アルコニックス株式会社 四半期報告書 第40期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第40期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | アルコニックス株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年8月12日
【四半期会計期間】 第40期第1四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 アルコニックス株式会社
【英訳名】 ALCONIX CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 竹井 正人
【本店の所在の場所】 東京都千代田区永田町二丁目11番1号
【電話番号】 03(3596)7400
【事務連絡者氏名】 取締役専務執行役員経営企画本部長 手代木 洋
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 山王パークタワー12階
【電話番号】 03(3596)7400
【事務連絡者氏名】 取締役専務執行役員経営企画本部長 手代木 洋
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
アルコニックス株式会社 大阪支店
(大阪市中央区北浜二丁目6番18号 淀屋橋スクエア14階)
アルコニックス株式会社 名古屋支店
(名古屋市東区武平町五丁目1番 名古屋栄ビルディング5階)
1/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第39期 第40期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第39期
累計期間 累計期間
自2019年 自2020年 自2019年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2019年 至2020年 至2020年
6月30日 6月30日 3月31日
(百万円) 60,181 48,095 232,242
売上高
(百万円) 1,547 1,243 5,416
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 901 555 3,617
(当期)純利益
(百万円) 998 618 2,936
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 39,873 40,974 41,277
純資産額
(百万円) 145,079 132,890 134,463
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 35.67 21.82 143.25
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益
(%) 26.3 30.2 30.1
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在し
ないため記載しておりません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業内容について、重
要な変更はありません。また、主要な関係会社の異動もありません。
2/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、2020年6月25日に提出しました有価証券報告書に記載した事業等のリスクに
ついて、新たに発生したリスク及び重要な変更はありません。
なお、有価証券報告書に記載した「新型コロナウイルス感染症」に係るリスク項目 について、 新型コロナウイルス
感染症の感染拡大における今後の推移によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があ
り、引続き動向を注視する必要があることから、当第1四半期連結累計期間においては判断を据え置いております。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)
が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、各地
でのロックダウンによる経済活動停止等の影響もあり景気は大きく悪化いたしました。このため米国において
は感染対策に伴う雇用と個人消費が後退し、欧州においては内需が大きく落ち込み、中国においても成長が鈍
化いたしました 。
我が国の経済は緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛要請の影響から、個人消費の低迷、企業収益の悪化等、
経済活動は大きく混乱いたしました 。
当社グループを取巻く業界は、自動車関連においては電装化、軽量化、自動運転技術といった需要の多角化
が引続き進行しておりますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大から国内外の自動車需要が急減し、サプ
ライチェーンが大きく混乱したことにより生産及び販売が低迷いたしました。一方、半導体・電子部品関連で
は、IoT、AI等におけるデータ通信量の増加や自動車の電装化進行、次世代通信規格(5G)の本格稼働により
市場が拡大し、またオンラインでの経済活動の広がりやリモートワークの浸透を背景にIT機器、半導体関連
部材の需要が伸長いたしました 。
このような経済環境のもと当社グループにおいては、半導体、情報通信関連向け需要の増加により半導体実
装装置、半導体製造装置向け金属加工部品の出荷が堅調に推移した他、商社流通においてもスマートフォン等
IT機器向け電子・電池材料の取扱いが前年同期に比べ増加いたしました。しかしながら国内外の自動車向け
需要の低迷により、金属精密プレス部品、小型モーター向けカーボンブラシ等の製品出荷、及び商社流通にお
ける非鉄原料、アルミ圧延品等の取扱いが前年同期に比べ減少いたしました。なお、利益面においては前年同
期に計上したレアメタルのたな卸資産評価損が概ね解消されたこと等により電子機能材における利益は改善い
たしましたが、上記の減収要因により営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同
期に比べ減益となりました 。
