不二精機株式会社 四半期報告書 第56期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2020年8月7日
【四半期会計期間】 第56期第2四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 不二精機株式会社
【英訳名】 FUJI SEIKI CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 伊井 剛
【本店の所在の場所】 大阪市生野区巽東四丁目4番37号
(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は「最寄の連絡場所」で
行っております。)
【電話番号】 該当事項はありません。
【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区瓦町四丁目8番4号 井門瓦町第2ビル
【電話番号】 06(7166)6820(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役 山本 幸司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第55期 第56期
回次 第2四半期 第2四半期 第55期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年1月1日 自2020年1月1日 自2019年1月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日 至2019年12月31日
(千円) 3,326,591 3,200,876 6,592,925
売上高
(千円) 207,428 66,186 342,353
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 167,396 27,124 289,818
期)純利益
(千円) 135,665 △ 76,422 247,453
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 1,491,381 1,523,698 1,639,106
純資産額
(千円) 6,281,796 6,693,315 6,984,946
総資産額
(円) 21.65 3.44 37.32
1株当たり四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) 21.41 3.42 36.94
(当期)純利益
(%) 23.2 22.6 23.1
自己資本比率
(千円) 247,632 266,750 727,812
営業活動によるキャッシュ・フロー
(千円) △ 372,236 △ 381,877 △ 850,156
投資活動によるキャッシュ・フロー
(千円) △ 19,003 58,215 43,498
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末(期
(千円) 549,619 541,052 621,373
末)残高
第55期 第56期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日
1株当たり四半期純利益又は
5.13
(円) △ 11.72
1株当たり四半期純損失(△)
(注)1.当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券
報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウィルス感染症の拡大は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性が
あります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調にあるものの、米中通商問題など
の海外経済の動向に加え、世界的な拡大を見せる新型コロナウィルス感染症の影響が懸念され、依然として先行き
不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、
品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに
自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の
拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新た
な価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ2億91百万円(4.2%)減少し、66億93百万円となりました。
流動資産は、仕掛品が45百万円増加した一方、主に受取手形及び売掛金が1億48百万円、現金及び預金が86百万
円、電子記録債権が77百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億12百万円(9.4%)減少し30億
2百万円となりました。
固定資産は、主に投資その他の資産が21百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ21百万円
(0.6%)増加し36億91百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億76百万円(3.3%)減少し、51億69百万円となりました。
流動負債は、短期借入金が2億66百万円、リース債務 が47百万円増加した一方、主に支払手形及び買掛金が2億35
百万円、未払金が84百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ73百万円(2.2%)減少し32億75百
万円となりました。
固定負債は、リース債務が60百万円増加した一方、長期借入金が1億74百万円減少したことなどにより、前連結
会計年度末に比べ1億2百万円(5.1%)減少し18億94百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が12百万円、為替換算調整勘定が75百万円減少したことなどにより、前連結会計年度
末に比べ1億15百万円(7.0%)減少し 15億23百万円となりました。 なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比
べ0.5ポイント減少して22.6%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は、精密成形品その他事業の売上高が、昨年インドネシアの子会社で実施し
た増産投資や秋元精機工業株式会社の連結子会社化の効果によって増加したものの、射出成形用精密金型及び成形
システム事業の売上高が、新型コロナウィルス感染症の影響で顧客との間の検収手続きに遅れが発生したこと(射
出成形用精密金型及び成形システム事業では顧客に検収をいただいた時点で売上を計上しております)などにより
減少し、前年同四半期比1億25百万円(3.8%)減の 32億円となりました。
損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上が減少したものの、精密成形品その他事
業の売上が増加したことなどにより、営業利益は前年同四半期比20百万円(10.1%)増の2億25百万円となりまし
た。しかしながら、主としてインドネシアの子会社での親会社(当社)よりの円建て債務などの評価替えで、急激
な円高・インドネシアルピア安によって発生した為替差損1億32百万円を計上したことなどで営業外費用が1億40百
万円増加したことにより、経常利益は前年四半期比1億41百万円(68.1%)減の66百万円となりました。特別損益
項目、法人税等を加え、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比1億40百万円(83.8%)減の27百万
円となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
売上高の約65%を占める医療機器用精密金型の売上高が、上記のとおり新型コロナウィルス感染症の影響で顧客
