ヒロセ電機株式会社 四半期報告書 第74期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
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ヒロセ電機株式会社(E01939)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年11月11日
【四半期会計期間】 第74期第2四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 ヒロセ電機株式会社
【英訳名】 HIROSE ELECTRIC CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 石井 和徳
【本店の所在の場所】 神奈川県横浜市都筑区中川中央二丁目6番3号
【電話番号】 045(620)7410(代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 原 慶 司
【最寄りの連絡場所】 神奈川県横浜市都筑区中川中央二丁目6番3号
【電話番号】 045(620)7410(代表)
【事務連絡者氏名】 経理部長 原 慶 司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第73期 第74期
回次 第2四半期 第2四半期 第73期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日 自 2019年4月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日 至 2020年3月31日
60,265 61,036 121,765
売上収益
(百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 32,031 ) ( 33,636 )
税引前四半期利益又は
(百万円) 12,087 12,887 21,205
税引前利益
親会社の所有者に帰属する
8,573 9,338 15,305
四半期(当期)利益 (百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 4,506 ) ( 4,921 )
親会社の所有者に帰属する
(百万円) 3,379 9,918 10,291
四半期(当期)包括利益
(百万円) 306,332 311,706 306,141
親会社の所有者に帰属する持分
(百万円) 343,447 348,072 342,644
総資産額
基本的1株当たり
235.12 257.48 420.39
四半期(当期)利益 (円)
(第2四半期連結会計期間) ( 123.57 ) ( 135.70 )
希薄化後1株当たり
(円) 235.12 257.48 420.37
四半期(当期)利益
(%) 89.2 89.6 89.3
親会社所有者帰属持分比率
営業活動による
(百万円) 14,721 15,300 28,584
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 5,979 △ 8,472 △ 17,164
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 4,708 △ 4,754 △ 12,205
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 55,095 52,892 50,561
四半期末(期末)残高
(注)1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記
載しておりません。
2.売上収益には、消費税等は含まれておりません。
3.上記指標は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)により作成された要約四半期連結財務諸表及び連結財
務諸表に基づいております。
4.第73期第2四半期連結累計期間及び第74期第2四半期連結累計期間における、希薄化後1株当たり四半期利
益につきましては、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、基本的1株当たり四半期利益と同
額にて記載しております。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影
響による個人消費の落ち込み、企業収益の悪化により、極めて厳しい状況で推移いたしました。
また、海外におきましても、新型コロナウィルス感染症によるロックダウンより経済活動を再開させましたが、
再び感染者が増加するなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況下、当社グループは、主にスマートフォン市場向け、自動車市場向け及び産業用機器市場向けの
グローバル事業拡大を進めると共に高度化する市場ニーズへの更なる迅速な対応を目指し、高付加価値新製品の開
発・販売・生産体制の強化を推進した結果、民生用機器市場向けビジネスは堅調に推移し、自動車市場向けビジネ
スの売上低迷をカバーしたため、 当第2四半期連結累計期間の売上収益は 610億36百万円 (前年同期比 1.3%増 )、
営業利益は128億93百万円 ( 同11.8%増 )、 親会社の所有者に帰属する四半期利益は93億38百万円 ( 同8.9%増 )と
なりました。
また、報告セグメントごとの業績を示しますと、以下のとおりであります。
[多極コネクタ]
当社の主力製品群であります多極コネクタは、丸形コネクタ、角形コネクタ、リボンケーブル用コネクタ、プリ
ント基板用コネクタ、FPC(フレキシブル基板)用コネクタ、ナイロンコネクタ等多品種にわたります。
主としてスマートフォン、タブレットPC、通信機器、カーエレクトロニクス等の分野から計測・制御機器、FA機
器及び医療機器などの産業用機器等の分野まで幅広く使用されているコネクタであり、今後の更なる高度情報通信
ネットワーク化社会及び環境を考慮した省エネ化社会の進展とともに需要の拡大が見込まれております。
当第2四半期連結累計期間は、売上収益は 544億75百万円 (前年同期比 2.2%増 )、 営業利益は121億61百万円
( 同11.9%増 )となりました。
[同軸コネクタ]
同軸コネクタは、マイクロ波のような高周波信号を接続する特殊な高性能コネクタであり、主にマイクロ波通信
機、衛星通信装置、電子計測器、またはスマートフォン及び4K・8K放送設備等に使用されるコネクタでありま
す。 なお、光コネクタ、同軸スイッチもこの中に含んでおります。
当第2四半期連結累計期間は、売上収益は 46億1百万円 (前年同期比 7.6%減 )、 営業利益は7億3百万円 ( 同
32.3%増 )となりました。
[その他]
以上のコネクタ製品以外の製品として、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類を一括しております。
当第2四半期連結累計期間は、売上収益は 19億60百万円 (前年同期比 0.5%減 )、 営業利益は29百万円 (同
77.3%減)となりました。
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(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ
て23億31百万円増加して528億92百万円となりました。
