコピン含有量」「GABA含有量」の総合評価において、「データプレミアムNo1」の認証を取得する
等、一定の成果が出てきております。アグリ社では、新型コロナウイルス感染症の拡大下においては、卸売りにお
ける事業展開が難しい局面を迎えることとなりましたが、一方で、継続的に商品販売の機会を確保することを目的
として、Eコマースプラットフォームを活用した販路の拡大にも取り組んでおり、当第2四半期連結会計期間におい
て、「長万部アグリYahoo!店」を開店しました。「ENRICH MINI TOMATO(エンリッチミニトマト)」をご購入頂い
たお客様からは、高い評価を頂いており、これらの評価を販売増加に結び付けることができるよう今後も努めてま
いります。
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(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて9.8%減少し、5,264百万円となりました。これは、主に短期借入金の
返済等に伴い現金及び預金が443百万円減少したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、7,598百万円となりました。これは、主に投資有価証券
の売却等に伴い投資有価証券が62百万円減少したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて4.8%減少し、12,871百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて33.0%減少し、2,446百万円となりました。これは、主に短期借入金が
744百万円減少したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて7.8%増加し、4,504百万円となりました。これは、主に長期預り金の
増加に伴い固定負債のその他が355百万円増加したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて11.2%減少し、6,951百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.9%増加し、5,920百万円となりました。これは、主に非支配株主
持分が293百万円増加したこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、3,024百万円(前年同期間
比3.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増減は、81百万円(前年同期間は550百万円)となり
ました。
主たる要因は、主とし て 自己先物取引差金(借方)の減少による収入( 609 百万円)、差入保証金の増加による
支出(△ 495 百万円)等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の増減は、234百万円(前年同期間は△1,003百万円)
となりました。
主たる要因は、定期預金の払戻による収入(680百万円) 、有形固定資産の取得による支出(△ 467 百万円) 等
によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増減は、△80百万円(前年同期間は438百万円)とな
りました。
主たる要因は、短期借入金の返済による支出( 短期借入金による収入との純額は△ 744 百万 円)、 配当金の支払
額(△76百万円)、社債の発行による収入 (594百万円)、非支配株主からの払込みによる収入(349百万円)等
によります。
3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 36,000,000
計 36,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年11月13日)
( 2020年9月30日 ) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株数は100株でありま
JASDAQ
普通株式 13,160,300 13,160,300
す。
(スタンダード)
計 13,160,300 13,160,300 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年9月30日 ― 13,160,300 ― 2,013 ― 1,013
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(5) 【大株主の状況】
2020年9月30日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
株式会社大和証券グループ本社 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 2,260,100 17.63
有限会社啓尚企画 東京都目黒区碑文谷3丁目8-1 1,172,000 9.14
牛嶋英揚 長野県北佐久郡軽井沢町 653,734 5.10
マネックスグループ株式会社 東京都港区赤坂1丁目12-32 564,700 4.40
山本純也 三重県伊勢市 421,000 3.28
白木信一郎 東京都港区 370,000 2.88
小幡健太郎 東京都目黒区 316,400 2.46
株式会社SBI証券 東京都港区港区六本木1丁目6-1 269,277 2.10
大石益生 大阪府箕面市 263,000 2.05
山本美江 三重県伊勢市 257,500 2.00
計 ― 6,547,711 51.09
(注) 2020年1月30日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、ひびき・パース・アド
バイザーズ株式会社が2020年1月23日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社とし
て2020年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりま
せん。
なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
ひびき・パース・アドバ シンガポール共和国058584、テンプルス
592,100 4.50
イザーズ株式会社 トリート39B、201
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式 345,700
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 12,813,200
完全議決権株式(その他) 128,132 ―
普通株式 1,400
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 13,160,300 ― ―
総株主の議決権 ― 128,132 ―
② 【自己株式等】
2020年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 東京都品川区東五反田二丁
345,700 ― 345,700 2.62
アストマックス株式会社 目10番2号
計 ― 345,700 ― 345,700 2.62
