株式会社デサント 臨時報告書
EDINET提出書類
株式会社デサント(E00601)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2020年7月17日
【会社名】 株式会社デサント
【英訳名】 DESCENTE,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 小 関 秀 一
【本店の所在の場所】 大阪市天王寺区堂ヶ芝一丁目11番3号
【電話番号】 (06)-6774-0365
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員 土 橋 晃
【最寄りの連絡場所】 大阪市天王寺区堂ヶ芝一丁目11番3号
【電話番号】 (06)-6774-0365
【事務連絡者氏名】 取締役常務執行役員 土 橋 晃
【縦覧に供する場所】 株式会社デサント東京支店
(東京都豊島区目白一丁目4番8号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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EDINET提出書類
株式会社デサント(E00601)
臨時報告書
1【提出理由】
当社は、 2020 年7月 15 日開催の取締役会において、当社の 100% 子会社として新たに設立した『デサント』ブランドの
中国商標権等を保有する管理会社である Descente China IP Limited (以下「 DC-IP 」といいます。)の株式を、『デサ
ント』ブランドの中国事業に係る合弁会社である、 Descente China Holding Limited (以下「 DCH 」といいます。)へ現
物出資すること等により当社グループによる DCH に対する持株比率を引き上げる再編(以下「本件再編」といいます。)
に係る契約の締結を決議いたしました。これに伴い、当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フ
ローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第 24 条の5第4項並びに企業内容等の
開示に関する内閣府令第 19 条第2項第 19 号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2【報告内容】
(1)当該事象の発生年月日
2020年7月15日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
①当該事象の概要
当社は、2016年4月、中国における『デサント』ブランド展開のため、安踏体育用品有限公司(本社:中国
福建省 廈門市 、代表者:丁世忠)(以下「Anta」といいます。)の子会社である安迪体育用品有限公司(以下
「Andes」といいます。)60%、当社の子会社のデサントグローバルリテール株式会社(本社:韓国 ソウル市、
代表取締役社長:金勳道、以下「DGR」といいます。)30%、 伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役
社長COO:鈴木善久)の子会社であるITOCHU Textile Prominent(Asia)Limited(本社:中国 香港市、代表取締役社長:
森田洋、以下「IPA」といいます。) 10%の出資比率でDCHを設立しました。
当社は、当社が保有する『デサント』ブランドの中国における商標権等をDC-IPを通じてDCHに保有させ、今後
の『デサント』ブランドの中国での展開の更なる加速・拡大を図るため、当社の保有するDC-IPの発行済株式の
うち90%をDCHへ現物出資すること等によりDCHへの出資比率を現状の30%から40%に高め、同ブランドの中国事業
に係る収益を拡大いたします。
以上を踏まえ、当社は、2020年7月15日、当社取締役会において、本件再編に係る契約を締結することを決議
いたしました。
なお、本契約は同日付で締結済みであります。
契約締結後、当社は、当社が保有する『デサント』ブランドの中国における商標権等をDC-IPに現物出資しま
す。その後、(1)当社は、当社の保有するDC-IPの発行済株式のうち90%をDCHへ現物出資することで、DCHの株式
を追加取得し、(2) Andesは、DCHの第三者割当増資を引き受けるとともに、DGR及びIPAから、DCH株式の一部を
譲り受けます。以上のステップにより、DCHに対する各社の出資比率は、Antaグループ54.0%、当社グループ:
40.0%、伊藤忠グループ:6.0%となります。
②日程
(1) 契約日 2020年7月15日
クロージング
① 当社によるDC-IP株式のDCHへの現物出資
及びDCH株式の取得
(2) 2020年12月下旬(予定)
② AndesによるDCHの第三者割当増資引受
③ DGR及びIPAによるDCH株式の一部のAndes
への譲渡
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2021年3月期の連結業績において、持分変動差額(特別利益)約4,000百万円が発生する
見通しであり、2021年3月期の連結業績予想に織り込み済みです。
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