中道リース株式会社 四半期報告書 第49期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
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中道リース株式会社(E04801)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 北海道財務局長
【提出日】 2020年11月9日
【四半期会計期間】 第49期第3四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 中道リース株式会社
【英訳名】 Nakamichi Leasing Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 関 寛
【本店の所在の場所】 札幌市中央区北1条東3丁目3番地
【電話番号】 札幌011(280)2266
【事務連絡者氏名】 取締役 経営主計室長 遠 藤 龍 二
【最寄りの連絡場所】 札幌市中央区北1条東3丁目3番地
【電話番号】 札幌011(280)2266
【事務連絡者氏名】 取締役 経営主計室長 遠 藤 龍 二
【縦覧に供する場所】 中道リース株式会社 東京支社
(東京都港区浜松町1丁目27番14号 サン・キツカワビル)
証券会員制法人 札幌証券取引所
(札幌市中央区南1条西5丁目14番地の1)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
提出会社の経営指標等
第48期 第49期
回次 第48期
第3四半期累計期間 第3四半期累計期間
自 2019年1月1日 自 2020年1月1日 自 2019年1月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日 至 2019年12月31日
売上高 (千円) 29,448,231 30,875,781 39,536,824
経常利益 (千円) 719,518 761,419 951,132
四半期(当期)純利益 (千円) 478,424 520,472 618,730
持分法を適用した場合の
(千円) ― ― ―
投資利益
資本金 (千円) 2,297,430 2,297,430 2,297,430
発行済株式総数 (千株) 8,680 8,680 8,680
純資産額 (千円) 7,833,674 8,424,575 8,009,671
総資産額 (千円) 127,462,423 124,644,836 131,288,938
1株当たり四半期(当期)
(円) 64.80 70.35 83.78
純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益
1株当たり配当額 (円) ― ― 8.50
自己資本比率 (%) 6.1 6.8 6.1
第48期 第49期
回次
第3四半期会計期間 第3四半期会計期間
自 2019年7月1日 自 2020年7月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 22.64 28.67
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 持分法を適用した場合の投資利益については、持分法を適用すべき重要な関連会社が存在しないため記載し
ておりません。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
4 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移につい
ては記載しておりません。
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2 【事業の内容】
当第3四半期累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容につ
いて、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投
資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社の業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があり、引き続
き注視してまいります。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による国内外での経済活動の
停滞やインバウンド需要の縮小に加え、7月の豪雨災害等の影響もあり、景気は大きく後退いたしました。緊急事
態宣言の解除後は、国内経済活動が徐々に再開され、経済の持ち直しが期待されているものの、感染再拡大の懸念
は依然として払拭されておらず、予断を許さない状況が続いております。
このような状況の中、当社は、営業部門におきましては、東京支社に属していたバス関連営業部を事業部として
独立させバス事業営業部とし、また釧路営業所及び山形営業所をそれぞれ支店に昇格させるなどの営業強化を図り
ましたが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、営業活動を積極的に展開することはできませんでした。その
結果、当第3四半期累計期間における新規受注高は29,128百万円(前年同四半期比13.1%減)となりました。
当第3四半期累計期間の売上高は、リース売上高及び割賦売上高の増加等により30,876百万円(同4.8%増)とな
りました。新型コロナウイルス感染症の影響により貸倒引当金繰入額は増加しましたが、債権の証券化の実行に伴
う譲渡益の計上等により営業利益は726百万円(同5.6%増)、経常利益は761百万円(同5.8%増)、四半期純利益は
520百万円(同8.8%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。なお、各セグメントにおける売上高については「外部顧客
に対する売上高」の金額、セグメント利益については報告セグメントの金額を記載しております。
[リース・割賦・営業貸付]
当セグメントの新規受注高は28,739百万円(前年同四半期比12.1%減)、営業資産残高は債権の証券化の実行に
より資産の一部を譲渡したため、89,709百万円(前期末比7.5%減)となりました。売上高はリース収入の増加等に
より28,214百万円(前年同四半期比5.2%増)、新型コロナウイルス感染症の影響により貸倒引当金繰入額は増加し
ましたが、債権の証券化の実行に伴う譲渡益の計上等により、セグメント利益は385百万円(同6.9%増)となりま
した。
[不動産賃貸]