a. 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、 153億円の増加 (前年同期は 147億21百万円の増加 ) となりました。こ
れは、税引前四半期利益128億87百万円の計上、及び減価償却費及び償却費82億36百万円の計上などによります。
b. 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、 84億72百万円の減少 (前年同期は 59億79百万円の減少 ) となりまし
た。これは、投資の売却及び償還による収入46億79百万円、投資の取得による支出51億88百万円、及び有形固定
資産の取得による支出71億41百万円などによります。
c. 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、 47億54百万円の減少 (前年同期は 47億8百万円の減少 ) となりまし
た。これは、配当金の支払額43億52百万円などによります。
(3) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、 現金及び現金同等物の増加、営業債権及びその他の債権の増加など
により、 前連結会計年度末に比べ 54億28百万円増加 して、 3,480億72百万円 となりました。負債合計はリース負債
の減少などにより 1億37百万円減少 して 363億66百万円 となりました。また、資本合計は四半期利益の計上による
利益剰余金の増加及び在外営業活動体の換算差額によるその他の資本の構成要素の増加などにより 55億65百万円増
加 して 3,117億6百万円 となりました。この結果、親会社所有者帰属持分比率は 89.6% となり、前連結会計年度末
と比べて0.3%増加しました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当社グループにおける当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、35億63百万円であります。この他に研究開発
活動の成果として、工具器具などの固定資産で計上したものが、12億29百万円あるため、合わせますと、研究開発
費投資額は47億92百万円となります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
80,000,000
普通株式
80,000,000
計
②【発行済株式】
第2四半期会計期間 提出日現在
上場金融商品取引所名
末現在発行数(株) 発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年9月30日) (2020年11月11日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
38,175,942 38,175,942
普通株式
(市場第一部)
100株
38,175,942 38,175,942 - -
計
(注)提出日現在の発行数には、2020年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行され
た株式数は、含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
総数増減数 総数残高 増減額 残高
年月日
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2020年7月1日~
- 38,175 - 9,404 - 12,007
2020年9月30日
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(5)【大株主の状況】
2020年9月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数
総数に対する所有
氏名又は名称 住所
(百株)
株式数の割合
(%)
ステート ストリート バンク
P.O. BOX 351 BOSTON, MASSACHUSETTS
アンド トラスト カンパニー
02101, U.S.A. 31,761 8.76
505223
(東京都港区港南2丁目15-1)
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部)
公益財団法人 ヒロセ国際奨学財団 東京都港区六本木1丁目7-27 31,476 8.68
ジェーピー モルガン チェース バ
270 PARK AVENUE, NEW YORK, NY 10017,
ンク 380055
U.S.A. 29,301 8.08
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
(東京都港区港南2丁目15-1)
決済営業部)
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町2丁目11-3 25,340 6.99
株式会社 (信託口)
株式会社日本カストディ銀行(信託
東京都中央区晴海1丁目8-12 19,928 5.50
口4)
株式会社日本カストディ銀行(信託
東京都中央区晴海1丁目8-12 17,155 4.73
口)
東京都渋谷区渋谷2丁目10-15 12,215 3.37
有限会社エイチエス企画
みずほ信託銀行株式会社
東京都中央区八重洲1丁目2-1 8,707 2.40
信託口0700065
みずほ信託銀行株式会社
東京都中央区八重洲1丁目2-1 8,652 2.39
信託口0700066
株式会社日本カストディ銀行(信託
東京都中央区晴海1丁目8-12 6,455 1.78
口5)
- 190,993 52.66
計
(注)1.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口4)、株式会社日本
カストディ銀行(信託口)、みずほ信託銀行株式会社信託口0700065、みずほ信託銀行株式会社信託口
0700066、株式会社日本カストディ銀行(信託口5)の所有株式は全て信託業務に係る株数であります。
2.2020年9月30日現在における、ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223、ジェー
ピー モルガン チェース バンク 380055の信託業務に係る株式数については、当社として把握することがで
きないため、記載しておりません。
3.当社の自己株式19,089百株は、上記の表から除いております。
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4.2020年4月2日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、ファースト・イーグル・インベス
トメント・マネジメント・エルエルシーが2020年3月26日現在で以下の株式を保有している旨が記載されて
おりますが、当社として2020年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の
状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数
株券等保有割合 (%)
氏名又は名称 住所
(百株)
ファースト・イーグル・
1345 Avenue of the Americas,
インベストメント・ 39,767 10.36
New York, NY 10105-0048 U.S.A.
