長谷川香料株式会社 四半期報告書 第59期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
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長谷川香料株式会社(E01034)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年8月11日
【四半期会計期間】 第59期第3四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 長谷川香料株式会社
【英訳名】 T.HASEGAWA CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 海野 隆雄
【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋本町四丁目4番14号
【電話番号】 03(3241)1151(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役兼常務執行役員 中村 稔
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋本町四丁目4番14号
【電話番号】 03(3241)1151(代表)
【事務連絡者氏名】 総務部長 岩崎 祐希子
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第58期 第59期
回次 第3四半期 第3四半期 第58期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日 自 2018年10月1日
会計期間
至 2019年6月30日 至 2020年6月30日 至 2019年9月30日
(百万円) 37,718 37,648 50,493
売上高
(百万円) 4,174 4,696 5,175
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 3,043 4,238 4,121
(当期)純利益
(百万円) △279 3,341 △1,270
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 91,317 92,244 90,344
純資産額
(百万円) 113,663 113,255 113,863
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 73.08 102.26 99.07
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) 72.88 101.88 98.77
期(当期)純利益
(%) 80.2 81.3 79.2
自己資本比率
第58期 第59期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2019年 4月1日 自 2020年 4月1日
会計期間
至 2019年 6月30日 至 2020年 6月30日
30.92 51.77
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
なお、当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であるT. HASEGAWA U.S.A., INC.(報告セグメント
「米国」)は、同じく当社の連結子会社(孫会社)であるFLAVOR INGREDIENT HOLDINGS, LLC(報告セグメント「米
国」)を吸収合併いたしました。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間及び本四半期報告書提出日(2020年8月11日)現在において、前事業年度の有価証券報
告書に記載した事業等のリスクにつき、以下の追加すべき事項が生じております。なお、文中の将来に関する事項
は、本四半期報告書提出日(2020年8月11日)現在において当社グループが判断したものであります。
・新型コロナウイルスの感染拡大に係るリスク
中華人民共和国湖北省武漢市を中心に2020年1月以降に顕在化した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続い
ており、当社グループにおきましては、外食自粛に伴う業務用商品向けの需要減少、得意先での新商品の発売延期・
中止等の影響が生じております。今後の経過によっては、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があり、引
き続き状況を注視してまいります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益等の改善を背景に、景気は緩やか
な回復基調にあったものの、通商問題の動向や中国経済の減速等に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大
が国内外の経済活動に深刻な影響を及ぼしており、依然として先行きは不透明な状況で推移いたしました。
香料業界は、国内市場の成熟化、同業者間での競争激化、品質保証に関する要求増加など依然として厳しい状況
にありました。
このような環境の中で、当社グループは製品の品質管理と安全性の確保を第一に、研究・技術開発力の一層の向
上に努め、当社独自の高品質・高付加価値製品の開発に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高は 37,648百万円 と前年同期並みとなりました。な
お、当社単体の売上高は前年同期比1.3%の減収、主要な海外連結子会社の売上高は、中国子会社が前年同期比
2.1%の増収(現地通貨ベースでは同7.6%の増収)、米国子会社が前年同期比6.1%の増収(現地通貨ベースでは
同8.6%の増収)、マレーシア子会社が前年同期比2.5%の増収(現地通貨ベースでは同7.0%の増収)となりまし
た。
部門別に見ますと、食品部門は、米国子会社及び中国子会社の売上が増加したものの、当社単体の売上が減少し
たことを主因に前年同期並みの32,179百万円となりました。
フレグランス部門は、インドネシア子会社の売上が減少したことを主因に前年同期比1.1%減少し、5,469百万円
となりました。
利益につきましては、営業利益は、売上原価率の改善による売上総利益の増加、並びに販売費及び一般管理費の
減少を主因に前年同期に比べ 485百万円 (12.6% )増加し、 4,339百万円 となりました。経常利益は前年同期に比べ
521 百万円( 12.5% )増加し、 4,696百万円 となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増
加、並びに投資有価証券売却益及び固定資産売却益を特別利益に計上したことを主因に、前年同期に比べ 1,195百
万円 (39.3% )増加し、 4,238百万円 となりました。
セグメント の経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間
の内部売上高等を含めて記載しております。
(日本)
売上高は27,843百万円(前年同期比1.3%減)、セグメント利益は3,147百万円(前年同期比6.6%減)となりま
した。
(アジア)
売上高は5,936百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は749百万円(前年同期比115.3%増)となりまし
た。
(米国)
売上高は4,674百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は411百万円(前年同期比481.0%増)となりまし
た。
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②財政状態の状況
(流動資産)
前連結会計年度末に比べ、有価証券が3,999百万円、商品及び製品が421百万円それぞれ増加した一方で、投資有
価証券の売却にかかる未収入金を主とした流動資産その他が1,623百万円、現金及び預金が997百万円それぞれ減少
しました。これらを主因に、流動資産は前連結会計年度末に比べ 1,810百万円増加 し、 58,430 百万円となりまし
た。
(固定資産)
前連結会計年度末に比べ、償却が進行した結果、有形固定資産が781百万円、無形固定資産が262百万円それぞれ
減少しました。また、投資その他の資産が、投資有価証券を売却したことなどにより1,375百万円減少しました。
これらを主因に、固定資産は前連結会計年度末に比べ 2,418百万円減少 し、 54,824 百万円となりました。
(流動負債)