との間の検収手続きに遅れが発生したこと などにより減少し、 当セグメントの売上高は、12億76百万円(前年同四
半期比20.6%減)となり、セグメント利益は前年同四半期比7百万円(4.3%)減の1億61百万円となりました。
3/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は高水準で推移しており、各工場の稼働率は高い状態であ
ります。
<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は、東南アジア市場を中心に中期的な受注をいただき、インドネシア及びタ
イの子会社で増産設備の稼働がスタートしたことに加え、秋元精機工業株式会社の連結子会社化により、当セグメ
ントの売上高は、20億41百万円(前年同四半期比14.7%増)となり、稼働率向上の影響もあり、セグメント利益は前
年同四半期比31百万円(82.9%)増の69百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と
比べ80百万円減少し、5億41百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、2億66百万円(前年同四半期は2億47百万円の獲得)となりましたが、これは
主として、税金等調整前四半期純利益64百万円、減価償却費2億39百万円及び売上債権の減少1億24百万円等があっ
た一方、仕入債務の減少1億61百万円及びたな卸資産の増加66百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、3億81百万円(前年同四半期は3億72百万円の使用)となりましたが、これは
主として、有形固定資産の取得による支出3億24百万円及び投資有価証券の取得による支出60百万円等によるもの
であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は、58百万円(前年同四半期は19百万円の支出)となりましたが、これは主とし
て、長期借入金の返済による支出1億92百万円、リース債務の返済による支出68百万円及び配当金の支払額34百万
円があった一方、短期借入金の純増による収入3億9百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありませんが、
新型コロナウィルス感染症の拡大の影響については今後の経過を引き続き注視して参ります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)は高い稼働率を維持しておりま
すが、自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(タイ、インドネシア、中国の上海)
の一部では、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、稼働調整を実施しております。
今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、稼働調整の終了後の増産に備え、平時には実施できない生産
設備のメンテナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施しております。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更
はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変
更があったものは、次のとおりであります。
投資予定金額 着手及び完了予定年月
セグメントの 資金 完成後の
会社名 所在地 設備の内容
名称 調達方法 増加能力
総額 既支払額
着手 完了
(千円) (千円)
インドネシア
PT. FUJI SEIKI
精密成形品 自己資金 2020年 2020年
共和国 機械装置 80,180 59,660 -
その他事業 及び借入金 1月 11月
INDONESIA
西ジャワ州
(注)1.上記金額には、消費税等を含めておりません。
2.投資予定金額及び 完了予定年月を変更しております。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 23,720,000
計 23,720,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年8月7日)
(2020年6月30日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
JASDAQ
9,054,000 9,054,000
普通株式
100株
(スタンダード)
9,054,000 9,054,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数 発行済株式総数 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増減 資本準備金残高
年月日
増減数(株) 残高(株) (千円) (千円) 額(千円) (千円)
2020年4月1日 ~
- 9,054,000 - 500,000 - 85,588
2020年6月30日
5/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(5)【大株主の状況】
2020年6月30日現在
発行済株式(自
己株式を除
所有株式数
く。)の総数に
氏名又は名称 住所
(千株)
対する所有株式
数の割合(%)
858 10.88
一般社団法人千尋会 大阪市天王寺区上本町8丁目4番15号
463 5.87
伊井 剛 大阪市天王寺区
367 4.66
株式会社きずな 東京都港区北青山2丁目7番2号
SUITES 2301-02&
TOYO SECURITIES ASIA LTD 16,23/F,CITYPLAZAONE1111 KING’
350 4.43
(常任代理人 東洋証券株式会社) SROAD,TAIKOO SHING,HONG KONG
(東京都中央区八丁堀4丁目7番1号)
285 3.61
株式会社サンテック 堺市堺区戎島町2丁30番地1-802号
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 240 3.04
愛媛県東温市田窪41-14 153 1.95
不二精機従業員持株会
144 1.83
伊井 珠美 大阪市天王寺区
144 1.83
伊井 千尋 大阪市天王寺区
大阪市中央区淡路町2丁目6-11 淡路
125 1.58
株式会社ユニ・ロット
町パークビル4階
- 3,133 39.72
計
(注)当社の保有する自己株式1,166,109株(持株比率12.87%)は、上記の表には含めておりません。
6/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 1,166,100 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 7,886,400 78,864 -
普通株式
1,500 - -
単元未満株式 普通株式
9,054,000 - -
発行済株式総数
- 78,864 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
大阪市生野区巽東
1,166,100 - 1,166,100 12.87
不二精機株式会社
4丁目4番37号
- 1,166,100 - 1,166,100 12.87
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。
8/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
627,373 541,052
現金及び預金
※ 1,032,507 ※ 884,301
受取手形及び売掛金
218,916 141,716
電子記録債権
697,105 693,822
製品
416,873 462,507
仕掛品
138,013 120,875
原材料及び貯蔵品
48,155 36,325
未収入金
140,018 124,520
その他
△ 3,775 △ 2,909
貸倒引当金
3,315,189 3,002,212
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 696,116 683,031