マネジメント・エルエルシー
5.2020年5月13日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、マサチューセッツ・ファイナン
シャル・サービセズ・カンパニーが2020年5月7日現在で以下の株式を保有している旨が記載されておりま
すが、当社として2020年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の状況に
は含めておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数
株券等保有割合 (%)
氏名又は名称 住所
(百株)
マサチューセッツ・ファイナ
111 Huntington Avenue, Boston,
ンシャル・サービセズ・カン 40,200 10.47
Massachusetts, 02199 U.S.A.
パニー
6.2020年6月19日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、三井住友信託銀行株式会社及びそ
の共同保有者である三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及び日興アセットマネジメント株式
会社が2020年6月15日現在でそれぞれ以下の株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として
2020年9月30日現在における実質所有株式数の確認が出来ないため、上記大株主の状況には含めておりませ
ん。
なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数
株券等保有割合 (%)
氏名又は名称 住所
(百株)
三井住友信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 500 0.13
三井住友トラスト・アセット
東京都港区芝公園一丁目1番1号 29,068 7.61
マネジメント株式会社
日興アセットマネジメント
東京都港区赤坂九丁目7番1号 4,235 1.11
株式会社
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年9月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
株主としての権利内容に制
完全議決権株式(自己株式等) -
1,908,900 限のない、標準となる株式
普通株式
完全議決権株式(その他) 36,189,600 361,896
普通株式 同上
77,442 -
単元未満株式 普通株式 同上
38,175,942 - -
発行済株式総数
- 361,896 -
総株主の議決権
(注)1.「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が59株含まれております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が82株含まれております。
②【自己株式等】
2020年9月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
総数に対する
所有者の氏名
所有株式数 所有株式数 の合計
所有者の住所
所有株式数
又は名称
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
神奈川県横浜市都筑区中川
1,908,900 - 1,908,900 5.00
ヒロセ電機株式会社
中央2-6-3
- 1,908,900 - 1,908,900 5.00
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年
内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から
2020年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期
連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
注記
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産
流動資産
10 50,561 52,892
現金及び現金同等物
10 30,444 33,547
営業債権及びその他の債権
14,512 15,774
棚卸資産
10 120,541 122,956
その他の金融資産
4,614 3,241
その他の流動資産
220,672 228,410
流動資産合計
非流動資産
61,541 60,743
有形固定資産
4,478 4,235
使用権資産
2,519 2,630
無形資産
10 50,141 48,580
その他の金融資産
2,272 2,494
繰延税金資産
563 541
退職給付に係る資産
458 439
その他の非流動資産
121,972 119,662
非流動資産合計
342,644 348,072
資産合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
注記
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債
流動負債
10 16,747 16,680
営業債務及びその他の債務
728 729
リース負債
10 25 -
その他の金融負債
2,964 3,233
未払法人所得税
4,377 4,416
その他の流動負債
24,841 25,058
流動負債合計
非流動負債
3,764 3,527
リース負債
10 - 73
その他の金融負債
230 235
退職給付に係る負債
6,573 6,721
繰延税金負債
1,095 752
その他の非流動負債
11,662 11,308
非流動負債合計
36,503 36,366
負債合計
資本
9,404 9,404
資本金
11,293 11,285
資本剰余金
308,343 310,957
利益剰余金
6 △ 24,456 △ 22,077
自己株式
1,557 2,137
その他の資本の構成要素
306,141 311,706
親会社の所有者に帰属する持分合計
306,141 311,706
資本合計
342,644 348,072
負債及び資本合計
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(2)【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
8 60,265 61,036
売上収益
34,411 35,172
売上原価
25,854 25,864
売上総利益
15,072 14,499
販売費及び一般管理費
1,030 1,732
その他の収益
278 204
その他の費用
11,534 12,893
営業利益
623 518
金融収益
70 524
金融費用
12,087 12,887
税引前四半期利益
3,514 3,549
法人所得税費用
8,573 9,338
四半期利益
四半期利益の帰属
8,573 9,338
親会社の所有者
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 9 235.12 257.48
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 9 235.12 257.48
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
32,031 33,636
売上収益
18,178 19,272
売上原価
13,853 14,364
売上総利益
7,522 7,372
販売費及び一般管理費
83 142
その他の収益
218 137
その他の費用
6,196 6,997
営業利益
224 182
金融収益
6 384
金融費用
6,414 6,795
税引前四半期利益
1,908 1,874
法人所得税費用
4,506 4,921
四半期利益
四半期利益の帰属
4,506 4,921
親会社の所有者