前連結会計年度末に比べ、未払法人税等が1,134百万円、賞与引当金が779百万円それぞれ減少したことを主因
に、流動負債は前連結会計年度末に比べ 2,080百万円減少 し、 9,629 百万円となりました。
(固定負債)
前連結会計年度末に比べ、繰延税金負債が417百万円減少したことを主因に、固定負債は前連結会計年度末に比
べ429百万円減少 し、 11,380 百万円となりました。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が2,746百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が932百万円減
少しました。これらを主因として、純資産合計は前連結会計年度末に比べ 1,900百万円増加 し、 92,244 百万円とな
りました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,308百万円であります。なお、当
第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式
160,000,000
計 160,000,000
②【発行済株式】
上場金融商品取引
第3四半期会計期間末現
提出日現在発行数(株)
所名又は登録認可
在発行数(株)
種類 内容
(2020年8月11日) 金融商品取引業協
(2020年6月30日)
会名
権利内容に何ら限定
のない当社における
東京証券取引所
42,708,154 42,708,154
普通株式 標準となる株式であ
(市場第一部)
り、単元株式数は
100株であります。
42,708,154 42,708,154 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
資本金
発行済株式 資本金 資本準備金
発行済株式 資本準備金
増減額 残高
年月日 総数増減数 残高 増減額
総数残高
(株) (百万円)
(株) (百万円) (百万円)
(百万円)
2020 年4月1日~
― 42,708,154 ― 5,364 ― 6,554
2020年6月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2020年3月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 1,257,300 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 41,421,800 414,218
普通株式 単元株式数 100株
29,054 -
単元未満株式 普通株式 同上
42,708,154 - -
発行済株式総数
- 414,218 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(自己株式等)」の欄はすべて当社保有の自己株式であります。
②【自己株式等】
2020年3月31日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
東京都中央区
1,257,300 - 1,257,300 2.94
長谷川香料株式会社
日本橋本町4-4-14
- 1,257,300 - 1,257,300 2.94
計
(注)当第3四半期会計期間末日現在の自己株式数は1,233,000株となっております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
15,730 14,732
現金及び預金
15,792 16,039
受取手形及び売掛金
7,999 11,999
有価証券
7,236 7,657
商品及び製品
107 150
仕掛品
7,320 7,047
原材料及び貯蔵品
2,469 845
その他
△35 △42
貸倒引当金
56,620 58,430
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 16,127 15,525
12,690 12,510
その他(純額)
28,817 28,035
有形固定資産合計
無形固定資産
716 599
のれん
3,461 3,316
その他
4,177 3,915
無形固定資産合計
投資その他の資産
22,680 21,335
投資有価証券
18 19
退職給付に係る資産
1,598 1,570
その他
△48 △51
貸倒引当金
24,248 22,873
投資その他の資産合計
57,243 54,824
固定資産合計
113,863 113,255
資産合計
負債の部
流動負債
5,401 5,315
支払手形及び買掛金
0 -
1年内返済予定の長期借入金
1,648 513
未払法人税等
1,296 516
賞与引当金
61 -
役員賞与引当金
3,301 3,284
その他
11,709 9,629
流動負債合計
固定負債
3,787 3,370
繰延税金負債
6,998 7,153
退職給付に係る負債
68 69
資産除去債務
887 654
長期未払金
68 132
その他
11,809 11,380
固定負債合計
23,519 21,010
負債合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
5,364 5,364
資本金
7,297 7,298
資本剰余金
67,570 70,317
利益剰余金
△1,856 △1,820
自己株式
78,377 81,160
株主資本合計
その他の包括利益累計額
13,540 12,607
その他有価証券評価差額金
△1,459 △1,463
為替換算調整勘定
△309 △270
退職給付に係る調整累計額
11,771 10,874
その他の包括利益累計額合計
195 210
新株予約権
90,344 92,244
純資産合計
113,863 113,255
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
37,718 37,648
売上高
23,272 22,999
売上原価
14,446 14,649
売上総利益
10,592 10,310
販売費及び一般管理費
3,853 4,339
営業利益
営業外収益
63 72
受取利息
203 197
受取配当金
- 6
為替差益
88 95
その他
355 371
営業外収益合計
営業外費用
0 1
支払利息
26 -
為替差損
8 12
その他
34 13
営業外費用合計
4,174 4,696
経常利益
特別利益
- 320
固定資産売却益
- 867
投資有価証券売却益
- 1,187
特別利益合計
特別損失
49 34
固定資産廃棄損
49 34
特別損失合計
4,125 5,849
税金等調整前四半期純利益
1,081 1,610
法人税等
3,043 4,238
四半期純利益
3,043 4,238
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
3,043 4,238
四半期純利益
その他の包括利益
△2,086 △932
その他有価証券評価差額金
△1,273 △3
為替換算調整勘定
37 38
退職給付に係る調整額
△3,323 △897
その他の包括利益合計
△279 3,341
四半期包括利益
(内訳)
△279 3,341
親会社株主に係る四半期包括利益
- -
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であったFLAVOR INGREDIENT HOLDINGS, LLCは、当社
の連結子会社であるT. HASEGAWA U.S.A., INC. を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲か
ら除外しております。
(会計方針の変更)
(顧客との契約から生じる収益(ASC第606号)の適用)
第1四半期連結会計期間より、米国会計基準を適用する米国子会社においてASC第606号「顧客との契約から生
じる収益」を適用しております。
当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
(IFRS16号「リース」の適用 )
第1四半期連結会計期間より、日本基準を採用する当社及び国内子会社、並びに米国会計基準を適用する米国
子会社を除き、IFRS第16号「リース」を適用しております。これにより、借手は原則すべてのリースについて資
産及び負債を認識することといたしました。
当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルスの感染拡大による影響に関する会計上の見積りについて)
新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞に伴い、当社グループでは、当初計画に織り込んでいた