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任監査法人トーマツにより四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,468,572 3,024,634
営業未収入金 151,015 283,172
製品 689,076 663,912
差入保証金 534,602 1,003,563
自己先物取引差金 733,625 124,131
その他 263,615 167,766
△ 2,033 △ 2,372
貸倒引当金
流動資産合計 5,838,474 5,264,808
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 533,974 534,823
△ 165,955 △ 185,707
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 368,018 349,115
機械及び装置
4,366,648 4,366,648
△ 913,151 △ 1,042,156
減価償却累計額
機械及び装置(純額) 3,453,496 3,324,491
車両運搬具
2,196 2,196
△ 2,044 △ 2,155
減価償却累計額
車両運搬具(純額) 151 40
器具及び備品
45,268 47,057
△ 22,770 △ 26,572
減価償却累計額
器具及び備品(純額) 22,497 20,484
土地 454,323 454,323
建設仮勘定 2,266,925 2,379,725
有形固定資産合計 6,565,412 6,528,181
無形固定資産
34,685 25,698
その他
無形固定資産合計 34,685 25,698
投資その他の資産
投資有価証券 885,282 822,542
出資金 28,717 28,018
長期差入保証金 157,538 183,304
11,795 10,781
その他
投資その他の資産合計 1,083,333 1,044,647
固定資産合計 7,683,432 7,598,526
繰延資産
創立費 125 21
開業費 4,552 2,956
- 5,268
社債発行費
繰延資産合計 4,678 8,246
資産合計 13,526,584 12,871,582
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
営業未払金 340,954 159,484
短期社債 - 500,000
短期借入金 1,929,840 1,185,669
1年内返済予定の長期借入金 277,706 277,706
自己先物取引差金 785 722
未払金 428,910 101,277
未払費用 37,643 24,259
未払法人税等 249,113 25,460
賞与引当金 25,522 7,262
インセンティブ給引当金 27,353 19,542
332,437 145,166
その他
流動負債合計 3,650,267 2,446,551
固定負債
社債 - 100,000
長期借入金 3,024,229 2,885,376
繰延税金負債 4,700 12,433
修繕引当金 65,366 72,895
製品保証引当金 1,851 1,851
資産除去債務 198,441 194,084
882,264 1,238,000
その他
固定負債合計 4,176,854 4,504,642
負債合計 7,827,121 6,951,193
純資産の部
株主資本
資本金 2,013,545 2,013,545
資本剰余金 2,911,783 2,907,454
利益剰余金 616,217 520,606
△ 122,606 △ 105,972
自己株式
株主資本合計 5,418,939 5,335,633
その他の包括利益累計額
△ 3,432 7,641
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益累計額合計 △ 3,432 7,641
非支配株主持分 283,956 577,113
純資産合計 5,699,463 5,920,388
負債純資産合計 13,526,584 12,871,582
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業収益
アセット・マネジメント事業収益 50,263 60,657
ディーリング事業収益 189,698 408,928
再生可能エネルギー関連事業収益 1,296,888 370,882
電力取引関連事業収益 4,285,306 2,910,638
小売事業収益 1,537 72,335
64,683 16,864
その他の営業収益
営業収益合計 5,888,377 3,840,306
※ 5,931,663 ※ 3,753,886
営業費用
営業利益又は営業損失(△) △ 43,286 86,419
営業外収益
修繕引当金戻入額 873 -
持分法による投資利益 3,231 -
売電収入 90,389 40,170
違約金収入 27,154 -
16,936 5,473
その他
営業外収益合計 138,585 45,644
営業外費用
支払利息 35,072 33,555
持分法による投資損失 - 50,966
減価償却費 51,589 25,208
貸倒引当金繰入額 12,464 -
3,786 4,601
その他
営業外費用合計 102,913 114,332
経常利益又は経常損失(△) △ 7,614 17,731
特別利益
関係会社株式売却益 944,146 -
1,800 -
その他
特別利益合計 945,946 -
特別損失
固定資産除却損 - 0
事務所移転費用 5,973 -
投資有価証券評価損 12,531 -
510 -
その他
特別損失合計 19,015 0
税金等調整前四半期純利益 919,316 17,731
法人税、住民税及び事業税
241,121 24,094
79,991 4,049
法人税等調整額
法人税等合計 321,113 28,143
四半期純利益又は四半期純損失(△) 598,203 △ 10,412
非支配株主に帰属する四半期純利益 10,701 8,638
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
587,501 △ 19,050
に帰属する四半期純損失(△)
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 598,203 △ 10,412
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,178 12,838
1,210 △ 1,764
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 4,388 11,074
四半期包括利益 602,592 661
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 591,890 △ 7,976
非支配株主に係る四半期包括利益 10,701 8,638
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 919,316 17,731
減価償却費 192,138 186,785
のれん償却額 666 -
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 16,823 △ 18,259