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 9 123.57 135.70
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 9 123.57 135.70
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(3)【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
8,573 9,338
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
715 △ 298
測定する資本性金融商品
715 △ 298
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
△ 5,929 854
在外営業活動体の換算差額
その他の包括利益を通じて公正価値で
20 24
測定する負債性金融商品
△ 5,909 878
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
△ 5,194 580
税引後その他の包括利益合計
3,379 9,918
四半期包括利益合計
四半期包括利益合計額の帰属
3,379 9,918
親会社の所有者
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
4,506 4,921
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
386 △ 777
測定する資本性金融商品
386 △ 777
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
△ 2,259 300
在外営業活動体の換算差額
その他の包括利益を通じて公正価値で
7 12
測定する負債性金融商品
△ 2,252 312
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
△ 1,866 △ 465
税引後その他の包括利益合計
2,640 4,456
四半期包括利益合計
四半期包括利益合計額の帰属
2,640 4,456
親会社の所有者
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(4)【要約四半期連結持分変動計算書】
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 自己 所有者に
注記 資本金 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 株式 帰属する
構成要素
持分合計
9,404 11,314 303,349 △ 23,213 6,476 307,330 307,330
2019年4月1日残高
8,573 8,573 8,573
四半期利益
△ 5,194 △ 5,194 △ 5,194
その他の包括利益
- - 8,573 - △ 5,194 3,379 3,379
四半期包括利益合計
7 △ 4,376 △ 4,376 △ 4,376
剰余金の配当
△ 0 △ 1 △ 1 △ 1
自己株式の取得
- -
自己株式の処分
6 △ 1,487 1,487 - -
自己株式の消却
6 1,481 △ 1,481 - -
利益剰余金への振替
- △ 6 △ 5,857 1,486 - △ 4,377 △ 4,377
所有者との取引額等合計
9,404 11,308 306,066 △ 21,727 1,281 306,332 306,332
2019年9月30日時点の残高
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 自己 所有者に
注記 資本金 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 株式 帰属する
構成要素
持分合計
9,404 11,293 308,343 △ 24,456 1,557 306,141 306,141
2020年4月1日残高
9,338 9,338 9,338
四半期利益
580 580 580
その他の包括利益
- - 9,338 - 580 9,918 9,918
四半期包括利益合計
7 △ 4,352 △ 4,352 △ 4,352
剰余金の配当
△ 0 △ 3 △ 3 △ 3
自己株式の取得
0 1 1 1
自己株式の処分
6 △ 2,381 2,381 - -
自己株式の消却
6 2,373 △ 2,373 - -
利益剰余金への振替
- △ 8 △ 6,724 2,379 - △ 4,354 △ 4,354
所有者との取引額等合計
9,404 11,285 310,957 △ 22,077 2,137 311,706 311,706
2020年9月30日時点の残高
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(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
12,087 12,887
税引前四半期利益
7,623 8,236
減価償却費及び償却費
△ 623 △ 518
金融収益
70 524
金融費用
営業債権及びその他の債権の増減額
△ 2,027 △ 2,960
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 333 △ 1,188
営業債務及びその他の債務の増減額
△ 998 466
(△は減少)
1,254 △ 1,294
その他
17,053 16,153
小計
- 1,496
保険金の受取額
362 296
利息の受取額
166 183
配当金の受取額
△ 2,859 △ 2,828
法人所得税の支払額
14,721 15,300
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 4,150 △ 354
9,189 4,679
投資の売却及び償還による収入
△ 8,904 △ 5,188
投資の取得による支出
△ 10,536 △ 7,141
有形固定資産の取得による支出
122 △ 468
その他
△ 5,979 △ 8,472
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 1 △ 3
自己株式の取得による支出
△ 4,376 △ 4,352
配当金の支払額
△ 332 △ 400
リース負債の返済による支出
- 1
その他
△ 4,708 △ 4,754
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,261 257
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,773 2,331
52,322 50,561
現金及び現金同等物の期首残高
55,095 52,892
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
ヒロセ電機株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。当社及び連結子会社
(以下「当社グループ」という。)は、主に多極コネクタ及び同軸コネクタ並びにその他の電子部品等の製造販
売を行っております。
2.作成の基礎
(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基
準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」
に準拠して作成しております。
要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連
結会計年度の連結財務諸表とあわせて利用されるべきものです。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2020年11月2日に当社代表取締役社長 石井 和徳により承認