この結果、 当第1四半期連結累計期間における連結経営成績 は、売上高 48,095百万円 (前年同期比 20.1%減
少 )、 営業利益1,157百万円 (同 6.0%減少 )、 経常利益1,243百万円 (同 19.6%減少 )、親会社株主に帰属する
四半期純利益555百万円 (同 38.4%減少 )となりました。
当第1四半期連結累計期間 におけるセグメントの業績は次のとおりであります。また、各セグメントの売上
高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
・ 商社流通-電子機能材事業
スマートフォン・タブレット端末向け部材は、新型コロナウイルス感染症の影響による中国市場を中心とす
る在庫調整から、前年同期に比べ売上、利益は共に横ばいに留まりました。また、二次電池関連部材並びに環
境関連部材の需要は、新型コロナウイルス感染症の影響のため当第1四半期連結累計期間の中頃まで低迷が継
続したものの、その後は中国市場を中心に急速に回復した結果、売上、利益は共に増加となり、チタン・ニッ
ケル製品の欧州向け輸出取引も底堅く推移いたしました。一方、レアメタル・レアアースについては磁性材向
けレアアースの取引が増加いたしましたが、タングステン等のレアメタルは自動車関連需要の低迷により前年
同期に比べ減少いたしました。なお、前年同期に計上したレアメタルのたな卸資産評価損が概ね解消されたこ
と等により、セグメント利益は大きく改善いたしました 。
この結果、当セグメントにおける売上高は 14,754百万円 (前年同期比 22.1%減少 )、 セグメント利益は314
百万円 (前年同期は14百万円の損失)となりました。
3/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
・ 商社流通-アルミ銅事業
製品分野においては、自動車の電装化・軽量化に伴う非鉄需要のトレンド自体に大きな変化は無いものの、
新型コロナウイルス感染症の影響により世界的に自動車生産及び販売台数が減少したため、自動車関連部材は
売上、利益共に前年同期に比べ大幅に落ち込みました。一方、巣ごもり消費の増加に伴うアルミ飲料缶材料
や、リモートワークの拡大に対応したパソコン、タブレット等IT機器に使用される半導体関連部材が堅調に
推移いたしました。また、原料分野においては、当第1四半期連結累計期間において、アルミ・銅等の商品相
場は大幅下落から反転上昇いたしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、特に自動車関連におけ
る取引先の販売及び生産活動の調整による需要減のため、主力のアルミスクラップ、アルミ再生塊などの売上
が大幅に減少いたしました 。
この結果、当セグメントにおける売上高は 23,184百万円 (同 26.9%減少 )、 セグメント利益は186百万円
(同 39.1%減少 )となりました。
・ 製造-装置材料事業
めっき材料は米国拠点において半導体、電子部品向け需要が増加したものの、中国拠点で新型コロナウイル
ス感染症による需要減少と稼働日数の短縮が影響し出荷は前年同期に比べ微減となりました。また、非破壊検
査及びマーキングはプラント、エネルギー関連向けで大型非破壊検査装置の出荷が増加し売上に貢献いたしま
した。一方、ブレーキ摩擦材向けカシュー樹脂製品、小型モーター向けカーボンブラシ、及び溶接材料の出荷
は国内外における自動車需要の低迷により前年同期に比べ減少いたしました 。
この結果、当セグメントにおける売上高は 5,980百万円 (同 1.5%減少 )、 セグメント損失は7百万円 (前年
同期は25百万円のセグメント利益)となりました。
・ 製造-金属加工事業
半導体実装装置向け精密研削加工部品は実装装置需要が前連結会計年度から引続き堅調に推移しており、出
荷は前年同期に比べ増加いたしました。また精密切削加工部品においても次世代通信規格(5G)の本格化や
リモートワークの拡大に伴う情報通信や半導体需要の増加等により、半導体製造装置向け切削加工部品の出荷
が前年同期に比べ増加いたしました。しかしながら金属精密プレス部品は、新型コロナウイルス感染症の影響
による国内外の自動車需要の低迷を受けて主要取引先向け出荷が大きく落ち込み、メキシコ事業においても現
地における自動車需要低迷と事業立上げフェーズに伴う支出が先行したため収益を圧迫いたしました 。
この結果、当セグメントにおける売上高は 5,054百万円 (同 4.2%減少 )、 セグメント利益は751百万円 (同
38.2%減少 )となりました。
・財政状態
a.流動資産
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は 93,543百万円 であり、前連結会計年度末比 1,883百万円
の減少 となりました。主な内訳は、受取手形及び売掛金の 減少4,865百万円 、たな卸資産の 減少922百万
円 、並びに現金及び預金の 増加4,126百万円 であります。
b.固定資産
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は 39,346百万円 であり、前連結会計年度末比 310百万円の
増加 となりました。主な内訳は、有形固定資産、及びのれんを含む無形固定資産の償却による減少352百万
円、及び投資その他の資産の 増加662百万円 であります。
c.流動負債
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は 64,671百万円 であり、前連結会計年度末比 862百万円の
減少 となりました。主な内訳は支払手形及び買掛金の 減少3,880百万円 、短期借入金の 増加1,800百万円 、
及び1年以内返済予定長期借入金の 増加340百万円 であります。
d.固定負債
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は 27,244百万円 であり、前連結会計年度末比 408百万円の
減少 となりました。主な内訳は役員退職慰労引当金の 減少388百万円 、長期未払金の 減少163百万円 及び社
債の 減少74百万円 であります。
e.純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は 40,974百万円 であり、前連結会計年度末比 302百万円の減
少 となりました。主な内訳はその他有価証券評価差額金の 増加537百万円 、為替換算調整勘定の 減少379百