当セグメントの新規受注高は378百万円(前年同四半期比55.3%減)、営業資産残高は13,762百万円(前期末比
2.5%減)となりました。不動産賃貸料収入の増加により売上高は2,636百万円(前年同四半期比1.5%増)、セグメ
ント利益は813百万円(同4.3%増)となりました。
[その他]
当セグメントの新規受注高は11百万円(前年同四半期はありませんでした)、営業資産残高は80百万円(前期末
比6.1%減)となりました。売上高は26百万円(前年同四半期比8.2%減)、セグメント利益は19百万円(同1.5%
減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期会計期間末の総資産は、前期末比6,644百万円減少し124,645百万円となりました。これは主に債権
の証券化の実行に伴う割賦債権及びリース投資資産の減少によるものです。
負債合計は、前期末比7,059百万円減少し116,220百万円となりました。これは主に債権の証券化の実行に伴う長
期借入金等の有利子負債の減少によるものです。
純資産合計は、前期末比415百万円増加し8,425百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるもので
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す。
(3) 営業取引の状況
①契約実行高
当第3四半期累計期間
セグメントの名称
金額(千円) 前年同四半期比(%)
ファイナンス・リース 20,327,266 89.3
オペレーティング・リース ― ―
リース・割賦・
割賦販売事業 6,264,210 70.4
営業貸付事業
営業貸付事業 1,261,535 352.9
リース・割賦・営業貸付事業計 27,853,010 86.8
不動産賃貸事業 170,939 130.6
その他 10,767 ―
合計 28,034,716 87.0
(注) ファイナンス・リース及び不動産賃貸事業については取得した資産の購入金額、割賦販売事業については実行
時の割賦債権から割賦未実現利益を控除した額、オペレーティング・リースについては賃貸物件の取得価額
を表示しております。なお、再リース取引の実行額は含んでおりません。
②営業資産残高
前事業年度末 当第3四半期会計期間末
( 2019年12月 末日) ( 2020年12月 期第3四半期)
セグメントの名称
期末残高(千円) 構成比(%) 期末残高(千円) 構成比(%)
ファイナンス・リース 70,096,314 63.0 67,335,370 65.0
オペレーティング・リース 397,781 0.4 335,510 0.3
リース・割賦・
割賦販売事業 24,260,127 21.8 19,952,300 19.3
営業貸付事業
営業貸付事業 2,279,273 2.0 2,086,078 2.0
リース・割賦・営業貸付事業計 97,033,494 87.2 89,709,259 86.6
不動産賃貸事業 14,113,127 12.7 13,761,871 13.3
その他 85,159 0.1 80,000 0.1
合計 111,231,780 100.0 103,551,130 100.0
(注) 1 リース・割賦・営業貸付事業のうち、ファイナンス・リースについてはリース債権及びリース投資資産残高
を、オペレーティング・リースについては賃貸物品の帳簿価額を表示しております。
2 割賦販売事業については割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
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(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
(リース料債権及び割賦債権信託契約)
当社は、リース料債権・割賦債権を証券化し100億円の資金調達を実施するため、2020年8月7日付でみずほ信託銀
行株式会社を受託者とするリース料債権及び割賦債権信託契約を締結いたしました。これは資金調達の多様化及びバ
ランスシートのスリム化を企図したものであり、調達した資金は今後の営業活動の運転資金として活用いたします。
概要は以下のとおりであります。
①スキーム 当社の所有するリース料債権・割賦債権を信託設定し、取得した優先受益権を証券化した上で
投資家に販売し、資金調達するもの。当取引は金融商品に関する会計基準第9項「金融資産の
消滅の認識要件」を満たしているため、対象債権はオフバランスとなります(劣後受益権は当
社に残ります)。
②信託譲渡債権額 125億円
③資金調達額 100億円
④信託期間 2020年8月7日~2030年7月31日
⑤証券格付機関 ムーディーズSFジャパン株式会社 取得格付:Aaa(sf)
⑥アレンジャー みずほ証券株式会社
⑦受託者 みずほ信託銀行株式会社
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 27,000,000
計 27,000,000
② 【発行済株式】
提出日現在
第3四半期会計期間
上場金融商品取引所
末現在発行数(株)
種類 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
商品取引業協会名
( 2020年9月30日 )
(2020年11月9日)
(注)
普通株式 8,679,800 8,679,800 札幌証券取引所
単元株式数 100株
計 8,679,800 8,679,800 ― ―
(注) 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年9月30日 ― 8,679,800 ― 2,297,430 ― 2,137,430
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 9,743 (注1、2、3)
1,274,100
普通株式
完全議決権株式(その他) 73,986 (注1、4)
7,398,600
普通株式
単元未満株式 ― (注1、5)
7,100
発行済株式総数 8,679,800 ― ―
総株主の議決権 ― 83,729 ―
(注) 1 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。
2 当社所有の自己株式が299,800株、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式が974,300
株含まれております。
3 資産管理サービス信託銀行株式会社は、2020年7月27日付でJTCホールディングス株式会社及び日本トラス
ティ・サービス信託銀行株式会社と合併し、株式会社日本カストディ銀行に商号変更しております。