されております。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品、退職給付に係る負債又は
退職給付に係る資産等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百
万円としております。また、百万円未満の端数は四捨五入して表示しております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適
用した会計方針と同一であります。
なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算出しております。
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4. 重要な会計上の見積り及び判断
当社グループは、要約四半期連結財務諸表の作成において、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用
の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積り及び仮定を用いております。これらの見積り及び仮定は、過去の
経験及び利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の
最善の判断に基づいております。しかしながら、その性質上、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結
果と異なる可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見
積りを見直した期間及び将来の期間において認識しております。
(1) 会計方針適用上の重要な判断
会計方針を適用する過程で行った重要な判断は、以下のとおりであります。
・収益認識
(2) 見積りの不確実性の要因となる事項
当四半期連結会計期間以降に資産や負債の帳簿価額に重要な修正を生じる要因となる著しいリスクを伴う将
来に関して行った仮定、及び当四半期連結会計期間の末日におけるその他の見積りの不確実性に関する主な情
報は次の注記に含まれております。
・金融商品に関する事項(注記「10.金融商品の公正価値」)
5.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、主にコネクタ等を生産・販売しており、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の
包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループはコネクタの形状を基礎とした製品別セグメントから構成されており、「多極コネク
タ」及び「同軸コネクタ」の2つを報告セグメントとしております。
「多極コネクタ」は、主として機器の外部に実装する丸形コネクタ及び角形コネクタと機器の内部に実装す
るリボンケーブル用コネクタ、プリント基板用コネクタ、FPC(フレキシブル基板)用コネクタ、ナイロンコ
ネクタがあります。
「同軸コネクタ」は、マイクロ波のような高周波信号を接続する特殊な高性能コネクタであり、ここには光
コネクタも含んでおります。
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(2) 報告セグメント情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した
方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
その他
連結財務諸表
(注)
多極コネクタ 同軸コネクタ 計 計上額
売上収益
53,313 4,982 58,295 1,970 60,265
外部顧客への売上収益
53,313 4,982 58,295 1,970 60,265
収益合計
10,872 531 11,403 131 11,534
営業利益
- - - - 623
金融収益
- - - - 70
金融費用
- - - - 12,087
税引前四半期利益
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治
工具類等を一括しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
その他
連結財務諸表
(注)
多極コネクタ 同軸コネクタ 計 計上額
売上収益
54,475 4,601 59,076 1,960 61,036
外部顧客への売上収益
54,475 4,601 59,076 1,960 61,036
収益合計
12,161 703 12,864 29 12,893
営業利益
- - - - 518
金融収益
- - - - 524
金融費用
- - - - 12,887
税引前四半期利益
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、マイクロスイッチ類及びコネクタ用治
工具類等を一括しております。
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6.払込資本及びその他の資本
当社は、2019年5月8日開催の取締役会決議に基づき、2019年5月31日付けで自己株式131千株の消却を実施
しております。
また、当社は、2020年5月28日開催の取締役会決議に基づき、2020年6月2日付けで自己株式205千株の消却
を実施しております。
上記消却の金額は「資本剰余金」の中のその他資本剰余金から減額しておりますが、その他資本剰余金を上回
る金額については「利益剰余金」より減額しております。
7.配当金
(1) 配当金支払額
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
配当の総額 1株当たり配当額
決議 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年6月27日
4,376 120.00
利益剰余金 2019年3月31日 2019年6月28日
定時株主総会
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
配当の総額 1株当たり配当額
決議 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2020年6月26日
4,352 120.00
利益剰余金 2020年3月31日 2020年6月29日
定時株主総会
(2) 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結累計期間の
末日後となるもの
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
配当の総額 1株当たり配当額
決議 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年11月1日
4,376 120.00
利益剰余金 2019年9月30日 2019年12月2日
取締役会
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
配当の総額 1株当たり配当額
決議 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2020年11月2日
4,352 120.00
利益剰余金 2020年9月30日 2020年12月1日
取締役会
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8.収益
当社グループは、コネクタの種類(注記「5.事業セグメント」参照)及び顧客の所在地を基本にして組織が
構成されており、それらの区分に基づき当社の取締役会は経営資源の配分の決定及び業績の評価の検討を行って
おります。
顧客の所在地により分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関係は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
