オンコリスバイオファーマ株式会社 臨時報告書
提出書類 | 臨時報告書 著しい影響 特別損失 |
---|---|
提出日 | |
提出者 | オンコリスバイオファーマ株式会社 |
カテゴリ | 臨時報告書 |
EDINET提出書類
オンコリスバイオファーマ株式会社(E30058)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年9月18日
【会社名】 オンコリスバイオファーマ株式会社
【英訳名】 Oncolys BioPharma Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 浦田 泰生
【本店の所在の場所】 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号
【電話番号】 03-5472-1578(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理担当 吉村 圭司
【最寄りの連絡場所】 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号
【電話番号】 03-5472-1578(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理担当 吉村 圭司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/2
EDINET提出書類
オンコリスバイオファーマ株式会社(E30058)
臨時報告書
1 【提出理由】
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金
融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本報告
書を提出するものであります。
2 【報告内容】
(1) 当該事象の発生年月日
2020年9月18日
(2) 当該事象の内容
当社が保有する投資有価証券のうち、局所投与のウイルスであるがんのウイルス療法テロメライシンや次世代テ
ロメライシンOBP-702などのパイプライン群に、転移がんに適応できる全身投与可能ながん免疫機能を直接増強させ
る遺伝子改変ウイルスを追加し、『腫瘍溶解アデノウイルスのプラットフォーム』を拡充させるため、2018年2月
に新規腫瘍溶解アデノウイルスの開発に特化したUnleash Immuno Oncolytics, Inc.(米国ミズーリ州。以下「アン
リーシュ社」)の転換社債を引受けました。また、アンリーシュ社の研究開発状況を把握して投資目的を達成する
ために、取締役1名を派遣しています。
しかしながら、アンリーシュ社において目的としていた新規ウイルスの遺伝子構築は逐次進んではいるものの、
事業計画は転換社債引受時から遅延し、資金調達も遅延している状況です。
当社は、今後もアンリーシュ社と連携を強化し、投資時の目的であった『全身投与可能なウイルスを当社パイプ
ラインに加えて、アデノウイルスのプラットフォームを拡充させること』を目指します。また、2020年4月に設立
した当社100%子会社OPA Therapeutics Inc.社長のFrank Tufaro博士(元DNAtrix Inc. 代表取締役社長)を取締役と
してアンリーシュ社へ派遣し、アンリーシュ社の資金調達を完了させ、集約的に新規ウイルスの完成を目指しま
す。
(3) 当該事象の損益に与える影響額
当該事象の発生により、2020年12月期第3四半期(2020年1月1日から2020年9月30日まで)の決算において、当
社が引受けたアンリーシュ社転換社債を取得日為替レートで換算した321,000,000円を投資有価証券評価損とし、本
転換社債にかかる未収利息を2020年第3四半期末(2020年9月30日)時点の為替レートで換算した全額を貸倒損失と
し、その合計額を特別損失として計上いたします。なお、2019年12月度の期末(2019年12月31日)為替レート109.54
円により円換算すると未収利息は36,949,490円となり、投資有価証券評価損を合わせた特別損失の合計額は
357,949,490円になります。
2/2