機械装置及び運搬具(純額) 883,637 820,601
工具、器具及び備品(純額) 519,651 524,457
土地 598,912 598,912
リース資産(純額) 311,295 410,548
215,774 195,902
建設仮勘定
3,225,388 3,233,454
有形固定資産合計
無形固定資産
38,760 36,822
のれん
71,177 64,532
その他
109,938 101,355
無形固定資産合計
投資その他の資産
90,237 138,638
投資有価証券
6,783 6,483
長期貸付金
44,291 27,657
繰延税金資産
204,663 194,857
その他
△ 11,545 △ 11,343
貸倒引当金
334,430 356,293
投資その他の資産合計
3,669,757 3,691,102
固定資産合計
6,984,946 6,693,315
資産合計
9/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
825,846 590,157
支払手形及び買掛金
143,405 129,863
電子記録債務
1,404,580 1,670,987
短期借入金
77,265 124,673
リース債務
319,609 235,182
未払金
27,248 6,888
未払法人税等
306,516 299,674
前受金
88,981 67,445
賞与引当金
27,116 25,290
製品保証引当金
128,649 125,348
その他
3,349,219 3,275,511
流動負債合計
固定負債
1,755,213 1,580,870
長期借入金
リース債務 144,008 204,981
29,995 41,342
繰延税金負債
29,445 31,000
退職給付に係る負債
14,539 14,539
役員退職慰労引当金
20,240 19,151
資産除去債務
3,177 2,221
長期前受収益
1,996,621 1,894,106
固定負債合計
5,345,840 5,169,617
負債合計
純資産の部
株主資本
500,000 500,000
資本金
864,977 864,688
資本剰余金
308,685 296,377
利益剰余金
△ 289,351 △ 288,608
自己株式
1,384,312 1,372,457
株主資本合計
その他の包括利益累計額
3,557 △ 8,651
その他有価証券評価差額金
223,693 148,538
為替換算調整勘定
227,251 139,887
その他の包括利益累計額合計
新株予約権 308 301
27,235 11,052
非支配株主持分
1,639,106 1,523,698
純資産合計
6,984,946 6,693,315
負債純資産合計
10/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 3,326,591 3,200,876
2,604,159 2,447,441
売上原価
722,431 753,434
売上総利益
※ 518,078 ※ 528,407
販売費及び一般管理費
204,352 225,027
営業利益
営業外収益
696 489
受取利息
1,087 135
受取配当金
2,507 1,695
受取補償金
19,745 -
為替差益
909 571
仕入割引
3,715 4,553
その他
28,661 7,445
営業外収益合計
営業外費用
19,279 24,921
支払利息
- 132,960
為替差損
260 -
社債発行費償却
- 4,881
コミットメントライン手数料
6,045 3,522
その他
25,585 166,285
営業外費用合計
207,428 66,186
経常利益
特別利益
2 -
固定資産売却益
2 -
特別利益合計
特別損失
4,025 -
固定資産売却損
20 1,253
固定資産除却損
4,045 1,253
特別損失合計
203,385 64,932
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 32,523 23,012
2,258 29,176
法人税等調整額
34,781 52,189
法人税等合計
168,603 12,743
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
1,206 △ 14,380
に帰属する四半期純損失(△)
167,396 27,124
親会社株主に帰属する四半期純利益
11/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
168,603 12,743
四半期純利益
その他の包括利益
△ 452 △ 12,208
その他有価証券評価差額金
△ 32,485 △ 76,957
為替換算調整勘定
△ 32,937 △ 89,166
その他の包括利益合計
135,665 △ 76,422
四半期包括利益
(内訳)
134,457 △ 60,239
親会社株主に係る四半期包括利益
1,207 △ 16,182
非支配株主に係る四半期包括利益
12/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
203,385 64,932
税金等調整前四半期純利益
164,244 239,534
減価償却費
- 1,938
のれん償却額
226 4,483
株式報酬費用
貸倒引当金の増減額(△は減少) 940 △ 1,067
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 30,410 △ 18,763
△ 1,784 △ 624
受取利息及び受取配当金
19,279 24,921
支払利息
為替差損益(△は益) △ 31,782 101,790
20 1,253
固定資産除却損
有形及び無形固定資産売却損益(△は益) 4,023 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 2,360 3,354
売上債権の増減額(△は増加) △ 117,710 124,218
未収入金の増減額(△は増加) △ 42,033 11,398
たな卸資産の増減額(△は増加) 108,815 △ 66,790
仕入債務の増減額(△は減少) △ 9,895 △ 161,711
前受金の増減額(△は減少) 28,651 △ 616
未払消費税等の増減額(△は減少) 1,958 △ 8,605
製品保証引当金の増減額(△は減少) 4,782 △ 1,826
260 -
社債発行費償却
△ 24,258 3,150
その他
281,075 320,968
小計
利息及び配当金の受取額 1,784 624
△ 9,648 △ 17,347
利息の支払額
△ 25,578 △ 37,494
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
247,632 266,750
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
- 6,000
定期預金の払戻による収入
- △ 900
定期預金の預入による支出
△ 355,802 △ 324,950
有形固定資産の取得による支出
150 -
有形固定資産の売却による収入
△ 11,121 △ 2,961
無形固定資産の取得による支出
△ 600 △ 60,699
投資有価証券の取得による支出
165 300
長期貸付金の回収による収入
△ 5,029 1,333
その他
△ 372,236 △ 381,877
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 80,000 309,929
長期借入れによる収入 150,000 -
△ 151,970 △ 192,935
長期借入金の返済による支出
△ 72,581 △ 68,777
リース債務の返済による支出
- 44,506
セール・アンド・リースバックによる収入
2,488 447
ストックオプションの行使による収入
△ 26,939 △ 34,954
配当金の支払額
△ 19,003 58,215