多極コネクタ 同軸コネクタ
14,270 1,066 350 15,686
日本
顧客の所在地
18,926 1,701 306 20,933
中国
7,910 467 1,223 9,600
韓国
12,207 1,748 91 14,046
その他
53,313 4,982 1,970 60,265
合計
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
多極コネクタ 同軸コネクタ
13,090 993 282 14,365
日本
顧客の所在地
21,357 1,258 165 22,780
中国
6,732 431 1,413 8,576
韓国
13,296 1,919 100 15,315
その他
54,475 4,601 1,960 61,036
合計
日本においては丸形コネクタ、角形コネクタ、プリント配線板用コネクタ、自動車用コネクタ等を販売してお
り、産機分野や自動車分野などを主な顧客としております。
中国においては、プリント配線板用コネクタ、同軸コネクタ等を販売しており、スマートフォン及びコン
シューマ機器分野などを主な顧客としております。
韓国においては、プリント配線板用コネクタ、角形コネクタ、自動車用コネクタ、同軸コネクタ、その他機器
等を販売しており、スマートフォン、コンシューマ機器分野及び自動車分野などを主な顧客としております。
その他地域は欧州、北米、その他アジア等の顧客に、プリント配線板用コネクタ等の様々なコネクタを販売し
ております。
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9.1株当たり利益
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益算定上の基礎
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 8,573 9,338
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期
8,573 9,338
利益(百万円)
期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
基本的1株当たり四半期利益(円) 235.12 257.48
希薄化後1株当たり四半期利益算定上の基礎
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期
8,573 9,338
利益(百万円)
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半
8,573 9,338
期利益(百万円)
期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
新株予約権による普通株式増加数(千株) - -
希薄化後の期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 235.12 257.48
(注) 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における希薄化後1株当たり四半期利益につきまし
ては、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、基本的1株当たり四半期利益と同額にて記載してい
ます。
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益算定上の基礎
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 4,506 4,921
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期
4,506 4,921
利益(百万円)
期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
基本的1株当たり四半期利益(円) 123.57 135.70
希薄化後1株当たり四半期利益算定上の基礎
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期
4,506 4,921
利益(百万円)
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半
4,506 4,921
期利益(百万円)
期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
新株予約権による普通株式増加数(千株) - -
希薄化後の期中平均普通株式数(千株) 36,463 36,267
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 123.57 135.70
(注) 前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間における希薄化後1株当たり四半期利益につきまし
ては、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、基本的1株当たり四半期利益と同額にて記載してい
ます。
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10.金融商品の公正価値
(1) 公正価値の測定方法
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務については、短期間で決済さ
れるため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
その他の金融資産のうち、預入期間が3ヶ月超の定期預金等については、主に1年以内に決済されるため、
帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。
資本性金融商品については、活発な市場がある場合は公表された市場価格を用いて測定し、活発な市場がな
い場合は主として時価純資産法により測定しております。
負債性金融商品については、活発な市場がある場合は公表された市場価格を用いて測定し、活発な市場がな
い場合は信用格付けや割引率などの市場で観察可能な基礎条件を用いて測定しております。
デリバティブについては、先物為替相場等に基づいて算定しております。
(2 ) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の公正価値は以下のとおりであります。
なお 、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は、下表に含めておりません。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
その他の金融資産
6,659 6,659 7,267 7,267
負債性金融商品
(3) 公正価値で測定する金融商品
① 公正価値ヒエラルキー
公正価値で測定する金融商品については、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正
価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
公正価値で測定する金融商品の公正価値のレベル別内訳は以下のとおりです。
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前連結会計年度(2020年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3
合計
その他の金融資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
- 3,475 - 3,475
負債性金融商品
その他の包括利益を通じて公正価値で測定す
る金融資産
30,938 - - 30,938
負債性金融商品
12,535 - 180 12,715
資本性金融商品
43,473 3,475 180 47,128
資産合計