インセンティブ給引当金の増減額(△は減少) △ 181 △ 7,811
受取利息及び受取配当金 △ 625 △ 680
支払利息 35,072 33,555
持分法による投資損益(△は益) △ 3,231 50,966
たな卸資産の増減額(△は増加) 649,785 -
関係会社株式売却損益(△は益) △ 944,146 -
投資有価証券評価損益(△は益) 12,531 -
差入保証金の増減額(△は増加) △ 207,161 △ 495,687
未収入金の増減額(△は増加) △ 111,554 △ 39,395
未収消費税等の増減額(△は増加) 147,585 45,593
未払消費税等の増減額(△は減少) 48,917 △ 74,600
自己先物取引差金(借方)の増減額(△は増
50,828 609,430
加)
未払金の増減額(△は減少) △ 425,963 △ 191,131
未払費用の増減額(△は減少) △ 6,961 △ 17,396
預り金の増減額(△は減少) 706 10,358
長期預り金の増減額(△は減少) - 340,252
118,964 △ 94,573
その他
小計 459,865 355,139
利息及び配当金の受取額
977 680
利息の支払額 △ 42,024 △ 37,298
持分法適用会社からの配当金の受取額 89,438 -
法人税等の支払額 △ 48,961 △ 236,856
法人税等の還付額 91,091 -
- 56
その他
営業活動によるキャッシュ・フロー 550,386 81,720
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 680,000 -
定期預金の払戻による収入 - 680,000
投資有価証券の取得による支出 △ 88,500 △ 11,000
投資有価証券の償還による収入 6,107 34,858
有形固定資産の取得による支出 △ 512,781 △ 467,761
有形固定資産の売却による収入 456 -
無形固定資産の取得による支出 △ 391 -
差入保証金の差入による支出 △ 8,990 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
280,235 -
る収入
△ 0 △ 1,564
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 1,003,863 234,532
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四半期報告書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 1,309,000 480,000
短期借入金の返済による支出 △ 612,420 △ 1,224,171
長期借入金の返済による支出 △ 109,623 △ 138,853
社債の発行による収入 - 594,549
配当金の支払額 △ 144,346 △ 76,195
非支配株主への配当金の支払額 - △ 12,963
非支配株主への払戻による支出 △ 4,232 △ 52,293
非支配株主からの払込みによる収入 - 349,750
- 100
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー 438,378 △ 80,076
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 813 △ 114
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 15,912 236,061
現金及び現金同等物の期首残高 3,143,280 2,788,572
※ 3,127,367 ※ 3,024,634
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日 )
(連結の範囲の重要な変更)
第1四半期連結会計期間より、Just Energy Japan 株式会社(2020年7月1日付でアストマックス・エネル
ギー株式会社へ商号変更。)の株式を取得したことにより、同社と同社が唯一の社員であるJust Energy Japan
合同会社(2020年7月1日付でアストマックス・エネルギー合同会社へ商号変更。)を新たに連結の範囲に含め
ております。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 営業費用のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日 ) 至 2020年9月30日 )
購入電力料 4,113,608 千円 2,841,314 千円
外注工事費 934,331 千円 - 千円
役員報酬 79,496 千円 91,232 千円
給与手当 127,617 千円 135,176 千円
賞与引当金繰入額 12,784 千円 7,262 千円
インセンティブ給 12,330 千円 50,985 千円
インセンティブ給引当金繰入額 7,879 千円 19,542 千円
減価償却費 134,454 千円 161,560 千円
貸倒引当金繰入額 8,990 千円 339 千円
修繕引当金繰入額 7,955 千円 9,523 千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおり
であります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日 ) 至 2020年9月30日 )
現金及び預金 3,807,367千円 3,024,634千円
預入期間が3か月を超える定期預金 △680,000千円 -千円
現金及び現金同等物 3,127,367千円 3,024,634千円
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(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年4月24日
普通株式 144,762 11.00 2019年3月31日 2019年6月27日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年5月1日
普通株式 76,561 6.00 2020年3月31日 2020年6月26日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 )
1 報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
アセット・マネ ディーリング 再生可能エネル 電力取引関連
小売事業 計
ジメント事業 事業 ギー関連事業 事業
営業収益
外部顧客への
50,263 189,698 1,296,888 4,285,306 1,537 5,823,694
営業収益
セグメント間の内部
- - 7,486 - - 7,486
営業収益又は振替高
計 50,263 189,698 1,304,374 4,285,306 1,537 5,831,180
セグメント利益又は
2,314 △ 29,382 104,256 25,120 △ 31,173 71,135
損失(△)
四半期連結
その他 合計 調整額 損益計算書
計上額
営業収益
外部顧客への
64,683 5,888,377 - 5,888,377
営業収益
セグメント間の内部
718 8,204 △ 8,204 -