万円 、自己株式取得 371百万円 及び繰延ヘッジ損益の 減少103百万円 であります。
4/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
・経営成績
a.売上高
売上高はグループ全体で減収となりました。取扱品並びに製品別でみると、商社流通では、スマート
フォン・タブレット端末向け電池・電子材料、磁性材向けレアアースの取扱いが前年同期に比べて増加い
たしましたが、アルミ圧延品、伸銅品、電池用鉛地金、アルミ再生塊、銅スクラップ等の非鉄原料の取扱
いは減少いたしました 。
製造では半導体実装装置向け研削加工部品、通信、IT向け精密切削加工部品、及び非破壊検査・マー
キング関連で装置の出荷が前年同期に比べ増加いたしました。一方、金属精密プレス部品、小型モーター
向けカーボンブラシ、カシュー樹脂製品、及び溶接材料の出荷は前年同期に比べ減少いたしました 。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比 20.1%減少 の 48,095百万円 となり
ました。
b.売上総利益
減収に伴う減益を余儀なくされたものの、前年度に計上したレアメタルのたな卸資産評価損が概ね解消
されたことから 、当第1四半期連結累計期間における売上総利益は前年同期比 7.1%減少 にとどまり、
4,243百万円 となりました。
c.販売費及び一般管理費
新型コロナウイルス感染症の影響で主に旅費交通費等の費消が削減され、連結子会社におけるコスト低
減効果等により 、当第1四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は前年同期比 7.5%減少 の
3,085百万円 となりました。
d.営業利益
上記の結果、当第1四半期連結累計期間における営業利益は 前年同期比 6.0%減少 の 1,157百万円 となり
ました。
e.営業外収益、営業外費用
受取配当金、及び持分法による投資利益の減少等により、 営業外収支(営業外収益-営業外費用)は 85
百万円の収入超 にとどまりました (前年同期は 314百万円の収入超 )。
f.経常利益
上記の結果、当第1四半期連結累計期間における経常利益は 前年同期比 19.6%減少 の 1,243百万円 となり
ました。
g.特別利益、特別損失
助成金収入等の特別利益 12百万円 を計上する一方、投資有価証券評価損等の特別損失 45百万円 を計上い
たしました。
h.親会社株主に帰属する四半期純利益
税金等調整前四半期純利益1,210百万円 から法人税等 637百万円 、連結子会社9社における非支配株主に
帰属する四半期純利益 18百万円 を差引き、当第1四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半
期純利益は前年同期比 38.4%減少 の 555百万円 となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ研究開発活動にて重要な記載事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現
状と見通しについて重要な変更はありません。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更は
ありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
64,000,000
普通株式
64,000,000
計
②【発行済株式】
第1四半期会計期間 提出日現在発行数
上場金融商品取引所名
末現在発行数(株) (株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年6月30日) (2020年8月12日) 取引業協会名
権利内容に何ら限定のない
当社における標準となる株
東京証券取引所
25,915,700 25,943,100
普通株式 式であります。
(市場第一部)
単元株式数は100株であり
ます。
25,915,700 25,943,100 - -
計
(注)1. 提出日現在の発行数には、2020年8月1日からこの第1四半期報告書提出日までの新株予約権の権利行
使により発行された株式数は、含まれておりません。
2. 当社の取締役(社外取締役を除く)4名及び取締役を兼務しない執行役員4名に対して、2020年8月7
日を払込期日とする譲渡制限付株式報酬として新株を割り当てる方法により27,400株発行いたしました。
当該発行は、譲渡制限付株式報酬としての新株発行に伴う金銭報酬債権の現物出資34百万円により行われ
たものであります。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増減 資本準備金残
年月日
増減数(株) 数残高(株) (百万円) (百万円) 額(百万円) 高(百万円)
2020年4月1日~
- 25,915,700 - 2,989 - 2,031
2020年6月30日
(注)2020年8月7日を払込期日とする譲渡制限付株式報酬としての新株発行により、発行済株式総数が27,400株、資
本金及び資本準備金がそれぞれ17百万円増加しております。
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないた
め、記載することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をし
ております。
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 272,000 - -
普通株式
権利内容に何ら限定の
完全議決権株式(その他) 25,638,100 256,381
普通株式 ない当社における標準
となる株式
1単元(100株)未満
5,600 -
単元未満株式 普通株式
の株式であります。
25,915,700 - -
発行済株式総数
- 256,381 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式71株が含まれております。
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は
所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
名称
(%)
東京都千代田区
アルコニックス
272,000 - 272,000 1.05