4 証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権の数2個)含まれております。
5 当社所有の自己株式が99株含まれております。
② 【自己株式等】
2020年9月30日 現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
又は名称
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
(自己保有株式)
北海道札幌市中央区北1条
中道リース株式会社 299,800 974,300 1,274,100 14.68
東3丁目3番地
計 ― 299,800 974,300 1,274,100 14.68
(注) 他人名義で所有している理由等
所有理由 名義人の氏名又は名称 名義人の住所
「株式給付信託(J-ESOP)」制度 株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海1丁
の信託財産として拠出 (信託E口) 目8-12
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動は、次のとおりであります。
役職の異動
新役職名 旧役職名 氏名 異動年月日
専務取締役 常務取締役
関 崇 博
2020年4月1日
(管理本部長) (管理本部長)
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第4 【経理の状況】
1.四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第63号)
に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期会計期間(2020年7月1日から2020年9月
30日まで)及び第3四半期累計期間(2020年1月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期財務諸表について、瑞輝監
査法人による四半期レビューを受けております。
3.四半期連結財務諸表について
「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第5条第2項により、
当社では、子会社の資産、売上高、損益、利益剰余金及びキャッシュ・フローその他の項目からみて、当企業集団の
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいものとし
て、四半期連結財務諸表は作成しておりません。
なお、資産基準、売上高基準、利益基準及び利益剰余金基準による割合は次のとおりであります。
資産基準 0.3%
売上高基準 2.2%
利益基準 1.0%
利益剰余金基準 0.8%
※会社間項目の消去後の数値により算出しております。
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1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,588,110 11,535,684
受取手形 2,483 161
※1 25,254,445 ※2 20,654,387
割賦債権
※1 70,100,987 ※2 67,335,370
リース債権及びリース投資資産
営業貸付金 142,391 180,722
その他の営業貸付債権 2,136,882 1,905,356
賃貸料等未収入金 2,314,018 2,395,738
その他の流動資産 557,297 708,836
△ 139,426 △ 323,074
貸倒引当金
流動資産合計 111,957,188 104,393,181
固定資産
有形固定資産
賃貸資産 14,486,053 14,074,938
62,559 62,277
社用資産
有形固定資産合計 14,548,612 14,137,215
無形固定資産
83,904 71,553
投資その他の資産
その他の投資 4,660,376 6,043,770
△ 31,973 △ 61,056
貸倒引当金
投資その他の資産合計 4,628,403 5,982,713
固定資産合計 19,260,919 20,191,481
繰延資産 70,832 60,174
資産合計 131,288,938 124,644,836
負債の部
流動負債
※1 1,022,892
支払手形 313,619
買掛金 2,810,895 3,930,249
短期借入金 2,570,000 2,070,000
1年内返済予定の長期借入金 32,160,442 30,719,767
1年内償還予定の社債 2,260,000 3,930,000
1年内支払予定の債権流動化に伴う長期支払債
221,076 222,995
務
未払法人税等 202,536 513,647
割賦未実現利益 994,318 702,086
役員賞与引当金 45,000 -
賞与引当金 92,335 86,054
1,782,508 2,159,211
その他の流動負債
流動負債合計 44,162,003 44,647,629
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(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
固定負債
社債 5,440,000 3,550,000
長期借入金 62,215,870 57,400,606
債権流動化に伴う長期支払債務 1,295,676 816,526
退職給付引当金 61,882 65,772
受取保証金 5,855,284 5,775,669
資産除去債務 847,137 857,803
3,401,413 3,106,256
その他の固定負債
固定負債合計 79,117,264 71,572,632
負債合計 123,279,267 116,220,261
純資産の部
株主資本
資本金 2,297,430 2,297,430
資本剰余金 2,137,430 2,137,430
利益剰余金 3,601,841 4,059,456
自己株式 △ 219,947 △ 218,624
株主資本合計 7,816,755 8,275,692
評価・換算差額等
192,917 148,883
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 192,917 148,883
純資産合計 8,009,671 8,424,575
負債純資産合計 131,288,938 124,644,836
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(2) 【四半期損益計算書】