営業収益又は振替高
計 65,401 5,896,581 △ 8,204 5,888,377
セグメント利益又は
△ 15,381 55,754 △ 63,368 △ 7,614
損失(△)
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常損失と調整を行っております。
2 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、地方創生事業等を含んでおりま
す。
3 セグメント利益又は損失(△)の調整額△63,368千円には、セグメント間取引消去134,043千円、全社収益
8,070千円及び全社費用△205,482千円が含まれております。全社収益及び全社費用は、各報告セグメントに
帰属しない親会社の収益及び費用であり、各報告セグメントに配分していない金額であります。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
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重要な減損損失を認識していないため、また、のれん等の金額に重要な影響を及ぼす事象が生じていないた
め、記載しておりません。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日 )
1 報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
電力取引
アセット・マネ ディーリング 再生可能エネル
小売事業 計
ジメント事業 事業 ギー関連事業
関連事業
営業収益
外部顧客への
60,657 408,928 370,882 2,910,638 72,335 3,823,442
営業収益
セグメント間の内部
- - 4,765 41,077 - 45,842
営業収益又は振替高
計 60,657 408,928 375,647 2,951,715 72,335 3,869,284
セグメント利益又は
△ 51,389 184,909 20,642 △ 3,482 △ 87,708 62,970
損失(△)
四半期
連結損益計
その他 合計 調整額
算書
計上額
営業収益
外部顧客への
16,864 3,840,306 - 3,840,306
営業収益
セグメント間の内部
120 45,963 △ 45,963 -
営業収益又は振替高
計 16,985 3,886,269 △ 45,963 3,840,306
セグメント利益又は
△ 9,768 53,201 △ 35,470 17,731
損失(△)
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、地方創生事業等を含んでおりま
す。
3 セグメント利益又は損失(△)の調整額 △35,470千円には、セグメント間取引消去126,231千円、全社収益
8,042千円及び全社費用△169,743千円が含まれております。全社収益及び全社費用は、各報告セグメントに
帰属しない親会社の収益及び費用であり、各報告セグメントに配分していない金額であります。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要な減損損失を認識していないため、また、のれん等の金額に重要な影響を及ぼす事象が生じていないた
め、記載しておりません。
3 報告セグメントの変更等に関する事項
報告セグメントの区分変更
第1四半期連結会計期間より、小売電気事業分野へ本格的に参入することを決定したことに伴い、従来の事業
セグメントのうち、「電力取引関連事業」からガス・電気の小売事業を分け、「アセット・マネジメント事業」
「ディーリング事業」「再生可能エネルギー関連事業」「電力取引関連事業」「小売事業」に、報告セグメント
を変更しております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については変更後の区分方法により作成したものを記載し
ております。
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(金融商品関係)
前連結会計年度末( 2020年3月31日 )
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(千円) (千円) (千円)
デリバティブ取引(注)
①ヘッジ会計が適用されてい
727,500 727,500 -
ないもの
②ヘッジ会計が適用されてい
- - -
るもの
デリバティブ取引計 727,500 727,500 -
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項
目 については、( )で表示しております。
なお、デリバティブ取引に関する注記事項については、「注記事項(デリバティブ取引関係)」に記載し
ております。
当第2四半期連結会計期間末( 2020年9月30日 )
デリバティブ取引が、企業集団の事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連結会計年度の末
日に比べて著しい変動が認められます。
四半期連結貸借対照表 時価 差額
計上額(千円) (千円) (千円)
デリバティブ取引(注)
①ヘッジ会計が適用されてい
118,534 118,534 -
ないもの
②ヘッジ会計が適用されてい
- - -
るもの
デリバティブ取引計 118,534 118,534 -
(注) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項
目 については、( )で表示しております。
なお、デリバティブ取引に関する注記事項については、「注記事項(デリバティブ取引関係)」に記載し
ております。
(有価証券関係)
有価証券の四半期連結貸借対照表計上額その他の金額は、前連結会計年度の末日と比較して著しい変動がありま
せん。
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(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度末( 2020年3月31日 )
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1) 商品関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
先物取引
貴金属
売建 234,179 5,480 3,496 3,496
買建 225,148 163,440 △1,036 △1,036
エネルギー
市場取引
売建 5,160,996 ― 975,385 975,385
買建 3,585,200 ― △257,347 △257,347
農産物
売建 8,419 ― 12 12
買建 8,170 ― △40 △40
合計 ― ― ― 720,471
(注) 時価の算定方法
①国内市場の先物取引:㈱東京商品取引所の夜間取引終了後の残玉と㈱東京商品取引所が公表している夜間参
考値等によっております。 なお、電力先物については㈱東京商品取引所が公表して
いる帳入値段によっております。
②海外市場の先物取引:各取引所の清算値段によっております。
(2) 通貨関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
為替先物取引
市場取引
売建 356,868 ― 2,955 2,955