永田町二丁目
株式会社
11番1号
- 272,000 - 272,000 1.05
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内
閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から
2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連
結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
8/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
22,754 26,880
現金及び預金
44,162 39,296
受取手形及び売掛金
20,810 19,796
商品及び製品
3,353 3,405
仕掛品
1,936 1,975
原材料及び貯蔵品
3,031 2,802
その他
△ 622 △ 614
貸倒引当金
95,426 93,543
流動資産合計
固定資産
20,905 20,615
有形固定資産
無形固定資産
3,120 3,060
のれん
3,576 3,574
その他
無形固定資産合計 6,697 6,634
※2 11,433 ※2 12,096
投資その他の資産
39,036 39,346
固定資産合計
134,463 132,890
資産合計
負債の部
流動負債
30,920 27,040
支払手形及び買掛金
24,782 26,582
短期借入金
4,027 4,368
1年内返済予定の長期借入金
149 149
1年内償還予定の社債
1,056 634
未払法人税等
968 1,033
賞与引当金
3,627 4,861
その他
65,533 64,671
流動負債合計
固定負債
375 300
社債
22,313 22,407
長期借入金
役員退職慰労引当金 780 392
821 838
退職給付に係る負債
338 174
長期未払金
3,023 3,130
その他
27,652 27,244
固定負債合計
93,185 91,915
負債合計
9/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
2,989 2,989
資本金
2,401 2,401
資本剰余金
33,258 33,275
利益剰余金
△ 329 △ 701
自己株式
38,320 37,965
株主資本合計
その他の包括利益累計額
191 729
その他有価証券評価差額金
103 0
繰延ヘッジ損益
1,865 1,486
為替換算調整勘定
2,161 2,216
その他の包括利益累計額合計
新株予約権 34 41
761 751
非支配株主持分
41,277 40,974
純資産合計
134,463 132,890
負債純資産合計
10/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 60,181 48,095
55,613 43,852
売上原価
4,568 4,243
売上総利益
3,336 3,085
販売費及び一般管理費
1,232 1,157
営業利益
営業外収益
42 16
受取利息
▶ 3
仕入割引
235 181
受取配当金
17 -
為替差益
不動産賃貸収入 20 19
62 8
持分法による投資利益
60 6
屑売却益
115 75
その他
559 312
営業外収益合計
営業外費用
181 131
支払利息
2 0
売上割引
- 50
為替差損
6 ▶
手形売却損
▶ ▶
不動産賃貸原価
50 35
その他
244 227
営業外費用合計
1,547 1,243
経常利益
特別利益
0 0
固定資産売却益
- 0
新株予約権戻入益
0 -
投資有価証券売却益
3 12
助成金収入
8 -
補助金収入
11 12
特別利益合計
特別損失
- 0
固定資産売却損
3 0
固定資産除却損
- 44
投資有価証券評価損
- 0
その他
3 45
特別損失合計
1,555 1,210
税金等調整前四半期純利益
633 637
法人税等
922 573
四半期純利益
20 18
非支配株主に帰属する四半期純利益
901 555
親会社株主に帰属する四半期純利益
11/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
922 573
四半期純利益
その他の包括利益
△ 106 522
その他有価証券評価差額金
16 △ 104
繰延ヘッジ損益
156 △ 369
為替換算調整勘定
9 △ 3
持分法適用会社に対する持分相当額
76 45
その他の包括利益合計
998 618
四半期包括利益
(内訳)
981 610
親会社株主に係る四半期包括利益
17 8
非支配株主に係る四半期包括利益
12/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第1四半期連結会計期間より、当社の連結子会社であるマークテック株式会社が、新たに株式を取得したた
め株式会社風技術センターを連結の範囲に含めております。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益または税引前四半期純損失に当該見積実効税率を乗じ
て計算しております。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の当社グループに与え
る影響等を含む仮定について重要な変更はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
1 偶発債務
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
417 371
手形流動化に伴う買戻し義務 百万円 百万円
62 70
輸出受取手形割引高 百万円 百万円
44 0
受取手形裏書譲渡高 百万円 百万円
※2 資産の金額から直接控除している貸倒引当金の額
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
138 138
投資その他の資産 百万円 百万円
3 コミットメントライン契約
当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行3行とコミットメントライン契約を締結しておりま
す。これら契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