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,903 △ 23,408
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 145,510 △ 80,320
695,129 621,373
現金及び現金同等物の期首残高
※ 549,619 ※ 541,052
現金及び現金同等物の四半期末残高
13/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
一部の在外連結子会社では、第1四半期連結会計期間の期首よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを四半期連結貸借対照表に資産及び負債として計上し
ております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末において有形固定資産の「リース資産」が115,714千円、流動負債の
「リース債務」が47,030千円、固定負債の「リース債務」が68,339千円それぞれ増加しております。 本基準の適
用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法
を採用しております。使用権資産の測定にはリース債務と同額とする方法を採用しており、この結果、期首利益
剰余金への影響はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
新型コロナウィルス感染症の拡大により、わが国を含む世界各国の経済環境に多大な影響が生じております。
今後の広がりまたは収束を予測することは困難であり、今後も当社グループの業績に影響が及ぶことが想定され
ます。
当社グループでは、2021年夏に向けて感染拡大が収束するとともに経済活動が徐々に感染拡大前の状況に戻る
との仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断などの会計上の見積りを行っています。
なお、新型コロナウィルス感染症の収束時期は不透明であり、影響が長期化し、上記の仮定が見込まれなく
なった場合には、将来において損失が発生する可能性があります。
14/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 受取手形割引高
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
受取手形 54,652 千円 15,580 千円
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
給料 155,704 千円 158,157 千円
5,473 5,723
退職給付費用
7,111 11,182
賞与引当金繰入額
1,000 △ 866
貸倒引当金繰入額
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次の
とおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
現金及び預金 549,619千円 541,052千円
現金及び現金同等物 549,619 541,052
15/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年3月28日
普通株式 30,903 4.00 2018年12月31日 2019年3月29日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年3月27日
普通株式 39,432 5.00 2019年12月31日 2020年3月30日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
16/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
射出成形用精密金型
精密成形品その他事業
及び成形システム事業
売上高
1,546,370 1,780,221 3,326,591
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
61,672 - 61,672
又は振替高
1,608,042 1,780,221 3,388,264
計
168,313 38,022 206,336
セグメント利益
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
206,336
報告セグメント計
△1,983
セグメント間取引消去
204,352
四半期連結損益計算書の営業利益
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
射出成形用精密金型
精密成形品その他事業
及び成形システム事業
売上高
1,158,930 2,041,946 3,200,876
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
117,452 - 117,452
又は振替高
1,276,382 2,041,946 3,318,329
計
161,084 69,553 230,637
セグメント利益
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
230,637
報告セグメント計
△5,610
セグメント間取引消去
225,027
四半期連結損益計算書の営業利益
17/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
(1)1株当たり四半期純利益 21円65銭 3円44銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 167,396 27,124
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
167,396 27,124
益(千円)
7,733 7,886
普通株式の期中平均株式数(千株)
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 21円41銭 3円42銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(千株) 86 49
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当た
- -
り四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前
連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
18/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
19/20
EDINET提出書類
不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月6日
不二精機株式会社
取締役会 御中
仰星監査法人
指定社員
公認会計士
寺 本 悟 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士
坂 戸 純 子 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている不二精機株式会
社の2020年1月1日から2020年12月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年6月
30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書
及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、不二精機株式会社及び連結子会社の2020年6月30日現在の財政状態並
びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと
信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1. 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
20/20