【第3四半期累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 29,448,231 30,875,781
27,109,180 28,280,209
売上原価
売上総利益 2,339,051 2,595,572
販売費及び一般管理費 1,651,169 1,869,118
営業利益 687,882 726,454
営業外収益
受取利息 276 241
受取配当金 15,591 15,611
投資事業組合運用益 - 6,146
匿名組合投資利益 28,792 35,082
償却債権取立益 - 312
424 514
その他の営業外収益
営業外収益合計 45,083 57,905
営業外費用
支払利息 10,937 18,755
支払手数料 2,132 2,128
378 2,057
その他の営業外費用
営業外費用合計 13,447 22,940
経常利益 719,518 761,419
特別利益
- 11,416
投資有価証券売却益
特別利益合計 - 11,416
特別損失
投資有価証券評価損 5,304 3,985
27 1,171
固定資産除売却損
特別損失合計 5,331 5,156
税引前四半期純利益 714,188 767,679
法人税、住民税及び事業税
311,062 671,249
△ 75,298 △ 424,042
法人税等調整額
法人税等合計 235,764 247,207
四半期純利益 478,424 520,472
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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(追加情報)
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
当社は、従業員に対する福利厚生サービスを目的として、受給権を付与された従業員に信託を通じて自社の株式を
交付する取引を行っております。
(1) 取引の概要
予め当社が定めた株式給付規程に基づき、当社の従業員が退職した場合に当該退職者に対し当社株式を給付する
仕組みです。当社は、従業員に勤続や成果に応じてポイントを付与し、従業員の退職時に累積したポイントに相当
する当社株式を給付します。なお退職者に対し給付する株式については、あらかじめ信託設定した金銭により将来
分も含め取得し、信託財産として分別管理しております。
(2) 「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年
3月26日)を適用しておりますが、従来採用していた方法により会計処理を行っております。
(3) 信託が保有する自社の株式に関する事項
信託における帳簿価額は、前事業年度124,743千円、当第3四半期会計期間123,376千円であります。信託が保有
する自社の株式は、株主資本において自己株式として計上しております。
期末株式数は、前第3四半期会計期間996,900株、当第3四半期会計期間974,300株であり、期中平均株式数は、
前第3四半期累計期間996,900株、当第3四半期累計期間981,500株であります。期末株式数及び期中平均株式数
は、1株当たり情報の算出上、控除する自己株式に含めております。
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の影響の収束時期等を見通すことは困難でありますが、当社は翌2021年度以降も一定期
間にわたって新型コロナウイルス感染症の影響が継続するとの仮定を置き会計上の見積りを行っております。
会計上の見積りの影響につきましては、入手可能な情報に基づく最善の見積りを行い、当該影響により予想される
損失に備えるため、適切に貸倒引当金を計上しておりますが、経済への影響が長期化する場合、将来的に損失額が増
加する可能性があります。
(四半期貸借対照表関係)
※1 四半期会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。
なお、前事業年度末日が金融機関の休日であったため、次の事業年度末日満期手形が、事業年度末残高に含まれ
ております。
(1)受取手形
前事業年度 当第3四半期会計期間
( 2019年12月31日 ) ( 2020年9月30日 )
(貸借対照表上の科目)
割賦債権 61,419千円 ―千円
リース投資資産 33,316千円 ―千円
受取手形計 94,735千円 ―千円
(2)支払手形
前事業年度 当第3四半期会計期間
( 2019年12月31日 ) ( 2020年9月30日 )
(貸借対照表上の科目)
支払手形 231,805千円 ―千円
※2 債権の証券化による劣後信託受益権残高は、次のとおりであります。
前事業年度 当第3四半期会計期間
( 2019年12月31日 ) ( 2020年9月30日 )
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(貸借対照表上の科目)
割賦債権 ―千円 406,333千円
リース投資資産 ―千円 1,902,169千円
合計 ―千円 2,308,502千円
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に
係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日 ) 至 2020年9月30日 )
減価償却費 721,865千円 699,511千円
(株主資本等関係)
前第3四半期累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年3月19日
普通株式 51,682 7.00 2018年12月31日 2019年3月20日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)所有の当社株式996,900株は、株主資本において自己株式として
計上しているため、普通株式に関する配当金の総額の計算より6,978千円を除いております。
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前事業年度末日と比較して著しい変動がありません。
当第3四半期累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年3月19日
普通株式 62,857 8.50 2019年12月31日 2020年3月23日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 株式会社日本カストディ銀行(信託E口)所有の当社株式985,100株は、株主資本において自己株式として計上し