コミットメントラインの総額 -百万円 5,000百万円
借入実行残高 - -
差引額 - 5,000
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1
四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却
額は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
707 777
減価償却費 百万円 百万円
156 159
のれんの償却額 百万円 百万円
13/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 配当額
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2019年6月21日
508 20
普通株式 2019年3月31日 2019年6月24日 利益剰余金
定時株主総会
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 配当額
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2020年6月24日
538 21
普通株式 2020年3月31日 2020年6月25日 利益剰余金
定時株主総会
14/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
商社流通 製造
合計
電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工
売上高
18,247 30,651 6,050 5,232 60,181
外部顧客に対する売上高
セグメント間の内部売上高又
681 1,044 23 44 1,793
は振替高
18,929 31,696 6,073 5,276 61,975
計
セグメント利益又は損失(△) △ 14 306 25 1,214 1,532
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
1,532
報告セグメント計
14
セグメント間取引消去
1,547
四半期連結損益計算書の経常利益
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
商社流通 製造
合計
電子機能材 アルミ銅 装置材料 金属加工
売上高
14,163 22,986 5,927 5,017 48,095
外部顧客に対する売上高
セグメント間の内部売上高又
590 197 52 37 877
は振替高
14,754 23,184 5,980 5,054 48,973
計
セグメント利益又は損失(△) 314 186 △ 7 751 1,245
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 1,245
△2
セグメント間取引消去
1,243
四半期連結損益計算書の経常利益
15/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり四半期純利益
35円67銭 21円82銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
901 555
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
901 555
利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 25,277 25,453
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当 - -
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの
の概要
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載
しておりません。
2【その他】
該当事項はありません。
16/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
17/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月11日
アルコニックス株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
狩野 茂行 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
井尾 稔 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
金澤 聡 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているアルコニックス
株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、
すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビュー
を行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、 アルコニックス 株式会社及び連結子会社の2020年6月30日現在の財政
状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者 並びに監査役及び監査役会 の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける 監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
18/19
EDINET提出書類
アルコニックス株式会社(E02998)
四半期報告書
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対 する 質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続 を 実施 する 。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半
期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
19/19