需要が見込めず、当初計画を下方修正するなど、業績への影響が生じております。新型コロナウイルスの今後の
収束時期を正確に予測することは困難な状況でありますが、当社グループは2021年9月期の一定期間にわたり影
響が継続すると仮定しております。
固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可能性については、上記を考慮して見積り及び判断を行っております
が、現時点において当第3四半期連結会計期間における見積りに大きな影響を与えるものではないと判断してお
ります。
(自己株式の取得)
当社は、2020年3月27日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される
同法第156条の規定に基づき、下記のとおり自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るた
め。
2.取得に係る事項の内容
(1)取得対象株式の種類:普通株式
(2)取得し得る株式の総数:1,000,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.4%)
(3)株式の取得価額の総額:2,000百万円(上限)
(4)取得期間:2020年3月30日~2020年9月30日
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
減価償却費 2,247百万円 2,135百万円
のれんの償却額 322 102
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議)
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2018年11月9日
普通株式 763 18 2018年9月30日 2018年12月4日 利益剰余金
開催の取締役会
2019年5月10日
普通株式 704 17 2019年3月31日 2019年5月31日 利益剰余金
開催の取締役会
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2018年11月19日開催の取締役会決議に基づき、自己株式1,000,000株の取得を行いました。この結果、
当第3四半期連結累計期間において自己株式が1,565百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株
式が1,855百万円となっております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議)
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2019年11月8日
普通株式 746 18 2019年9月30日 2019年12月3日 利益剰余金
開催の取締役会
2020年5月8日
普通株式 746 18 2020年3月31日 2020年5月29日 利益剰余金
開催の取締役会
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長谷川香料株式会社(E01034)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自2018年10月1日 至2019年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1. 計上額
日本 アジア 米国 計
(注)2.
売上高
27,668 5,742 4,307 37,718 - 37,718
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
554 156 105 815 △815 -
又は振替高
28,222 5,898 4,412 38,534 △815 37,718
計
3,368 348 70 3,787 66 3,853
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額66百万円は、セグメント間取引に係る内部損益取引の調整額52百万円、
セグメント間取引に係るたな卸資産の調整額13百万円、その他0百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自2019年10月1日 至2020年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1. 計上額
日本 アジア 米国 計
(注)2.
売上高
27,279 5,795 4,573 37,648 - 37,648
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
563 140 100 804 △804 -
又は振替高
27,843 5,936 4,674 38,453 △804 37,648
計
3,147 749 411 4,309 30 4,339
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額30百万円は、セグメント間取引に係る内部損益取引の調整額41百万円、
セグメント間取引に係るたな卸資産の調整額△7百万円、その他△3百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以
下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益
73円08銭 102円26銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
3,043 4,238
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
3,043 4,238
利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 41,647 41,453
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
72円88銭 101円88銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(千株) 116 152
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
- -
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの
の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年5月8日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額……………………746百万円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………18円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2020年5月29日
(注)2020年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月7日
長谷川香料株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
峯 敬 印
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士
豊泉 匡範 印
業 務 執 行 社 員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている長谷川香料株
式会社の2019年10月1日から2020年9月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年4
月1日から2020年6月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年6月30日
まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算
書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、長谷川香料株式会社及び連結子会社の2020年6月30日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべて
の重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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