ているため、普通株式に関する配当金の総額の計算より8,373千円を除いております。
なお、資産管理サービス信託銀行株式会社は、2020年7月27日付でJTCホールディングス株式会社及び日本トラ
スティ・サービス信託銀行株式会社と合併し、株式会社日本カストディ銀行に商号変更しております。
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前事業年度末日と比較して著しい変動がありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期損
報告セグメント
その他
調整額 益 計算書
合計
リース・割賦
(注)2 計上額
(注)1
不動産賃貸 計
・営業貸付
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 26,822,500 2,597,504 29,420,004 28,227 29,448,231 ― 29,448,231
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 26,822,500 2,597,504 29,420,004 28,227 29,448,231 ― 29,448,231
セグメント利益 359,839 779,919 1,139,758 19,328 1,159,086 △ 471,204 687,882
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ヘルスケアサポート事業等を
含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△471,204千円は全社費用であり、報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
3.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期損
報告セグメント
その他
調整額 益 計算書
合計
リース・割賦
(注)2 計上額
(注)1
不動産賃貸 計
・営業貸付
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 28,214,114 2,635,765 30,849,879 25,901 30,875,781 ― 30,875,781
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 28,214,114 2,635,765 30,849,879 25,901 30,875,781 ― 30,875,781
セグメント利益 384,750 813,208 1,197,958 19,046 1,217,004 △ 490,550 726,454
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ヘルスケアサポート事業等を
含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△490,550千円は全社費用であり、報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
3.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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(金融商品関係)
金融商品の四半期貸借対照表計上額その他の金額は、前事業年度の末日と比較して著しい変動がありません。
(有価証券関係)
有価証券の四半期貸借対照表計上額その他の金額は、前事業年度の末日と比較して著しい変動がありません。
(デリバティブ取引関係)
デリバティブ取引の四半期会計期間末の契約額等は、前事業年度の末日と比較して著しい変動がありません。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
項目
至 2019年9月30日 ) 至 2020年9月30日 )
1株当たり四半期純利益
64.80円 70.35円
(算定上の基礎)
四半期純利益(千円) 478,424 520,472
普通株主に帰属しない金額(千円)
― ―
普通株式に係る四半期純利益(千円)
478,424 520,472
普通株式の期中平均株式数(株) 7,383,156 7,398,410
(注) 1 株主資本において自己株式として計上されている株式会社日本カストディ銀行(信託E口)所有の当社株式
は、「1株当たり四半期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており
ます。なお、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前第3四半期累計期間996,900株、当第3四半期累
計期間981,500株であります。
2 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月5日
中道リース株式会社
取締役会 御中
瑞輝監査法人
指定社員
伊 東 尚 子
公認会計士 印
業務執行社員
指定社員
岡 田 友 香
公認会計士 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている中道リース株式
会社の2020年1月1日から2020年12月31日までの第49期事業年度の第3四半期会計期間(2020年7月1日から2020年9
月30日まで)及び第3四半期累計期間(2020年1月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期財務諸表、すなわち、
四半期貸借対照表、四半期損益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適
正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期財務諸表に対する結
論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、中道リース株式会社の2020年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終
了する第3四半期累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められ
なかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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