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
- 25 - 25
デリバティブ
- 25 - 25
負債合計
当第2四半期連結会計期間(2020年9月30日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3
合計
その他の金融資産
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
- 4,904 - 4,904
負債性金融商品
- 6 - 6
デリバティブ
その他の包括利益を通じて公正価値で測定す
る金融資産
29,667 - - 29,667
負債性金融商品
12,107 - 179 12,286
資本性金融商品
41,774 4,910 179 46,863
資産合計
その他の金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
- 73 - 73
デリバティブ
- 73 - 73
負債合計
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識してお
ります。
前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
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② レベル2、3に区分される公正価値測定に関する情報
公正価値ヒエラルキーのレベル2に区分される負債性金融商品については信用格付けや割引率などの市場で
観察可能な基礎条件を用いて測定しており、デリバティブについては先物為替相場等に基づいて算定しており
ます。
レベル3に区分される資本性金融商品の公正価値については、主として時価純資産法により評価を行ってお
り、公正価値は時価純資産の上昇(低下)により増加(減少)し、観察可能でないインプットを合理的に考え
得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の変動は見込まれておりません。
レベル3に分類された金融商品については、グループ会計方針等に則り公正価値の測定を行い、測定結果に
ついては管理部門の責任者が承認しております。
レベル3に区分される金融資産については、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間にお
いて、重要な変動は生じておりません 。
11.後発事象
該当事項はありません。
12.追加情報
新型コロナウイルス感染症の状況は非常に不透明であり、国内においては緊急事態宣言の解除等により徐々に
経済活動が戻りつつあります。その一方で、海外の一部地域では新型コロナウイルス感染症拡大の勢いが拡大し
続けております。
このような環境下、当社グループにおきましては、当報告書の提出日時点において、国内外の各拠点におい
て、ほぼ正常通りの生産・販売活動を行うことができるようになっております。市況につきましては非常に不透
明な状況が続くものの、いわゆる第二波、第三波の感染拡大は無いことを前提にし、徐々に新型コロナウイルス
感染症の影響が減衰していくと予想しております。
上記の予想のもと、当第2四半期連結累計期間における会計上の見積もりを行っております。また、当連結会
計年度におきましては、上記のとおり引き続き一定の悪影響を受けることが見込まれておりますが、連結財務諸
表に重要な影響を及ぼすものではないと考えております。
2【その他】
2020年11月2日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。
① 配当金の総額 4,352百万円
② 1株当たりの金額 120.00円
③ 支払請求の効力発生日及び支払開始日 2020年12月1日
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月11日
ヒロセ電機株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
森本 泰行 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
池田 幸恵 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているヒロセ電機株式
会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9
月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、
すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連
結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様
式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、ヒロセ電機株
式会社及び連結子会社の2020年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期
連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせ
る事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の
責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を
入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するこ
とにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成する
ことが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を
開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
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四半期報告書
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手
続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される
年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認めら
れると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表
の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続
企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注
記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、
要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半
期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続でき
なくなる可能性がある。
・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる
事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並
びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないか
どうかを評価する。
・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独
で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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