買建 285,184 ― 9,412 9,412
合計 ― ― ― 12,367
(注) 時価の算定方法
海外市場の先物取引:各取引所の清算値段によっております。なお、海外商品先物銘柄に対する為替ヘッジ
目的分については、ヘッジ対象商品のSettlement時点直近の価格となるように調整を
行っております。
(3) 金利関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
市場取引
金利スワップ取引
以外の
受取変動・支払固定 292,310 233,850 △5,339 △5,339
取引
合計 ― ― ― △5,339
(注) 時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格によっております。
2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
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当第2四半期連結会計期間末 ( 2020年9月30日 )
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1) 商品関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
先物取引
貴金属
売建 1,773,687 1,360,696 44,413 44,413
買建 1,722,690 ― 16,219 16,219
エネルギー
売建 4,362,190 ― 131,282 131,282
買建 4,138,097 ― △70,102 △70,102
市場取引
ゴム
売建 7,275 ― 97 97
買建 7,471 ― △115 △115
非鉄金属
売建 4,853 ― △88 △88
買建 4,857 ― 63 63
合計 ― ― ― 121,769
(注) 時価の算定方法
①国内市場の先物取引:エネルギー市場については、㈱東京商品取引所の夜間取引終了後の残玉と㈱東京商品
取引所が公表している夜間参考値によっております。 なお、電力先物については㈱東
京商品取引所が公表している帳入値段によっております。
エネルギー市場以外については、㈱大阪取引所の夜間取引終了後の残玉と㈱大阪取引
所が公表している夜間参考値によっております。
②海外市場の先物取引:各取引所の清算値段によっております。
(2) 通貨関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
為替先物取引
市場取引 売建 174,651 ― 670 670
買建 580,132 ― 968 968
合計 ― ― ― 1,639
(注) 時価の算定方法
海外市場の先物取引:各取引所の清算値段によっております。なお、海外商品先物銘柄に対する為替ヘッジ
目的分については、ヘッジ対象商品のSettlement時点直近の価格となるように調整を
行っております。
(3) 金利関連
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 種類 1年超
(千円) (千円) (千円)
(千円)
金利スワップ取引
市場取引
以外の取引
受取変動・支払固定 263,080 204,620 △4,873 △4,873
合計 ― ― ― △4,873
(注) 時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格によっております。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
項目
至 2019年9月30日 ) 至 2020年9月30日 )
1株当たり四半期純利益金額又は
44円64銭 △1円49銭
1株当たり四半期純損失金額(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純 利益金額又は
587,501 △19,050
親会社株主に帰属する四半期純 損失金額(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
金額又は普通株式に係る親会社株主に帰属する四半 587,501 △19,050
期純損失金額(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 13,160,196 12,781,286
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月10日
アストマックス株式会社
取 締 役 会 御 中
有限責任監査法人トーマツ
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 山 田 信 之 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 鶴 見 将 史 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているアストマックス株
式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月30
日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、
四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及
び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、アストマックス株式会社及び連結子会社の2020年9月30日現在の財
政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示して
いないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が
認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公
正 妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認め
られないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レ
ビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期
連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明する
ことが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の
事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の
作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期
連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示してい
ないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単
独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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